JP3254244B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3254244B2
JP3254244B2 JP15824692A JP15824692A JP3254244B2 JP 3254244 B2 JP3254244 B2 JP 3254244B2 JP 15824692 A JP15824692 A JP 15824692A JP 15824692 A JP15824692 A JP 15824692A JP 3254244 B2 JP3254244 B2 JP 3254244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2色記録を行うプリン
タ,デジタル複写機や、フルカラー記録を行うプリン
タ,デジタル複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置にはレーザプリンタ
やデジタル複写機などがあり、図28はレーザプリンタ
の一般的な構造を示す。感光体ドラム1はモータにより
回転駆動され、帯電器2により均一に帯電された後に書
き込み装置3によりレーザビームが照射されて画像が書
き込まれることにより静電潜像が形成される。この静電
潜像は現像器4により現像されてトナー像となり、給紙
装置5から給紙された転写紙へ転写器6により転写され
る。転写紙は感光体ドラム1から分離されて搬送装置7
により搬送され、定着装置8によりトナー像が定着され
てトレイ9へ排出される。また、感光体ドラム1は転写
紙分離後にクリーニング装置10により残留トナーが除
去される。
【0003】書き込み装置3は図29にも示すように密
閉されたケーシング11内にレーザ光源12、シリンド
リカルレンズ13、ポリゴンミラー14、fθレンズ1
5、ミラー16,17、ビーム検出器18が装着されて
ケーシング11の開口部に防塵ガラス19が嵌合され、
ポリゴンミラー14がポリゴンモータにより回転駆動さ
れる。レーザ光源12は変調駆動回路で画像信号により
変調され、その画像信号に応じた強度のレーザ光を射出
する。このレーザ光はシリンドリカルレンズ13を介し
てポリゴンミラー14により偏向され、fθレンズ15
およびミラー16,防塵ガラス19を介して感光体ドラ
ム1に照射される。この場合、感光体ドラム1はモータ
で回転駆動されることにより副走査され、防塵ガラス1
9からのレーザビームによりポリゴンミラー14の回転
に伴ってA点からB点までの幅Lの有効範囲が繰り返し
て主走査されて静電潜像が形成される。また、fθレン
ズ15からのレーザ光がミラー17を介してビーム検出
器18により検出され、このビーム検出器18の出力信
号より所定の時間遅延したタイミングで画像信号が上記
変調駆動回路へ送られる。
【0004】また、図30は2色レーザプリンタの構成
例を示す。感光体ドラム21はモータにより回転駆動さ
れ、帯電器22により均一に帯電された後に書き込み装
置23によりレーザビーム24が照射されて1色目の画
像が書き込まれることにより静電潜像が形成される。こ
の静電潜像は現像器25により現像されて1色目のトナ
ー像となる。さらに、感光体ドラム21は帯電器26に
より均一に帯電された後に書き込み装置23によりレー
ザビーム27が照射されて2色目の画像が1色目のトナ
ー像に重ねて書き込まれることにより静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像器28により現像されて2色
目のトナー像となり、給紙装置から転写紙29が給紙さ
れてこの転写紙29へ感光体ドラム21上の各色のトナ
ー像が転写器30により転写される。転写紙29は感光
体ドラム21から分離されて定着装置によりトナー像が
定着されて外部へ排出される。また、感光体ドラム21
は転写紙分離後にクリーニングブラシ32およびクリー
ニングブレード33を有するクリーニング装置により残
留トナーが除去され、除電ランプ34により残留電荷が
消去される。
【0005】書き込み装置23においては、図示しない
2つの半導体レーザが変調駆動回路で2色の画像信号に
よりそれぞれ変調されてこれらの画像信号に応じた強度
のレーザビーム24,27を射出し、このレーザビーム
24,27がポリゴンミラー35により偏向されてfθ
レンズ36,37およびミラー38〜41を介して感光
体ドラム21に照射される。この場合、感光体ドラム2
1はモータで回転駆動されることにより副走査され、レ
ーザビーム24,27によりポリゴンミラー35の回転
に伴って異なる位置で主走査されて2つの静電潜像が形
成される。また、上記書き込み装置3のミラー17およ
びビーム検出器18と同様にミラーおよびビーム検出器
が設けられてポリゴンミラー35からのレーザビーム2
4,27がそれぞれミラーを介して2つのビーム検出器
により検出され、これらのビーム検出器の出力信号より
所定の時間遅延した各タイミングで2色の画像信号がそ
れぞれ上記変調駆動回路へ送られる。
【0006】また、特開昭63ー300259号公報や
特開平1ー141746号公報等には、複数の感光体ド
ラム上に各色のトナー像を形成してこれらを搬送ベルト
上に重ねて転写した後に転写紙へ転写し、搬送ベルトか
らマークをCCD(電荷結合素子)で検出してその検出
信号により感光体ドラムの像形成位置を補正する画像形
成装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した図28のレー
ザプリンタでは、内部の温度変動による感光体ドラム1
と書き込み装置3との相対的な位置変化や、書き込み装
置3内のレーザ光源12、ポリゴンミラー14、fθレ
ンズ15、ミラー16の相対的な位置変化により、感光
体ドラム1上のレーザ光照射位置(A点やB点)、レー
ザ光照射幅Lが変化する。この現象は上述した図30の
2色レーザプリンタや、上記特開昭63ー300259
号公報および特開平1ー141746号公報等記載の画
像形成装置で同様に生じて色ずれという問題が生ずるこ
とになる。
【0008】また、上記特開昭63ー300259号公
報および特開平1ー141746号公報等記載の画像形
成装置では、搬送ベルトからマークをCCDで検出して
その検出信号により感光体ドラムの像形成位置を補正す
るので、CCDの駆動回路が必要になって大型になり、
コストも高くなる。
【0009】本発明は、上記欠点を改善し、色ずれを低
減できてコンパクトで安価に実現できる画像形成装置
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に書き込み装置
で複数色の画像を書き込んで潜像を形成し、これらの潜
像を現像装置により複数色のトナーでそれぞれ現像して
転写部材に転写する画像形成装置において、前記書き込
み装置で前記像担持体上に形成された第1色目の潜像を
前記現像装置で現像することにより形成された第1色目
のトナー像に、前記書き込み装置で前記像担持体上に所
定のタイミングで形成された第2色目の潜像を前記現像
装置で現像することにより形成された第2色目のトナー
像を重ねて形成されたトナー像パターンと、前記書き込
み装置で前記像担持体上に形成された第1色目の潜像を
前記現像装置で現像することにより形成された第1色目
のトナー像に、前記書き込み装置で前記像担持体上に所
定のタイミングから所定量ずらしたタイミングで形成さ
れた第2色目の潜像を前記現像装置で現像することによ
り形成された第2色目のトナー像を重ねて形成されたト
ナー像パターンとを検知する光学センサと、前記光学セ
ンサからの出力信号から1色目の画像と2色目の画像と
の主走査方向における位置ずれ量と位置ずれ方向とを判
断し、前記1色目の画像と前記2色目の画像との位置ず
れを補正する補正手段とを備えたものであり、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、
前記光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射
してその正反射光を検知するものであり、請求項3記載
の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記
光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射して
その乱反射光を検知するものであり、請求項4記載の発
明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記光学
センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射してその
総合反射光を検知するものであり、請求項5記載の発明
は、請求項1記載の画像形成装置において、前記光学セ
ンサは前記像担持体上のトナー像に光を照射してその非
拡散透過光を検知するものであり、請求項6記載の発明
は、請求項1記載の画像形成装置において、前記光学セ
ンサは前記像担持体上のトナー像に光を照射してその拡
散透過光を検知するものであり、請求項7記載の発明
は、請求項1,2,3,4,5または6記載の画像形成
装置において、前記像担持体に形成する2色のトナー像
各形成領域の大きさおよび形状を概略一致させるもの
であり、請求項8記載の発明は、請求項1,2,3,
4,5または6記載の画像形成装置において、前記像担
持体に形成する2色のトナー像は、前記第1色目のトナ
ー像を形成する領域の大きさおよび形状と,前記第2色
目のトナー像を形成しない領域の大きさおよび形状とを
概略一致させるものであり、請求項9記載の発明は、請
求項1,2,3,4,5または6記載の画像形成装置
おいて、前記トナー像における前記書き込み位置の調整
方向に対して垂直な方向の辺の長さ前記光学センサの
検出領域における前記書き込み位置の調整方向に対して
垂直な方向の長さより長くするものであり、請求項10
記載の発明は、請求項1,3,4または6記載の画像形
成装置において、前記像担持体に形成する2色のトナー
は、前記第1色目のトナー像を形成する領域における
前記書き込み位置の調整方向と平行な方向の長さと,
第2色目のトナー像を形成しない領域における前記書
き込み位置の調整方向と平行な方向の長さとを概略一致
させるものであり、請求項11記載の発明は、請求項
1,2,3,4,5または6記載の画像形成装置におい
て、前記像担持体に形成する2色のトナー像は、前記
1色目のトナー像を形成する領域における前記書き込み
位置の調整方向と平行な方向の長さと,前記第2色目の
トナー像を形成する領域における前記書き込み位置の調
整方向と平行な方向の長さとを概略一致させるものであ
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明を適用した画像形成装置の第1
の例を示す。この第1の例は2色レーザプリンタの例で
あり、前述した図30の2色レーザプリンタにおいて、
現像器28と転写器30との間に1つの書き込み位置ず
れ検知用光学センサ42を配置している。また、上記2
色は、第1色が黒であり、第2色が赤であ。
【0012】図2は感光体ドラム21および光学センサ
42を示す。光学センサ42は感光体ドラム21上の有
効画像形成領域のレーザビーム走査開始側に隣接したパ
ターン形成領域と所定の間隔をおいて対向して設置さ
れ、感光体ドラム21上のパターン形成領域に形成され
たトナー像パターン43を光学的に検知する。なお、光
学センサ42はレーザビーム走査方向(主走査方向)に
複数個配置して感光体ドラム21上のパターン形成領域
に形成されたトナー像パターン43を複数箇所で検知す
るようにしてもよい。
【0013】トナー像パターン43はメモリに格納され
ている予め定められた2色のパターン信号により形成さ
れる。すなわち、感光体ドラム21は帯電器22により
均一に帯電された後に書き込み装置23にてレーザビー
ム24が照射されて1色目のパターンが書き込まれるこ
とにより静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器
25により現像されて1色目のトナー像パターンとな
る。さらに、感光体ドラム21は帯電器26により均一
に帯電された後に書き込み装置23によりレーザビーム
27が照射されて2色目のパターンが1色目のトナー像
パターンに位置合わせして書き込まれることにより静電
潜像が形成される。この静電潜像は現像器28により現
像されて2色目のトナー像パターンとなり、1色目のト
ナー像パターンと2色目のトナー像パターンとでトナー
像パターン43が形成される。このトナー像パターン4
3は給紙装置からの転写紙29へ転写されずにクリーニ
ング装置により除去される。
【0014】書き込み装置23においては、前記2つの
半導体レーザが変調駆動回路でメモリから読み出された
2色のパターン信号によりそれぞれ変調されてこれらの
パターン信号に応じた強度のレーザビーム24,27を
射出し、このレーザビーム24,27がポリゴンミラー
35により偏向されてfθレンズ36,37およびミラ
ー38〜41を介して感光体ドラム21に照射される。
感光体ドラム21はモータで回転駆動されることにより
副走査され、レーザビーム24,27によりポリゴンミ
ラー35の回転に伴って異なる位置で主走査されて2色
のパターン信号による静電潜像が形成される。また、ポ
リゴンミラー35からのレーザビーム24,27がそれ
ぞれミラーを介して2つのビーム検出器により検出さ
れ、これらのビーム検出器の出力信号より所定の時間遅
延した各タイミングで2色のパターン信号がそれぞれ上
記変調駆動回路へ送られる。
【0015】図3はトナー像パターン43を示す。トナ
ー像パターン43は主走査方向の書き込み位置ずれ検知
用トナー像パターンであり、主走査方向へ3ドット幅を
有する3つのライン像431,432,433が主走査方
向へ3ドット幅の間隔をおいて周期的に配置されたもの
であり、主走査方向の全体の幅(15ドット幅)よりも
副走査方向の幅が長く設定されている。書き込み装置2
3の書き込み密度を例えば400dpiとすれば1ドッ
ト幅は0.0635mmであり、3ドット幅は0.19
05mmである。また、トナー像パターン43は画像書
き込み位置調整方向と平行な方向の幅が光学センサ42
の検知領域の画像書き込み位置調整方向と平行な方向の
幅より短く設定され、かつ、画像書き込み開始位置の調
整方向に対して概略垂直な方向の辺の長さが画像書き込
み開始位置調整方向と平行な方向の長さより長く、例え
ば3倍以上としている。
【0016】トナー像パターン43は図5〜図7に示す
ように互いに大きさおよび形状が概略一致する黒のトナ
ー像パターン431b,432b,433bと赤のトナー
像パターン431r,432r,433rとからなり、黒
のトナー像パターン431b,432b,433bと赤の
トナー像パターン431r,432r,433rとの位置
ずれが無い場合には図5に示すようになる。また、黒の
トナー像パターン431b,432b,433bと赤のト
ナー像パターン431r,432r,433rとが主走査
方向へ相対的に1ドットずれた場合には図6に示すよう
になり、黒のトナー像パターン431b,432b,43
3bと赤のトナー像パターン431r,432r,433
とが主走査方向へ相対的に3ドットずれた場合には図7
に示すようになる。
【0017】光学センサ42は図8に示すように保持部
材423の内部に発光素子421と受光素子422とを感
光体ドラム21に対して対称に設け、保持部材423
光の通る光路を形成することにより絞りを設けて保持部
材423の表面側にカバーガラス424を取り付けたもの
である。この光学センサ42は発光素子421から感光
体ドラム21上のトナー像パターン43へ光を照射して
その正反射光を受光素子422で受光し、感光体ドラム
21からの乱反射光はほとんど保持部材423により遮
断されて受光素子422に入射しない。
【0018】図4は黒のトナー像パターンと赤のトナー
像パターンとの主走査方向の位置ずれ量と光学センサ4
2の出力信号との関係を示す。光学センサ42の出力値
は黒のトナー像パターン43b,43b,43
と赤のトナー像パターン43r,43r,43
との主走査方向の相対的な位置ずれが無い(0である)
場合にはV0となり、黒のトナー像パターン43b,
43b,43bと赤のトナー像パターン43r,
43r,43rとの主走査方向の相対的な位置ずれ
が1ドット,2ドット,3ドットと大きくなるに従って
V1,V2,V3と小さくなる。また、光学センサ42
の出力値は黒のトナー像パターン43b,43b,
43bと赤のトナー像パターン43r,43r,
43rとの主走査方向の相対的な位置ずれが3ドット
より大きくなった場合には再度大きくなってくる。
【0019】したがって、光学センサ42の出力値によ
り黒のトナー像パターン431b,432b,433bと
赤のトナー像パターン431r,432r,433rとの
主走査方向の相対的な位置ずれを検知することができ
る。なお、光学センサ42の出力値は感光体ドラム21
上のトナーが付着していない領域ではV0より大きな値
VKとなる。ここに、感光体ドラム21に対して光を照
射してその正反射光を検知する光学センサ42は感光体
ドラム21上の検出範囲が検出すべきトナー像パターン
43の位置ずれ量に対して十分に広い範囲であることが
必要であり、この例では直径1〜2mm以上の検出範囲
に設定される。
【0020】次に、主走査方向の画像書き込み位置の設
定について説明する。書き込み装置23では各ライン
(主走査方向のライン)毎に画像書き込み位置を一定に
するために、画像記録の前走査段階(レーザビームで図
2に示すような感光体ドラム21上の有効画像形成領域
より前側を走査する段階)でレーザビーム24,27が
特定の位置に到来したことをそれぞれビーム検出器、例
えばPINフォトダイオードで検出している。このビー
ム検出器からの検出信号を基準として所定時間経過後に
書き込み装置によりレーザビーム24,27で画像の書
き込みが開始される。そして、上記所定時間が変更され
ることにより画像書き込み位置が変更して有効画像形成
領域が主走査方向に移動される。
【0021】図16は上記ビーム検出器の出力信号と画
像書き込み開始タイミングとの関係を説明するための図
である。ビーム検出器44はポリゴンミラー35からの
レーザビーム24を画像記録の前走査段階で検出し、画
像書き込みタイミング設定回路45(図18参照)はビ
ーム検出器44の図16(a)に示すような出力信号を
所定の時間t遅延させて図16(b)に示すような信号
とし、この信号に同期して図16(c)に示すような周
期Sの画像クロックを生成させる。そして、画像書き込
みタイミング設定回路45は図16(b)に示すような
信号より後で上記画像クロックを所定数nbカウントし
た後(T時間が経過した後)に図16(d)に示すよう
な画像書き込みタイミング信号を生成し、この画像書き
込みタイミング信号により黒色の画像信号を上記変調駆
動回路へ出力して半導体レーザを変調させ、この半導体
レーザからのレーザビーム24で黒色の画像書き込みを
感光体ドラム21上のA点から主走査方向へ開始させ
る。
【0022】同様に、ポリゴンミラー35からのレーザ
ビーム27がビーム検出器により画像記録の前走査段階
で検出され、画像書き込みタイミング設定回路45(図
18参照)はそのビーム検出器出力信号を所定の時間t
遅延させ、その遅延した信号に同期して周期Sの画像ク
ロックを生成させる。そして、画像書き込みタイミング
設定回路45はその遅延した信号より後で画像クロック
を所定数nrカウントした後に画像書き込みタイミング
信号を生成し、この画像書き込みタイミング信号により
赤色の画像信号を上記変調駆動回路へ出力して半導体レ
ーザを変調させ、この半導体レーザからのレーザビーム
27で赤色の画像書き込みを感光体ドラム21上のA点
から主走査方向へ開始させる。
【0023】画像書き込みタイミング設定回路45は上
記所定数nrを補正信号で補正することによって赤色の
画像書き込みタイミング信号の発生タイミングを補正し
て赤色の画像書き込み開始位置を感光体ドラム21上の
A点から主走査方向へ補正する(又は上記所定数nbを
補正信号で補正することによって黒色の画像書き込みタ
イミング信号の発生タイミングを補正して黒色の画像書
き込み開始位置を感光体ドラム21上のA点から主走査
方向へ補正する)。
【0024】次に、画像書き込み位置の補正について説
明する。ここでは、経時での2色間の位置ずれ量は±1
ドット以内と考え、2色間の位置ずれ量が±1ドット以
上ずれたときはエラー信号を出すものとする。上記トナ
ー像パターン43は図17に示すように感光体ドラム2
1の回転方向へ所定の間隔をおいて3つの領域A,B,
Cに3組のトナー像パターン43A,43B,43Cと
して設けられ、これらのトナー像パターン43A,43
B,43Cは図3に示すような黒のトナー像パターン4
1b,432b,433bと赤のトナー像パターン431
r,432r,433rとからなる。
【0025】ここに、3組のトナー像パターン43A,
43B,43Cにおいては黒のトナー像パターン431
b,432b,433bが互いに同じであるが、赤のトナ
ー像パターン431r,432r,433rはトナー像パ
ターン43Bでは現状位置に(図16で説明したnがそ
のままとなるように)形成する。また、赤のトナー像パ
ターン431r,432r,433rはトナー像パターン
43Aでは現状位置に対して1ドットだけマイナス方向
へずらせて(図16で説明したnがn−1となるよう
に)形成され、トナー像パターン43Cでは現状位置に
対して1ドットだけプラス方向へずらせて(図16で説
明したnがn+1となるように)形成される。これらの
トナー像パターン43A,43B,43Cが光学センサ
42で検知されることにより2色間の位置ずれ量および
位置ずれ方向が検知される。
【0026】図18はこの第1の例の回路構成の一部を
示す。光学センサ42の出力信号はA/D変換器46に
よりA/D変換されてマイクロコンピュータ(CPU)
47に入力される。CPU47は感光体ドラム21上の
トナー像パターン43A,43B,43Cに対する光学
センサ42の図19に示すような出力信号VA,VB,
VCから2色間の位置ずれ量および位置ずれ方向を判断
し、その位置ずれ量が所定の範囲内(±1ドット以内)
にある時にはその位置ずれ量に応じて補正信号を画像書
き込みタイミング設定回路45に出力する。
【0027】画像書き込みタイミング設定回路45はそ
の補正信号で上記所定数nrを補正することによって赤
色の画像書き込みタイミング信号の発生タイミングを補
正して赤色の画像書き込み開始位置を感光体ドラム21
上のA点から主走査方向へ2色間の位置ずれを無くなる
ように補正する。また、CPU47は2色間の位置ずれ
量が所定の範囲(±1ドット)以上にある時にはエラー
信号を操作部48へ出力して操作部48の表示器にエラ
ーメッセージを表示させ、手動での2色間の位置合わせ
調整を促す。
【0028】図20はCPU47の処理フローの一部を
示す。CPU47は予め光学センサ42の出力信号のば
らつきや図4の特性を考慮して決められた定数e,s,
uに基づいてVA,VB,VCにより2色間の位置ずれ
を判断する。すなわち、CPU47はステップS1でV
A−VB>eであるか否かを判断し、VA−VB>eで
ある場合にはステップS2でVB−VC>eであるか否
かを判断する。
【0029】そして、CPU47はVB−VC>eであ
る場合にはステップS3でVA>sであるか否かを判断
し、VA>sである場合には図21に示すようにVAだ
けがsより大きくてVB,VCがsより小さいから2色
間の位置ずれ量がトナー像パターン43A,43B,4
3Cの形成されている3つの領域A,B,Cのうち領域
Aで最も小さいと判断してステップS4で−1ドットの
補正信号を画像書き込みタイミング設定回路45へ出力
する。画像書き込みタイミング設定回路45はその補正
信号で上記所定数nrをnr+1に補正することによっ
て赤色の画像書き込みタイミング信号の発生タイミング
をプラス方向へ1ドットだけ補正して赤色の画像書き込
み開始位置を感光体ドラム21上のA点から主走査方向
へ2色間の位置ずれが無くなるように補正する。
【0030】また、CPU47はVB−VC>eでない
場合にはステップS2からステップS5に進んでエラー
信号を操作部48へ出力して操作部48の表示器にエラ
ーメッセージを表示させることにより手動での2色間の
位置合わせ調整を促し、VA>sでない場合にもステッ
プS3からステップS5に進んでエラー信号を操作部4
8へ出力して操作部48の表示器にエラーメッセージを
表示させることにより手動での2色間の位置合わせ調整
を促す。
【0031】また、CPU47はVA−VB>eでない
場合にはステップS1からステップS6に進んでVA−
VB<−eであるか否かを判断し、VA−VB<−e
ある場合にはステップS7でVB−VC<−eであるか
否かを判断する。CPU47はVB−VC<−eである
場合にはステップS8でVC>sであるか否かを判断
し、VC>sである場合には図22に示すようにVCだ
けがsより大きくてVA,VBがsより小さいから2色
間の位置ずれ量がトナー像パターン43A,43B,4
3Cの形成されている3つの領域A,B,Cのうち領域
Cで最も小さいと判断してステップS9で+1ドットの
補正信号を画像書き込みタイミング設定回路45へ出力
する。画像書き込みタイミング設定回路45はその補正
信号で上記所定数nrをnr−1に補正することによっ
て赤色の画像書き込みタイミング信号の発生タイミング
をマイナス方向へ1ドットだけ補正して赤色の画像書き
込み開始位置を感光体ドラム21上のA点から主走査方
向へ2色間の位置ずれが無くなるように補正する。
【0032】また、CPU47はVC>sでない場合に
もステップS8からステップS5に進んでエラー信号を
操作部48へ出力して操作部48の表示器にエラーメッ
セージを表示させることにより手動での2色間の位置合
わせ調整を促す。さらに、CPU47はVB−VC<−
eでない場合にはステップS7からステップS10に進
んでVB−VC>eであるか否かを判断し、VB−VC
>eである場合にはステップS11でVB>sであるか
否かを判断する。
【0033】CPU47はVB>sである場合には図2
3に示すようにVBだけがsより大きくてVA,VCが
sより小さいから2色間の位置ずれ量がトナー像パター
ン43A,43B,43Cの形成されている3つの領域
A,B,Cのうち領域Bで最も小さいと判断してステッ
プS12で補正信号を0として現状のままとする。した
がって、画像書き込みタイミング設定回路45は上記所
定数nrを補正せず、赤色の画像書き込みタイミング信
号の発生タイミングを補正しない。また、CPU47は
VB>sでない場合にもステップS11からステップS
13に進んでエラー信号を操作部48へ出力して操作部
48の表示器にエラーメッセージを表示させることによ
り手動での2色間の位置合わせ調整を促す。
【0034】CPU47はVB−VC>eでない場合に
はステップS10からステップS14に進んでVB>
u,VC>uであるか否かを判断し、VB>u,VC>
uである場合には図24に示すようにVB,VCがuよ
り大きくてVAがuより小さいから2色間の位置ずれ量
がトナー像パターン43A,43B,43Cの形成され
ている3つの領域A,B,Cのうち領域B,Cの中間で
最も小さいと判断してステップS12で+1/2ドット
の補正信号を画像書き込みタイミング設定回路45へ出
力する。画像書き込みタイミング設定回路45はその補
正信号で赤色の画像書き込みタイミング信号の発生タイ
ミングを1/2ドットだけマイナス方向へ補正して赤色
の画像書き込み開始位置を感光体ドラム21上のA点か
ら主走査方向へ2色間の位置ずれが無くなるように補正
する。
【0035】CPU47はVB>u,VC>uでない場
合にはステップS14からステップS13に進んでエラ
ー信号を操作部48へ出力して操作部48の表示器にエ
ラーメッセージを表示させることにより手動での2色間
の位置合わせ調整を促す。CPU47はVA−VB<−
eでない場合にはステップS6からステップS16に進
んでVA>u,VB>uであるか否かを判断し、VA>
u,VB>uである場合には図25に示すようにVA,
VBがuより大きくてVCがuより小さいから2色間の
位置ずれ量がトナー像パターン43A,43B,43C
の形成されている3つの領域A,B,Cのうち領域A,
Bの中間で最も小さいと判断してステップS12で−1
/2ドットの補正信号を画像書き込みタイミング設定回
路45へ出力する。画像書き込みタイミング設定回路4
5はその補正信号で赤色の画像書き込みタイミング信号
の発生タイミングを1/2ドットだけプラス方向へ補正
して赤色の画像書き込み開始位置を感光体ドラム21上
のA点から主走査方向へ2色間の位置ずれが無くなるよ
うに補正する。
【0036】また、CPU47はVA>u,VB>uで
ない場合にはステップS16からステップS17に進ん
でエラー信号を操作部48へ出力して操作部48の表示
器にエラーメッセージを表示させることにより手動での
2色間の位置合わせ調整を促す。
【0037】このように第1の例では、トナー像パター
ン43に対して光学センサ42により光を照射してその
正反射光を検知し、この検知結果によって画像書き込み
開始位置を調整するので、黒のトナー像パターン431
b,432b,433bと赤のトナー像パターン43
1r,432r,433rとの位置ずれが無いときに光学
センサ42への正反射光が最大になり、これが最大にな
るように黒のトナー像パターン431b,432b,43
3bと赤のトナー像パターン431r,432r,433
との位置ずれを調整することができて色ずれを低減でき
る。しかも、CCDを用いずにコンパクトで安価に実現
できる。
【0038】また、一般に感光体ドラム上のトナー像は
感光体ドラムに画像を書き込んで形成した潜像とは大き
さが異なるが、感光体ドラム21上に実際に作像した黒
のトナー像パターン431b,432b,433bと赤の
トナー像パターン431r,432r,433rとは大き
さおよび形状が概略一致するので、その位置ずれを精度
良く検知することができる。さらに、一般に感光体ドラ
ムからの正反射光が感光体ドラムからの乱反射光より多
いので、S/Nが高くなる。また、画像書き込み開始位
置の調整方向に対して概略垂直な方向の辺の長さがトナ
ー像パターン43の画像書き込み開始位置調整方向と平
行な方向の長さより長く、例えば3倍以上とするので、
画像書き込み開始位置調整に関係無い画像書き込み開始
位置調整方向に対して垂直な方向のトナー像パターン位
置ずれの影響を受けなくなり、精度の良い2色の位置ず
れ検知が可能となる。
【0039】また、トナー像パターン43は画像書き込
み開始位置調整方向と平行な主走査方向へ3ドット幅を
有する3つのライン像431,432,433が主走査方
向へ3ドット幅の間隔をおいて周期的に配置されたもの
であって、画像書き込み開始位置調整方向と平行な方向
の幅が光学センサ42の検知領域の画像書き込み開始位
置調整方向と平行な方向の幅より短く設定されているの
で、画像書き込み位置のずれ量δが小さい時にはその検
知信号の変化量Dは D=δ・L となる。但し、Lは光学センサ42の検知範囲内におけ
るトナー像パターン43のエッジ部のずれ方向と垂直な
方向の長さ成分の総和である。したがって、トナー像パ
ターン43を細かくすることで感度が良くなる。また、
光学センサ42は2色のトナー像パターン43が黒のト
ナー像パターンを含むので、その検知感度が良い。
【0040】本発明を適用した画像形成装置の第2の例
においては、上記第1の例において、光学センサ42の
代りに図9に示すような光学センサ49が用いられる。
この光学センサ49は保持部材49の内部に発光素子
49と受光素子49とを感光体ドラム21に対して
設け、保持部材49に光の通る光路を形成することに
より絞りを設けて保持部材49の表面側にカバーガラ
ス49を取り付けたものである。発光素子49は感
光体ドラム21上のトナー像パターン43へ光を斜めに
照射し、受光素子49はその正反射光を入らない位置
に配置される。この受光素子49は感光体ドラム21
からの乱反射光を受光する。
【0041】この第2の例では、光学センサ49が感光
体ドラム21からの乱反射光を受光するので、黒のトナ
ー像パターン431b,432b,433bと赤のトナー
像パターン431r,432r,433rとの位置ずれが
無いときに光学センサ49への乱反射光が最大になり、
これが最大になるように黒のトナー像パターン43
1b,432b,433bと赤のトナー像パターン43
1r,432r,433rとの位置ずれを調整することが
できて色ずれを低減できる。しかも、CCDを用いずに
コンパクトで安価に実現できる。
【0042】本発明を適用した画像形成装置の第3の例
においては、上記第1の例において、光学センサ42の
代りに図10に示すような光学センサ50が用いられ
る。この光学センサ50は保持部材50の内部に発光
素子50と受光面積の大きい受光素子50とを設
け、保持部材50に光の通る光路を形成して保持部材
50の表面側にカバーガラス50を取り付けたもの
である。発光素子50は感光体ドラム21上のトナー
像パターン43へ光を斜めに照射し、その正反射光およ
び乱反射光からなる総合反射光が受光素子50により
受光される。
【0043】この第3の例では、光学センサ50が感光
体ドラム21からの総合反射光を受光するので、黒のト
ナー像パターン43b,43b,43bと赤のト
ナー像パターン43r,43r,43rとの位置
ずれが無いときに光学センサ42への正反射光が最大に
なって乱反射光が最小になり、光学センサ42の出力信
号により黒のトナー像パターン43b,43b,4
bと赤のトナー像パターン43r,43r,4
rとの位置ずれを調整することができて色ずれを低
減できる。しかも、光学センサ50が総合反射光を検知
するものであるから光学センサ50の設計や取り付けが
簡単であり、かつ、CCDを用いずにコンパクトで安価
に実現できる。また、正反射光と乱反射光の両方を含む
総合反射光を光学センサ50で検知するので、感度がや
や鈍るが、一般に正反射光が乱反射光より多くてトナー
像の位置ずれ検知が不可能となることがあまりない。
【0044】本発明を適用した画像形成装置の第4の例
においては、上記第1の例において、光学センサ42の
代りに図11に示すような光学センサ51が用いられ
る。この光学センサ51は保持部材51 の内部に発光
素子51 と受光素子5151 とを設け、保持部
51 に光の通る光路を形成して保持部材51 の表
面側にカバーガラス50 を取り付けたものである。発
光素子51 は感光体ドラム21上のトナー像パターン
43へ光を斜めに照射し、その正反射光および乱反射光
が受光素子51 ,51 によりそれぞれ受光される。
この受光素子51 ,51 の出力信号は差回路で差が
とられてA/D変換器46へ送られる。
【0045】この第4の例では、光学センサ51が感光
体ドラム21からの正合反射光および乱反射光を受光す
るので、黒のトナー像パターン43b,43b,4
bと赤のトナー像パターン43r,43r,4
rとの位置ずれが無いときに光学センサ42への正
合反射光が最大になって乱反射光が最小になることによ
り正合反射光と乱反射光との差が最大になり、これが最
大になるように黒のトナー像パターン43b,43
b,43bと赤のトナー像パターン43r,43
r,43rとの位置ずれを調整することができて色ず
れを低減できる。しかも、S/Nを高くでき、かつ、C
CDを用いずにコンパクトで安価に実現できる。
【0046】図12は本発明を適用した画像形成装置の
第5の例の一部を示す。この第5の例では、上記第1の
例において、感光体ドラム21上のトナー像が転写器3
0により搬送ベルト51上に転写された後に光学センサ
52を通過して図示しない転写器により給紙装置からの
転写紙へ転写され、この転写紙が定着装置へ送られる。
光学センサ52は上記光学センサ42の代りに用いられ
たものであり、発光素子52および受光素子52
搬送ベルト51を挾んでそのその両側に配置される。発
光素子52は非拡散の光をカバーガラス52を介し
て搬送ベルト51上のトナー像43へ照射し、その非拡
散透過光が受光素子52で受光される。搬送ベルト5
1は駆動ローラ53と他のローラに掛け渡され、駆動ロ
ーラ53により駆動されて回転する。
【0047】この第5の例では、光学センサ52が搬送
ベルト51からの非拡散透過光を受光するので、黒のト
ナー像パターン431b,432b,433bと赤のトナ
ー像パターン431r,432r,433rとの位置ずれ
が無いときに光学センサ42への非拡散透過光が最小に
なり、これが最小になるように黒のトナー像パターン4
1b,432b,433bと赤のトナー像パターン431
r,432r,433rとの位置ずれを調整することがで
きて色ずれを低減できる。しかも、CCDを用いずにコ
ンパクトで安価に実現できる。
【0048】本発明を適用した画像形成装置の第6の例
においては、上記第5の例において、光学センサ52の
代りに図13に示すような光学センサ52aが用いられ
る。この光学センサ54aは、光学センサ52におい
て、受光素子52の代りに受光面積の大きい環状の受
光素子52aを用いるようにしたものである。発光素
子52は光をカバーガラス52を介して搬送ベルト
51上のトナー像43へ照射し、その拡散透過光が受光
素子5233で受光される。
【0049】この第6の例では、光学センサ52aが搬
送ベルト51からの拡散透過光を受光するので、黒のト
ナー像パターン431b,432b,433bと赤のトナ
ー像パターン431r,432r,433rとの位置ずれ
が無いときに光学センサ42への拡散透過光が最大にな
り、これが最大になるように黒のトナー像パターン43
1b,432b,433bと赤のトナー像パターン43
1r,432r,433rとの位置ずれを調整することが
できて色ずれを低減できる。しかも、CCDを用いずに
コンパクトで安価に実現できる。
【0050】本発明を適用した画像形成装置の第7の例
においては、上記第5の例において、光学センサ52の
代りに図14に示すような光学センサ52bが用いられ
る。この光学センサ54bは、光学センサ52におい
て、受光素子52の代りに受光面積の大きい受光素子
52bを用いるようにしたものである。発光素子52
は光をカバーガラス52を介して搬送ベルト51上
のトナー像43へ照射し、その拡散透過光および非拡散
透過光からなる総合透過光が受光素子52で受光され
る。
【0051】この第7の例では、光学センサ52bが搬
送ベルト51からの総合透過光を受光するので、黒のト
ナー像パターン431b,432b,433bと赤のトナ
ー像パターン431r,432r,433rとの位置ずれ
が無いときに光学センサ42への非拡散透過光が最大に
なって拡散透過光が最小になり、光学センサ42の出力
信号により黒のトナー像パターン431b,432b,4
3bと赤のトナー像パターン431r,432r,433
rとの位置ずれを調整することができて色ずれを低減で
きる。しかも、光学センサ50が総合反射光を検知する
ものであるからトナー像の位置ずれ検知が不可能となる
ことがあまり無くて設計や取り付けが簡単であり、か
つ、CCDを用いずにコンパクトで安価に実現できる。
【0052】本発明を適用した画像形成装置の第8の例
においては、上記第5の例において、光学センサ52の
代りに図15に示すような光学センサ52cが用いられ
る。この光学センサ54cは、光学センサ52におい
て、受光素子52の代りに受光面積の大きい受光素子
5231,5232を用いるようにしたものである。発
光素子52は光をカバーガラス52を介して搬送ベ
ルト51上のトナー像43へ照射し、その拡散透過光お
よび非拡散透過光を含む総合透過光が受光素子5
31,5232でそれぞれ受光される。この第8の例
では、光学センサ52cが搬送ベルト51からの総合透
過光を受光するので、第7の例と同様に色ずれを低減で
き、トナー像の位置ずれ検知が不可能となることがあま
り無くて設計や取り付けが簡単であり、かつ、CCDを
用いずにコンパクトで安価に実現できる。
【0053】また、本発明を応用した画像形成装置の第
9の例においては、上記第1の例において、トナー像パ
ターン43は図26に示すように第1色目の黒のトナー
像パターン43bが形成される領域の大きさ及び形状が
第2色目の赤のトナー像パターン43r形成される領
域の大きさおよび形状と概略一致して黒のトナー像パタ
ーン43bと赤のトナー像パターン43rとが重ならな
いように設けられる。そして、CPU47は上述の例で
は2色のトナー像パターンが重なるように書き込み位置
を調整したが、2色のトナー像パターンが重ならないよ
うに書き込み位置を調整する。一般に感光体ドラム上の
トナー像は感光体ドラムに画像を書き込んで形成した潜
像とは大きさが異なるが、第9の例では感光体ドラム2
1上に実際に作像した黒のトナー像パターン43bと赤
のトナー像パターン43rとは大きさおよび形状が概略
一致するので、その位置ずれを精度良く検知することが
できる。さらに、一般に感光体ドラムからの正反射光が
感光体ドラムからの乱反射光より多いので、S/Nが高
くなる。
【0054】また、本発明を応用した画像形成装置の第
10の例においては、上記第1の例において、トナー像
パターン43は図27に示すように第1色目の黒のトナ
ー像パターン43bが形成される領域の大きさ及び形状
が第2色目の赤のトナー像パターン43r形成される
領域の大きさおよび形状と概略一致して黒のトナー像パ
ターン43bと赤のトナー像パターン43rとが重なら
ないように設けられる。そして、CPU47は第9の例
と同様に2色のトナー像パターンが重ならないように書
き込み位置を調整する。この第10の例では、第9の例
と同様に位置ずれを精度良く検知することができ、S/
Nが高くなる。
【0055】なお、上述の例では、経時での位置ずれ量
を±1ドット以内とし、トナー像パターンとしてライン
幅:3ドット,ライン間隔:3ドットのものを用いた
が、経時の位置ずれ量によりトナー像パターンの形状を
変えて同じS/N特性を得ることもできる。例えば経時
の位置ずれ量が大きいときはトナー像パターンのライン
幅やライン間隔を大きくし、逆に経時の位置ずれ量が小
さいときはトナー像パターンのライン幅やライン間隔を
小さくすることができる。また、副走査方向の位置ずれ
についてはトナー像パターンのライン方向を主走査方向
にして上述とほぼ同様に副走査方向の位置ずれを補正す
ることができる。
【0056】また、上述の例では、2つの色のトナー像
パターンを同じものとしてその相対的な位置が合ったと
きにトナー付着部の面積を最小にしたが、一方のトナー
像パターンを形成しない領域に他方のトナー像パターン
を形成することにより、2つのトナー像パターンの相対
的な位置が合ったときにトナー付着量が最大となるよう
にしてもよい。また、光学センサの検知感度を上げる必
要がある場合は同じトナー像パターンを光学センサで複
数回検知してその結果を平均化するようにしてもよい。
【0057】本発明は上述の例に限定されるものではな
く、感光体ドラム上に3色以上の潜像を形成してこれら
を3色以上のトナーでそれぞれ現像した後に転写紙又は
搬送ベルトに転写するフルカラー画像形成装置にも同様
に応用することができる。この場合、3色以上の書き込
み位置の中の2色の相対的な書き込み位置を上述の例と
同様に補正するという書き込み位置調整を各色の書き込
み位置について順次に行うことによって全ての色の書き
込み位置調整を自動的に行うことができ、その際に各色
のトナー像パターンの作成回数を概略同じにすることで
各色のトナーの消費を均一にすることができる。また、
各色のトナー像パターンの中の1色のトナー像パターン
を黒とすれば、黒トナーが他のカラートナーより反射率
が小さいために光学センサの検知感度が良くなる。
【0058】また、2色づつの相対的な書き込み位置を
順次に調整する場合にその2色の中の一方を常に定まっ
た色とすることで、誤差の蓄積を防ぐことができ、その
常に定まった色を黒とすることで光学センサの検知感度
を良くして誤差の蓄積を防ぐことができる。その際に、
黒のトナー像パターンを他のトナー像パターンの上に重
ねるようにすることで、反射光検出方式の光学センサの
検知感度を良くすることができる。逆に、黒のトナー像
パターンの上に他のトナー像パターンを重ねるようにす
ることで、透過光検出方式の光学センサの検知感度を良
くすることができる。
【0059】また、検出しようとする書き込み位置のず
れの大きさに応じてトナー像パターンの書き込み位置調
整方向の長さを変えることができる。この位置ずれ量に
対してトナー像パターンの位置ずれ方向の長さが2〜2
0倍のときに位置ずれ検出に感度があり、これが4〜8
倍の場合に感度が良い。しかしながら、位置ずれ量は予
め知ることができないので、書き込み位置のずれの大き
さに応じてトナー像パターンの書き込み位置調整方向の
長さを変えれば最適の位置ずれ検知をすることができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、像担持体上に書き込み装置で複数色の画像を書き込
んで潜像を形成し、これらの潜像を現像装置により複数
色のトナーでそれぞれ現像して転写部材に転写する画像
形成装置において、前記書き込み装置で前記像担持体上
に形成された第1色目の潜像を前記現像装置で現像する
ことにより形成された第1色目のトナー像に、前記書き
込み装置で前記像担持体上に所定のタイミングで形成さ
れた第2色目の潜像を前記現像装置で現像することによ
り形成された第2色目のトナー像を重ねて形成されたト
ナー像パターンと、前記書き込み装置で前記像担持体上
に形成された第1色目の潜像を前記現像装置で現像する
ことにより形成された第1色目のトナー像に、前記書き
込み装置で前記像担持体上に所定のタイミングから所定
量ずらしたタイミングで形成された第2色目の潜像を前
記現像装置で現像することにより形成された第2色目の
トナー像を重ねて形成されたトナー像パターンとを検知
する光学センサと、前記光学センサからの出力信号から
1色目の画像と2色目の画像との主走査方向における位
置ずれ量と位置ずれ方向とを判断し、前記1色目の画像
と前記2色目の画像との位置ずれを補正する補正手段と
を備えたので、光学センサの出力信号によりトナー像の
位置ずれを調整することができて色ずれを低減できる。
しかも、CCDを用いずにコンパクトで安価に実現でき
る。
【0061】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記光学センサは前記像担
持体上のトナー像に光を照射してその正反射光を検知す
ので、複数色のトナー像の位置ずれが無いときに光学
センサへの正反射光が最大になり、これが最大になるよ
うにトナー像の位置ずれを調整することができて色ずれ
を低減できる。更に、CCDを用いずにコンパクトで安
価に実現できる。
【0062】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記光学センサは前記像担
持体上のトナー像に光を照射してその乱反射光を検知す
ので、前記トナー像の位置ずれが無いときに光学セン
サへの乱反射光が最大になり、これが最大になるように
トナー像の位置ずれを調整することができて色ずれを低
減できる。しかも、CCDを用いずにコンパクトで安価
に実現できる。
【0063】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記光学センサは前記像担
持体上のトナー像に光を照射してその総合反射光を検知
するので、トナー像の位置ずれが無いときに光学センサ
への非拡散透過光が最小になって拡散透過光が最大にな
り、光学センサの出力信号によりトナー像の位置ずれを
調整することができて色ずれを低減できる。しかも、光
学センサが総合反射光を検知するものであるからトナー
像の位置ずれ検知が不可能となることがあまり無くて光
学センサの設計や取り付けが簡単であり、かつ、CCD
を用いずにコンパクトで安価に実現できる。
【0064】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記光学センサは前記像担
持体上のトナー像に光を照射してその非拡散透過光を検
知するので、トナー像の位置ずれが無いときに光学セン
サへの非拡散透過光が最小になり、これが最小になるよ
うにトナー像の位置ずれを調整することができて色ずれ
を低減できる。更に、CCDを用いずにコンパクトで安
価に実現できる。
【0065】請求項6記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記光学センサは前記像担
持体上のトナー像に光を照射してその拡散透過光を検知
するので、トナー像の位置ずれが無いときに光学センサ
への拡散透過光が最大になり、これが最大になるように
トナー像の位置ずれを調整することができて色ずれを低
減できる。しかも、CCDを用いずにコンパクトで安価
に実現できる。
【0066】請求項7記載の発明によれば、請求項1,
2,3,4,5または6記載の画像形成装置において、
前記像担持体に形成する2色のトナー像は各形成領域の
大きさおよび形状を概略一致させるので、精度の良いト
ナー像位置ずれ検知が可能になる。
【0067】請求項8記載の発明によれば、請求項1,
2,3,4,5または6記載の画像形成装置において、
前記像担持体に形成する2色のトナー像は、前記第1色
目のトナー像を形成する領域の大きさおよび形状と,
第2色目のトナー像を形成しない領域の大きさおよび
形状とを概略一致させるので、精度の良いトナー像位置
ずれ検知が可能でS/Nが高くなる。
【0068】請求項9記載の発明によれば、請求項1,
2,3,4,5または6記載の画像形成装置において、
前記トナー像における前記書き込み位置の調整方向に対
して垂直な方向の辺の長さ前記光学センサの検出領域
における前記書き込み位置の調整方向に対して垂直な方
向の長さより長くするので、書き込み位置の調整に関係
無い書き込み位置の調整方向に対して垂直な方向の書き
込み位置ずれの影響を受けなくて精度の良いトナー像位
置ずれ検知が可能になる。
【0069】請求項10記載の発明によれば、請求項
1,3,4または6記載の画像形成装置において、前記
像担持体に形成する2色のトナー像は、前記第1色目の
トナー像を形成する領域における前記書き込み位置の調
整方向と平行な方向の長さと,前記第2色目のトナー像
を形成しない領域における前記書き込み位置の調整方向
と平行な方向の長さとを概略一致させるので、精度の良
いトナー像位置ずれ検知が可能でS/Nが高くなる。
【0070】請求項11記載の発明によれば、請求項
1,2,3,4,5または6記載の画像形成装置におい
て、前記像担持体に形成する2色のトナー像は、前記
1色目のトナー像を形成する領域における前記書き込み
位置の調整方向と平行な方向の長さと,前記第2色目の
トナー像を形成する領域における前記書き込み位置の調
整方向と平行な方向の長さとを概略一致させるので、精
度の良いトナー像位置ずれ検知が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の第1の例を示
す断面図である。
【図2】同第1の例の感光体ドラムおよび光学センサを
示す斜視図である。
【図3】同第1の例のトナー像パターンの一部を示す平
面図である。
【図4】同第1の例における各色の像の相対的な位置ず
れと光学センサの出力信号との関係を示す特性図であ
る。
【図5】同第1の例における各色の像の一致時のトナー
像パターンの一部を示す平面図である。
【図6】同第1の例における各色の像が1ドットずれた
時のトナー像パターンの一部を示す平面図である。
【図7】同第1の例における各色の像が3ドットずれた
時のトナー像パターンの一部を示す平面図である。
【図8】同第1の例の光学センサを示す断面図である。
【図9】本発明を適用した画像形成装置の他の例におけ
る光学センサを示す断面図である。
【図10】本発明を適用した画像形成装置の他の例にお
ける光学センサを示す断面図である。
【図11】本発明を適用した画像形成装置の他の例にお
ける光学センサを示す断面図である。
【図12】本発明を適用した画像形成装置の他の例の一
部を示す断面図である。
【図13】本発明を適用した画像形成装置の他の例にお
ける光学センサの一部を示す断面図および斜視図であ
る。
【図14】本発明を適用した画像形成装置の他の例にお
ける光学センサの一部を示す断面図である。
【図15】本発明を適用した画像形成装置の他の例にお
ける光学センサの一部を示す断面図および斜視図であ
る。
【図16】上記例のタイミングチャートである。
【図17】上記例の一部を示す斜視図である。
【図18】上記例の回路構成の一部を示すブロック図で
ある。
【図19】上記例のタイミングチャートである。
【図20】上記例におけるCPUの処理フローの一部を
示すフローチャートである。
【図21】上記例の光学センサの出力信号例を示す図で
ある。
【図22】上記例の光学センサの出力信号例を示す図で
ある。
【図23】上記例の光学センサの出力信号例を示す図で
ある。
【図24】上記例の光学センサの出力信号例を示す図で
ある。
【図25】上記例の光学センサの出力信号例を示す図で
ある。
【図26】本発明を応用した画像形成装置の他の例にお
けるトナー像パターンを示す平面図である。
【図27】本発明を応用した画像形成装置の他の例にお
けるトナー像パターンを示す平面図である。
【図28】従来のレーザプリンタの一例を示す断面図で
ある。
【図29】同レーザプリンタの書き込み装置を示す斜視
図である。
【図30】従来の2色レーザプリンタの一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
21 感光体ドラム 22,26 帯電器 23 書き込み装置 25,28 現像器 42 光学センサ 47 CPU 45 画像書き込みタイミング設定回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−179368(JP,A) 特開 平3−110450(JP,A) 特開 平3−174173(JP,A) 特開 昭60−98462(JP,A) 特開 平3−154078(JP,A) 特開 昭61−63857(JP,A) 実開 昭55−162253(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に書き込み装置で複数色の画像
    を書き込んで潜像を形成し、これらの潜像を現像装置に
    より複数色のトナーでそれぞれ現像して転写部材に転写
    する画像形成装置において、前記書き込み装置で前記像
    担持体上に形成された第1色目の潜像を前記現像装置で
    現像することにより形成された第1色目のトナー像に、
    前記書き込み装置で前記像担持体上に所定のタイミング
    で形成された第2色目の潜像を前記現像装置で現像する
    ことにより形成された第2色目のトナー像を重ねて形成
    されたトナー像パターンと、前記書き込み装置で前記像
    担持体上に形成された第1色目の潜像を前記現像装置で
    現像することにより形成された第1色目のトナー像に、
    前記書き込み装置で前記像担持体上に所定のタイミング
    から所定量ずらしたタイミングで形成された第2色目の
    潜像を前記現像装置で現像することにより形成された第
    2色目のトナー像を重ねて形成されたトナー像パターン
    とを検知する光学センサと、前記光学センサからの出力
    信号から1色目の画像と2色目の画像との主走査方向に
    おける位置ずれ量と位置ずれ方向とを判断し、前記1色
    目の画像と前記2色目の画像との位置ずれを補正する補
    正手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射し
    てその正反射光を検知することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射し
    てその乱反射光を検知することを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射し
    てその総合反射光を検知することを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記光学センサは前記像担持体上のト ナー像に光を照射し
    てその非拡散透過光を検知することを特徴とする画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記光学センサは前記像担持体上のトナー像に光を照射し
    てその拡散透過光を検知することを特徴とする画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6記載の
    画像形成装置において、前記像担持体に形成する2色の
    トナー像は各形成領域の大きさおよび形状を概略一致さ
    せることを特徴とする画像形成装置
  8. 【請求項8】請求項1,2,3,4,5または6記載の
    画像形成装置において、前記像担持体に形成する2色の
    トナー像は、前記第1色目のトナー像を形成する領域の
    大きさおよび形状と,前記第2色目のトナー像を形成し
    ない領域の大きさおよび形状とを概略一致させることを
    特徴とする画像形成装置
  9. 【請求項9】請求項1,2,3,4,5または6記載の
    画像形成装置において、前記トナー像における前記書き
    込み位置の調整方向に対して垂直な方向の辺の長さ
    記光学センサの検出領域における前記書き込み位置の調
    整方向に対して垂直な方向の長さより長くすることを特
    徴とする画像形成装置
  10. 【請求項10】請求項1,3,4または6記載の画像形
    成装置において、前記像担持体に形成する2色のトナー
    は、前記第1色目のトナー像を形成する領域における
    前記書き込み位置の調整方向と平行な方向の長さと,
    第2色目のトナー像を形成しない領域における前記書
    き込み位置の調整方向と平行な方向の長さとを概略一致
    させることを特徴とする画像形成装置
  11. 【請求項11】請求項1,2,3,4,5または6記載
    画像形成装置において、前記像担持体に形成する2色
    のトナー像は、前記第1色目のトナー像を形成する領域
    における前記書き込み位置の調整方向と平行な方向の長
    さと,前記第2色目のトナー像を形成する領域における
    前記書き込み位置の調整方向と平行な方向の長さとを概
    略一致させることを特徴とする画像形成装置
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