JP3254090B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法

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JP3254090B2 JP29087794A JP29087794A JP3254090B2 JP 3254090 B2 JP3254090 B2 JP 3254090B2 JP 29087794 A JP29087794 A JP 29087794A JP 29087794 A JP29087794 A JP 29087794A JP 3254090 B2 JP3254090 B2 JP 3254090B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、出力すべきドキュメント中のオ
ブジェクトの出力形態を変更して出力可能な情報処理装
置および情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の情報処理装置で編集され
た出力情報を印刷するドキュメント印刷方式では、印刷
要求されたドキュメントを忠実に印刷用紙上に再現する
ことが最優先であるため、ドキュメント中の如何なるオ
ブジェクト(文字・線・図形など)も要求された通りに
印刷されるように、印刷プログラムで処理してプリンタ
装置に出力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の情報
処理装置におけるドキュメント印刷方式では、編集され
たドキュメントを忠実に印刷することを主眼とするた
め、小さな文字、線の細い文字、細い線の図形なども、
プリンタ装置の解像度の範囲内で再現される。
【0004】しかし、このようなドキュメントを印刷し
たものを、FAX原稿としてファクシミリ装置に読み込
ませて送信しようとすると、プリンタ装置の解像度に比
べてファクシミリの解像度(CCITT規格の副走査線
密度3.85line/mm)が低いために、文字が潰れた
り、線がなくなったりという具合のように、何らかの情
報が欠落した状態で送信されてしまうという問題点があ
った。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、第1の目的は、FAX原稿モードが設
定されている場合、印刷要求された文字に対してボール
ド属性を追加設定し、印刷要求された線に対して線幅を
大きくして再設定し、該設定に基づいて印刷命令を作成
し出力装置に送信し、FAX原稿モードが設定されてい
ない場合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成し
て出力装置に送信するので、印刷要求された文字または
線を出力する際に、FAX原稿モードの設定有無に従い
文字または線を太めた出力形態で、あるいはオリジナル
の出力形態のいずれかを選択して出力することができ、
ファクシミリ原稿の読み取り時に、従来ならば欠落して
しまうような文字,線を正常な文字画像または線画像と
して鮮明に出力することができる情報処理装置および情
報処理方法を提供することである。第2の目的は、FA
X原稿モードが設定されている場合、印刷要求された文
字に対してボールド属性を追加設定し、該設定に基づい
て印刷命令を作成し出力装置に送信し、FAX原稿モー
ドが設定されていない場合、オリジナルの要求のままに
印刷命令を作成して出力装置に送信するので、印刷要求
された文字を出力する際に、FAX原稿モードの設定有
無に従い文字を太めた出力形態で、あるいはオリジナル
の出力形態のいずれかを選択して出力することができ、
ファクシミリ原稿の読み取り時に、従来ならば欠落して
しまうような文字を正常な綴り状態の文字画像として鮮
明に出力することができる情報処理装置および情報処理
方法を提供することである。第3の目的は、FAX原稿
モードが設定されている場合、印刷要求された線に対し
て線幅を大きくして再設定し、該設定に基づいて印刷命
令を作成し出力装置に送信し、FAX原稿モードが設定
されていない場合、オリジナルの要求のままに印刷命令
を作成して出力装置に送信するので、印刷要求された線
を出力する際に、FAX原稿モードの設定有無に従い線
を太めた出力形態で、あるいはオリジナルの出力形態の
いずれかを選択して出力することができ、ファクシミリ
原稿の読み取り時に、従来ならば欠落してしまうような
線を切れ目のない線画像として鮮明に出力することがで
きる情報処理装置および情報処理方法を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、FAX原稿モードの設定を行う設定手段と、前記設
定手段によりFAX原稿モードが設定されている場合、
印刷要求された文字に対してボールド属性を追加設定
し、印刷要求された線に対して線幅を大きくして再設定
する再設定手段と、前記再設定手段による設定に基づい
て印刷命令を作成し出力装置に送信する手段と、前記設
定手段によりFAX原稿モードが設定されていない場
合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して出力
装置に送信する手段とを有することを特徴とする。
【0007】本発明に係る第2の発明は、FAX原稿モ
ードの設定を行う設定手段と、前記設定手段によりFA
X原稿モードが設定されている場合、印刷要求された文
字に対してボールド属性を追加設定する再設定手段と、
前記再設定手段による追加設定に基づいて印刷命令を作
成し出力装置に送信する手段と、前記設定手段によりF
AX原稿モードが設定されていない場合、オリジナルの
要求のままに印刷命令を作成して出力装置に送信する手
段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明に係る第3の発明は、FAX原稿モ
ードの設定を行う設定手段と、前記設定手段によりFA
X原稿モードが設定されている場合、印刷要求された線
に対して線幅を大きくして再設定する再設定手段と、前
記再設定手段による再設定に基づいて印刷命令を作成し
出力装置に送信する手段と、前記設定手段によりFAX
原稿モードが設定されていない場合、オリジナルの要求
のままに印刷命令を作成して出力装置に送信する手段と
を有することを特徴とする。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記再設定手
段は、線を中心にして幅方向に太くなるように再設定す
ることを特徴とする。
【0010】本発明に係る第5の発明は、FAX原稿モ
ードが設定されているか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定さ
れていると判別された場合、印刷要求された文字に対し
てボールド属性を追加設定し、印刷要求された線に対し
て線幅を大きくして再設定する再設定ステップと、前記
再設定ステップによる設定に基づいて印刷命令を作成し
出力装置に送信するステップと、前記判別ステップによ
りFAX原稿モードが設定されていないと判別された場
合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して出力
装置に送信するステップとを有することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第6の発明は、FAX原稿モ
ードが設定されているか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定さ
れていると判別された場合、印刷要求された文字に対し
てボールド属性を追加設定する再設定ステップと、前記
再設定ステップによる追加設定に基づいて印刷命令を作
成し出力装置に送信するステップと、前記判別ステップ
によりFAX原稿モードが設定されていないと判別され
た場合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して
出力装置に送信するステップとを有することを特徴とす
る。
【0012】本発明に係る第7の発明は、FAX原稿モ
ードが設定されているか否かを判別する判別ステップ
と、前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定さ
れている場合、印刷要求された線に対して線幅を大きく
して再設定する再設定ステップと、前記再設定ステップ
による再設定に基づいて印刷命令を作成し出力装置に送
信するステップと、前記判別ステップによりFAX原稿
モードが設定されていないと判別された場合、オリジナ
ルの要求のままに印刷命令を作成して出力装置に送信す
るステップとを有することを特徴とする。
【0013】本発明に係る第8の発明は、前記再設定ス
テップは、線を中心にして幅方向に太くなるように再設
定することを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】第6の発明において、印刷出力時に印刷設
定中のFAX原稿モード設定を取得したら、印刷するオ
ブジェクトが文字であるかを判定し、さらにFAX原稿
モード設定中かどうかを判定し、該FAX原稿モード設
定中の場合には、印刷要求された文字タイプまたは線タ
イプが太字または太線となるように文字タイプまたは線
タイプを再設定して、ファクシミリ原稿読み取り時に各
オブジェクトが欠落することなく読み取れるように強調
印刷することを可能とする。
【0018】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0019】図1は本発明の一実施例を示す情報処理装
置の構成を説明するブロック図である。
【0020】図において、11はCPU(中央処理装
置)で、メモリ12に記憶されたデータ処理プログラム
等に基づいてバス17を介して接続される入力装置15
から入力されたテキスト情報,図形情報,イメージ情報
等を処理する。14は表示装置で、CRT,LCD,F
LC等で構成される。16は出力装置で、記憶装置13
に展開されたイメージデータを記録媒体に編集された画
像データをプリンタに転送してプリントアウトする。
【0021】また、プリンタ装置は出力装置16に接続
されており、CPU11による印刷プログラムの実行に
より出力装置16を介して印刷データの出力が行われ
る。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】図2は、図1に示した表示装置14に表示
される印刷設定画面の一例を示す図であり、印刷プログ
ラム起動時に表示される。
【0028】この図に示すように、設定画面は、表示装
置14上に表示され、設定のための操作は、キーボード
やマウスに代表される入力装置15によって行われる。
この例では、“FAX”原稿の印刷という項目がチェッ
クされた場合にFAX原稿モードが有効になる。
【0029】図3は、図1に示した出力装置16から印
刷されるFAX原稿モードプリント例を示す図である。
【0030】図において、(a)は文字印刷、(b)は
線印刷の場合である。(a)の文字印刷では、印刷要求
のあったオリジナルの文字に対してボールド属性を追加
して出力し、(b)の線印刷では、線幅を太くして出力
している。
【0031】以下、図4,図5に示すフローチャートを
参照して本発明に係る情報処理装置のドキュメント処理
方法について説明する。
【0032】なお、本実施例におけるドキュメント処理
方法は、FAX原稿モード初期化ステップ41と、FA
X原稿モード取得ステップ42と、FAX原稿モード判
定ステップ43と、FAX原稿モード設定ステップ44
と、FAX原稿モード取得ステップ51と、文字印刷判
定ステップ52と、FAX原稿モード判定ステップ53
と、文字タイプ再設定ステップ54と、線印刷判定ステ
ップ55と、FAX原稿モード判定ステップ56と、線
タイプ再設定ステップ57とを含むことを特徴としてい
る。
【0033】また、以下の各ステップは、処理の実現に
必要なプログラムが記憶装置13内から読み出され、こ
れを中央処理装置11によって実行されるものとする。
【0034】図4,図5は本発明に係る情報処理装置の
ドキュメント処理方法の一実施例を示すフローチャート
であり、図4は印刷設定処理に対応し、図5は印刷出力
処理に対応する。なお、(41)〜(44),(51)
〜(57)は各ステップを示す。
【0035】また、入力装置15によるユーザからの印
刷設定指示の結果、情報処理装置上に印刷プログラムが
起動され、印刷設定画面(図2参照)が表示される。こ
のとき、本発明外の各印刷設定のための処理とともに、
図4の処理が呼び出される。
【0036】まず、FAX原稿モード初期化ステップ
(41)により、印刷設定中のFAX原稿モード設定を
初期化し、この設定をもとに印刷設定画面を表示装置1
4上に表示する。本実施例では、この初期値はFAX原
稿モードOFFを与えて、デフォルト状態では従来通り
の印刷を行う。
【0037】次いで、FAX原稿モード取得ステップ
(42)により、ユーザが入力装置15により設定した
表示画面上のFAX原稿モード設定を取得する。
【0038】次に、FAX原稿モード判定ステップ(4
3)により、ステップ(42)で取得したFAX原稿モ
ード設定がFAX原稿モードONであるかOFFである
かを判定し、FAX原稿モードONと判定された場合
は、FAX原稿モード設定ステップ(44)により、印
刷設定中のFAX原稿モード設定にFAX原稿モードを
設定する。
【0039】これにより、上記印刷設定が、印刷出力を
行うときに有効になる。
【0040】一方、図1に示した入力装置15によるユ
ーザからの印刷出力指示が行われると、情報処理装置上
のメモリ12に記憶装置13から印刷プログラムが読み
だされる。印刷プログラムが、印刷指示を受け取ると印
刷処理中に図5の処理が呼び出される。
【0041】まず、FAX原稿モード取得ステップ(5
1)により、前記図4の処理で設定された印刷設定中か
らFAX原稿モード設定を取得する。
【0042】次に、文字印刷判定ステップ(52)によ
り、印刷要求されたオブジェクトが文字であるかを判定
し、文字印刷と判定されると、FAX原稿モード判定ス
テップ(53)により、ステップ(51)で取得したF
AX原稿モード設定がONであるかOFFであるか判定
され、FAX原稿モードONと判定されると、文字タイ
プ再設定ステップ(54)により、印刷要求された文字
に対してボールド属性を追加設定する。
【0043】これにより、ボールド印字は図3(a)に
示されるように、文字パターンをずらすことで実現され
ているが、このずらし量はオリジナルの文字フォントを
崩さない範囲で、且つファクシミリ装置での読み取り・
送信時に潰れない程度に太くする必要がある。そこで、
本実施例では、プリンタ装置の解像度が300dpiの
場合、最小のずらし量は、1/300inchになるが、フ
ァクシミリ装置の副走査線密度(標準モード時)が、
3.85line/mm=97.79dot /inchと低解像度で
あるため、約1/100inchの太さがないと文字が潰れ
る可能性があるので、3dot 以上の幅である必要があ
る。
【0044】よって、必要なずらし量はこの値からオリ
ジナルの文字フォント中の最小の幅を引いた値になる。
このとき、文字ごとにずらし量を決定すると文章などの
場合、不揃いになってしまうので、ページ内でのずらし
量を統一する。
【0045】本実施例では、プリンタ装置およびPDL
が備える文字修飾機能を利用したボールド文字によって
太い文字を実現しているが、これは、強調文字などの他
の修飾文字でも構わない。また、文字修飾機能を有しな
い場合には、印刷プログラム内で文字の加工を行っても
同様の効果は得られる。
【0046】一方、ステップ(52)で文字印刷でない
と判定された場合には、線印刷判定ステップ(55)に
より、印刷要求されたオブジェクトが線もしくは円・矩
形などの線を含む図形であるかを判定し、線印刷と判定
されると、FAX原稿モード判定ステップ(56)によ
り、ステップ(51)で取得したFAX原稿モード設定
がONであるかOFFであるか判定され、FAX原稿モ
ードONと判定されると、線タイプ再設定ステップ(5
7)により、印刷要求された線もしくは図形の線に対し
て線幅を大きくして再設定する。
【0047】これにより、線幅は、図3の(b)に示さ
れるように値を大きくしていくと、オリジナルの線を中
心にして幅方向に太くすることができる。
【0048】なお、線の場合も文字のときと同様に3do
t 以上の幅が必要になるので、ページ内の最も細い線と
の差分だけ一律に太くした値を線幅として設定する。
【0049】以上、前記文字タイプ再設定ステップ(5
4)で文字タイプが再設定され、あるいは前記線タイプ
再設定ステップ(57)で線タイプが再設定されると、
以降はこの変更された設定に基づいて印刷プログラム
は、従来通り印刷命令を作成してプリンタ装置が接続さ
れた出力装置16に送られる。
【0050】FAX原稿モード判定ステップ(53)、
線印刷判定ステップ(55)、FAX原稿モード判定ス
テップ(56)でそれぞれFAX原稿モードNO、線印
刷でない、FAX原稿モードNOと判定された場合にお
いては、従来通りにオリジナルの要求のままに印刷命令
を作成して出力装置16に送られる。
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】上記実施例においては、同一ページ内の文
字および線をそれぞれ一律に太くしていたが、本発明は
これに限られるものではない。
【0055】例えば文字・線のタイプを再設定するのに
先立って、文字および線の太さが一定以上あるかを判定
することにより、欠落する可能性のあるオブジェクトだ
けを変更してもよい。
【0056】また、上記実施例ではCCITT規格で規
定された標準(あるいはスタンダード)モードの副走査
線密度を基準に印刷の再設定を行っていたが、印刷設定
で標準・ファイン・スーパーファインといった各線密度
による利用を設定できるようにすることで、文字・線の
太さを変更するレベルを補正できるようになるのでFA
X送信モードに合わせた最低限の補正による印刷出力が
可能になるため印刷品質の低下を抑えられる。
【0057】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成させる場合にも
適用できることは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,第5の発明によれば、FAX原稿モードが設定され
ている場合、印刷要求された文字に対してボールド属性
を追加設定し、印刷要求された線に対して線幅を大きく
して再設定し、該設定に基づいて印刷命令を作成し出力
装置に送信し、FAX原稿モードが設定されていない場
合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して出力
装置に送信するので、印刷要求された文字または線を出
力する際に、FAX原稿モードの設定有無に従い文字ま
たは線を太めた出力形態で、あるいはオリジナルの出力
形態のいずれかを選択して出力することができ、ファク
シミリ原稿の読み取り時に、従来ならば欠落してしまう
ような文字,線を正常な文字画像または線画像として鮮
明に出力することができるという効果を奏する。
【0059】本発明に係る第2,第4,第6,第8の発
明によれば、FAX原稿モードが設定されている場合、
印刷要求された文字に対してボールド属性を追加設定
し、該設定に基づいて印刷命令を作成し出力装置に送信
し、FAX原稿モードが設定されていない場合、オリジ
ナルの要求のままに印刷命令を作成して出力装置に送信
するので、印刷要求された文字を出力する際に、FAX
原稿モードの設定有無に従い文字を太めた出力形態で、
あるいはオリジナルの出力形態のいずれかを選択して出
力することができ、ファクシミリ原稿の読み取り時に、
従来ならば欠落してしまうような文字を正常な綴り状態
の文字画像として鮮明に出力することができるという効
果を奏する。
【0060】本発明に係る第3,第7の発明によれば、
FAX原稿モードが設定されている場合、印刷要求され
た線に対して線幅を大きくして再設定し、該設定に基づ
いて印刷命令を作成し出力装置に送信し、FAX原稿モ
ードが設定されていない場合、オリジナルの要求のまま
に印刷命令を作成して出力装置に送信するので、印刷要
求された線を出力する際に、FAX原稿モードの設定有
無に従い線を太めた出力形態で、あるいはオリジナルの
出力形態のいずれかを選択して出力することができ、フ
ァクシミリ原稿の読み取り時に、従来ならば欠落してし
まうような線を切れ目のない線画像として鮮明に出力す
ることができるという効果を奏する。
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す情報処理装置の構成を
説明するブロック図である。
【図2】図1に示した表示装置に表示される印刷設定画
面の一例を示す図である。
【図3】図1に示した出力装置から印刷されるFAX原
稿モードプリント例を示す図である。
【図4】本発明に係る情報処理装置のドキュメント処理
方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る情報処理装置のドキュメント処理
方法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU 12 メモリ 13 記憶装置 14 表示装置 15 入力装置 16 出力装置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 B41J 2/485 G06F 3/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FAX原稿モードの設定を行う設定手段
    と、 前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されている
    場合、印刷要求された文字に対してボールド属性を追加
    設定し、印刷要求された線に対して線幅を大きくして
    設定する再設定手段と、前記再設定手段による設定に基づいて印刷命令を作成し
    出力装置に送信する手段と、 前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されていな
    い場合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して
    出力装置に送信する手段と を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  2. 【請求項2】 FAX原稿モードの設定を行う設定手段
    と、 前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されている
    場合、印刷要求された文字に対してボールド属性を追加
    設定する再設定手段と、 前記再設定手段による追加設定に基づいて印刷命令を作
    成し出力装置に送信する手段と、 前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されていな
    い場合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して
    出力装置に送信する手段とを有する ことを特徴とする情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 FAX原稿モードの設定を行う設定手段
    前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されている
    場合、印刷要求された線に対して線幅を大きくして再設
    定する再設定手段と、 前記再設定手段による再設定に基づいて印刷命令を作成
    し出力装置に送信する手段と、 前記設定手段によりFAX原稿モードが設定されていな
    い場合、オリジナルの要求のままに印刷命令を作成して
    出力装置に送信する手段と を有することを特徴とする情
    報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記再設定手段は、線を中心にして幅方
    向に太くなるように再設定することを特徴とする請求項
    記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 FAX原稿モードが設定されているか否
    かを判別する判別ス テップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いると判別された場合、印刷要求された文字に対してボ
    ールド属性を追加設定し、印刷要求された線に対して線
    幅を大きくして再設定する再設定ステップと、 前記再設定ステップによる設定に基づいて印刷命令を作
    成し出力装置に送信するステップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いないと判別された場合、オリジナルの要求のままに印
    刷命令を作成して出力装置に送信するステップとを有す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  6. 【請求項6】 FAX原稿モードが設定されているか否
    かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いると判別された場合、印刷要求された文字に対してボ
    ールド属性を追加設定する再設定ステップと、前記再設定ステップによる追加設定に基づいて印刷命令
    を作成し出力装置に送信するステップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いないと判別された場合、オリジナルの要求のままに印
    刷命令を作成して出力装置に送信するステップと を有す
    ることを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 FAX原稿モードが設定されているか否
    かを判別する判別ステップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いる場合、印刷要求された線に対して線幅を大きくして
    再設定する再設定ステップと、 前記再設定ステップによる再設定に基づいて印刷命令を
    作成し出力装置に送信するステップと、 前記判別ステップによりFAX原稿モードが設定されて
    いないと判別された場合、オリジナルの要求のままに印
    刷命令を作成して出力装置に送信するステップとを有す
    ことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 前記再設定ステップは、線を中心にして
    幅方向に太くなるように再設定することを特徴とする請
    求項記載の情報処理方法。
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