JP3379460B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3379460B2
JP3379460B2 JP01993799A JP1993799A JP3379460B2 JP 3379460 B2 JP3379460 B2 JP 3379460B2 JP 01993799 A JP01993799 A JP 01993799A JP 1993799 A JP1993799 A JP 1993799A JP 3379460 B2 JP3379460 B2 JP 3379460B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、予め設定された集
約数の画像を1枚の被記録媒体に記録する機能を有する
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録装置においては、複数の
原稿画像を1枚の被記録媒体に集約して記録する集約機
能を有しているものが開発されている。以下、1枚の被
記録媒体に集約する画像の数をNとしたとき、Nin1
として示すことにする。例えば4枚の原稿画像を1枚の
被記録媒体に集約する場合には、4in1として示す。
【0003】図8は、集約機能の一例の説明図である。
図8においては、4in1の場合を示している。この場
合、被記録媒体を4等分し、分割された各領域にそれぞ
れ画像を割り当ててゆく。4つの画像によって記録画像
を形成し、その記録画像を1枚の被記録媒体に記録する
ことになる。
【0004】図9は、従来の集約機能における問題点の
説明図である。図8ではすべて同じ大きさの画像を集約
したので、良好に4つの画像を1枚の被記録媒体上に記
録できる。しかし、異なるサイズの原稿画像が与えられ
る場合もある。例えば図9(A)に示すように3つ目の
原稿画像が、長辺方向が異なる2倍の大きさの画像であ
るとき、4in1の処理を行おうとすると、3つ目の原
稿画像は被記録媒体の1/4の領域には入りきらない。
このような場合、従来は図9(B)に示すように、3つ
目の原稿画像について、被記録媒体の1/4の領域に入
るように縮小していた。このような処理を行うと、3つ
目の原稿画像は異常に小さくなり、見にくくなってしま
うという問題があった。
【0005】図10は、従来の集約機能における別の問
題点の説明図である。ここでは2in1の集約機能を行
う場合を示している。2つ目、3つ目の原稿画像は、1
つ目の原稿画像の約半分の大きさであり、長辺方向が異
なっている。このような場合、従来は1つ目および2つ
目の原稿画像を1枚の被記録媒体に記録し、3つ目およ
び図示しない4つ目の原稿画像を次の1枚の被記録媒体
に記録している。1枚目の被記録媒体には、2つ目の原
稿画像の下部に大きな空白領域が存在する。この空白領
域には3つ目の原稿画像を含めることが可能であるが、
従来はそのような処理は行われないという問題があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、異なるサイズの画像が含ま
れる場合であっても、良好に複数の画像を1枚の被記録
媒体上に記録できる記録装置を提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め設定され
た集約数の同じサイズの画像を1枚の被記録媒体に記録
する機能を有する記録装置において、前記集約数の画像
のうち2つ目以降の画像に1つ目の画像よりサイズの大
きな画像が存在し該画像が空き領域に収まらないとき空
き領域が被記録媒体の大きさの前記集約数分の一以上の
領域が空いていれば該空き領域に収まるように前記画像
を縮小して集約し記録画像を形成する制御手段と、前記
制御手段で生成された前記記録画像を1枚の被記録媒体
に記録する記録手段を有することを特徴とするものであ
る。
【0008】また本発明は、予め設定された集約数の同
じサイズの画像を1枚の被記録媒体に記録する機能を有
する記録装置において、1つ目の画像を被記録媒体の大
きさの前記集約数分の一の領域に収める倍率を設定し2
つ目以降の画像に対して該倍率を適用するとともに前記
集約数の画像のうち2つ目以降の画像に1つ目の画像よ
りサイズの大きな画像が存在し該画像が空き領域に収ま
らないとき空き領域が被記録媒体の大きさの前記集約数
分の一以上の領域が空いていれば該空き領域に収まるよ
うに新たな倍率を用いて前記画像を縮小して集約し記録
画像を形成する制御手段と、前記制御手段で生成された
前記記録画像を1枚の被記録媒体に記録する記録手段を
有することを特徴とするものである。
【0009】なお、予め設定された集約数の画像を1枚
の被記録媒体に記録する機能を有する記録装置におい
て、集約数の画像により記録画像を形成したとき、その
記録画像に次以降の1以上の画像を配置可能な空き領域
が存在する場合に、次以降の1以上の画像も含めて記録
画像を形成する制御手段と、制御手段で形成した記録画
像を1枚の被記録媒体に記録する記録手段を有する構成
とすることもできる。これによって、被記録媒体上の空
き領域を無駄にすることなく画像を記録でき、保存性に
優れた記録を行うことができる。特に、2つ目以降の画
像が1つ目よりも小さい場合に空き領域が発生すること
があり、1つ目の画像と小さい画像とは、互いに長辺方
向が異なる場合に有利である。
【0010】さらに上述の制御手段は、1つ目の画像を
被記録媒体の大きさの集約数分の一の領域に収める倍率
を設定し、2つ目以降の画像に対してその倍率を適用し
て、集約数の画像を記録画像に収めることができる。こ
れによって、例えばサイズの異なる画像が存在しても、
記録された被記録媒体上では内容の縮尺を同じにするこ
とができ、例えば文字の大きさを同じにして、可読性を
維持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の記録装置の実施
の一形態を含むファクシミリ装置の一例を示すブロック
図である。図中、11は主制御部、12は表示部、13
は操作部、14は読取部、15は記録部、16はNC
U、17はモデム、18は画像メモリ、19はRAM、
20はROM、21はバスである。特にここでは、ファ
クシミリ装置においてコピー動作を行うときに、Nin
1の機能を利用するものとして説明を行う。
【0012】主制御部11は、装置全体を制御し、各部
を動作させて、画像送受信機能、コピー機能などを実現
する。特にコピー機能において、読取部14で読み取っ
た複数の原稿の画像を1枚の被記録媒体に記録するNi
n1の機能を有している。このNin1の機能におい
て、原稿のサイズとして種々の異なるサイズを許してい
る。そして、異なるサイズの原稿が混在する場合、設定
されているN個の画像にこだわらずに、N個より少ない
個数あるいはN個より多い個数の画像を1枚の被記録媒
体に記録することができる。詳細の動作については後述
する。
【0013】表示部12は、利用者に対するメッセージ
や、装置の状態を示すメッセージ、操作ガイダンスな
ど、種々の情報を表示することができる。操作部13
は、利用者が各種の設定や指示などを行う際に用いられ
る。例えば、送信機能あるいはコピー機能の選択を行う
選択キーや、選択した機能の実行指示などを行うスター
トキー等が設けられている。さらに、コピー機能時にN
in1の機能の利用を指定することができる。Nの値に
ついては、例えば2や4に固定されていたり、固定値か
ら選択したり、あるいは任意の値を例えばテンキーなど
から選択することができるように構成することができ
る。もちろん、画像を記録すべき被記録媒体のサイズ
(大きさおよび向き)についても選択することができ
る。
【0014】読取部14は、送信あるいはコピーすべき
原稿上の画像を読み取る。なお、拡大あるいは縮小を行
う場合に、読取部14において原稿から画像を読み取る
際に行うことも可能である。また、サイズセンサを設
け、原稿のサイズ(大きさおよび向き)を検出可能に構
成してもよい。
【0015】記録部15は、受信した画像あるいは読取
部14で読み取った画像などを、主制御部11の制御に
従って被記録媒体上に記録する。記録方法としては、例
えば電子写真方式やインクジェット方式など、種々の方
式を採用することができる。
【0016】NCU16は、回線を制御して外部機器と
の通信を行う。また、モデム17は、送受信する画像デ
ータの変復調を行う。
【0017】画像メモリ18は、送信する画像データや
受信した画像データ、読取部14で読み取った画像デー
タ、記録部15で記録すべき画像データ、その他処理中
の画像データなどを蓄積する。なお、集約処理中の記録
画像をこの画像メモリ18に保存したり、あるいは、R
AM19に保存することができる。
【0018】RAM19は、主制御部11や他の各部の
処理においてデータの保存が必要なときに用いられる。
ROM20は、主制御部11の動作を規定したプログラ
ムや、固定的なデータなどが格納されている。
【0019】バス21は、主制御部11、表示部12、
操作部13、読取部14、記録部15、NCU16、モ
デム17、画像メモリ18、RAM19、ROM20等
を相互に接続しており、これらの間のデータ転送を可能
にしている。
【0020】図2は、本発明の記録装置の実施の一形態
を含むファクシミリ装置の一例におけるNin1機能に
よるコピー動作の一例を示すフローチャートである。操
作部13において、ユーザによりコピー機能が選択され
るとともに、Nin1機能を利用することが選択され、
例えばスタートキーが操作されると、Nin1機能を用
いたコピー動作を開始する。
【0021】S31において変数Mを1にセットし、S
32において、読取部14で同じ被記録媒体に記録する
N枚のうちの1枚目の原稿の画像を読み取る。そしてS
33において、読み取った画像を記録画像に集約する処
理を行う。このとき、1つ目の画像の場合には、その画
像を被記録媒体の1/Nの領域に収めるための倍率も求
める。基本的には2つ目以降の画像は、この倍率を用い
て拡大あるいは縮小して、被記録媒体の1/Nの領域に
収めるように、先に読み取った画像とともに記録画像を
形成する。2つ目以降の画像のサイズが1つ目の画像の
サイズと異なる場合については、S36における集約可
能か否かの判定処理とともに後述する。
【0022】S34において、次の原稿が存在するのか
否かを判定する。次の原稿が存在する場合、S35にお
いて変数Mに1を加算し、S36において、次の原稿が
1枚の被記録媒体に集約できるか否かを判定する。この
処理の詳細については後述する。集約可能であれば、S
37において次のM枚目の原稿の画像を読み取り、S3
3に戻って集約処理を行う。
【0023】S36において、次の原稿の画像が集約で
きないと判定された場合、S38において、それまで集
約した画像を記録部15において1枚の被記録媒体上に
記録する。S39において、次の原稿が存在するか否か
を判定し、原稿が存在する場合にはS31に戻り、次の
1枚の被記録媒体に画像を集約する処理を繰り返す。
【0024】S34において次にコピーする原稿がなく
なった場合には、それまで集約した画像を記録部15で
1枚の被記録媒体に記録し、処理を終了する。
【0025】図3は、集約可能か否かの判定処理の一例
を示すフローチャートである。この処理は、図2のS3
6における次の原稿の画像が集約可能か否かの判断を行
う。S41において、記録すべき1枚の被記録媒体のサ
イズに対応する記録画像に、空き領域が存在するか否か
を判定する。空き領域が存在しなければ、次の原稿の画
像をこの記録画像に含めることはできないので、集約で
きないと判定する。以後、図2のS38に進み、記録画
像が記録部15で被記録媒体に記録される。そして、次
の画像は新たな被記録媒体に形成する画像の1つ目とし
て処理される。
【0026】記録画像に空きがある場合、次の画像(M
番目の画像)のサイズが1つ目の画像のサイズと等しい
か否かを判定する。次の画像のサイズが1つ目の画像の
サイズと等しい場合には、さらにS43において、空き
領域が被記録媒体の1/N以上であるか否かを判定し、
被記録媒体の1/N以上の空き領域が存在していれば集
約が可能であると判定する。この場合、図2のS37に
進み、次の原稿の画像を読み取って、S33で集約処理
を行う。
【0027】被記録媒体の1/N以上の空き領域が存在
しない場合、次の画像を1つ目の画像と同じサイズで集
約することができない。なぜなら、1つ目の画像は被記
録媒体の1/Nの領域に割り付けているので、同等以上
の空き領域がなければ同じサイズの画像を集約できない
からである。この場合には、次の画像を集約することは
できないものと判定し、図2のS38で記録部15によ
る記録出力を行う。
【0028】S42において、次の画像のサイズが1つ
目の画像のサイズと等しくない場合には、さらにS44
において、1つ目の画像と次の画像のサイズを比較す
る。次の画像のサイズが1つ目の画像のサイズより小さ
い場合には、S45において空き領域に次の画像が収ま
るか否かをチェックし、収まるなら集約可能であると判
定する。空き領域に収まらなければ、集約できないと判
定する。基本的に、1つ目の画像のサイズよりも小さい
画像については、N個までは集約可能である。N個の画
像を集約した後、空き領域に小さい画像が集約できれば
なるべく集約するように処理している。なお、S45に
おいて空き領域に画像が収まるか否かの判断は、1つ目
の画像を被記録媒体の1/Nの領域に集約する際に用い
る倍率で、次の画像に対して拡大あるいは縮小を行った
後のサイズにより判断することになる。
【0029】S44において次の画像のサイズが1つ目
の画像のサイズより大きい場合には、まずS46におい
て、空き領域に次の画像が入るか否かを判定する。この
場合もS45と同様に、1つ目の画像を被記録媒体の1
/Nの領域に集約する際に用いる倍率で、次の画像に対
して拡大あるいは縮小を行った後のサイズにより判断す
る。1つ目の画像よりもサイズが大きい画像でも、空き
領域に収まるのであれば集約可能であると判定する。
【0030】空き領域に収まらない大きさである場合、
さらにS47において、空き領域が被記録媒体のサイズ
の1/N以上存在するか否かを判定し、被記録媒体の1
/N以上の空き領域が存在していれば、その被記録媒体
の1/Nの領域に収まるように縮小すれば集約が可能で
あると判定する。この場合、図2のS37において次の
原稿の画像を読み取り、S33において、読み取った画
像を被記録媒体の1/Nの領域に収める新たな倍率を用
いて縮小し、集約処理する。被記録媒体の1/N以上の
空き領域が存在しない場合、無理に縮小して見にくくな
るのを防ぐため、集約できないと判定する。なお、大き
いサイズの画像については、被記録媒体の1/Nの領域
への縮小でも見にくくなるおそれがある場合には、S3
7の判定を行わずに集約できないと判定してもよい。
【0031】なお、上述の図2,図3における処理の説
明において、集約の基準とする画像のサイズを各被記録
媒体に集約する最初の画像のサイズとして説明したが、
これに限らず、例えばコピージョブの最初の画像のサイ
ズを基準としたり、あるいは、操作部13から指定され
た原稿サイズを基準としてもよい。このような基準のサ
イズと、選択された被記録媒体の1/Nのサイズとから
基準となる倍率を設定することになる。この倍率の設定
も、各被記録媒体ごと、あるいはコピージョブごとに設
定すればよい。
【0032】次に、いくつかの具体例について、上述の
Nin1機能による集約処理を説明する。図4は、本発
明の記録装置の実施の一形態におけるNin1機能によ
る処理の第1の具体例の説明図である。ここではN=4
とし、4in1の集約処理を行うものとする。また、被
記録媒体としてA3のサイズが選択されているものとす
る。この場合、1/4のサイズはA5である。このよう
な設定において、図4(A)に示すようにA5原稿2枚
とA4原稿1枚が読取部14により読み込まれるものと
する。なお、A4原稿はA5原稿とは長辺の向きが異な
っている。このように向きが異なる場合のサイズには、
以下の説明では‘R’を付して示すことにする。すなわ
ち、図4(A)におけるA4原稿のサイズはA4Rとし
て示す。
【0033】まず図2のS32で1つ目のA5原稿を読
取部14で読み取り、S33で図4(B)に‘1’とし
て示すように被記録媒体の1/4の領域に集約処理す
る。ここでは等倍による集約処理を行うことになる。
【0034】そして、S36で次のA5原稿について、
集約可能であるか否かを判定する。この場合には、図3
のS41で空き領域が存在すると判定され、S42で1
つ目の画像と同じ大きさであると判断され、S43で空
き領域のサイズが被記録媒体の1/4以上存在すると判
断されるため、集約可能であるとの判定結果が得られ
る。集約可能であるので、S37において読取部14は
2枚目の原稿から画像を読み取り、S33で図4(B)
に‘2’として示すように被記録媒体の1/4の領域に
集約処理する。
【0035】S36において次のA4Rのサイズの原稿
について、集約可能であるか否かを判定する。この場合
には、図3のS41で空き領域が存在すると判定された
後、S42で3つ目の画像は1つ目の画像とは異なるサ
イズの画像であると判定される。この場合、1つ目の画
像のサイズであるA5よりも大きいのでS44からS4
6に進む。S46において、空き領域にA4Rのサイズ
の画像が収まるか否かを判定する。A5の2つの画像を
集約した時点で、空き領域はまだA5の画像で2つ分、
すなわちA4の画像が入る分だけ空いている。その方向
もA4Rの画像が収まる方向である。そのため、S46
においてA4Rの画像が空き領域に収まると判断され、
集約可能であると判定される。集約可能であるので、S
37において読取部14は3枚目の原稿から画像を読み
取り、S33で図4(B)に‘3’として示すように被
記録媒体の右側1/2の領域にA4Rの画像を集約処理
する。
【0036】ここでは次の原稿を示していないが、もし
次の原稿が存在していても次の原稿の画像を集約できな
いので、S38において記録部15でA3の用紙に3つ
の画像を記録出力する。このようにして、異なるサイズ
の画像が含まれていても、Nin1機能を利用してコピ
ーすることができる。この場合には4つの画像を集約す
るように指定されているが、3つの画像のみを1枚の被
記録媒体に集約して記録出力している。このように少な
い数の画像で構成することにより、例えば図9に示すよ
うにA4Rの画像がA6R相当の画像に縮小されて見に
くくなることはない。
【0037】図5は、本発明の記録装置の実施の一形態
におけるNin1機能による処理の第2の具体例の説明
図である。この例は上述の図4に示した例とほぼ同様で
あるが、3枚目の原稿として長辺の方向が異なるA4の
原稿がセットされた場合を示している。この場合、1枚
目、2枚目のA5サイズの原稿の画像は、図4の場合と
同様に、A3の被記録媒体の左半分に集約される。
【0038】次に3つ目のA4サイズの原稿について、
集約可能であるか否かを判定する。この場合には、図3
のS41で空き領域が存在すると判定された後、S42
で3つ目の画像は1つ目の画像とは異なるサイズの画像
であると判定され、さらにS44で1つ目の画像のサイ
ズよりも大きいと判断される。S46において、空き領
域にA4サイズの画像が収まるか否かを判定するが、図
4に示した例のようにA4Rサイズの画像は収まるもの
の、A4サイズの画像は収まらない。そのため、さらに
S47において、空き領域が被記録媒体の1/4以上存
在するか否かを判定する。この場合、空き領域は被記録
媒体の1/4以上存在するので、縮小して集約可能であ
ると判定される。この場合には、S37において読取部
14は3枚目の原稿から画像を読み取り、S33で集約
処理する。このとき、A4サイズの画像を被記録媒体の
1/4のサイズであるA5サイズとなるように縮小し、
図5(B)に‘3’として示すように集約処理する。
【0039】ここでは次の原稿を示していないが、原稿
が終了していれば、図5(B)の状態で被記録媒体に記
録する。また、まだ空き領域が被記録媒体の1/4以上
存在するので、1つ目の画像のサイズ以下のサイズの画
像であれば、そのまま集約可能である。また、1つ目の
画像のサイズより大きいサイズの画像では、縮小して集
約可能である。
【0040】図6は、本発明の記録装置の実施の一形態
におけるNin1機能による処理の第3の具体例の説明
図である。ここではN=2とし、2in1の集約処理を
行うものとする。また、被記録媒体としてA3のサイズ
が選択されているものとする。この場合、1/2のサイ
ズはA4Rである。このような設定において、図6
(A)に示すようにA4R原稿1枚とA5原稿2枚が読
取部14により読み込まれるものとする。なお、A4R
原稿とA5原稿は長辺の向きが異なっている。
【0041】まず図2のS32で1つ目のA4R原稿を
読取部14で読み取り、S33で図6(B)に‘1’と
して示すように被記録媒体の1/2の領域に集約処理す
る。ここでは等倍による集約処理を行うことになる。
【0042】そして、S36で次のA5原稿について、
集約可能であるか否かを判定する。この場合には、図3
のS41で空き領域が存在すると判定された後、S42
で2つ目の画像は1つ目の画像と異なるサイズの画像で
あると判断される。さらに、S44で2つ目の画像は1
つ目の画像よりもサイズが小さいと判断され、S45で
空き領域に収まるか否かを判断する。ここでは空き領域
はA4Rのサイズだけ残っており、2つ目の画像のサイ
ズはA5であるから、十分収まる。そのため、集約可能
であると判定される。集約可能であるので、S37にお
いて読取部14は2枚目の原稿から画像を読み取り、S
33で図6(B)に‘2’として示すように被記録媒体
の右側の領域に集約処理する。この時点で空き領域は右
下のA5サイズの領域となる。
【0043】S36において次の3枚目のA5のサイズ
の原稿について、集約可能であるか否かを判定する。こ
の場合には、図3のS41で空き領域が存在すると判定
された後、S42で3つ目の画像は1つ目の画像とは異
なるサイズの画像であると判定され、さらにS44で1
つ目の画像よりもサイズが小さいと判断される。そのた
めS45において、空き領域に次の画像が収まるか否か
を判定する。2つ目の画像までを集約した時点で空き領
域はA5サイズの領域であった。そのため、3つ目のA
5サイズの画像は空き領域に収まると判断され、集約が
可能であると判定される。集約可能であるので、S37
において読取部14は3枚目の原稿から画像を読み取
り、S33で図6(B)に‘3’として示すように被記
録媒体の右下の領域に集約処理する。
【0044】ここでは次の原稿を示していないが、もし
次の原稿が存在していても次の原稿の画像を集約できな
いので、S38において記録部15でA3の用紙に3つ
の画像を記録出力する。このようにして、異なるサイズ
の画像が含まれていても、Nin1機能を利用してコピ
ーすることができる。この場合には2つの画像を集約す
るように指定されているが、2つの画像を集約した時点
で次の3つ目の画像を集約可能である場合、3つ目の画
像も集約して記録出力している。これによって、例えば
図10に示すように空き領域を無駄にすることなく、画
像を集約することができ、画像の保存性を向上させるこ
とができる。
【0045】なお、図6に示した例において、3つ目の
画像のサイズが1つ目と同じA4Rサイズである場合に
は、空き領域が存在していてもその空き領域は被記録媒
体の1/2以上ではないので、図3のS43で集約はで
きないと判定される。また、3つ目の画像が長辺の方向
が異なるA5Rサイズであった場合、A5サイズの空き
領域にA5Rサイズの画像は収まらないため、S45で
集約できないと判定される。さらに、3つ目の画像が1
つ目の画像のサイズであるA4Rサイズより大きいサイ
ズであった場合、空き領域が被記録媒体の1/2以上で
はないので、S47において集約できないものと判定
し、異常に小さく縮小されるのを防いでいる。
【0046】また、図6に示した例において2つ目の画
像のサイズがB5RやA5Rサイズである場合には、拡
大してA4Rサイズに合わせることも考えられる。しか
し、可読性の面から、1枚の被記録媒体に記録される画
像の倍率はなるべく同じ方が望ましい。そのため、1つ
目の画像よりも小さいサイズの画像については、1つ目
の画像サイズに合わせるような拡大処理を行わずに、集
約処理を行っている。
【0047】図7は、本発明の記録装置の実施の一形態
を含む別の例を示すブロック図である。図中、22はイ
ンタフェースである。上述の図1に示した例では、本発
明の記録装置をファクシミリ装置に適用した例を示した
が、これに限らず、例えばNCU16およびモデム17
を設けずに通信機能を有しないコピー機として構成する
ことができる。さらには、図7に示すように、画像を記
録する機能のみの装置として構成することもできる。本
発明は、これらの他にも、各種の構成に適用することが
可能である。
【0048】図7に示す構成では、外部に接続された例
えばコンピュータなどからインタフェース22を介して
画像やデータが入力される。インタフェース22を介し
て外部のコンピュータから、あるいは図示しない操作パ
ネルなどから、Nin1機能が指示された場合、上述の
ような集約処理を行う。このとき、例えば図2における
フローチャートにおいて読取部14からの画像の読取
は、インタフェース22を介した画像の取得処理とな
る。また、記録する画像のサイズは、画像とともに送ら
れてくるデータから判断したり、あるいは画像自体を走
査してサイズを判定すればよい。そのために、次の記録
すべき画像を取得した後に、その画像を集約可能か否か
の判断を行うように構成するとよい。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、異なるサイズの画像でもNin1機能を用い
た記録出力を行うことができる。また、大きなサイズの
画像を異常に小さく縮小して記録しないので、可読性を
向上させることができる。さらに、空き領域を無駄にし
ないため、被記録媒体を無駄にせず、保存性を向上する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の実施の一形態を含むファク
シミリ装置の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の記録装置の実施の一形態を含むファク
シミリ装置の一例におけるNin1機能によるコピー動
作の一例を示すフローチャートである。
【図3】集約可能か否かの判定処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の記録装置の実施の一形態におけるNi
n1機能による処理の第1の具体例の説明図である。
【図5】本発明の記録装置の実施の一形態におけるNi
n1機能による処理の第2の具体例の説明図である。
【図6】本発明の記録装置の実施の一形態におけるNi
n1機能による処理の第3の具体例の説明図である。
【図7】本発明の記録装置の実施の一形態を含む別の例
を示すブロック図である。
【図8】集約機能の一例の説明図である。
【図9】従来の集約機能における問題点の説明図であ
る。
【図10】従来の集約機能における別の問題点の説明図
である。
【符号の説明】
11…主制御部、12…表示部、13…操作部、14…
読取部、15…記録部、16…NCU、17…モデム、
18…画像メモリ、19…RAM、20…ROM、21
…バス、22…インタフェース。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された集約数の同じサイズの画
    像を1枚の被記録媒体に記録する機能を有する記録装置
    において、前記集約数の画像のうち2つ目以降の画像に
    1つ目の画像よりサイズの大きな画像が存在し該画像が
    空き領域に収まらないとき空き領域が被記録媒体の大き
    さの前記集約数分の一以上の領域が空いていれば該空き
    領域に収まるように前記画像を縮小して集約し記録画像
    を形成する制御手段と、前記制御手段で生成された前記
    記録画像を1枚の被記録媒体に記録する記録手段を有す
    ることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 予め設定された集約数の同じサイズの画
    像を1枚の被記録媒体に記録する機能を有する記録装置
    において、1つ目の画像を被記録媒体の大きさの前記集
    約数分の一の領域に収める倍率を設定し2つ目以降の画
    像に対して該倍率を適用するとともに前記集約数の画像
    のうち2つ目以降の画像に1つ目の画像よりサイズの大
    きな画像が存在し該画像が空き領域に収まらないとき空
    き領域が被記録媒体の大きさの前記集約数分の一以上の
    領域が空いていれば該空き領域に収まるように新たな倍
    率を用いて前記画像を縮小して集約し記録画像を形成す
    る制御手段と、前記制御手段で生成された前記記録画像
    を1枚の被記録媒体に記録する記録手段を有することを
    特徴とする記録装置。
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