JP3253520B2 - 変化タイミング検出回路及びビット位相同期回路 - Google Patents

変化タイミング検出回路及びビット位相同期回路

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JP3253520B2
JP3253520B2 JP09796596A JP9796596A JP3253520B2 JP 3253520 B2 JP3253520 B2 JP 3253520B2 JP 09796596 A JP09796596 A JP 09796596A JP 9796596 A JP9796596 A JP 9796596A JP 3253520 B2 JP3253520 B2 JP 3253520B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変化タイミング検
出回路及びビット位相同期回路に関し、例えば、高速デ
ータの受信回路に好適な回路である。
【0002】
【従来の技術】近年、50Mbit/s以上の伝送速度
による高速デジタル通信システムの構築が進められてい
る。このような高速のデジタル通信システムの受信装置
においては、高速で受信信号の変化を検出して同期をと
る同期回路が必要となる。この同期回路の中には先ずビ
ット同期をとる回路が必要となり、更に、ビット同期を
とるための前段階として、受信データの変化点を検出す
る回路が必要となる。
【0003】そこで、図2は、従来の3相クロックによ
る入力データに対する変化点検出回路である。図3は、
図2の変化点検出回路の動作タイミングチャートであ
る。受信データ(DATA)は、Dフリップフロップ回
路DFF11、DFF21、DFF31に与えられる。
3相クロックCLK0〜2は、図3の(a)〜(c)に
示すように受信データの1パルス幅(d)を移相された
3相のクロックである。
【0004】Dフリップフロップ回路DFF11は、受
信データをクロックCLK0でサンプル出力(ラッチ出
力)してサンプル出力信号D11(e)を次の段のDフ
リップフロップ回路DFF13に与える。このDフリッ
プフロップ回路DFF13は、クロックCLK0で再び
サンプルしてサンプル出力信号D13(f)をCLK0
系同期回路1に与える。ここで、サンプル出力信号D1
1(e)とサンプル出力信号D13(f)との間の位相
差は1クロック長Tである。
【0005】また、Dフリップフロップ回路DFF21
は、受信データをクロックCLK1(b)でサンプル出
力(ラッチ出力)してサンプル出力信号D21(g)を
次の段のDフリップフロップ回路DFF23に与える。
このDフリップフロップ回路DFF23は、クロックC
LK0の位相に乗せ換えるために再びCLK0でサンプ
ルしてサンプル出力信号D23(h)をCLK0系同期
回路1に与える。ここで、サンプル出力信号D21
(g)とサンプル出力信号D23(h)との間の位相差
は1クロック長Tの2/3である。
【0006】更に、Dフリップフロップ回路DFF31
は、受信データをクロックCLK2(c)でサンプル出
力(ラッチ出力)してサンプル出力信号D31(i)を
次の段のDフリップフロップ回路DFF33に与える。
このDフリップフロップ回路DFF33は、クロックC
LK0の位相に乗せ換えるために再びCLK0でサンプ
ルしてサンプル出力信号D33(j)をCLK0系同期
回路1に与える。ここで、サンプル出力信号D31
(i)とサンプル出力信号D33(j)との間の位相差
は1クロック長Tの1/3である。
【0007】CLK0系同期回路1は、このようにして
得られたサンプル出力信号D13(f)と、サンプル出
力信号D23(h)と、サンプル出力信号D33(j)
とから判断して、サンプル出力信号D13(f)がロウ
レベルで、サンプル出力信号D23(h)がハイレベル
で、サンプル出力信号D33(j)がハイレベルである
ことから、サンプル出力信号D13(f)のロウレベル
とサンプル出力信号D23(h)のハイレベルとの間で
レベル変化があることから、変化点を検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サンプ
ル出力信号D31(i)とサンプル出力信号D33
(j)との間の位相差は1クロック長Tの1/3である
ため、Dフリップフロップ回路DFF33の動作立ち上
がり速度が十分に速くなければ、Dフリップフロップ回
路DFF33は入力されるデータをクロックCLK0で
サンプルすることができなくなる。例えば、50MHz
のクロックで動作している場合には、上記T/3の時間
とは、およそ0.006μsecであり、このような速
い速度で動作するDフリップフロップ回路は汎用では数
少ない上に、高い性能のDフリップフロップ回路を採用
する必要があり、実現が容易ではない。
【0009】このようなことから、高速デジタル信号の
受信においても高速立ち上がり性能又は立ち下がり性能
を有する回路素子を使用しなくても十分に受信データの
変化タイミングを検出する変化タイミング検出回路及び
変化タイミング検出に使用するフリップフロップ回路を
高い性能にしなくても容易にビット同期を取ることがで
きるビット位相同期回路の実現が要請されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、第1の発明に係る変化タイミング検出回路は、受
信データの変化タイミングを検出する変化タイミング検
出回路において、受信データに対して、位相差がT/n
(Tは1クロック長:nは3以上の整数)ずつ異なるn
相のクロック信号でサンプルしてn相のサンプル信号を
出力するサンプル手段と、サンプル手段からのn相のサ
ンプル信号のそれぞれに対して移相処理を行い、サンプ
ル手段からのn相のサンプル信号をそれぞれ、所定の位
相を有する1個の基準の上記クロック信号に同期したも
のに変換するサンプル信号移相手段と、サンプル信号移
相手段からのn相のサンプル信号のレベルの相対関係か
ら受信データの変化タイミングを判定する変化タイミン
グ判定手段とを備え、サンプル信号移相手段は、サンプ
ル手段からのn相のサンプル信号毎の移相部からなり、
各移相部は、縦続接続された最大n−1個のフリップフ
ロップ回路を有し、相前後するフリップフロップ回路間
の転送を通じてサンプル信号の位相を(n−1)・T/
n分だけ移相させ、この相前後するフリップフロップ回
路間の転送を通じた(n−1)・T/n分ずつの移相
を、サンプル手段から自己に与えられたサンプル信号に
用いられる上記クロック信号の位相と基準の上記クロッ
ク信号の位相により定まる回数だけ繰り返して、サンプ
ル手段から与えられたサンプル信号の位相を、基準のク
ロック信号の位相まで移相させることを特徴とする
【0011】第1の発明に係る変化タイミング検出回路
は、縦続接続された最大n−1個のフリップフロップ回
路を有した各移相部を備えることによって、相前後する
フリップフロップ回路間の転送を通じてサンプル信号の
位相を(n−1)・T/n分だけ移相させ、この相前後
するフリップフロップ回路間の転送を通じた(n−1)
・T/n分ずつの移相を、サンプル手段から自己に与え
られたサンプル信号の 位相に用いられる上記クロック信
号の位相と基準の上記クロック信号の位相により定まる
回数だけ繰り返して、サンプル手段から与えられたサン
プル信号の位相を、基準のクロック信号の位相まで移相
させることができる。すなわち、フリップフロップ回路
間のサンプル出力信号の位相差を(n−1)・T/n以
上にすることができる。例えば、n=3とすると、2・
T/3以上にすることができる。従って、従来に比べ
て、各フリップフロップ回路の立ち上がり又は立ち下が
り応答速度に対する性能が緩和されることになる。
【0012】また、第2の発明に係る変化タイミング回
路は、受信データの変化タイミングを検出する変化タイ
ミング検出回路において、受信データをサンプルしてn
相[nは1からNまでの整数、Nは3以上の整数]のサ
ンプル信号を出力するサンプル手段と、これらのn相の
サンプル出力信号からそれぞれの信号レベルの相対関係
から受信データの変化タイミングを判定する変化タイミ
ング判定手段とを備え、サンプル手段は、N行×N列か
らなるフリップフロップ回路を有し、フリップフロップ
回路における第n行第1列のフリップフロップ回路は、
n相のクロック信号における第nのクロック信号が立ち
上がるときに受信データを入力しラッチして、ラッチさ
れたデータを出力し、フリップフロップ回路における第
n行第m列[mは2からN−1までの整数]のフリップ
フロップ回路は、n相のクロック信号における第(n−
m+1)のクロック信号[(n−m+1)が1以下の値
のとき、(m−n+1)は1とする]が立ち上がるとき
に第n行第(m−1)列のフリップフロップ回路から出
力されるデータを入力しラッチして、ラッチされたデー
タを出力し、フリップフロップ回路における第n行第N
列のフリップフロップ回路は、クロック信号における第
(n−N+1)のクロック信号[(n−N+1)が1以
下の値のとき、(n−N+1)は1とする]が立ち上が
るときに第n行第(N−1)列のフリップフロップ回路
から出力されるデータを入力しラッチして、ラッチされ
たデータをn相のサンプル信号として出力し、クロック
信号における第nのクロック信号の位相値と第(n+
1)のクロック[(n+1)がN+1のとき、(n+
1)は1とする]の位相値との間の位相差が、T/N
[Tは1クロック長]であることを特徴とする。 第2の
発明に係る変化タイミング回路は、このような構成にお
いて、各行のフリップフロップ回路を1列〜n列に接続
しているので、受信データのパルス幅をTとしたとき
に、フリップフロップ間のサンプル出力信号の位相差を
(n−1)・T/n以上にすることができる。例えば、
n=3とすると、2・T/3以上にすることができる。
従って、従来に比べて、各行のフリップフロップの立ち
上がり又は立ち下がり応答速度に対する性能が緩和され
ることになる。 第3の発明に係るビット位相同期回路
は、上述した第1及び第2の発明に係る変化タイミング
検出回路を備えるビット位相同期回路であって、変化タ
イミング判定手段によって判定された上記受信データの
変化タイミングに基づいて、n相のクロック信号のいず
れかのクロック信号の位相と、受信データの位相との間
のビット位相の同期をとるビット位相同期手段を有する
ことを特徴とする。 第3の発明に係るビット位相同期回
路は、このような構成を備えることによって、高速のデ
ジタル信号を受信してビット位相同期をとる場合でも、
変化タイミング検出に使用するフリップフロップ回路を
高い性能にしなくても、容易にビット位相同期をとるこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態を
図面を用いて説明する。
【0014】そこで、本実施の形態においては、デジタ
ル伝送装置の受信回路内の機能として、受信信号の変化
点位置(変化タイミング)を多相サンプリング(3相以
上のn相サンプリング)によって検出する場合、隣り合
うDフリップフロップ回路間に入力されるクロックの位
相差を(n−1)/nクロック長とするようなDフリッ
プフロップ回路を挿入し、全てのDフリップフロップ
間が(n−1)/nクロック長以下の時間差での動作
が可能になるように構成する。
【0015】『第1の実施の形態』: 図1は、本第1の実施の形態の変化点(変化タイミン
グ)検出回路の機能構成図である。この図1において、
この変換点検出回路は、Dフリップフロップ回路DFF
11、DFF13、DFF21、DFF23、DFF3
1、DFF33と、挿入Dフリップフロップ回路DFF
2とから構成されている。
【0016】この変化点検出回路において、特徴的な構
成は、挿入Dフリップフロップ回路DFFを備えるこ
とである。この挿入Dフリップフロップ回路DFF
は、Dフリップフロップ回路DFF12、DFF22、
DFF32から構成されている。
【0017】Dフリップフロップ回路DFF12は、D
フリップフロップ回路DFF11からのサンプル出力信
号D11に対してクロックCLK0を使用してサンプル
して、このサンプル出力信号D12を最終段のDフリッ
プフロップ回路DFF13に与える。また、Dフリップ
フロップ回路DFF22は、Dフリップフロップ回路D
FF21からのサンプル出力信号D21に対してクロッ
クCLK0を使用してサンプルして、このサンプル出力
信号D22を最終段のDフリップフロップ回路DFF2
3に与える。
【0018】更に、Dフリップフロップ回路DFF32
は、Dフリップフロップ回路DFF31からのサンプル
出力信号D31に対してクロックCLK1を使用してサ
ンプルして、このサンプル出力信号D32を最終段のD
フリップフロップ回路DFF33に与える。
【0019】図1において、Dフリップフロップ回路D
FF11〜DFF13が1行目のDフリップフロップ回
路であり、Dフリップフロップ回路DFF21〜DFF
23が2行目のDフリップフロップ回路であり、Dフリ
ップフロップ回路DFF31〜DFF33が3行目のD
フリップフロップ回路である。また、Dフリップフロッ
プ回路DFF11〜DFF31が1列目のDフリップフ
ロップ回路であり、Dフリップフロップ回路DFF12
〜DFF32が2列目のDフリップフロップ回路であ
り、Dフリップフロップ回路DFF13〜DFF33が
3列目のDフリップフロップ回路である。これらの3行
×3列に接続されたDフリップフロップ回路で変化点
(変化タイミング)を検出するための3相のサンプル出
力信号を得る。
【0020】(動作): 次に図1の変化点検出回路
の動作を図4の動作タイミングチャートを参照しながら
説明する。先ず、受信データ(d)がDフリップフロッ
プ回路DFF11、21、31に入力されると、Dフリ
ップフロップ回路DFF11ではクロックCLK0
(a)によってサンプル出力され、サンプル出力信号D
11(e)がDフリップフロップ回路DFF12に与え
られる。このDフリップフロップ回路DFF12では、
サンプル出力信号D11(e)に対してクロックCLK
0を使用してサンプル出力され、サンプル出力信号D1
2(f)がDフリップフロップ回路DFF13に与えら
れる。このDフリップフロップ回路DFF13では、サ
ンプル出力信号D12(f)に対してクロックCLK0
を使用してサンプル出力され、サンプル出力信号D13
(g)がCLK0系同期回路1に与えられる。
【0021】ここで、上記サンプル出力信号D11
(e)と、サンプル出力信号D12(f)と、サンプル
出力信号D13(g)との間の位相差は、それぞれ1ク
ロック長Tである。
【0022】また、Dフリップフロップ回路DFF21
ではクロックCLK1(b)によってサンプル出力さ
れ、サンプル出力信号D21(h)がDフリップフロッ
プ回路DFF22に与えられる。このDフリップフロッ
プ回路DFF22では、サンプル出力信号D21(h)
に対してクロックCLK0を使用してサンプル出力さ
れ、サンプル出力信号D22(i)がDフリップフロッ
プ回路DFF23に与えられる。このDフリップフロッ
プ回路DFF23では、サンプル出力信号D22(i)
に対してクロックCLK0を使用してサンプル出力さ
れ、サンプル出力信号D23(j)がCLK0系同期回
路1に与えられる。
【0023】ここで、上記サンプル出力信号D21
(h)と、サンプル出力信号D22(i)との間は2・
T/3の位相差であり、サンプル出力信号D22(i)
とサンプル出力信号D23(j)との間の位相差は、1
クロック長Tである。
【0024】更に、Dフリップフロップ回路DFF31
ではクロックCLK2(c)によってサンプル出力さ
れ、サンプル出力信号D31(k)がDフリップフロッ
プ回路DFF32に与えられる。このDフリップフロッ
プ回路DFF32では、サンプル出力信号D31(k)
に対してクロックCLK1(b)を使用してサンプル出
力され、サンプル出力信号D32(l)がDフリップフ
ロップ回路DFF33に与えられる。このDフリップフ
ロップ回路DFF33では、サンプル出力信号D32
(l)に対してクロックCLK0(a)を使用してサン
プル出力され、サンプル出力信号D33(m)がCLK
0系同期回路1に与えられる。
【0025】ここで、上記サンプル出力信号D31
(k)と、サンプル出力信号D32(l)との間は2・
T/3の位相差であり、サンプル出力信号D32(l)
とサンプル出力信号D33(m)との間の位相差は、2
・T/3である。図1の点線で囲まれているDフリップ
フロップ回路DFF間の位相差は2・T/3となる。
【0026】このように、Dフリップフロップ回路DF
Fを一段挿入したことで、位相差は従来の1/3・Tか
ら2/3・Tに改善されたので、Dフリップフロップ回
路に求められる立ち上がり動作速度を遅く選択すること
ができる。
【0027】CLK0系同期回路1では、上記サンプル
出力信号D13(g)と、サンプル出力信号D23
(j)と、サンプル出力信号D33(m)とから変換点
が検出される。具体的には、サンプル出力信号D13
(g)がハイレベルで、サンプル出力信号D23(j)
がロウレベルで、サンプル出力信号D33(m)がロウ
レベルであることから、サンプル出力信号D13(g)
とサンプル出力信号D23(j)との間で受信データの
変化点があることを検出する。
【0028】このようにして変化点が検出されると、C
LK0系同期回路1では、この検出結果からマスタクロ
ックを例えばクロックCK0として、このマスタク
ロックCK0とデータとの位相差を検出し、この位相
差分データを遅延させた同期データと、同期クロックと
が出力される。または、クロックCK0〜2のいずれ
かの最適な位相のクロックと、同期データとを出力する
ことでもよい。このような構成によってビット位相同期
回路として実現することもできる。
【0029】(本発明の第1の実施の形態の効果):
以上の本発明の第1の実施の形態によれば、Dフリッ
プフロップ回路DFF12、22、32を挿入してクロ
ックでサンプルするように構成したので、Dフリップフ
ロップ回路の間の位相差を2/3・Tまで延ばすことが
でき、立ち上がり動作の速いDフリップフロップ回路を
使用しなくても変化点検出回路を構成することができる
ようになる。
【0030】『第2の実施の形態』: 本第2の実施の形態は、4相以上の多相クロックによっ
て受信データの変化点を検出する変化点(変化タイミン
グ)検出回路を構成する。
【0031】5は、n相クロックによる変化点検出回
路の機能構成図である。図5に示すように、変化点検出
回路は、n個に縦続接続したDフリップフロップ回路を
n相分と、CLK1系同期回路1’とを備えている。図
5では、第1相目のn個の縦続接続したDフリップフロ
ップ回路を、Dフリップフロップ回路DFF11〜DF
F1nとし、第2相目のn個の縦続接続したDフリップ
フロップ回路を、Dフリップフロップ回路DFF21〜
DFF2nとし、第n相目のn個の縦続接続したDフリ
ップフロップ回路を、Dフリップフロップ回路DFFn
1〜DFFnnとして表している。また、各n相のn個
の縦続接続したDフリップフロップ回路のうち、第2列
〜第n−1列のDフリップフロップ回路群をまとめたも
のを挿入Dフリップフロップ回路DFF3とする。Dフ
リップフロップ回路DFF11〜DFFnnの機能は
1の実施形態で説明したDフリップフロップ回路と同じ
機能を備えており、それぞれに与えられているクロック
CLKはCLK1〜CLKnまでのいずれかを与えてサ
ンプル出力する。
【0032】(動作): 次に、図5の変化点検出回
路の動作を、図6の動作タイミングチャートを用いて説
明する。先ず、受信データ(e)は、Dフリップフロッ
プ回路DFF11〜DFFn1に与えられる。Dフリッ
プフロップ回路DFF11は、受信データ(e)に対し
てクロックCLK1(a)によってサンプル出力して、
サンプル出力信号D11(f)をDフリップフロップ回
路DFF12に与える。Dフリップフロップ回路DFF
12は、サンプル出力信号D11(f)に対してクロッ
クCLK1(a)によってサンプル出力して、サンプル
出力信号D12(g)を次のDフリップフロップ回路D
FF13に与える。
【0033】これを繰り返してDフリップフロップ回路
DFF1(n−1)は、前段からのサンプル出力信号に
対してクロックCLK1(a)を使用してサンプル出力
して、サンプル出力信号D1(n−1)(h)を最終段
のDフリップフロップ回路DFF1nに与える。このD
フリップフロップ回路DFF1nは、サンプル出力信号
D1(n−1)(h)に対してクロックCLK1(a)
を使用してサンプルし、サンプル出力信号D1n(i)
をクロックCLK1系同期回路1’に与える。
【0034】このようにして、Dフリップフロップ回路
DFF11〜DFF1nにおけるDFF間の位相差はT
となる。これは、Dフリップフロップ回路DFF11〜
DFF1nにおいて全てクロックCLK1(a)によっ
てサンプルされているためのである。
【0035】また、Dフリップフロップ回路DFF21
は、クロックCLK2(b)を使用してサンプル出力
し、このサンプル出力信号D21(j)をDフリップフ
ロップ回路DFF22に与える。このDフリップフロッ
プ回路DFF22は、クロックCLK1(a)を使用し
てサンプル出力して、このサンプル出力信号D22
(k)を次のDフリップフロップ回路DFF23に与え
る。これを繰り返してDフリップフロップ回路DFF2
(n−1)は、前段からのサンプル出力信号に対してク
ロックCLK1(a)を使用してサンプル出力して、サ
ンプル出力信号D2(n−1)(l)を最終段のDフリ
ップフロップ回路DFF2nに与える。このDフリップ
フロップ回路DFF2nは、サンプル出力信号D2(n
−1)(l)に対してクロックCLK1(a)を使用し
てサンプルし、サンプル出力信号D2n(m)をクロッ
クCLK1系同期回路1’に与える。
【0036】このようにして、Dフリップフロップ回路
DFF21〜DFF2nにおけるDFF間の位相差を
(n−1)・T/n以上を確保することができる。更
に、Dフリップフロップ回路DFF(n−1)1は、ク
ロックCLK(n−1)(c)を使用してサンプル出力
し、このサンプル出力信号D(n−1)1(n)をDフ
リップフロップ回路DFF(n−1)2に与える。
【0037】このDフリップフロップ回路DFF(n−
1)2は、クロックCLK(n−2)を使用してサンプ
ル出力して、このサンプル出力信号D(n−1)2
(o)を次のDフリップフロップ回路DFF(n−1)
3に与える。これを繰り返してDフリップフロップ回路
DFF(n−1)(n−1)は、前段からのサンプル出
力信号に対してクロックCLK1(a)を使用してサン
プル出力して、サンプル出力信号D(n−1)(n−
1)(p)を最終段のDフリップフロップ回路DFF
(n−1)nに与える。このDフリップフロップ回路D
FF(n−1)nは、サンプル出力信号D(n−1)
(n−1)(p)に対してクロックCLK1(a)を使
用してサンプルし、サンプル出力信号D(n−1)n
(q)をクロックCLK1系同期回路1’に与える。
【0038】このようにして、Dフリップフロップ回路
DFF(n−1)1〜DFF(n−1)nにおけるDF
F間の位相差を(n−1)・T/n以上を確保すること
ができる。
【0039】更に、最終段のDフリップフロップ回路D
FFn1は、クロックCLKn(d)を使用してサンプ
ル出力し、このサンプル出力信号Dn1(r)をDフリ
ップフロップ回路DFFn2に与える。このDフリップ
フロップ回路DFFn2は、クロックCLK(n−1)
(c)を使用してサンプル出力して、このサンプル出力
信号Dn2(s)を次のDフリップフロップ回路DFF
n3に与える。これを繰り返してDフリップフロップ回
路DFFn(n−1)は、前段からのサンプル出力信号
に対してクロックCLK2(b)を使用してサンプル出
力して、サンプル出力信号Dn(n−1)(t)を最終
段のDフリップフロップ回路DFFnnに与える。この
Dフリップフロップ回路DFFnnは、サンプル出力信
号Dn(n−1)(t)に対してクロックCLK1
(a)を使用してサンプルし、サンプル出力信号Dnn
(u)をクロックCLK1系同期回路1’に与える。
【0040】このようにして、Dフリップフロップ回路
DFFn1〜DFFnnにおけるDFF間の位相差を
(n−1)・T/n以上に確保することができる。図5
の点線囲まれているDフリップフロップ回路DFF間の
位相差は(n−1)・T/nになる。
【0041】CLK1系同期回路1’では、サンプル出
力信号D1n(i)と、サンプル出力信号D2n(m)
と、…、サンプル出力信号D(n−1)n(q)と、サ
ンプル出力信号Dnn(u)とから受信データ(e)の
変換点が検出される。
【0042】このようにして変化点が検出されると、C
LK1系同期回路1’では、この検出結果からマスタク
ロックを例えば、クロックCK1として、このマスタ
クロックCK1とデータとの位相差を検出し、この位
相差分データを遅延させた同期データと、同期クロック
とが出力される。または、クロックCK1〜nのいず
れかの最適な位相のクロックと、同期データとを出力す
ることでもよい。このような構成によってビット位相同
期回路として実現することもできる。
【0043】(本発明の第2の実施の形態の効果):
以上の本発明の第2の実施の形態によれば、受信デー
タのパルス幅をn分割する移相されたn相のクロックに
よって、(n−2)段の挿入Dフリップフロップ回路D
Fを備えることで、Dフリップフロップ回路の間の位
相差を(n−1)・T/nまで延ばすことができ、立ち
上がり動作の速いDフリップフロップ回路を使用しなく
ても変化点検出回路を構成することができるようになっ
た。
【0044】(他の実施の形態): (1)尚、以上
の実施の形態の変化点(変化タイミング)検出回路、ビ
ット位相同期回路において、多相クロックCLK1〜n
は、受信データからPLL回路などを備えて基準クロッ
クを生成し、この基準クロックの分周などによって生成
することもできる。
【0045】(2)また、上述の実施の形態の変化点検
出回路及びビット位相同期回路は、連続的な高速デジタ
ルデータの受信、例えば、ATM通信システムに適用す
るだけでなく、バーストデータの受信においても十分に
対応することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る変化タイミ
ング検出回路は、縦続接続された最大n−1個のフリッ
プフロップ回路を有した各移相部を備えることにより、
相前後するフリップフロップ回路間の転送を通じてサン
プル信号の位相を(n−1)・T/n分だけ移相させ、
この相前後するフリップフロップ回路間の転送を通じた
(n−1)・T/n分ずつの移相を、サンプル手段から
自己に与えられたサンプル信号の位相で定まる回数だけ
繰り返して、サンプル手段から与えられたサンプル信号
の位相を、基準のクロック信号の位相まで移相させるこ
とができる。従って、高速デジタル受信においても高速
立ち上がり性能又は立ち下り性能を有する回路素子を使
用しなくても、十分に受信データの変化タイミングを検
出することができる。 また、本発明に係る変化タイミン
グ回路は、各行のフリップフロップ回路を1列〜n列に
接続しているので、受信データのパルス幅をTとしたと
きに、フリップフロップ間のサンプル出力信号の位相差
を(n−1)・T/n以上にすることができる。従っ
て、高速デジタル受信においても高速立ち上がり性能又
は立ち下り性能を有する回路素子を使用しなくても、十
分に受信データの変化タイミング を検出することができ
る。 さらに、本発明に係るビット位相同期回路は、第1
の発明に係る変化タイミング検出回路を備えることによ
り、変化タイミング検出に使用するフリップフロップ回
路を高い性能にしなくても容易にビット同期を取ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の変化点検出回路の
機能構成図である。
【図2】従来例の変化点検出回路の機能構成図である。
【図3】従来例の変化点検出回路の動作タイミングチャ
ートである。
【図4】第1の実施の形態の変化点検出回路の動作タイ
ミングチャートである。
【図5】第2の実施の形態の変化点検出回路の機能構成
図である。
【図6】第2の実施の形態の変化点検出回路の動作タイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
DFF11〜33…Dフリップフロップ回路、1…クロ
ックCLK0系同期回路、CLK0、1、2…クロッ
ク。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信データの変化タイミングを検出する
    変化タイミング検出回路において、上記受信データに対して、位相差がT/n(Tは1クロ
    ック長:nは3以上の整数)ずつ異なるn相のクロック
    信号でサンプルしてn相のサンプル信号を出力するサン
    プル手段と、 上記サンプル手段からのn相のサンプル信号のそれぞれ
    に対して移相処理を行い、上記サンプル手段からのn相
    のサンプル信号をそれぞれ、所定の位相を有する1個の
    基準の上記クロック信号に同期したものに変換するサン
    プル信号移相手段と、 上記サンプル信号移相手段から のn相のサンプル信号の
    レベルの相対関係から上記受信データの変化タイミング
    を判定する変化タイミング判定手段とを備え、上記サンプル信号移相手段は、上記サンプル手段からの
    n相のサンプル信号毎の移相部からなり、 上記各移相部は、縦続接続された最大n−1個のフリッ
    プフロップ回路を有し、相前後するフリップフロップ回
    路間の転送を通じてサンプル信号の位相を(n−1)・
    T/n分だけ移相させ、この相前後するフリップフロッ
    プ回路間の転送を通じた(n−1)・T/n分ずつの移
    相を、上記サンプル手段から自己に与えられたサンプル
    信号に用いられる上記クロック信号の位相と基準の上記
    クロック信号の位相により定まる回数だけ繰り返して、
    上記サンプル手段から与えられたサンプル信号の位相
    を、基準の上記クロック信号の位相まで移相させる こと
    を特徴とする変化タイミング検出回路。
  2. 【請求項2】受信データの変化タイミングを検出する変
    化タイミング検出回路において、 上記受信データをサンプルしてn相[nは1からNまで
    の整数、Nは3以上の整数]のサンプル信号を出力する
    サンプル手段と、 これらのn相のサンプル出力信号からそれぞれの信号レ
    ベルの相対関係から上記受信データの変化タイミングを
    判定する変化タイミング判定手段とを備え、 上記サンプル手段は、N行×N列からなるフリップフロ
    ップ回路を有し、 上記フリップフロップ回路における第n行第1列のフリ
    ップフロップ回路は、n相のクロック信号における第n
    のクロック信号が立ち上がるときに上記受信データを入
    力しラッチして、ラッチされたデータを出力し、 上記フリップフロップ回路における第n行第m列[mは
    2からN−1までの整数]のフリップフロップ回路は、
    上記n相のクロック信号における第(n−m+1)のク
    ロック信号[(n−m+1)が1以下の値のとき、(m
    −n+1)は1とする]が立ち上がるときに第n行第
    (m−1)列のフリップフロップ回路から出力されるデ
    ータを入力しラッチして、ラッチされたデータを出力
    し、 上記フリップフロップ回路における第n行第N列のフリ
    ップフロップ回路は、上記クロック信号における第(n
    −N+1)のクロック信号[(n−N+1)が1以下の
    値のとき、(n−N+1)は1とする]が立ち上がると
    きに第n行第(N−1)列のフリップフロップ回路から
    出力されるデータを入力しラッチして、ラッチされたデ
    ータを上記n相のサンプル信号として出力し、 上記クロック信号における第nのクロック信号の位相値
    と第(n+1)のクロック[(n+1)がN+1のと
    き、(n+1)は1とする]の位相値との間の位相差
    が、T/N[Tは1クロック長]であること を特徴とす
    る変化タイミング検出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の変化タイ
    ミング検出回路を備えるビット位相同期回路であって、 上記変化タイミング判定手段によって判定された上記受
    信データの変化タイミングに基づいて、上記n相のクロ
    ック信号のいずれかのクロック信号の位相と、上記受信
    データの位相との間のビット位相の同期をとるビット位
    相同期手段を有することを特徴とするビット位相同期回
    路。
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