JP3251618B2 - 加工装置 - Google Patents

加工装置

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JP3251618B2
JP3251618B2 JP31944991A JP31944991A JP3251618B2 JP 3251618 B2 JP3251618 B2 JP 3251618B2 JP 31944991 A JP31944991 A JP 31944991A JP 31944991 A JP31944991 A JP 31944991A JP 3251618 B2 JP3251618 B2 JP 3251618B2
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弘之 山口
正己 千田
史朗 村井
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株式会社日平トヤマ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マシニングセンタ等
の加工装置に係り、特に主軸ヘッドに支持された主軸に
工具ホルダを着脱可能に装着し、その工具ホルダに取り
付けられた研削用砥石やエンドミル等のエア駆動による
回転工具を保持し研削や切削等の加工を行うようにした
加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の加工装置としては、例え
ば特開平1−281861号公報に示されるような構成
のものが知られている。
【0003】この従来構成においては、工具ホルダに静
圧軸受を介して回転軸が回転可能に支持され、その回転
軸の先端に研削用砥石等の工具が取り付けられている。
工具ホルダには、回転軸をエアの噴射によって回転駆動
させるためのエア駆動機構としてのエアタービンが設け
られている。主軸及び工具ホルダにはエア供給源に連結
されるエア供給路が形成され、このエア供給路を介して
エアタービンにエアが供給されて、回転軸が高速で回転
駆動されると共に、エア供給路を介して静圧軸受にエア
が供給されて、回転軸が工具ホルダに対し静圧的に支承
されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
加工装置では、回転軸の回転を停止させるための停止機
構が設けられていないため、工具交換のために工具ホル
ダを主軸から取り外す場合、エア駆動機構からのエアの
噴射を停止した後、回転軸の惰性回転が所定回転数以下
になるまで、工具ホルダの取り外し作業を待たなければ
ならず、工具交換に長い作業時間を必要とするという問
題があった。
【0005】又、このような問題点を解消するため、工
具ホルダに機械的なブレーキ機構を設けることも考えら
れるが、このように構成した場合には、構造が複雑にな
ると共に、高速回転している回転軸を停止させる際に、
ブレーキ機構のブレーキシュー等に磨耗が生じやすく
て、耐久性に新たな問題が生じた。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものであって、その第1
目的は、工具交換のために工具ホルダを主軸から取り外
す際に、回転軸の惰性回転を短時間に制動停止させるこ
とができて、工具の交換作業を短時間に行うことがで
き、しかも、回転軸を停止させるためにエア停止機構を
採用して、停止機構の構成を簡素化することができると
共に、工具ホルダを主軸に装着する際に、工具ホルダ内
のエア駆動機構及びエア停止機構に対するエアの供給経
路を自動的に接続することができる加工装置を提供する
ことにある。
【0007】又、この発明の第2目的は、工具ホルダを
主軸の装着穴から取り外す際に、駆動用エア又は停止用
エアのいずれか一方を供給するためのエア供給路を利用
して、装着穴にクリーニング用エアを供給することがで
きる加工装置を提供することにある。
【0008】
【0009】そして、この発明の第目的は、工具交換
のために工具ホルダを主軸から取り外す際に、回転軸の
惰性回転を短時間に制動停止させることができて、工具
の交換作業を短時間に行うことができ、しかも、工具ホ
ルダ内のエア駆動機構及びエア停止機構に対するエア供
給路を、主軸及びクランプ軸の内部に区分して形成する
ことができ、クランプ軸がアンクランプ動作されない状
態で主軸内のエア供給路へエアを供給でき、さらには、
クランプ軸の移動により工具ホルダを主軸の装着穴から
取り外す際に、主軸内のエア供給路を通して装着穴にク
リーニング用エアを供給することができる加工装置を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は前記第
及び第2目的を達成するために、主軸ヘッドに支持さ
れた主軸の装着穴に、先端に工具を取り付けた回転軸を
静圧軸受を介して回転可能に支持する工具ホルダが、着
脱可能に装着される加工装置において、前記工具ホルダ
には、回転軸をエアの噴射によって回転駆動させるため
のエア駆動機構と、回転軸の回転をエアの逆噴射によっ
て停止させるためのエア停止機構とを設けると共に、エ
ア駆動機構及びエア停止機構にそれぞれ連結された駆動
用のエア通路及び停止用のエア通路を設け、前記主軸に
はエア供給源に連結される駆動用のエア供給路及び停止
用のエア供給路を設け、前記工具ホルダを装着穴に装着
したときに互いに接続されるように、各エア通路のエア
供給端を各エア供給路の開口端に接離可能に対応させ
前記駆動用エア供給路又は停止用エア供給路のいずれか
一方は、工具ホルダを装着穴から取り外すときにその装
着穴にクリーニング用エアを供給するためのクリーニン
グ用エア供給路と共用し、前記いずれか一方のエア供給
時とクリーニング用エア供給時とでエア供給圧を切換え
る圧切換手段を備えたものである。
【0011】
【0012】
【0013】そして、請求項の発明は前記第目的を
達成するために、主軸ヘッドに支持され且つ先端に工具
ホルダを着脱可能に装着するための装着穴を形成した筒
状の主軸と、その主軸内に軸線方向へ移動可能に挿通さ
れたクランプ軸と、そのクランプ軸の一方向への移動に
基づき装着穴に装着された工具ホルダをクランプするよ
うに、クランプ軸の先端に設けられたクランプ機構と、
前記クランプ軸をクランプ方向に移動付勢する第1付勢
部材と、その付勢部材の付勢力に抗してクランプ軸をア
ンクランプ方向へ移動させるように、クランプ軸上の被
作動部に対応して設けられた作動部材とを備えた加工装
置において、前記主軸の装着穴には先端に工具を取付け
た回転軸を静圧軸受を介して回転可能に支持する工具ホ
ルダが着脱可能に装着され、この工具ホルダには、回転
軸をエアの噴射によって回転駆動させるためのエア駆動
機構と、回転軸の回転をエアの逆噴射によって停止させ
るためのエア停止機構とを設け、前記クランプ軸内には
エア駆動機構又はエア停止機構のいずれか一方にエアを
供給するための第1エア供給路を設けると共に、前記主
軸内にはエア駆動機構又はエア停止機構のいずれか他方
にエアを供給するための第2エア供給路を設け、前記作
動部材には第2エア供給路の開口端部に対向してエア供
給口を設けると共に、作動部材と主軸との間にはエア供
給口を第2エア供給路に接離可能に接続するための接続
手段を設け、前記第1付勢部材の付勢力より小さい力で
作動部材をクランプ軸の被作動部に当接する方向に付勢
する第2付勢部材を設け、前記エア供給口には、作動部
材が前記第2付勢部材によってクランプ軸上の被作動部
に当接する位置まで移動されて、接続手段によりエア供
給口が第2エア供給路に接続されたとき、第2エア供給
路を通してエア駆動機構又はエア停止機構に駆動又は停
止用エアを供給すると共に、作動部材がさらに移動され
ることにより被作動部を介してクランプ軸がアンクラン
プ方向に移動されて、クランプ機構の解放に伴い工具ホ
ルダが装着穴から取り外されるとき、第2エア供給路を
通して装着穴にクリーニング用エアを供給するエア供給
源を連結したものである。
【0014】
【作 用】請求項1に記載の加工装置において、所定の
工具を取り付けた工具ホルダが主軸の装着穴に装着され
ると、工具ホルダに設けられた駆動及び停止用のエア通
路が主軸に設けられた駆動及び停止用のエア供給路に接
続される。この状態で、駆動側のエア供給源から駆動用
のエア供給路及びエア通路を介してエア駆動機構に駆動
用エアが供給されて回転軸に噴射され、その回転軸が高
速で回転駆動されて、回転軸の先端の工具により切削等
の加工が行われる。
【0015】この加工の終了後、工具交換のために工具
ホルダを装着穴から取り外す場合には、エア駆動機構へ
の駆動用エアの供給が停止されると共に、停止用のエア
供給路からエア通路を介してエア停止機構に停止用エア
が供給されて回転軸に逆噴射され、その回転軸の回転が
制動される。従って、回転軸の惰性回転を短時間に制動
停止させることができ、工具交換作業を短時間に行うこ
とができる。
【0016】又、回転軸が所定回転数以下まで制動さ
れ、停止用のエア供給が停止された後、工具ホルダを装
着穴から取り外すとき、圧切換手段によってクリーニン
グ用のエア圧に切換わって駆動用又は停止用のエア供給
路を介して、装着穴にクリーニング用エアが供給され
て、装着穴及び工具ホルダの装着部がクリーニングされ
る。
【0017】
【0018】そして、請求項に記載の加工装置におい
ては、作動部材がクランプ軸上の被作動部と当接する位
置まで移動されたとき、接続手段により作動部材のエア
供給口が主軸内の第2エア供給路に接続される。この状
態で、エア供給源からエア供給口及び第2エア供給路を
介して、エア駆動機構又はエア停止機構に駆動又は停止
用エアが供給される。その後、作動部材がさらに移動さ
れると、クランプ軸がアンクランプ方向に移動されてク
ランプ機構が解放され、工具ホルダが装着穴から取り外
される。このとき、エア供給源からエア供給口及び第2
エア供給路を介して、装着穴にクリーニング用エアが供
給され、装着穴及び工具ホルダの装着部がクリーニング
される。
【0019】
【実施例】以下、この発明を具体化した自動工具交換装
置を備える縦型マシニングセンタの一実施例を、図面に
基づいて詳細に説明する。
【0020】図1及び図2に示すように、マシニングセ
ンタの主軸ヘッド1はほぼ箱型に形成され、その底部に
は支持筒2が固定されると共に、頂部には遮蔽筒3が固
定されている。中空筒状の主軸4は軸受5を介して支持
筒2に回転可能に挿通支持され、その下端にはテーパ状
の装着穴4aが形成されている。回転筒6は主軸4の上
端ネジ部7に螺合して緩み止めナット8により固定さ
れ、遮蔽筒3内に所定間隙をおいて回転可能に挿通され
ている。歯車9は主軸4の中間部に嵌合固定され、図示
しないモータの回転に伴い、この歯車9を含む歯車伝達
機構を介して主軸4が回転駆動される。
【0021】工具ホルダ10は図示しない自動工具交換
装置により前記主軸4の装着穴4aに着脱交換可能に装
着され、そのホルダ本体11の上端には装着穴4aに嵌
挿可能なテーパシャンク部11aが設けられると共に、
外周には自動工具交換装置の交換用アームに係合可能な
保持溝11bが形成されている。中空筒状のクランプ軸
12は主軸4内に上下方向へ移動可能に挿通支持され、
図2に示すように主軸4の上端から上方に突出されてい
る。
【0022】被作動部としての被押圧ナット13及び支
持ナット14は前記クランプ軸12の中間ネジ部15に
螺着され、この支持ナット14の下面には上バネ受けリ
ング16が接合配置されている。下バネ受けリング17
は主軸4の内底部に配設され、この下バネ受けリング1
7と上バネ受けリング16との間には第1付勢部材とし
ての皿バネ18が介装されている。そして、この皿バネ
18の付勢力によりクランプ軸12が上方に向かって移
動付勢されている。
【0023】プルスタッド式のクランプ機構19は前記
クランプ軸12とホルダ本体11との間に設けられ、ク
ランプ軸12の下端の支持孔20内に収容支持された複
数のクランプボール21と、そのクランプボール21と
係合するようにホルダ本体11の上端に設けられたプル
スタッド22とから構成されている。そして、このクラ
ンプボール21がプルスタッド22に係合した状態で、
クランプ軸12が皿バネ18の付勢力によりクランプ方
向の上方へ引かれることにより、ホルダ本体11が装着
穴4aに装着された状態でクランプされる。又、クラン
プ軸12が皿バネ18の付勢力に抗してアンクランプ方
向の下方へ移動されることにより、クランプボール21
がプルスタッド22から離脱して、ホルダ本体11のク
ランプが解除される。
【0024】回転軸23は前記ホルダ本体11内に上下
一対の軸受筒24,25を介して回転可能に支持され、
その下端には研削用砥石等の工具26がチャック27を
介して着脱可能に取り付けられている。多数の噴出ノズ
ル28は軸受筒24,25に形成され、この噴出ノズル
28から回転軸23と軸受筒24,25との間の間隙に
エアが噴出されることによって、回転軸23を支承する
ための静圧軸受29が形成される。
【0025】図1及び図3に示すように、エア駆動機構
30は前記ホルダ本体11と回転軸23との間に設けら
れ、回転軸23の外周に形成された羽根車31と、その
羽根車31に対向して上軸受筒24に形成された複数の
噴射ノズル32とから構成されている。そして、前記主
軸4が主軸ヘッド1に対して所定位置に位置決め停止さ
れた状態で、このエア駆動機構30の噴射ノズル32か
ら羽根車31にエアが噴射されることによって、回転軸
23が図3の反時計方向に高速で回転駆動される。
【0026】エア停止機構33は前記エア駆動機構30
の下方においてホルダ本体11と回転軸23との間に設
けられ、回転軸23の外周に形成された羽根車34と、
その羽根車34に対向して上軸受筒24に形成された複
数の逆噴射ノズル35とから構成されている。そして、
前記エア駆動機構30における噴射ノズル32からのエ
アの噴射が停止された後に、このエア停止機構33の逆
噴射ノズル35から羽根車34にエアが逆噴射されるこ
とによって、回転軸23の惰性回転が制動停止される。
【0027】図1に示すように、駆動用エア通路36は
前記ホルダ本体11内に形成され、ホルダ本体11の内
周面に設けられた環状通路37を介して各噴出ノズル2
8に連結されると共に、上軸受筒24の外周面に設けら
れた環状通路38を介してエア駆動機構30の各噴射ノ
ズル32に連結されている。停止用エア通路39はホル
ダ本体11及びプルスタッド22内に形成され、上軸受
筒24の外周面に設けられた環状通路40を介してエア
停止機構33の各逆噴射ノズル35に連結されている。
そして、前記駆動エア通路36のエア供給端はテーパシ
ャンク部11aの外側においてホルダ本体11の上端面
に180°位相を変えて2箇所に開口され、停止用エア
通路39のエア供給端はプルスタッド22の開口されて
いる。
【0028】駆動用エア供給路としての第1エア供給路
41は前記クランプ軸12の中空部内に設けられ、その
下端がクランプ軸12の外周面に開口されている。2本
の傾斜供給路42は装着穴4aに沿って下方へ延びるよ
うに形成され、その上端が環状通路43を介して第1エ
ア供給路41に連結されると共に、下端が前記駆動用エ
ア通路36の2つのエア供給端に対向して主軸4の下端
面にそれぞれ開口されている。
【0029】筒状のフロート部材44は前記傾斜供給路
42の下端開口部に上下移動可能に嵌挿され、その下端
には黄銅等の軟質材料よりなる接合体45が嵌着されて
いる。バネ46は傾斜供給路42の下端開口部とフロー
ト部材44との間に介装され、常にはこのバネ46の付
勢力により、フロート部材44が規制ピン47にて規制
される上下移動範囲の下方位置に突出保持されている。
【0030】そして、主軸4が所定位置に位置決め停止
された状態で、ホルダ本体11のテーパシャンク部11
aが装着穴4aに図示しないキーを介して定位状態で嵌
挿されたとき、フロート部材44がバネ46の付勢力に
抗して上方に移動されて、接合体45がホルダ本体11
の上端面に圧接される。このとき、傾斜供給路42がフ
ロート部材44及び接合体45を介して駆動用エア通路
36のエア供給端に接続される。
【0031】停止用エア供給路としての第2エア供給路
48は前記主軸4の中空部内に設けられ、その下端が前
記停止用エア通路39の上端開口部と対向するように、
クランプ軸12に形成された供給路49を介して装着穴
4aの内頂部に開口されている。そして、ホルダ本体1
1が装着穴4aに嵌挿されたとき、この第2エア供給路
48が供給路49を介して停止用エア通路39のエア供
給端に接続される。
【0032】図2に示すように、円筒状のシリンダ50
は前記遮蔽筒3上に固定され、その上端には蓋体51が
取り付けられている。作動部材としての中空筒状の作動
軸52はシリンダ50内に上下動可能に収容され、その
下端には凹所52aが形成されている。ピストン53は
ナット54により作動軸52の中間に固定され、このピ
ストン53によりシリンダ50内のシリンダ室が下部加
圧室50aと上部加圧室50bとに区画されている。
【0033】押圧体55は前記凹所52a内においてネ
ジ56により作動軸52の下端に固定され、前記被押圧
ナット13の上面に接離可能に対向している。第2付勢
部材としてのバネ57は蓋体51とピストン53との間
に介装され、このバネ57の付勢力により作動軸52が
下方に移動付勢されている。なお、この実施例において
は、バネ57によって作動軸52に付与される下方への
付勢力が、前記皿バネ18によってクランプ軸12に付
与される上方への付勢力よりも小さくなるように設定さ
れている。
【0034】切換用エアポート58は前記シリンダ50
に形成され、下部加圧室50aに連通されている。油圧
ポート59は蓋体51に形成され、上部加圧室50bに
連通されている。エア供給口60は作動軸52及び押圧
体55に形成され、前記第2エア供給路48の上端開口
部に対向して凹所52a内に開口されている。停止用エ
アポート61はシリンダ50に形成され、環状通路62
を介してエア供給口60に連結されている。
【0035】接続筒63は前記回転筒6の上端に固定又
は一体に突出形成され、この接続筒63と接離可能に対
向するように、凹所52aの下端内面にはシールリング
64が設けられている。そして、この接続筒63とシー
ルリング64とにより接続手段が構成され、図4に示す
ように、作動軸52がバネ57の付勢力により下方に移
動されて、押圧体55がクランプ軸12上の被押圧ナッ
ト13に当接されたとき、シールリング64が接続筒6
3に接触係合し、この状態でエア供給口60が凹所52
aを介して第2エア供給路48に接続される。
【0036】支持ブラケット65は前記主軸ヘッド1の
上面に取り付けられ、この支持ブラケット65上には筒
状のカップリング66が軸受67を介して回転可能に支
持されている。駆動エア及びクーラント供給用の回転継
手68は支持ブラケット65上に図示しない取付板を介
して取り付けられ、その下面に突出した回転管68aが
カップリング66にねじ込み固定されている。そして、
カップリング66には前記クランプ軸12の上端が一体
回転可能に且つ軸線方向へ相対移動可能に嵌挿され、回
転継手68の内部がカップリング66を介してクランプ
軸12内の第1エア供給路41に連結されている。
【0037】図2に示すように、前記シリンダ50内の
加圧室50a,50bにエア又は油圧を供給するための
供給回路は、エア供給源としてのエアポンプ69と、切
換弁70と、大気に連通する排気部71,72と、第1
及び第2のエア経路73,74と、エアハイドロブース
タ75とを備えている。切換弁70は第1〜第3の3つ
の切換部70a,70b,70cを備え、その切換によ
って第1及び第2エア経路73,74がエアポンプ69
又は排気部71,72に対して任意に接続される。
【0038】前記エアハイドロブースタ75はシリンダ
室76及び増圧室77を備えている。ピストン78はシ
リンダ室76内に移動可能に設けられ、このピストン7
8によりシリンダ室76が第1及び第2の加圧室76
a,76bに区画されている。ピストンロッド79はピ
ストン78から増圧室77内に突出され、油タンク80
より増圧室77に供給されている油が、このピストンロ
ッド79の移動によって増圧される。
【0039】前記第1エア経路73は2つのエア経路7
3a,73bに分岐され、その一方のエア経路73aが
切換用エアポート58を介してシリンダ50内の下部加
圧室50aに連結されると共に、他方のエア経路73b
がエアハイドロブースタ75の第1加圧室76aに連結
されている。又、第2エア供給路74はエアハイドロブ
ースタ75の第2加圧室76bに連結されている。さら
に、増圧室77は油圧出力経路81により、前記油圧ポ
ート59を介してシリンダ50内の上部加圧室50bに
連結されている。
【0040】図2に示すように、前記回転継手68を介
して第1エア供給路41に駆動用エア及びクーラントを
供給するための供給回路は、駆動用エア供給源としての
エアポンプ82と、クーラント供給源としてのクーラン
ト供給ポンプ83と、そのエアポンプ82及びクーラン
ト供給ポンプ83を回転継手68に択一的に連結するた
めに、それらの供給経路に接続された切換手段としての
開閉弁84,85とを備えている。
【0041】そして、図1に示すように、工具ホルダ1
0の回転軸23に取り付けられたエンドミル等のエア駆
動による回転工具26を使用して加工を行う場合には、
一方の開閉弁84が開放されて、エアポンプ82から第
1エア供給路41等を介して、工具ホルダ10内のエア
駆動機構30に駆動用エアが供給される。又、図示しな
いがクーラントを必要とするいわゆる軸心給油用の工具
を使用して加工を行う場合には、他方の開閉弁85が開
放されて、クーラント供給ポンプ83から第1エア供給
路41等を介して、工具ホルダにクーラントが供給され
る。
【0042】図2に示すように、前記停止用エアポート
61からエア供給口60を介して第2エア供給路48に
停止用エア等を供給するための供給回路は、エアポンプ
86と、圧切換手段を構成する停止用減圧弁87とクリ
ーニング用減圧弁88と停止用減圧弁87及びクリーニ
ング用減圧弁88を停止用エアポート61に択一的に連
結するようにそれらの供給経路に接続された開閉弁8
9,90とを備えている。なお、エアポンプ69,8
2,86は別々に符号を付してあるが、実際には1つの
ものである。
【0043】そして、加工の終了後に、工具ホルダ10
内の回転軸23の回転が停止される際には、駆動用エア
の供給が停止された後、図4に示すように、作動軸52
の下方移動に伴いシールリング64と接続筒63との接
触係合により、エア供給口60が凹所52aを介して第
2エア供給路48に接続された状態で、一方の開閉弁8
9が開放され、エアポンプ86から停止用減圧弁87を
通して減圧された停止用エアが、第2エア供給路48等
を介して工具ホルダ10内のエア停止機構33に供給さ
れる。
【0044】又、回転軸23が所定回転数以下まで制動
され停止用エアの供給が停止された後、図5に示すよう
に、作動軸52の下方移動によりクランプ軸12が下方
に移動されて、工具ホルダ10が主軸4の装着穴4aか
ら取り外される際には、他方の開閉弁90が開放され
て、エアポンプ86からクリーニング用減圧弁88を通
して減圧されたクリーニング用エアが、第2エア供給路
48等を介して装着穴4aに供給される。
【0045】なお、この実施例においては、図1に鎖線
で示すように、前記回転軸23又はチャック27に対向
して回転センサ91が配設され、この回転センサ91に
よって、回転軸23の回転数が検出されるようになって
いる。又、支持筒2内に振動センサ92を内蔵して、振
動の変化によって回転軸23の回転数が検出されるよう
にしてもよい。
【0046】そして、この検出値は回転軸23の駆動時
における所定回転数の確認を行なうとともに、回転軸2
3の制動停止時には開閉弁89の切換信号として使用さ
れる。
【0047】次に、前記のように構成されたマシニング
センタについて動作を説明する。さて、図1及び図2
は、主軸4が主軸ヘッド1に対して所定位置に位置決め
停止され、その主軸4の装着穴4aに工具ホルダ10が
装着されて、クランプ機構19により工具ホルダ10が
主軸4にクランプされた状態を示すものである。この状
態においては、駆動用エア通路36のエア供給端が傾斜
供給路42の下端開口部の接合体45に接続され、駆動
用エア通路36が傾斜供給路42を介してクランプ軸1
2内の第1エア供給路41に連結されている。又、停止
用エア通路39の上端開口部が供給路49の下端開口部
に接続され、停止用エア通路39が供給路49を介して
主軸4内の第2エア供給路48に連結されている。
【0048】さらに、この状態においては、エア及び油
圧供給回路の切換弁70が切換部70aに切り換えら
れ、エアポンプ69からのエアが、第1エア経路73か
らエア経路73aを介してシリンダ50内の下部加圧室
50aに供給されると共に、エア経路73bを介してエ
アハイドロブースタ75の第1加圧室76aに供給され
ている。このため、エアハイドロブースタ75のピスト
ン78及びピストンロッド79が図2の上方に移動され
て、増圧室77の油圧がゼロになり、シリンダ50の上
部加圧室50bの圧力もゼロとなっている。
【0049】それにより、図2に示すように、シリンダ
50内のピストン53がバネ57の付勢力に抗して上方
に移動され、作動軸52が上方位置に保持されて、押圧
体55がクランプ軸12上の被押圧ナット13から離間
されると共に、シールリング64が接続筒63から離脱
された状態にある。従って、クランプ軸12が皿バネ1
8の付勢力によりクランプ方向に引き上げられ、クラン
プ機構19はクランプ状態に維持されている。
【0050】この状態で、駆動用エア供給回路の開閉弁
84が開放されると、エアポンプ82からの駆動用エア
が、回転継手68、カップリング66、第1エア供給路
41及び傾斜供給路42を介して工具ホルダ10内の駆
動用エア通路36に導かれ、その後、各噴出ノズル28
から回転軸23と軸受筒体24,25との間の間隙に噴
出されて静圧軸受29が形成され、回転軸23がホルダ
本体11に対して静圧的に支承される。それと共に、駆
動用エアが前記駆動用エア通路36からエア駆動機構3
0に導かれ、その噴射ノズル32から羽根車31に向け
て噴射されて、回転軸23が図3の時計方向に高速で回
転駆動される。これにより、回転軸23の先端の工具2
6にてワークに対し切削等の加工が行われる。
【0051】一方、クーラントを必要とする工具を備え
た工具ホルダを主軸4に装着した状態で加工を行う場合
には、クーラント供給回路の開閉弁85が開放されて、
クーラント供給ポンプ83からのクーラントが、回転継
手68、カップリング66、第1エア供給路41及び傾
斜供給路42を介して工具ホルダに供給されて、工具や
ワークの加工部が冷却される。
【0052】そして、前記回転軸23上の工具26によ
る加工が終了すると、駆動用エア供給回路の開閉弁84
が閉じられて、エアポンプ82からエア駆動機構30等
への駆動用エアの供給が停止される。その後、エア及び
油圧供給回路の切換弁70が切換部70bに切り換えら
れ、エアポンプ69からのエア供給が遮断されると共
に、第1及び第2エア経路73,74が排気部71,7
2に接続されて大気圧になり、エアハイドロブースタ7
5の両加圧室76a,76b及びシリンダ50内の両加
圧室50a,50bの圧力がゼロになる。
【0053】これにより、図4に示すように、作動軸5
2がピストン53と一体的にバネ57の付勢力にて下方
へ移動され、押圧体55がクランプ軸12上の被押圧ナ
ット13に当接されると共に、シールリング64が接続
筒63に接触係合して、エア供給口60が凹所52aを
介して第2エア供給路48に接続される。このとき、バ
ネ57によって作動軸52に付与される下方への付勢力
が、皿バネ18によってクランプ軸12に付与される上
方への付勢力よりも小さくなるように設定されているた
め、クランプ軸12が下方に移動されアンクランプ動作
されることはない。
【0054】そして、この状態で、停止用エア供給回路
の開閉弁89が開放され、エアポンプ86から停止用減
圧弁87を通して減圧された停止用エアが、停止用エア
ポート61、エア供給口60、第2エア供給路48及び
供給路49を介して、工具ホルダ10内の停止用エア通
路39に導かれる。その後、停止用エアが停止用エア通
路39からエア停止機構33に導かれ、その逆噴射ノズ
ル35から羽根車34に向けて逆噴射されて、回転軸2
3の回転が制動される。従って、回転軸23が長時間に
亘って惰性回転することはなく、その回転軸23の惰性
回転を短時間に制動停止させることができて、その後の
自動工具交換装置による工具ホルダ10の交換作業を迅
速かつ短時間に行うことができる。
【0055】このように回転軸23の回転が制動され
て、その回転数が所定値以下まで低下したことが回転セ
ンサ91によって検出されると、開閉弁89が閉じて停
止用エアの供給が止まる。そして、図示しない自動工具
交換装置の交換用アームが工具ホルダ10の保持溝11
bをつかむと、エア及び油圧供給回路の切換弁70が切
換部70cに切り換えられ、エアポンプ69からのエア
が、第2エア経路74を介してエアハイドロブースタ7
5の第2加圧室76bに供給される。それにより、エア
ハイドロブースタ75のピストン78及びピストンロッ
ド79が図2の下方に移動されて、増圧室77の油圧が
増圧され、その油圧が油圧出力経路81を介してシリン
ダ50内の上部加圧室50bに供給される。
【0056】これにより、図5に示すように、作動軸5
2がピストン53と一体的に、回転筒6と当接する位置
まで下方へさらに移動されて、クランプ軸12が押圧体
55及び被押圧ナット13を介してアンクランプ方向の
下方に移動され、クランプ機構19によるクランプが解
放される。この後、交換用アームによって工具ホルダ1
0が主軸4の装着穴4aから取り外される。このとき、
クリーニング用エア供給回路の開閉弁90が開放され、
エアポンプ86からクリーニング用減圧弁88を通して
減圧されたクリーニング用エアが、停止用エアポート6
1、エア供給口60、第2エア供給路48及び供給路4
9を介して装着穴4aに供給され、装着穴4aや工具ホ
ルダ10のテーパシャンク部11aがクリーニングされ
る。
【0057】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように変更して具体化することも可能であ
る。 (1)クランプ軸12内の第1エア供給路41を停止用
エア供給路として使用すると共に、主軸4内の第2エア
供給路48を駆動用エア供給路として使用し、作動軸5
2の下方移動に伴い、シールリング64が接続筒63に
接触係合して、エア供給口60が第2エア供給路48に
接続された状態で、エア供給口60から第2エア供給路
48内に、駆動用エア又はクリーニング用エアを選択的
に供給するように構成すること。
【0058】(2)静圧軸受29の噴出ノズル28にエ
アを供給するためのエア通路を、駆動用エア通路36及
び停止用エア通路39と区別して、ホルダ本体11に形
成すること。
【0059】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような優れた効果を奏する。
【0060】請求項1の発明によれば、工具交換のため
に工具ホルダを主軸から取り外す際に、回転軸の惰性回
転を短時間に制動停止させることができて、工具の交換
作業を短時間に行うことができる。又、回転軸を停止さ
せるためにエア停止機構を設けたので、停止機構の構成
を簡素化して耐久性を向上させることができる。さら
に、工具ホルダを主軸に装着する際に、工具ホルダ内の
エア駆動機構及びエア停止機構に対するエアの供給経路
が自動的に接続形成されるため、工具交換作業を迅速に
行うことができる。
【0061】また、工具ホルダを主軸の装着穴から取り
外す際に、駆動用エア又は停止用エアのいずれか一方を
供給するためのエア供給路を利用して、装着穴にクリー
ニング用エアを供給することができて、駆動用又は停止
用及びクリーニング用のエア供給経路を簡素化すること
ができる。
【0062】
【0063】請求項の発明によれば、工具交換のため
に工具ホルダを主軸から取り外す際に、回転軸の惰性回
転を短時間に制動停止させることができて、工具の交換
作業を短時間に行うことができる。又、工具ホルダ内の
エア駆動機構及びエア停止機構に対するエア供給路を、
主軸及びクランプ軸の内部に区分して形成することがで
き、クランプ軸がアンクランプ動作されない状態で主軸
内のエア供給路へエアを供給でき、さらには、クランプ
軸の移動により工具ホルダを主軸の装着穴から取り外す
際に、主軸内のエア供給路を通して装着穴にクリーニン
グ用エアを供給することができて、駆動用、停止用及び
クリーニング用のエア供給経路を容易に形成確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加工装置を縦型マシニングセンタに
具体化した一実施例を示すもので、特に主軸ヘッドのほ
ぼ下半部を示す部分断面図である。
【図2】主軸ヘッドのほぼ上半部を示す部分断面図であ
る。
【図3】図1のA−A線における拡大断面図である。
【図4】作動軸が図2に示す位置から所定量下方に移動
された状態を示す部分断面図である。
【図5】作動軸が図4に示す位置からさらに下方へ移動
された状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】 1 主軸ヘッド、4 主軸、4a 装着穴、10 工具
ホルダ、12 クランプ軸、13 被作動部としての被
押圧ナット、18 第1付勢部材としての皿バネ、19
クランプ機構、23 回転軸、26 工具、29 静
圧軸受、30エア駆動機構、33 エア停止機構、36
駆動用エア通路、39 停止用エア通路、41 駆動
用エア供給路としての第1エア供給路、48 停止用エ
ア供給路としての第2エア供給路、52 作動部材とし
ての作動軸、55 押圧体、57 第2付勢部材として
のバネ、60 エア供給口、63 接続手段を構成する
接続筒、64 接続手段を構成するシールリング、82
駆動用エア供給源としてのエアポンプ、83 クーラ
ント供給源としてのクーラント供給ポンプ、84,85
切換手段を構成する開閉弁、87 停止用圧切換手段
を構成する停止用減圧弁、88 圧切換手段を構成する
クリーニング用減圧弁、89,90 圧切換手段を構成
する開閉弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23Q 5/06 B23Q 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸ヘッドに支持された主軸の装着穴
    に、先端に工具を取り付けた回転軸を静圧軸受を介して
    回転可能に支持する工具ホルダが、着脱可能に装着され
    る加工装置において、 前記工具ホルダには、回転軸をエアの噴射によって回転
    駆動させるためのエア駆動機構と、回転軸の回転をエア
    の逆噴射によって停止させるためのエア停止機構とを設
    けると共に、エア駆動機構及びエア停止機構にそれぞれ
    連結された駆動用のエア通路及び停止用のエア通路を設
    け、前記主軸にはエア供給源に連結される駆動用のエア
    供給路及び停止用のエア供給路を設け、前記工具ホルダ
    を装着穴に装着したときに互いに接続されるように、各
    エア通路のエア供給端を各エア供給路の開口端に接離可
    能に対応させ、 前記駆動用エア供給路又は停止用エア供給路のいずれか
    一方は、工具ホルダを装着穴から取り外すときにその装
    着穴にクリーニング用エアを供給するためのクリーニン
    グ用エア供給路と共用し、前記いずれか一方のエア供給
    時とクリーニング用エア供給時とでエア供給圧を切換え
    る圧切換手段を備えていることを特徴とする加工装置。
  2. 【請求項2】 主軸ヘッドに支持され且つ先端に工具ホ
    ルダを着脱可能に装着するための装着穴を形成した筒状
    の主軸と、その主軸内に軸線方向へ移動可能に挿通され
    たクランプ軸と、そのクランプ軸の一方向への移動に基
    づき装着穴に装着された工具ホルダをクランプするよう
    に、クランプ軸の先端に設けられたクランプ機構と、前
    記クランプ軸をクランプ方向に移動付勢する第1付勢部
    材と、その付勢部材の付勢力に抗してクランプ軸をアン
    クランプ方向へ移動させるように、クランプ軸上の被作
    動部に対応して設けられた作動部材とを備えた加工装置
    において、 前記主軸の装着穴には先端に工具を取付けた回転軸を静
    圧軸受を介して回転可能に支持する工具ホルダが着脱可
    能に装着され、この工具ホルダには、回転軸をエアの噴
    射によって回転駆動させるためのエア駆動機構と、回転
    軸の回転をエアの逆噴射によって停止させるためのエア
    停止機構とを設け、前記クランプ軸内にはエア駆動機構
    又はエア停止機構のいずれか一方にエアを供給するため
    の第1エ ア供給路を設けると共に、前記主軸内にはエア
    駆動機構又はエア停止機構のいずれか他方にエアを供給
    するための第2エア供給路を設け、前記作動部材には第
    2エア供給路の開口端部に対向してエア供給口を設ける
    と共に、作動部材と主軸との間にはエア供給口を第2エ
    ア供給路に接離可能に接続するための接続手段を設け、
    前記第1付勢部材の付勢力より小さい力で作動部材をク
    ランプ軸の被作動部に当接する方向に付勢する第2付勢
    部材を設け、前記エア供給口には、作動部材が前記第2
    付勢部材によってクランプ軸上の被作動部に当接する位
    置まで移動されて、接続手段によりエア供給口が第2エ
    ア供給路に接続されたとき、第2エア供給路を通してエ
    ア駆動機構又はエア停止機構に駆動又は停止用エアを供
    給すると共に、作動部材がさらに移動されることにより
    被作動部を介してクランプ軸がアンクランプ方向に移動
    されて、クランプ機構の解放に伴い工具ホルダが装着穴
    から取り外されるとき、第2エア供給路を通して装着穴
    にクリーニング用エアを供給するエア供給源を連結した
    ことを特徴とする加工装置。
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