JP3250717B2 - 通信処理方法及び装置 - Google Patents
通信処理方法及び装置Info
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Description
エンテッドな通信処理において、電文の送受信、プロト
コルを処理し、その電文処理を行う通信処理技術に関す
る。
は、通信相手と情報を交換する(送受信)前に、通信コ
ネクション(通信経路)を予め設定しておくことによ
り、情報を交換する際にはその通信コネクションを使用
して(コネクションIDを指定する)相手と送受するこ
とである。反対にコネクションレス型通信では、情報の
交換の都度、通信経路を探すため、処理のオーバヘッド
が生じ易い。
上で、その通信コマンドは一旦メモリバッファに記録さ
れ、その記録された通信コマンドから順に実行されてい
る。
に関わらず、通信コマンドが受信された順にメモリバッ
ファにため込まれるため、一旦メモリバッファがあふれ
てしまうと、後に受信した通信コマンドを実行すること
ができない。
メモリバッファを固定的に確保して、設定されている通
信コネクションについて、常に通信コマンドが受信でき
るようにしていた。
法では、設定されていない通信コネクションに対しても
メモリバッファが割り当てられてしまうため、その部分
は空いているにも関わらず使用できないという場合が生
じ、メモリ管理上非効率的であり、多数の通信コネクシ
ョンを処理する大規模通信システムにこの方法を適用す
ることは現実的ではない。
ョン切断のような優先したい通信コマンドであるか、通
常の通信コマンドであるかに依らず、受信した順にメモ
リバッファに記録されてしまうため、メモリバッファが
あふれてしまうと、優先通信コマンドでも実行できない
ということが依然として解決されない。
の実行を確保しつつ、メモリバッファの有効利用を可能
にした通信処理方法及び装置を提供することである。
法は、ステップ(S1)で受信した通信コマンドをステ
ップ(S2)で優先通信コマンドと通常通信コマンドに
分類し、ステップ(S3)で前記通信コネクションが設
定されたときのみ前記設定された通信コネクション毎に
前記優先通信コマンド用にメモリバッファの一部を優先
通信コマンド記憶領域として固定的に割り当て、前記割
り当てられた優先通信コマンド記憶領域のアドレスを管
理するアドレス管理部のアドレス管理情報からメモリバ
ッファの優先通信コマンド記憶領域上の格納アドレスを
入手し、ステップ(S4)で前記入手した格納アドレス
で示される優先通信コマンド記憶領域に前記優先通信コ
マンドを格納し、ステップ(S5)で前記アドレス管理
情報から、空いている領域のアドレスを入手し、前記通
常通信コマンドをアドレスにて示される領域に格納する
通信処理方法において、手順は、ステップ(S1),ス
テップ(S2),ステップ(S3),ステップ(S
4),ステップ(S5)の順としたものである。
コネクションごとの情報を管理するコネクション情報管
理部と、通信コネクションが設定されたときのみ前記メ
モリバッファの一部を、設定された通信コネクションご
との優先通信コマンドを記録するための優先コマンド記
憶領域として前記優先通信コマンド用に固定的に割り当
てるメモリ割り当て部と、前記割り当てられた優先通信
コマンド記憶領域のアドレスを管理するアドレス管理部
と、前記通信コネクションから受信した通信コマンドの
うち優先通信コマンドのみを抽出して前記優先通信コマ
ンド記憶領域に記録し、残りの通信コマンドを前記メモ
リバッファの空いている領域に記録するコマンド記録部
と、前記メモリバッファに記録した通信コマンドを順に
処理するコマンド実行部とを有するものである。
装置は、通信コネクションが設定されたときのみ、メモ
リバッファの一部を優先通信コマンド用に固定的に割り
当てるようにして、優先通信コマンドは必ず実行される
ようにし、また、通信コネクションが解放されたら、そ
の割り当てられたメモリバッファを解放して、メモリバ
ッファを有効に使用する構成としたものである。
ック図である。
22,23,・・・は通信コネクションで、2はその総
称であり、31,32,33,・・・は通信端末装置で
あり、3はその総称である。通信処理装置1において、
11はコネクション情報管理部で、設定されている通信
コネクション21,22,23,・・・の情報を管理し
ている。12はメモリ割り当て部で、設定されている通
信コネクション21,22,23,・・・について、そ
れぞれの優先通信コマンドを後述のメモリバッファ17
に記憶しておくための優先領域を割り当てる。13はア
ドレス管理部で、前記割り当てられた優先領域のアドレ
スを管理する。14は送受信部で、通信コネクション2
ごとに通信コマンドを送受信する。15はコマンド記録
部で送受信部14で受信した通信コマンドを、優先した
い通信コマンドとそうでない通常の通信コマンドとに分
類し、まず、アドレス管理部13から、優先コマンド記
憶領域のアドレスを確認し、優先通信コマンドをメモリ
バッファ17の前記アドレスに記録する。そして、通常
通信コマンドはメモリバッファ17の空いている適当な
領域に受信順に記録する。16はコマンド実行部で、メ
モリバッファ17に記録された通信コマンドを受信順に
実行する。17はメモリバッファで、優先通信コマンド
の記憶領域とそれ以外の通常通信コマンドの記憶領域と
を有する。
制御の一例を示す図である。今、通信コネクション2
1,22,23が設定されたとする。すると、通信処理
装置1内のメモリ割り当て部12では、メモリバッファ
17のうち、優先通信コマンド用に割り当てる領域を確
保し、それぞれ171,172,173を優先コマンド
記憶領域として割り当てる。これらの領域は、優先通信
コマンドを格納するためのものであるが、同じサイズで
あってもなくてもよい。そして、通信コネクション2
1,22,23について、メモリバッファ17の割り当
てた優先コマンド記憶領域171,172,173の各
先頭アドレス41,42,43を、後述する図3のアド
レス管理情報131に記録する。
ス管理の一例を示す図である。アドレス管理情報131
は、通信コネクション21,22,23とその優先コマ
ンド記憶領域171,172,173の先頭アドレス4
1,42,43との対応をとる情報である。図3では対
応表の形式をとっており、カラム1311は通信コネク
ション、カラム1312は対応するメモリバッファ17
上の記憶領域の先頭アドレスを記述している。カラム1
3111,13112,13113にはそれぞれ通信コ
ネクション21,22,23が、カラム13121,1
3122,13123にはそれぞれアドレス41,4
2,43が記述されている。通信処理装置1内のアドレ
ス管理部13は、この情報を参照して、優先コマンド記
憶領域171,172,173は通信コネクション2
1,22,23の優先通信コマンド用に、残りの領域は
通常通信コマンド用として用いる。アドレス管理情報1
31内の情報は、通信コネクションが設定されている限
り有効である。
ス管理の一例を示す図である。今、ある通信コネクショ
ン22が解放されたとすると、通信処理装置1内のアド
レス管理部13は、その優先コマンド用記憶領域の先頭
アドレスの情報を削除する。削除された後のアドレス管
理情報132では、通信コネクション22に関する情報
が空欄になっている。アドレス管理情報に記述されてい
ないメモリバッファ17の領域は、自由に使えることに
なる。
ム1321は通信コネクション、カラム1322は対応
するメモリバッファ17上の記憶領域の先頭アドレスを
記述している。カラム13211,13213にはそれ
ぞれ通信コネクション21,23が、カラム1322
1,13223にはそれぞれアドレス41,43が記述
されている。カラム13212が空欄なのは、その通信
コネクションは開放されて存在しないことを示し、それ
に対応するアドレスも存在しないため、カラム1322
2も空欄となる。アドレス管理部13は、この対応表を
見て、記述されていない通信コネクションは存在しない
ものと解釈する。
制御の一例を示す図である。通信処理装置1内のアドレ
ス管理部13は、アドレス管理情報132を参照し、通
信コネクション22に関する情報が空欄になっているこ
とを確認する。そして、メモリ割り当て部12は、メモ
リバッファ17の当該優先コマンド記憶領域172を割
り当てから解放する。これにより、メモリバッファ17
の当該領域172は、今新たに設定される通信コネクシ
ョンがないとすると、通常通信コマンドの格納のために
自由に使用できる状態になる。
ッファ17に記憶する手順の一例を示すフロー図であ
る。図中(S1)〜(S5)は各ステップを示す。まず
ステップ(S1)において、送受信部14で通信コマン
ドを受信する。次に、ステップ(S2)において、コマ
ンド記録部15は、受信した通信コマンドを、優先通信
コマンドと通常通信コマンドとに分類する。そして、ス
テップ(S3)より、メモリバッファ17上の優先コマ
ンド記憶領域のアドレスを、アドレス管理情報131か
ら入手して確認し、ステップ(S4)において、優先通
信コマンドを、メモリバッファ17の当該アドレスで示
される領域に記録し、ステップ(S5)において、通常
通信コマンドをメモリバッファ17の残りの領域に記録
する。
信コネクションが設定されたときのみ、メモリバッファ
の一部を優先通信コマンド用に固定的に割り当てること
で、優先通信コマンドは必ず実行されるようになり、ま
た、通信コネクションが解放されたら、その割り当てら
れたメモリバッファも解放してしまうので、メモリバッ
ファは有効に使用される。これにより、プロトコルの制
御がスムーズに行える。
る。
のメモリ制御の一例を示す図である。
のアドレス管理の一例を示す図である。
のアドレス管理の一例を示す図である。
のメモリ制御の一例を示す図である。
メモリバッファに記憶する手順の一例を示すフロー図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の通信コネクションをアドレス管理
情報に基づき管理し、通信コネクションごとに送信され
る通信コマンドを処理する通信処理用メモリ制御方法で
あって、ステップ(S1)で 受信した通信コマンドをステップ
(S2)で優先通信コマンドと通常通信コマンドに分類
し、ステップ(S3)で前記通信コネクションが設定さ
れたときのみ前記設定された通信コネクション毎に前記
優先通信コマンド用にメモリバッファの一部を優先通信
コマンド記憶領域として固定的に割り当て、前記割り当
てられた優先通信コマンド記憶領域のアドレスを管理す
るアドレス管理部のアドレス管理情報からメモリバッフ
ァの優先通信コマンド記憶領域上の格納アドレスを入手
し、ステップ(S4)で 前記入手した格納アドレスで示され
る優先通信コマンド記憶領域に前記優先通信コマンドを
格納し、ステップ(S5)で 前記アドレス管理情報から、空いて
いる領域のアドレスを入手し、前記通常通信コマンドを
前記アドレスにて示される領域に格納する通信処理方法
において、手順は前記ステップ(S1),ステップ(S
2),ステップ(S3),ステップ(S4),ステップ
(S5)の順であることを特徴とする通信処理方法。 - 【請求項2】 複数の通信コネクションを管理し、通信
コネクションごとに送信される通信コマンドをメモリバ
ッファに一旦記録したのち、該通信コマンドを順に実行
する通信処理装置において、 通信コネクションごとの情報を管理するコネクション情
報管理部と、 通信コネクションが設定されたときのみ前記メモリバッ
ファの一部を、設定された通信コネクションごとの優先
通信コマンドを記録するための優先コマンド記憶領域と
して前記優先通信コマンド用に固定的に割り当てるメモ
リ割り当て部と、前記割り当てられた 優先通信コマンド記憶領域のアドレ
スを管理するアドレス管理部と、 前記通信コネクションから受信した通信コマンドのうち
優先通信コマンドのみを抽出して前記優先通信コマンド
記憶領域に記録し、残りの通信コマンドを前記メモリバ
ッファの空いている領域に記録するコマンド記録部と、 前記メモリバッファに記録した通信コマンドを順に処理
するコマンド実行部とを有することを特徴とする通信処
理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17345296A JP3250717B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 通信処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17345296A JP3250717B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 通信処理方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1023100A JPH1023100A (ja) | 1998-01-23 |
JP3250717B2 true JP3250717B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=15960738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17345296A Expired - Lifetime JP3250717B2 (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-03 | 通信処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3250717B2 (ja) |
-
1996
- 1996-07-03 JP JP17345296A patent/JP3250717B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1023100A (ja) | 1998-01-23 |
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