JP3249798B2 - 成形体 - Google Patents

成形体

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂を副
成分とした可焼却性の複合材料から形成された成形体に
関する。また、本発明は熱可塑性樹脂を副成分とした成
形体原料を用い、射出成形によって成形体を製造する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】環境保
全に配慮した成形体として、熱可塑性樹脂とパルプや古
紙等を粉砕したものとの混合物を原料としたものが知ら
れている。しかし、パルプや古紙等の配合比を高くして
いくと、これらが成形体の表面に露出し易くなり、成形
体の表面平滑性や光沢が低下し、美観が損なわれる。ま
た、金型転写性が低下して微細なパターンが忠実に転写
され難くなる。このような理由から、前記混合物を原料
とした成形体は、外観や精度をあまり重要視しない使い
捨ての容器や道具類、目立たない箇所の部材等として用
いられてきたに過ぎず、一般のプラスチック成形体と同
様の製品としては用いられていなかった。
【0003】従って、本発明は、熱可塑性樹脂100%
からなるか又は熱可塑性樹脂を主成分とする成形体と同
等の表面平滑性、美麗な外観及び金型転写性を有する、
熱可塑性樹脂を副成分とした成形体及びその製造方法を
提供することを目的とする。また、本発明は、環境に有
害な物質の発生を極力低減して焼却廃棄することのでき
る成形体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
30〜49重量%及び可焼却性の短繊維又は粉体51〜
70重量%を含有する複合材料から射出成形によって
成された成形体であって、該成形体の表面に露出した前
記短繊維又は前記粉体の面積比が1〜20%であり、前
記成形体は、前記射出成形に用いられる金型を、前記熱
可塑性樹脂の熱変形温度〜該熱変形温度+20℃の範囲
に加熱した状態下に射出成形して製造されたものであ
成形体(以下、第1発明というときには、この発明をい
う)を提供することにより上記目的を達成したものであ
る。
【0005】また、本発明は、熱可塑性樹脂30〜49
重量%及び可焼却性の短繊維又は粉体51〜70重量%
を含有する成形体原料を所定温度に加熱された射出成形
用金型に射出充填して、所定形状を有する成形体を製造
する方法であって、前記射出成形用金型を、前記熱可塑
性樹脂の熱変形温度〜該熱変形温度+20℃の範囲に加
熱した状態下に射出成形を行う成形体の製造方法(以
下、第2発明というときには、この発明をいう)を提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明を、その好ましい実施
形態に基づき説明する。第1発明の成形体は、熱可塑性
樹脂及び可焼却性の短繊維又は粉体を含有する複合材料
から形成されている。このうち、熱可塑性樹脂は複合材
料の副成分として用いられ、可焼却性の短繊維又は粉体
は主成分として用いられる。
【0007】熱可塑性樹脂としては、プラスチック成形
体に通常用いられる樹脂、例えばポリエチレンやポリプ
ロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート等のポリエステル系樹脂、ナイロン等のポリ
アミド系樹脂、ポリ塩化ビニルやポリスチレン等のポリ
ビニル系樹脂等が用いられる。これらの熱可塑性樹脂
は、単独で又は二種以上の混合物として用いられる。熱
可塑性樹脂は、成形体を形成する複合材料の副成分とし
て用いられることから、その配合量は複合材料の重量の
30〜49重量%であり、好ましくは40〜49重量
%、更に好ましくは43〜47重量%である。
【0008】複合材料の主成分としては、可焼却性の短
繊維又は粉体が用いられる。本発明において「可焼却
性」とは、環境に有害な物質の発生を伴うことなく焼却
廃棄できることをいう。前記短繊維又は前記粉体は、可
焼却性であることに加えて天然物由来の素材からなるこ
とが好ましい。本発明において「天然物由来の素材」と
は、天然物そのもの又は天然物に一次又はそれ以上の加
工を施して得られた素材を意味し、いわゆるバイオマス
と呼ばれる素材が包含される。可焼却性の前記短繊維又
は前記粉体、特に可焼却性で且つ天然物由来の素材から
なる前記短繊維又は前記粉体としては、パルプ(バージ
ンパルプ及び古紙パルプ)、木粉、綿、麻、絹、羊毛、
羽毛、籾殻やオカラ等の食物乾燥粉末等が挙げられる。
これらの素材は、一種又は二種以上を用いることができ
る。特に好ましく用いられる前記短繊維又は前記粉体と
しては、原料入手の容易性・安定性、製造コストの低減
などの点から、バージンパルプ及び古紙パルプ等が挙げ
られる。
【0009】前記短繊維又は前記粉体は、それぞれ単独
で又は両者の混合物の状態で用いられる。その繊維長又
は粒径は、成形体の形状に由来する成形性及び成形体に
要求される強度に応じて選択され、特に限定されるもの
ではないが、例えばφ0.5〜2mm程度のピンゲート
を用いた射出成形時においては、#100以下のフィル
ターにて分級できる程度の繊維長又は粒径であることが
成形上好ましい。
【0010】前記短繊維又は前記粉体は、成形体を形成
する複合材料の主成分として用いられることから、その
配合量は複合材料の重量の51〜70重量%であり、好
ましくは51〜60重量%、更に好ましくは53〜57
重量%である。
【0011】第1発明の成形体を構成する複合材料に
は、前記の二成分の他に必要に応じて他の成分を配合す
ることもできる。そのような成分としては、例えばエチ
レングリコールやグリセリン等の多価アルコール、脂肪
酸エステル等が挙げられる。これらの成分は、成形体を
形成する複合材料中に、1〜10重量%、特に2〜4重
量%配合されることが好ましい。
【0012】前述の各成分を含む複合材料から形成され
る成形体は、その表面に露出した前記短繊維又は粉体の
面積比が1〜20%、好ましくは1〜15%、更に好ま
しくは1〜10%となっている。前記面積比を斯かる範
囲内とすることにより、成形体の表面平滑性及び光沢が
向上し、美麗な外観を有する成形体となる。また、金型
転写性も良好となる。詳細には、前記面積比を1%未満
にしようとすると、熱可塑性樹脂成分が表面に完全に染
み出るように高温を長時間保持しなければならず、成形
自体が困難となってしまい、20%超であると美麗な樹
脂調の外観が得られなくなってしまう。成形体の前記面
積比を斯かる範囲内にするためには、後述する第2発明
の製造方法における成形条件にて射出成形によって成形
体を製造す
【0013】前記面積比は、以下のようにして測定され
る。即ち、一般によく知られる画像処理の手法により二
値化された繊維部又は粉体部の面積を計数し、この面積
を全観察領域面積で除することで容易に得られる。観察
領域の大きさは、一様な平面部を顕微鏡等で拡大し、繊
維径又は粒径あたりのCCD画素数が4〜10画素程度
となるくらいが処理上望ましく、一様なテクスチャが得
られていれば200×200画素程度の範囲を選択すれ
ば良い。
【0014】前述の通り、第1発明の成形体は、高い表
面平滑性を有するものである。第1発明の成形体の表面
平滑性の程度は、JIS B0601に従い測定された
中心線平均粗さRaが0.20μm以下、特に0.18
μm以下となる。この際金型の面加工精度が0.2S以
下であることはいうまでもない。
【0015】第1発明の成形体は、熱可塑性樹脂が構成
材料の半分よりも少ないにもかかわらず、熱可塑性樹脂
100%からなるか又は熱可塑性樹脂を主体とする成形
体とほぼ同様の表面平滑性及び光沢を有し、また金型転
写性が高く、微細な金型パターンまで忠実に転写された
ものとなる。また可焼却性の素材が構成材料の半分以上
を占めているので、環境に有害な物質の発生が極力低減
されて焼却廃棄することのできる環境対応製品となる。
【0016】第1発明の成形体の適用分野は広く、通常
のプラスチック成形体と同様の分野に適用できる。例え
ば、第1発明の成形体は、ボトル、カートン、トレー等
の容器類、計量スプーン等の道具類、機械部品、内・外
装品、各種記録媒体の基板等として用いられる。
【0017】次に、第2発明の複合材料の成形体の製造
方法について説明する。第2発明の製造方法は、前述し
た第1発明の成形体の好ましい製造方法を包含するもの
である。
【0018】第2発明の製造方法は、熱可塑性樹脂30
〜49重量%及び可焼却性の短繊維又は粉体51〜70
重量%を含有する成形体原料を所定温度に加熱された射
出成形用金型に射出充填して、所定形状を有する成形体
を製造する方法であって、前記射出成形用金型を、前記
熱可塑性樹脂の熱変形温度〜該熱変形温度+20℃の
囲に加熱した状態下に射出成形を行うものである。即
ち、第2発明の製造方法は、熱可塑性樹脂を副成分とす
る成形体原料から射出成形により所定形状の成形体を製
造する方法である。そして、第2発明の製造方法によれ
ば、表面平滑性が向上し、美麗な外観を有する成形体が
得られる。
【0019】第2発明の製造方法に用いられる成形体原
料は、熱可塑性樹脂及び可焼却性の短繊維又は粉体を含
んでいる。これらの成分のうち、熱可塑性樹脂は副成分
として用いられるものであり、その例としては、第1発
明の成形体を構成する熱可塑性樹脂と同様のものを挙げ
ることができる。また、成形体原料中の熱可塑性樹脂の
配合量も第1発明と同様とすることができる。
【0020】可焼却性の短繊維又は粉体は、第2発明の
製造方法に用いられる成形体原料の主成分をなすもので
ある。可焼却性の短繊維又は粉体の例としては、第1発
明の成形体を構成する可焼却性の短繊維又は粉体、特に
可焼却性で且つ天然物由来の素材からなる短繊維又は粉
体が代表例として挙げられる
【0021】
【0022】可焼却性の短繊維の繊維長及び繊維径並び
に粉体の粒子径は、第1発明の成形体の場合と同様とす
ることができる。また、成形体原料中の可焼却性の短繊
維又は粉体の配合量も第1発明と同様とすることができ
る。
【0023】前述の成分を含む成形体原料は、プラスチ
ック材料の射出成形に通常用いられる成形機によって成
形され、所定形状の成形体となされる。この射出成形の
条件として、成形体原料に含まれる前記熱可塑性樹脂の
熱変形温度をTdとすると、射出成形用金型を、Td
d+20℃の範囲に加熱し、この状態下に射出成形を
行う。射出成形用金型の加熱温度がTd℃に満たない
と、成形体において樹脂分が十分に表面に染み出す以前
に固化してしまい、鏡面金型を用いても短繊維又は粉体
の凹凸が残り、所望の鏡面を有する成形体が得られな
。Td+20℃を超えると、樹脂固化が促進されず冷
却不足によって取り出し後に成形体に変形が生じる。射
出成形用金型をTd+10〜Td+20℃、特にTd+
5〜Td+20℃に加熱した条件下に射出成形を行う
と、得られる成形体の表面平滑性が一層向上し、成形体
の外観が一層良好になることから好ましい。本発明にお
いて熱変形温度とは、ASTM D648に従い測定さ
れたものである。二種以上の熱可塑性樹脂を用いる場合
には、前記熱変形温度とは、熱変形温度の最も高い樹脂
の当該熱変形温度を意味する。
【0024】前記加熱温度は、通常の射出成形の温度よ
りも極めて高いものである。従って、温度上昇に伴い、
原料の高温流動化によるバリの発生、成形体の冷却不
足、高温取り出し時の剛性不足による熱変形、後収縮に
よる変形等の発生が危惧されるかも知れない。しかし、
前述の成分を前述の配合比で配合した成形体原料を用い
ることで、原料の流動性が低下し、固化・結晶化が促進
され、剛性が高まり、熱収縮率が減少することから、前
記のような悪影響の発生は殆どみられない。
【0025】前記の成形条件下に成形された成形体で
は、成形体表面と内部とでのミクロ的な構造において、
前記熱可塑性樹脂と前記可焼却性の短繊維又は粉体との
組成比が大きく変化している。詳細には、成形体の表面
は、前記熱可組成樹脂でほぼ形成されており、成形体の
内部は、前記熱可塑性樹脂と前記可焼却性の短繊維又は
粉体とが前記の配合比で存在している。これに対して、
前記成形体原料を用いて通常の射出成形条件で成形する
と、成形体の表面と内部とで組成比がほぼ同様となる。
つまり、前記成形体原料を用いた場合、成形体自体のミ
クロ的な構造が、第2発明の製造方法に従い得られた成
形体と、通常の射出成形条件で得られた成形体とでは大
きく異なる。そして、第2発明の製造方法に従い得られ
た成形体は、プラスチック100%からなる成形体と同
様に平滑で光沢があり、美麗な外観を呈する。しかも、
表面は前記熱可組成樹脂でほぼ形成されていることか
ら、耐水性にも優れている。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
する。
【0027】〔実施例1及び2、比較例1及び2並びに
参考例1〕光記録メディアである光磁気ディスク(M
O)のプリフォーマットの微細パターンを有する原盤ス
タンパを用いて、ディスクを射出成形した。ディスクの
表面状態を目視観察し易くするために、黒色に着色され
た成形体原料を用いて黒色のディスクを成形した。成形
体原料は、古紙粉砕品(#100フィルターにて分級)
51重量%とポリプロピレン49重量%とから構成され
ていた。ポリプロピレンの熱変形温度は110℃であ
る。使用した射出成形機は住友重機械工業製のDisk5Aで
あり、バレル温度は180℃に設定した。また金型温度
は、以下の表1に示す温度に設定した。尚、参考例1は
ポリプロピレン100%からなる成形体の例である。
【0028】各実施例及び比較例で得られた各ディスク
について、ディスク表面に露出した古紙粉砕品繊維の面
積比を前述した方法で測定した。また、各ディスクにつ
いて、表面状態を目視評価した。これらの結果を表1に
示す。
【0029】
【表1】
【0030】表1に示す結果から明らかなように、特定
の射出成形条件で成形され、表面に露出した古紙粉砕品
の面積比が特定の範囲内にある各実施例のディスクは、
ポリプロピレン100%から成形されたディスク(参考
例1)とほぼ同様に、その表面が平滑で光沢があり、美
麗な外観を呈していた。また、微細パターンの転写性に
も優れていた。これに対して比較例1のディスクは表面
に古紙粉砕品が多数露出しており、表面平滑性及び光沢
並びに微細パターンの転写性に劣るものであった。ま
た、比較例2では熱変形が甚だしく、成形が出来なかっ
た。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、熱可塑性樹脂又は熱可
塑性樹脂を主成分とする成形体と同等の表面平滑性及び
美麗な外観並びに金型転写性を有する、熱可塑性樹脂を
副成分とした複合材料の成形体が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08K 7/02 C08K 7/02 C08L 1/02 C08L 1/02 89/00 89/00 97/00 97/00 //(C08L 1/02 (C08L 1/02 101:00) 101:00) (C08L 89/00 (C08L 89/00 101:00) 101:00) (C08L 97/00 (C08L 97/00 101:00) 101:00) B29K 101:12 B29K 101:12 105:12 105:12 105:16 105:16 105:26 105:26 (56)参考文献 特開 昭59−207966(JP,A) 特開 平8−183909(JP,A) 特開2000−351854(JP,A) 特開2001−31799(JP,A) 特開2000−86995(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29B 11/00 - 11/16 B29C 45/00 - 45/84 C08J 5/00 C08K C08L

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂30〜49重量%及び可焼
    却性の短繊維又は粉体51〜70重量%を含有する複合
    材料から射出成形によって形成された成形体であって、
    該成形体の表面に露出した前記短繊維又は前記粉体の面
    積比が1〜20%であり、前記成形体は、前記射出成形
    に用いられる金型を、前記熱可塑性樹脂の熱変形温度〜
    該熱変形温度+20℃の範囲に加熱した状態下に射出成
    形して製造されたものである成形体。
  2. 【請求項2】 前記短繊維又は前記粉体が、天然物由来
    の素材からなる請求項1記載の成形体。
  3. 【請求項3】 前記天然物由来の素材が、パルプ、古紙
    粉砕物、木粉、綿、麻、絹、羊毛、羽毛または食物乾燥
    粉末からなる請求項2記載の成形体。
  4. 【請求項4】 前記成形体の表面は、前記熱可組成樹脂
    でほぼ形成されており、前記成形体の内部は、前記熱可
    塑性樹脂と前記短繊維又は前記粉体とが前記の配合比で
    存在している請求項1〜3の何れかに記載の成形体。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂30〜49重量%及び可焼
    却性の短繊維又は粉体51〜70重量%を含有する成形
    体原料を所定温度に加熱された射出成形用金型に射出充
    填して、所定形状を有する成形体を製造する方法であっ
    て、前記射出成形用金型を、前記熱可塑性樹脂の熱変形
    温度〜該熱変形温度+20℃の範囲に加熱した状態下に
    射出成形を行う成形体の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記短繊維又は前記粉体が、天然物由来
    の素材からなる請求項記載の成形体の製造方法。
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