JP3248154U - 柄の伸縮構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】筒状拡縮体(ブレーキ片)の進行を、回転方向に垂直な方向に係る阻止力で、筒状拡縮体(ブレーキ片)の進行を阻止する柄の伸縮構造を提供する。【解決手段】管状体Pと管状体Pに伸縮自在に挿入される棒状体Rとを有する柄と、管状体Pの所定位置に棒状体Rを固定すべく棒状体Rに設けられる固定手段とを備え、固定手段は、棒状体Rの先端部側に、外周面に螺旋状の螺子部22を形成した略円錐台状螺子部材20と、略円錐台状螺子部材20の螺子部に螺合する螺子部12が形成され、略円錐台状螺子部材20に外嵌されて棒状体Rの軸方向に拡径又は縮径しながら移動する筒状拡縮体10とを有し、略円錐台状螺子部材20の先端部には、筒状拡縮体10の縮径状態における外径より大径の筒状拡縮体10の先端側からの脱落を阻止する阻止部材21を設けるよう構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、例えば自動車等の除雪や清掃に利用できる伸縮機能を備えた除雪具や清掃具等の柄に適用される柄の伸縮構造に関するものである。
従来、この種の伸縮構造を備えた柄としては、例えば、特開2015-161383号公報(特許文献1)記載のものが公知である。すなわち、前記公報記載の柄は、ブレーキ片が第2部材の作動部に外嵌し、ブレーキ用ねじ部が作動用ねじ部と螺合した状態で、第1部材の連結孔部に嵌挿する。第1部材に対し第2部材を回動させることによりブレーキ片を連結孔部に圧接させて第1部材と第2部材を固定し、逆向きに回動させることにより固定を解除する。解除方向に回転を続けると作動用ねじ部の解除側終端部とブレーキ用ねじ部の解除側終端部が回転の向きに接し合う。作動用ねじ部の解除側終端部は、ブレーキ片の周方向における切欠部の上流側の3分の1の位置としたものであって、これにより、直線状の軸線に沿う連結孔部を有する第1部材に対し、その連結孔部に嵌挿された状態で軸線方向にスライドし得る第2部材を、円滑且つ敏速に固定及び固定解除させることを目的としている。
しかしながら、上記従来の柄の伸縮構造においては、前記第2部材を解除方向に回転させると、作動用ねじ部の解除側終端部とブレーキ用ねじ部の解除側終端部が回転の向きに接して、回転を阻止するのであり、前記作動用ねじ部の解除側終端部とブレーキ用ねじ部の解除側終端部はそれぞれ、垂直面で構成されており、垂直面同士が接して回転を阻止しているが、工作精度の関係で、両方又は一方がテーパ面となり、滑りを起こして、ブレーキ片が終端部で止まらず、回転が阻止できない場合や、前記垂直面の幅が十分でなく、前記ブレーキ用ねじ部の解除側終端部が前記作動用ねじ部の解除側終端部を乗り越えて、ブレーキ片が終端部で止まらず、回転を阻止できない場合が生じうるという問題点があり、これらの問題点は、作動用ねじ部の解除側終端部とブレーキ用ねじ部の解除側終端部が、回転の向きに接しているため、回転力がそのまま、作動用ねじ部の解除側終端部とブレーキ用ねじ部の解除側終端部にかかるために生じるものである
本考案は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、筒状拡縮体(ブレーキ片)の進行を回転力を直接受ける回転方向に接する終端部同士で阻止するのではなく、回転方向に垂直な方向に係る阻止力にて、筒状拡縮体(ブレーキ片)の進行を阻止することのできる柄の伸縮構造を提供することにある。
請求項1に記載の柄の伸縮構造は、 管状体と前記管状体に伸縮自在に挿入される棒状体とを有する柄と、前記管状体の所定位置に前記棒状体を固定すべく前記棒状体に設けられる固定手段とを備え、前記固定手段は、前記棒状体の先端部側に、外周面に螺旋状の螺子部を形成した略円錐台状螺子部材と、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺子部が形成され、前記略円錐台状螺子部材に外嵌されて前記棒状体の軸方向に拡径又は縮径しながら移動する筒状拡縮体とを有し、前記略円錐台状螺子部材の先端部には、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の先端側からの脱落を阻止する阻止部材が設けられてなることを特徴とする。
請求項2に記載の柄の伸縮構造は、請求項1に記載の柄の伸縮構造において、前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の上端に軸方向に対して傾斜して設けられると共に、内面に向けて突出して設けられる、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する係合突起であることを特徴とする。
請求項3に記載の柄の伸縮構造は、請求項1に記載の柄の伸縮構造において、前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の内周面に設けられ、略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺旋螺子であることを特徴とする。
請求項4に記載の柄の伸縮構造は、請求項1乃至3の何れか一に記載の柄の伸縮構造において、前記筒状拡縮体は、外周面に縦方向にリブを形成してなることを特徴とする。
請求項5に記載の柄の伸縮構造は、請求項1乃至3の何れか一に記載の柄の伸縮構造において、前記阻止部材は、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より径大の円盤状部材であることを特徴とする。
請求項6に記載の柄の伸縮構造は、請求項4に記載の柄の伸縮構造において、前記阻止部材は、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より径大の円盤状部材であることを特徴とする。
本考案に係る柄の伸縮構造にあっては、 管状体と前記管状体に伸縮自在に挿入される棒状体とを有する柄と、前記管状体の所定位置に前記棒状体を固定すべく前記棒状体に設けられる固定手段とを備え、前記固定手段は、前記棒状体の先端部側に、外周面に螺旋状の螺子部を形成した略円錐台状螺子部材と、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺子部が形成され、前記略円錐台状螺子部材に外嵌されて前記棒状体の軸方向に拡径又は縮径しながら移動する筒状拡縮体とを有し、前記略円錐台状螺子部材の先端部には、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の先端側からの脱落を阻止する阻止部材が設けられているので、前記棒状体を、前記略円錐台状螺子部材に前記筒状拡縮体がねじ込むように回すと、前記筒状拡縮体は前記略円錐台状螺子部材のテーパ面に沿って径を拡げながら移動し、前記筒状拡縮体の外周が前記管状体の内周面に押し当てられ、摩擦により、前記管状体に前記棒状体は固定される。そして、固定解除する場合は、前記棒状体を、逆方向に回すと、前記筒状拡縮体は前記略円錐台状螺子部材の先端方向に径を縮小しながら移動するため、固定状態が解除される。この場合において、前記筒状拡縮体の上端は、前記略円錐台状螺子部材の先端部に設けられた前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の伸縮方向の移動を阻止する阻止部材と当接し、前記筒状拡縮体のそれ以上の移動が阻止され、前記筒状拡縮体が前記略円錐台状螺子部材から脱落することなない。また、当接するときは、回転力はそのまま、移動方向に伝わらず、また、前記筒状拡縮体は前記筒状拡縮体より径大の阻止部材により、先端方向への移動が阻止されるため、前記筒状拡縮体が滑りを起こして、ブレーキ片が終端部で止まないという現象は起こらず、前前記筒状拡縮体が前記略円錐台状螺子部材を乗り越えて、移動するという現象も起こらずに、確実に移動を阻止することができる。
また、前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の上端に軸方向に対して傾斜して設けられると共に、内面に向けて突出して設けられる係合突起であっても、また、前記筒状拡縮体の内周面に設けられ、略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺旋螺子であってもよく、使用する柄の目的に応じて、柔軟に構造を選択することができる。
また、前記筒状拡縮体の外周面に縦方向のリブを形成する場合は、回転方向に滑りにくく、一方、軸方向においては摺動し易い構造となる。
さらに、前記阻止部材は、形状は任意であるが、円盤状に形成する場合は前記筒状拡縮と確実に当接して確実に移動を阻止することができる。
本考案係る柄の伸縮構造に依れば、管状体と前記管状体に伸縮自在に挿入される棒状体とを有する柄と、前記管状体の所定位置に前記棒状体を固定すべく前記棒状体に設けられる固定手段とを備え、前記固定手段は、前記棒状体の先端部側に、外周面に螺旋状の螺子部を形成した略円錐台状螺子部材と、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺子部が形成され、前記略円錐台状螺子部材に外嵌されて前記棒状体の軸方向に拡径又は縮径しながら移動する筒状拡縮体とを有し、前記略円錐台状螺子部材の先端部には、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の先端側からの脱落を阻止する阻止部材が設けられているので、前記棒状体を、前記略円錐台状螺子部材に前記筒状拡縮体がねじ込むように回すと、前記筒状拡縮体は前記略円錐台状螺子部材のテーパ面に沿って径を拡げながら移動し、前記筒状拡縮体の外周が前記管状体の内周面に押し当てられ、摩擦により、前記管状体に前記棒状体は固定される。そして、固定解除する場合は、前記棒状体を、逆方向に回すと、前記筒状拡縮体は前記略円錐台状螺子部材の先端方向に径を縮小しながら移動するため、固定状態が解除される。この場合において、前記筒状拡縮体の上端は、前記略円錐台状螺子部材の先端部に設けられた前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の伸縮方向の移動を阻止する阻止部材と当接し、前記筒状拡縮体のそれ以上の移動が阻止され、前記筒状拡縮体が前記略円錐台状螺子部材から脱落することなない。また、当接するときは、回転力はそのまま、移動方向に伝わらず、また、前記筒状拡縮体は前記筒状拡縮体より径大の阻止部材により、先端方向への移動が阻止されるため、前記筒状拡縮体が滑りを起こして、ブレーキ片が終端部で止まないという現象は起こらず、前前記筒状拡縮体が前記略円錐台状螺子部材を乗り越えて、移動するという現象も起こらずに、確実に移動を阻止することができる。
また、前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の上端に軸方向に対して傾斜して設けられると共に、内面に向けて突出して設けられる係合突起であっても、また、前記筒状拡縮体の内周面に設けられ、略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺旋螺子であってもよく、使用する柄の目的に応じて、柔軟に構造を選択することができる。
また、前記筒状拡縮体の外周面に縦方向のリブを形成する場合は、回転方向に滑りにくく、一方、軸方向においては摺動し易い構造となる。
さらに、前記阻止部材は、形状は任意であるが、円盤状に形成する場合は前記筒状拡縮と確実に当接して確実に移動を阻止することができる。
以下、本考案に係る柄の伸縮構造の最良の形態を、図面に従って説明する。図1は本考案に係る柄の伸縮構造の第1の実施形態を示す一部切り欠き要部斜視図であり、(a)は筒状拡縮体の縮径状態を示し、(b)は筒状拡縮体の拡径状態を示す。図2は第1の実施形態の筒状拡縮体と略円錐台状螺子部材の分解斜視図であり、図3は第1の実施形態の略円錐台状螺子部材の(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は背面図であり、(d)は左側面図である。また、図4は第1の実施形態の筒状拡縮体の(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は背面図であり、(d)は左側面図である。
図1乃至図4中において、Pはパイプ(管状体)であり、Rは前記パイプPに伸縮自在に挿入されるロッド(棒状体)である。そして前記ロッドRの先端部には、本考案に係る柄の伸縮構造に係る部材が設けられている。
図1、図2及び図5に示すように、前記柄の伸縮構造は、前記棒状体Rの先端部に設けられた略円錐台状螺子部材20と、前記略円錐台状螺子部材20に外嵌され、前記略円錐台状螺子部材20の周面を螺動することにより前記管状体P内を長手方向に正逆に移動し、その移動により径を拡縮する筒状拡縮体10とにより構成されている。
図1乃至図3に示すように、前記略円錐台状螺子部材20は、前記棒状体Rの先端に設けられた合成樹脂製の略円錐台形状の外周面に螺子溝を螺設して形成されている。前記略円錐台状螺子部材20の前記円錐台形状部分は先端にゆくにしたがって径小となり、基端部の径は前記ロッドRの径と略同径としており、前記前記略円錐台状螺子部材20と前記ロッドRに繋ぎ目にはリング部材24を外嵌固定しており、前記筒状拡縮体10の前記ロッドR側への抜けを防止している。
また、前記略円錐台状螺子部材20の外周面に螺設された螺子部22は前記略円錐台状螺子部材20の長さの半分程度の長さにしか設けられておらず、加えて、前記螺子部22の基端側の螺子終端部23は、螺子溝に対して略垂直となるように形成されており、これらの構造においても、前記筒状拡縮体10の前記ロッドR側への抜けが防止される。
そして、前記略円錐台状螺子部材20の先端部には、円盤状の径大部21が設けられている。前記円盤状径大部21の径は、前記筒状拡縮体10の径よりも径大で前記パイプPの内径よりも径小に形成されており、後述するように、前記略円錐台状螺子部材20の先端部からの抜けを阻止するための阻止部材として機能している。
一方、図1、図2及び図4に示すように、前記筒状拡縮体10は、可撓性を有する合成樹脂で短寸の略円筒形状に成型されており、その周面には縦方向に切り目が形成されており、そのため、径方向にある程度拡縮自在となる。そして先端部には内方に突出し、螺子部22に螺合する係合突起12が突設されており、また、前記筒状拡縮体10の外周面には縦方向にリブ14を形成している。前記リブ14により、前記筒状拡縮体10は、回転方向に滑りにくく、一方、軸方向においては移動し易い構造となる。
そして、前記筒状拡縮体10を前記略円錐台状螺子部材20に螺合させて外嵌し、その状態で前記パイプPの中に挿入するのである。図1(a)は、前記筒状拡縮体10を略円錐台状螺子部材20の先端部方向に位置させて、前記筒状拡縮体10を縮径状態した状態を示す。このとき、前記筒状拡縮体10は前記略円錐台状螺子部材20の先端部方向、すなわり、前記円錐台形状部分の径が小さい場所に位置するので、拡径はせずに縮径状態となっており、前記筒状拡縮体10の外周は、前記パイプPに僅かに接するか接しないかのような状態となっており、圧接はされていないので、前記ロッドRは、前記パイプP内を軸方向に移動することができる。
そして、前記ロッドRを回転させて、前記筒状拡縮体10を前記略円錐台状螺子部材20の基端部方向に移動させると、図1(b)に示すように、前記筒状拡縮体10は前記略円錐台状螺子部材20の基端部方向、すなわち、前記円錐台形状部分の径が大きい場所に位置するため、前記筒状拡縮体10は、拡径し、前記前記パイプPの内周面に圧接される状態となり、前記ロッドRは、前記パイプP内の軸方向の移動が阻止され、その位置で固定されることとなる。
そして前記固定を解除する場合は、前記ロッドRを逆回転させて、前記筒状拡縮体10を前記略円錐台状螺子部材20の先端部方向に移動させると、前記筒状拡縮体10は前記略円錐台状螺子部材20の基端部方向、すなわち、前記円錐台形状部分の径が小さい場所に位置するため、前記筒状拡縮体10は、縮径し、前記パイプPに僅かに接するような状態となり、前記ロッドRは、圧接はされずに、前記パイプP内を軸方向に移動することができる。
図5は、第1の実施形態の前記筒状拡縮体10の上面と、前記略円錐台状螺子部材20の円盤状部材21(阻止部材)との下面が当接し、前記筒状拡縮体10の先端方向への移動を阻止した状態を示す一部切り欠き側面図である。
図5に示すように、固定を解除する場合において、前記ロッドRを過剰に逆回転させようとしたときであっても、前記筒状拡縮体10は、前記円盤状径大部21の下面に当接して、移動を阻止されるため、記略円錐台状螺子部材20からの抜けは確実に防止されることとなる。
そしてこの場合は、回転力はそのまま移動方向に伝わらず、また、前記筒状拡縮体10は前記筒状拡縮体10より径大の阻止部材21により、先端方向への移動が阻止されるため、前記筒状拡縮体10が滑りを起こして、ブレーキ片が先端側の終端部で止まないという現象は起こらず、前前記筒状拡縮体10が前記略円錐台状螺子部材20を乗り越えて、外れるという現象も起こらずに、確実に移動を阻止することができるのである。
図6は第2の実施形態の筒状拡縮体の(a)は正面図であり、(b)は右側面図であり、(c)は背面図であり、(d)は左側面図であり、図7は第2の実施形態の筒状拡縮体の上面と略円錐台状螺子部材の円盤状部材(阻止部材)の下面が当接し、筒状拡縮体の先端方向への移動を阻止した状態を示す一部切り欠き側面図である。図6及び図7において、第1実施形態と同一の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態における前記筒状拡縮体10aは、内周面に螺子部12aが螺設されており、前記螺子部12は前記略円錐台状螺子部材20の外周面に螺設された螺子部22と螺合するよう形成される。
したがって、前記筒状拡縮体10、10aに形成される前記螺子部12、12aは、前記筒状拡縮体の上端に軸方向に対して傾斜して設けられると共に、内面に向けて突出して設けられる係合突起12であっても、また、前記筒状拡縮体の内周面に設けられ、略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺旋螺子12aであってもよく、使用する柄の目的に応じて、柔軟に構造を選択することができる。
P 管状体
R 棒状体
10 筒状拡縮体(第1の実施形態)
10a筒状拡縮体(第2の実施形態)
11 切れ目
12 螺子部
12a螺子部(第2の実施形態)
13 上面
14 リブ
20 略円錐台状螺子部材
21 円盤状径大部(阻止部材)
22 螺子部
23 螺子終端部
24 リング部材
R 棒状体
10 筒状拡縮体(第1の実施形態)
10a筒状拡縮体(第2の実施形態)
11 切れ目
12 螺子部
12a螺子部(第2の実施形態)
13 上面
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20 略円錐台状螺子部材
21 円盤状径大部(阻止部材)
22 螺子部
23 螺子終端部
24 リング部材
Claims (6)
- 管状体と前記管状体に伸縮自在に挿入される棒状体とを有する柄と、前記管状体の所定位置に前記棒状体を固定すべく前記棒状体に設けられる固定手段とを備え、
前記固定手段は、前記棒状体の先端部側に、外周面に螺旋状の螺子部を形成した略円錐台状螺子部材と、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺子部が形成され、前記略円錐台状螺子部材に外嵌されて前記棒状体の軸方向に拡径又は縮径しながら移動する筒状拡縮体とを有し、
前記略円錐台状螺子部材の先端部には、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より大径の前記筒状拡縮体の先端側からの脱落を阻止する阻止部材が設けられてなることを特徴とする柄の伸縮構造。
- 前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の上端に軸方向に対して傾斜して設けられると共に、内面に向けて突出して設けられる、前記略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する係合突起であることを特徴とする請求項1に記載の柄の伸縮構造。
- 前記筒状拡縮体に形成される前記螺子部は、前記筒状拡縮体の内周面に設けられ、略円錐台状螺子部材の螺子部に螺合する螺旋螺子であることを特徴とする請求項1に記載の柄の伸縮構造。
- 前記筒状拡縮体は、外周面に縦方向にリブを形成してなることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の柄の伸縮構造。
- 前記阻止部材は、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より径大の円盤状部材であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の柄の伸縮構造。
- 前記阻止部材は、前記筒状拡縮体の縮径状態における外径より径大の円盤状部材であることを特徴とする請求項4に記載の柄の伸縮構造。
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