JP3247002B2 - ケーブル端末用端子の製造方法 - Google Patents

ケーブル端末用端子の製造方法

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明彦 神谷
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力ケーブル等のケー
ブル端末用端子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般にケーブル端末用端子1は、図4に示
すように、リード線接続用の羽子板部2と円筒形状のケ
ーブル端子部3とから構成されており、ケーブル端子部
3は円筒形状のケーブル圧縮部4と円筒形状の端末本体
結合部5とから構成されている。なお、このケーブル端
末用端子1は、端末本体結合部5と絶縁体7をあらかじ
め一体成形しておき、ケーブル端子部3にケーブル導体
6を挿入した後、ケーブル圧縮部4を圧縮加工すること
により、ケーブル端子部3とケーブル導体6を圧着して
使用する。
【0003】従来のケーブル端末用端子の製造方法は、
まず銅を約800℃程度で鋳造または熱間鍛造し、羽子
板部とケーブル端子部を一体成形する。次にケーブル端
子部を凹部状に切削加工してケーブル挿入口を成形す
る。なお、前記ケーブル挿入口の深さ、内径は、ケーブ
ルサイズによって異なる。
【0004】また、従来の他の製造方法として、羽子板
部とケーブル端子部を鋳造または熱間鍛造により別々に
所定の形状に成形し、その後、羽子板部とケーブル端子
部の接合面を接触させ加圧しながら相対的に回転させ、
その摩擦熱によって接合させる摩擦圧接により接合して
なるものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、摩擦圧接方法
は、接合の長期信頼性に欠けるため、製造方法としては
あまり採用されてない。
【0006】また、鋳造、熱間鍛造は、銅の温度を高く
することにより変形させやすいという利点はある。しか
し、銅の結晶粒が成長して粗大となり、成形後の銅の温
度が再結晶温度以下になると、内部にひずみが残り、割
れやひび等が発生し、強度が低下してしまう。このた
め、ケーブル端子部の強度が低下しない成形方法が望ま
れている。
【0007】更に、ケーブル端子部を凹部状に切削加工
することにより、ケーブル挿入口と端末本体結合部を成
形するので、切削される銅が無駄となり製造コストが高
いだけでなく、切削時間がかかるという問題があった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記の課題を解決し、強度が
高く、製造コストも低く、短時間で製造可能なケーブル
端末用端子の製造方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、羽子板部と円柱状のケーブル端子部を
別体で成形し、前記羽子板部とケーブル端子部を接合し
た後、円柱状のケーブル端子に冷間鍛造によりケーブル
挿入口と端末本体結合部を成形してなり、ケーブル挿入
口の先端を羽子板部とケーブル端子部の接合部よりも羽
子板部側に位置させたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記のように、本発明のケーブル端末用端子の
製造方法は、羽子板部と円柱状のケーブル端子部を別体
で成形し、前記羽子板部とケーブル端子部を接合した
後、円柱状のケーブル端子部に冷間鍛造によりケーブル
挿入口と端末本体結合部を成形したので、ケーブル端子
部を凹部状に切削することなくケーブル挿入口と端末本
体結合部を成形することができる。また、ケーブル挿入
口の先端を羽子板部とケーブル端子部の接合部よりも羽
子板部側に位置させたものなので、ケーブル端子部の銅
が羽子板部の銅に食い込み、羽子板部とケーブル端子部
の接合が強固となる。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
図1および図2に示すように、ケーブル端末用端子10
の製造方法は、まず羽子板部12を約800℃程度で鋳
造または熱間鍛造により成形する。なお、羽子板部12
はリード線と接続される平板状の平板部12aと、ケー
ブル端子部14と接合される円柱状の円柱部12bとか
らなるものである。一方、ケーブル端子部14は前記羽
子板部12の円柱部12bち同じ径を持つ円柱状のもの
を用意する。
【0012】次に、図3に示すように、前記羽子板部1
2とケーブル端子部14を摩擦圧接により接合し、接合
後、円柱状のケーブル端子部14に冷間鍛造によりケー
ブル挿入口16と端末本体結合部17を成形する。この
ケーブル挿入口16を成形する際、ケーブル端子部14
から羽子板部12に向けて、ポンチ等で凹部型に強い圧
縮力をかけるものである。
【0013】この際、このケーブル挿入口16の先端は
羽子板部12とケーブル端子部14の接合部18よりも
羽子板部12側に位置させるものである。これは、ケー
ブル端子部14の銅を羽子板部12の銅にめり込ませ
て、前記接合部18を強固なものとするためである。
【0014】なお、本実施例では、羽子板部とケーブル
端子部を接合するために、一番効率の良い摩擦圧接を採
用したが、溶接により接合してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、羽子板
部と円柱状のケーブル端子部を別体で成形し、前記羽子
板部とケーブル端子部を接合した後、円柱状のケーブル
端子部に冷間鍛造によりケーブル挿入口と端末本体結合
部を成形したので、ケーブル端子部を凹部状に切削する
ことなくケーブル挿入口と端末本体結合部を成形するこ
とができる。また、ケーブル挿入口の先端を羽子板部と
ケーブル端子部の接合部よりも羽子板部側に位置させた
ものなので、ケーブル端子部の銅が羽子板部の銅に食い
込み、羽子板部とケーブル端子部の接合が強固となる。
従って、効率良く、低コストで、長期間に渡り信頼性の
高いケーブル端末用端子を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法による一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の方法による一実施例を示す説明図であ
る。
【図3】本発明の方法による一実施例を示す説明図であ
る。
【図4】一般に使用されているケーブル端末用端子を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 ケーブル端末用端子 12 羽子板部 14 ケーブル端子部 16 ケーブル挿入口 17 端末本体結合部 18 接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01R 43/16 H01R 43/16 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/00 - 43/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽子板部と円柱状のケーブル端子部を別
    体で成形し、前記羽子板部とケーブル端子部を接合した
    後、円柱状のケーブル端子部に冷間鍛造によりケーブル
    挿入口と端末本体結合部を成形してなり、ケーブル挿入
    口の先端を羽子板部とケーブル端子部の接合部よりも羽
    子板部側に位置させたことを特徴とするケーブル端末用
    端子の製造方法。
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JP5940102B2 (ja) * 2013-11-01 2016-06-29 古河電気工業株式会社 端子金具および端子付き電線
CN106848640B (zh) * 2017-04-06 2022-10-28 山东电力设备有限公司 一种均压环专用接线端子

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