JP3246579U - 梯子付移動式リフト - Google Patents

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Abstract

Figure 0003246579000001
【課題】本体フレームに梯子を取り付けることによって、荷受台に作業者が乗って昇降する操作を回避しつつ、荷役作業を効率的に行うことが可能な梯子付移動式リフトを提供する。
【解決手段】梯子付移動式リフト1は、ガイドポスト15を有する本体フレーム10と、本体フレーム10を移動自在に支持するキャスタ5と、ガイドポスト15で昇降自在に支持される荷受台と、荷受台を昇降駆動する昇降駆動機構と、本体フレーム10の側面に取り付けられた梯子90とを備え、梯子90は、本体フレーム10の上下方向に沿って配置され、梯子90の下端はキャスタ5の下端よりも上方位置にある。
【選択図】図1

Description

本考案は、荷受台を昇降自在に設けた車輪付きの本体フレームに、梯子を取り付けた梯子付移動式リフトに関するものである。
本出願人は、下記特許文献1において、車輪付きの本体フレームに荷受台を昇降自在に設けた移動式リフトを提案している。この移動式リフトは、ガイドポストを有する本体フレームと、前記ガイドポストに昇降自在に設けられるランナと、前記ランナに固定される荷受台と、前記ランナ及び前記荷受台を昇降駆動する昇降駆動機構とを有する。前記昇降駆動機構は、前記ランナをこれに接続されたワイヤを介しシリンダで昇降させる構成である。
特許第7168409号公報
ところで、最近労働基準法の改正により、危険防止のために荷受台に作業者が乗った状態で荷受台を昇降させる操作が法令上許容されなくなる問題がある。
本考案はこうした状況を認識してなされたものであり、その目的は、荷受台に作業者が乗って昇降する操作を回避しつつ、荷役作業を効率的に行うことが可能な梯子付移動式リフトを提供することにある。
本考案のある態様は梯子付移動式リフトである。この梯子付移動式リフトは、ガイドポストを有する本体フレームと、前記本体フレームを移動自在に支持する車輪と、前記ガイドポストで昇降自在に支持される荷受台と、前記荷受台を昇降駆動する昇降駆動機構と、前記本体フレームの側面に取り付けられた梯子と、を備え、
前記梯子は、前記本体フレームの上下方向に沿って配置され、前記梯子の下端は前記車輪の下端よりも上方位置にある。
前記梯子の上部は前記本体フレームの側面の上辺部に対して枢着され、前記梯子の中間部はリンク機構を介して前記本体フレームの中間高さ位置に連結され、前記リンク機構が伸びた状態では前記梯子は下端が前記本体フレーム側面から離れた傾斜位置となり、前記リンク機構が折れ曲がった状態では前記梯子は前記本体フレーム側面に略平行位置となるとよい。
前記荷受台には側面ガードが立設されており、前記側面ガードには前記梯子に対向可能な位置に昇降口となる切欠部が形成されているとよい。
前記昇降口の両側には上下方向にポールが固定されており、前記ポール間に紐状若しくは帯状の連絡体が着脱自在に設けられているとよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せもまた、本考案の態様として有効である。
本考案に係る梯子付移動式リフトによれば、本体フレームに梯子を取り付けることによって、荷受台に作業者が乗って昇降する操作を回避しつつ、荷役作業を効率的に行うことが可能な梯子付移動式リフトを実現できる。
本考案に係る梯子付移動式リフトの実施の形態であって、荷受台着地位置を示す左側面図。 荷受台着地位置の正面図。 実施の形態の荷受台中間高さ位置の左側面図。 荷受台中間高さ位置の正面図。 実施の形態の荷受台上昇位置の左側面図。 荷受台上昇位置の正面図。
以下、図面を参照しながら本考案の好適な実施の形態を詳述する。なお、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理等には同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は考案を限定するものではなく例示であり、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは必ずしも考案の本質的なものであるとは限らない。
図1乃至図6において、梯子付移動式リフト1は、車輪としてのキャスタ5が底部に取り付けられた本体フレーム10と、本体フレーム10に昇降自在に設けられるランナ30と、ランナ30に固定されて水平状態で昇降自在な荷受台50とを具備している。
本体フレーム10は、底部フレーム部11と、底部フレーム部11の左右両側に垂直に立設固定された一対のガイドポスト15と、一対のガイドポスト15間に配置される横フレーム部12(図4)と、背面ガード13(図4)とを有する。背面ガード13は一対のガイドポスト15間を連絡し、かつ横フレーム部12の内側の垂直面をなしている。背面ガード13は後述する渡し板70の展開動作の妨げとならない高さに設けられる。底部フレーム部11とガイドポスト15間には補強を兼ねた側面フレーム部14が固着されている。底部フレーム部11は荷受台50が着地できるようにコ字形状であり、底部フレーム部11の荷受台50の両側に沿った側面部11aの前後の底面に車輪としてのキャスタ5が取り付けられている。キャスタ5は合計4個であり、前側又は後側の2個が方向変換可能ある。また、本体フレーム10を停止させるために、前側又は後側の2個のキャスタ5が停止機構付きである。
ガイドポスト15は中空角筒状である。図示を省略するが、ランナ30にはローラが回転自在に設けられており、ガイドポスト15の内側には、ランナ30の昇降範囲にわたってランナ側ローラをガイドするローラガイドが上下方向に固着されているため、ランナ30はガイドポスト15に対して円滑に昇降できる。
ランナ30はガイドポスト15の縦スリット15aを通してガイドポスト15の外側に延在し、外側に延在している部分の下部に荷受台50が水平に固着される。換言すれば、荷受台50はガイドポスト15に対して垂直な姿勢となるようにランナ30に固定される。荷受台50の両側面には荷物の落下防止及び補強を兼ねた側面ガード51がそれぞれ固着される。側面ガード51の下端は荷受台50の側面に固着され、側面ガード51の後端はランナ30の上端部に固着されている。左右両側の側面ガード51に観音開きの正面扉52A,52Bが開閉自在にヒンジで取り付けられている。正面扉52A,52Bは扉ロック機構53で閉じた状態にロック可能である。
荷受台50の前縁部にはヒンジ機構を介してキャスタストッパ60が回動自在(起伏自在)に連結されている。キャスタストッパ60は、荷受台着地状態では、荷受台50の延長面となり、台車の荷受台50上への搬入を妨げないが、荷受台50の非着地状態では、荷受台50上の台車の転落を阻止する機能を有する。また、荷受台50の後縁部にはヒンジ機構を介して渡し板70が連結されている。渡し板70が水平に展開した状態では荷受台50と略面一となって、貨物自動車の荷台や倉庫のプラットホームと荷受台50間の隙間上に渡し板70が渡されることになる。これにより、台車等を利用した荷役を円滑に行うことができる。
ガイドポスト15内を昇降するランナ30及びこれと一体となって移動する荷受台50を昇降駆動するために昇降駆動機構が設けられている。この昇降駆動機構は、ガイドポスト15の上部のシーブ81に張架されてランナ30に一端が接続されたワイヤ82を油圧シリンダで引き上げ、ランナ30を上昇させる動作と、逆にワイヤ82を繰り出してランナ30を下降させる動作とを行うものである。前述の特許文献1と同様の機構であるので、詳細は省略する。
図3及び図4の荷受台50の中間位置や、図5及び図6の荷受台50の上昇位置で停止した荷受台50への昇降を容易とするために、本体フレーム10の側面に梯子90が取り付けられている。梯子90は、本体フレーム10の上下方向に沿って配置され、梯子10の下端は車輪としてのキャスタ5の下端よりも上方位置にある。梯子90の上部は本体フレーム10の側面フレーム部14上辺部に対してブラケット91を介して枢着されている。梯子90の中間部は、一対のリンクからなるリンク機構92を介して本体フレーム10側面の中間高さ位置に連結されている。リンク機構92の一対のリンクが略直線状に伸びた状態では、梯子90は下端が本体フレーム10側面から離れた位置Pの傾斜位置となる。リンク機構92の一対のリンクが折れ曲がった状態では、梯子90は本体フレーム10側面に対し略平行位置Qとなり、梯子付移動式リフト1の移動を妨げない状態になる。
一方、荷受台50に立設された側面ガード51には梯子90に対向可能な位置に昇降口55となる切欠部が形成されている。図3のように昇降口55の両側には上下方向にポール56が固定されており、ポール56間に紐状若しくは帯状の連絡体57(例えばチェーン、ロープ等)が着脱自在に設けられている。
以上の実施の形態の構成において、昇降駆動機構でランナ30を昇降駆動することで、図1の荷受台50の着地状態から図3の中間位置を経て図5の上昇位置に上昇駆動可能で、また、逆の荷受台50の下降動作が可能である。なお、荷受台50は、荷物を移載する相手側の高さに応じて上昇限位置の手前の任意の高さで停止させることが可能である。
荷受台50の中間位置又は上昇位置で荷物の搬入、搬出作業を行う場合、作業者は荷受台50が停止した状態で、梯子90を用いて側面ガード51の昇降口55から荷受台50上に乗ることが可能である。荷受台50上の作業者は昇降口55を経て梯子90からおりることができる。
本実施の形態によれば、下記の効果を奏することができる。
(1) 梯子付移動式リフト1は、キャスタ5(車輪)が取り付けられて移動自在となった本体フレーム10に、荷受台50を昇降自在に備える構成であり、種々の荷役作業に利用可能である。また、梯子90が本体フレーム10の側面に上下方向に沿って取り付け、配置されているので、中間位置乃至上昇位置の荷受台50に対して作業者が容易に昇降できる。
(2) 梯子90の下端はキャスタ5の下端よりも上方位置にあるので、梯子付移動式リフト1の移動の妨げにならない。
(3) 梯子90の上部は本体フレーム10の側面の上辺部に対して枢着され、梯子90の中間部はリンク機構92を介して本体フレーム10の中間高さ位置に連結されているので、リンク機構92が伸びた状態では梯子90は下端が本体フレーム側面から離れた傾斜位置となり、梯子90の昇降が容易である。また、リンク機構92が折れ曲がった状態では梯子90は本体フレーム側面に近接した略平行位置となる。そのため、梯子付移動式リフト1の移動の妨げとならない。
(4) 荷受台50には側面ガード51が立設されており、側面ガード51には梯子90に対向可能な位置に昇降口55となる切欠部が形成されているため、梯子90と荷受台50間の移動を容易に行うことができる。
(5) 昇降口55の両側には上下方向にポール56が固定されており、ポール56間に紐状若しくは帯状の連絡体57が着脱自在に設けられているため、作業者の荷受台50からの落下を防止して安全性の向上を図ることができる。
以上、実施の形態を例に本考案を説明したが、実施の形態の各構成要素は請求項に記載の範囲で種々の変形が可能であることは当業者に理解されるところである。
1 梯子付移動式リフト
5 キャスタ
10 本体フレーム
12 横フレーム部
15 ガイドポスト
30 ランナ
50 荷受台
60 キャスタストッパ
70 渡し板
90 梯子
92 リンク機構

Claims (4)

  1. ガイドポストを有する本体フレームと、
    前記本体フレームを移動自在に支持する車輪と、
    前記ガイドポストで昇降自在に支持される荷受台と、
    前記荷受台を昇降駆動する昇降駆動機構と、
    前記本体フレームの側面に取り付けられた梯子と、を備え、
    前記梯子は、前記本体フレームの上下方向に沿って配置され、前記梯子の下端は前記車輪の下端よりも上方位置にある、梯子付移動式リフト。
  2. 前記梯子の上部は前記本体フレームの側面の上辺部に対して枢着され、前記梯子の中間部はリンク機構を介して前記本体フレームの中間高さ位置に連結され、前記リンク機構が伸びた状態では前記梯子は下端が前記本体フレーム側面から離れた傾斜位置となり、前記リンク機構が折れ曲がった状態では前記梯子は前記本体フレーム側面に略平行位置となる、請求項1に記載の梯子付移動式リフト。
  3. 前記荷受台には側面ガードが立設されており、前記側面ガードには前記梯子に対向可能な位置に昇降口となる切欠部が形成されている、請求項1又は2に記載の梯子付移動式リフト。
  4. 前記昇降口の両側には上下方向にポールが固定されており、前記ポール間に紐状若しくは帯状の連絡体が着脱自在に設けられている、請求項3に記載の梯子付移動式リフト。
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