JP3246045B2 - タイマー記録装置 - Google Patents

タイマー記録装置

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JP3246045B2
JP3246045B2 JP06366093A JP6366093A JP3246045B2 JP 3246045 B2 JP3246045 B2 JP 3246045B2 JP 06366093 A JP06366093 A JP 06366093A JP 6366093 A JP6366093 A JP 6366093A JP 3246045 B2 JP3246045 B2 JP 3246045B2
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Panasonic Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオ付きカセットテ
ープレコーダーなどのタイマー機能を有し、交流電源と
電池のどちらでも駆動が可能な記録装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のタイマー記録について本発明に関
わる部分の構成を図3に示す。1は表示手段、2は操作
手段、3はマイコン制御部、4は電源部で交流電源5か
メイン電池6のどちらかから供給される。7はマイコン
制御部3に常に電気を供給するバックアップ電池、9は
記録媒体でその駆動装置が8で記録回路が10である。
11はチューナー部でタイマーにより記録しようとする
音源である。
【0003】タイマー記録を行うときは、まずマイコン
制御部3内のクロック部に現在の時刻を操作手段2より
入力し、次にタイマーオン時刻とタイマーオフ時刻を入
力し、タイマー記録動作の待機状態に設定する。その後
タイマーオン時間と現在時間が一致すれば、マイコン制
御部3よりパワーコントロールという信号が電源部4に
送られ、その信号により装置全体の電源がオン状態にな
り、使用電源が交流電源、電池にかかわらず記録方向は
常に正走行方向として駆動装置8が働き、音源であるチ
ューナー部11からの信号が記録回路10を通り記録媒
体9に記録される。タイマーオフ時刻と現在時刻が一致
すれば、マイコン制御部3からのパワーコントロール信
号が送られなくなり、電源部4により装置全体の電源が
オフ状態になる。
【0004】また、電池駆動時においてもタイマーを解
除しない限り、タイマー設定時間になれば連続して何回
でも記録を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のよ
うなタイマー記録方式では、不都合な点があった。
【0006】まず、電池駆動にてタイマー記録を行う場
合にタイマー設定解除のし忘れにより、無駄に電池を消
耗させてしまう恐れがある。
【0007】また、タイマー記録時の記録媒体の記録開
始方向が常に正走行方向であるため、前回のタイマー記
録時に記録媒体の正走行方向を記録し終わり、記録方向
を自動的に反転させ、逆走行方向の途中にてタイマーオ
フ時刻となって記録を終えていた場合、次回のタイマー
記録も正走行方向より開始するため、前回の記録内容を
消してその上に重ねて記録することになってしまう。ま
たこの後タイマー記録を引き続き何回も行えば、同じ様
な事が繰り返されて正常な記録を残せなくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために、本発明のタイマー記録装置は、交流電源と
電池のどちらでも駆動可能で、正逆方向に走行する記録
媒体を用い、正走行方向の記録が終了すれば自動的に逆
走行方向記録を行う往復自動反転機能付きの記録装置に
おいて、前記交流電源による駆動か前記電池による駆動
かを検出する駆動電源判別手段と、この判別手段の出力
に応じて、前記交流電源による駆動時にはタイマー記録
動作を繰り返して行い、かつ、前記電池による駆動時に
はタイマーによる記録を正走行方向から開始する1回の
みに限定した制御を行う制御手段とを備えたものであ
る。
【0009】また、本発明のタイマー記録装置はタイマ
ー記録開始時に記録開始走行方向を決定する記録開始方
向決定手段と、タイマー記録終了時に走行方向を記憶す
る走行方向記憶手段とを備え、制御手段により、交流電
源を用いる場合のタイマー動作時には前回のタイマー記
録完了時の記録媒体の記録走行方向と同一の方向より記
録を開始するように構成したものである。
【0010】
【作用】本発明の構成によれば、電池駆動時のタイマー
記録の際には正走行方向から記録開始する一回のみの記
録に限定されるので、不用意にタイマー設定を継続した
際の無駄な電池消耗をなくすことができる。また交流電
源駆動時には前回のタイマー記録完了時の記録走行方向
と同一方向より記録を開始するため、何回かタイマー記
録を行いその途中に記録走行方向が反転しても、前回ま
でのタイマー記録した内容を消してしまうことなく正常
な記録が可能となる。
【0011】
【実施例】以下本発明を用いた装置の実施例について、
図1〜図2を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。1は表示手段、2は操作手段、3はマイコン制御部
でありタイマー機能、タイマー記録終了時に走行方向を
記憶する走行方向記憶手段15、タイマー記録開始時に
記録開始走行方向を決定する記録開始方向決定手段1
3、走行方向記憶手段の内容を初期化する記録内容消去
手段14、交流電源駆動か電池駆動かを判別する駆動電
源判別手段16を備えている。4は電源部であり、マイ
コン制御部3からのパワーコントロールという信号によ
り装置全体の電源のオン、オフの切り替えを行ってい
る。電源部4には、交流電源5か、メイン電池6のどち
らかから電源を供給される。交流電源5の使用時には、
ACスタンバイという信号をマイコン制御部3に送り、
それによって交流電源で駆動しているのか電池で駆動し
ているのかをマイコン制御部3内の駆動電源判別手段1
6が判別する。またマイコン制御部3内の走行方向記憶
手段の内容保持のためにバックアップ電池7がある。9
は記録媒体であり、8はそのための駆動装置である。1
1は記録を行う音源となるチューナー部で、10は記録
媒体9にその信号を記録するための記録回路、12は記
録媒体の有無を検出するためのリーフスイッチ等からな
る記録媒体装着検出手段である。
【0013】まず、操作手段2よりタイマー記録の動作
待機のための設定操作を行い、従来の技術と同様にタイ
マーオン、オフの設定時間をマイコン制御部3にて記憶
する。ここでタイマーの設定状況は表示手段1によって
確認する。
【0014】タイマー記録開始時間になると、マイコン
制御部3から電源部4にパワーコントロール信号が送ら
れ、装置の電源がオン状態になり駆動装置8を駆動す
る。記録開始方向決定手段13により、まず正走行方向
を指示する信号がマイコン制御部3から送られ、記録方
向は正走行方向として駆動装置8が作動する。タイマー
記録完了時になると、マイコン制御部3からのパワーコ
ントロール信号により、電源部4によって装置の電源を
オフ状態にする。その際ACスタンバイ信号より得た情
報から駆動電源判別手段16により交流電源駆動か電池
駆動かを判別し、電池駆動時にはタイマーを解除する。
また交流電源駆動時には、記録完了時点の記録走行方向
をマイコン制御部3内の走行方向記憶手段15に記憶し
ておく。
【0015】次のタイマー記録時間になると、記録開始
方向決定手段13により走行方向記憶手段15に記憶し
ている前回記録完了時点の記録走行方向と同一方向より
前回のタイマー記録と同様に記録を開始する。
【0016】また交流電源動作時には、タイマーオン待
機状態にマイコン制御部3が記録媒体装着検出手段12
の状態を常に監視していて、記録媒体が取り替えられる
など記録媒体が取り出されたことを検知すると、記録内
容消去手段14により走行方向記憶手段15に記憶され
ている記録方向をリセット、即ち次回のタイマー記録は
正走行方向から開始されるよう設定される。これによ
り、タイマー記録完了後記録媒体を取り出し新たな記録
媒体に交換した場合、もし前回の記録方向が逆走行方向
でも次回のタイマー記録は正走行方向から記録されるこ
ととなる。
【0017】以後交流電源駆動時には、ユーザーにより
タイマー設定が解除されるまで、上記の動作を繰り返し
て記録媒体上に連続してタイマー記録が行われる。
【0018】図2はマイコン制御部の動作を示す流れ図
である。まずタイマー記録の動作待機のための設定操作
がなされると待機状態になり、ステップ41で記録媒体
が取り出されたかを検出し、取り出されたことを検出す
ればステップ42で記憶している記録方向を正走行方向
とし、検出されなければ記憶している走行方向はそのま
まにしておく。次にステップ43でタイマー解除の操作
がなされた場合、ステップ44でタイマー解除される。
タイマー解除の操作がなされなければ、ステップ30で
現在時刻とタイマーオン時刻との比較を行う。一致しな
ければステップ41へと戻り、一致すればステップ31
でパワーコントロール信号を電源部へ出し、装置の電源
をオン状態にする。次にステップ32でこれが一回目の
タイマー記録かどうかを判定する。もし一回目のタイマ
ー記録であれば、ステップ33で記録方向は正走行方向
にして記録を開始し、一回目のタイマー記録でない場
合、即ち前回までに連続して何回かタイマー記録がなさ
れていた場合は、ステップ34で前回のタイマー記録終
了時に記憶していた走行方向と同一方向から記録を開始
する。記録完了までの間常に、ステップ35で記録媒体
の現在の記録面が終了したかどうかをみる。もし終了し
たならば、ステップ36で記録が終了したのは正走行方
向か否かを判定する。記録終了面が逆走行方向ならばス
テップ38で記録を終了し電源をオフ状態にし、記録終
了面が正走行方向ならばステップ45で記録方向を反転
し逆走行方向で引き続き記録を行う。ステップ37でタ
イマーオフ時刻と現時刻が一致するかを調べ、一致して
いたならばステップ38で記録を終了して、マイコン制
御部からのパワーコントロール信号を解除して装置の電
源をオフ状態にする。次にステップ39で現在電池駆動
かどうかを調べ電池駆動の場合は、ステップ44でタイ
マーを解除する。電池駆動でない場合、交流電源動作時
には、ステップ40で記録終了時点の記録方向を記憶し
ておき次のタイマー記録に備える。
【0019】このように本実施例によれは、電池駆動か
交流電源駆動かを判別し、タイマー記録の際にまず正走
行方向より記録を行った後、電池駆動の場合はタイマー
記録終了時にタイマーを解除し、交流電源駆動時には記
録完了時の記録走行方向を記憶しておき、次回のタイマ
ー記録時にはその記録走行方向と同一方向より記録を開
始するという制御をマイコン制御部が行うことにより、
電池駆動時の不用意なタイマー設定解除忘れによる無駄
な電池の消耗をなくし、従来の常に正走行方向より記録
が開始されることによって前回までのタイマー記録の内
容を消してしまうという問題点も解消でき、記録媒体が
取り替えられても次回のタイマー記録は正走行方向から
開始され、確実に安心してタイマー記録を行うことがで
きるという優れた効果を有するものである。
【0020】なお、本実施例では信号源を内蔵している
チューナーとしていたがマイク入力信号等の他の信号源
でもよく、入力端子に外部からの信号を加えることによ
りテレビ、ビデオ、衛星放送、有線放送等の装置外部か
らの信号を記録するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電池駆動
か交流電源駆動かを判別し、タイマー記録の際にまず正
走行方向より記録を行った後、電池駆動の場合はタイマ
ー記録終了時にタイマーを解除し、交流電源駆動時には
記録完了時の記録走行方向を記憶しておき、次回のタイ
マー記録時にはその記録走行方向と同一方向より記録を
開始するという制御をマイコン制御部が行うことによ
り、電池駆動時の不用意なタイマー設定解除忘れによる
無駄な電池の消耗をなくし、従来の常に正走行方向より
記録が開始されることによって前回までのタイマー記録
の内容を消してしまうという問題点も解消でき、記録媒
体が取り替えられても次回のタイマー記録は正走行方向
から開始され、確実に安心してタイマー記録を行うこと
ができるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における構成を示すブロック
【図2】本発明の一実施例のマイコン制御部の動作を示
す流れ図
【図3】従来のタイマー記録装置の構成を示すブロック
【符号の説明】
2 操作手段 3 マイコン制御部 4 電源部 5 交流電源 6 メイン電池 7 バックアップ電池 8 記録部の駆動装置 9 記録媒体 10 記録回路 11 チューナー部 12 記録媒体装着検出手段 13 記録開始方向決定手段 14 記録内容消去手段 15 走行方向記憶手段 16 駆動電源判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/02 G11B 15/00 G11B 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源と電池のどちらでも駆動可能
    で、正逆方向に走行する記録媒体を用い、正走行方向の
    記録が終了すれば自動的に逆走行方向記録を行う往復自
    動反転機能付きの記録装置において、前記交流電源によ
    る駆動か前記電池による駆動かを検出する駆動電源判別
    手段と、この判別手段の出力に応じて、前記交流電源に
    よる駆動時にはタイマー記録動作を繰り返して行い、か
    つ、前記電池による駆動時にはタイマーによる記録を正
    走行方向から開始する1回のみに限定した制御を行う制
    御手段とを備えたことを特徴とするタイマー記録装置。
  2. 【請求項2】 タイマー記録開始時に記録開始走行方向
    を決定する記録開始方向決定手段と、タイマー記録終了
    時に走行方向を記憶する走行方向記憶手段とを備え、制
    御手段により、交流電源を用いる場合のタイマー動作時
    には前回のタイマー記録完了時の記録媒体の記録走行方
    向と同一の方向より記録を開始するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のタイマー記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体が装置に装着されているか否か
    を検出する記録媒体装着検出手段と、走行方向記憶手段
    の内容を初期化する記憶内容消去手段とを備え、制御手
    段により、交流電源使用時にタイマーオン時刻までの間
    記録媒体装着検出手段の状態を常に監視すると共に、記
    録媒体装着検出手段により前記記録媒体が取り出された
    ことを検知して前記記憶内容消去手段により次回のタイ
    マー記録は正走行方向より開始するように構成したこと
    を特徴とする請求項2記載のタイマー記録装置。
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