JP2002319113A - 磁気記録再生装置、クリーニングカセット及びクリーニング時間の設定方法 - Google Patents

磁気記録再生装置、クリーニングカセット及びクリーニング時間の設定方法

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JP2002319113A
JP2002319113A JP2001123967A JP2001123967A JP2002319113A JP 2002319113 A JP2002319113 A JP 2002319113A JP 2001123967 A JP2001123967 A JP 2001123967A JP 2001123967 A JP2001123967 A JP 2001123967A JP 2002319113 A JP2002319113 A JP 2002319113A
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magnetic recording
tape
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Hiroya Mori
弘也 森
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
Yoichiro Senshu
陽一郎 専修
Kenji Kobayashi
建治 小林
Chihiro Motono
千尋 本野
Koji Komatsu
康二 小松
Tatsuya Sato
達弥 佐藤
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Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
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    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリーニング時間の管理をユーザに委ねる
と、ヘッドの削り過ぎによって無用にヘッド寿命を縮め
る恐れがある。 【解決手段】 磁気記録再生装置の構成として、メカデ
ッキ部1に装着されたカセットがクリーニングカセット
2かどうかを識別するとともに、装着されたカセットが
クリーニングカセット2であると識別した場合に、操作
デバイス部8を介してユーザにより入力されるコマンド
を抑制してメカデッキ部1に所定時間のクリーニング動
作を実行させる制御マイコン部7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装
置、クリーニングカセット及びクリーニング時間の設定
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】回転型のVTR(Video Tape Recorder)
に代表される磁気記録再生装置では、磁気粉等によるヘ
ッドの目詰まりやヘッドの汚れ、テープ走行を案内する
ガイドピンの汚れなどにより、画像や音声の記録再生に
支障をきたす場合がある。そこで、ヘッドやガイドピン
などを清浄するためにクリーニングカセットが用いられ
ている。
【0003】一般に、クリーニングカセットは、通常の
ビデオカセットと同様の形状をなしている。実際にクリ
ーニングを行う場合は、通常のビデオカセットの代わり
にクリーニングカセットをVTRに装着し、所定の時間
だけ再生モード又は録画モードにしてテープを走行させ
る。これにより、ヘッドやガイドピンがクリーニングテ
ープで清浄され、目詰まりや汚れが解消される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の磁気
記録再生装置、例えばDigital Video Cassette Recorde
r(以下、DVと略称)等のビデオカメラに使用される
クリーニングカセットは、そのテープ走行時間(即ち、
クリーニング時間)をユーザ側で管理する必要があっ
た。しかしながら、クリーニングカセットに巻装される
クリーニングテープの面粗度は、通常のDV用カセット
テープのそれに比べて数千倍程度粗くなっている。その
ため、必要以上にクリーニングテープを走行させると、
ヘッドの削り過ぎによってヘッド寿命が短くなってしま
う。
【0005】ヘッド寿命はヘッドの摩耗量で決まり、通
常DVに使用されている録画/再生兼用ヘッドでは10
μm程度の摩耗で寿命となる。これに対して、DVに再
生用として搭載されるMR(Magneto Resistive)ヘッド
の場合は、録画/再生兼用ヘッドの1/10程度の摩
耗、つまり1μm程度の摩耗で寿命を迎える。そのた
め、MRヘッドを搭載した磁気記録装置の場合、クリー
ニングカセットのテープ走行時間(クリーニング時間)
の管理をユーザに委ねると、ヘッドの削り過ぎによって
ヘッド寿命の極端な短命化につながる恐れがある。
【0006】また、クリーニングテープの研磨力は1回
の使用で大幅に低下するため、2回目以上の使用では、
テープ研磨力に対するクリーニング時間の設定が不適切
となり、十分なクリーニング効果が得られなくなる。し
かしながら、クリーニングテープの使用回数もユーザ自
身の判断に任せられ、使用回数の管理が面倒なこともあ
って、クリーニング効果のなくなったクリーニングカセ
ットを使い続けるケースもあった。
【0007】また一般に、クリーニングテープの研磨力
は、テープ表面(磁性面)の面粗度に依存するが、この
面粗度が製造上のバラツキをもつことから、同じタイプ
のクリーニングテープでも研磨力に差が生じる。そのた
め、予め磁気記録装置(セット)側で設定された固定の
クリーニング時間でクリーニング動作を行うと、研磨力
の高いクリーニングテープでは必要以上にヘッドを削っ
てしまい、逆に研磨力の低いクリーニングテープではク
リーニング不足を招いてしまう。また、テープ材質等の
改良によって研磨力の高いクリーニングテープ又は研磨
力の低いクリーニングテープが開発された場合にも、上
記同様の不具合を招いてしまう。さらに、磁気記録再生
装置側での改良等に伴い、それまでとは耐摩耗性の異な
るヘッドが開発された場合に、このヘッドの特性に合わ
せてクリーニングテープの研磨力を変更するとなると、
市場での混乱を招いてしまう。
【0008】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、クリーニングカセットの使用に伴う種々の
不具合を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁気記録再
生装置は、装着されたカセットがクリーニングカセット
であるかどうかを識別する識別手段と、装着されたカセ
ットがクリーニングカセットであると識別手段で識別し
た場合に、ユーザによって入力されるコマンドを抑制し
て所定時間のクリーニング動作を実行させるように制御
する制御手段とを備えた構成となっている。
【0010】上記構成の磁気記録再生装置において、装
着されたカセットがクリーニングカセットであると識別
手段で識別されると、制御手段は、ユーザによって入力
されるコマンドを抑制して所定時間のクリーニング動作
を実行させる。これにより、クリーニング動作中はユー
ザが自分の意志でクリーニングテープを走行させること
が不可となり、制御手段による制御下でクリーニング時
間の管理が行われる。
【0011】また、クリーニング時間の設定に際して、
制御手段が、クリーニングカセットのメモリに記憶され
た第1の情報と磁気記録再生装置内のメモリに記憶され
た第2の情報とを用いてクリーニング時間を設定するこ
とにより、クリーニングカセット側又は磁気記録再生装
置側での要因により、適正とされるクリーニング時間が
変更になった場合でも、変更要因側でのメモリ情報(第
1の情報又は第2の情報)を変更するだけで、適正なク
リーニング時間に設定してクリーニング動作を実行させ
ることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に係る磁気記録再生装置とクリーニングカセット
の構成を示す概略図である。図1において、メカデッキ
部1は、図示しないカセット挿入部から挿入されたビデ
オカセット等のカセットテープに対して磁気記録再生を
行うハードウェア機能部である。このメカデッキ部1
は、磁気ヘッドを搭載した回転型ドラム1Aを有し、こ
の回転型ドラム1Aにカセットテープを巻き付けて走行
させることにより、例えば再生モードではカセットテー
プの磁性面に記録された情報を磁気ヘッドで読み取り、
記録モード(録画モード等)ではカセットテープの磁性
面に磁気ヘッドで情報を記録する。磁気ヘッドとして
は、再生用ヘッドにMRヘッドを用いることができる。
【0013】クリーニングカセット2は、メカデッキ部
1で回転型ドラム1Aに搭載された磁気ヘッドやテープ
走行を案内するガイドピン1B等に付着した汚れ、磁性
粉等を除去するために、メカデッキ部1に装着して使用
されるものである。このクリーニングカセット2には通
常の磁気記録再生用テープよりも磁性面の面粗度を粗く
したクリーニングテープ2Aが巻装され、このクリーニ
ングテープ2Aを通常の再生モード或いは記録モードと
同様に回転型ドラム1Aに巻き付けて走行させることに
より、磁気ヘッド等のクリーニングが行われる。
【0014】また、クリーニングカセット2には、非接
触型のフラッシュメモリ3が内蔵されている。このフラ
ッシュメモリ3は、MIC(Memory in Cassette)と呼ば
れる小型の半導体メモリで、クリーニングテープ2Aの
引き出し口とは反対側の隅部に組み込まれている。フラ
ッシュメモリ3には、本カセットがクリーニングカセッ
トであることを示す識別情報(通常のビデオカセットと
クリーニングカセットとを識別するための情報)のほ
か、クリーニングに関する情報(後述)が記憶されてい
る。なお、クリーニングカセット2の識別は、カセット
形状に通常のビデオカセットとは異なる特徴部(例え
ば、識別用の孔部)を持たせ、この特徴部をセンサ等で
検知することで行うようにしてもよい。
【0015】一方、磁気記録再生装置は、上述したメカ
デッキ部1に加えて、送受信アンテナ4、変復調アンテ
ナドライバ5、ロジックIC(Integrated Circuit)部
6、制御マイコン部7、操作デバイス部8、キャラクタ
発生部9、LCD(Liquid Crystal Display)パネル10
等を備えた構成となっている。
【0016】送受信アンテナ4は、クリーニングカセッ
ト2に内蔵のフラッシュメモリ3に無線通信によってア
クセスするためのアンテナで、その通信には電磁波が用
いられる。送受信アンテナ4は、メカデッキ部1に装着
されるクリーニングカセット2に対し、フラッシュメモ
リ3の近傍に位置するよう、メカデッキ部1或いはこれ
を支持するフレーム(不図示)に取り付けられている。
【0017】変復調アンテナドライバ5は、送受信アン
テナ4を制御し、この送受信アンテナ4の通信機能を利
用して、フラッシュメモリ3に記憶された情報を読み出
したり、フラッシュメモリ3に情報を書き込んだりする
ものである。この変復調アンテナドライバ5と上記送受
信アンテナ4により、本発明における無線通信手段が構
成されている。
【0018】ロジックIC部6は、変復調アンテナドラ
イバ5によってフラッシュメモリ3から読み出された情
報(データ)を変復調して符号変換し、制御マイコン部
7と通信を行うものである。
【0019】制御マイコン部7は、磁気記録再生装置全
体の制御を行うもので、制御用のコントローラ、メモリ
等を備えている。この制御マイコン部7では、例えば、
ユーザの操作の受け付け、メカデッキ部1の制御、各種
の信号制御、LCDパネル10への情報の表示制御な
ど、各種の制御処理を行う。この制御マイコン部7にお
いて、例えば、メカデッキ部1の制御を行う場合は、メ
カ制御信号がメカデッキ部1に与えられる。また、クリ
ーニングカセット2に内蔵のフラッシュメモリ3内の情
報を取得する場合、又はその情報を更新する場合、或い
は新たな情報を付加する場合は、そのメモリへのアクセ
スを指示する制御信号(メモリアクセス信号)がロジッ
クIC部6に与えられる。
【0020】操作デバイス部8は、例えば、キー入力操
作、ボタン入力操作、スイッチ入力操作、リモートコン
トロール(以下、リモコンと略称)入力操作など、ユー
ザによる各種の入力操作を受け付けるユーザインターフ
ェースとなるものである。この操作デバイス部8でユー
ザ操作により入力された情報は制御マイコン部7に送ら
れる。
【0021】キャラクタ発生部9は、制御マイコン部7
から送られた情報を文字出力としてLCDパネル10上
に表示させるものである。また、LCDパネル10は、
制御マイコン部7で作成した装置状態やその他の情報を
映像として表示するもので、そのためのOSD(On Scre
en Display)出力信号が制御マイコン部7からLCDパ
ネル10に与えられる。
【0022】図2はクリーニングカセット2に内蔵され
たフラッシュメモリ(MIC)3のメモリマップを示す
概念図である。図2において、フラッシュメモリ3のメ
モリ領域にはその先頭部分に数百バイト程度のテープ情
報領域M1が確保され、このテープ情報領域M1に続く
領域がデータ領域M2となっている。また、テープ情報
領域M1内には、数バイト(図例では2バイト)のクリ
ーニングテープ情報領域M1−1が設けられている。
【0023】クリーニングテープ情報領域M1−1内
は、クリーニングテープのステータス(使用状態)を表
す情報領域(以下、ステータス領域と記す)と、クリー
ニング時間を設定するための情報領域(以下、クリーニ
ング時間設定用領域と記す)とに分かれている。
【0024】ステータス領域では、本カセットに巻装さ
れたクリーニングテープがテープ終端まで使用された旨
のエンドフラグを示すビット情報(bit1)と、本カセッ
トに巻装されたテープがクリーニングテープである旨の
フラグを示すビット情報(bit0)が格納される。
【0025】一方、クリーニング時間設定用領域では、
クリーニング時間を設定するための情報(第1の情報)
として、倍率値を表す情報が格納されている。この倍率
値を表す情報は、制御マイコン部7でクリーニング時間
を設定する際に、当該制御マイコン部7内のメモリに記
憶された情報(第2の情報)に乗算する係数として取り
扱われるものである。また、倍率値を表す情報は、クリ
ーニング時間設定用領域に例えば0.1倍単位で書き込
まれ、初期値が1.0倍、数値書き込み範囲が0.1倍
〜25.5倍とされる。これに対して、制御マイコン部
7内のメモリに記憶される情報は、時間値を表す情報と
なり、例えば1秒単位で書き込まれ、初期値(基本時
間)が10秒、数値書き込み範囲が1秒〜31秒とされ
る。
【0026】続いて、本発明の実施形態に係る磁気記録
再生装置とクリーニングカセットを用いた処理動作につ
き、図3及び図4のフローチャートを用いて説明する。
かかる処理動作は、制御マイコン部7の制御処理に基づ
いて実行されるものである。
【0027】先ず制御マイコン部7は、メカデッキ部1
に装着されたカセットがクリーニングカセットかどうか
を判断する(ステップS1)。クリーニングカセットの
判別には、ユーザによって挿入されたカセットがメカデ
ッキ部1へと装着されたとき、或いは磁気記録再生装置
の電源が投入されたときに、クリーニングカセット2に
内蔵のフラッシュメモリ3内の情報を参照することによ
り行われる。具体的には、図2に示すメモリマップにお
いて、ステータス領域のテープ識別用のフラグが「1」
である場合にクリーニングカセットと認識し、「0」で
ある場合に通常のビデオカセットと認識する。このと
き、フラッシュメモリ3内の情報の読み出しは、ロジッ
クIC部6、変復調アンテナドライバ5及び送受信アン
テナ4を用いて行われる。
【0028】ここで、制御マイコン部7は、装着された
カセットがクリーニングカセットではないと判断した場
合(装着されたカセットが通常のビデオカセットであっ
た場合)は、通常のVTR動作モードに移行する。これ
に対して、装着されたカセットがクリーニングカセット
であると判断した場合、制御マイコン部7は、内部の処
理モードをクリーニング自動制御モードに遷移した後、
ユーザ操作によって入力されるVTRコマンドを抑制す
る(ステップS2、S3)。ここで記述するVTRコマ
ンドとは、通常のVTR操作でユーザにより入力される
再生、録画、早送り、巻き戻しなど、テープの走行を伴
うコマンドをいい、装置本体部に設けられた入力操作部
(キー、ボタン、スイッチ類)からのコマンドの他、リ
モコンに設けられた入力操作部からのコマンドも含む。
また、コマンドの抑制はユーザ操作により入力されたV
TRコマンドを無効扱いにすることで行われ、かつ当該
コマンドの抑制はクリーニング自動制御モードが終了す
るまで継続される。
【0029】これにより、クリーニング自動制御モード
を実行している間はクリーニングテープの走行管理が制
御マイコン部7に委ねられるため、ユーザが自分の意志
でクリーニングテープを走行(巻き戻し、早送りを含
む)させることが不可となる。そのため、ユーザがクリ
ーニングテープを巻き戻して既に使用して研磨力のなく
なった部分や汚れた部分でクリーニングを行う、或いは
必要以上にクリーニングテープを走行させてヘッド寿命
を縮めてしまうなどの誤操作を回避することができる。
【0030】続いて、制御マイコン部7は、クリーニン
グカセットがメカデッキ部1に装着されてからイジェク
トされるまでの間に一度クリーニングが実行されている
かどうかを、クリーニング実行フラブがオフになってい
るかどうかによって判断する(ステップS4)。この判
断ステップを設けた理由は、次のような事情による。
【0031】即ち、クリーニング自動制御モードにおけ
る再生動作の途中で、装置電源がオフされたときやバッ
テリ切れを起こしたとき、或いは電源モードの切り換え
(VTR再生モードから録画モードへの切り換え)など
が行われると、クリーニング自動制御モードでの再生動
作が中断されて再び最初の処理動作(ステップS1)か
ら開始される。そうした場合、メカデッキ部1にクリー
ニングカセットが装着されたままになっていると、クリ
ーニング自動制御モードへの再遷移により、通常の設定
時間よりも長い時間クリーニングが行われ、ヘッド寿命
を無用に縮めてしまう恐れがある。そこで、こうした不
具合を避けるために、ステップS4ではクリーニングフ
ラグのオンオフ状態(フラグが立っているかどうか)を
判断し、クリーニング実行フラグがオンになっている場
合はステップS15に移行してクリーニングカセットの
イジェクトをユーザに促す。なお、クリーニング実行フ
ラグはステップS7でセット(オン)されるが、これに
ついては後段で説明する。
【0032】続いて、制御マイコン部7は、クリーニン
グ実行確認画面をLCDパネル10に表示させる(ステ
ップS5)。LCDパネル10への画面表示は、キャラ
クタ発生部9を通して行われる。また、クリーニング実
行確認画面には、例えば図5(A)に示すように、「ク
リーニングを実行します」といったユーザへの実行確認
用ガイドメッセージと、「実行」「取消」といった2つ
のボタンが表示される。これらのボタン(実行ボタン、
取消ボタン)は、例えば操作デバイス部8に設けられた
十字キーなどの操作キーで、いずれか一方のボタンがハ
イライト表示されるように切り換えることで、ユーザに
より選択操作される。そして、所望のボタンを選択(ハ
イライト表示)した状態で、決定キーを押すことによ
り、その選択ボタンに応じたユーザ入力が操作デバイス
部8から制御マイコン部7へと送られる。
【0033】そうすると、制御マイコン部7では、ユー
ザ操作によって「実行」が選択されたかどうかを判断す
る(ステップS6)。そして、「実行」が選択された場
合はクリーニング実行フラグをセットし(ステップS
7)、「実行」が選択されなかった場合(「取消」が選
択された場合)はステップS15に移行してクリーニン
グカセットのイジェクトをユーザに促す。
【0034】ステップS7でセット(オン)されるクリ
ーニング実行フラグは、クリーニングカセット2がメカ
デッキ部1に装着されてからクリーニングが1度実行さ
れたことを示すフラグである。このクリーニング実行フ
ラグは、クリーニングカセット2がイジェクトされるま
でクリアされず、また装置電源のオフやバッテリ切れな
どでもクリアされずに、オン状態に保持される。そのた
め、例えば電源オフによって磁気記録再生装置を再起動
した場合は、先のステップS4でクリーニング実行フラ
グのオン状態を認識することで、ユーザにイジェクトの
指示がなされることになる。
【0035】続いて、制御マイコン部7は、クリーニン
グテープを自動的に走行させる際のテープ走行時間、即
ちクリーニング時間をタイマーで設定する(ステップS
8)。クリーニング時間の設定は、制御マイコン部7内
のメモリに記憶された情報と、クリーニングカセット2
のフラッシュメモリ3に記憶された情報とを用いて行わ
れる。フラッシュメモリ3内の情報は、当該メモリ情報
をロジックIC部6、変復調アンテナドライバ5及び送
受信アンテナ4を用いて読み出すことにより、制御マイ
コン部7に取り込まれる。また、フラッシュメモリ3内
の情報の読み出しは、メカデッキ部1にクリーニングカ
セット2が装着された時点で行われる。
【0036】ここで、前述のように、制御マイコン部7
内のメモリに記憶された情報が時間値を表す情報で、フ
ラッシュメモリ3に記憶された情報が倍率値を表す情報
であるとすると、制御マイコン部7では、時間値と倍率
値との積によってクリーニング時間を算出する。例え
ば、時間値が15秒で倍率値が1.0倍であるとすると
クリーニング時間は15秒と算出され、時間値が15秒
で倍率値が0.8倍であるとするとクリーニング時間は
12秒と算出される。
【0037】その後、制御マイコン部7は、クリーニン
グ実行中画面をLCDパネル10に表示させる(ステッ
プS9)。LCDパネル10への画面表示は、キャラク
タ発生部9を通して行われる。また、クリーニング実行
中画面には、例えば図5(B)に示すように、「クリー
ニング実行中」といったクリーニング実行中をユーザに
通知するガイドメッセージと、「残り何秒」といったク
リーニング終了までの所要時間が表示される。また、こ
のクリーニング実行中画面には「取消」ボタンが同時に
表示され、ユーザ操作によって「取消」ボタンが押され
た場合にクリーニング動作が中断されるようになってい
る。クリーニング動作の中断については、後段の処理ス
テップで説明する。
【0038】次いで、制御マイコン部7は、再生コマン
ドを発行し、この再生コマンドに応じたメカ制御信号を
メカデッキ部1に送ってその動作を制御する(ステップ
S10)。これにより、メカデッキ部1においては、制
御マイコン部7からのメカ制御信号に従って、クリーニ
ングテープ2Aが自動的に走行される(ステップS1
1)。このようにクリーニングテープ2Aが自動的に走
行している状態で、制御マイコン部7は、クリーニング
実行中画面に表示される「残り秒数」を1秒毎にカウン
トダウンさせる。
【0039】続いて、制御マイコン部7は、クリーニン
グ自動制御中にクリーニング動作(クリーニングテープ
の走行)が中断されたかどうかを判断する(ステップS
12)。クリーニング動作が中断する要因としては、先
のステップS9でLCDパネル10に表示されたクリー
ニング実行中画面の「取消」ボタンがユーザ操作によっ
て押されたとき、又はメッカデッキ部1に結露が発生し
たりテープがからまるなどのメカデッキ動作異常が発生
したとき、或いはクリーニングテープをテープ終端まで
使い切ったとき、などが考えられる。こうした状況が発
生すると、先のステップS8でタイマー設定したクリー
ニング時間分のクリーニング動作が終了していなくて
も、ステップS14に移行して停止コマンドを発行し、
テープの走行を停止させ、続くステップS15でユーザ
にイジェクトを促す。
【0040】ちなみに、クリーニング動作が中断する他
の要因としては、装置電源のオフ、バッテリ切れ、電源
モードの切り換えなどがあるが、これらの要因でクリー
ニング動作が中断した場合は、処理自体を抜けて装置電
源のオフ動作及び電源モードの切り換え動作を行い、そ
の後の電源オン時電源モードの立ち上がり時には再び最
初(ステップS1)から処理を行うことになる。ただ
し、ステップS7でセットしたクリーニング実行フラグ
はオン状態のまま保持されるため、その後、クリーニン
グカセット2がメカデッキ部1に装着されたままの状態
で装置電源が投入されても、ステップS4からステップ
S15へと処理が移行するため、クリーニング動作が再
度実行されることはない。よって、ヘッドの削り過ぎを
防止することができる。
【0041】一方、ステップS12でクリーニング動作
が中断されなかった場合、制御マイコン部7は、タイマ
ーによる計測時間を監視し、このタイマーの値が「0」
になるまでクリーニング動作(クリーニングテープの走
行)を継続させる(ステップS13)。そして、タイマ
ーの値が「0」になった時点、即ちステップS8で設定
したクリーニング時間だけクリーニング動作を実行させ
た時点で、停止コマンドを発行してクリーニングテープ
の走行を停止させる(ステップS14)。
【0042】またこれに続いて、制御マイコン部7は、
イジェクト指示画面をLCDパネル10に表示させる
(ステップS15)。LCDパネル10への画面表示
は、キャラクタ発生部9を通して行われる。また、イジ
ェクト指示画面には、例えば図5(C)に示すように、
「テープを取り出してください。クリーニング自動再生
を終了します」といったようにユーザにクリーニングカ
セットのイジェクトを促すガイドメッセージが表示され
る。
【0043】ちなみに、LCDパネル10にイジェクト
指示画面を表示している間は、イジェクト以外のVTR
コマンドが無効扱いとされ、ユーザ操作によりイジェク
トボタンが押されると、このユーザ入力を制御マイコン
部7で受け付けてメカデッキ部1にメカ制御信号を送
り、クリーニングカセットをイジェクトさせる。この例
では、メカデッキ部1の外側に外蓋があり、この外蓋を
ユーザが手で開けないとイジェクトできない装置構成を
想定している。ただし、カセットのイジェクトに障害と
なる外蓋などがない装置構成の場合は、ステップS14
で停止コマンドを発行した後に制御マイコン部7がメカ
デッキ部1にメカ制御信号を送ってクリーニングカセッ
ト2を自動的(強制的)にイジェクトさせることも可能
である。
【0044】続いて、制御マイコン部7は、ユーザの操
作によりクリーニングカセットがイジェクトされたかど
うかを判断する(ステップS16)。この場合、イジェ
クト以外のコマンドは制御マイコン部7で無効扱いとさ
れるため、ユーザはクリーニングカセットをイジェクト
するまで他の操作を行えない状況となる。
【0045】その後、クリーニングカセットのイジェク
トを確認すると、制御マイコン部7は、クリーニング実
行フラグをクリア(オフ)するとともに、VTRコマン
ドの抑制を解除する(ステップS18,S19)。クリ
ーニング実行フラグをクリアすることで、再びこのクリ
ーニングカセットを用いたクリーニング動作を実行させ
ることが可能となる。また、VTRコマンドの抑制を解
除することで、ユーザによる通常のVTR操作が可能と
なる。次いで、制御マイコン部7は、クリーニング自動
制御モードを終了し、内部の処理モードを通常の動作モ
ードに戻す。
【0046】このように本実施形態においては、メカデ
ッキ部1に装着されたカセットがクリーニングカセット
2であると識別した場合に、クリーニング自動制御モー
ドへの遷移により、ユーザによって入力されるVTRコ
マンドを抑制して自動的に適切な時間だけクリーニング
動作を実行させるため、ヘッドの削り過ぎや、クリーニ
ングテープの巻き戻しによるクリーニング不良、さらに
はクリーニングテープへの誤った記録/再生動作などを
確実に回避することができる。
【0047】また、制御マイコン部7は、クリーニング
カセット2のメモリ(フラッシュメモリ3)に記憶され
た情報と、磁気記録再生装置のメモリ(制御マイコン部
7内のメモリ)に記憶された情報を用いてクリーニング
時間を設定し、このクリーニング時間を基にクリーニン
グ動作を実行させるため、クリーニングカセットのテー
プ研磨力や磁気記録再生装置のドラム構成などに変化が
あっても、クリーニング時間を適正に設定することが可
能となる。
【0048】具体的には、例えば、クリーニングカセッ
トの製造段階でクリーニングテープの研磨力にバラツキ
が生じた場合、或いはテープ材質等の改良によって研磨
力の異なるクリーニングテープが開発された場合など
に、クリーニングテープの研磨力に応じた情報(本形態
では倍率値を表す情報)をフラッシュメモリ3に記憶さ
せることにより、制御マイコン部7内のメモリに記憶さ
れた情報を何ら変更することなく、クリーニング時間を
適正に設定することが可能となる。
【0049】また、磁気記録再生装置側での改良等に伴
い、それまでとは耐摩耗性の異なるヘッドが開発された
場合などに、このヘッド特性に応じた情報(本形態では
時間値を表す情報)を制御マイコン部7内のメモリに記
憶させることにより、クリーニングカセット2のフラッ
シュメモリ3に記憶された情報を何ら変更することな
く、クリーニング時間を適正に設定することが可能とな
る。
【0050】さらに、クリーニングカセット2のフラッ
シュメモリ3に対し、クリーニングに関する情報とし
て、クリーニングテープの使用回数を記憶させることも
可能である。クリーニングテープの使用回数について
は、当該クリーニングテープをテープ終端まで使用した
際に、制御マイコン部7がクリーニングテープを巻き戻
すようにメカデッキ部1を駆動制御するとともに、送受
信アンテナ4及び変復調ドライバ5によるリードライト
機能を利用してクリーニングテープの使用回数をインク
リメントするようにフラッシュメモリ3内の情報を更新
(書き換え)する。
【0051】これにより、一度使用されたクリーニング
テープでクリーニングを行う場合に、制御マイコン部7
では、フラッシュメモリ3から読み出したクリーニング
テープの使用回数に応じて、例えばクリーニングテープ
の使用回数が2回になっているときは使用回数が1回の
ときよりもクリーニング時間が長くなるように設定する
ことにより、一度使用したクリーニングテープでもその
テープ研磨力に応じてクリーニング時間を適切に設定す
ることが可能となる。このとき、2回目の使用でどの程
度クリーニング時間を長くするかは、クリーニングテー
プを1回使用した際のテープ研磨力の低下度合いに応じ
て適宜設定すればよい。また、制御マイコン部7におい
て、クリーニングテープの使用回数の上限を規定してお
き、この規定回数に達した場合にそれ以降の使用を禁止
するように制御することも可能である。
【0052】なお、上記実施形態においては、磁気記録
再生装置側のメモリ(制御マイコン部7内のメモリ)に
時間値を表す情報を記憶し、クリーニングカセット2側
のメモリ(フラッシュメモリ3)に倍率値を表す情報を
記憶するとしたが、これと逆に、磁気記録再生装置側の
メモリに倍率値を表す情報を記憶し、クリーニングカセ
ット2側のメモリに時間値を表す情報を記憶してもよ
い。
【0053】また、上記実施形態においては、クリーニ
ングカセット2に非接触型のフラッシュメモリ3を内蔵
し、磁気記録再生装置がこのフラッシュメモリ3に無線
通信によってアクセスするとしたが、本発明はこれに限
らず、クリーニングカセット2と磁気記録再生装置の双
方に相対応する接触部(ランド、端子等)を設け、この
接触部同士を電気的かつ機械的にコンタクトさせて通信
する、いわゆる接触式の通信手段を採用してもよい。た
だし、静電破壊や接触不良、位置決めの煩雑さなどを考
慮すると、非接触型を採用した方が好ましい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
着されたカセットがクリーニングカセットであるかどう
かを識別手段で識別し、この識別手段でクリーニングカ
セットであると識別した場合に、制御手段が、ユーザに
よって入力されるコマンドを抑制して所定時間のクリー
ニング動作を実行させる構成となっているため、常に適
正なクリーニング時間をもってヘッド等のクリーニング
を行うことができる。これにより、ヘッドの削り過ぎ
や、クリーニングテープの巻き戻しによるクリーニング
不良、さらにはクリーニングテープへの誤った記録/再
生動作などを確実に回避することができる。
【0055】また本発明によれば、クリーニング時間の
設定に際して、制御手段が、クリーニングカセットのメ
モリに記憶された第1の情報と磁気記録再生装置内のメ
モリに記憶された第2の情報とを用いてクリーニング時
間を設定する構成となっているため、クリーニングカセ
ット側又は磁気記録再生装置側での要因により、適正と
されるクリーニング時間が変更になった場合でも、変更
要因側でのメモリ情報(第1の情報又は第2の情報)を
変更するだけで、適正なクリーニング時間に設定してク
リーニング動作を実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置とク
リーニングカセットの構成を示す概略図である。
【図2】クリーニングカセットに内蔵されたフラッシュ
メモリのメモリマップを示す概念図である。
【図3】本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置とク
リーニングカセットを用いた処理動作を示すフローチャ
ート(その1)である。
【図4】本発明の実施形態に係る磁気記録再生装置とク
リーニングカセットを用いた処理動作を示すフローチャ
ート(その2)である。
【図5】クリーニング自動制御モード中に表示される画
面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…メカデッキ部、2…クリーニングカセット、2A…
クリーニングテープ、3…フラッシュメモリ、4…送受
信アンテナ、5…変復調アンテナドライバ、6…ロジッ
クIC部、7…制御マイコン部、8…操作デバイス部、
9…キャラクタ発生部、10…LCDパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 専修 陽一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小林 建治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 本野 千尋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小松 康二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 達弥 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D091 AA03 FF07 FF20 HH20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されたカセットがクリーニングカセ
    ットかどうかを識別する識別手段と、 装着されたカセットがクリーニングカセットであると前
    記識別手段で識別した場合に、ユーザによって入力され
    るコマンドを抑制して所定時間のクリーニング動作を実
    行させるように制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 クリーニングカセットに内蔵されたメモ
    リに無線通信によってアクセスする無線通信手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記クリーニングカセ
    ットのメモリに記憶された第1の情報と磁気記録再生装
    置内のメモリに記憶された第2の情報とを用いてクリー
    ニング時間を設定することを特徴とする請求項1記載の
    磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記無線通信手段は、前記クリーニング
    カセットに内蔵されたメモリに対して情報の読み書きを
    行うリードライト機能を備えることを特徴とする請求項
    2記載の磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の情報及び前記第2の情報のう
    ち、一方は時間値を表す情報で、他方は倍率値を表す情
    報であることを特徴とする請求項3記載の磁気記録再生
    装置。
  6. 【請求項6】 磁気記録再生装置に設けられた無線通信
    手段と通信する非接触型のメモリを内蔵し、このメモリ
    にクリーニングに関する情報を記憶してなることを特徴
    とするクリーニングカセット。
  7. 【請求項7】 前記クリーニングに関する情報は、クリ
    ーニング時間を設定するための情報及びクリーニングテ
    ープの使用回数のうち、少なくとも一つ含むことを特徴
    とする請求項6記載のクリーニングカセット。
  8. 【請求項8】 クリーニングカセットに第1の情報を保
    持させる一方、前記クリーニングカセットが装着される
    磁気記録再生装置に第2の情報を保持させ、前記第1の
    情報と前記第2の情報とを用いてクリーニング時間を設
    定することを特徴とするクリーニング時間の設定方法。
  9. 【請求項9】 前記第1の情報及び前記第2の情報のう
    ち、一方は時間値を表す情報で、他方は倍率値を表す情
    報であることを特徴とする請求項8記載のクリーニング
    時間の設定方法。
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