JP3245519U - 首用冷却具 - Google Patents

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清孝 川内
裕介 川内
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株式会社ヌエボ
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【課題】使い勝手の良い首用冷却具を提供する。【解決手段】首用冷却具1は、氷を内部に収容して使用者の首回りに装着されるように二股に分かれた略U字形を有する外装袋部材2を備える。前記外装袋部材2には、中央外周部から外方へ延びて氷を収容させるための収容口部4と、前記収容口部4の口回りの一側と他側とに端部を延出するベルト部材5とが設けられ、前記ベルト部材5の両端部を連結させることでループ状の持ち手7が形成される構成を備える。【選択図】図1

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 提示日 令和5年1月20日 提示場所 美津濃株式会社(大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35) [刊行物等] 見本納品日 令和5年4月3日 見本納品場所 美津濃株式会社(大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35) [刊行物等] 販売日 令和5年6月23日 販売場所 美津濃株式会社(大阪府大阪市住之江区南港北1-12-35)
使用者の首回りを冷却する首用冷却具に関する。
首用冷却具として、例えば、特許文献1には、氷を用いた首用冷却具(氷嚢)が開示されている。特許文献1に記載の首用冷却具は、使用者の首回りに装着するように円弧状に湾曲でき、防水機能を有する矩形状の外嚢と、外嚢の中央部外側面に設けられた氷充填口と、氷充填口を閉塞する閉塞部と、氷充填口と接続させて外嚢の中央部の内部に設けられ、氷を収容する網目状の内嚢部材と、内嚢部材に設けられ、氷の融解水を排出する融解水排出部と、外嚢の両端部に設けられ、融解水排出部から排出される融解水を収容する融解水収容部とを有するものである。
特開2015-107248号公報
前記首用冷却具は、家庭内だけでなく、外出先でも比較的容易に入手できる氷を用いて使用者の首回りを冷却できるようにした点で利便性の良いものである。しかし、使用時では、例えば、首用冷却具を首へ装着するときは、氷が収容された外嚢の中央部を手でつかんで首の後側に配置させることとなり、外嚢の中央部は、氷を収容させるため比較的太くなっており、また氷充填口が設けられているため、手でつかみ難く、使い勝手の点で未だ不十分であった。
本考案は、前記事情に鑑みてなされたものであり、使い勝手の良い首用冷却具を提供することを目的とする。
本考案に係る首用冷却具は、
氷を内部に収容して使用者の首回りに装着されるように二股に分かれた略U字形を有する外装袋部材を備え、
前記外装袋部材には、中央外周部から外方へ延びて氷を収容させるための収容口部と、前記収容口部の口回りの一側と他側とに端部を延出するベルト部材とが設けられ、前記ベルト部材の両端部を連結させることでループ状の持ち手が形成される構成を備える。
前記構成により、ベルト部材の両端部を連結させたループ状の持ち手に指を掛けることができるので、氷を収容した首用冷却具を手で持ち易くすることができ、首への装着等を容易に行うことができる。また、ベルト部材の連結解除状態では、収容口部を大きく開けることができるので、収容口部から氷を外装袋部材内に容易に収容させることができる。従って、使い勝手の良い首用冷却具を提供することができる。
以上より、本考案によれば、氷を用いた首用冷却具において使い勝手を向上することができる。
実施形態の首用冷却具の構成を示す平面図であり、同図(a)は首用冷却具の前面側を示し、同図(b)は首用冷却具の後面側を示す図である。 実施形態の首用冷却具における内袋部材(同図(a))及び外装袋部材(同図(b))を示す平面図である。 実施形態の首用冷却具の使用方法を説明するための説明図である。 図3に続く実施形態の首用冷却具の使用方法を説明するための説明図である。 実施形態の首用冷却具を使用者が装着した状態を示す模式図である。
以下に、本考案の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1(a)(b)及び図2に示すように、実施形態の首用冷却具1は、氷を内部に収容して使用者の首回りに装着される構成を有し、外装袋部材2と、内袋部材3とを備える。外装袋部材2と内袋部材3とは、それぞれ独立に設けられており、使用時に、内袋部材3を外装袋部材2の内部に収容し、外装袋部材2で内袋部材3を覆うように構成される(図1参照)。
外装袋部材2は、使用者の首回りに装着されるように二股に分かれた略U字形を有する。この外装袋部材2は、布製であり、前面、後面、側面の各部を通気性及び伸縮性を有する布製の生地で縫製して袋状に形成されている。外装袋部材2には、U字形の中央外周部から外方へ延び、上辺が開口した収容口部4が設けられている。
収容口部4の口回りには、ベルト部材5が縫い付けられている。ベルト部材5は、両端部が収容口部4の口回りの右側と左側とから外方へ延出するように設けられている。本実施形態では、ベルト部材5を収容口部4よりも大きい環形状に形成して、収容口部4の口回り全周にベルト部材5の部分を縫い付け、収容口部4の口回りの右側と左側とにベルト部材5の両端部が輪っかを形成するように設けられる。収容口部4の口回り全周にベルト部材5の部分を縫い付けることで、布製の外装袋部材2の収容口部4に保形性が付与される。
ベルト部材5の右端部と左端部とに形成した輪っかには、バックル(留め具)61a,61bが設けられている。左右のバックル61a,61bを結合させてベルト部材5の右端部と左端部とを連結させることでループ状の持ち手7が形成される(図4(e´)参照)。バックル61a,61bによれば、ベルト部材5の右端部と左端部との連結及び連結解除を容易に行うことができる。収容口部4の口回りから延出するベルト部材5の左右各端部の長さは、収容口部4の幅の半分(口回り半周分の長さ)よりも短く形成されている。従って、ベルト部材5の左右端部を連結すると収容口部4の口回りの右側と左側とが引き寄せられて収容口部4が湾曲される(図4(e)の正面図、図4(e´)の背面図を参照)。
外装袋部材2の前面側(図1(a)参照)における収容口部4には、掛け紐8が設けられている。掛け紐8は、両端部がベルト部材5の表側に縫い付けられ、中央部は収容口部4との間に隙間が形成されている。この掛け紐8は、外装袋部材2内に収容した内袋部材3の氷充填口部9を折り返して掛け紐8の内側に差し込むことで氷充填口部9を保持する(図3(c)参照)。
また、外装袋部材2は、二股の各先端部に平紐状の連結部材10a,10bが設けられ、この左右の連結部材10a,10bにはスナップボタン11a,11bの凸部品12と凹部品13とが設けられている。スナップボタン11a,11bの凸部品12と凹部品13とは、各連結部材10a,10bの表面又は裏面の同一面側に設けられ、各連結部材10a,10bの同一面側を合わせて連結させるように設けられている(図5中の部分拡大図を参照)。これにより、首用冷却具1を首に装着し、各連結部材10a,10bをスナップボタン11a,11bで連結させることで、首用冷却具1の位置ずれを抑えることができ、また、首用冷却具1が引っ張られたときにはスナップボタン11a,11bの連結が容易に解除される。従って、首用冷却具1が引っ張られても首が引っ張られないようにすることができる。
内袋部材3は、防水性を有する軟質の合成樹脂製であり、氷を内部に収容する袋である。この内袋部材3は、外装袋部材2とは独立して設けられているが、使用時は、外装袋部材2内に収容させる。このように、外装袋部材2とは別に防水性を有する内袋部材3を備えることで、外装袋部材2は、防水加工を施すことなく、布製の肌触りの良い材質を自由に採用することができる。使用時は、外装袋部材2によって内袋部材3が傷付くことを抑制できる。不使用時には、内袋部材3及び外装袋部材2をきれいに洗って汚れを落とし、衛生を保つことができる。
内袋部材3は、外装袋部材2より一回り程度小さいサイズで外装袋部材2と同形の略U字形を有する。内袋部材3は、例えば、ポリエチレン樹脂等よりなる2枚の略U字形のシート素材を重ね合わせた外縁部14を溶着して袋状に形成される。内袋部材3は、U字形の中央外周部から外方へ延び、上辺が開口した氷充填口部9が設けられている。氷充填口部9には、内部を密閉するためのファスナ15が2つ形成されている。内袋部材3の氷充填口部9は、外装袋部材2の収容口部4よりも長く形成されている。
次に、首用冷却具1の使用方法について説明する。
まず、図2に示すように、内袋部材3を外装袋部材2の収容口部4から挿入して外装袋部材2の内部に収容させる。そして、図3(a)に示すように、外装袋部材2内に収容した内袋部材3の氷充填口部9から氷を入れて内袋部材3内に収容する。氷は、外方へ延出した氷充填口部9の基端付近まで充填する。内袋部材3内への氷の充填が完了したら上下2つのファスナ15をしっかり閉じる。
続いて、図3(b)に示すように、外装袋部材2の収容口部4から外に食み出た内袋部材3の氷充填口部9を前側に折り返し、収容口部4の掛け紐8の内側に差し込む。図3(c)に示すように、掛け紐8の内側に差し込んだ内袋部材3の氷充填口部9を巻き込むように外装袋部材2の収容口部4を前側に2回程度折り畳む。図4(d)に示すように、巻き込んだ収容口部4の巻き側の後側でベルト部材5のバックル61a,61bを留め、ベルト部材5の両端部を連結させる。図4(e)に示すように、ベルト部材5の両端部をバックル61a,61bで連結させることでループ状の持ち手7が形成される(図4(e′)の背面図も参照)。このとき、外装袋部材2の収容口部4及び内袋部材3の氷充填口部9の巻き部分は、右側と左側とがベルト部材5に引き寄せられて丸まった状態となる。
そして、ベルト部材5を連結させたループ状の持ち手7に指を掛けて首用冷却具1を持ち、バックル61a,61bが後側に配置される向きにして首用冷却具1を首の後側から首回りに装着する。図5に示すように、首用冷却具1を使用者の首回りに装着したら外装袋部材2の二股の先端部に設けられた各連結部材10a,10bの同一面側を合わせてスナップボタン11a,11bを留める。以上で使用者の首への首用冷却具1の装着が完了する。
以上の説明より、本実施形態の首用冷却具1によれば、外出先でも容易に入手可能な氷を用いるため、スポーツ時、行楽時等における暑さ対策として首を冷却するのに手軽に使用することができる。さらに、ベルト部材5の両端部を連結させたループ状の持ち手7に指を掛けることができるので、氷を収容した首用冷却具1を手で持ち易くすることができ、首への装着や取り外し等を容易に行うことができる。また、ベルト部材5の連結解除状態では、外装袋部材2の収容口部4及び内袋部材3の氷充填口部9を大きく開けることができるので、氷充填口部9から氷を内袋部材3内に容易かつ速やかに収容させることができる。従って、氷を用いた首用冷却具1において手軽に使用でき、さらに使い勝手の良いものを提供することができる。
なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲内で様々な変更を行うことができる。
例えば、外装袋部材2の収容口部4には、掛け紐8を設けない構成であってもよい。
内袋部材3の氷充填口部9におけるファスナ15は、1つでもよいし、3つ以上の複数本形成してもよい。
1 首用冷却具
2 外装袋部材
3 内袋部材
4 収容口部
5 ベルト部材
6a,6b バックル
7 持ち手
8 掛け紐
9 氷充填口部
10a,10b 連結部材
11a,11b スナップボタン
12 凸部品
13 凹部品
14 外縁部
15 ファスナ


Claims (4)

  1. 氷を内部に収容して使用者の首回りに装着されるように二股に分かれた略U字形を有する外装袋部材を備え、
    前記外装袋部材には、中央外周部から外方へ延びて氷を収容させるための収容口部と、前記収容口部の口回りの一側と他側とに端部を延出するベルト部材とが設けられ、前記ベルト部材の両端部を連結させることでループ状の持ち手が形成される構成を備える、首用冷却具。
  2. 前記ベルト部材には、両端部を連結及び連結解除させる留め具が設けられている、請求項1に記載の首用冷却具。
  3. 前記外装袋部材における二股の各先端部には、スナップボタンを設けた平紐状の連結部材が設けられ、
    前記スナップボタンの凸部品と凹部品とは、前記各連結部材の表面又は裏面の同一面側に設けられ、前記各連結部材の同一面側を合わせて連結させるように構成されている、請求項1に記載の首用冷却具。
  4. 氷を内部に収容する内袋部材を前記外装袋部材とは独立に備え、
    前記内袋部材は、防水性を有する軟質の合成樹脂製であり、前記外装袋部材と同形の略U字形を有し、
    前記外装袋部材は、布製であり、前記内袋部材を覆って内部に収容させるように構成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の首用冷却具。


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