JP3245377B2 - 建設機械の旋回フレーム - Google Patents

建設機械の旋回フレーム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の建設機械に好適に用いられる建設
機械の旋回フレームに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の上部旋回体を
有する建設機械では、下部走行体上に旋回可能に搭載さ
れた骨組構造をなす旋回フレームを有し、該旋回フレー
ム上に配設された運転室、機械室、カウンタウエイト等
によって上部旋回体が構成され、旋回フレームの前側に
は作業装置が俯仰動可能に配設されている。
【0003】ここで、旋回フレームは、通常、例えば特
開平4−120322号公報等に記載されているよう
に、中央部に位置して前後方向に延びるメインフレーム
と、該メインフレームの左右両側に配設されるサイドフ
レームと、該サイドフレームとメインフレームとの間を
連結する複数の張出しフレーム等から大略構成されてい
る。
【0004】そして、メインフレームは、底板上に立設
された左右一対の前縦板を有し、該各前縦板の前端側が
バケット作業等を行うための作業装置を取付けるブラケ
ットとなったセンタフレームと、該センタフレームの後
側に配設されて前後方向に延び、後端側にカウンタウエ
イト支持部が設けられたテールフレームとからなってい
る。
【0005】また、テールフレームは、センタフレーム
の各前縦板に接続された左右一対の縦板と、該各縦板の
上側に配設された上板と、各縦板の下側に配設された下
板とから、ほぼH型の断面形状をもって前後方向に伸長
している。そして、テールフレームの後端側には、上板
と下板との間に位置してカウンタウエイト取付用のボル
トを挿通する複数のボス部材が配設されている。
【0006】ここで、センタフレームは、下部走行体に
対して上部旋回体を支持し、作業装置のバケットからの
掘削反力を受けるため大きな強度が必要となっている。
一方、テールフレームは、エンジン、カウンタウエイト
等を載置するだけの強度があればよいもので、それぞれ
の強度に応じた設計がなされている。従って、テールフ
レームは、センタフレームに接続される前端側の上下方
向を広幅とし、後端側に向けて漸次狭幅となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来技術によるテールフレームでは、上板がその全長に亘
って縦板の上端部に溶接され、下板がその全長に亘って
縦板の下端部に溶接され、さらに、複数のボス部材がテ
ールフレームの上板と下板の間に前後に位置して溶接さ
れている。このため、テールフレームの製造時に多くの
溶接作業が必要となり、旋回フレーム全体の製造コスト
が嵩んでしまうという問題がある。
【0008】これに対し、例えば特開平5−98665
号公報に開示された他の従来技術では、鋼板材等をコ字
状に折曲げることにより、縦板、上板、下板を一体成形
したテールフレームが知られている。そして、この他の
従来技術では、鋼板材を折曲加工するだけでテールフレ
ームを構成することができるから、溶接作業等を不要と
することができる。
【0009】しかし、先に述べたように、通常のテール
フレームは、前端側から後端側に向けて漸次狭幅となる
ように形成すれば足りるものであるにも拘わらず、当該
他の従来技術によるテールフレームは、該テールフレー
ムを構成する縦板の上下方向の寸法が、全長に亘ってほ
ぼ一定に形成されている。
【0010】このため、該テールフレームは、全体とし
て後端側での強度が必要以上に大きくなり、テールフレ
ームが過剰品質となる分、旋回フレーム全体の製造コス
トが嵩んでしまうという問題がある。
【0011】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、製造時の溶接作業を不要とすることによ
り、製造コストを低減できるようにした建設機械の旋回
フレームを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、底板上に立設された左右一対の前縦板
を有し、該各前縦板の前端側が作業装置用のブラケット
となったセンタフレームと、該センタフレームの後側に
配設されて前後方向に延び、後端側にカウンタウエイト
支持部が設けられたテールフレームとからなる建設機械
の旋回フレームに適用される。
【0013】そして、請求項1の発明が採用する特徴
は、前記テールフレームは、前記センタフレームの各前
縦板に接続され、上下方向の寸法が前側から後側に向け
て漸次狭幅に傾斜し後端側ではほぼ等幅となった左右一
対の縦板と、該各縦板の傾斜部上側を折曲げることによ
り形成された上板と、前記縦板の下側を折曲げることに
より前後方向のほぼ全長に亘って形成された下板とを一
体成形することによって構成し、前記カウンタウエイト
支持部は、前記縦板の後部に位置する等幅部と、前記下
板の後部に位置する穴形成部と、前記縦板の等幅部と平
行に配置される側面板部および下板の穴形成部と平行に
配置される上面板部からL字状に一体成形した折曲板と
から構成し、前記下板の穴形成部と前記折曲板の上面板
部とには、カウンタウエイト取付穴を設ける構成とした
ことにある。
【0014】このような構成によれば、例えば鋼板材等
を折曲げて縦板、上板および下板からなるテールフレー
ムを一体成形することにより、テールフレームの製造時
における溶接作業等を不要とすることができる。
【0015】この場合、各縦板は、その上下方向の寸法
が前側から後側に向けて漸次狭幅に傾斜し後端側ではほ
ぼ等幅となっているから、テールフレームの後端側の強
度が必要以上に大きくなり、該テールフレームが過剰品
質となるのを回避できる。
【0016】しかも、縦板の後部に位置する等幅部、下
板の後部に位置する穴形成部、および折曲板とからカウ
ンタウエイト支持部を構成し、下板の穴形成部と折曲板
の上面板部とにカウンタウエイト取付穴を設けることに
より、例えばカウンタウエイトを取付けるためのボス部
材等を不要にできる。
【0017】また、請求項2の発明は、前記折曲板を縦
板の等幅部と下板の穴形成部とに溶接し、前記テールフ
レームの後端側に枠構造をなすカウンタウエイト支持部
を形成したことにある。
【0018】このように構成することにより、縦板の等
幅部、下板の穴形成部、折曲板によって囲まれた堅固な
枠構造を有するカウンタウエイト支持部を形成すること
ができる。
【0019】さらに、請求項3の発明は、前記折曲板の
側面板部と上面板部との間には、補強用のリブを設ける
構成としたことにある。
【0020】また、請求項4の発明は、前記縦板の等幅
部と下板の穴形成部との間には、補強用のリブを設ける
構成としたことにある。
【0021】このような構成によれば、例えばカウンタ
ウエイト取付穴に挿通したボルトによってカウンタウエ
イト支持部上にカウンタウエイトを取付ける場合に、ボ
ルトの締付けトルクによって折曲板、あるいはテールフ
レームの縦板、下板が変形等を生じるのを防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ説明する。
【0023】図1ないし図6は本発明による建設機械の
旋回フレームを油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ
て示している。
【0024】図中、1は旋回フレームの中央部に位置し
て前後方向に延びるメインフレームを示し、該メインフ
レーム1は、センタフレーム2と、該センタフレーム2
の後側に配設された後述のテールフレーム5とからなっ
ている。そして、該メインフレーム1は、その左右両側
に配設されるサイドフレーム、該サイドフレームとメイ
ンフレーム1との間を連結する複数の張出しフレーム
(いずれも図示せず)等と共に旋回フレームを構成する
ものである。
【0025】ここで、センタフレーム2は、下部走行体
の丸胴(いずれも図示せず)上に旋回可能に取付けられ
る平板状の底板3と、該底板3上に立設された左右一対
の前縦板4,4とから大略構成されている。そして、各
前縦板4の前端側は山形に突出し、バケット作業等を行
うための作業装置(図示せず)の基端側が俯仰動可能に
取付けられるブラケット4Aとなっている。
【0026】5はセンタフレーム2の後側に配設されて
前後方向に延びたテールフレームを示し、該テールフレ
ーム5は、センタフレーム2を構成する各前縦板4の後
端部に接続された左右一対の縦板6,6と、該各縦板6
の上側を折曲げることにより形成された上板7と、各縦
板6の下側を折曲げることにより前後方向のほぼ全長に
亘って形成された下板8とを有し、これら縦板6、上板
7および下板8は、例えば鋼板材を折曲加工することに
より一体成形されている。
【0027】ここで、テールフレーム5の縦板6は、図
4に示すように、上下方向の寸法が前側で広幅となり、
この前側から後側に向けて漸次狭幅となるように傾斜し
た傾斜部6Aを有し、該傾斜部6Aの前側が広幅部6B
となり、上下方向の寸法が最小となる後側が、ほぼ等し
い幅をもって後方に延びる等幅部6Cとなっている。
【0028】そして、上板7は、図5に示すように縦板
6の傾斜部6A上側をほぼ90度に折曲げることにより
形成され、該傾斜部6Aの傾斜に沿って前後方向に延び
る傾斜面を形成している。
【0029】また、下板8は、縦板6の広幅部6Bおよ
び等幅部6Cの下側をほぼ90度に折曲げることにより
形成され、縦板6のほぼ全長に亘って前後方向に延びる
平坦面を形成している。そして、下板8の後部、即ち、
縦板6の等幅部6C下側に形成された部位が、後述する
カウンタウエイト支持部11の一部を構成する穴形成部
8Aとなり、該穴形成部8Aには、前後方向に離間して
2個のボルト挿通穴9,9が穿設されている。
【0030】そして、テールフレーム5は、図1に示す
ように各縦板6(広幅部6B)の前端部を、センタフレ
ーム2の各前縦板4の後端部に溶接部10を介して接合
することにより、センタフレーム2と共にメインフレー
ム1を構成している。
【0031】11,11は左右に離間してテールフレー
ム5の後端側に設けられたカウンタウエイト支持部を示
し、該カウンタウエイト支持部11は、図2に示すよう
に、縦板6の等幅部6Cと、下板8の穴形成部8Aと、
これら等幅部6Cおよび穴形成部8Aに固着される折曲
板12とから構成されている。
【0032】ここで、折曲板12は、縦板6の等幅部6
Cと平行に配置される側面板部13と、下板8の穴形成
部8Aと平行に配置される上面板部14とから断面L字
状に一体成形されている。そして、該折曲板12は、図
6に示すように、側面板部13の下端部が溶接部15を
介して下板8の穴形成部8Aに接合され、上面板部14
が溶接部16を介して縦板6の等幅部6C上端部に接合
されることにより、テールフレーム5の後端側に矩形の
枠構造をなす堅固なカウンタウエイト支持部11を形成
している。
【0033】17,17は前記各ボルト挿通穴9に対応
して折曲板12の上面板部14に穿設された2個のボル
ト挿通穴で、該各ボルト挿通穴17は前記各ボルト挿通
穴9と共にカウンタウエイト取付穴を構成するものであ
る。
【0034】18は折曲板12の側面板部13と上面板
部14との間に斜めに配設された補強用のリブ板を示
し、該リブ板18は、その上端側が各ボルト挿通穴17
の間で上面板部14に溶接され、下端側が側面板部13
に溶接されている。そして、該リブ板18は、カウンタ
ウエイト支持部11上に後述するカウンタウエイト21
を取付けるときに折曲板12が変形等を生じるの防止す
るものである。
【0035】19はテールフレーム5の前側に位置して
各縦板6間を接続する前側の横板、20はテールフレー
ム5の後側に位置して各縦板6間を接続する後側の横板
をそれぞれ示し、該各横板19,20は、テールフレー
ム5の左右方向の強度を確保している。
【0036】21はテールフレーム5のカウンタウエイ
ト支持部11上に取付けられるカウンタウエイトを示
し、該カウンタウエイト21は、例えば図1に示すよう
に、カウンタウエイト支持部11に設けられた各ボルト
挿通穴9,17に挿通した取付ボルト22を、カウンタ
ウエイト21に設けたねじ座21Aに螺入することによ
り、カウンタウエイト支持部11上に固定されるもので
ある。
【0037】本実施例による旋回フレームは上述の如き
構成を有するもので、センタフレーム2と共にメインフ
レーム1を構成するテールフレーム5を、左右一対の縦
板6と、該縦板6の上側を折曲げて形成した上板7と、
縦板6の下側を折曲げて形成した下板8とから一体成形
したから、例えば個別に製作した縦板、上板および下板
を互いに溶接してテールフレームを製造する場合に比較
して、テールフレーム5の製造時における溶接作業を不
要とすることができ、旋回フレーム全体の製造コストを
低減することができる。
【0038】しかも、テールフレーム5の縦板6に、前
側から後側に向けて漸次狭幅となる傾斜部6Aを設け、
センタフレーム2の前縦板4に接続される前側部分を広
幅部6Bとし、カウンタウエイト支持部11が設けられ
る後側部分を等幅部6Cとすることにより、テールフレ
ーム5の後端側での強度が必要以上に大きくなってテー
ルフレーム5が過剰品質となるのを回避でき、旋回フレ
ーム全体の製造コストを低減することができる。
【0039】また、本実施例では、テールフレーム5を
構成する縦板6の等幅部6Cと下板8の穴形成部8Aと
に、L字状に一体成形した折曲板12を溶接することに
より、テールフレーム5の後端側に枠構造をなすカウン
タウエイト支持部11を構成し、かつ、下板8の穴形成
部8Aと折曲板12の上面板部14とに、カウンタウエ
イト21を取付けるためのボルト挿通穴9,17を設け
る構成としている。
【0040】これにより、堅固な枠構造を有するカウン
タウエイト支持部11を形成できる上に、例えば従来技
術で述べたようなカウンタウエイトを取付けるためのボ
ス部材等を不要にできる。これにより、部品点数を削減
できる上に、当該ボス部材を溶接する煩雑な作業を不要
とし、旋回フレームを一層低廉に製造することができ
る。
【0041】さらに、折曲板12の側面板部13と上面
板部14との間に補強用のリブ板18を設ける構成とし
たから、例えば取付ボルト22によってカウンタウエイ
ト支持部11上にカウンタウエイト21を取付けると
き、折曲板12の強度を取付ボルト22の締付トルクに
耐えうるだけの十分な強度に保つことができる。
【0042】なお、前記実施例では、カウンタウエイト
支持部11を構成する折曲板12の側面板部13と上面
板部14との間に、リブ板18を配設した場合を例に挙
げたが、本発明はこれに限るものではなく、例えば図7
に示す変形例のように、テールフレーム5を構成するの
縦板6の等幅部6Cと下板8の穴形成部8Aとの間に、
補強用のリブ板18′を設ける構成としてもよい。
【0043】また、前記実施例では、油圧ショベルの旋
回フレームを例に挙げたが、本発明はこれに限らず、例
えば油圧クレーン等の他の建設機械の旋回フレームにも
適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、センタフレームの各前縦板に接続され、上下方向
の寸法が前側から後側に向けて漸次狭幅に傾斜し後端側
ではほぼ等幅となった左右一対の縦板と、該各縦板の傾
斜部上側を折曲げることにより形成された上板と、縦板
の下側を折曲げることにより前後方向のほぼ全長に亘っ
て形成された下板とを一体成形することによってテール
フレームを構成したから、テールフレームの製造時に縦
板、上板および下板を互いに溶接する作業を不要にで
き、旋回フレーム全体の製造コストを低減することがで
きる。
【0045】この場合、各縦板は、その上下方向の寸法
が前側から後側に向けて漸次狭幅に傾斜し後端側ではほ
ぼ等幅となっているから、テールフレームの後端側の強
度が必要以上に大きくなって該テールフレームが過剰品
質となるのを回避し、テールフレームとして必要な強度
を確保することができる。
【0046】しかも、縦板の後部に位置する等幅部と、
下板の後部に位置する穴形成部と、縦板の等幅部と平行
に配置される側面板部および下板の穴形成部と平行に配
置される上面板部からL字状に一体成形した折曲板とか
らカウンタウエイト支持部を構成し、下板の穴形成部と
折曲板の上面板部とにはカウンタウエイト取付穴を設け
る構成としたから、例えば上板と下板との間にカウンタ
ウエイト取付用のボス部材等を設ける必要がなく、部品
点数を削減することができる。
【0047】また、請求項2の発明によれば、テールフ
レームを構成する縦板の等幅部と下板の穴形成部とに折
曲板を溶接することにより、テールフレームの後端側に
堅固な枠構造をなすカウンタウエイト支持部を形成で
き、ボス部材等を用いることなくカウンタウエイトを確
実に支持することができる。
【0048】さらに、請求項3、あるいは請求項4の発
明によれば、折曲板の側面板部と上面板部との間、ある
いはテールフレームを構成する縦板の等幅部と下板の穴
形成部との間に補強用のリブを設ける構成としたから、
例えばカウンタウエイト取付穴に挿通したボルトによっ
てカウンタウエイト支持部上にカウンタウエイトを取付
けるときに、折曲板、あるいはテールフレームの強度を
取付ボルトの締付トルクに耐えうるだけの十分な強度に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による旋回フレームの要部をカ
ウンタウエイトを分離した状態で示す斜視図である。
【図2】図1中のテールフレームを折曲板を分離した状
態で示す斜視図である。
【図3】テールフレームの平面図である。
【図4】テールフレームの左側面図である。
【図5】図3中の矢示V−V方向からみた縦断面図であ
る。
【図6】図3中の矢示VI−VI方向からみた縦断面図であ
る。
【図7】本発明の変形例を示す図2と同様の斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 センタフレーム 3 底板 4 前縦板 4A ブラケット 5 テールフレーム 6 縦板 6A 傾斜部 6C 等幅部 7 上板 8 下板 8A 穴形成部 9,17 ボルト挿通穴(カウンタウエイト取付穴) 11 カウンタウエイト支持部 12 折曲板 13 側面板部 14 上面板部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−150589(JP,A) 実開 平6−87454(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/10 E02F 9/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板上に立設された左右一対の前縦板を
    有し、該各前縦板の前端側が作業装置用のブラケットと
    なったセンタフレームと、該センタフレームの後側に配
    設されて前後方向に延び、後端側にカウンタウエイト支
    持部が設けられたテールフレームとからなる建設機械の
    旋回フレームにおいて、 前記テールフレームは、前記センタフレームの各前縦板
    に接続され、上下方向の寸法が前側から後側に向けて漸
    次狭幅に傾斜し後端側ではほぼ等幅となった左右一対の
    縦板と、該各縦板の傾斜部上側を折曲げることにより形
    成された上板と、前記縦板の下側を折曲げることにより
    前後方向のほぼ全長に亘って形成された下板とを一体成
    形することによって構成し、 前記カウンタウエイト支持部は、前記縦板の後部に位置
    する等幅部と、前記下板の後部に位置する穴形成部と、
    前記縦板の等幅部と平行に配置される側面板部および下
    板の穴形成部と平行に配置される上面板部からL字状に
    一体成形した折曲板とから構成し、 前記下板の穴形成部と前記折曲板の上面板部とには、カ
    ウンタウエイト取付穴を設ける構成としたことを特徴と
    する建設機械の旋回フレーム。
  2. 【請求項2】 前記折曲板を前記縦板の等幅部と前記下
    板の穴形成部とに溶接し、前記テールフレームの後端側
    に枠構造をなすカウンタウエイト支持部を形成してなる
    請求項1に記載の建設機械の旋回フレーム。
  3. 【請求項3】 前記折曲板の側面板部と上面板部との間
    には、補強用のリブを設ける構成としてなる請求項1ま
    たは2に記載の建設機械の旋回フレーム。
  4. 【請求項4】 前記縦板の等幅部と前記下板の穴形成部
    との間には、補強用のリブを設ける構成としてなる請求
    項1または2に記載の建設機械の旋回フレーム。
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