JP3245374U - アイクリーム包装材 - Google Patents

Abstract

本考案はアイクリーム包装材を開示し、容器の技術分野に関する。前記アイクリーム包装材は外瓶を含み、外瓶内に収容ユニットが設けられ、外瓶の首部に材料配分ユニットが接続され、収容ユニットは内容器と該内容器内に設けられるソフトバッグとを含み、内容器は複数の貫通開口部を有し、材料配分ユニットは中間受け部と、中間受け部インナーキャップと、軟質手押えキャップとを含み、中間受け部インナーキャップは中間受け部内に設けられ、かつ外瓶の首部の外部に接続され、中間受け部インナーキャップ内に一方向弁プラグが設けられ、軟質手押えキャップは中間受け部インナーキャップの頂部に設けられ、中央部に押圧領域と吐出領域を有する。本考案では、押圧領域に圧力が加えられると押圧領域の内部に負圧が発生し、一方向弁プラグによりソフトバッグ内の流体材料が押圧領域内のキャビティに吸引され、押圧領域内の流体材料が吐出領域に流れて吐出用切り欠きから吐出され、一方向弁プラグによってソフトバッグの内部が外部の外界空気や異物から隔離され、これにより、流体材料の品質が確保される。【選択図】図１

Description

本考案は流体材料を収納する容器の技術分野に関し、特に容器内の流体材料を排出するときに空気を吸い込むことがないアイクリーム包装材に関する。

流体材料は通常容器に保管して、例えば化粧品材料は通常瓶内に保管し、流体材料の中でも、空気と接触して変質が発生しやすいものがあり、このため、高品質の流体材料を得るには、流体材料の流通中に必ず流体材料を空気と遮断して、容器内の流体材料を常に密閉状態に維持しなければならない。

アイクリームは目の周りの皮膚用のスキンケア化粧品であり、皮膚の保湿、バリア機能を向上させるほか、さまざまな製品の効能成分と活性物質の添加によって、目の皮膚を引き締めて、クマを緩和し、しわや小じわを改善する効果もある。

アイクリームボトルはアイクリームを保管するための容器であり、従来のアイクリームボトルは材料を配合する過程で空気や異物を導入しやすく、容器内のアイクリームの品質や貯蔵時間を低減させ、容器内と外気を流通させることができれば、アイクリームの匂いや活性物質の成分が変わる。

上記の問題に対して、本考案は、外界空気や異物の容器内への侵入を回避し、容器内の流体材料の品質を確保することができるアイクリーム包装材を提供することを目的とする。

上記の目的を達成させるために、本考案が採用する技術案は以下の通りである。
アイクリーム包装材であって、
外瓶を含み、前記外瓶内に配分対象の流体材料を収納する収容ユニットが設けられ、前記外瓶の首部には、前記収容ユニット内の流体材料を加圧して排出する材料配分ユニットが接続され、
前記収容ユニットは、内容器と、該内容器内に設けられるソフトバッグとを含み、前記内容器の上縁部が前記外瓶の首部の頂部に接続され、前記ソフトバッグの上縁部が前記内容器の上端の外縁外に套設され、前記ソフトバッグは可撓性であって変形可能であり、前記内容器は複数の貫通開口部を有し、
前記材料配分ユニットは中間受け部と、中間受け部インナーキャップと、可撓性手押えキャップとを含み、前記中間受け部は上下方向に貫通する構造であり、前記中間受け部インナーキャップは前記中間受け部内に設けられ、かつ前記外瓶の首部の外部に接続され、前記中間受け部インナーキャップ内に負圧をオンにする一方向弁プラグが設けられ、
前記可撓性手押えキャップは前記中間受け部インナーキャップの頂部に気密的に設けられ、前記可撓性手押えキャップの中央部には隣り合う凸形状の押圧領域と吐出領域を有し、前記吐出領域に吐出用切り欠きが設けられ、前記押圧領域及び吐出領域内にキャビティを有し、前記押圧領域は前記一方向弁プラグの上側にあり、前記押圧領域と前記一方向弁プラグは略同一の直線上にあり、
前記押圧領域が押圧されて変形するとその内部に負圧が形成され、前記一方向弁プラグは前記押圧領域の内部が負圧状態から元の状態に回復する過程で前記ソフトバッグ内の流体材料を上方に吸引し、前記ソフトバッグを収縮させ、前記吐出用切り欠きを開く。

上記アイクリーム包装材においては、前記中間受け部インナーキャップ内に上下方向に貫通する貫通孔が開けられ、前記一方向弁プラグは前記貫通孔に設けられ、前記一方向弁プラグの底部において前記貫通孔の下開口に複数の目詰まり防止突起が周設され、隣り合う２つの前記目詰まり防止突起間に貫通口が形成される。

上記アイクリーム包装材においては、前記可撓性手押えキャップの底部に手押えキャップトレイが設けられ、前記中間受け部インナーキャップの頂部に環状フランジが設けられ、前記環状フランジに前記手押えキャップトレイが接続される。

上記アイクリーム包装材においては、前記ソフトバッグの上縁部は前記内容器の上縁部と前記中間受け部インナーキャップとの間で気密的に嵌合する。

上記アイクリーム包装材においては、前記中間受け部の頂部にフリップ開閉可能なフリップキャップが接続され、前記フリップキャップは閉状態にある場合前記中間受け部の頂部の開口を閉鎖させる。

上記アイクリーム包装材においては、前記フリップキャップは、インナーキャップと、該インナーキャップの外部に設けられるアウターキャップと、を含み、前記インナーキャップの外側壁にインナーキャップ凹部が開けられ、前記中間受け部の上部の内側壁に係合台が設けられ、前記係合台に係合溝が開けられ、前記係合台の係合溝と前記インナーキャップ凹部はヒンジユニットを介して回動可能に接続される。

上記アイクリーム包装材においては、前記ヒンジユニットは曲げアームコネクタと、ばねと、ピンと、を含み、前記曲げアームコネクタの下端に接続軸が設けられ、前記曲げアームコネクタの上側に貫通孔が開けられ、前記接続軸は前記係合溝に固定され、前記ピンは前記貫通孔を貫通し、前記ピンの両端は前記インナーキャップ凹部の内壁の２つの挿着口に固定され、前記ばねの一端は前記貫通孔に挿設され、前記ばねは前記ピンの外部に外嵌され、前記ばねの他端は前記アウターキャップの内壁に当接する。

上記アイクリーム包装材においては、前記ソフトバッグの肉厚が一致し、前記ソフトバッグの材料はシリコンゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種である。

上記アイクリーム包装材においては、前記内容器及び前記ソフトバッグの外形がいずれも中空円筒形、立方体形、直方体形、角柱形及び円錐台形のうちの１種であり、前記内容器及び前記ソフトバッグのいずれの頂部も開放したものであり、前記内容器の複数の前記貫通開口部は前記内容器の内部と外部の気体を連通させる。

上記アイクリーム包装材においては、前記一方向弁プラグ及び前記手押えキャップの材料は全てシリコンゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種を採用し、前記一方向弁プラグの方向は前記ソフトバッグから前記押圧領域内のキャビティへの方向である。

上記アイクリーム包装材においては、前記流体材料はアイクリーム、医薬品、水溶媒及びエマルジョンのうちの１種である。

上記アイクリーム包装材においては、前記内容器の内底部に複数のリブが設けられ、前記内容器の底部に通気開口が開けられる。

本考案は、上記技術を採用することにより、従来技術に比べて以下の積極的な効果を有する。

本考案のアイクリーム包装材では、向押圧領域へ圧力が与えられると、押圧領域は下方へ収縮して変形し、その内部に負圧が形成され、一方向弁プラグの両側で圧差が形成され、押圧領域の限制が解除され元の形状に回復する過程で、一方向弁プラグはソフトバッグ内の流体材料を押圧領域内のキャビティ内に吸引し、この押圧領域に圧力が与えられると、押圧領域内の流体材料は吐出領域内に流れて吐出用切り欠きから吐出され、一方向弁プラグによってソフトバッグの内部が外部の空気や異物から隔離地され、流体材料の品質が確保される。

本考案の実施例１のアイクリーム包装材の解体図である。 本考案の実施例１のアイクリーム包装材の断面図である。 本考案の実施例１のアイクリーム包装材の斜視図である。 本考案の実施例１の内容器の斜視図である。 本考案の実施例２のアイクリーム包装材の解体図である。 本考案の実施例２のアイクリーム包装材の断面図である。 本考案の実施例２のアイクリーム包装材の斜視図である。 本考案の実施例２のインナーキャップの斜視図である。 本考案の実施例２の中間受け部の斜視図である。 本考案の実施例２の曲げアームコネクタの斜視図である。

以下、本考案の図面及び特定実施例を参照して、本考案の実施例の技術案を明確かつ完全に説明するが、明らかに、説明する実施例は本考案の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。当業者が本考案の実施例に基づいて創造的な努力を必要とせずに得る全ての他の実施例は、本考案の特許範囲に属する。
なお、本明細書に記載の方位語「上」と「下」、「内」と「外」は本考案の図面における部品の相対位置を基準にして定義されるものであり、技術案の説明の明確性及び利便性のために過ぎず、この方位語の使用により本願の特許範囲が制限されないことを理解すべきである。

なお、本考案の説明において、別に明確な規定や限定がない限り、「設けられる」、「接続」という用語は広義に理解すべきであり、例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体接続であってもよいし、直接連結、中間部品による間接的連結であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本考案における具体的な意義を理解することができる。
実施例１

図１、図２及び図３に示すように、図１は本考案のアイクリーム包装材の解体図であり、図２は本考案のアイクリーム包装材の断面図であり、図３は本考案のアイクリーム包装材の斜視図である。

本考案の実施例によるアイクリーム包装材は外瓶１を含み、外瓶１内に配分対象の流体材料５を収納する収容ユニット２が設けられ、外瓶１の首部１１には、収容ユニット２内の流体材料５を加圧して排出する材料配分ユニット３が接続され、このように、材料を排出するときに空気を吸い込むことはない。

収容ユニット２は、内容器２１と、該内容器２１内に設けられるソフトバッグ２２とを含み、ソフトバッグ２２は内容器２１から独立しており、シリコンゴムを射出成形したものであり、ソフトバッグ２２の肉厚が一致し、内容器２１の上縁部は外瓶１の首部１１の頂部に接続され、ソフトバッグ２２の上縁部は内容器２１の上端の外縁外に套設され、ソフトバッグ２２が収縮するとその内部空間が小さくなり、内容器２１とソフトバッグ２２との間に空間が生じ、内容器２１の上側は内容器２１とソフトバッグ２２との間の空間へ空気が流れる複数の貫通開口部２１１を有し、これにより、ソフトバッグ２２が負圧吸引により収縮することは確保される。

ソフトバッグ２２は可撓性であって変形可能であり、流体材料５を内部に保管し、このような流体材料５は流体化粧品であってもよく、流体材料５はソフトバッグ２２により画定される容積にあり、ソフトバッグ２２により画定される容積全体を占めなくてもよいが、他の物質の場合は、ソフトバッグ２２により画定される容積全体を占めてもよい。

材料配分ユニット３は中間受け部３１と、中間受け部インナーキャップ３２と、可撓性手押えキャップ３３とを含み、中間受け部３１は上下方向に貫通する構造であり、中間受け部インナーキャップ３２は中間受け部３１内に設けられ、かつ外瓶１の首部１１の外部に接続され、中間受け部３１は中間受け部インナーキャップ３２を保護する役割を果たし、中間受け部インナーキャップ３２はソフトバッグ２２の真上に位置し、中間受け部インナーキャップ３２内には負圧をオンにする一方向弁プラグ３４が設けられ、一方向弁プラグ３４はソフトバッグ２２内に連通し、ソフトバッグ２２内の流体材料５を吸引することに用いられる。

可撓性手押えキャップ３３は中間受け部インナーキャップ３２の頂部に気密的に設けられ、可撓性手押えキャップ３３の中央部には隣り合う凸形状の押圧領域３３１と吐出領域３３２を有し、押圧領域３３１及び吐出領域３３２は凸起した円弧面を有し、吐出領域３３２に吐出用切り欠き３３２１が設けられ、押圧領域３３１及び吐出領域３３２内に空間の小さなキャビティを有し、押圧領域３３１は一方向弁プラグ３４の上側に位置し、押圧領域３３１と一方向弁プラグ３４は略同一の直線上にあり、このように、一方向弁プラグ３４はソフトバッグ２２内の流体材料５を押圧領域３３１内のキャビティに吸引することができる。

押圧領域３３１が押圧されて変形するとその内部に負圧が形成され、押圧領域３３１に対する押圧が解除されると、押圧領域３３１は自体の弾性を利用して元の状態に回復し、一方向弁プラグ３４は押圧領域３３１の内部が負圧状態から元の状態に回復する過程でソフトバッグ２２内の流体材料５を上方に吸引し、ソフトバッグ２２を収縮変形させ、吐出用切り欠き３３２１を開くことができ、ソフトバッグ２２には空気は吸引されておらず、この押圧領域３３１が押圧されると、押圧領域３３１内から所定量の流体材料５が吐出領域３３２内に流れ、吐出用切り欠き３３２１から吐出され、押圧領域３３１が押圧されていないとき、吐出用切り欠き３３２１は閉じられている。

さらに、中間受け部インナーキャップ３２内に上下方向に貫通する貫通孔３２３が開けられ、一方向弁プラグ３４は貫通孔３２３に設けられ、ソフトバッグ２２内の流体材料５がある程度使用されると、ソフトバッグ２２は収縮変形し、一方向弁プラグ３４に接近し、一方向弁プラグ３４を塞ぎやすく、その結果、ソフトバッグ２２内の流体材料５は全て排出できなくなり、このため、一方向弁プラグ３４の底部において貫通孔３２３の下開口に複数の目詰まり防止突起３２１が周設され、隣り合う２つの目詰まり防止突起３２１の間に貫通口が形成され、そのうちの１つの貫通口が塞がない限り、一方向弁プラグ３４は材料を正常に吸引することができる。

上記実施例の更なる改良として、可撓性手押えキャップ３３の底部に手押えキャップトレイ３３３が設けられ、中間受け部インナーキャップ３２の頂部に環状フランジ３２２が設けられ、環状フランジ３２２に手押えキャップトレイ３３３が接続され、一方向弁プラグ３４は環状フランジ３２２によって囲まれた領域内にあり、手押えキャップトレイ３３３は硬質ＰＣ材料を用い、手押えキャップトレイ３３３は任意の適切な方式によって環状フランジ３２２に接続されてもよく、このような方式には、ネジ接続噛合やスナップ嵌合噛合が含まれ、スナップ嵌合噛合の場合、手押えキャップトレイ３３３及び環状フランジ３２２は当業者に公知の協働操作構造をスナップ嵌合噛合部分として有してもよい。

また、ソフトバッグ２２の上縁部は内容器２１の上縁部と中間受け部インナーキャップ３２との間で気密的に嵌合し、これにより、ソフトバッグ２２の内部が密閉状態に維持され、空気や異物が吸い込まないようにする。

可撓性手押えキャップ３３の誤押圧を回避し、容器の外観性を向上させるために、中間受け部３１の頂部にフリップ開閉可能なフリップキャップ４が接続され、フリップキャップ４は閉状態にある場合中間受け部３１の頂部の開口を閉鎖させる。この容器は、使用されていないとき、一方向弁プラグ３４が貫通孔３２３を遮断し、ソフトバッグ２２内を外界から隔離させるとともに、フリップキャップ４によりカバーされることにより、ソフトバッグ２２内の流体材料５を長時間にわたって安全に保管することができ、使用されるとき、フリップキャップ４を開き、該押圧領域３３１を押圧し、押圧領域３３１が自体内部のキャビティを下方へ圧縮されて、押圧領域３３１内の流体材料５が吐出領域３３２内に流れ、吐出領域３３２内の今まで所定量の流体材料５が吐出用切り欠き３３２１から排出され、上記操作により、流体材料５の排出量が制御されやすい。

所望の排出量が排出されると、該押圧領域３３１を離し、押圧領域３３１が自体の弾性力の作用でその初期位置に戻り、このとき、押圧領域３３１内のキャビティが所定の真空圧を有するので、一方向弁プラグ３４が開かれ、ソフトバッグ２２は収縮変形して内部の流体材料５を上方へ移動させ、流体材料５は一方向弁プラグ３４を介して押圧領域３３１内のキャビティに入り、このような動作は、押圧領域３３１内のキャビティの圧力がバランスを取るまで続ける。
さらに、内容器２１及びソフトバッグ２２の外形がいずれも中空円筒形であり、かつ、内容器２１及びソフトバッグ２２のいずれの頂部も開放したものであり、内容器２１の複数の貫通開口部２１１は内容器２１の内部と外部の気体を連通させ、ソフトバッグ２２は収縮変形しやすいシリコンゴム材料を採用し、これにより、流体材料５を排出するとともに空気を吸入しないようにし、ソフトバッグ２２内の流体材料５が全て排出されると、ソフトバッグ２２は収縮して、内部に流体材料５を収納する空間のない一体になる。

なお、本考案の装置は開示された具体的な形態に限定されない。むしろ、特許請求の範囲に含まれる全ての変形、同等構造や代替構造をカバーする。例えば、本考案の装置は特に流体化粧品に使用するのに適しているように説明されたが、当業者が理解できるように、本考案の装置は他の多くの流体材料５にも適用できる。

上記実施例の更なる改良として、内容器２１及びソフトバッグ２２は円筒形であるものとして示されているが、これらの部材は他の形状、例えば立方体形、直方体形、角柱形や円錐台形としてもよく、好ましくは、ソフトバッグ２２はシリコンゴムを用いて一体部材として構成されるが、他の可撓性の変形可能な材料、例えば熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種を採用してもよい。

本実施例では、一方向弁プラグ３４及び可撓性手押えキャップ３３のいずれの材料もシリコンゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種を採用し、一方向弁プラグ３４の方向はソフトバッグ２２から押圧領域３３１内のキャビティへの方向であり、別の実施例では、外瓶１及びフリップキャップ４に使用される材料は半透過、透明、半透明又は非透明のものであってもよい。

さらに、流体材料５はアイクリーム、医薬品、水溶媒及びエマルジョンのうちの１種であるが、他の任意の流体化粧品であってもよい。
図４に示すように、内容器２１の内底部に複数のリブ２１２が設けられ、内容器２１の底部に通気開口２１３が開けられる。
実施例２

図５、図６、図７、図８、図９及び図１０に示すように、本考案の実施例によるアイクリーム包装材は外瓶１を含み、外瓶１内に配分対象の流体材料５を収納する収容ユニット２が設けられ、外瓶１の首部１１には、収容ユニット２内の流体材料５を加圧して排出する材料配分ユニット３が接続され、材料を排出する過程で空気を吸い込むことはなく、実施例１と比較して、外瓶１、収容ユニット２及び材料配分ユニット３の外形のみが変化し、内部構造が同じであり、本実施例２では、実施例１と比較して、また、フリップキャップ４の構造が異なる点は相違する。

材料配分ユニット３は中間受け部３１と、中間受け部インナーキャップ３２と、可撓性手押えキャップ３３とを含み、フリップキャップ４は、インナーキャップ４１と、該インナーキャップ４１の外部に設けられるアウターキャップ４２とを含み、インナーキャップ４１の外側壁にインナーキャップ凹部４１１が設けられ、中間受け部３１の上部の内側壁に係合台３１１が設けられ、係合台３１１に係合溝３１２が開けられ、係合台３１１の係合溝３１２とインナーキャップ凹部４１１はヒンジユニット６を介して回動可能に接続され、ヒンジユニット６はアウターキャップ４２の内部に配置される。

ヒンジユニット６は曲げアームコネクタ６１と、ばね６２と、ピン６３とを含み、曲げアームコネクタ６１の下端に接続軸６１１が設けられ、曲げアームコネクタ６１の上側に貫通孔６１２が開けられ、接続軸６１１は係合溝３１２内に固定され、ピン６３は貫通孔６１２を挿通し、ピン６３の両端はインナーキャップ凹部４１１の内壁の２つの挿着口４１２に固定され、ばね６２の一端は貫通孔６１２に挿設され、ばね６２はピン６３の外部に外嵌され、ばね６２の他端はアウターキャップ４２の内壁に当接し、インナーキャップ４１はピン６３を回転軸として曲げアームコネクタ６１に対して軸方向に回動可能である。

以上は本考案の好適な実施例に過ぎず、本考案の実施形態及び特許範囲を限制するものではなく、当業者であれば、本考案の明細書及び図面の内容に基づいて行われる同等置換や明らかな変化から得られる形態が全て本考案の特許範囲に含まれることが理解されるべきである。

１ 外瓶
１１ 首部
２ 収容ユニット
２１ 内容器
２１１ 貫通開口部
２１２ リブ
２１３ 通気開口
２２ ソフトバッグ
３ 材料配分ユニット
３１ 中間受け部
３１１ 係合台
３１２ 係合溝
３２ 中間受け部インナーキャップ
３２１ 目詰まり防止突起
３２２ 環状フランジ
３２３ 貫通孔
３３ 可撓性手押えキャップ
３３１ 押圧領域
３３２ 吐出領域
３３２１ 吐出用切り欠き
３３３ 手押えキャップトレイ
３４ 一方向弁プラグ
４ フリップキャップ
４１ インナーキャップ
４１１ インナーキャップ凹部
４１２ 挿着口
４２ アウターキャップ
５ 流体材料
６ ヒンジユニット
６１ 曲げアームコネクタ
６１１ 接続軸
６１２ 貫通孔
６２ ばね
６３ ピン

Claims (12)

1. アイクリーム包装材であって、
   外瓶（１）を含み、前記外瓶（１）内に配分対象の流体材料（５）を収納する収容ユニット（２）が設けられ、前記外瓶（１）の首部（１１）には、前記収容ユニット（２）内の流体材料（５）を加圧して排出する材料配分ユニット（３）が接続され、
   前記収容ユニット（２）は、内容器（２１）と、該内容器（２１）内に設けられるソフトバッグ（２２）とを含み、前記内容器（２１）の上縁部が前記外瓶（１）の首部（１１）の頂部に接続され、前記ソフトバッグ（２２）の上縁部が前記内容器（２１）の上端の外縁外に套設され、前記ソフトバッグ（２２）は可撓性であって変形可能であり、前記内容器（２１）は複数の貫通開口部（２１１）を有し、
   前記材料配分ユニット（３）は中間受け部（３１）と、中間受け部インナーキャップ（３２）と、可撓性手押えキャップ（３３）とを含み、前記中間受け部（３１）は上下方向に貫通する構造であり、前記中間受け部インナーキャップ（３２）は前記中間受け部（３１）内に設けられ、かつ前記外瓶（１）の首部（１１）の外部に接続され、前記中間受け部インナーキャップ（３２）内に負圧をオンにする一方向弁プラグ（３４）が設けられ、
   前記可撓性手押えキャップ（３３）は前記中間受け部インナーキャップ（３２）の頂部に気密的に設けられ、前記可撓性手押えキャップ（３３）の中央部には隣り合う凸形状の押圧領域（３３１）と吐出領域（３３２）を有し、前記吐出領域（３３２）に吐出用切り欠き（３３２１）が設けられ、前記押圧領域（３３１）及び吐出領域（３３２）内にキャビティを有し、前記押圧領域（３３１）は前記一方向弁プラグ（３４）の上側にあり、
   前記押圧領域（３３１）が押圧されて変形するとその内部に負圧が形成され、前記一方向弁プラグ（３４）は前記押圧領域（３３１）の内部が負圧状態から元の状態に回復する過程で前記ソフトバッグ（２２）内の流体材料（５）を上方に吸引し、前記ソフトバッグ（２２）を収縮させ、前記吐出用切り欠き（３３２１）を開く、ことを特徴とするアイクリーム包装材。
2. 前記中間受け部インナーキャップ（３２）内に上下方向に貫通する貫通孔（３２３）が開けられ、前記一方向弁プラグ（３４）は前記貫通孔（３２３）に設けられ、前記一方向弁プラグ（３４）の底部において前記貫通孔（３２３）の下開口に複数の目詰まり防止突起（３２１）が周設され、隣り合う２つの前記目詰まり防止突起（３２１）間に貫通口が形成される、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
3. 前記可撓性手押えキャップ（３３）の底部に手押えキャップトレイ（３３３）が設けられ、前記中間受け部インナーキャップ（３２）の頂部に環状フランジ（３２２）が設けられ、前記環状フランジ（３２２）に前記手押えキャップトレイ（３３３）が接続される、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
4. 前記ソフトバッグ（２２）の上縁部は前記内容器（２１）の上縁部と前記中間受け部インナーキャップ（３２）との間で気密的に嵌合する、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
5. 前記中間受け部（３１）の頂部にフリップ開閉可能なフリップキャップ（４）が接続され、前記フリップキャップ（４）は閉状態にある場合前記中間受け部（３１）の頂部の開口を閉鎖させることを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
6. 前記フリップキャップ（４）は、インナーキャップ（４１）と、該インナーキャップ（４１）の外部に設けられるアウターキャップ（４２）と、を含み、前記インナーキャップ（４１）の外側壁にインナーキャップ凹部（４１１）が開けられ、前記中間受け部（３１）の上部の内側壁に係合台（３１１）が設けられ、前記係合台（３１１）に係合溝（３１２）が開けられ、前記係合台（３１１）の係合溝（３１２）と前記インナーキャップ凹部（４１１）はヒンジユニット（６）を介して回動可能に接続される、ことを特徴とする請求項５に記載のアイクリーム包装材。
7. 前記ヒンジユニット（６）は曲げアームコネクタ（６１）と、ばね（６２）と、ピン（６３）と、を含み、前記曲げアームコネクタ（６１）の下端に接続軸（６１１）が設けられ、前記曲げアームコネクタ（６１）の上側に貫通孔（６１２）が開けられ、前記接続軸（６１１）は前記係合溝（３１２）に固定され、前記ピン（６３）は前記貫通孔（６１２）を貫通し、前記ピン（６３）の両端は前記インナーキャップ凹部（４１１）の内壁の２つの挿着口（４１２）に固定され、前記ばね（６２）の一端は前記貫通孔（６１２）に挿設され、前記ばね（６２）は前記ピン（６３）の外部に外嵌され、前記ばね（６２）の他端は前記アウターキャップ（４２）の内壁に当接する、ことを特徴とする請求項６に記載のアイクリーム包装材。
8. 前記ソフトバッグ（２２）の肉厚が一致し、前記ソフトバッグ（２２）の材料はシリコンゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種である、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
9. 前記一方向弁プラグ（３４）及び前記可撓性手押えキャップ（３３）の材料は全てシリコンゴム、熱可塑性エラストマー、熱可塑性ゴム及びスチレン系熱可塑性エラストマーのうちの１種を採用する、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
10. 前記内容器（２１）の内底部に複数のリブ（２１２）が設けられ、前記内容器（２１）の底部に通気開口（２１３）が開けられる、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
11. 前記内容器及び前記ソフトバッグの外形がいずれも中空円筒形、立方体形、直方体形、角柱形及び円錐台形のうちの１種である、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。
12. 前記流体材料はアイクリーム、医薬品、水溶媒及びエマルジョンのうちの１種である、ことを特徴とする請求項１に記載のアイクリーム包装材。