JP3245134U - 物品入れ - Google Patents

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奈央 長田
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Abstract

【課題】持ち運びや搬送時においてコンパクトな形態を採ることができる物品入れを提供する。【解決手段】周壁体1と周壁体1とは別体をなす底壁体2と備えた組み立て式の物品入れAであって、周壁体1が、平板状をなす四枚の壁部材である前後左右の壁部材11、12、13、14を有し、ヒンジ部Hを介して連結されたものであり、使用姿勢と折り畳み姿勢(F)とを採り得るように姿勢変更可能なものであり、底壁体2が、使用姿勢において対向関係にある左右の壁部材13、14の各下部に支持されるように構成されている。【選択図】図8

Description

本考案は、物品を収容し得る物品入れに関するものである。
従来から、筆記具等の物品を収容し得る種々の物品入れが知られている(例えば特許文献1参照)。
この種の物品入れは、製造された段階で有底筒状をなしており、その形状が不変なものとなっている。このため、従来の物品入れは、搬送時や不使用時において嵩張りやすいという不具合があった。
特開2001-322389号公報
本考案は、このような課題に着目してなされたものであって、少なくとも、搬送時や不使用時においてコンパクトな形態を採ることができる物品入れを提供することにある。
すなわち、本考案は次の構成をなしている。
請求項1に記載の考案は、略四角筒状をなす使用姿勢をとり得る周壁体と、水平方向に延びた板状のものであり前記周壁体とは別体をなす底壁体と備え、前記使用姿勢の前記周壁体に対して前記底壁体を組み合わせることによって、上方に開放された物品収納空間を形成できるように構成された組み立て式の物品入れであって、前記周壁体が、平板状をなす四枚の壁部材を有しこれら壁部材の側縁部間がヒンジ部を介して相対回転可能に連結されたものであり、前記使用姿勢と一対の壁部材同士が厚み方向に重なり合うように折り畳まれた折り畳み姿勢とを採り得るように姿勢変更可能なものであり、前記底壁体が、前記使用姿勢をなす前記周壁体において対向関係にある一対の前記壁部材の各下部に支持されるものである物品入れである。
請求項2に記載の考案は、前記一対の壁部材における各下部に、水平方向に延びてなり前記底壁体が挿通可能なスリットが穿設されたものであり、前記底壁体の下面側に、前記スリットを形成する下縁部に対して係合する係合部が設けられている請求項1記載の物品入れである。
請求項3に記載の考案は、前記係合部が、前記下縁部に対して外嵌し得る溝状のものである請求項2記載の物品入れである。
請求項4に記載の考案は、前記周壁体及び前記底壁体が、紙製のものである請求項1記載の物品入れである。
以上説明したように本考案によれば、少なくとも、搬送時や不使用時においてコンパクトな形態を採ることができる物品入れを提供することができるものとなる。
本考案の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における分解斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における左側面図。 同実施形態における平面図。 同実施形態における底面図。 図2におけるX方向矢視図。 同実施形態における折り畳み姿勢の周壁体及びそれに載せ置かれた底壁体を示す斜視図。
以下、本考案の一実施形態を、図1~8を参照して説明する。
この実施形態は、本考案を、図示しない筆記具やペン等に代表される棒状小物類(以下、単に「物品」という。)を入れるのに好適な組み立て式の物品入れAに適用したものである。
物品入れAは、一般的に「筆記具入れ」や「ペン立て」とも称されるものである。すなわち、物品入れAは、筆記具やペン等の物品を起立した姿勢に収納し得るものとなっている。
物品入れAは、略四角筒状をなす使用姿勢(S)をとり得る周壁体1と、水平方向に延びた板状のものであり周壁体1とは別体をなす底壁体2と備えている。この実施形態における周壁体1及び底壁体2は何れも紙製のものである。
物品入れAは、上下方向に開放された筒状をなす使用姿勢(S)の周壁体1に対して底壁体2を組み合わせることによって、上方にのみ開放された物品収納空間spを形成できるように構成された組み立て式のものとなっている。
周壁体1は、平板状をなす四枚の壁部材である前後の壁部材11、12、及び、左右の壁部材13、14を有している。周壁体1は、前後左右の壁部材11、12、13、14の側縁部間がヒンジ部Hを介して相対回転可能に連結されたものとなっている。前後左右の壁部材11、12、13、14の各上縁部は、意匠性を発揮させるために傾斜したものとなっている。
前後左右の壁部材11、12、13、14は、詳細については図示しないが、芯材である厚紙と、厚紙の外表面側を被覆する外側シートと、厚紙の内表面側を被覆する内側シートとを主体に構成されたものである。
ヒンジ部Hは、前の壁部材11と右の壁部材14との間、右の壁部材14と後の壁部材12との間、後の壁部材12と左の壁部材13との間、及び、左の壁部材13と前の壁部材11との間を繋ぐものである。各ヒンジ部Hは、少なくとも、内側シートを含んで構成されている。
周壁体1は、使用姿勢(S)と折り畳み姿勢(F)とを選択的に取り得るように姿勢変更可能に構成されている。
すなわち、周壁体1は、図1~6に示すように略四角筒状をなす使用姿勢(S)と、図8に示すように隣り合う一対の壁部材同士、すなわち、対をなす前の壁部材11と右の壁部材14同士、及び、対をなす左の壁部材13と後の壁部材12同士が厚み方向に重なり合うように折り畳まれた折り畳み姿勢(F)とを採り得るように姿勢変更可能なものとなっている。
周壁体1は、不使用時(例えば、物品入れAを販売する前の搬送時や、物品入れAを販売する際の陳列時や、物品入れAを使用後に使わなくなった不使用時など)において、図8に示されるような全体として平板状をなす折り畳み姿勢(F)を採り得るものとなっている。このため、周壁体1は、使用姿勢(S)と比較して、嵩張りが抑制された薄型のコンパクトな形態を採り得るものとなっている。
この実施形態では、使用姿勢(S)において対向関係にある一対の壁部材である左右の壁部材13、14に、水平方向に延びたスリットTが設けられている。スリットTは、左右の壁部材13、14の各下部に設けられている。左右の壁部材13、14に設けられた各スリットTは、相互の高さ位置を合わせて設けられており、底壁体2が水平方向に挿通可能な大きさに設定されている。
底壁体2は、水平方向に延びた矩形板状のものである。底壁体2は、使用姿勢(S)すなわち略四角筒状をなす周壁体1において対向関係にある一対の壁部材である左右の壁部材13、14の各下部に支持されるものである。
底壁体2の下面側には、左右の壁部材13、14におけるスリットTを形成する下縁部teに対して係合する係合部21が設けられている。この実施形態では、底壁体2の下面側に設けられた係合部21が、左右の壁部材13、14におけるスリットTを形成する下縁部teに対して外嵌し得る溝状のものとなっている。
以上に詳述したように本実施形態である物品入れAは、略四角筒状をなす使用姿勢(S)をとり得る周壁体1と、水平方向に延びた板状のものであり周壁体1とは別体をなす底壁体2と備えたものである。
そして、物品入れAは、使用姿勢(S)の周壁体1に対して底壁体2を組み合わせることによって、上方に開放された物品収納空間spを形成できるように構成された組み立て式のものとなっている。
周壁体1が、平板状をなす四枚の壁部材である前後左右の壁部材11、12、13、14を有しこれら壁部材11、12、13、14の側縁部間がヒンジ部Hを介して相対回転可能に連結されたものである。
周壁体1は、略円筒状をなす使用姿勢(S)と、一対の壁部材同士すなわち左の壁部材13と前の壁部材14、及び、後の壁部材12と右の壁部材14が厚み方向に重なり合うように折り畳まれた折り畳み姿勢(F)とを採り得るように姿勢変更可能なものとなっている。
底壁体2は、使用姿勢(S)をなす周壁体1において対向関係にある一対の壁部材である左右の壁部材13、14の各下部に支持されるものとなっている。
このため、本実施形態であれば、搬送時や不使用時においてコンパクトな形態を採ることができる物品入れAを提供することができるものとなる。
すなわち、物品入れAを構成する周壁体1は、不使用時において、全体として平板状をなす折り畳み姿勢(F)を採り得るものとなっている。このため、折り畳み姿勢(F)の周壁体1は、使用姿勢(S)のものと比較して薄型をなしたコンパクトなものとすることができるようになっている。
また、底壁体2も平板状をなしたものであるため、折り畳み姿勢(F)の周壁体1に対して無理なく重ね合わせることができるものとなっている。したがって、物品入れAは、図8に例示されているように、不使用時においてコンパクトな形態を好適に採り得るものとなっている。
一対の壁部材である左右の壁部材13、14における各下部に、水平方向に延びてなり底壁体2が挿通可能なスリットTが設けられたものである。そして、底壁体2の下面側に、スリットTを形成する下縁部teに対して係合する係合部21が設けられている。
このため、底壁体2が、使用姿勢(S)の周壁体1に対して好適に位置決めされるものとなっている。
底壁体2の係合部21が、スリットTを形成する下縁部teに対して外嵌し得る溝状のものである。
このため、底壁体2が、使用姿勢(S)の周壁体1に対して好適に位置決めされるだけでなく、略四角筒状に設定された周壁体1の使用姿勢(S)を好適に維持させるものとなっている。
周壁体1及び底壁体2が、紙製のものである。このため、周壁体1及び底壁体2は、所期の目的を達成しつつ軽量かつコストが抑制された物品入れAを形成するための設計の自由度に優れたものとなる。
なお、本考案は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
物品入れの大きさは種々設定可能であることはいうまでもない。
周壁体や底壁体は、紙製のものに限られるものではなく、合成樹脂製のものや金属製のものや木製のもの等、適宜の材料により製造されたものであってもよい。異なる材料を適宜組み合わせることにより周壁体や底壁体を製造してもよいのは言うまでもない。
ヒンジ部は、隣り合う壁部材を相対回転可能に繋ぐことができる構成のものであればよく、上述した実施形態に示されたものに限られるものではない。ヒンジ部は、紙製のものに限られるものではなく、いわゆる樹脂ヒンジと称される構成のものであってもよい。ヒンジ部は、軸部及び当該軸部を回転可能に保持する軸受部を含んで構成されたものであってもよい。
底壁体の下面側に設けられた係合部は、溝状をなしたものに限られるものではない。底壁体の係合部は、スリットを形成する下縁部に対して係合することにより、底壁体を使用姿勢の周壁体に対して位置決めできる構成のものであればどのような構成のものであってもよい。底壁体の係合部は、例えば、下方に突出した突起状又は凸レール状のものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…物品入れ
1…周壁体
2…底壁体
sp…物品収納空間
(S)…使用姿勢
(F)…折り畳み姿勢

Claims (4)

  1. 略四角筒状をなす使用姿勢をとり得る周壁体と、水平方向に延びた板状のものであり前記周壁体とは別体をなす底壁体と備え、前記使用姿勢の前記周壁体に対して前記底壁体を組み合わせることによって、上方に開放された物品収納空間を形成できるように構成された組み立て式の物品入れであって、
    前記周壁体が、平板状をなす四枚の壁部材を有しこれら壁部材の側縁部間がヒンジ部を介して相対回転可能に連結されたものであり、前記使用姿勢と一対の壁部材同士が厚み方向に重なり合うように折り畳まれた折り畳み姿勢とを採り得るように姿勢変更可能なものであり、
    前記底壁体が、前記使用姿勢をなす前記周壁体において対向関係にある一対の前記壁部材の各下部に支持されるものである物品入れ。
  2. 前記一対の壁部材における各下部に、水平方向に延びてなり前記底壁体が挿通可能なスリットが設けられたものであり、
    前記底壁体の下面側に、前記スリットを形成する下縁部に対して係合する係合部が設けられている請求項1記載の物品入れ。
  3. 前記係合部が、前記下縁部に対して外嵌し得る溝状のものである請求項2記載の物品入れ。
  4. 前記周壁体及び前記底壁体が、紙製のものである請求項1記載の物品入れ。
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