JPH06507582A - リングバインダーを支持するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 リングバインダーを支持するための装置技術分野 本発明は、リングバインダーカバーの少なくとも一方が水平方向に対して３０° 及び９０’の間の角度で配置された状態で該リングバインダーの背が上方を向く 位置においてリングバインダーを支持するための装置に関するものである。前記 リングバインダーは、通常のファイルリングバインダー又はカレンダーリングバ インダー及びカレンダーノートパッドリングバインダーのうちの何れかであって よい。

背景技術 異なる種類の読物、例えばディスプレイカード、書籍及び同種のもののための前 記種類の装置は公知である。

それらは、意図された目的に基づいて多くの態様で製造される。

リングバインダー及び同種のものを、それらを開いた状態で支持するために意図 された装置も公知である。

図書館内での書籍陳列のためには、例えば水平方向に対して３０°及び９０°の 間の角度で斜めに上方に向けられた書籍のカバーのための第一の支持表面、及び 斜めに外側に向けられた書籍の縁部のための第二の表面を有する要素からなり、 且つ寸法が前記第一の表面よりも実質的に小さい装置が知られている。前記要素 は、適当な方法で支持される。カバーの貧弱な保持が書籍若しくはリングバイン ダーを開いた状態に保持すること又は書籍若しくはリングバインダーが使用中に 装置から落ちないことを保証しないので、前記装置は、書籍又はリングバインダ ーに対してそれを開いた状態に保持することを意図されていない。

カレンダーにおいては、カレンダーのリーフが位置する表面に結合したリング要 素の手段により、ルーズリーフが一緒に保持されることに基づ（原理がしばしば 使用される。カレンダーが使用者から離れて、例えば使用者の反対側の机の地に 離れて置かれた場合に可読性を増大させるために、前記表面はしばしば傾斜され ている。前記原理において、カレンダーリーフ及びリング要素はカレンダーリー フホルダーの積層部となる。それ故、カレンダーをホルダーから取り出すことが できず、そして他の場所で使用することができないので、これは不具合であるか もしれない。

アメリカ合衆国特許明細書第１９１４０１６号には、互いに関してフレームを横 切って配置され且つフレームの前及び後ろに位置し、それによって書籍のカバー 又は同種のものを保持するための■字形クランプを形成している多数の固定的且 つ弾力的なリップを有するフレームからなる書籍及び同種のもののためのホルダ ーが開示されている。前記ホルダーは、リングバインダーをホルダー中に位置さ せるか又はホルダーから除いて位置させることを簡便迅速に行わないのみならず 、リングバインダーを横向きにホルダー内に容易に置くことが全くできない。

スウェーデン王国特許明細書第３４８０６８号には、平坦な表面を有し且つ前記 表面から二枚のリップが各端部（これは、底部の中央に向かって上方且つ内側に 配向されている）に供給されている底部、及びＶ字型弾性要素（これは、上側か ら下に向けられており且つ底部内に配置されている）を形成している二つの表面 を含んでいる先端部からなり、それによって、弾性効果が先端部と上方に向いた リップとの間のリングバインダーの挟持を保証する書籍用ホルダー、小冊子等が 記載されている。

この原理に基づいても、カバーのみならずリングバインダー内のシートも保持さ れず、そしてこのことが主な不具合（ホルダー内に配置されたリングバインダー 内で、シートをばらばらめくることができない）である。

発明の開示 リングバインダーを支持するための装置を提供することが本発明の目的であり、 この場合、前記不具合は除去され且つこれは広い分野における用途を有する。更 に、リングバインダーカバーの剛性度とは無関係にホルダー内に配置されながら 、リングバインダー内で書くことを可能にすることが目的である。

前記目的は本発明の装置を用いて達成され、本発明の装置は、底板からなり、該 底板には三箇所の溝が設けられており、該溝は、リングバインダーのリング背か ら最も遠く離れた縁部領域と噛み合うために作られており、モして該溝の幅はカ バーの厚さよりも少し広（且つ該溝の長さはカバーよりも長いことを特徴とする 。

本装置においては、それらが隙間嵌めに対応され得る方法でリングバインダーの 縁部領域と正確に噛み合う様に溝を形成することが可能であろう。これによって 三箇所の溝は、リングバインダーの縁部領域が三箇所の溝に嵌まった場合に、リ ングバインダーの最前部カバーと最後部カバーとの間の角度が保持されることを 保証する。

この相互容度は、リングバインダーのシート含有物が順次はたはためくられた場 合も保持される。それ故、本装置は剛性の筆記支持体を構成し、本装置において は、使用者に面している一方の表面は常に、溝の角度によって定義された固定角 度を有するであろう。

それ故、リングバインダーを本装置に配置するか又は本装置から除去することが 容易且つ迅速に可能であろうし、その結果、例えば本装置内に配置されたカレン ダーを容易に取り出し且つ他の場所で使用し且つ後で同様の使用のために本装置 内に再配列し得る。

好適な態様においては、本装置は、少なくとも一点でカバー表面を支持するため の溝から上方に延びる少なくとも一個の要素からなる。

図面の簡単な説明 本発明は今や、添付図面に基づいて更に説明されるであろう：ここで、 図１は、本装置内に配置されたリングバインダーを伴うリングバインダーを支持 するための本装置の斜視図を示し、 図２は、リングバインダーを伴わない図１に示される本装置の斜視図を示し、 図３は、図１に示される本装置を通る断面図を示す。

発明を実施するための最良の形態 図１は、本発明の装置２内に配置されたリングバインダー１２を示す。リングバ インダー１２は、比較的硬い最前及び最後カバー１３．１４を有している。装置 ２は後述するであろう溝１ａ、ｌｂを備えている。図１において、リングバイン ダー１２は溝１ａ、ｌｂ中の左側の位置に示される。示された態様中の装置２は 、好ましくはプラスチック材料製で、且ついわゆる雑貨トレイを形成するために その周囲に沿って側面端部３，６を有する底板１１からなる一部材によって製造 される。三箇所の側面端部６の各々は溝１ａ、ｌｂの一つを含む。前記溝はその 様に深いので、それらはカバーの縁部領域１５の大部分と噛み合い（図３参照） 、それらはリングバインダー１２の背１６（これには、リングバインダー１２の リーフ１８を支持するリング１７が備えられている）から離れて面している。溝 １ａ、ｌｂはカバーの厚さよりも広いので、その結果、リングバインダーの固定 的挟持は避けられるが、しかしそれにもかかわらず、本装置内のリングバインダ ーの安定な位置決めが行われるということが特記される。

側面端部３は、溝１ａ、ｌｂの末端部及び雑貨トレイの側部の両方を構成してい る。側面端部６は、溝１ａ。

１ｂを含み、内側を対向側壁５により及び外側を対向側壁７により限定される雑 貨トレイの他の側部を形成している。一つの立ち上げられた端部３には、切り込 み４が設けられており、それによって、トレイ内に配置され得るノート紙のリー フ（図示されず）への使用者の接近を容易にしている。

示された態様において、溝１ａ、ｌｂはリングバインダーのカバー１３．１４の 高さよりも長い。これによって、リングバインダー１２は溝１ａ＋１ｂ内に配置 されることができ、その結果トレイの一方側又は他方側において紙クリップなど への接近が容易である。或いは又、溝の長さはカバーの高さに実質的に相当して よい。

溝の外側対向側壁７は、透明板からなるか又は透明板を用いて設けられており、 この中又はこの上に、情報運搬体例えば会社名、住所、電話番号又は時計を有す るラベルが配置されていてよい。或いは又、前記透明板はリングバインダーのカ バー上に情報運搬体を露出させていてよい。

図２は、支持板８及び、区画内に含まれるべき物品例えば紙クリップ、ペン、は ぎ取り式メモ用紙等が個々に収納される区画の形成のための隔壁９を備えた装置 ２を示す。底板１１には、孔１０及び小さな軸ピン（図示されず）を用いて取り 付けられる隔壁９（これは、寸法及び相互距離が底板１１内の孔１０に対して採 用されている）が設けられている。それ故、雑貨トレイの区画内への分割に対す る個々の使用者の要求に基づいて、隔壁９は任意に配置されてよい。

図３は、支持板８によって支持されている最前部カバー１３を有する溝１ａ、ｌ ｂ中に配置されたリングバインダーを示す。これによって、リングバインダーの 支持は縁部領域１５により単に支持される場合よりも更に安定化されるであろう し、且つリングバインダーが本装置内に配置されている場合には、リングバイン ダー内で書（ことは更に容易になるであろう。支持板８はリングバインダーカバ ーの全部又は一部を支持し、それ故、リングバインダー内で書くことのためにカ バーの剛性を全く要求しない。支持板８は、軸ビン、Ｚ形溝又は同種のものの手 段により底板１１及び溝１ａ、１ｂに対して分離して調製されるか又は固定され て調製されるかの何れかであってよ（、或いは支持板８は、最前部溝の最前部内 側対向側壁５に積層して調製されてもよい。第一の前記態様は、本装置の梱包及 び配送操作において好都合であることが証明されるであろうし、この場合、支持 板８は本装置の立ち上げられた縁部３，６の内側に配置されていてよい。支持板 ８は、溝内でのリングバインダーカバーの位置決めの間、案内部としても作用し 得る。それ故本装置には別の支持板（図示されず）が備えられていることが好都 合であり、これは最後部溝１ｂに横方向に反対にされて配置されている。

産業上の利用可能性 本装置は、好ましくは事務所、しかし更に私邸、作業場における多くの用途に適 している。

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．リングバインダーカバーの少なくとも一方が水平方向に対して３０°及び９ ０°の間の角度で配置された状態で該リングバインダーの背が上方を向く位置に おいて該リングバインダーを支持するための装置であって、前記装置は底板から なり、該底板には二箇所の溝が設けられており、該溝は、リングバインダーのリ ング背から最も遠く離れた縁部領域と噛み合うために作られており、そして該溝 の幅はカバーの厚さよりも少し広く且つ該溝の長さはカバーよりも長いことを特 徴とする装置。
2. ２．少なくとも一点でカバー表面を支持するための溝から上方に延びる少なくと も一個の要素からなることを特徴とする請求項１記載の装置。
3. ３．上記要素が、溝の一方の側と平面をなし且つリングバインダーカバーの少な くとも一方のための支持表面を形成する表面からなることを特徴とする請求項２ 記載の装置。
4. ４．事務用品例えばペン、はぎ取り式メモ用紙、紙クリップ及び同種のものを収 納するために、底板内にホルダー及び／又は区画が設けられていることを特徴と する請求項１記載の装置。
5. ５．溝に末端部が設けられており、そして前記末端部は底板を横切って延びてお り且つ更にトレイにおける側部を形成しており、前記トレイにおいて、他の側部 は前記溝の側壁により形成されていることを特徴とする請求項１及び４記載の装 置。
6. ６．底板が、非スキッド被膜を設けられた平坦な裏面を有することを特徴とする 請求項１記載の装置。
7. ７．底板が平面であり、且つ個々の適当な区画の形成のために任意に壁の要素が 配置され得るパンチ模様が設けられていることを特徴とする請求項４記載の装置 。
8. ８．末端部に、ペンホルダーを収納するための外側に向いている孔が設けられて いることを特徴とする請求項４及び５記載の装置。
9. ９．溝の外側に向いている側壁のうちの少なくとも一つが透明材料から製造され ていることを特徴とする請求項１ないし８のうちの何れか一つに記載の装置。
10. １０．溝の外側に向いている側壁のうちの少なくとも一つが情報運搬体からなる ことを特徴とする請求項１ないし９のうちの何れか一つに記載の装置。