JP2018196969A - 日めくり服薬支援カレンダー及び卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット - Google Patents

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【課題】居間のテーブルや食卓の上に置けることのできる日めくり服薬支援カレンダー及び卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットを提供する。【解決手段】可撓性を有する平板状の日別カレンダー3を複数枚備えた日めくりカレンダー部30と、日めくりカレンダー部30の表側及び裏側にそれぞれ備えた硬質製部材からなる平板状のカバー板6と、を備え、日めくりカレンダー部30は、服薬日の表示及び薬袋挿入用袋部を備えたA形態の日別カレンダー3と、服薬日の表示、服薬時間の表示及び薬袋挿入用袋部を備えたB形態の日別カレンダー4との組み合わせから構成され、あるいは、服薬日の表示、服薬時間の表示及び薬袋挿入用袋部備えたB形態の日別カレンダー4のみから構成され、カバー板6の下縁辺を前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺よりさらに下方に長くする。【選択図】図3

Description

本発明は、認知症患者が病院や薬局等で指定された時間帯に処方された薬を決められた量だけを忘れずに服薬できるように支援する日めくり服薬支援カレンダー及び卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットに関する。
特許文献1に、日めくりカレンダーにおいて、表示された日に服薬する薬を収納するための収納袋を接着する領域が表面に設けられた日めくりカレンダーが開示されている。
特許文献2に、報知時刻を受信する機能を備えた報知制御部とカレンダー機能を備えた時計機能部と、特定エリア枠を照明等で明示する表示部からなる装置制御部を装備し、時計機能部が示す当日の曜日に相当したエリア枠で明示し、正確な服薬箇所を一目瞭然で認識出来るデジタル表示と曜日・朝、昼、夕、寝る前別の一回分の薬を入れるポケットを有した薬カレンダーを一体化して使用する認知症患者及び高齢者など用の曜日点灯薬カレンダーが開示されている。
実用新案登録第3179366号公報 特開2016−87374号公報
特許文献1に記載の考案は壁掛け型であるので、壁掛けは部屋の間取りや家具等によって壁掛けできる場所が制限されることから、必ずしも認知症患者が何気ないときにも眼がよくいく場所に壁掛けできずに、朝、昼、夜、寝る前といった服薬の時間になったときに認知症患者が見落とすことがあり、決められた時間に服薬されないという問題があった。
特許文献2に記載の発明は、認知症患者を対象にして1週間分の薬を入れて当日の曜日に該当する範囲を点灯させるが、壁掛け型であるので、壁掛けは部屋の間取りや家具等によって壁掛けできる場所が制限されることから、必ずしも認知症患者が何気ないときにも眼がよくいく場所に壁掛けできずに、朝、昼、夜、寝る前といった服薬の時間になったときに認知症患者が見落とすことがあり、決められた時間に服薬されないという問題があった。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、認知症患者がいつもの行動ルートの中で最もいて最も目が届く個所である居間のテーブルや食卓の上に置くことのできる日めくり服薬支援カレンダー及び卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットを提供することを課題とする。
請求項1に記載の日めくり服薬支援カレンダー1は、可撓性を有する平板状の日別カレンダー3、4を複数枚備えた日めくりカレンダー部30と、前記日めくりカレンダー部30の表側及び裏側にそれぞれ備えた硬質製部材からなる平板状のカバー板5、6と、を備え、重ねた前記日めくりカレンダー部30及び前記カバー板5、6を貫通するようにそれぞれの上縁辺近傍に孔41を設け、前記孔41に環状の開閉可能なカードリング40を貫通させて、前記カバー板5、6又は前記日別カレンダー3、4をそれぞれ重ねた順にめくれるようにし、前記日めくりカレンダー部30は、服薬日表示カード挿入袋部7及び薬袋挿入用袋部8を備えたA形態の日別カレンダー3と、前記服薬日表示カード挿入袋部7、服薬時間表示カード挿入袋部9及び前記薬袋挿入用袋部8を備えたB形態の日別カレンダー4との組み合わせから構成され、あるいは、前記B形態の日別カレンダー4のみから構成され、前記B形態の日別カレンダー4は、前記A形態の日別カレンダー3より上下方向の長さを長くし、前記A形態の日別カレンダー3の下縁辺より下方に長い領域に前記服薬時間表示カード挿入袋部9を設けるようにし、前記カバー板5、6の下縁辺を前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺よりさらに下方に長くし、前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺より下方に長い領域を前記日めくりカレンダー部30を立設させる支持部材10、11、12に挿入又は係止させる部位とすることを特徴とする。
請求項2に記載の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、請求項1に記載の日めくり服薬支援カレンダー1を支持部材10、11、12に立設させる卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2であって、前記支持部材が、前記表側及び裏側のカバー板5、6を側面視でハ字状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有するハ字状の傾斜溝部15を形成させた第一の形態、前記表側及び裏側のカバー板5、6を側面視でハ字状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部の滑動を係止するストッパー部16を設けた第二の形態、又は、前記表側及び裏側のカバー板5,6を重ねて側面視で斜線状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有する斜線状の傾斜溝部17を形成させた第三の形態であることを特徴とする。
請求項3に記載の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、請求項2において、前記第一又は第三の形態の支持部材10、12の場合に、前記傾斜溝部15、17の底部の位置とベース部18との間Lを上下方向で離隔させて空間部20を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の日めくり服薬支援カレンダー1は、認知症患者は1週間分の薬を収納したカレンダーの場合は当日を勘違いして他の日の薬を服薬したり、服薬したことを覚えていなくて他の日の薬を余剰に服薬したりするケースがあるが、日めくりカレンダーにしたことにより他の日の薬を服薬しないという効果を奏する。さらに、壁掛け型では部屋の間取りや家具の配置等によって認知症患者が目にしやすい場所に必ずしもかけられないケースがあり、認知症患者が服薬支援カレンダーを見ないで薬の服薬時間を見逃すケースがあるが、食事をするテーブル又はいつもくつろぐテーブルの上に服薬支援カレンダーを置くことが可能な卓上型にしたことにより認知症患者の日常の行動の中で服薬支援カレンダーを目にしやすい環境づくりができたことにより薬の飲み忘れ及び薬の飲み過ぎを防止できるという効果を奏する。
また、日めくり服薬支援カレンダー1を外出時にカバン等に入れて持ち運びすることができるので、病院、薬局又は老人施設等に出かけるときも服薬を確実に実施することができるという効果を奏する。
前記カードリング40を前記カバー板5、6又は前記日別カレンダー3、4のそれぞれの孔41に貫通させているのでそれぞれ重ねた順である服薬日順に容易にめくることができ、前記カードリング40は容易に開閉でき前記日別カレンダー3、4の挿入や取り出しが容易にできるので処方された服薬日数が7日や14日や21日であっても容易に前記日別カレンダー3、4の枚数を増減させることができる。通常は14日分を処方されていた認知症患者が連休がある場合には21日分が急に処方されることがあるが容易に対応できる。
前記日別カレンダー3、4は、可撓性を有する材料として布や、セルロイド等の薄厚のプラスチックを材料とするので繰り返し使用することができる。
請求項2に記載の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、日めくり服薬支援カレンダー1を食事をするテーブル又はいつもくつろぐテーブルの上に安定した状態で載置ができるという効果を奏する。
請求項3に記載の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、日めくり服薬支援カレンダー1の下方の空間部20に、貼薬等を収納できるという効果を奏する。
本発明の日めくり服薬支援カレンダーの表側カバー板をめくった状態の正面図である。 本発明の支持部材が第一の形態の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの正面図である。 図2の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの各透明の袋に薬やカードを挿入した状態を示す図である。 本発明の支持部材が第一の形態で日別カレンダーはA形態とB形態の組合せを構成要素とする卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの右側面図である。 本発明の支持部材が第二の形態の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの右側面図である。 本発明の支持部材が第三の形態の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの右側面図である。 A形態の日別カレンダーの正面図で、(a)が服薬日表示カード挿入袋部及び薬袋挿入用袋部を示した図で、(b)が服薬日表示カードを挿入した状態を示す図である。 B形態の日別カレンダーの正面図で、(a)が服薬日表示カード挿入袋部、服薬時間表示カード挿入袋部及び薬袋挿入用袋部を示した図で、(b)が服薬日表示カード並びに服薬時間表示カードを挿入した状態を示す図である。 硬質製部材からなる平板状のカバー板の正面図である。 本発明の日めくり服薬支援カレンダーの表側カバー板をめくらない状態の正面図である。 第一の形態の支持部材を示す図で、(a)が平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が右側面図である。 第二の形態の支持部材を示す図で、(a)が平面図であり、(b)が正面図であり、(c)が右側面図である。 本発明の支持部材が第一の形態で日別カレンダーはB形態のみを構成要素とする卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットの右側面図である。 第三の形態の支持部材の右側面図である。
本発明の日めくり服薬支援カレンダー1は、認知症患者が決められた薬を決められたときに決められた量を服薬することを支援するカレンダーである。在宅で一人暮らしの認知症患者は、薬を服薬したことを忘れ、例えば今日の昼の薬を服薬していても他の日の昼の薬が見えたらその薬袋を取り出して余分に服薬してしまうという問題があり、また、壁掛け服薬カレンダーであると住居の構造や家具や窓の配置によっては壁掛けした位置が見えにくい場合があり、この場合には薬に気づかずに服薬を忘れてしまうという問題があった。
そこで、本発明者は認知症患者の行動を分析し、確実に服薬してもらうように支援するには、一日分の薬しか目に入らないようにするために日めくりカレンダーであること、及び、意図しなければ見えないような壁掛け型ではなく意図しなくても目に自然に入る位置である、食事やくつろぐときのテーブルの上に置ける卓上型にすることを考えて、本発明の日めくり服薬支援カレンダー1を想到した。
本発明の日めくり服薬支援カレンダー1は、図1に示すように、可撓性を有する平板状の日別カレンダー3、4を複数枚備えた日めくりカレンダー部30と、前記日めくりカレンダー部30の表側及び裏側にそれぞれ備えた硬質製部材からなる平板状のカバー板5、6と、を備え、重ねた前記日めくりカレンダー部30及び前記カバー板5、6を貫通するようにそれぞれの上縁辺近傍に孔41を設け、前記孔41に環状の開閉可能なカードリング40を貫通させて、前記カバー板5、6又は前記日別カレンダー3、4をそれぞれ重ねた順にめくれるようにし、前記日めくりカレンダー部30は、服薬日表示カード挿入袋部7及び薬袋挿入用袋部8を備えたA形態の日別カレンダー3と、前記服薬日表示カード挿入袋部7、服薬時間表示カード挿入袋部9及び前記薬袋挿入用袋部8を備えたB形態の日別カレンダー4との組み合わせから構成され、あるいは、前記B形態の日別カレンダー4のみから構成され、前記B形態の日別カレンダー4は、前記A形態の日別カレンダー3より上下方向の長さを長くし、前記A形態の日別カレンダー3の下縁辺より下方に長い領域に前記服薬時間表示カード挿入袋部9を設けるようにし、前記カバー板5、6の下縁辺を前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺よりさらに下方に長くし、前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺より下方に長い領域を前記日めくりカレンダー部30を立設させる支持部材10、11、12に挿入又は係止させる部位とするとしている。
前記A形態の日別カレンダー3は、図7(a)に示すように、一日単位の布製やセルロイド等の樹脂製の可撓性を有する平板の形態をしており、上縁辺近傍に環状の開閉可能なカードリング貫通用の孔41を設け、服薬日表示カード挿入袋部7及び薬袋挿入用袋部8を備えている。前記服薬日表示カード挿入袋部7は、例えば上側、左側又は右側に服薬する「日にち」又は服薬する「曜日」を記載したシート状のカードをそれぞれ挿入する2つの透明な上側及び左右側の内の任意の一辺を開口させた、服薬日表示カードを挿入する袋を上下方向又は左右方向に並設している。服薬する「日にち」及び服薬する「曜日」を1枚のカードに表示して服薬日表示カードを挿入する袋を一つにしてもよい。また、前記薬袋挿入用袋部8は、例えば左右方向に並設した朝用、昼用、夜用及び寝る前用の薬袋挿入用の4つの透明な上側を開口させた薬袋50を挿入する袋を備えている。薬袋50を挿入する袋の数は、朝用、昼用及び夜用の3つの場合もあり、処方によって適宜設定する。
そして、前記服薬日表示カード挿入袋部7や前記薬袋挿入用袋部8には、図3や図7(b)に示すように、例えば「日にち」の袋に10日を示す「10」を記載したカードを挿入し、「曜日」の袋に月曜日を示す「月」を記載したカードを挿入する。これを、処方箋をもらった期間に該当する日数分準備する。そして、図3に示すように、服薬年月日と服薬時を表面に印字した薬袋50を、朝用、昼用、夜用及び寝る前用の薬袋挿入用袋部8にそれぞれ該当する個所に挿入する。これらの行為は、薬局やケアマネジャー等の支援をされる方に行ってもらう。
次に、前記B形態の日別カレンダー4は、図8(a)に示すように、一日単位の布製やセルロイド等の樹脂製の可撓性を有する平板の形態をしており、上縁辺近傍に環状の開閉可能なカードリング貫通用の孔41を設け、前記服薬日表示カード挿入袋部7、服薬時間表示カード挿入袋部9及び前記薬袋挿入用袋部8を備えている。前記服薬日表示カード挿入袋部7及び前記薬袋挿入用袋部8は前記A形態の日別カレンダー3の場合と同じである。前記服薬時間表示カード挿入袋部9は、例えば前記薬袋挿入用袋部8の下方に、それぞれ該当する朝、昼、夜、寝る前の服薬時間を表示したカードを挿入する4つの透明な上側及び左右側の内の任意の一辺を開口させた袋を設けている。
そして、前記B形態の日別カレンダー4は、A形態の日別カレンダー3より上下方向の長さを長くし、A形態の日別カレンダー3の下縁辺より下方に長い領域であって前記薬袋挿入用袋部8の下方に服薬時間表示カード挿入袋部9を備えている。
前記服薬日表示カード挿入袋部7や前記薬袋挿入用袋部8には、図3や図8(b)に示すように、例えば「日にち」の袋に10日を示す「10」を記載したシート状のカードを挿入し、「曜日」の袋に月曜日を示す「月」を記載したシート状のカードを挿入する。そして、図3や図8(b)に示すように、例えば、4つの透明な上側及び左右側の内の任意の一辺を開口させた服薬時間表示カード挿入袋部9に、「あさ」、「ひる」、「よる」及び「ねる前」の服薬時間表示カードを挿入する。この行為も薬局やケアマネジャー等の支援をされる方に行ってもらう。
前記日めくりカレンダー部30は、図13に示すように、B形態の日別カレンダー4のみから構成されたり、又は、図4に示すように、処方してもらった服薬の最終日服薬の分の薬袋をセットしたB形態の日別カレンダー4と、それより前日までの服薬の分の薬袋をセットしたA形態の日別カレンダー3との組合せなどの形態がある。いずれであっても前記日めくりカレンダー部30には、服薬時間がわかりやすいB形態の日別カレンダー4が少なくとも1日分備えられていればよい。
次に、前記カバー板5、6は、図4〜図6に示すように、前記日めくりカレンダー部30の表側及び裏側にそれぞれ設けており、例えばプラスチック等の樹脂製、金属製又は非金属製の硬質製の平板状の形態をしている。そして、図9に示すように、上縁辺近傍に環状の開閉可能なカードリング貫通用の孔41を設け、図1〜図6及び図10に示すように、カバー板5、6の下縁辺を前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺よりさらに下方に長くしている。
前記カバー板5、6は、図4〜図6に示すように、日めくり服薬支援カレンダー1を卓上型にするために日めくり服薬支援カレンダー1を立てたときに背後から支える機能を有し、前記B形態の日別カレンダー4の下縁辺よりさらに下方に長くした範囲が支持部材10、11、12に挿入又は当接させる部分となる。
次に、前記カードリング40は、金属製、非金属製又は硬質の樹脂製で、環状であり、環状の一部が開閉可能である。開の状態で重ねた前記カバー板5、6や前記日別カレンダー3、4のそれぞれの孔41を貫通させ、閉の状態にして前記カバー板5、6や前記日別カレンダー3、4を重ねた順であり服薬日順にめくれるようにしている。前記環状は真円状であっても楕円状であってもよい。
次に、卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、前記日めくり服薬支援カレンダー1を支持部材10、11、12に立設させる卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2であって、前記支持部材が、図11(a)〜(c)に示すように、前記表側及び裏側のカバー板5、6を側面視でハ字状にしたときに、図11(c)に示すように前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有するハ字状の傾斜溝部15を形成させた第一の形態、前記表側及び裏側のカバー板5、6を側面視でハ字状にしたときに、図12(a)〜(c)に示すように、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部の滑動を係止するストッパー部16を設けた第二の形態、又は、前記表側及び裏側のカバー板5、6を重ねて側面視で斜線状にしたときに、図6に示すように前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有する斜線状の傾斜溝部17を形成させた第三の形態がある。
そして、卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2は、前記第一又は第三の形態の支持部材10、12の場合に、図2〜図4及び図6に示すように、前記傾斜溝部15、17の底部の位置とベース部18との間Lを上下方向で離隔させて空間部20を設けている。この空間部20には、塗薬や湿布やバンソウコウ等の外用薬を置くことができる。
前記第一の形態の支持部材10を使用した卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2の例を図2から図4に示し、前記第二の形態の支持部材11を使用した卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2の例を図5に示し、前記第三の形態の支持部材12を使用した卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット2の例を図6に示している。
第一の形態の支持部材10は、図11(a)〜(c)に示すように、側壁21やベース部18から構成され、プラスチック等の樹脂製、金属製又は非金属製の硬質製であって、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有するハ字状の傾斜溝部15を形成させている。前記側壁21と前記ベース部18は一体成形してもよいし、前記側壁21と前記ベース部18とを継手やボルトナット等による締結手段で固定してもよい。
第二の形態の支持部材11は、図12(a)〜(c)に示すように、ベース部19を構成要素とし、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部の滑動を係止するストッパー部16を設けている。前記ストッパー部16を複数設けることによって前記ストッパー部16を選択することにより日めくり服薬支援カレンダー1の傾斜を選択し認知症患者等の服薬者が見えやすい傾斜にすることができる。前記ストッパー部16と前記ベース部19は一体成形してもよいし、前記ストッパー部16と前記ベース部19とを接着剤で接着させて固定してもよい。
第三の形態の支持部材12は、側壁22やベース部18から構成され、プラスチック等の樹脂製、
金属製又は非金属製の硬質製であって、図6又は図14に示すように、前記第一の形態の支持部材10とはベース部18は同じで側壁22が異なっており、前記表側及び裏側のカバー板5、6の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有する一本の斜線状の傾斜溝部17を側壁22に形成させている。この場合は、裏側のカバー板6で日めくりカレンダー部30を支持できるので表側のカバー板5は板厚を薄くすることができる。前記側壁22と前記ベース部18は一体成形してもよいし、前記側壁22と前記ベース部18とを継手やボルトナット等による締結手段で固定してもよい。
前記日めくり服薬支援カレンダー1は、前記支持部材10、11、12とは分離させているので、在宅時には前記日めくり服薬支援カレンダー1を前記支持部材10、11、12に支持させて卓上型にした使用ができるし、外出時には前記日めくり服薬支援カレンダー1を前記支持部材10、11、12から隔離させて携帯型にして持参することが容易にできる。
1 日めくり服薬支援カレンダー
2 卓上式日めくり服薬支援カレンダーセット
3 日別カレンダー
4 日別カレンダー
5 カバー板
6 カバー板
7 服薬日表示カード挿入袋部
8 薬袋挿入用袋部
9 服薬時間表示カード挿入袋部
10 支持部材
11 支持部材
12 支持部材
15 傾斜溝部
16 ストッパー部
17 傾斜溝部
18 ベース部
19 ベース部
20 空間部
21 側壁
22 側壁
30 日めくりカレンダー部
40 カードリング
41 孔
50 薬袋
L 間

Claims (3)

  1. 可撓性を有する平板状の日別カレンダーを複数枚備えた日めくりカレンダー部と、前記日めくりカレンダー部の表側及び裏側にそれぞれ備えた硬質製部材からなる平板状のカバー板と、を備え、
    重ねた前記日めくりカレンダー部及び前記カバー板を貫通するようにそれぞれの上縁辺近傍に孔を設け、前記孔に環状の開閉可能なカードリングを貫通させて、前記カバー板又は前記日別カレンダーをそれぞれ重ねた順にめくれるようにし、
    前記日めくりカレンダー部は、服薬日表示カード挿入袋部及び薬袋挿入用袋部を備えたA形態の日別カレンダーと、前記服薬日表示カード挿入袋部、服薬時間表示カード挿入袋部及び前記薬袋挿入用袋部を備えたB形態の日別カレンダーとの組み合わせから構成され、あるいは、前記B形態の日別カレンダーのみから構成され、
    前記B形態の日別カレンダーは、前記A形態の日別カレンダーより上下方向の長さを長くし、前記A形態の日別カレンダーの下縁辺より下方に長い領域に前記服薬時間表示カード挿入袋部を設けるようにし、
    前記カバー板の下縁辺を前記B形態の日別カレンダーの下縁辺よりさらに下方に長くし、前記B形態の日別カレンダーの下縁辺より下方に長い領域を前記日めくりカレンダー部を立設させる支持部材に挿入又は係止させる部位とすることを特徴とする日めくり服薬支援カレンダー。
  2. 請求項1に記載の日めくり服薬支援カレンダーを支持部材に立設させる卓上型日めくり服薬支援カレンダーセットであって、
    前記支持部材が、前記表側及び裏側のカバー板を側面視でハ字状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有するハ字状の傾斜溝部を形成させた第一の形態、前記表側及び裏側のカバー板を側面視でハ字状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板の下端部の滑動を係止するストッパー部を設けた第二の形態、又は、前記表側及び裏側のカバー板を重ねて側面視で斜線状にしたときに、前記表側及び裏側のカバー板の下端部を挿入可能な、側面視で上端側に開口部を有する斜線状の傾斜溝部を形成させた第三の形態であることを特徴とする卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット。
  3. 前記第一又は第三の形態の支持部材の場合に、前記傾斜溝部の底部の位置とベース部との間を上下方向で離隔させて空間部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の卓上型日めくり服薬支援カレンダーセット。
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