JP3244668B2 - ディスクカートリッジのローディング装置 - Google Patents

ディスクカートリッジのローディング装置

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JP3244668B2
JP3244668B2 JP17903999A JP17903999A JP3244668B2 JP 3244668 B2 JP3244668 B2 JP 3244668B2 JP 17903999 A JP17903999 A JP 17903999A JP 17903999 A JP17903999 A JP 17903999A JP 3244668 B2 JP3244668 B2 JP 3244668B2
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0434Direct insertion, i.e. without external loading means with mechanism for subsequent vertical movement of the disc

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は取外し可能なディス
クカートリッジを受け入れるタイプのディスクドライブ
に係り、より具体的にはディスクが収納されたカートリ
ッジをリンク機構を利用してスピンドルモータに安着さ
せるディスクカートリッジのローディング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一層安価なディスクドライブに対する要
求が高まりつつ、ディスクドライブから取り外せるディ
スクカートリッジが開発された。このような取外し可能
なディスクカートリッジはディスクドライブが使われな
い時、これより取り外されて安全な箇所に保管できる一
方、ディスクドライブが使われる時、ディスクドライブ
のトレー内でローディングされ記録媒体に情報を記録し
たり、または記録媒体から記録された情報を再生できる
という長所がある。
【0003】前述したようなディスクドライブにおい
て、ディスクカートリッジはこれを押す使用者によりド
ライブのトレーに引き込まれ、引き込まれたディスクカ
ートリッジはドライブのヘッドと隣接したローディング
位置まで移動される。この時トレーの底面にはディスク
カートリッジ内のディスクを回転させるためのスピンド
ルモータ軸が突設されているため、移動されるカートリ
ッジとスピンドルモータ軸が互いに干渉されないように
ディスクカートリッジのローディング装置を構成すべき
である。また、ディスクカートリッジのローディング装
置はローディング位置からディスクカートリッジの下部
の軸孔にスピンドルモータの軸が挿入されながらディス
クカートリッジが安着されるように構成すべきである。
【0004】当該技術分野において公知のこのような形
態のディスクカートリッジのローディング装置の一つは
米国特許第5,583,710号明細書に開示してある。
【0005】開示されているディスクカートリッジのロ
ーディング装置は、ディスクドライブのトレーにディス
クカートリッジが挿入されれば、スピンドルモータがDC
モータと各種のギアにより上昇してディスクカートリッ
ジ内のディスクと結合する構造よりなっている。
【0006】もう一つとして、米国特許第5,699,210号
明細書にはトレーの底面について傾斜移動するスライダ
ーを用いたディスクカートリッジのローディング装置が
開示されている。
【0007】上記の出願において、トレーにはその入口
の底面上に傾斜爪部が備えられている。スライダーがそ
の一側面で傾斜爪部上に配置されトレーの内部に向かっ
て傾いて摺動できる。このように配置されたスライダー
はディスクカートリッジの下面と接触され、ディスクカ
ートリッジは所定の傾斜角でトレー内部に引き込まれ
る。スライダーはディスクカートリッジを押す力により
ディスクカートリッジと共に移動するようになり、スラ
イダーはその後端がトレーの傾斜爪部を外れる時点で水
平状態になる。従って、ディスクカートリッジはトレー
底面のスピンドルモータの軸に安着する。また、トレー
の上部カバーにはローディング末期の時点でディスクカ
ートリッジの後端部を押さえてスピンドルモータの軸に
安着させる押圧部材が設けられる。そして、スライダー
はバネにより外側に弾力支持されており、スライダーの
他側に備えられているラッチレバーを操作することによ
り、ロッキングが解除されながら後退するようになる。
この過程で、トレーの傾斜爪部によりスライダーの後端
が上昇しつつディスクカートリッジを取出できるように
なる。
【0008】しかし、前述した従来のディスクカートリ
ッジローディング装置は次の通り改善の余地がある短所
があった。
【0009】第1に、スピンドルモータを上下に移動さ
せる構造のローディング装置はスピンドルモータと連動
してディスクカートリッジのローディングが同時になさ
れるべきである。従って、移動要素が増えるようになっ
て誤動作の恐れがあるだけでなく構造が複雑になる。
【0010】第2に、スライダーを用いる構造のローデ
ィング装置においては、スピンドルモータの軸がディス
クカートリッジ内のディスクと結合する時までディスク
カートリッジがトレーの傾斜した底面を追って移動する
構造よりなっている。その結果、傾斜面の角度が緩かな
場合、結合部が摩耗される。より具体的には、ディスク
カートリッジの移動中には、ディスクカートリッジの下
面とスピンドルモータの軸が接触状態を持続するために
ディスクカートリッジの下面が掻かれ、またスピンドル
モータの軸とディスクカートリッジの軸孔が過度な接触
力により挿入されるため、この挿入部が摩耗されスピン
ドルモータの軸には無理な力が加えられる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した点に
鑑みて案出されたもので、リンク機構を利用するディス
クカートリッジのローディング装置を供することによっ
て、ディスクカートリッジが移動する時動く要素を最小
化し、スピンドルモータの軸と円滑に結合して安着され
ることによってディスクカートリッジがスピンドルモー
タの軸と接触する時発生するディスクカートリッジの摩
耗を減らせる。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明に係るディスクカートリッジローディング
装置は、ディスクカートリッジを受け入れるトレーと、
前記ディスクカートリッジが前記トレーに挿入される時
所定傾斜角度で前記ディスクカートリッジを案内するリ
ンク機構と、前記リンク機構により案内されるディスク
カートリッジの移動完了時点でディスクカートリッジの
上部後端を押さえてディスクカートリッジ内のディスク
をスピンドルモータに安着させる安着手段と、前記安着
手段によりトレー内に安着されたディスクカートリッジ
が任意に離脱できないようにディスクカートリッジを保
持する保持手段と、ディスクカートリッジのアンローデ
ィングのためにディスクカートリッジを取出させる取出
手段とを含むことを特徴とする。
【0013】前記リンク機構は、トレー入口側のトレー
の底面上に軸ピンの介在下に所定高さに回転自在に配置
され、ディスクカートリッジの挿入初期に所定傾斜角で
挿入されるようディスクカートリッジを案内するカムリ
ンクと、前記カムリンクの上端部に一端がリンク結合さ
れ、該上端部からトレー内の所定位置まで延び、その中
央部から他端まで形成されたスライド溝を有する第1ス
ライダーリンクと、前記第1スライダーリンクのスライ
ド溝を追って移動するように設けられ、上部一側にはデ
ィスクカートリッジの先端と接触する突出部が形成さ
れ、ディスクカートリッジを押す力によりディスクカー
トリッジと共にトレーの内側に移動する第2スライダー
リンクと、前記第2スライダーリンクの端部に時計回り
方向に弾力支持されるように設けられたラッチレバー
と、前記ラッチレバーが係止される係止爪部を備えてお
り、トレーの入口側から内側に向って延び、前記ラッチ
レバーが係止爪部に係止することにより第2スライダー
リンクと共に移動する第3スライダーリンクとを含む。
【0014】そして前記安着手段は、ディスクカートリ
ッジの上面後端部に接触する押圧部を備えてトレーカバ
ーの内側にピンを中心に回動自在に設けられ、他端部に
は所定の傾斜面を有する作動部が形成された押圧部材
と、前記作動部の傾斜面に対応する傾斜面を備えて第3
スライダーリンクの端部に突設され第3スライダーリン
クの移動時押圧部材をピンを中心に反時計回り方向に回
転させる作動突起と、前記押圧部材とトレーカバーとの
間に設けられて押圧部材を時計回り方向にだけ弾力支持
するバネとから構成される。
【0015】また、前記支持手段はトレーの入口側にそ
の下部から上部に突設される係止突起よりなり、該係止
突起はカムリンクが起立された時の高さより低く設けら
れる。
【0016】それから、前記取出手段は、前記第2スラ
イダーリンクをトレーについて外側に弾力支持する第1
引張コイルバネと、前記第3スライダーリンクをトレー
について外側に弾力支持する第2引張コイルバネと、前
記ラッチレバーの後端から延びた取出片にその作動ロッ
ドが接触するように設けられ、前記取出片を押してラッ
チレバーを反時計回り方向に回転させることによって第
3スライダーリンクのロッキングを解除させるソレノイ
ド弁と、ロッキング解除による前記第3スライダーリン
クの後退時トレー入口側のカムリンクを反時計回り方向
に90゜回転させディスクカートリッジが係止突起の高
さ以上に上昇するように前記第3スライダーリンクの先
端に形成された作動端部とを含む。
【0017】一方、本発明では前記カムリンクの一側面
に第3スライダーリンクの作動端部と接触する傾斜面が
一体に形成され、第3スライダーリンクの前進時点前は
カムリンクが時計回り方向に回転しないように構成され
る。
【0018】このような本発明に係るディスクカートリ
ッジのローディング装置において、ディスクカートリッ
ジは挿入初期にトレー入口側のカムリンクの高さによっ
て所定傾斜角で傾いて挿入される。従って、スピンドル
モータの軸と干渉なしで挿入される。このように挿入さ
れるディスクカートリッジの先端はトレー内部の第2ス
ライダーリンクに突設された突出部に接触され、よって
第2スライダーリンクはディスクカートリッジを押さえ
る力によりディスクカートリッジと共にトレーの内側に
移動するようになる。
【0019】上記の通り移動する第2スライダーリンク
が第1スライダーリンクのスライド溝の端部に達すると
同時に第1スライダーリンクが移動するようになる。ま
た、同時にラッチレバーが第3スライダーリンクの係止
爪部に係止しながら第3スライダーリンクも移動するよ
うになる。そして前記第1スライダーリンクの移動に反
応し、これに連結されたトレー入口側のカムリンクが時
計回り方向に回転しつつディスクカートリッジを水平状
態に誘導するようになると共に、上部の押圧部材が第3
スライダーリンクの移動と連動して反時計回り方向に回
転しながらディスクカートリッジの上面後端部を押さえ
てディスクカートリッジ内のディスクをスピンドルモー
タに安着させる。この際カムリンクの回転運動によりデ
ィスクカートリッジが円弧運動を行いながらローディン
グされるので、ディスクカートリッジが他の部品との干
渉なしで所望通りローディング位置まで円滑に移動する
ことができる。
【0020】一方、ディスクカートリッジの取出時は、
別のスイッチによりソレノイド弁が動作してラッチレバ
ーを反時計回り方向に回転させながら第3スライダーリ
ンクのロッキングを解除するようになる。これにより第
3スライダーリンクが後進しつつその作動端部がカムリ
ンクを反時計回り方向に回転させるようになる。その結
果、ディスクカートリッジが係止突起の制限範囲から外
れた取出高さに上昇されながら引張コイルバネにより外
部に退くようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施形態を詳述する。 <第1の実施形態>図1乃至図7には本発明の第1の実
施形態にともなうリンク機構を用いたディスクカートリ
ッジローディング装置が示されている。
【0022】図面において、参照符号1はトレーであ
る。該トレー1の底面の中央部にはスピンドルモータの
軸2が突出されている(図5参照)。また前記トレー1は
上下部カバー1a、1bを有しており、これらの間の通路
にディスクカートリッジ3が挿入される。そして挿入さ
れたディスクカートリッジ3はスピンドルモータに安着
されその中に収容されていたディスクが所定速度で回転
できる。
【0023】図6に示したように、前記トレー1の入口
側の底面には所定高さを持つカムリンク4、4'が軸ピ
ン5の介在下に該軸ピン5を中心に回転運動(時計回り
方向及び反時計回り方向に90゜の角度で回転する)が
可能に設けられている。このカムリンク4、4'は、図
2に示した通り、ディスカートリッジ3の挿入初期にデ
ィスクカートリッジがトレー1について所定角度で傾い
て挿入されるようにする。従って、ディスクカートリッ
ジ3はスピンドルモータ軸2との干渉なしで挿入でき
る。
【0024】前記カムリンク4には傾斜面4aが備えら
れており、カムリンク4の上端部には第1スライダーリ
ンク6がリンク結合されている。この第1スライダーリ
ンク6はカムリンク4の上端部からトレー1の内部まで
延びる。カムリンク4はディスクカートリッジ挿入初期
にトレーについて垂直関係を保つ間、第1スライダーリ
ンク6は所定の傾斜角でディスクカートリッジを案内す
る支持部としての役割を果たす。
【0025】前記第1スライダーリンク6にはその中央
部から端部まで延びるスライド溝6aが備えられてい
る。このスライド溝6aには該溝6aを追って移動する第
2スライダーリンク7が設けられている。前記第2スラ
イダーリンク7の上面一側には所定高さの突出部7aが
形成されている。そしてこの第2スライダーリンク7は
第1引張コイルバネ8によりトレーについて外側に弾力
支持されている。前記第2スライダーリンク7の突出部
7aにディスクカートリッジ3の先端が接触されてディ
スクカートリッジを押すことにより第2スライダーリン
ク7が前進するようになる。
【0026】前記第2スライダーリンク7の端部にはラ
ッチレバー9がV型ワイヤーバネ(図示せず)の介在下に
常に時計回り方向に弾力支持されるようにピン10で設
けられており、前記ラッチレバー9の後端部には取出片
9aが一体に形成されている。この取出片9aについては
後述する。
【0027】また、前記トレー1の底面、より具体的に
は前記第1及び第2スライダーリンク6、7と隣接した
部分には第3スライダーリンク11がトレーの入口から
トレー1の内部まで延びる。この第3スライダーリンク
11は下面一側にラッチレバー9が係止する係止爪部1
1aが備わり、この係止爪部11aにラッチレバー9が係
止する時点から第2スライダーリンク7と共に同方向に
移動するようになっている。そして、前記第3スライダ
ーリンク11の一側端、即ちトレー入口側に向う部分に
はカムリンク4を反時計回り方向に回転させるための作
動端部11bが形成されており、他側端には作動突起1
1cが所定高さに突設されている。この第3スライダー
リンク11は第2引張コイルバネ8'によりトレーにつ
いて外側に弾力支持されている。
【0028】一方、本発明の第1の実施形態にともなう
リンク機構を用いたディスクカートリッジローディング
装置は、ディスクカートリッジの挿入初期にディスクカ
ートリッジが一定角度で傾いて挿入されるよう案内する
前述したようなリンク機構以外も、前記リンク機構によ
り案内されるディスクカートリッジの挿入完了時点でデ
ィスクカートリッジの上面後端側を押さえてディスクカ
ートリッジ内のディスクがスピンドルモータに安着され
るようにする安着手段と、前記安着手段によりトレー内
に安着されたディスクカートリッジが任意に離脱されな
いように保持する保持手段と、ディスクカートリッジの
アンローディングのためにディスクカートリッジを取出
す取出手段を含む。このような構成を具体的に説明すれ
ば次の通りである。
【0029】前記安着手段は第3スライダーリンク11
の端部に所定高さで突設された作動突起11cと、該作
動突起11cの傾斜面と対応する傾斜面を備えた作動部
20aが一側に形成されてトレーカバー1aの内側にピン
21を中心に回動可能に設けられた押圧部材20を含
む。第3スライダーリンク11が移動することによりそ
の端部に備わった作動突起11cと押圧部材20の作動
部20aが連動し、これにより押圧部材20がピン21
を中心に反時計回り方向に回転しながらディスクカート
リッジの後段側を押さえてディスクカートリッジを安着
させる。前記押圧部材20はこの押圧部材20とトレー
カバー1aとの間に設けられるバネ22により常に時計
回り方向に弾力支持されており、押圧部材20の他側端
部にはディスクカートリッジの上面後端側に接触する押
圧部20bが備わっている。
【0030】そして、前記ディスクカートリッジ保持手
段は、トレー1の入口側にその下部から上部に突設され
る係止突起30よりなる。ここで、前記係止突起30は
カムリンク3が起立された時の高さより低いことによっ
て、ディスクカートリッジはその下面と係止突起30と
の接触なしで挿入される。
【0031】また、前記ディスクカートリッジ取出手段
は既に詳述したような引張コイルバネ、即ち第2スライ
ダーリンク6をトレーについて外側に弾力支持する第1
引張コイルバネ8と、第3スライダーリンク11をトレ
ーについて外側に弾力支持する第2引張コイルバネ8'
と、前記第3スライダーリンク11の後端に形成されて
このスライダーリンク11の後退時トレー入口側のカム
リンク4を反時計回り方向に90゜回転させることによ
って、ディスクカートリッジを取出高さに上昇させる作
動端部11bと、ラッチレバー9の後端部に延びた取出
片9aにその作動ロッド40aが接触するように設けられ
たソレノイド弁40とを含む。ここで、前記ソレノイド
弁40が作動するようになれば、その作動ロッド40a
が前記取出片9aを押すようになり、ラッチレバー9は
反時計回り方向に回転するようになる。従って、第3ス
ライダーリンク11のロッキング状態が解除されながら
第2引張コイルバネ8'により第3スライダーリンク1
1が後退するようになり、この過程でその作動端部11
bがカムリンク4を反時計回り方向に回転させることに
よって、ディスクカートリッジが取出高さに上昇され、
引き続き第1引張コイルバネ8により第2スライダーリ
ンク7が後退されディスクカートリッジを取出位置まで
排出させるようになる。
【0032】図面において、参照符号50は第2スライ
ダーリンク7の移動を案内する傾斜案内部であって、こ
の傾斜案内部50はトレーの底面上の第2スライダーリ
ンク7の摺動部に設けられており、第2スライダーリン
ク7の一側からトレーの内側に向って下向傾斜した形態
になって第2スライダーリンク7の移動を円滑に案内す
るようになる。
【0033】以下、前述したような本発明の第1の実施
形態によるディスクカートリッジローディング装置の作
用を添付した図2乃至図5を参照して説明する。図面
中、図2はディスクカートリッジの挿入初期状態を示し
たものであり、図3及び図4はディスクカートリッジロ
ーディング中期状態を示した図で、図5はディスクカー
トリッジがローディング位置に安着した状態を示した図
である。
【0034】図2に示したように、ディスクカートリッ
ジの挿入初期にはトレー1の入口側のカムリンク4、
4'が起立状態にあるので、これによりディスクカート
リッジ3は所定の傾斜を保ちながら傾いたままでトレー
に挿入される。ここで、前記カムリンク4はその傾斜面
4aが第3スライダーリンク11の作動端部11bに係止
されているので、ディスクカートリッジを押す力により
回転できない。
【0035】前記のような状態でディスクカートリッジ
を押し続けば、ディスクカートリッジの先端が第2スラ
イダーリンク7の突出部7aに接触されているので、第
2スライダーリンク7が前進するようになる。この際、
図3に示したように、第2スライダーリンク7の端部に
設けられたラッチレバー9は継続的な第2スライダーリ
ンク7の前進により第3スライダーリンク11の係止爪
部9aに係止するようになり、この時点から第3スライ
ダーリンク11も前進するようになる。そして、前記第
2スライダーリンク7が前進し続けて第1スライダーリ
ンク6のスライド溝6aの末端まで来る時点で第1スラ
イダーリンク6も共に前進するようになる。
【0036】これにより、図4に示した通り、第3スラ
イダーリンク11の作動端部11bがカムリンク4の傾
斜面4aから外れることになり、カムリンク4は時計回
り方向に回転できる状態になるが、このカムリンク4は
再び第1スライダーリンク6とリンク結合されているた
め、第1スライダーリンク6が前進することにより時計
回り方向に回転し始める。即ち、初期に所定の傾斜で挿
入されたディスクカートリッジが次第に前進しながら水
平状態になって最終的にスピンドルモータに安着され
る。
【0037】一方、図4の状態で第3スライダーリンク
11が前進し続けることによってその端部の作動突起1
1cと押圧部材20の作動部20aがお互い接触して連動
することによって、押圧部材20はピン21を中心に反
時計回り方向に回転するようになり、これに伴い押圧部
材20の押圧部20bがディスクカートリッジ3の挿入
完了時点でディスクカートリッジの後端側を押さえて完
全に安着させる。
【0038】ディスクカートリッジが最終的に安着した
状態が図5に示されている。図面から分かるように、完
全に安着したディスクカートリッジはその後端がトレー
の入口側の係止突起30により係止されていて任意に離
脱されることが防止され、この状態で情報を記録及び/
または記録された情報を再生するようになる。
【0039】上記のようにディスクカートリッジを安着
させた状態で情報を記録及び/または再生した後、ディ
スクカートリッジを取出するにあたっては、別のスイッ
チでトレー後端に位置したソレノイド弁40を作動させ
るようになれば、その作動ロッド40aがラッチレバー
9の取出片9aを押すようになる。これに伴いラッチレ
バー9は反時計回り方向に回転されて第3スライダーリ
ンク11のロッキング状態を解除させるようになり、第
3スライダーリンク11は第2引張コイルバネ8'によ
り後退するようになる。従って、第3スライダーリンク
11の作動端部11bがトレー入口側のカムリンク4を
反時計回り方向に回転させるようになり、このカムリン
ク4が起立しながらディスクカートリッジの後端側を係
止突起30の高さ以上に上昇させる。この際、前記押圧
部材20は第3スライダーリンク11が後進するによっ
てその作動突起11cとの連動関係が解除されながら、
バネ22により時計回り方向に回転するようになる。
【0040】そして、ディスクカートリッジが前記のよ
うなカムリンク4の作用により取出高さに上昇された状
態では、第1引張コイルバネ8により第2スライダーリ
ンク7が後退しながらディスクカートリッジを取出位置
まで排出させる。
【0041】<第2の実施形態>添付した図8は本発明
の第2の実施形態に係るディスクカートリッジのローデ
ィング装置を示した平面図であり、図9乃至図11は図
8に示したディスクカートリッジのローディング装置の
動作説明図で、図12は図9のC部詳細図であって、こ
れを参考にして本発明の第2の実施形態を説明する。
【0042】参考に、本発明の第2の実施形態を説明す
るにあたって、第1の実施形態の構造と同じ部分につい
ては説明の便宜のために同一符号を付し、これに対する
具体的な説明は省略する。
【0043】添付した図面から分かるように、本実施形
態の基本的な構造は前述した第1の実施形態の場合と非
常に類似になされる。
【0044】即ち、本実施形態は基本的に、トレー1
と、前記トレー1の入口側の底面に軸ピン5の介在下に
回転運動が可能に設置されたカムリンク4、4'を含ん
でディスクカートリッジの挿入初期にディスクカートリ
ッジが一定角度で傾いて挿入されるよう支持及び案内す
るリンク機構と、前記リンク機構により案内されて移動
するディスクカートリッジの移動完了時点でディスクカ
ートリッジの上面後端側を押さえてディスクカートリッ
ジ内のディスクをスピンドルモータ軸2に安着させる安
着手段と、前記安着手段によりトレー内に安着されたデ
ィスクカートリッジが任意に離脱出来ないように保持す
る保持手段と、ディスクカートリッジのアンローディン
グのためにディスクカートリッジを取出す取出手段とを
含んでいる。
【0045】前記リンク機構はカムリンク4、前記カム
リンク4の上端部に一端がリンク結合された第1スライ
ダーリンク6、前記第1スライダーリンク6のスライド
溝6aを追って移動するように設けられた第2スライダ
ーリンク7、前記第2スライダーリンク7の移動を案内
するようにトレーの底面上に設けられた傾斜案内部5
0、前記トレー1の入口側の外部に突出される押圧突起
60を備えて前記第1及び第2スライダーリンク6、7
と隣り合いながらトレーの内側に延びる第3スライダー
リンク11、そして前記第3スライダーリンク11の側
面に反時計回り方向に弾力支持されるように設けられた
フック70を含む。
【0046】ここで、前記第2スライダーリンク7はデ
ィスクカートリッジ1の先端と接触する突出部7aを有
しており、端部には傾斜突出部7bが形成されており、
ディスクカートリッジを押す力によりディスクカートリ
ッジと共にトレーの内側に移動するようになっている。
【0047】そして、前記傾斜案内部50にはその一側
部に係止孔50aが備えられている。第3スライダーリ
ンク11はその側面に一体に形成されているフック70
が前記係止孔50aに選択的に挿入されながらその初期
位置を保つようになる。
【0048】また、前記安着手段は第3スライダーリン
ク11の端部に突設された作動突起11cと、前記作動
突起11cの移動に反応して回転運動しながらディスク
カートリッジの後端部を押さえるようにトレーカバー1
aの内側にピン21を中心に回動自在に設けられた押圧
部材20と、前記押圧部材20とトレーカバーとの間に
介在され押圧部材20を時計回り方向に弾力支持するバ
ネ22を含んでいる。
【0049】ここで、前記作動突起11cはディスクカ
ートリッジの移動完了時点で第3スライダーリンク11
が後進することにより共に後進しながら押圧部材20を
反時計回り方向に回転させるようになっている。そし
て、前記押圧部材20の一端には前記作動突起11cの
傾斜面に接触するガイドローラー23が設けられてお
り、他端にはディスクカートリッジの後端部に接触する
押圧部20bが備わっている。
【0050】最後に、本実施形態のディスクカートリッ
ジの取出手段を説明すれば、この部分の構成が第1の実
施形態の場合と大きな相違点を有することが分かる。
【0051】具体的に見れば、本実施形態における取出
手段は第3スライダーリンク11の端部から延びてカム
リンク4の下部を通りすぎてトレー入口から突出された
押圧突起60と、前記第2スライダーリンク7をトレー
について外側に弾力支持する第1引張コイルバネ8と、
前記第3スライダーリンク11をトレーについて外側に
弾力支持する第2引張コイルバネ8'と、前記第3スラ
イダーリンク11のカムリンク接触部に形成されて第3
スライダーリンク11が移動することによりカムリンク
4を回転させるラック61と、前記第3スライダーリン
ク11のラック61と対応するようにカムリンク4に形
成されたピニオン62を含む。このような構造では、前
記第3スライダーリンク11の押圧突起60を押さえる
ことによりカムリンク4が反時計回り方向に回転してデ
ィスクカートリッジ3を取出高さに上昇させ、引き続き
第1引張コイルバネ8の弾力により第2スライダーリン
ク7が後進することによってディスクカートリッジ3が
トレーの外側に排出される。
【0052】以下、前記のような同じ構成を有する本発
明の第2の実施形態に係るディスクカートリッジローデ
ィング装置の作用を図9乃至図11に基づき説明する。
図9はディスクカートリッジの挿入初期状態であって、
示したように、ディスクカートリッジ3はトレー1の入
口側のカムリンク4、4'により所定の傾斜角でトレー
に挿入され、ディスクカートリッジの先端は第2スライ
ダーリンク7の突出部7aに接触されている。そして、
第3スライダーリンク11はその一側に設けられたフッ
ク70が傾斜案内部50の係止孔50aに挿入されるこ
とによりロッキングされており、このようにロッキング
された第3スライダーリンク11の傾斜突出部11cに
は押圧部材20のガイドローラー23が接触されてい
る。前記押圧部材20はバネ22により時計回り方向に
弾力支持された初期状態を保つ。
【0053】前述した初期状態でディスクカートリッジ
3をさらに押せば、その先端と第2スライダーリンク7
の突出部7aが接触されているので、ディスクカートリ
ッジの移動方向に第2スライダーリンク7が移動(前進)
するようになる。上記の通り前進する第2スライダーリ
ンク7の端部にある傾斜突出部7bが、図10に示した
通り、傾斜案内部50の係止孔50aを通り過ぎる時、
この係止孔50aに係止されている第3スライダーリン
ク11のフック70を押して係止孔50aから離脱させ
るようになる。これに伴い、第3スライダーリンク11
のロッキングが解除されながらこの第3スライダーリン
ク11は第2引張コイルバネ8'により後進するように
なる。このような第3スライダーリンク11の後進によ
りそのラック61と噛み合っているカムリンク4のピニ
オン62が回転しながらカムリンク4が時計回り方向に
回転するようになる。かつ、押圧部材20はそのガイド
ローラ23が第3スライダーリンク11に形成された傾
斜突出部11cの傾斜面に接触されているので、第3ス
ライダーリンク11が後進することによりピン21を中
心に反時計回り方向に回転するようになり、これにより
押圧部材20の押圧部20bがディスクカートリッジの
後端側を押さえるようになる。
【0054】前記のような作用により、ディスクカート
リッジは円滑にトレーのローディング位置に移動して安
着され、このような状態で情報の記録及び/または再生
モードが実行される(図11)。
【0055】一方、前記のような状態でディスクカート
リッジを取出そうとする場合は、トレーの外部に突出さ
れている押圧突起60を押さえる。押圧突起60を押さ
えれば、第3スライダーリンク11が前進しながらその
ラック61と噛み合っているピニオン62が回転され、
カムリンク4が反時計回り方向に回転され、これに伴い
ディスクカートリッジ3は取出高さに上昇される。かつ
フック70は第3スライダーリンク11が前進すること
により傾斜案内部50の係止孔50aに再度挿入され、
第3スライダーリンク11をロッキングさせることにな
り、押圧部材20はバネ22の弾力により原位置に復帰
され、この際第1引張コイルバネ8により第2スライダ
ーリンク7に後進することによって、ディスクカートリ
ッジはトレーの外側に排出される。
【0056】<第3の実施形態>添付した図13乃至図
15は本発明の第3の実施形態によるディスクカートリ
ッジのローディング装置の構造及び動作を説明するため
の図面であって、これを参考にして本発明の第3の実施
形態を説明する。
【0057】参考に、本発明の第3の実施形態を説明す
るにあたって、第1及び第2の実施形態の構造と同じ部
分については説明の便宜のために同一符号を付し、これ
に対する具体的な説明はできるだけ省く。
【0058】添付した図面から分かるように、本実施形
態の基本的な構造は前述した第1及び第2の実施形態の
場合と非常に類似になされる。
【0059】即ち、本実施形態は基本的に、ディスクカ
ートリッジを受け入れるトレー1と、ディスクカートリ
ッジが挿入される時ディスクカートリッジが所定角度で
傾いて挿入されるよう案内するリンク機構と、前記リン
ク機構により案内され移動するディスクカートリッジの
移動完了時点でディスクカートリッジの上面後端側を押
さえてディスクカートリッジ内のディスクをスピンドル
モータ軸2に安着させる安着手段と、前記安着手段によ
りトレー内に安着したディスクカートリッジが任意に離
脱できないように保持する保持手段と、ディスクカート
リッジのアンローディングのためにディスクカートリッ
ジを取出させる取出手段とを含んでいる。
【0060】前記リンク機構器具は前記トレー1の入口
側の底面に軸ピン5の介在下に回転運動が可能に設けら
れたカムリンク4、4'、前記カムリンク4の上端部に
一端がリンク結合された第1スライダーリンク6、前記
第1スライダーリンク6のスライド溝6aを追って移動
するように設けられた第2スライダーリンク7、そして
前記第2スライダーリンク7の移動を案内するように前
記トレーの底面上に設けられた傾斜案内部50とを含ん
でいる。
【0061】前記安着手段は第1の実施形態の構造と同
一なので、第1の実施形態の説明に代わり、本実施形態
の特徴的な構造の取出手段について説明する。本実施形
態において取出手段は、第2スライダーリンク7をトレ
ーに対して外側に弾力支持する引張コイルバネ8と、前
記カムリンク4を回転させるためのものとして、カムリ
ンク4の一側からトレー入口側の外部に突出されるよう
に設けられた取出レバー80を含む簡単な構造よりなっ
ている。
【0062】このような実施形態において、ディスクカ
ートリッジのローディング過程は前述した第1の実施形
態の場合と類似になされる。そしてディスクカートリッ
ジの取出時は前記取出レバー80を押さえるが、取出レ
バー80を押さえるようになれば、カムリンク4が反時
計回り方向に回転しながらディスクカートリッジ3を取
出高さに上昇させ、引き続き引張コイルバネ8の弾力に
より第2スライダーリンク7が後進しつつディスクカー
トリッジが取出位置に排出される。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るディス
クカートリッジのローディング装置は、リンク機構の円
運動を利用してスピンドルモータ軸と接触してあるディ
スクカートリッジ3をトレーのローディング位置に移動
させることによって、ディスクカートリッジのローディ
ング時可動要素を最小化できるだけでなく、既存のスラ
イダーを用いた装置に比べてスピンドルモータとの結合
時発生される摩耗及びスピンドルモータに加えられる損
傷を減らせる。即ち、ディスクカートリッジローディン
グの信頼性を高められる。
【0064】以上では本発明の望ましい実施形態につい
て詳細に説明したが、本発明は前記一実施形態に限定さ
れず、請求範囲で請求する本発明の要旨を逸脱せず当該
発明の属する分野で通常の知識を持つ者ならば本発明に
ついて多様な変形実施が可能であることが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にともなうディスク
カートリッジのローディング装置を示した平面図であ
る。
【図2】 図1に示したディスクカートリッジのローデ
ィング装置の動作説明図であり、ディスクの挿入初期状
態を示す図である。
【図3】 図2に続くローディング中期状態を示す図で
ある。
【図4】 図3に続くローディング中期状態を示す図で
ある。
【図5】 図4に続いてカートリッジがローディング位
置に安着した状態を示す図である。
【図6】 図2のA部の詳細図である。
【図7】 図2のB部の詳細図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態にともなうディスク
カートリッジのローディング装置を示した平面図であ
る。
【図9】 図8に示したディスクカートリッジのローデ
ィング装置の動作説明図であり、ディスクの挿入初期状
態を示す図である。
【図10】 図9に続くローディング中期状態を示す図
である。
【図11】 図10に続いてカートリッジがローディン
グ位置に安着した状態を示す図である。
【図12】 図9のC部の詳細図である。
【図13】 本発明の第3の実施形態にともなうディス
クカートリッジのローディング装置の構造であり、ディ
スクの挿入初期状態を示す図である。
【図14】 図13に続くローディング中期状態を示す
図である。
【図15】 図14に続いてカートリッジがローディン
グ位置に安着した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 トレー 2 スピンドルモータの軸 3 ディスクカートリッジ 4、4' カムリンク 5 軸ピン 6、 7、 11 第1、第2、 第3スライダーリンク 8 第1引張コイルバネ 9 ラッチレバー 10 ピン 20 押圧部材 30 係止突起 50 傾斜案内部

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジを受け入れるトレ
    ーと、 前記ディスクカートリッジが挿入される間前記ディスク
    カートリッジを所定傾斜角で案内するリンク機構と、 前記リンク機構により案内される前記ディスクカートリ
    ッジの移動完了時点で前記ディスクカートリッジの上面
    後端側を押さえて前記ディスクカートリッジ内のディス
    クをスピンドルモータに安着させる安着手段と、 前記安着手段により前記トレー内に安着された前記ディ
    スクカートリッジが任意に離脱できないように保持する
    保持手段と、 前記ディスクカートリッジのアンローディングのために
    前記ディスクカートリッジを取出させる取出手段とを
    んで成り、 前記リンク機構は、 前記トレーの入口側の底面上に軸ピンの介在下に所定高
    さに回転自在に設けられ、前記ディスクカートリッジの
    挿入初期に所定傾斜角で挿入される前記ディスクカート
    リッジを案内するカムリンクと、 前記カムリンクの上端部に一端がリンク結合され、前記
    カムリンクの上端部から前記トレーの内の所定位置まで
    延び、中央部から他端部まで延びるスライド溝が形成さ
    れている第1スライダーリンクと、 前記第1スライダーリンクのスライド溝を追って移動す
    るよう設けられ、上部の一側には前記ディスクカートリ
    ッジの先端と接触する突出部が形成されており、前記デ
    ィスクカートリッジに印加された推進力により前記ディ
    スクカートリッジと共に前記トレーの内側に移動する第
    2スライダーリンクと、 前記第2スライダーリンクの一端部に回動自在に設けら
    れかつ一方向に付勢されたラッチレバーと、 前記ラッチレバーが係止される係止爪部を備えており、
    前記トレーの入口から内側に向って延び、前記ラッチレ
    バーが前記係止爪部に係止されることにより第2スライ
    ダーリンクと共に移動する第3スライダーリンク とを含
    むことを特徴とするディスクカートリッジのローディン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記安着手段は、 前記ディスクカートリッジの上面後端部に接触する押圧
    部を備えて前記トレーカバーの内側にピンを中心に回動
    自在に設けられ、他端部には所定の傾斜面を有する作動
    部が形成された押圧部材と、 前記押圧部材の作動部の傾斜面に対応する傾斜面を備え
    て前記第3スライダーリンクの端部に突設され、前記第
    3スライダーリンクが前記ディスクカートリッジの挿入
    方向に移動する際に、前記作動部の前記傾斜面を押圧す
    ることで、前記押圧部材が前記ディスクカートリッジの
    上面後端部を押圧するように、前記押圧部材を回動させ
    る作動突起と、 前記押圧部材と前記トレーカバーとの間に設けられ、前
    記ディスクカートリッジが挿入されていない状態では、
    前記押圧部を前記押圧の方向とは逆の方向に逃がすよう
    に付勢するバネとを含むことを特徴とする請求項に記
    載のディスクカートリッジのローディング装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクカートリッジ保持手段は、 前記トレーの入口側の下部から上向きに突設される係止
    突起を備え、該係止突起は前記カムリンクの起立位置に
    おける高さより低いことを特徴とする請求項に記載の
    ディスクカートリッジのローディング装置。
  4. 【請求項4】 前記取出手段は、 前記第2スライダーリンクを前記トレーについて外側に
    弾力支持する第1引張コイルバネと、 前記第3スライダーリンクを前記トレーについて外側に
    弾力支持する第2引張コイルバネと、 前記ラッチレバーの後端に延びた取出片に作動ロッドが
    接触されるように設けられ、前記取出片を押して前記ラ
    ッチレバーをその付勢方向とは逆方向に回動させること
    によって第3スライダーリンクのロッキングを解除させ
    るソレノイド弁と、 前記第3スライダーリンクの後端に形成され、該第3ス
    ライダーリンクの後退時ディスクカートリッジを取出高
    さに上昇させるように前記トレー入口側のカムリンクを
    直立させる作動端部とを含むことを特徴とする請求項
    に記載のディスクカートリッジのローディング装置。
  5. 【請求項5】 前記カムリンクの一側面には前記第3ス
    ライダーリンクの作動端部と接触する傾斜面が一体に形
    成され、前記第3スライダーリンクの前進時点前には前
    記カムリンクが回動することを防ぐことを特徴とする請
    求項に記載のディスクカートリッジのローディング装
    置。
  6. 【請求項6】 前記トレーの底面上には、前記第2スラ
    イダーリンクの移動を案内するために、前記ディスクカ
    ートリッジの挿入初期の所定傾斜角に傾斜された傾斜案
    内部が設けられていることを特徴とする請求項に記載
    のディスクカートリッジのローディング装置。
  7. 【請求項7】 ディスクカートリッジを受け入れるトレ
    ーと、 前記ディスクカートリッジが挿入される間前記ディスク
    カートリッジを所定傾斜角で案内するリンク機構と、 前記リンク機構により案内される前記ディスクカートリ
    ッジの移動完了時点で前記ディスクカートリッジの上面
    後端側を押さえて前記ディスクカートリッジ内のディス
    クをスピンドルモータに安着させる安着手段と、 前記安着手段により前記トレー内に安着された前記ディ
    スクカートリッジが任意に離脱できないように保持する
    保持手段と、 前記ディスクカートリッジのアンローディングのために
    前記ディスクカートリッジを取出させる取出手段とを
    んで成り、 前記リンク機構は、 前記トレー入口側の底面上に軸ピンの介在下に所定高さ
    に回転自在に設けられ、前記ディスクカートリッジの挿
    入初期に所定傾斜角で挿入される前記ディスクカートリ
    ッジを案内するカムリンクと、 前記カムリンクの上端部に一端部がリンク結合され、前
    記カムリンクからトレー内の所定位置まで延び、中央部
    から他端部まで延びるスライド溝が形成されている第1
    スライダーリンクと、 前記第1スライダーリンクのスライド溝を追って移動す
    るように設けられ、上部の一側には前記ディスクカート
    リッジの先端と接触する突出部が形成され、端部には傾
    斜突出部が形成されており、前記ディスクカートリッジ
    に印加された推進力により前記ディスクカートリッジと
    共に前記トレーの内側に移動する第2ス ライダーリンク
    と、 前記第2スライダーリンクの移動を案内するように一側
    部に係止孔が形成され、かつ前記ディスクカートリッジ
    の挿入初期の所定傾斜角に傾斜された傾斜案内部と、 前記トレーの入口側の外部に突出される押圧突起を備
    え、前記第1及び第2スライダーリンクと隣り合いなが
    ら前記トレーの入口から内側まで延びる第3スライダー
    リンクと、 前記第3スライダーリンクの初期位置を保つために前記
    傾斜案内部の係止孔にロッキングされ、前記傾斜案内部
    側へ付勢するように、前記第3スライダーリンクの側面
    に設けられたフックを含み、 前記フックは、第3スライダーリンクの押圧突起を押さ
    えることにより前記傾斜案内部の係止孔に挿入されて第
    3スライダーリンクをロッキングさせ、かつ第2スライ
    ダーリンクが前進する時前記第2スライダーリンクの傾
    斜突出部により前記傾斜案内部の係止孔から押し出され
    ることにより離脱され第3スライダーリンクのロッキン
    グを解除するようになる ことを特徴とするディスクカー
    トリッジのローディング装置。
  8. 【請求項8】 前記安着手段は、 前記ディスクカートリッジの上面後端部に接触する押圧
    部を備えてトレーカバーの内側にピンで回動自在に設け
    られ、他端部にはガイドローラーが設けられた押圧部材
    と、 前記押圧部材のガイドローラーと接する傾斜面を備えて
    第3スライダーリンクの端部に突設され、前記ディスク
    カートリッジの移動完了時点で第3スライダーリンクが
    前記ディスクカートリッジの挿入方向と逆方向に前記ガ
    イドローラを押圧することで、前記押圧部材が前記ディ
    スクカートリッジの上面後端部を押圧するように前記押
    圧部材を回動させる作動突起と、 前記押圧部材とトレーカバーとの間に設けられ、前記デ
    ィスクカートリッジが挿入されていない状態では、前記
    押圧部を前記押圧の方向とは逆の方向に逃がすように付
    勢するバネとを含むことを特徴とする請求項に記載の
    ディスクカートリッジのローディング装置。
  9. 【請求項9】 前記ディスクカートリッジの保持手段
    は、 トレーの入口側にその下部から上部に突設される係止突
    起よりなり、該係止突起はカムリンクの起立位置におけ
    る高さより低いことを特徴とする請求項に記載のディ
    スクカートリッジのローディング装置。
  10. 【請求項10】 前記取出手段は、 前記第3スライダーリンクの端部から延びてカムリンク
    の下部を通り過ぎてトレーの入口側の外部に突出された
    押圧突起と、 前記第2スライダーリンクをトレーについて外側に弾力
    支持する第1引張コイルバネと、 前記第3スライダーリンクをトレーについて外側に弾力
    支持する第2引張コイルバネと、 前記第3スライダーリンクのカムリンク接触部に形成さ
    れ、第3スライダーリンクが移動することによりカムリ
    ンクを回転させるラックと、 前記第3スライダーリンクのラックと対応するようにカ
    ムリンクに形成されたピニオンを含み、 前記第3スライダーリンクの押圧突起を押さえることに
    よりカムリンクが直立してディスクカートリッジを取出
    高さに上昇させ、引き続き第1引張コイルバネの弾力に
    よりディスクカートリッジを後退させるようになること
    を特徴とする請求項に記載のディスクカートリッジの
    ローディング装置。
  11. 【請求項11】 ディスクカートリッジを受け入れるト
    レーと、 前記ディスクカートリッジが挿入される間前記ディスク
    カートリッジを所定傾斜角で案内するリンク機構と、 前記リンク機構により案内される前記ディスクカートリ
    ッジの移動完了時点で前記ディスクカートリッジの上面
    後端側を押さえて前記ディスクカートリッジ内のディス
    クをスピンドルモータに安着させる安着手段と、 前記安着手段により前記トレー内に安着された前記ディ
    スクカートリッジが任意に離脱できないように保持する
    保持手段と、 前記ディスクカートリッジのアンローディングのために
    前記ディスクカートリッジを取出させる取出手段とを
    んで成り、 前記リンク機構が、 前記トレー入口側の底面上に軸ピンの介在下に所定高さ
    に回転自在に設けられ、前記ディスクカートリッジの挿
    入初期に所定傾斜角で挿入される前記ディスクカートリ
    ッジを案内するカムリンクと、 前記カムリンクの上端部に一端がリンク結合され、これ
    よりトレーの内部所定位置まで延び、中央部から他端部
    まで延びるスライド溝が形成されている第1スライダー
    リンクと、 前記第1スライダーリンクのスライド溝を追って移動す
    るように設けられ、上部一側には前記ディスクカートリ
    ッジの先端と接触する突出部が形成され、前記ディスク
    カートリッジを押す力により前記ディスクカートリッジ
    と共に前記トレーの内側に移動する第2スライダーリン
    クと、 前記第2スライダーリンクの移動を案内するようにトレ
    ーの底面の一側に設けられた傾斜案内部とを 含むことを
    特徴とするディスクカートリッジのローディング装置。
  12. 【請求項12】 前記安着手段は、 前記ディスクカートリッジの上面後端部に接触する押圧
    部を備えトレーカバーの内側にピンを中心に回動自在に
    設けられ、他端部には所定の傾斜面を有する作動部が形
    成された押圧部材と、 前記押圧部材の作動部の傾斜面に対応する傾斜面を備え
    て第2スライダーリンクの端部に突設され、第2スライ
    ダーリンクが前記ディスクカートリッジの挿入方向に移
    動する際に、前記作動部の前記傾斜面を押圧すること
    で、前記押圧部材が前記ディスクカートリッジの上面後
    端部を押圧するように、前記押圧部材を回動させる作動
    突起と、 前記押圧部材とトレーカバーとの間に設けられ、前記デ
    ィスクカートリッジが挿入されていない状態では、前記
    押圧部を前記押圧の方向とは逆の方向に逃がすように付
    勢するバネとを含むことを特徴とする請求項11に記載
    のディスクカートリッジのローディング装置。
  13. 【請求項13】 前記ディスクカートリッジ保持手段
    は、 トレーの入口側にその下部から上部に突設される係止突
    起よりなり、該係止突起はカムリンクの起立位置におけ
    る高さより低いことを特徴とする請求項11に記載のデ
    ィスクカートリッジのローディング装置。
  14. 【請求項14】 前記取出手段は、 前記第2スライダーリンクをトレーについて外側に弾力
    支持する引張コイルバネと、 前記カムリンクを回転させるためのものであって、カム
    リンクの一側からトレー入口側の外部に突設された取出
    レバーを含み、 前記取出レバーを押さえることによりカムリンクが直立
    するように回動しつつ前記ディスクカートリッジを取出
    高さに上昇させ、引き続き引張コイルバネの弾力により
    前記ディスクカートリッジが後退されるようになること
    を特徴とする請求項11に記載のディスクカートリッジ
    のローディング装置。
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