JP3244456B2 - 宅配ボックス - Google Patents

宅配ボックス

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JP3244456B2
JP3244456B2 JP22425397A JP22425397A JP3244456B2 JP 3244456 B2 JP3244456 B2 JP 3244456B2 JP 22425397 A JP22425397 A JP 22425397A JP 22425397 A JP22425397 A JP 22425397A JP 3244456 B2 JP3244456 B2 JP 3244456B2
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正一 追田
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Daydo Co Ltd
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  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は宅配ボックスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、マンションやアパート等
の玄関前に、不在時に宅配品を受領して収納するための
宅配ボックスを設置することがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、子供が
遊んでいる最中に、この宅配ボックス内に不意に入って
しまい内部から出られなくなる事故が発生することがあ
った。そこで、本発明は、従来のこのような問題点を解
決して、子供が不意に内部に入ってしまった場合でも、
容易に内部から脱出できる宅配ボックスを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、宅配品を収納する前方開口状ボックス本
体と、該ボックス本体にヒンジ部を介して揺動開閉自在
に枢支された扉と、該扉をロックする完全機械式ロック
機構を有し、かつ、上記ボックス本体内部に閉じ込めら
れた子供が上記扉を押圧すると上記ヒンジ部が分解され
て上記扉が外れる接触部材を備えている。
【0005】また、ヒンジ部が上下に複数配設され、か
つ、単数の接触部材が、複数の上記ヒンジ部を同時に分
解するように、上下に長く配置されるも、接触部材に沿
って、扉に突隆部を設けるも、扉落下防止用鎖を有する
もよい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下の実施の形態を示す図面に基
づいて、本発明を詳説する。
【0007】図1は、本発明に係る宅配ボックスの実施
の一形態を示し、この宅配ボックス1は、宅配品を収納
する直方体型の前方開口状ボックス本体2と、このボッ
クス本体2に揺動開閉自在に枢支された扉4と、この扉
4をロックする完全機械式ロック機構Rを有している。
本発明に於て、「完全機械式」とは、電気部品や電子部
品(電子回路基盤を含む)を有さないで、純機械式であ
ると定義する。
【0008】具体的に述べると、図2に示すように、扉
4は、ボックス本体2の一側板2aにヒンジ部3を介し
て揺動開閉自在に枢支され、この本体2内部に閉じ込め
られた子供が扉4を押圧すると、ヒンジ部3が分解され
てこの扉4が外れる接触部材5を内部に備えている。
【0009】つまり、2個のヒンジ部3,3が上下に配
設され、かつ、1個の接触部材5が、2個のヒンジ部
3,3を同時に分解するように、上下に長く配置されて
いる。さらに、上方のヒンジ部3には、扉落下防止用鎖
6が付設されており、ヒンジ部3が分解されると同時
に、扉4が本体2から外れて地面に落下することを防止
する。
【0010】次に、このヒンジ部3の係脱機構について
述べる。図3(a)に示すように、ヒンジ部3は、本体
2の一側板2a側に固着された係合受け部7と、扉4側
に固着された丁番本体8とから成っている。まず、丁番
本体8に設けられた係合軸部9を係合受け部7に矢印A
方向に係合させる。
【0011】次に、同図(b)に示すように、矢印B方
向に、丁番本体8の先端部を押圧すると、丁番本体8と
係合受け部7が係合(連結)されて、同図(c)に示す
状態となる。なお、この係脱機構を解除するには、丁番
本体8の先端部に設けられた係合解除レバー10を手前に
───矢印C方向───に引けばよい。
【0012】また、この係合解除レバー10は、接触部材
5によって容易に手前に引くことができる。つまり、図
4と図5に示すように、接触部材5の基端縦部5bを手
Hにて矢印F方向に押圧すると、この接触部材5と一体
化した揺動軸12にて、接触部材5の先端部5aが矢印C
方向に揺動する。
【0013】すると、この先端部5aにて、レバー10が
手前に押し上げられ、ヒンジ部3が分解されて本体2か
ら外れた扉4は、図5に仮想線で示したように、扉落下
防止用鎖6にて本体2の一側板2aに連結されてぶら下
がった状態となる。
【0014】また、図2と図4に示すように、接触部材
5に沿って、(例えば、横断面帽子型又はコの字型等の
折曲材をスポット溶接して)突隆部11が設けられてい
る。つまり、この突隆部11は、接触部材5の基端縦部5
bに宅配品が接触して、ヒンジ部3が分解されることを
阻止している。
【0015】なお、この宅配ボックス1は、図1に示し
たように、例えば、マンションやアパートの玄関に、各
部屋ごとの宅配ボックス1…を上下に重ねて設置して、
使用しても好ましい。
【0016】なお、本発明は、上述の実施の形態に限ら
ず、設計変更自由である。例えば、図1に示したよう
に、宅配品の受領印押印機構を宅配ボックス1に付設し
てもよい。また、上下のヒンジ部3,3の両方に鎖6,
6を設置しても好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明は、以下に記載するような著大な
効果を奏する。
【0018】(請求項1によれば、)ボックス本体2の
内側から扉4を押圧するだけで、容易にヒンジ部3を分
解して扉4を外すことができるので、子供が内部に入っ
て遊んでいる最中にボックス本体2の内部に閉じ込めら
れるという事故を防止することができる。
【0019】(請求項2によれば、)複数個のヒンジ部
3,3を1つの接触部材5で分解することができて、内
部から一層容易に扉4を外すことができる。(請求項3
によれば、)接触部材5に宅配品が接触することを阻止
できるので、不意の衝突によって扉4が外れる事故を防
止でき、安全である。
【0020】(請求項4によれば、)扉4が地面に落下
することがないので、この扉4が足の上に落ちる等の事
故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】扉を開いた状態の断面側面図である。
【図3】係脱機構の説明図である。
【図4】要部の一部断面平面図である。
【図5】内部から扉を押圧した際の作用図である。
【符号の説明】
2 ボックス本体 3 ヒンジ部 4 扉 5 接触部材 6 扉落下防止用鎖 11 突隆部 R ロック機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配品を収納する前方開口状ボックス本
    体2と、該ボックス本体2にヒンジ部3を介して揺動開
    閉自在に枢支された扉4と、該扉4をロックする完全機
    械式ロック機構Rを有し、かつ、上記ボックス本体2内
    部に閉じ込められた子供が上記扉4を押圧すると上記ヒ
    ンジ部3が分解されて上記扉4が外れる接触部材5を備
    えたことを特徴とする宅配ボックス。
  2. 【請求項2】 ヒンジ部3,3が上下に複数配設され、
    かつ、単数の接触部材5が、複数の上記ヒンジ部3,3
    を同時に分解するように、上下に長く配置された請求項
    1記載の宅配ボックス。
  3. 【請求項3】 接触部材5に沿って、扉4に宅配品が接
    触するのを阻止する突隆部11を設けた請求項1又は2記
    載の宅配ボックス。
  4. 【請求項4】 扉落下防止用鎖6を有する請求項1,2
    又は3記載の宅配ボックス。
JP22425397A 1997-08-05 1997-08-05 宅配ボックス Expired - Fee Related JP3244456B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6590134B1 (en) 1998-12-11 2003-07-08 Johnson & Johnson Kabushiki Kaisha Pad, production method therefor, and emergency adhesive plaster using the pad

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JP6736429B2 (ja) * 2016-09-02 2020-08-05 田島メタルワーク 株式会社 収容箱及び収容箱における扉体の開き方向変更方法
JP7057875B2 (ja) * 2017-12-29 2022-04-21 株式会社信防エディックス 携帯メールあるいはsms利用可能な宅配ロッカー
JP7369962B2 (ja) * 2019-09-26 2023-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 宅配ボックス

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