JP3244260U - 飲料パック解体器 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料パックを被せた内側器Aに更に外側器Bを被せるようにして合体させることにより、1回の作業で飲料パックの切断解体が行われ、立体の飲料パックを平面の紙に展開できる飲料パックの解体器を提供する。【解決手段】飲料パック解体器は、内側柱体3に十字溝1と縦切溝2を設けた内側器Aと、外側枠体10に縦切刃7と十字底切刃を設けた外側器Bで構成される。【選択図】図1

Description

本考案は、使用済み空の直方体形状の牛乳等の飲料パックを1枚の板状に解体する飲料パックの解体器に関するものである。
従来は、飲料パックを平面の紙に解体を行うときは、ハサミあるいはカッターを使用して、飲料パックを一辺ずつ切り開くため、手間と時間を要していた。そのような問題を解決する方法として特許文献1には縦切断刃を突設すると共に針先を下方に臨ませるミシン目孔加工刃を備えた解体刃体から成る牛乳パック類の解体器が開示されている。
特開2004―275235号公報
しかしながら特許文献1の牛乳パック類の解体器には次のような欠点があった。
(イ)縦切断刃5およびミシン目孔加工刃6の2箇所の刃は外側にまたは下方に突設されむき出しになっており安全対策が不足している。
(ロ)上記(イ)と別の実施態様として3個の縦枠片17より構成される方形環体15のコーナーの内側に縦切断刃5を突設し、パック挿入口21の入り口側に底切断刃16を突設した牛乳パック類の解体器が開示されているが、底板周縁の切断が複数回必要で面倒である。
本考案は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
本考案は、内側器(A)及び外側器(B)で構成される飲料パック解体器であって、
前記内側器(A)は、横断面が四角形の内側柱体(3)及びその上部平面部の対角線上に十字溝(1)並びにその四つのコーナーの少なくとも一つに縦切溝(2)を備え、
前記外側器(B)は、横断面が四角形の外側枠体(10) 及びその上部平面部内側の対角線上に十字底切刃(8)並びにその四つのコーナーの一つにおいて前記十字底切刃(8)の下方の入隅部に縦切刃(7)を備えることを特徴とする飲料パック解体器である。
本考案により縦切刃(7)及び十字底切刃(8)の双方が外側器(B)の内側に刃が構築されているので解体作業をする時に安全である。
本考案により作業が簡単に、速く、且つ確実である。
本考案により解体された牛乳パック類は保管しやすくなりリサイクル活用が積極的になる。
本考案の飲料パック解体器の一実施態様の内側器(A)と外側器(B)の全体斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の一実施態様の内側柱体(3)を受土台(4)に取外し自在に固定する例の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器において、内側柱体(3)に被解体飲料パックを差し込む時の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)に取り付ける保持手段(Y)の一例としての押切棒の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)の上部平面部の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)の十字底切刃の側面図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)の十字底切刃の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)の外側枠体の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の外側器(B)の縦切刃の拡大図である。 被解体飲料パックの斜視図である。 本考案の飲料パック解体器により解体された被解体飲料パックの展開図である。 本考案の飲料パック解体器の内側器(A)の4つのコーナーに縦切溝を構築した場合の斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の挿入位置決め板と挿入止めガイドの取り付け全体斜視図である。 本考案の飲料パック解体器の挿入位置決め板と挿入止めガイドの分解斜視図である。
以下、本考案の実施をするための形態について説明する。
なお、これらの実施例はあくまでも説明のために便宜的に示す例に過ぎず、本考案は如何なる意味でもこれらの実施例に限定されるものではない。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。飲料パックの解体器は、内側柱体(3)に十字溝(1)と縦切溝(2)を取り付けた内側器(A)と外側枠体(10)に縦切刃(7)と十字底切刃(8)を備える外側器(B)で構成される。
内側器(A)の十字溝(1)は、横断面が四角形の内側柱体(3)の最上部の平面の対角線上に構築している。外側器(B)の十字底切刃(8)との微小遊隙を介して十字底切刃(8)の刃の幅よりも長くかつ刃の厚さより幅広く取って溝の深さと幅を構成している。
内側器(A) の縦切溝(2)は内側柱体(3)の一コーナー(一つの角部)の上端から下端まで溝を構築する。溝の幅は、外側器(B)と内側器(A)の微小游隙を介して、縦切刃(7)の刃の厚さより広くなるように溝を作成する。
外側器(B)の縦切刃(7)は、外側枠体(10)の四つのコーナーの一つにおいて前記十字底切刃(8)の下方の入隅部に設置する。縦切刃(7)は、刃先を下に向け、外側枠体(10)の内側に設置することにより、その刃は被解体飲料パックの横断面図で見て四隅の一隅(縦部分の一コーナー)のみ切断することになる。縦切溝に縦切刃が入刀され上端から下端に移動することにより被解体飲料パックの一つのコーナー部分の縦方向の切断加工ができる。縦切刃(7)による切断箇所の加工面が図11の縦切断面ライン(15)である。
縦切刃(7)は、外側枠体(10)の内側に設置してあるので安全対策に考慮している。また、外側枠体(10)の最下端部より少し離れた上方に設置することで、外側枠体(10)の下端開口部から手を入れるような場合でも手指を怪我しないようにできる。すなわち、縦切刃(7)の位置を外側枠体(10)の最下端よりやや上の位置に設置することにより、例えば、被解体飲料パック(11)の切断加工終了後に、外側器(B)の外側枠体(10)の内側にくっついた被解体飲料パック(11)を取り出す場合に手の指先が縦切刃(7)の刃先に触れない位置になり安全対策となる。
また、縦切刃(7)は最下端よりやや上の位置に構築しているので、内側器(A)に外側器Bを被せる場合に、外側枠体(10)の下開口部分が被せ易く且つ垂直に立て易い。
外側器(B)の十字底切刃(8)は外側枠体(10)の最上端に位置する上部平面部の内側対角線上に十字形式に埋め込んだ状態で形成され設置されている。被解体飲料パック(11)の底板の二つの対角線上に切り込みを入れるようにしている。十字底切刃(8)は外側枠体(10)の内側に設置してあるので安全対策に考慮している。
十字底切刃(8)は十字交差部の高さが最も高くなるように傾斜させて設置することにより切断圧力を軽減する手助けとなる。その刃は、例えば二等辺三角形状の金属板の二つの短辺に刃を形成したものが好適に使用できる。カッター替え刃も使用できるが、この場合、刃の十字交差部が外側枠体(10)の底板面から離れるので、切断時に刃に掛かる圧力に耐えるよう底板面からカッター替え刃を支える支持部材を設置するのが良い。
内側器(A)に被解体飲料パック(11)を被せて、更に外側器(B)を被せて下方に押し下げて内側器(A)と外側器(B)とを合体させることで、縦切刃(7)により被解体飲料パック(11)の一つのコーナーの縦切断が行われ、十字底切刃(8)が十字溝(1)まで到達すると十字底切刃(8)による被解体飲料パック(11)の底板の切り込みが始まり、最後に強く押し込むと底板がその対角線上で切断され、解体作業が完了する。例えば、外側器(B)の押切棒(6)を握り、外側器(B)を内側器(A)の上端から下端に向けて軽く押し込むことで、内側器(A)に被せた被解体飲料パック(11)の切断解体が出来る。故に、縦切刃(7)と十字底切刃(8)による2つの切断工程を1回の押し下げ(または押し込み)作業で完了できる。そのような作業完了後に被解体飲料パック(11)を取り出すと立体の飲料パックが展開されて平面の紙になる。
固定手段(X)とは、本考案の飲料パック解体器を使用して、被解体飲料パックの解体を行う際に、内側器(A)を安定的に固定するものである。内側器(A)は床に垂直に立てたり、横にして壁に取り付けて使用することが考えられ、固定する方法としては、例えば、受土台(4)に四角形の溝を作りそこへ内側柱体(3)をはめ込んだり、受土台(4)に支柱を立ててそれに内側柱体(3)をねじ止めしたり、または、受土台(4)と内側柱体(3)を接着剤やねじなどの固定具を利用して固定することなどが考えられる。
保持手段(Y)とは、被解体飲料パックの解体作業を行う際に、外側器(B)を移動させるために外側器(B)を保持するものである。外側器(B)は両手や片手で持って押し下げるなどして移動させることや、往復運動する機械などに保持させて移動させることなどが考えられる。保持手段の例としては、図4で示す押切棒(6)のように外側枠体(10)の上部に取り付けた丸棒や輪っか、外側枠体(10)の側面に取り付けた丸棒の取っ手やコの字状ハンドル等様々な態様が考えられる。
挿入位置決め板と挿入止めガイドは内側器(A)に外側器(B)を被せるときに縦切刃(7)を縦切溝(2)の位置に合わせるためのものである。特に縦切溝(2)を一つにした場合に有用である。
挿入位置決め板(17)は、例えば、内側器(A)を固定した受土台(4)に、内側器(A)の内側柱体(3)の縦切溝(2)を形成したコーナーを含まない側面に対して対面するとともに、外側器(B)の外側枠体(10)の一側面が挿入可能となるように所定距離を置いて離間するように設置する。これにより、例えば外側器(B)の上面部または側面部に保持手段(Y)を設けた場合には、内側器(A)に外側器(B)を被せようとするときに、それらの保持手段(Y)が挿入位置決め板(17)にぶつかり障害になることで、正しい角度や位置で被せるように誘導することが可能になる。
挿入止めガイド(18)は、例えば、外側器(B)の外側枠体(10)の縦切刃(7)を形成したコーナーを含む側面の最下部に設置する。これにより、縦切刃(7)がある側面が容易に判断できるとともに、上記挿入位置決め板(17)がある場合には、内側器(A)に外側器(B)を被せようとするときに、挿入位置決め板(17)にぶつかり被せられなくなることで、正しい角度や位置で被せるように誘導することが可能になる。
1 十字溝
2 縦切溝
3 内側柱体
4 受土台
5 外側器Bの上部平面部
6 押切棒
7 縦切刃
8 十字底切刃
9 外側枠補強材
10 外側枠体
11 被解体飲料パック
12 飲料パック底板
13 飲料パック開口部
14 三角形切断ライン
15 縦切断ライン
16 飲料パック解体展開図
17 挿入位置決め板
18 挿入止めガイド
A 内側器
B 外側器

Claims (4)

  1. 内側器(A)及び外側器(B)で構成される飲料パック解体器であって、
    前記内側器(A)は、横断面が四角形の内側柱体(3)及びその上部平面部の対角線上に十字溝(1)並びにその四つのコーナーの少なくとも一つに縦切溝(2)を備え、
    前記外側器(B)は、横断面が四角形の外側枠体(10) 及びその上部平面部内側の対角線上に十字底切刃(8)並びにその四つのコーナーの一つにおいて前記十字底切刃(8)の下方の入隅部に縦切刃(7)を備えることを特徴とする飲料パック解体器。
  2. 前記内側器(A)が、固定手段(X)を備えることを特徴とする請求項1記載の飲料パック解体器。
  3. 前記外側器(B)が、保持手段(Y)を備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の飲料パック解体器。
  4. さらに、挿入位置決め板(17)及び/または挿入止めガイド(18)を備えることを特徴とする請求項3記載の飲料パック解体器。

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