JP3244217B2 - マーク付ラップフィルム - Google Patents

マーク付ラップフィルム

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JP3244217B2
JP3244217B2 JP29884995A JP29884995A JP3244217B2 JP 3244217 B2 JP3244217 B2 JP 3244217B2 JP 29884995 A JP29884995 A JP 29884995A JP 29884995 A JP29884995 A JP 29884995A JP 3244217 B2 JP3244217 B2 JP 3244217B2
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JP
Japan
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mark
film
wrap film
perforation
cutting
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博行 志賀
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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Nippon Carbide Industries Co Inc
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用ラップフィルム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品包装などの分野においてラッ
プフィルムが広く、多く使用されている。ロール状に巻
かれたラップ用のプラスチックのフィルムは、切断用の
刃を形成した容器にフィルムを入れ刃により該フィルム
に亀裂を発生させて切断する方法、また、ミシン目、切
れ目等を形成したフィルムを容器に入れミシン目、切れ
目等に沿ってフィルムに亀裂を発生させて切断する方法
等が成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ミシン
目を形成したロール状に巻かれたラップ用のプラスチッ
クフィルムは、一般的に透明であるため切断用のミシン
目の認識、確認等が困難である。そこで該ミシン目を認
識、確認しやすくするためのマークを付けたマーク付ラ
ップフィルムおよびその使用法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、ロール状に
巻かれた裁断用ミシン目付きのマーク付ラップフィルム
において、フィルムの幅中央部より両端部に形成された
裁断用ミシン目の近傍若しくは重複位置ラップフィル
幅の中心部にマークを付けたことであり、該マークを
目標に該裁断用ミシン目に沿って切断することにより切
断用のミシン目の認識、確認等がしやすくミシン目に沿
って正確に切断ができるマーク付ラップフィルムを提供
するものである。
【0005】以下、本発明に係るマーク付ラップフィル
ムおよびその使用法について詳述する。図1は、本発明
に係るマーク付ラップフィルムの一実施例を示す図であ
り、また、図2は、本発明に係るマーク付ラップフィル
ムの一使用法を示す図である。
【0006】本発明に係るマーク付ラップフィルムは、
定寸位置に裁断用ミシン目4、及び該裁断用ミシン目の
近傍若しくは重複位置にマーク5を付けたラップフィル
ム3を巻心2に巻いたマーク付ラップフィルム1であ
り、矢印方向にラップフィルム3.14を引っ張り該マ
ーク5.12により該裁断用ミシン目4.13を認識、
確認してラップフィルム3.14を該裁断用ミシン目
4.13に沿って切断する使用法である。
【0007】また、本発明に係るマーク付ラップフィル
ムおよびその使用法は、マークを裁断用ミシン目の近傍
若しくは重複位置に付けることを省いては従来のラップ
フィルムとほぼ同じでよく、特に限定するものではな
い。例えば、ラップフィルムの材料は特に限定するもの
ではない。また、ミシン目を入れる方法、サイズ、形状
等を特に限定するものではない。好ましくは、フィルム
の幅中央部より両端部に近い部分が切断しやすいミシン
目である。また、ラップフィルムそのものの大きさ、長
さ、厚み等を特に限定するものではない。
【0008】本発明のポイントであるマークは、裁断用
ミシン目の近傍若しくは重複位置に付けて該裁断用ミシ
ン目が認識、確認し易いマークであればよく、特に限定
するものではない。例えば、フィルムへのエンボス加
工、フィルムへの着色、ミシン目のミシン目に着色す
る、等である。好ましくは、エンボス加工によるマーク
である。マークの位置に関しては、裁断用ミシン目の近
傍若しくは重複位置であれば長さ、幅、深さ、模様等を
特に限定するものではない。例えば、マークとミシン目
が重なって形成されてもよく、ミシン目の引き出し方向
のやや後方にマークを付けるのもよく、やや前方に付け
てもよい。好ましくは、マークの中心部がミシン目の引
き出し方向のやや後方であることである。なぜならば、
フィルムを引き出してカットする場合、裁断用ミシン目
がラップケースの裁断口よりやや外にでた状態でカット
することがカットをスムーズにする。また、透明なラッ
プフィルムにナシジ模様のエンボス加工を施すことによ
りエンボス加工部が半透明、または不透明になりマーク
とすることである。
【0009】使用法においては、ラップケース11に本
発明に係るマーク付ラップフィルムを装填し、取り出し
口15よりラップフィルム14を引き出し、裁断用ミシ
ン目13の近傍若しくは重複位置に形成されたマーク1
2を認識若しくは確認して押し付け窓口10で人の指に
て該ラップフィルム14を押しつけ、矢印方向に更に該
ラップフィルム14を引くことにより該ラップフィルム
はミシン目より破断して切断することである。この様に
マークを認識、確認してミシン目を判断することを省い
ては、従来の切断方法でもよく、特に限定するものでは
ない。
【0010】この様な本発明に係るマーク付ラップフィ
ルムおよびその使用法は用途(業務用、家庭用、等)を
特別限定するものではない。業務用では、フィルムを引
き出すときフィルムの巻取り長が長くそれ自体の自重に
より力が加わりミシン目から切断されることが多い、残
りが少なくなったときには自然切断が起きない。一方家
庭用では、軽量なラップフィルム巻体の為、ラップケー
スよりフィルムを引き出すだけではミシン目から切断さ
れないので、マーク付ラップフィルムのマークを確認し
裁断用ミシン目の位置とし、引き出し方向に対する抗力
として指圧を加えて、更にフィルムを引き出すことによ
りミシン目よりフィルムを切断する。前記使用法による
例の如くマーク付ラップフィルムは家庭用に使用するこ
とが好ましい。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るマーク付ラップフィルム
およびその使用法の実施例を説明する。尚、本発明に係
るマーク付ラップフィルムおよびその使用法は以下の実
施例に限られるものではない。
【0012】(実施例1)図1、図2により説明する。
フィルム全幅のミシン目およびフィルムの中心部の1/
3位にエンボス模様を形成したドラム状の金型を用いて
塩化ビニル系のフィルム(厚み約15μm、ラップフィ
ルム)に裁断用ミシン目4およびエンボス模様のマーク
5(フィルムの幅方向で約1/3、引き出し方向の幅で
約30ミリメートル)を同時に形成し、ミシン目、マー
クが重複して付いた(より正確には、マークの中心はミ
シン目より約10ミリメートル後方である)該ラップフ
ィルムを巻心2に巻取りマーク付ラップフィルム1を製
作した。
【0013】この様に製作されたマーク付ラップフィル
ム1をラップケース11に装着し、ラップフィルム14
を取り出し口15より引き出すようにした。図中の矢印
方向にラップフィルム14を引き出し続けた。裁断用ミ
シン目13は透明なラップフィルム14に形成されてい
るために確認し難いが、半透明なエンボス加工のマーク
12により裁断用ミシン目13が容易に認識確認でき、
確認したときに押し付け窓10より指でラップフィルム
を押し、(裁断用ミシン目13は取り出し口15の裁断
口よりやや外の位置である。)更にラップフィルムを引
き出し続けるとラップフィルム14は裁断用ミシン目に
沿って切断できた。
【0014】従来のミシン目加工の金型にエンボス模様
を同一に形成することにより従来のラップフィルムの製
造工程をそのまま使用することができた。また、従来確
認が困難であったミシン目がエンボス加工の半透明模様
により容易に確認ができミシン目で正確にラップフィル
ムを切断することができた。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るマーク付ラップフィルムお
よびその使用法は、簡単なマークを付けることにより確
認しにくい裁断用ミシン目を簡単に安易に認識、確認す
ることができ裁断位置が容易に確認できる。また、ミシ
ン目の形成と同時にマークを付けることもでき従来の製
造工程を変更することもなく経済的でもある。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマーク付ラップフィルムおよびそ
の使用法の一実施例を示すマーク付ラップフィルムの上
面視図である。
【0017】
【図2】本発明に係るマーク付ラップフィルムおよびそ
の使用法の一実施例を示すマーク付ラップフィルムの使
用法を示す図である。
【0018】
【符号の説明】
1 マーク付ラップフィルム 2 巻心 3,14 ラップフィルム 4,13 裁断用ミシン目 5,12 マーク 10 押し付け窓 11 ラップケース 15 取り出し口

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれた裁断用ミシン目付き
    のマーク付ラップフィルムにおいて、フィルムの幅中央
    部より両端部に形成された裁断用ミシン目の近傍若しく
    は重複位置ラップフィルム幅の中心部にマークを付け
    たことを特徴とするマーク付ラップフィルム。
  2. 【請求項2】 マークをエンボス加工で付けたことを特
    徴とする請求項1に記載のマーク付ラップフィルム。
JP29884995A 1995-10-24 1995-10-24 マーク付ラップフィルム Expired - Fee Related JP3244217B2 (ja)

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