JP3244073B2 - バッテリーパック - Google Patents

バッテリーパック

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JP3244073B2
JP3244073B2 JP08395299A JP8395299A JP3244073B2 JP 3244073 B2 JP3244073 B2 JP 3244073B2 JP 08395299 A JP08395299 A JP 08395299A JP 8395299 A JP8395299 A JP 8395299A JP 3244073 B2 JP3244073 B2 JP 3244073B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばビデオカメ
ラ装置等の電源供給用として用いて好適なバッテリーパ
ックに関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、例えば8mm幅のビデオ
テープに所望の被写体を簡単に記録することができる等
の理由から、いわゆるハンディタイプのビデオカメラ装
置が普及してきている。このハンディタイプのビデオカ
メラ装置は、軽量小型で持ち運び簡単なことから、一般
には電源として充電可能な電池(二次電池)を内蔵した
バッテリーパックが用いられる。
【0003】従来のバッテリーパックは、バッテリーケ
ース内に、直列接続した例えば複数本の二次電池と、充
放電可能なように上記複数の二次電池のうちの一つの二
次電池の陰極に接続される板状の陰極板と、同じく充放
電可能なように上記複数の二次電池のうちの一つの二次
電池の陽極に接続される板状の陽極板とを設けてなって
いる。
【0004】上記陽極板及び陰極板は、上記バッテリー
ケースの例えば裏面に設けられた陽極用開口部及び陰極
用開口部の内側(バッテリーケースの内部)から蓋をす
るように設けられている。
【0005】一方、上記二次電池に充電を行う充電器
は、いわゆる家庭用コンセントから供給される交流電源
を充電用の直流電源に変換する電源変換回路と、上記電
源変換回路部の陽極端子に接続されており、上記バッテ
リーパックの陽極板に接するように突出して設けられた
陽極ピンと、上記電源変換回路部の陰極端子に接続され
ており、上記バッテリーパックの陰極板に接するように
突出して設けられた陰極ピンと、充電のオンオフを切り
換えるスイッチ,充電時であることを検出する充電時検
出回路及び当該回路部全体の動作を制御するコントロー
ラからなる回路部とで構成されている。
【0006】上記バッテリーパックに充電を行う場合、
上記バッテリーパックの陽極板に上記充電器の陽極ピン
が接するとともに、上記バッテリーパックの陰極板に上
記充電器の陰極ピンが接するように、上記バッテリーパ
ックを上記充電器に取り付ける。これにより、充電が開
始される。
【0007】上記充電が開始されると、上記充電時検出
回路がこれを検出し、充電時検出信号を上記コントロー
ラに供給する。上記コントローラは、上記充電時検出信
号が供給されると、上記電源変換回路からの電力が上記
二次電池に供給されるように上記スイッチをオン制御す
る。また、上記コントローラは、上記充電が開始される
と、上記電源変換回路からの直流電流の電流値を検出
し、この検出した電流値と、上記二次電池への電力の供
給時間とを積算することにより、上記二次電池の内の電
力量を検出する。そして、上述の積算により上記二次電
池内の電力量が所定量以上となったことが検出される
と、このときを満充電とし、上記電源変換回路から上記
二次電池に供給される電力が停止されるように上記スイ
ッチをオフ制御する。
【0008】これにより、上記バッテリーパックの二次
電池の過充電を防止することができ、該過充電による上
記二次電池の破損等を防止することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記バッテリ
ーパックを満充電とするには、例えば1時間程度の時間
がかかるため、上記バッテリーパックを充電器に取り付
けたことを忘れてしまう場合が多々ある。この場合、上
述のように上記充電器に設けられているコントローラ
は、上記バッテリーパックの二次電池が満充電となった
ことを検出して上記スイッチをオフ制御して、過充電を
防止する。
【0010】しかし、上記バッテリーパックが満充電と
された後、該バッテリーパックを充電器に取り付けたま
まにしておくと、いわゆる自然放電等により、上記満充
電とされた上記二次電池内の電力が徐々に減ってしまう
不都合を生ずる。
【0011】このため、満充電としたつもりで上記バッ
テリーパックを使用したが、満充電時の駆動時間より短
い時間しか上記バッテリーパックを取り付けた例えばビ
デオカメラ装置を駆動することができないという不合理
を生じていた。
【0012】なお、上記満充電とされた後、上記バッテ
リーパックを充電器に取り付けたまま放置することによ
り上記自然放電等が生じ、上記バッテリーパックの電力
が減ってしまった場合、上記充電器から上記バッテリー
パックを一度取り外し、再度取り付けることにより、上
記充電器側に設けられているコントローラがこれを検出
し、再度充電を行うように制御するが、このように上記
充電器からバッテリーパックを一旦取り外し、再度取り
付けるような作業も面倒なものである。
【0013】また、上記充電のオンオフ制御を行う上記
回路部は、上記充電器側に設けられているため、上記充
電器を大型化してしまっていた。
【0014】そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてな
されたものであり、バッテリーパック側で電池の相対的
な蓄積電力を監視することができるようにしたバッテリ
ーパックの提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバッテリー
パックは、端子間に抵抗を介して接続された充電可能な
電池と、上記抵抗の両端子間の電位差を検出し、上記電
池の充電状態を検出する状態検出回路と、上記電位差に
基づいて充電電流値を検出する電流値検出回路と、上記
端子と電池間との間に接続されたスイッチと、上記状態
検出回路からの検出信号により充電時間を求め、上記電
流値検出回路により検出された電流値と上記充電時間と
の積算により、上記電池の相対的な蓄積電力を算出する
システムコントローラとを一体的に内蔵し、上記相対的
な蓄積電力が所定量以上となったことを、上記システム
コントローラが検出し、上記内蔵されたスイッチをオフ
制御するようにしたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】本発明に係るバッテリーパックは、例えば
図1に示すように、充電可能な電池であり、それぞれ直
列接続される第1〜第5の計5本の二次電池1a〜1e
と、以下に説明する回路部2と、上記回路部2を介して
上記第1の二次電池1aの陽極端子に接続されている板
状の陽極板3と、上記第5の二次電池1eに接続されて
いる板状の陰極板4とからなっている。
【0018】上記回路部2は、上記陽極板3及び上記第
5の二次電池1eの接続ラインに、低抵抗5とともに挿
入接続されるスイッチ6と、上記低抵抗5の一方の接続
端に非反転入力端子7aが接続され、上記低抵抗5の他
方の接続端に反転入力端子7bが接続され、上記低抵抗
5の端子間電圧を検出し、これを増幅して電圧検出信号
として出力するアンプ7と、上記アンプ7からの電圧検
出信号の極性から充電時及び放電時を検出して充電時検
出データ及び放電時検出データを出力する充放電検出手
段である充放電検出回路8と、上記アンプ7からの電圧
検出信号の値をデジタル化して電圧検出データを形成
し、これを出力するA/D変換器9と、上記充放電検出
回路8からの充電時検出データ,放電時検出データ及び
上記A/D変換器9からの電圧検出データに応じて上記
スイッチ6をオンオフ制御するシステムコントローラ1
0とからなっている。
【0019】上記バッテリーパックの外観としては、例
えば図2に示すように、全体的に略々長方形の箱型形状
となっており、バッテリーケース20内に上記回路部
2,陽極板3,陰極板4及び上記第1〜第5の二次電池
1a〜1eが設けられている。
【0020】上記バッテリーケース20の背面は、例え
ば充電器やビデオカメラ装置の電源供給面に接合する接
合部23となっており、この接合部23の例えば上側に
横方向に並べるように所定の間隔を空けて、略々楕円状
の陽極用開口部24及び陰極用開口部25が設けられて
いる。
【0021】上記板状の陽極板3及び陰極板4は、上記
接合部23の裏側から上記陽極用開口部24及び陰極用
開口部25に蓋をするようにそれぞれ設けられている。
【0022】なお、上記バッテリーケース20の接合部
23に相対向する面である上面部26は、当該バッテリ
ーパックを上記充電器やビデオカメラ装置の電源供給面
に接合する際に、掌に当たる部分のため、扱いやすくす
るために4つの角部26aに丸みをおびるような加工が
施されている。
【0023】次に、上記第1〜第5の二次電池1a〜1
eは、それぞれ略々円柱形状となっており、各長手方向
の長さは、上記略々長方形の箱型形状のバッテリーケー
ス20の反長手方向の長さと略々同じ長さとなってい
る。また、上記第1〜第5の二次電池1a〜1eの各径
は、上記バッテリーケース20の高さと略々同じとなっ
ており、上記第1〜第5の二次電池1a〜1eの各周面
を突き合わせて平行に並べたときの長手方向の長さと、
上記バッテリーケース20の長手方向の長さは略々同じ
長さとなっている。上記第1〜第5の二次電池1a〜1
eは、該第1〜第5の二次電池1a〜1eの各周面を突
き合わせて平行に並べた状態で上記バッテリーケース2
0内に収納されている。
【0024】なお、上記バッテリーケース20に収納さ
れる上記第1〜第5の二次電池1a〜1eは、上記第1
の二次電池1aの陽極と上記第2の二次電池1bの陰極
とが隣り合わせとなるように、また、上記第2の二次電
池1bの陰極と上記第3の二次電池1cの陽極とが隣り
合わせとなるように、また、上記第3の二次電池1cの
陽極と上記第4の二次電池1dの陰極とが隣り合わせと
なるように、また、上記第4の二次電池1dの陰極と上
記第5の二次電池1eの陽極とが隣り合わせとなるよう
に配されている。
【0025】また、上記バッテリーケース20内に設け
られる第1〜第5の二次電池1a〜1eは、上記隣り合
わせとなるように配されている第1の二次電池1aの陰
極と上記第2の二次電池1bの陽極とが接続板(図示せ
ず)で接続されており、上記第2の二次電池1bの陰極
と上記第3の二次電池1cの陽極とが接続板21で接続
されており、上記第3の二次電池1cの陰極と上記第4
の二次電池1dの陰極が接続板(図示せず)で接続され
ており、上記第4の二次電池1dの陰極と上記第5の二
次電池1eの陽極とが接続板22で接続されている。
【0026】上記回路部2は、例えば図2の点線で示す
ように、上記バッテリーケース20内に上記第1〜第5
の二次電池1a〜1eを収納した際に、このバッテリー
ケース20内に生ずる、上記第1〜第5の二次電池1a
〜1eと上記接合部23の裏面との間隙部に設けられて
いる。そして、図1に示すように、上記回路部2の上記
スイッチ6が上記陽極板3に接続されており、上記第5
の二次電池1eの陰極が上記陰極板4に接続されてい
る。
【0027】すなわち、上記陽極板3及び陰極板4の間
には、スイッチ6,低抵抗5,第1〜第5の二次電池1
a〜1eが順に直列接続されており、このラインが、充
放電ラインとなっている。
【0028】次に、このような構成を有するバッテリー
パックの充電時における動作説明をする。
【0029】なお、後に説明するが、図1に示すシステ
ムコントローラ10は、放電時にはスイッチ6を終始オ
ン制御する。このため、この充電時には上記スイッチ6
は予めオン制御されている。
【0030】上記バッテリーパックに充電を行うには、
該バッテリーパックを充電器(図示せず)に取り付け
る。
【0031】上記充電器の電源供給面には、該電源供給
面と上記バッテリーパックの接合部23とを接合した際
に、上記陽極板3及び陰極板4とそれぞれ電気的接続を
図れるように、陽極接触ピン及び陰極接触ピンがそれぞ
れ設けられており、この陽極接触ピン及び陰極接触ピン
の各頭頂部が、上記バッテリーパックの上記陽極板3及
び陰極板4にそれぞれ接触するようになっている。
【0032】また、上記充電器は、いわゆる家庭用コン
セントから供給される交流電源を充電用の直流電源に変
換する電源変換回路を有しており、上記バッテリーパッ
クが上記充電器に取り付けられ充電が開始されると、上
記電源変換回路から上記充電用の直流電源が出力され
る。この充電用の直流電源は、上記陽極接触ピン,陰極
接触ピン及び上記バッテリーパックの陽極板3,陰極板
4を介して上記第1〜第5の二次電池1a〜1eに供給
され、該第1〜第5の二次電池1a〜1eの充電が行わ
れる。
【0033】この充電時において、上記アンプ7は、上
記低抵抗5の端子間における電位差である端子間電圧を
検出し、この端子間電圧を示す電圧検出信号を出力す
る。上記電圧検出信号は充放電検出回路8及びA/D変
換器9に供給される。
【0034】ここで、この充電時には、上記陽極板3か
ら陰極板4に向かって電流が流れるため、上記充放電検
出回路8及びA/D変換器9に供給される上記電圧検出
信号の極性は、例えば正の極性となり、後に説明する放
電時には負の値となる。
【0035】上記充放電検出回路8は、上記アンプ7か
ら供給される上記電圧検出信号の極性を検出し、正の極
性の場合はハイレベル(1)のデジタルデータである充
電時検出データを出力し、負の極性の場合はローレベル
(0)のデジタルデータである放電時検出データを上記
システムコントローラ10に供給する。この場合は、上
述のことから上記電圧検出信号の極性は正の極性となる
ため、上記システムコントローラ10には、上記充電時
検出データが供給される。
【0036】上記A/D変換器9は、上記アンプ7から
供給される正の極性の電圧検出信号をデジタル化するこ
とにより、上記低抵抗5の端子間電圧の値を示す電圧検
出データを形成し、これを上記システムコントローラ1
0に供給する。
【0037】上記システムコントローラ10は、上記充
電時検出データが供給されると上記スイッチ6をオン制
御し続ける。また、これとともに、上記電圧検出データ
から上記低抵抗5の端子間に流れる電流の電流値を検出
し、この電流値と、充電時間とを積算することにより上
記第1〜第5の二次電池1a〜1e内に蓄電された電力
量を検出する。そして、上記第1〜第5の二次電池1a
〜1e内に蓄電された電力量を検出し続け、この電力量
が所定量以上(例えば、95%以上)となったときを満
充電として上記スイッチ6をオフ制御する。
【0038】これにより、上記陽極板3及び陰極板4を
介して上記充電器の電源変換回路からの電源供給が停止
され充電が終了する。
【0039】しかし、上記充電が終了しても、上記バッ
テリーパックを充電器に取り付けたままにしておくと、
いわゆる自然放電等により上記第1〜第5の二次電池1
a〜1e内に蓄電された電力が徐々に減っていってしま
う。
【0040】上記システムコントローラ10は、上記充
電が終了すると、周囲の温度及び充電が終了してから放
置された時間に基づいて、上記第1〜第5の二次電池1
a〜1e内に蓄電されている電力量の検出を行い、この
検出した電力量が所定量以下(例えば、80%以下)と
なったときに上記スイッチ6をオン制御する。これによ
り、再度充電が開始される。
【0041】上記システムコントローラ10は、上記再
度充電が開始されると、上述の積算を行うことにより、
上記第1〜第5の二次電池1a〜1e内に蓄電されてい
る電力量を検出し続け、この電力量が所定量以上(例え
ば、95%以上)となったときに上記スイッチ6を再度
オフ制御する。
【0042】上記システムコントローラ10は、当該バ
ッテリーパックが充電器に取り付けられている間中、こ
のような上記スイッチ6のオンオフ制御を繰り返す。
【0043】これにより、上記第1〜第5の二次電池1
a〜1eを、常に略々満充電となるように保つことがで
きる。
【0044】このため、上記第1〜第5の二次電池1a
〜1e内に蓄電された電力が自然放電等により減ってし
まっても、従来のように、充電器からバッテリーパック
を一度取り外し、再度取り付けるような面倒な作業を省
略することができる。
【0045】また、充電が終了すると、常に満充電の状
態を保つことができるため、満充電としたつもりで上記
バッテリーパックを使用したが、上記自然放電等により
上記バッテリーパックの電力が減っており、上記バッテ
リーパックを取り付けた機器の駆動可能時間が所望の駆
動可能時間より短くなる不合理を防止し、満充電時分だ
け上記バッテリーパックを取り付けた機器の駆動を可能
とすることができる。
【0046】また、従来のように、充電のオンオフを制
御を行う回路部を充電器側に設けるのではなく、該充電
のオンオフを制御を行う上記回路部2を、当該バッテリ
ーパック側に設けているため、上記充電器を上記陽極接
触ピン,陰極接触ピン及び電源変換回路のみから構成す
ることができ、上記充電器の小型化に貢献することがで
きる。
【0047】なお、上記回路部2は、低抵抗5,スイッ
チ6,アンプ7,充放電検出回路8,A/D変換器9及
びシステムコントローラ10のみの小規模な回路である
ため、上述のように上記第1〜第5の二次電池1a〜1
eと上記バッテリーケース20との間隙部に設けること
ができ、当該バッテリーパックを大型化させることはな
い。
【0048】次に、放電時における上記バッテリーパッ
クの動作説明をする。
【0049】この放電時には、上記バッテリーパックが
例えばビデオカメラ装置に取り付けられる。上記ビデオ
カメラ装置には、上記充電器と同様に、陽極接触ピン及
び陰極接触ピンが設けられており、この陽極接触ピン及
び陰極接触ピンに、上記バッテリーパックの陽極板3及
び陰極板4が接触するように該バッテリーパックが該ビ
デオカメラ装置に取り付けられ放電が開始される。
【0050】この放電時となると、上記第1〜第5の二
次電池1a〜1eから電流が出力されるため、上述の充
電時とは逆の電流の流れになる。このため、上記アンプ
7から出力される電圧検出信号の極性は、負の極性とな
る。この負の極性の電圧検出信号は上記充電時と同様に
上記充放電検出回路8及びA/D変換器9に供給され
る。
【0051】上記充放電検出回路8は、極性が負の上記
電圧検出信号が供給されると放電時検出データを上記シ
ステムコントローラ10に供給する。
【0052】上記システムコントローラ10は、上記放
電時検出データが供給されると、A/D変換動作を停止
するように上記A/D変換器9を制御する。このため、
この放電時において上記A/D変換器9からの電圧検出
データは上記システムコントローラ10には供給されな
い。また、上記システムコントローラ10は、上記放電
時検出データが供給されると、上記スイッチ6を終始オ
ン制御する。
【0053】これにより、上記第1〜第5の二次電池1
a〜1eからの電力が上記ビデオカメラ装置に供給さ
れ、該ビデオカメラ装置の駆動が可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明に係るバッテリーパックでは、端
子間に抵抗を介して接続された充電可能な電池と、上記
抵抗の両端子間の電位差を検出し、上記電池の充電状態
を検出する状態検出回路と、上記電位差に基づいて充電
電流値を検出する電流値検出回路と、上記端子と電池間
との間に接続されたスイッチと、上記状態検出回路から
の検出信号により充電時間を求め、上記電流値検出回路
により検出された電流値と上記充電時間との積算によ
り、上記電池の相対的な蓄積電力を算出するシステムコ
ントローラとを一体的に内蔵し、上記相対的な蓄積電力
が所定量以上となったことを、上記システムコントロー
ラが検出し、上記内蔵されたスイッチをオフ制御するよ
うにしたので、バッテリパック単体で過充電を防止で
き、例えば、蓄積電力の容量が異なったバッテリパック
でも、容易にバッテリパック単体ごとに制御することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバッテリーパックのブロック図で
ある。
【図2】上記バッテリーパックの外観を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1a〜1e 二次電池、2 回路部、3 陽極板、4
陰極板、5 低抵抗、6 スイッチ、7 アンプ、7a
非反転入力端子、7b 反転入力端子、8充放電検出
回路、9 A/D変換器、10 システムコントロー
ラ、20 バッテリーケース、21,22 接続板、2
3 接合部、24 陽極用開口部、25陰極用開口部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 10/42 - 10/48 H01M 2/10 H02J 7/00 - 7/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子間に抵抗を介して接続された充電可
    能な電池と、 上記抵抗の両端子間の電位差を検出し、上記電池の充電
    状態を検出する状態検出回路と、 上記電位差に基づいて充電電流値を検出する電流値検出
    回路と、 上記端子と電池間との間に接続されたスイッチと、 上記状態検出回路からの検出信号により充電時間を求
    め、上記電流値検出回路により検出された電流値と上記
    充電時間との積算により、上記電池の相対的な蓄積電力
    を算出するシステムコントローラとを一体的に内蔵し、 上記相対的な蓄積電力が所定量以上となったことを、上
    記システムコントローラが検出し、上記内臓されたスイ
    ッチをオフ制御するようにしたことを特徴とするバッテ
    リパック。
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