JP3243246B1 - データ量課金システム - Google Patents
データ量課金システムInfo
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Abstract
とができるデータ量課金システムの提供。 【解決手段】端末機1とサーバ10とのデータ通信に電
気通信事業者の通信回線3を利用することにより、端末
機1がサーバ10との間で送受信したデータのデータ量
に応じた通信料が端末機ユーザに課金されるデータ量課
金システムにおいて、サーバ10は、ID認識手段12
と、データ量計測手段14と、通信料算出手段15と、
を備え、算出された通信料を端末機ユーザの代わりに電
気通信事業者に対して支払う。これにより、端末機ユー
ザによる端末機のサーバへの接続を積極的に促し、効率
的なマーケティング活動を実施する。
Description
のデータ通信に電気通信事業者の通信回線を利用するこ
とにより、端末機がサーバとの間で送受信したデータの
データ量に応じた通信料が端末機ユーザに課金されるデ
ータ量課金システムに関する。
明するための概念図である。図中で符号1は、インター
ネット2に接続可能な機能を有する携帯電話である。携
帯電話1は、データをパケットと呼ぶ単位に分割して転
送するパケット通信網(通信回線)3を介して接続セン
タ4に接続可能で、接続センタ4への接続によりインタ
ーネット2に接続されているサーバ5内の情報を取得す
ることができる。
有する固有IDを認識することによって個々の携帯電話
1を識別する識別手段と、各携帯電話1が接続センタ4
を介してインターネット2との間で送受信したデータ量
をそれぞれ計測するデータ量計測手段と、そのデータ量
に応じて携帯電話1の通信料を計算する通信料計算手段
を備えている。
運営する電気通信事業者(以下、キャリア)は、携帯電
話1の通信料として、携帯電話1が送受信したデータ量
に応じた金額を携帯電話1のユーザに請求するデータ量
課金システムを採用している。
インターネット接続機能を有したパソコン等を操作でき
る、ごく限られた一部の人にしか利用されていなかった
が、上述のようなインターネット2への接続機能を有す
る携帯電話1の登場により、その利用者層も爆発的な広
がりを生じ、現在は、インターネット2の世界に馴染み
のなかった一般人も、容易にインターネット2に接続
し、利用できるようになった。このため、近年、企業に
よりインターネット2を利用した市場調査や宣伝広告等
のマーケティング活動が頻繁に行われるようになった。
グ活動には、例えば電子メール、Webサイト等で行う
アンケートによる市場調査や、広告内容を有する電子メ
ール、いわゆる広告メールをユーザに配信する宣伝広告
などがある。
ット2を介してアンケートに回答してくれる、或いは宣
伝広告を見てくれるのであれば、そのユーザの通信料を
代わりに負担することは何ら問題はなく、むしろその方
が妥当であるといえる。
サーバ5では、いずれの携帯電話1が接続してきたかを
認識して、その携帯電話1のユーザがアンケートに回答
するため、或いは宣伝広告を見るためにどれだけのデー
タ量を携帯電話1がWebサーバ5との間で送受信した
かを認識することができなかった。
インターネット2との間で送受信したデータ量をそれぞ
れ計測することはできるが、インターネット2上の特定
のサーバとの間で送受信したデータ量を正確に認識する
ことはできなかった。
は、特定のサーバとのデータ通信により発生した携帯電
話1の通信料をユーザに代わって企業が負担するという
ことはできず、Webサイトへのアクセスや広告メール
の送受信によって生じた携帯電話1の通信料も全て携帯
電話1のユーザに請求され、携帯電話1のユーザは、ア
ンケートに回答する場合や宣伝広告を見る場合にも、こ
れらの通信料を負担しなければならず、企業にとって、
インターネット2を介してマーケティング活動を行う場
合の障害となっていた。
のであり、その目的は、端末機が特定のサーバとの間で
データを送受信することによって発生した端末機の通信
料をサーバ側が負担できるデータ量課金システムを提供
することにある。
項1に記載の発明によるデータ量課金システムは、端末
機とサーバとのデータ通信に電気通信事業者の通信回線
を利用することにより、端末機がサーバとの間で送受信
したデータのデータ量に応じた通信料が端末機ユーザに
課金されるデータ量課金システムにおいて、通信回線に
接続されサーバとの間でデータの送受信を行う接続セン
タを有し、接続センタは、予め設定されている特定サー
バへの接続をリクエストするリクエストデータを端末機
から受信した場合に、その端末機が有する固有IDの情
報をリクエストデータに付加して特定サーバに送信し、
特定サーバは、接続センタからリクエストデータを受信
した場合に、リクエストデータに含まれている端末機の
固有IDの情報を認識するID認識手段と、ID認識手
段により認識した固有IDが予め登録されている固有I
Dであるか否かを判断する判断手段と、判断手段により
固有IDが予め登録されている固有IDであると判断し
た場合にその端末機が特定サーバとの間で送受信したデ
ータのデータ量を計測するデータ量計測手段と、計測さ
れたデータ量に基づいて端末機の通信料を算出する通信
料算出手段と、を備え、通信料算出手段により算出され
た通信料が端末機ユーザの代わりに特定サーバに課金さ
れることを特徴とする。
ーバとの間でデータの送受信を行う接続センタを有し、
その接続センタは、特定サーバへの接続をリクエストす
るリクエストデータを端末機から受信した場合にその端
末機が有する固有IDの情報をリクエストデータに付加
してサーバに送信する。一方、特定サーバは、端末機か
ら受信したデータに含まれている端末機の固有IDを認
識し、固有IDが予め登録されているIDであるか否か
を判断して、予め登録されている固有IDであると判断
した場合にその端末機が特定サーバとの間で送受信する
データのデータ量を計測し、計測されたデータ量に基づ
いて特定サーバとの送受信により発生した端末機の通信
料を算出するので、特定サーバとの送受信により発生し
た端末機の通信料を正確に認識することができる。
マスタや特定サーバを利用するサーバ利用者は、端末機
を認識し、その端末機の通信料を端末機ユーザの代わり
に電気通信事業者に支払い、これを負担することができ
る。従って、端末機ユーザによる端末機の特定サーバへ
の接続を積極的に促すことができ、効率的なマーケティ
ング活動を実施することができる。
のデータ量課金システムにおいて、特定サーバが、端末
機からアクセス可能な情報サイトを有することを特徴と
する。この発明によれば、上記請求項1又は2の作用効
果に加えて、端末機ユーザに対して情報サイトへのアク
セスを積極的に促し、情報の取得を促進させることがで
きる。
タ量課金システムにおいて、情報サイトが、端末機ユー
ザに対してアンケートを実施するアンケートサイトであ
ることを特徴とする。この発明によれば、端末機ユーザ
のアンケートへの参加を積極的に促すことができ、高い
回答率を得ることができる。従って、効率的なアンケー
ト調査を実施することができる。
のデータ量課金システムにおいて、情報サイトが、所定
の放送機器から放送された放送内容に関連する関連情報
を提供する放送メディア情報サイトであることを特徴と
する。
送メディアサイトへのアクセスを積極的に促すことがで
きる。従って、メディアによって放送された放送内容に
関連する情報の宣伝広告を効率的に行うことができる。
かに記載のデータ量課金システムにおいて、情報サイト
が、端末機ユーザに対して所定商品又は所定サービスを
宣伝するためのキャンペーンを主催するキャンペーンサ
イトであることを特徴とする。
ペーンへの積極的な参加を促すことができ、所定商品又
は所定サービスの宣伝を効率的に行うことができる。従
って、キャンペーンの目的を容易にかつ十分に達成する
ことができる。
かに記載のデータ量課金システムにおいて、情報サイト
が、電子メールを送受信可能なメールサイトであること
を特徴とする。この発明によれば、端末機ユーザに対し
て電子メールを利用した積極的な情報の配信を実施する
ことができ、効率的な宣伝広告を実施することができ
る。
タ量課金システムにおいて、特定サーバが、端末機ユー
ザが端末機ユーザの個人情報を特定サーバに提供するこ
と、及び端末機ユーザが特定サーバから端末機への電子
メールの配信を許容することの少なくとも一方を条件と
して端末機の固有IDを登録する登録手段を備えること
を特徴とする。
報を取得すること、或いはサーバから端末機への電子メ
ールの配信が許容されるので、例えば、端末機ユーザの
属性に応じた情報を端末機に配信でき、また、広告メー
ルを拒絶されることなく安心して配信できる等、より効
率的なマーケティング活動を実施することができる。
かに記載のデータ量課金システムにおいて、端末機が、
通信回線を介してインターネットに接続可能な機能を有
する携帯電話であることを特徴とする。本発明は、デー
タ量課金システムを具体化したものであり、端末機とし
て携帯電話を利用することによって、本システムを容易
に実現することができる。
て図に基づいて説明する。尚、従来と同様の構成要素に
は同一の符号を付することでその詳細な説明を省略す
る。図1は、本実施の形態におけるデータ量課金システ
ムの構成を概略的に示すシステム構成図である。
ンターネット2及び専用線2aを介して接続センタ4に
接続された無償サーバ10を設けたことである。
能として、携帯電話1の固有IDを登録可能なデータベ
ース(登録手段)11と、無償サーバ10に接続してき
た携帯電話1の固有IDを認識するID認識手段12
と、認識した固有IDがデータベース11に予め登録さ
れているか否かを判断する判断手段13と、固有IDが
登録されている場合にその携帯電話1が無償サーバ10
との間で送受信するデータのデータ量を計測するデータ
量計測手段14と、計測されたデータ量に基づいて携帯
電話1の通信料を算出する通信料算出手段15を備えて
いる。
4(図2参照)から配信依頼を受けた種々のコンテン
ツ、例えばバナー広告、アンケートフォーム、画像等の
コンテンツ(情報サイト)を一覧形式で表示した、いわ
ゆるポータルサイト16(図3参照)を有しており、携
帯電話1からのリクエストに応じてこれらのコンテンツ
を配信する機能を備えている。そして、コンテンツを配
信する際、無償サーバ10に接続してきた携帯電話1の
ユーザの属性を把握して、その属性に応じたコンテンツ
を配信するターゲティング配信機能を有している。
ータルサイト16で会員登録することによって行うこと
ができる。会員登録する場合は、ユーザの個人情報を無
償サーバ10に提供し、かつ後に無償サーバ10を介し
て企業から送られてくる広告メールやアンケートメール
を許容する旨を承諾する必要がある。無償サーバ10に
提供する個人情報としては、例えば、氏名、年齢、性
別、住所、メールアドレス、職業、趣味など、後のマー
ケティング活動に利用可能な情報が挙げられる。
タ量課金システムにおける情報の流れについて以下に説
明する。まず、携帯電話1のユーザ21が無償サーバ1
0への接続をリクエストするデータを携帯電話1から送
信すると、そのリクエストのデータは、パケット通信網
3を介して接続センタ4に送られ、接続センタ4で携帯
電話の固有IDの情報が付加された後に、インターネッ
ト2を介して無償サーバ10に送信される。
共に送られてきた固有IDが認識され(ID認識手段1
2)、その固有IDがデータベース11に既に登録され
ているかが判断され(判断手段13)、登録されている
場合は、無償サーバ10と携帯電話1との間で送受信さ
れるデータのデータ量の計測が開始され(データ量計測
手段14)、未登録である場合はデータ量の計測は行わ
れない。そして、固有IDの登録の有無にかかわらず、
リクエストに応じたコンテンツがリクエスト元の携帯電
話1に返信される。
話1の場合は、携帯電話1との間のデータ通信の終了に
より、携帯電話1の通信料(従来であれば、キャリアか
ら携帯電話1のユーザに請求される通信料)が算出され
(通信料算出手段15)、その通信料の情報は、固有I
Dの情報と共に接続センタ4に送信される。通信料の情
報の送信には、専用線2aが用いられるが、セキュリテ
ィシステムが構築されている場合は、インターネット2
などのネットワークを用いてもよい。
ジネスフロー図である。サーバ運営会社23は、会員2
1の通信料をコンテンツ配信料及び手数料と共に企業2
4に請求し、企業24から受け取った代金からその通信
料をキャリア22に支払う。キャリア22は、サーバ運
営会社23から受け取った分を会員21に請求しない。
ことによって、無償サーバ10内のコンテンツを得る際
に発生する携帯電話1の通信料を企業24に負担しても
らうことができ、無料で無償サーバ10内のコンテンツ
を得ることができる。
員21から徴収すべき通信料を企業24から得ることが
できるので、確実に徴収することができる。特に、近
年、携帯電話1のユーザによる通信料の延滞が問題とな
ってきており、本システムによれば、そのような問題を
解決することができる。
10内のコンテンツを取得する際に発生した会員21の
通信料を正確に認識することができるので、配信したコ
ンテンツを提供する企業24からその通信料を徴収し、
会員21の代わりにキャリア22に支払うことができ
る。
る会員21の通信料を負担することができる。また、サ
ーバ運営会社23から会員21の個人情報の提供を受け
ることによって、後に効率的な市場調査を実施すること
が可能となる。
存在によって、会員21、キャリア22、サーバ運営会
社23、企業24のいずれもが利益を上げ、所定の目的
を達成することができ、ビジネスとして十分に成り立つ
ものである。
た実施例について説明する。
する概略図である。第1実施例は、本システムをマーケ
ティング代行サービスに用いた例である。無償サーバ1
0のポータルサイト16には、アンケートサイト17が
設けられており、アンケートサイト17には企業21の
依頼を受けてサーバ運営会社23が作成したアンケート
ページ(図示せず)が登録されている。
録していない非会員用のものが用意されており、それぞ
れ所定の質問とその回答を記入する欄が設けられ、携帯
電話1の表示部に表示されるように配信される。そし
て、会員21がアンケートサイト17にアクセスした場
合には、データベース11内に格納されている会員21
の個人情報に基づいて、属性に応じた内容を有するアン
ケートページが表示され、高い回答率を得ることができ
る仕組みになっている。アンケートの回答データは、接
続センタ4を介して無償サーバ10に送信され、無償サ
ーバ10のデータベース11に一旦格納され、後にレポ
ートとして企業24に報告される。
生した携帯電話1の通信料をキャリア22から請求され
ず、無料で回答することができる。また、キャリア22
は、サーバ運営会社23からその通信料を徴収すること
ができる。
からのコンテンツ配信費用及び手数料によって収益を得
ることができ、企業24は、会員の通信料を負担するこ
とで、ユーザのアンケートへの参加を積極的に促すこと
ができ、高い回答率を得ることができ、効率的なアンケ
ート調査を実施することができる。また、アンケートの
ターゲティング配信により、アンケート内容に適合した
ユーザを対象にアンケート調査を実施することができ、
有用な市場調査の結果を得ることができる。従って、携
帯電話1のユーザ21、キャリア22、サーバ運営会社
23、企業24は、いずれも相当の利益及び結果を得る
ことができる。
する概略図である。第2実施例は、本システムをテレビ
やラジオなどのメディアと連動したリアルタイムなマー
ケティングサービスに用いた例である。
送機器から放送された放送内容に関連する関連情報を提
供する放送メディア情報提供者(サーバ利用者)を示し
ている。この放送メディア情報提供者25には、テレビ
局やラジオ局の他に、番組のスポンサーなども含まれ
る。無償サーバ10のポータルサイト16内には、放送
メディアサイト18が設けられており、番組で放送され
た商品やサービスの紹介ページ、クイズの解答ページ、
スポーツの予想ページなどが登録されている。
否かにかかわらず、放送メディアサイト18にアクセス
することによって、テレビやラジオなどで放送された商
品やサービスの情報を取得したり、番組クイズへの回答
やスポーツの結果予想などを行うことができる。また、
番組で紹介されたレストランや宿泊施設などの予約、ド
ラマ主演俳優の服の情報の取得、番組中のBGMの情報
の取得やCDの販売予約なども行うことができる。
によって発生する携帯電話1の通信料を、放送メディア
情報提供者25に負担させ、無料でこれらの情報を得る
ことができる。
の通信料を負担することで、放送メディアサイト18へ
のアクセスを積極的に促すことができ、放送内容に関連
する商品やサービスの宣伝広告をリアルタイムで行うこ
とができる。また、サーバ運営会社23は、放送メディ
ア情報提供者25から得た代金によって収益を挙げるこ
とができる。従って、本実施例は、ビジネスモデルとし
て十分に成り立つものである。
する概略図である。第3実施例は、本システムを企業2
4のプロモーションキャンペーンに利用した例である。
無償サーバ10のポータルサイト16内には懸賞サイト
(キャンペーンサイト)19が設けられている。
否かにかかわらず懸賞サイト19にアクセスでき、企業
24のプロモーションキャンペーンに参加し、企業が用
意した景品などの特典を得ることができる。そして、会
員21の場合は、無償サーバ10との接続によって発生
する携帯電話1の通信料を、企業24に負担させ、無料
にすることができる。
業24は、会員21の通信料を負担することで、会員2
1の参加を積極的に促し、キャンペーンの効果を十分に
発揮させることができる。また、データベース11内の
会員21の属性を利用することにより、目的のユーザ層
に対してキャンペーン告知が可能となり、効果的なマー
ケティング活動を行うことができる。
ー広告費用、キャンペーンのホスティング費用、キャン
ペーン用のアンケートフォーム登録費用などで収益を挙
げることができる。従って、本実施例は、ビジネスモデ
ルとして十分に成り立つものである。
する概略図である。第4実施例は、本システムをメール
サービスに用いた例である。本実施例におけるメールサ
ービスは、いわゆるWebメールといわれているシステ
ムを利用したものであり、会員21は、専用のメールア
ドレスと暗証番号を入力することによって、無償サーバ
10のポータルサイト16内に設けられているメールサ
イト20にアクセスすることができ、メールサイト20
内で電子メールの送受信を行うことができる。
企業24が負担してくれるので、メールの送受信も無料
で行うことができる。従って、会員21同士や他のメー
ルアドレスへの電子メールの送信及び受信も全て無料で
行うことができる。
する企業24は、データベース11内の会員21の属性
を利用して、会員21に対してその属性に応じた宣伝等
の電子メールを配信することができ、効率のよいマーケ
ティング活動を行うことができる。
に対して無料の自動転送メールサービスを実施している
場合には、会員21の携帯電話1に自動で電子メールを
配信することができ、リアルタイムなメールの送受信を
実現することができる。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態で
は、端末機の例を、携帯電話1として説明したが、これ
に限定されるものではなく、他の端末機、例えば、イン
ターネット対応のPDAやカーナビゲーション装置であ
ってもよい。また、上述の実施の形態では、無償サーバ
10とのデータの送受信により生じた携帯電話1の通信
料を全て負担する例を説明したが、一部を負担してもよ
い。
ータ量課金システムによれば、サーバは、サーバに接続
してきた端末機が有する固有IDを認識し、固有IDが
認識された端末機がサーバとの間で送受信するデータの
データ量を計測し、計測されたデータ量に基づいてサー
バとの送受信により発生した端末機の通信料を算出する
ので、サーバとの送受信により発生した端末機の通信料
を正確に認識することができる。
タやサーバを利用するサーバ利用者は、端末機を認識
し、その端末機の通信料を端末機ユーザの代わりに電気
通信事業者に支払い、これを負担することができる。従
って、端末機ユーザによる端末機のサーバへの接続を積
極的に促すことができ、効率的なマーケティング活動を
実施することができる。
構成を概略的に示すシステム構成図である。
スフロー図である。
概念図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 端末機とサーバとのデータ通信に電気通
信事業者の通信回線を利用することにより、前記端末機
が前記サーバとの間で送受信したデータのデータ量に応
じた通信料が端末機ユーザに課金されるデータ量課金シ
ステムにおいて、 前記通信回線に接続され前記サーバとの間でデータの送
受信を行う接続センタを有し、該接続センタは、予め設
定されている特定サーバへの接続をリクエストするリク
エストデータを前記端末機から受信した場合に、該端末
機が有する固有IDの情報を前記リクエストデータに付
加して前記特定サーバに送信し、 前記特定サーバは、前記接続センタから前記リクエスト
データを受信した場合に、該リクエストデータに含まれ
ている前記端末機の固有IDの情報を認識するID認識
手段と、該ID認識手段により認識した固有IDが予め
登録されている固有IDであるか否かを判断する判断手
段と、該判断手段により前記固有IDが予め登録されて
いる固有IDであると判断した場合にその端末機が前記
特定サーバとの間で送受信したデータのデータ量を計測
するデータ量計測手段と、該計測されたデータ量に基づ
いて前記端末機の通信料を算出する通信料算出手段と、
を備え、 該通信料算出手段により算出された通信料が前記端末機
ユーザの代わりに前記特定サーバに課金されることを特
徴とするデータ量課金システム。 - 【請求項2】 前記特定サーバは、 前記端末機ユーザが該端末機ユーザの個人情報を前記特
定サーバに提供すること、及び前記端末機ユーザが前記
特定サーバから前記端末機への電子メールの配信を許容
することの少なくとも一方を条件として前記端末機の固
有IDを登録する登録手段を備えることを特徴とする請
求項1に記載のデータ量課金システム。 - 【請求項3】 前記特定サーバは、前記端末機からアク
セス可能な情報サイトを有することを特徴とする請求項
1又は2に記載のデータ量課金システム。 - 【請求項4】 前記情報サイトが、前記端末機ユーザに
対してアンケートを実施するアンケートサイトであるこ
とを特徴とする請求項3に記載のデータ量課金システ
ム。 - 【請求項5】 前記情報サイトが、所定の放送機器から
放送された放送内容に関連する関連情報を提供する放送
メディア情報サイトであることを特徴とする請求項3又
は4に記載のデータ量課金システム。 - 【請求項6】 前記情報サイトが、前記端末機ユーザに
対して所定商品又は所定サービスを宣伝するためのキャ
ンペーンを主催するキャンペーンサイトであることを特
徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のデータ量課金
システム。 - 【請求項7】 前記情報サイトが、電子メールを送受信
可能なメールサイトであることを特徴とする請求項3〜
6のいずれかに記載のデータ量課金システム。 - 【請求項8】 前記端末機は、 前記通信回線を通じてインターネットに接続可能な機能
を有する携帯電話であることを特徴とする請求項1〜7
のいずれかに記載のデータ量課金システム。
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Cited By (1)
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NTT R&D VOL.46,NO.2,P.97−106 |
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