JP2008293059A - インターネットを利用した広告クイズ - Google Patents

Abstract

【課題】多くの人が広告主のWebサイト（ホームページ）を閲覧し、その広告主の特徴や宣伝に興味を持ち関心が集まるように、広告クイズの正解者に換金可能なポイントを付与すること。
【解決手段】電子メールを含む案内によって参加者がインターネットを通じて、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズの予想問題を閲覧し、広告主のサイト（ホームページ）でその広告クイズの予想問題の解答を探す。また、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズを制限時間内で回答する。開催サイトが参加者側から転送されてきた広告クイズの回答が正解の場合にその広告クイズの全問正解者の人数を割り出し開催サイトが定める付与される総ポイントを広告クイズの全問正解者に均等に付与し、参加者は貯めたポイントを確認でき開催者が定めるポイントに達したらそのポイントの換金を依頼できるようにした
【選択図】図2

Description

本発明は、インターネットに接続可能なパソコンや携帯電話を利用し、参加者に広告クイズを実施し、全問正解者に広告クイズを実施する開催者が定めるポイントを均等に付与するとともに、参加者はポイントを貯めることができ、広告クイズを実施する開催者が定めるポイントに達した時点から、ポイントを換金可能である、インターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。

従来、インターネットでは、バナー広告やポイントサイトが実施されている。バナー広告はインターネットのサイト上に広告の画像を貼り、広告主のサイトにリンク（誘導）する手法で、画像の表示回数に対して課金する方法(インプレッション報酬型)のほか、実際にユーザーがクリックした回数に応じて課金する方法(クリック報酬型)や、広告主のWebサイトで実際に成約に至った件数に対して課金する方法(成功報酬型またはアフィリエイト・プログラム)など、様々な方法がある。ポイントサイトは、メールマガジン登録や会員登録又はサイトで買い物をすることによりポイントが貯まり、規定のポイント数に達すると現金にて還元できるサイトである。

（１）バナー広告のインプレッション報酬型は、広告主のサイトを見る閲覧者が少なくても広告主は広告掲載サイト側に報酬を支払わなければならないという問題がある。

（２）バナー広告のクリック報酬型は、そのバナー広告にクリックした時点から報酬（課金）が発生するため、広告掲載サイト側の不正クリックが問題となっている。

（３）成功報酬型またはアフィリエイト・プログラムは、商品・サービスが成約したにもかかわらず報酬としてカウントされない、報酬としてカウントされるがその報酬が払われないなど広告掲載側の不正行為が問題となっている。

（４）ポイントサイトは、広告主は広告のためにポイントサイトに広告掲載するではなく、個人情報の収集や新規会員登録の増加が目的になっており、またポイントサイトを利用する個人もその広告主の広告に関心を持たなくても広告主の資料請求や新規会員登録することでポイントが付与されるため、無作為に個人の情報を入力するといった方法がとられている。

本発明は、このような従来の技術における課題を解決するものであり、広告クイズの参加者に事前に広告クイズの予想問題を公開し、その解答を参加者が広告主のホームページを閲覧し導き出し、制限時間付きの広告クイズに挑んで全問正解者にポイントを付与し、かつそのポイントを換金することができることで、クイズを出題する広告主のホームページなどの広告に興味を持ち、その企業への広告効果を向上させるようにした、インターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法を提供することを目的とする。

インターネットにおける広告クイズを実施して参加者にポイントを付与しそのポイントを換金する方法において、電子メールを含む案内によって参加者がインターネットを通じて、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズの予想問題を閲覧するステップ、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズを回答するステップ、開催サイトが参加者側から転送されてきた広告クイズの回答が正解の場合にその広告クイズの全問正解者の人数を割り出し開催サイトが定める付与される総ポイントを広告クイズの全問正解者に均等に付与するステップ、参加者は貯めたポイントを確認でき開催者が定めるポイントに達したらそのポイントの換金を依頼するステップを有することを特徴としている。

本発明の方法は、広告クイズにあたり、参加者は事前に会員となることを必要とし、ユーザー名、パスワード、性別、都道府県、生年月日を登録することを特徴としている。

本発明の方法は、開催者が所有する参加者の性別、都道府県、生年月日の情報によって、広告主の希望する参加者に広告クイズを出題することで広告を効果的にすることを特徴としている。

本発明の方法は、開催者が広告主に関する広告クイズの予想問題を参加者に事前に出題することにより、参加者がその広告クイズに予想問題の解答を広告主のホームページを閲覧することにより導き出し、制限時間付きの広告クイズを挑むことで、参加者はその広告に関心を持ち、広告を効果的にすることを特徴としている。

本発明の方法は、広告クイズの全問正解者に均等に総ポイントを配分するため、開催者は参加者側から送信されてきた広告クイズの回答を解答し、その広告クイズの全問正解者の人数を割り出し、総ポイントを自動で全問正解者に付与することを特徴としている。

本発明の方法は、参加者は開催者のサイト上でユーザー名、パスワードを入力し、開催者の管理サーバにログインすることで、参加者の保有しているポイントを確認でき、開催者が定めるポイントに達したら、そのポイントを換金可能であることを特徴としている。

次に、本発明のインターネットを利用したクイズの配信による広告方法の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図１は本発明の実施形態における構成を示すブロック図である。図１において、この実施形態はインターネットよる通信ネットワークの構成を示している。このインターネットは、固定通信ネットワーク１及びデジタル移動通信ネットワーク２を備えている。

デジタル移動通信ネットワーク２は、Webの閲覧が可能なブラウザを搭載した多数の携帯電話機３が接続されている。また、図１には、広告サイトが提供するコンテンツ（情報）を携帯電話機３の小型表示画面に適合するように、広告やPRの情報などを専用のHTMLタグによるコンテンツに編集し直すための編集サーバ４が収容されている。

さらに、固定通信ネットワークには、インターネット利用者が電子メール通信やホームページ閲覧を行うための多数のパソコン５が接続されている。また、固定通信ネットワーク１には、広告クイズの広告主サイト６が接続されている。

さらに、クイズ参加者が会員登録の際に入力した情報やポイントの管理を行うための開催者の管理サーバ７が収容されている。

さらに、広告クイズを実施する開催者のパソコン８が管理者の管理サーバ７と固定通信ネットワーク１に接続されている。

図２は広告クイズの実施内容を説明する流れであり、図３は広告クイズに参加する際の会員登録フォームの画面例、図４は広告クイズの開催者から会員に送信される広告クイズの予想問題メールの画面例であり、図５は会員が受信したメールに表示されるURLにアクセスしたときに表示される広告クイズの予想問題の画面例である。参加者はまず、図３の会員登録フォームに必要事項を入力して会員登録を行う。登録された会員情報は開催者の管理サーバ７（図１）に蓄積される。次に、広告クイズを実施する開催者がパソコン８（図１）で広告クイズの予想問題を、開催者の管理サーバ７（図１）に蓄積された個人情報を利用し、参加者のパソコン５（図１）や携帯電話３（図１）に電子メール（図４）を送信する。その電子メール（図４）には広告主のPRとURLが表示される。会員は受信した電子メール（図４）に表示されたURLにアクセスし、広告クイズの予想問題（図５）を表示する。参加者はその広告クイズの予想問題（図５）の解答を広告主サイト６（図１）を閲覧し探し出す。

図６は広告クイズを実施する開催者から会員に送信される広告クイズメールの画面例、図７は会員が受信したメールに表示されるURLにアクセスしたときに表示される広告クイズの画面例である。広告クイズのメール（図６）にも、広告主のPRとURLが表示される。会員は、受信したメール（図６）に表示されたURLにアクセスし、広告クイズ（図７）を、クイズを実施する開催サイトが定める制限時間内で回答する。会員が回答したら、開催者の管理サーバ７（図１）にその回答を送信し、自動的に解答する。開催者の管理サーバ７（図１）には全問正解者の情報が蓄積され、広告クイズを実施する開催者が定める広告クイズの出題期限の終了時に、全問正解者の人数を割り出し、広告クイズを実施する開催者が定める全問正解者に対する総ポイント数をその人数で均等に分配する。

図８は参加者が自分のポイントを確認・換金する際にログインする画面例である。参加者はパソコン５（図１）や携帯電話３（図１）の画面上でユーザー名、パスワードを入力し、管理サーバ７（図１）に送信することにより、開催者の管理サーバ７（図１）は参加者を識別し、参加者は自分のポイントを換金依頼画面（図９）で確認できる。また、参加者は広告クイズを実施する開催者が定めるポイントに達したら、自分のポイントをクイズを実施する開催者に換金依頼することが可能である。

本発明の実態形態における構成を示すブロック図である。 上記実施形態での広告クイズの実施内容を説明するための流れの図である。 上記実施形態にあって会員入会に関する入力画面を説明するための図である。 上記実施形態での広告クイズの参加案内及びその予想問題に関する電子メール内容を説明するための図である。 上記実施形態にあって広告クイズの予想問題に関する画面を説明する図である。 上記実施形態での広告クイズに関する電子メール内容を説明するための図である。 上記実施形態にあって広告クイズに関する画面を説明する図である。 上記実施形態での会員がログインする際に表示される画面を説明する図である。 上記実施形態にあって会員が保有するポイントを換金する際に表示される画面を説明する図である。

符号の説明

１ 固定通信ネットワーク
２ デジタル移動通信ネットワーク
３ 携帯電話
４ 編集サーバ
５ パソコン
６ 広告主のWebサイト（ホームページ）
７ 広告クイズ開催者の管理サーバ
８ 広告クイズ開催者のパソコン

Claims (5)

1. インターネットに接続可能なパソコンや携帯電話を利用して広告クイズを実施して正解者にポイントを付与しそのポイントを換金する方法において、電子メールを含む案内によって参加者がインターネットを通じて、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズの予想問題を閲覧するステップ、広告クイズを実施する開催者のサイトで広告クイズを回答するステップ、開催者が参加者側から送信されてきた広告クイズの回答が正解の場合にその広告クイズの全問正解者の人数を割り出し開催者が定める付与される総ポイントを広告クイズの全問正解者に均等に付与するステップ、参加者は貯めたポイントを確認でき開催者が定めるポイントに達したらそのポイントの換金を依頼するステップを有することを特徴とするインターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。
2. 広告クイズにあたり、参加者は事前に無料で会員となることを必要とし、ユーザー名、パスワード、性別、都道府県、生年月日を登録し、参加者の識別を実施することを特徴とする。また、広告クイズを実施する開催者が所有する参加者の性別、都道府県、生年月日の情報によって、広告主の希望する参加者に広告クイズを出題することで、広告を効果的にすることを特徴とする、請求項１に記載のインターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。
3. 広告クイズを実施する開催者は広告主に関するクイズの予想問題を事前に参加者に出題することにより、予想問題の解答を参加者が広告主のホームページなどを閲覧し、制限時間付きの広告クイズを挑むことにより、参加者に対し広告を効果的にすることを特徴とする、請求項１に記載のインターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。
4. 広告クイズの全問正解者に均等に総ポイントを配分するため、広告クイズを実施する開催者が参加者側から送信されてきた広告クイズの回答が全問正解の場合、その広告クイズの全問正解者の人数を割り出し、広告クイズを実施する開催者が定めた総ポイントを自動で全問正解者に付与することを特徴とする、請求項１に記載のインターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。
5. 参加者は広告クイズを実施する開催者のサイト上でユーザー名、パスワードを入力し、広告クイズを実施する開催者の管理サーバにログインすることで、参加者の保有しているポイントを確認でき、広告クイズを実施する開催者が定めた一定のポイントに達したら、そのポイントを換金可能であることを特徴とする、請求項１に記載のインターネットにおける広告クイズ・ポイント付与・換金の方法。

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