JP2002149686A - 広告提供方法、広告提供装置及び広告提供プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末用サービスネットワークにおける広
告提供サービスにおいて、携帯端末を保持するユーザの
いる場所や時間に応じて適切な広告を配信することを目
的とする。 【解決手段】 広告、その広告のカテゴリ、その広告を
配信するエリア、及びその広告を配信する時間を含む広
告配信テーブルを作成し、ユーザの端末情報を含む情報
を事業体に登録し、ユーザの位置情報を参照して、ある
広告のカテゴリ、配信するエリア及び時間に適合するユ
ーザの端末情報を取得し、そのユーザの端末に当該広告
を配信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯端末を用いた
インターネット上での広告提供方法に関する。

【従来の技術】近年、携帯端末上でのインターネットの
利用が普及してきており、携帯端末ユーザへの広告提供
方法として、例えば、ホームページに広告を掲載し、ユ
ーザがそのホームページにアクセスすることによって広
告を閲覧する方法がある。また、電子メール等によって
広告を配信することも行われている。

【０００２】

【発明が解決しようとする課題】携帯端末はユーザが好
きなところに持ち運びできるという特徴があるが、従来
の広告提供方法によると、携帯端末のこの特徴が効果的
に利用されていなかった。すなわち、携帯端末を所持す
るユーザがいる場所や時間自体がユーザの興味関心と密
接に関連していると考えられるところ、従来技術による
と、ユーザのいる場所や時間を考慮せずに広告を配信し
ていた。従って、携帯端末の特徴を生かした効果的な広
告配信がなされていなかった。

【０００３】また、従来技術では広告を取得する際にホ
ームページを見に行く等の何らかのアクションを起こす
必要があったので、ユーザが広告を見るとは限らず、広
告の効果が十分とはいえなかった。

【０００４】また、広く普及してきた携帯端末を広告媒
体として有効に活用する技術が求められているが、イン
ターネット対応携帯端末においては、広告として送信さ
れるデータの通信料金（パケット料金）はユーザ負担と
なるという問題がある。すなわち、広告主としてはユー
ザに通信料金を払わせてまで積極的に広告を配信するこ
とは難しく、また、ユーザとしても、通信料金を払って
まで見る広告は限られてくる。従って、インターネット
対応携帯端末においては効率的で効果的な広告配信がで
きなかった。

【０００５】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、携帯端末を保持するユーザのいる場所や時間に応
じて広告を配信する広告提供方法、広告提供装置及び広
告提供プログラムを記録した記録媒体を提供することを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成することができる。

【０００７】請求項１に記載の発明は、インターネット
サービスを提供する携帯端末用サービスネットワークに
おける事業体がユーザの携帯端末に広告を提供する広告
提供方法であって、広告、その広告のカテゴリ、その広
告を配信するエリア、及びその広告を配信する時間を含
む広告配信テーブルを作成するステップと、ユーザが端
末情報を含む情報を事業体に登録するステップと、ユー
ザの位置情報を参照し、ある広告のカテゴリ、配信する
エリア及び時間に適合するユーザの端末情報を取得し、
そのユーザの端末に当該広告を配信するステップとを有
する。

【０００８】本発明によれば、広告のカテゴリ、配信す
るエリア及び時間に適合するユーザに広告を配信するた
め、広告に関心のあるユーザにのみ広告を配信すること
ができ、広告の効果を高めることが可能となる。ユーザ
端末の位置情報は、例えば、携帯サービス会社から取得
してもよいし、ユーザがスケジュールとして事業体に登
録しておいてもよい。

【０００９】請求項２に記載の発明は、インターネット
サービスを提供する携帯端末用サービスネットワークに
おける事業体がユーザの携帯端末に広告を提供する広告
提供方法であって、広告、その広告のカテゴリ、その広
告を配信するエリア、及びその広告を配信する時間を含
む広告配信テーブルを作成するステップと、メールアド
レスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持つカテゴリ
を登録し、ユーザの携帯端末の端末ＩＤを取得するステ
ップと、配信する時間にある一の広告のカテゴリに適合
したカテゴリを登録したユーザの端末ＩＤを取得するス
テップと、取得した端末ＩＤを携帯サービス提供会社に
送信するステップと、送信した端末ＩＤの端末の位置情
報を携帯サービス提供会社から取得するステップと、当
該広告を配信するエリアに適合する位置情報を有する端
末の端末ＩＤを抽出し、抽出した端末ＩＤをメールアド
レスに変換するステップと、端末ＩＤを変換して得たメ
ールアドレス宛に当該広告を含むメールを配信するステ
ップとを有する。

【００１０】本発明によっても、広告に関心のあるユー
ザにのみ広告を配信することができ、広告の効果を高め
ることが可能となる。また、位置情報を携帯サービス提
供会社から取得するので、ユーザはスケジュールを登録
しておく必要がない。

【００１１】請求項３に記載の発明は、インターネット
サービスを提供する携帯端末用サービスネットワークに
おける事業体がユーザの携帯端末に広告を提供する広告
提供方法であって、広告、その広告のカテゴリ、その広
告を配信するエリア、及びその広告を配信する時間を含
む広告配信テーブルを作成するステップと、メールアド
レスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持つカテゴ
リ、滞在エリア、滞在時間を事業体に登録するステップ
と、配信する時間にある一の広告のカテゴリ、配信する
エリア、当該時間に適合するユーザのメールアドレスを
取得するステップと、取得したメールアドレス宛に当該
広告を含むメールを配信するステップとを有する。

【００１２】本発明によっても、広告に関心のあるユー
ザにのみ広告を配信することができ、広告の効果を高め
ることが可能となる。また、ユーザは位置情報をスケジ
ュールとして登録しておくことができるので、位置情報
を携帯サービス提供会社から取得できない場合でもユー
ザへの広告配信を行うことができる。

【００１３】請求項４に記載の発明は、請求項１ないし
３のうちいずれか１項の記載において、前記広告を閲覧
した際にユーザにポイントを付与するステップと、携帯
サービス提供会社のセンタシステムに端末ＩＤ及びポイ
ント数を渡すことによって携帯端末の通信料金から前記
ポイントに応じた金額を差し引くポイント還元ステップ
を更に有する。

【００１４】本発明によれば、広告閲覧のための通信料
を削減できるため、ユーザは積極的に広告を見るように
なり、広告の効果が高まる。

【００１５】請求項５〜８に記載された発明は、上記の
広告提供方法の実施に適した広告提供装置であって、上
記の広告提供方法と実質的に同様な作用効果を奏する。

【００１６】請求項９〜１２に記載された発明は、上記
の広告提供方法の実施に適した広告提供プログラムを記
録した記録媒体であって、上記の広告提供方法と実質的
に同様な作用効果を奏する。

【００１７】

【発明の実施の形態】本発明の一実施例における広告提
供方法の概要を図１に示す。

【００１８】事業体１は、本発明に係る広告サービスを
提供する主体であり、ユーザのいるエリア情報、カテゴ
リ情報、時間等を基に、広告配信テーブル２から広告を
検索し、検索された広告をメール等で該当のユーザに配
信する。また、広告を閲覧したユーザにポイント加算等
を行うこともできる。事業体１は、例えばＷＷＷサーバ
及びデータベースサーバで構成される。Ａのエリアのユ
ーザ、Ｂのエリアのユーザはそれぞれ携帯端末３、５を
保持し、広告閲覧をする。携帯端末３、５としてはイン
ターネット対応の携帯電話等が用いられる。広告主７は
事業体１に広告料を支払う。図１に示す例では、Ａのエ
リアのユーザにはイタリアンレストランの広告が配信さ
れ、Ｂのエリアのユーザにはスポーツクラブの広告が配
信される。

【００１９】広告配信テーブル２は、例えば、広告主か
ら当該広告についてのカテゴリ、エリア、配信時間の情
報をもらって作成する。

【００２０】広告を閲覧したユーザにポイント加算した
場合、そのポイントは銀行振込等によって還元すること
ができる。その際、ユーザは銀行口座を携帯端末から入
力する。また、ポイント分に応じて、携帯サービス提供
会社がパケット使用料金から還元分を差し引いて請求を
行うようにすることもできる。これには、例えば、携帯
サービス提供会社が提供する料金回収代行を用いること
ができる。料金回収代行とは、サービスを提供している
会社に代わって、携帯サービス提供会社が電話料金等と
一緒にそのサービスの料金回収を行うものである。銀行
口座への振り込みと、パケット使用料の減額を組み合わ
せても良い。例えば、ポイント還元分を広告閲覧分のパ
ケット使用料に割り当てた後、ポイントが余った場合に
は銀行口座からの振り込みとしてもよい。

【００２１】なお、ポイント加算は種々の条件で行うこ
とが可能であり、例えば、広告を配信した場合、広告を
閲覧して画面内の所定のボタンをクリックした場合、広
告内のアンケート等に答えた場合、又は、所定のページ
まで到達した場合、等を条件とすることができる。ま
た、ポイント数は広告に対応付けて予め決めておく。

【００２２】図２に本発明の一実施例における広告提供
システムの構成を示す。同図に示すように、携帯用パケ
ットネットワーク９とインターネット１１がＧＷ（ゲー
トウェイ）１３、１５を介してセンタシステム１７に接
続される構成をとる。なお、携帯用パケットネットワー
ク９、センタシステム１７、インターネット１１からな
るネットワークを携帯端末用サービスネットワークと称
することができる。本発明のサービスを提供する事業体
のサーバ（サービス提供サーバ）の設置方法は２種類あ
り、１つはサーバ１９のように、センタシステム１７に
直接専用線で接続する方法である。もう一つは、インタ
ーネット上にサーバ２１を設置する方法である。本発明
はどちらの設置方法でも実現できる。

【００２３】図３は、事業体がセンタシステム１７に専
用線で接続する場合における事業体の構成を詳細に示し
た図である。

【００２４】本発明の一実施例において、事業体はＷＷ
Ｗサーバ１９１の他、メールサーバ１９２、ＤＢサーバ
１９３を有し、ルータ１９４を介してセンタシステムと
接続される。メールサーバはメールの送受信を行う機能
を有し、ＤＢサーバは広告管理テーブル、広告配信テー
ブル、ユーザリファレンステーブル、ユーザ管理テーブ
ル、基地局・エリア対応テーブル等を有する。ＷＷＷサ
ーバ、メールサーバは必要に応じてＤＢサーバのテーブ
ルにアクセスしてデータの読み書きを行う。

【００２５】ＤＢサーバが有する広告管理テーブルはク
ライアントＩＤ、広告ＩＤ、広告データ数を有し、クラ
イアント（広告主）から配信を依頼された広告を管理す
るために用いられる。クライアントＩＤは広告配信を依
頼しているクライアント（広告主）のＩＤであり、広告
ＩＤはクライアントから依頼を受けている広告のＩＤで
あり、データ数は配信する広告のデータ数である。な
お、このデータ数はパケット料金算出の元ともなる。こ
のように、クライアントＩＤと広告ＩＤの項目を持つこ
とにより、１社のクライアントが複数の異なる広告を配
信することが可能となる。

【００２６】ユーザ管理テーブルはユーザＩＤ、ユーザ
のポイント、その他ユーザに関する情報を有する。ユー
ザＩＤはサービスに登録しているユーザを表すＩＤであ
り、ポイントは当該ユーザのこれまでの蓄積ポイントで
ある。広告配信テーブルは、図１に示すようなテーブル
である。その他のテーブルについては、後述する。

【００２７】図４は、事業体がインターネット上にある
場合における詳細構成を示す図である。事業体はルータ
を介してインターネット１１に接続されるが、事業体自
体の構成は上記の場合と同様である。

【００２８】ＷＷＷサーバは、例えばコンパクトＨＴＭ
Ｌで記述された画面をユーザの携帯端末に表示してサー
ビスを行う。図２に示すシステムにおける動作概要を次
に説明する。

【００２９】センタシステム１７には、携帯電話番号と
それに対応するユニークなユーザＩＤ(ＵＩＤ)を対応付
けた表（２０）があり、サービスを利用するために、携
帯電話からセンタシステムにアクセスがあると、電話番
号をＵＩＤに変更する。

【００３０】特定のサーバへは、そのＵＩＤをそのサー
バのＵＲＬに付けて送信する。従って、そのサーバでは
どのユーザがアクセスしてきたかをそのＵＩＤによって
識別することが可能となる。また、サーバ側ではそれで
本人認証を行うこともできる。

【００３１】特定のサーバで提供するサービスに登録し
ているＵＩＤをそのサービスと対応付けてセンタシステ
ム１７で管理することによって、例えば料金回収代行が
可能となる。なお、上記のＵＩＤは下記の端末ＩＤとし
て使用できる。

【００３２】次に、本発明の実施例について説明する。

【００３３】本発明の実施例においては、広告配信の方
法に応じてプッシュ型とプル型がある。プッシュ型はあ
らかじめ登録された情報に基きメールにより広告を送信
する方式であり、プル型はユーザがＷｅｂ上で情報を入
力する方式である。また、プッシュ型にはエリア情報を
自動で所得する「オート」と、ユーザがあらかじめ登録
する「マニュアル」がある。プッシュ型「オート」、プ
ッシュ型「マニュアル」、プル型をそれぞれ第１の実施
例、第２の実施例、第３の実施例として説明する。

【００３４】（第１の実施例）以下、第１の実施例につ
いて説明する。第１の実施例はプッシュ型で「オート」
の場合の例である。

【００３５】まず、会員登録について図５及び図６を用
いて説明する。図５は携帯端末側の画面遷移を示す図で
ある。

【００３６】本発明に係るサービスのページにアクセス
して会員登録を選択することによって、基本情報登録画
面３０が表示される。ユーザがそこで所定の情報を入力
すると、カテゴリ情報選択画面３２が表示され、ユーザ
の希望するカテゴリを選択する。ここでは複数選択して
もよい。また、情報の配信を希望するかどうかを選択す
ることもできる。その後、登録完了画面３４が表示され
る。登録が済むと、登録内容に応じて例えば３６のよう
な広告が送信される。

【００３７】図６は、会員登録におけるユーザの携帯端
末と事業体間の処理シーケンスを示すシーケンスチャー
トである。また、本実施例では事業体はＷＷＷサーバ及
びデータベースを有し、その間のシーケンスも図６に示
している。なお、データベースはＷＷＷサーバ内にあっ
てもよいし、別装置でもよい。

【００３８】ユーザが会員登録を選択すると（ステップ
１）、ＷＷＷサーバは基本情報登録画面データをユーザ
端末に送信する（ステップ２）。ユーザが基本情報登録
画面から基本情報を入力すると（ステップ３）、ＷＷＷ
サーバはその基本情報を受信し、メールアドレス、氏
名、性別をユーザ管理テーブルに記録する（ステップ
４）。ユーザ管理テーブルを参照して、重複チェックを
行い、チェック結果がＯＫであればその旨をＷＷＷサー
バに通知する（ステップ５）。

【００３９】次に、ＷＷＷサーバはユーザ端末にカテゴ
リ情報登録画面データを送信する(ステップ６)。ユーザ
がカテゴリ情報登録画面からカテゴリ情報を入力すると
（ステップ７）、ＷＷＷサーバはカテゴリ情報を会員登
録情報ＤＢに記録し（ステップ８）、会員登録情報ＤＢ
からは正常に記録された旨がＷＷＷサーバに通知される
（ステップ９）。そして、ＷＷＷサーバからユーザ端末
に登録完了画面データが送信され、ユーザ端末に表示さ
れる（ステップ１０）。

【００４０】次に、広告配信時の動作について図７及び
図８を用いて説明する。図７は、ユーザ端末、事業体及
び携帯サービス提供会社間のデータのシーケンスを示す
シーケンスチャートである。

【００４１】事業体では、配信する広告のカテゴリに配
信を希望するユーザの端末ＩＤの一覧をユーザ管理テー
ブルより取得する。ここでの端末ＩＤは、例えば、前述
した携帯端末用サービスネットワークにおいて携帯電話
番号に対応して割当てられたＩＤとすることができる。
その場合、会員登録時にその端末ＩＤがセンタシステム
１７から通知されてユーザ管理テーブルに登録される。

【００４２】次に、事業体は端末ＩＤを携帯サービス提
供会社に送信する（ステップ１０）。携帯サービス提供
会社では、端末ＩＤを携帯電話番号に変換し、携帯電話
の現在の位置情報を検索し、端末ＩＤと位置情報を事業
体に送信する（ステップ１１）。位置情報としては例え
ば後述するような基地局情報を用いることができる。

【００４３】事業体では、配信する広告のエリアと一致
する位置情報の端末ＩＤを抽出し、ユーザ管理テーブル
よりメールアドレスを取得し、当該メールアドレスを有
するユーザにその広告を配信する（ステップ１２）。

【００４４】図８は広告配信のための事業体側の処理を
示すフローチャートである。

【００４５】事業体はまず、広告配信テーブルから現時
点に該当する配信時間を有する広告の一覧を取得する
（ステップ２０）。次に、広告の一覧が最後まで処理さ
れているかどうかをチェックし（ステップ２１）、最後
まで処理されていれば処理を終了する。最後まで処理さ
れていなければ広告の一覧から広告を一つずつ抽出する
（ステップ２２）。次に、その広告の条件に適合するユ
ーザの端末ＩＤをユーザ管理テーブルから取得する。広
告の条件としては例えばカテゴリが使用される（ステッ
プ２３）。続いて、取得した端末ＩＤを携帯サービス提
供会社に送信し（ステップ２４）、携帯サービス提供会
社から端末ＩＤに対応する端末の位置情報（例えば基地
局情報）を取得する（ステップ２５）。

【００４６】次に、位置情報が基地局情報であれば、そ
の基地局情報から当該端末ＩＤの携帯帯端末のエリアを
把握し、広告の配信エリアに適合する位置情報の端末Ｉ
Ｄを抽出し、その端末ＩＤをユーザ管理テーブルを用い
てメールアドレスに変換する（ステップ２６）。その
後、メールアドレスの一覧が最後まで処理されているか
どうかをチェックし（ステップ２７）、最後まで処理さ
れていれば次の広告の処理に移る。最後まで処理されて
いなければメールアドレスの一覧からメールアドレスを
一つずつ取得し（ステップ２８）、メール配信を行う
（ステップ２９）。

【００４７】携帯サービス提供会社が端末ＩＤを受信し
て位置情報を取得する処理は次のようにして行われる。
図９〜１１を用いて説明する。

【００４８】図９は携帯サービス提供会社の携帯サービ
ス提供システムの例を示す図である。図に示すように、
携帯サービス提供システムはあるエリアをカバーする基
地局とセンタを有し、センタは携帯電話のＩＤ（電話番
号等）とその携帯電話が属するエリアの基地局を記録し
た管理テーブルを有している。

【００４９】図９において、例えば、基地局Ａのカバー
するエリアに携帯電話ａが入った場合、基地局Ａは携帯
電話ａの電波をつかみ（１）、その情報をセンタに送信
する（２）。センタではその情報を基にして、管理テー
ブルに示すように、どの携帯電話の電波をどの基地局が
つかんでいるかを管理する。

【００５０】携帯サービス提供会社のセンタは、事業体
から端末ＩＤ（前述したＵＩＤ）を受信すると、その端
末ＩＤからどの携帯電話かを把握し、位置情報として当
該端末ＩＤに対応する基地局情報を事業体に送信する。

【００５１】事業体では図１０（図１１に基地局とエリ
アの関係を示す）に示すような基地局・エリア対応テー
ブルを参照して当該端末ＩＤに対応する携帯端末がいる
エリアを把握する。

【００５２】（第２の実施例）次に、第２の実施例につ
いて説明する。第２の実施例はプッシュ型で「マニュア
ル」の場合の実施例である。

【００５３】まず、会員登録及びスケジュール設定につ
いて、図１２に示すユーザ端末の表示画面遷移に従って
説明する。

【００５４】本発明に係るサービスのページにアクセス
して会員登録を選択することによって、基本情報登録画
面4０が表示される。ユーザがそこで所定の情報を入力
すると、エリア情報登録画面４２が表示される。図に示
すように、例えば勤務エリアとそこに滞在する時間を入
力する。次に、カテゴリ情報選択画面４４が表示され、
カテゴリを選択すると、登録完了画面４６が表示され
る。登録が済むと、登録内容に応じて例えば４８のよう
な広告が送信される。

【００５５】次に、スケジュール設定について説明す
る。本発明に係るサービスのページにアクセスし、ログ
インを選択するすると、ログイン画面５０が表示され
る。次に、ユーザのサービス設定情報がユーザ画面５２
に表示され、スケジュール設定画面を選択することによ
ってスケジュール設定画面５４が表示される。

【００５６】スケジュール設定画面で、カテゴリ、エリ
ア、滞在時間を入力することによってスケジュールの設
定を行うことができ、設定された情報はユーザ画面５２
に表示される。そのスケジュールに基づきメールが送信
される。

【００５７】なお、デフォルトでは会員登録で登録した
住所、勤務地、カテゴリでターゲティングが行われ、ス
ケジュール設定された場合にはその設定情報に基きター
ゲティングが行われる。例えば、スケジュール設定がな
されていない場合、住所をＡ、勤務地をＢで登録してあ
るユーザには、勤務時間帯にＢエリアの広告が配信さ
れ、それ以外の時間帯はＡエリアの広告が配信される。
また、「２０００年６月２日午後１：００〜午後３：０
０ Ｃ ショッピング」のようにスケジュール設定され
ていた場合、２０００年６月２日午後１：００〜午後
３：００の間はＣエリアのショッピングの広告が配信さ
れる。

【００５８】図１３は、会員登録におけるユーザの携帯
端末と事業体間の処理シーケンスを示すシーケンスチャ
ートである。また、本実施例でも事業体はＷＷＷサーバ
及びデータベースサーバ等を有し、その間のシーケンス
も図１３に示している。なお、データベースサーバのか
わりにデータベースをＷＷＷサーバ内に設けてもよい。

【００５９】ユーザが会員登録を選択すると（ステップ
３０）、ＷＷＷサーバは基本情報登録画面データをユー
ザ端末に送信する（ステップ３１）。ユーザが基本情報
登録画面から基本情報を入力すると（ステップ３２）、
ＷＷＷサーバはその基本情報を受信し、メールアドレ
ス、氏名、性別をユーザ管理テーブルに記録する（ステ
ップ３３）。ユーザ管理テーブルを参照して、重複チェ
ックを行い、チェック結果がＯＫであればその旨をＷＷ
Ｗサーバに通知する（ステップ３４）。

【００６０】次に、ＷＷＷサーバはユーザ端末にエリア
情報登録画面データを送信する(ステップ３５)。ユーザ
がエリア情報登録画面からエリア情報を入力すると（ス
テップ３６）、ＷＷＷサーバはエリア情報として住居エ
リア情報、勤務エリア情報、滞在時間等をユーザ管理テ
ーブルに記録し（ステップ３７）、データベースからは
正常に記録された旨がＷＷＷサーバに通知される（ステ
ップ３８）。

【００６１】次に、ＷＷＷサーバはユーザ端末にカテゴ
リ情報登録画面データを送信する(ステップ３９)。ユー
ザがカテゴリ情報登録画面からカテゴリ情報を入力する
と（ステップ４０）、ＷＷＷサーバはカテゴリ情報をユ
ーザ管理テーブルに記録し（ステップ４１）、ユーザ管
理テーブルからは正常に記録された旨がＷＷＷサーバに
通知される（ステップ４２）。そして、ＷＷＷサーバか
らユーザ端末に登録完了画面データが送られ、ユーザ端
末に表示される（ステップ４３）。

【００６２】次に、スケジュール設定におけるユーザの
携帯端末と事業体間の処理シーケンスを図１４を用いて
説明する。

【００６３】ユーザがログイン画面を選択すると（ステ
ップ５０）、ＷＷＷサーバはユーザ端末にログイン画面
データを送信し、ユーザ端末ではそれを表示する（ステ
ップ５１）。ユーザがメールアドレスを入力すると（ス
テップ５２）、ＷＷＷサーバはメールアドレスを受信
し、それをユーザ管理テーブルに記録し（ステップ５
３）、データベースではそのメールアドレスが登録され
ているかどうかをチェックし、登録されていることを確
認するとその旨をＷＷＷサーバに通知する（ステップ５
４）。

【００６４】ＷＷＷサーバはユーザ画面データをユーザ
端末に送信し（ステップ５５）、ユーザ端末はユーザ画
面を表示する。ユーザがその画面からスケジュール設定
画面を選択すると（ステップ５６）、ＷＷＷサーバはス
ケジュール設定画面データをユーザ端末に送信する（ス
テップ５７）。ユーザがユーザ端末からスケジュール情
報を入力すると（ステップ５８）、ＷＷＷサーバはエリ
ア情報、滞在時間、カテゴリ情報をユーザ管理テーブル
に記録する（ステップ５９）。データベースは正常に処
理が行われたことをＷＷＷサーバに通知し（ステップ６
０）、ＷＷＷサーバはユーザ画面データをユーザ端末に
送信する（ステップ６１）。

【００６５】次に、広告配信時の処理について説明す
る。図１５は広告配信のための事業体側の処理を示すフ
ローチャートである。

【００６６】事業体はまず、広告配信テーブルから現時
点に該当する配信時間を有する広告の一覧を取得する
（ステップ７０）。次に、広告の一覧が最後まで処理さ
れているかどうかをチェックし（ステップ７１）、最後
まで処理されていれば処理を終了する。最後まで処理さ
れていなければ広告の一覧から広告を一つずつ抽出する
（ステップ７２）。次に、その広告の条件に適合するユ
ーザのメールアドレスをユーザ管理テーブルから取得す
る（ステップ７３）。その後、メールアドレスの一覧が
最後まで処理されているかどうかをチェックし（ステッ
プ７４）、最後まで処理されていれば次の広告の処理に
移る。最後まで処理されていなければメールアドレスの
一覧からメールアドレスを一つずつ取得し（ステップ７
５）、メール配信を行う（ステップ７６）。

【００６７】（第３の実施例）図１６に、第３の実施例
におけるサービス画面例を示す。

【００６８】サービストップ画面５０から本発明に係る
サービスを選択すると、情報検索画面５２が表示され
る。情報検索画面５２にエリア、カテゴリ等を入力する
ことによって情報検索が行われ、検索結果一覧画面５４
が表示される。一覧の中から選択した広告が広告表示画
面５６に表示される。

【００６９】図１７は、ユーザの携帯端末と事業体間の
処理シーケンスを示すシーケンスチャートである。ま
た、本実施例でも事業体はＷＷＷサーバ及びデータベー
スサーバ等を有し、その間のシーケンスも図１７に示し
ている。

【００７０】ユーザが情報検索画面を選択すると（ステ
ップ８０）、ＷＷＷサーバは情報検索画面データをユー
ザ端末に送信する（ステップ８１）。ユーザが情報検索
画面から検索条件を入力すると（ステップ８２）、ＷＷ
Ｗサーバはその検索条件を受信し、エリア、カテゴリ、
時間をデータベースに送信する（ステップ８３）。広告
配信テーブルを参照して、情報検索を行い、検索結果を
ＷＷＷサーバに送信する（ステップ８４）。

【００７１】次に、ＷＷＷサーバはユーザ端末に検索結
果一覧データ(広告ＩＤ)を送信し（ステップ８５）、ユ
ーザは表示された一覧画面を見て、特定の広告を選択す
る（ステップ８６）。ＷＷＷサーバが広告ＩＤをデータ
ベースに送信すると（ステップ８７）、データベースは
当該広告ＩＤの広告を広告管理テーブルから検索し、検
索された広告情報をＷＷＷサーバに送信する（ステップ
８８）。そして、ＷＷＷサーバからユーザ端末に広告表
示画面データが送られ（ステップ８９）、ユーザ端末に
広告が表示される。

【００７２】次にポイント加算処理について図１８を用
いて説明する。

【００７３】下記の処理は第１〜第３の実施例に共通で
ある。

【００７４】広告の閲覧、クリック等があると（ステッ
プ９０）、その広告が既にポイント加算済みであるかど
うかを調べる（ステップ９１）。既にポイント加算済み
であれはポイント加算処理を終了する。加算済みでない
場合、ユーザＩＤ、広告ＩＤを配信ログテーブルに書き
込み（ステップ９２）、広告ＩＤに対応する広告のポイ
ント数をデータベースより取得する（ステップ９３）。
なお、配信ログテーブルはデータベースサーバが有し、
どのユーザにどの広告を配信したかを記録するテーブル
である。続いて、広告ポイント数を当該ユーザのポイン
トに加算して書き込む（ステップ９４）。

【００７５】次に、ポイント還元処理についてより詳細
に説明する。

【００７６】ユーザの銀行口座に振り込む形式でユーザ
にポイントを還元する場合、図１９に示すように、ユー
ザは携帯端末から還元に必要な個人情報（氏名、銀行
名、口座番号）を事業体に登録する。事業体では、その
データをユーザプレファレンスＤＢに記録し、そのユー
ザプレファレンスＤＢとユーザ管理ＤＢとを参照して、
指定された銀行にユーザ名、口座番号を送信し、ポイン
ト相当金額を銀行に送信する。銀行はその口座にポイン
ト相当金額を振り込む。

【００７７】次に、携帯サービス提供会社からのパケッ
ト使用料金請求からポイント相当分の金額を差し引くこ
とによるポイント還元処理について説明する。ここでは
図２０のフローチャートを用いて説明する。また、シー
ケンスチャートを図２１に示す。なお、下記のユーザＩ
Ｄは、携帯サービス提供会社から通知されるユーザＩＤ
（前述したＵＩＤ）を用いることができる。

【００７８】ユーザＩＤ（端末ＩＤ）の一覧をデータベ
ースより取得し（ステップ１００）、ユーザＩＤの一覧
が最後まで処理されているかどうかをチェックする（ス
テップ１０１）。最後まで処理されていなければ、ユー
ザＩＤの一覧からユーザＩＤを一つずつ抽出し（ステッ
プ１０２）、ポイント受け渡しファイルにユーザＩＤ、
ポイント数を書き込む（ステップ１０３）。ポイント数
を金額に変換したものを書き込んでもよい。ステップ１
０１にて、ユーザＩＤの一覧が最後まで処理されている
と判断された場合には、携帯サービス提供会社にポイン
ト受け渡しファイルを送信する（ステップ１０４）。

【００７９】携帯サービス提供会社がポイント受け渡し
ファイルを受信すると、そのユーザＩＤとポイントを用
い、そのユーザのパケット使用料からそのポイント還元
分を差し引く。請求時には、ポイント還元分を差し引い
た料金が請求されることとなる。

【００８０】上述した実施例に示した事業体における処
理を行うプログラムをコンピュータにインストールする
ことによって、本発明の事業体のＷＷＷサーバを構成す
ることが可能となる。そのプログラムはコンピュータに
プレインストールされていても良いし、そのプログラム
をＣＤ−ＲＯＭやフロッピー（登録商標）ディスク等の
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納し、その記
録媒体からコンピュータにプログラムをインストールし
てもよい。

【００８１】そのようなコンピュータのハードウェア
は、例えば図２２に示す構成をとる。本コンピュータ
は、処理を実行するＣＰＵ１００、プログラムやデータ
を記憶するメモリ１０１、メモリ１０１またはＣＰＵ１
００で使用するプログラムやデータを蓄積するハードデ
ィスク１０２、データを表示するディスプレイ１０３、
データまたは命令を入力するキーボード１０４、ＣＤ−
ＲＯＭドライブ１０５、ネットワークを介して他のコン
ピュータシステム等と通信を行うための通信処理装置１
０６から構成される。上記プログラムはＣＤ−ＲＯＭド
ライブ１０５を経由して、ハードディスク１０２にロー
ドされ、プログラムが起動されると、ＣＰＵ１００によ
り実行される。

【００８２】以上、本発明を実施例に基づき具体的に説
明したが、本発明は本実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能である。

【００８３】

【発明の効果】上記のように本発明によれば、ユーザに
とっては自分のいる場所と時間に応じて興味のある広告
を閲覧することができるため、広告情報を探す必要がな
く、利便性が向上する。

【００８４】また、広告主は、広告のターゲティングを
容易に行うことが可能となり、広告の効果を高めること
ができる。また、ユーザは広告閲覧等によってポイント
を取得することができるので、広告を見るインセンティ
ブが増し、広告を見る機会が増加し、更に広告の効果を
高めることができる。

【００８５】また、プッシュ型とすることによって、Ｗ
ｅｂにアクセスする等のアクションを起こすことなく広
告情報を取得することができる。

【００８６】また、ポイント還元分からパケット使用料
を差し引いてユーザに請求することを可能としたため、
ユーザは広告を積極的に閲覧するようになり、更に広告
の効果が向上するという効果を奏する。

【００８７】

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例における広告提供方法の概要
を示す図である。

【図２】本発明の一実施例における広告提供システムの
構成を示す図である。

【図３】事業体がセンタシステム１７に専用線で接続す
る場合における事業体の構成図である。

【図４】事業体がインターネット上にある場合における
事業体の構成図である。

【図５】本発明の第１の実施例における会員登録時の携
帯端末画面遷移を示す図である。

【図６】本発明の第１の実施例における会員登録を示す
シーケンスチャートである。

【図７】本発明の第１の実施例における広告配信を示す
シーケンスチャートである。

【図８】本発明の第１の実施例における広告配信のため
の事業体側の処理を示すフローチャートである。

【図９】携帯サービス提供会社の携帯サービス提供シス
テムの例を示す図である。

【図１０】基地局・エリア対応テーブルを示す図であ
る。

【図１１】基地局のカバーエリアを示す図である。

【図１２】本発明の第２の実施例における会員登録及び
スケジュール設定時の携帯端末画面遷移を示す図であ
る。

【図１３】本発明の第２の実施例における会員登録を示
すシーケンスチャートである。

【図１４】本発明の第２の実施例におけるスケジュール
設定を示すシーケンスチャートである。

【図１５】本発明の第２の実施例における広告配信のた
めの事業体側の処理を示すフローチャートである。

【図１６】本発明の第３の実施例におけるサービス画面
を示す図である。

【図１７】本発明の第２の実施例におけるシーケンスチ
ャートである。

【図１８】ポイント加算処理を示すフローチャートであ
る。

【図１９】銀行口座に振り込む形式でユーザにポイント
還元を行う例を示す図である。

【図２０】ポイント還元処理を示すフローチャートであ
る。

【図２１】パケット使用料金請求からポイント相当分の
金額を差し引くことによるポイント還元処理を示すシー
ケンスチャートである。

【図２２】ＷＷＷサーバの構成図である。

【符号の説明】

１ 事業体 ２ 広告配信テーブル ３ 携帯端末 ５ 携帯端末 ７ 広告主 ９ 携帯用パケットネットワーク １１ インターネット １３、１５ ＧＷ（ゲートウェイ） １７ センタシステム １９、２１ サーバ １００ ＣＰＵ １０１ メモリ １０２ ハードディスク １０３ ディスプレイ １０４ キーボード １０５ ＣＤ−ＲＯＭドライブ １０６ 通信処理装置 １９１、２１１ ＷＷＷサーバ １９２、２１２ メールサーバ １９３、２１３ ＤＢサーバ １９４、２１４ ルータ

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２４ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２４ ３２６ ３２６ ３３２ ３３２ ５０２ ５０２ ５０６ ５０６ Ｈ０４Ｌ 12/28 Ｈ０４Ｌ 11/00 ３１０Ｂ (72)発明者 蝋山 伸幸 東京都港区新橋６丁目１番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 渡部 哲也 東京都港区新橋６丁目１番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 上村 育子 東京都港区新橋６丁目１番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 横田 隆 東京都港区新橋６丁目１番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 (72)発明者 大内 幸雄 東京都港区新橋６丁目１番11号 株式会社 エヌ・ティ・ティピー・シーコミュニケー ションズ内 Ｆターム(参考） 5B075 ND20 PQ02 PQ05 UU24 5K033 BA13 CB06 CB09 DA19 DB12 EC04

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおける事業体がユーザの
   携帯端末に広告を提供する広告提供方法であって、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルを作成するステップと、 ユーザが端末情報を含む情報を事業体に登録するステッ
   プと、 ユーザの位置情報を参照し、ある広告のカテゴリ、配信
   するエリア及び時間に適合するユーザの端末情報を取得
   し、そのユーザの端末に当該広告を配信するステップと
   を有することを特徴とする広告提供方法。
2. 【請求項２】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおける事業体がユーザの
   携帯端末に広告を提供する広告提供方法であって、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルを作成するステップと、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
   つカテゴリを登録し、ユーザの携帯端末の端末ＩＤを取
   得するステップと、 配信する時間にある一の広告のカテゴリに適合したカテ
   ゴリを登録したユーザの端末ＩＤを取得するステップ
   と、 取得した端末ＩＤを携帯サービス提供会社に送信するス
   テップと、 送信した端末ＩＤの端末の位置情報を携帯サービス提供
   会社から取得するステップと、 当該広告を配信するエリアに適合する位置情報を有する
   端末の端末ＩＤを抽出し、抽出した端末ＩＤをメールア
   ドレスに変換するステップと、 端末ＩＤを変換して得たメールアドレス宛に当該広告を
   含むメールを配信するステップとを有することを特徴と
   する広告提供方法。
3. 【請求項３】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおける事業体がユーザの
   携帯端末に広告を提供する広告提供方法であって、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルを作成するステップと、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
   つカテゴリ、滞在エリア、滞在時間を事業体に登録する
   ステップと、 配信する時間にある一の広告のカテゴリ、配信するエリ
   ア、当該時間に適合するユーザのメールアドレスを取得
   するステップと、 取得したメールアドレス宛に当該広告を含むメールを配
   信するステップとを有することを特徴とする広告提供方
   法。
4. 【請求項４】 前記広告を閲覧した際にユーザにポイン
   トを付与するステップと、 携帯サービス提供会社のセンタシステムに端末ＩＤ及び
   ポイント数を渡すことによって携帯端末の通信料金から
   前記ポイントに応じた金額を差し引くポイント還元ステ
   ップとを更に有する請求項１ないし３のうちいずれか１
   項に記載の広告提供方法。
5. 【請求項５】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯端
   末に広告を提供する事業体を構成する広告提供装置であ
   って、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルと、 ユーザの端末情報を含む情報を登録する手段と、 ユーザの位置情報を参照し、ある広告のカテゴリ、配信
   するエリア及び時間に適合するユーザの端末情報を取得
   し、そのユーザの端末に当該広告を配信する手段とを有
   することを特徴とする広告提供装置。
6. 【請求項６】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯端
   末に広告を提供する事業体を構成する広告提供装置であ
   って、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルと、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
   つカテゴリを登録し、ユーザの携帯端末の端末ＩＤを取
   得する手段と、 配信する時間にある一の広告のカテゴリに適合したカテ
   ゴリを登録したユーザの端末ＩＤを取得する手段と、 取得した端末ＩＤを携帯サービス提供会社に送信する手
   段と、 送信した端末ＩＤの端末の位置情報を携帯サービス提供
   会社から取得する手段と、 当該広告を配信するエリアに適合する位置情報を有する
   端末の端末ＩＤを抽出し、抽出した端末ＩＤをメールア
   ドレスに変換する手段と、 端末ＩＤを変換して得たメールアドレス宛に当該広告を
   含むメールを配信する手段とを有することを特徴とする
   広告提供装置。
7. 【請求項７】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯端
   末に広告を提供する事業体を構成する広告提供装置であ
   って、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルと、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
   つカテゴリ、滞在エリア、滞在時間を登録する手段と、 配信する時間にある一の広告のカテゴリ、配信するエリ
   ア、当該時間に適合するユーザのメールアドレスを取得
   する手段と、 取得したメールアドレス宛に当該広告を含むメールを配
   信する手段とを有することを特徴とする広告提供装置。
8. 【請求項８】 ユーザが広告を閲覧した際にユーザにポ
   イントを付与する手段と、 携帯端末の通信料金からポイントに応じた金額を差し引
   くために、携帯サービス提供会社のセンタシステムに端
   末ＩＤ及びポイント数を渡す手段とを更に有する請求項
   ５ないし７のうちいずれか１項に記載の広告提供装置。
9. 【請求項９】 インターネットサービスを提供する携帯
   端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯端
   末に広告を提供する事業体を構成するコンピュータを制
   御する広告提供プログラムを記録した記録媒体であっ
   て、 ユーザの端末情報を含む情報を登録する手順と、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
   ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
   ルとユーザの位置情報を参照し、ある広告のカテゴリ、
   配信するエリア及び時間に適合するユーザの端末情報を
   取得し、そのユーザの端末に当該広告を配信する手順と
   をコンピュータに実行させる広告提供プログラムを記録
   した記録媒体。
10. 【請求項１０】 インターネットサービスを提供する携
    帯端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯
    端末に広告を提供する事業体を構成するコンピュータを
    制御する広告提供プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
    つカテゴリを登録し、ユーザの携帯端末の端末ＩＤを取
    得する手順と、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
    ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
    ルを参照し、配信する時間にある一の広告のカテゴリに
    適合したカテゴリを登録したユーザの端末ＩＤを取得す
    る手順と、 取得した端末ＩＤを携帯サービス提供会社に送信する手
    順と、 送信した端末ＩＤの端末の位置情報を携帯サービス提供
    会社から取得する手順と、 前記広告配信テーブルを参照し、当該広告を配信するエ
    リアに適合する位置情報を有する端末の端末ＩＤを抽出
    し、抽出した端末ＩＤをメールアドレスに変換する手順
    と、 端末ＩＤを変換して得たメールアドレス宛に当該広告を
    含むメールを配信する手順とをコンピュータに実行させ
    る広告提供プログラムを記録した記録媒体。
11. 【請求項１１】 インターネットサービスを提供する携
    帯端末用サービスネットワークにおいて、ユーザの携帯
    端末に広告を提供する事業体を構成するコンピュータを
    制御する広告提供プログラムを記録した記録媒体であっ
    て、 メールアドレスを含むユーザ情報及びユーザが関心を持
    つカテゴリ、滞在エリア、滞在時間を登録する手順と、 広告、その広告のカテゴリ、その広告を配信するエリ
    ア、及びその広告を配信する時間を含む広告配信テーブ
    ルを参照し、配信する時間にある一の広告のカテゴリ、
    配信するエリア、当該時間に適合するユーザのメールア
    ドレスを取得する手順と、 取得したメールアドレス宛に当該広告を含むメールを配
    信する手順とをコンピュータに実行させる広告提供プロ
    グラムを記録した記録媒体。
12. 【請求項１２】 ユーザが広告を閲覧した際にユーザに
    ポイントを付与する手順と、 携帯端末の通信料金からポイントに応じた金額を差し引
    くために、携帯サービス提供会社のセンタシステムに端
    末ＩＤ及びポイント数を渡す手順とを更に有する請求項
    ９ないし１１のうちいずれか１項に記載の広告提供プロ
    グラムを記録した記録媒体。