JP3243083U - 粥調理器 - Google Patents

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晋司 吾郷
収 金子
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小泉成器株式会社
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Abstract

【課題】本体容器を再加熱する場合においても、水の浮力による内鍋の浮き上がりを抑えて、粥調理器の取扱性を高める。【解決手段】調理器本体12の内側に、水を収容する本体容器14が設けられ、本体容器の内側に、水と米又は水とご飯を収容する内鍋20が取り外し可能に設けられ、本体容器の周壁18に、内鍋の周壁24の外周面に弾性力をもって当接する複数の当接部材36が周方向に間隔を置いて設けられている。【選択図】図4

Description

本考案は、湯煎によって粥を調理する粥調理器に関する。
粥調理器の先行技術として特許文献1に示すものがある。その先行技術に係る粥調理器は、外ケース(特許文献1では外装体と称される)を備えており、外ケースの上側は、開口されている。外ケースの内側には、水を収容する本体容器(特許文献1では外鍋と称される)が設けられており、本体容器の内側には、水と米を収容する内鍋が取り外し可能に設けられている。外ケースには、蓋体が上下方向へ揺動可能に設けられており、蓋体は、外ケースの開口を開閉する。
特開2004-73313号公報
近年、直接内鍋を加熱する調理器において、粥が一度でき上がった後に、内鍋に例えば卵又は野菜等の具材を入れて内鍋を再加熱することで、アレンジレシピを楽しむ人が増えている。
先行技術に係る湯煎による粥調理器においては内鍋の再加熱はできない。仮に湯煎により内鍋を再加熱しようとする場合は、本体容器には粥を作るための水の他に、再加熱するための水を合算した水の量を、最初から本体容器に投入する必要がある。
一方、合算した水を本体容器に投入した状態で、本体容器の内側に内鍋をセットすると、水の浮力によって内鍋の浮き上がりを招き、蓋体の閉動作に支障が生じる等、粥調理器の取扱性が低下するという問題がある。
そこで、本考案の一態様は、湯煎により内鍋を再加熱する場合においても、水の浮力による内鍋の浮き上がりを抑えて、粥調理器の取扱性を高めることを目的とする。
本考案の一態様は、湯煎によって粥を調理する粥調理器であって、上側が開口された調理器本体と、前記調理器本体の内側に設けられ、水を収容する本体容器と、前記本体容器の内側に取り外し可能に設けられ、水と米又は水とご飯を収容する内鍋と、前記調理器本体に上下方向へ揺動可能に設けられ、前記調理器本体の開口を開閉する蓋体と、前記本体容器の周壁に周方向に間隔を置いて設けられ、前記内鍋の周壁の外周面に弾性力をもって当接する複数の当接部材と、を備える。
本考案の一態様によれば、湯煎により内鍋を再加熱する場合において、水の浮力による内鍋の浮き上がりを抑えて、粥調理器の取扱性を高めることができる。
本実施形態に係る粥調理器の縦断面図である。 図1におけるII-II線に沿った横断面図である。 図1におけるII-II線に沿った横断面図であって、本体容器から内鍋を取り外した状態を示す図である。 図1におけるIV部を示す拡大縦断面図である。 粥を調理する場合又は本体容器を再加熱する場合における、本体容器の温度と時間との関係を示すグラフ図である。
以下、本実施形態について図面を参照して説明する。
図1から図4を参照して、本実施形態に係る粥調理器10の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る粥調理器10の縦断面図である。図2及び図3は、図1におけるII-II線に沿った横断面図である。図3は、本体容器14から内鍋20を取り外した状態を示す図である。図4は、図1におけるIV部を示す拡大縦断面図である。
(粥調理器10の概要)
図1に示すように、本実施形態に係る粥調理器10は、例えば米又はご飯から湯煎によって粥を調理する調理器である。粥の原料である米には、精米(白米)及び玄米が含まれる。粥調理器10は、通常の柔らかさの粥を調理する他に、柔らかめの粥を調理することもできる。
(調理器本体12、本体容器14、底壁16、周壁18)
粥調理器10は、有底筒状の調理器本体12を備えており、調理器本体12の上側は、開口されている。また、調理器本体12の内側には、水を収容する有底筒状の本体容器14が設けられており、本体容器14は、調理器本体12に固定されている。本体容器14は、例えばアルミニウム等の熱伝導性の高い金属により構成されている。本体容器14は、平面視円形状の底壁16と、底壁16の周縁から立ち上がる筒状の周壁18とを有している。本体容器14の周壁18の上縁部には、環状のフランジ部18fが形成されている。
(内鍋20、底壁22、周壁24)
図1及び図2に示すように、本体容器14の内側には、水と米又は水とご飯などを収容する有底筒状の内鍋20が取り外し可能に設けられており、内鍋20は、例えばアルミニウム等の熱伝導性の高い金属により構成されている。内鍋20は、平面視円形状の底壁22と、底壁22の周縁から立ち上がる筒状の周壁24とを有している。内鍋20の内表面には、フッ素塗装が施されており、内鍋20の外表面には、アルマイト処理が施されている。
(突起16b)
図1及び図3に示すように、本体容器14の底壁16の上面には、内鍋20の底壁22の下面を支持する4つの突起16bが形成されており、4つの突起16bは、底壁16上で放射状に配置されている。なお、突起16bの数は、4つに限るものでなく、1つ又は4つ以外の複数であってもよい。複数の突起16bの配置状態は、放射状に限るものでなく、他の配置状態であってもよい。
(蓋体26、パッキン28)
図1及び図4に示すように、調理器本体12の上部には、調理器本体12の開口を開閉する蓋体26が上下方向へ揺動可能に設けられている。換言すれば、調理器本体12の上部には、本体容器14及び内鍋20を覆う蓋体26が上下方向へ揺動可能に設けられている。また、調理器本体12の周縁部と本体容器14の周壁18のフランジ部18fとの間には、環状のパッキン28が設けられている。
(ヒータ30、温度センサ32、制御部34)
図1に示すように、本体容器14の周壁18の下部には、本体容器14を加熱する環状のヒータ30が設けられている。ヒータ30の適宜位置又はヒータ30の近傍には、本体容器14の温度を検出する温度センサ32が設けられている。また、調理器本体12の内側における本体容器14の下側には、ヒータ30等を制御する制御部34が設けられている。制御部34は、温度センサ32の検出結果に基づいて、ヒータ30の温度制御を行う。
(ヒータ30の温度制御)
図1及び図5を参照して、ヒータ30の温度制御について説明する。図5Aは、精米(白米)又はご飯から粥を調理する場合における、本体容器14の温度と時間との関係を示すグラフ図である。図5Bは、玄米から粥を調理する場合における、本体容器14の温度と時間との関係を示すグラフ図である。図5Cは、粥の調理後に本体容器14を再加熱する場合における、本体容器14の温度と時間との関係を示すグラフ図である。
図1及び図5のVAに示すように、精米又はご飯から粥を調理する場合には、図示していないメニューボタンを押し、「お米から」や「ごはんから」の表示にしてから「スタート」ボタンと押すことで、制御部34は、本体容器14の温度を上げて、粥の調理完了まで100℃を維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。更に、制御部34は、粥の調理完了後に、本体容器14の温度を下げて、60℃前後に維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。換言すれば、制御部34は、粥の調理完了後に、本体容器14の保温動作を実行するように、ヒータ30の温度制御を行う。本体容器14の保温動作は、粥の調理完了から30分後に終了する。
ここで、精米から粥を調理する場合には、本体容器14の温度が85℃に到達してから40分後に、粥の調理が完了する。精米から柔らかめの粥を調理する場合には、図示していないメニューボタンを押し、「お米から」や「ごはんから」の表示にしてから、さらに「やわらか」ボタンを押し、そして「スタート」ボタンと押すことで、本体容器14の温度が85℃に到達してから50分後に、粥の調理が完了する。ご飯から粥を調理する場合には、本体容器14の温度が85℃に到達してから35分後に、粥の調理が完了する。ご飯から柔らかめの粥を調理する場合には、本体容器14の温度が85℃に到達してから50分後に、粥の調理が完了する。
図1及び図5のVBに示すように、玄米から粥を調理する場合には、図示していないメニューボタンを押し、「玄米がゆ」の表示にしてから「スタート」ボタンを押すことで、制御部34は、本体容器14の温度を上げて、50℃前後に維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。具体的には、制御部34は、本体容器14の温度を50℃まで上げて、ヒaータ30のON/OFFの切替動作を、例えば5回繰り返すように、ヒータ30の温度制御を行う。続いて、制御部34は、本体容器14の温度を上げて、粥の調理完了まで100℃を維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。
更に、制御部34は、粥の調理完了後に、本体容器14の温度を、60℃前後を維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。換言すれば、制御部34は、粥の調理完了後に、本体容器14の保温動作を実行するように、ヒータ30の温度制御を行う。本体容器14の保温動作は、粥の調理完了から30分後に終了する。
ここで、玄米から粥を調理する場合には、図示していないメニューボタンを押し、「玄米がゆ」の表示にして「スタート」ボタンを押すことで、本体容器14の温度が85℃に到達してから60分後に、粥の調理が完了する。
柔らかめの粥を調理する場合には、図示していないメニューボタンを押し、「玄米がゆ」からの表示にしてから、さらに、「やわらか」ボタンと、そして「スタート」ボタンを押すことで、本体容器14の温度が85℃に到達してから70分後に、粥の調理が完了する。
図1及び図5のVCに示すように、粥の調理後の本体容器14の保温動作中に本体容器14を再加熱する場合には、図示していないメニューボタンの「再加熱」ボタンを押すことで、制御部34は、本体容器14の温度を上げて、100℃を維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。制御部34は、本体容器14の再加熱動作を開始してから15分後に、本体容器14の温度を60℃前後に維持するように、ヒータ30の温度制御を行う。換言すれば、制御部34は、本体容器14の再加熱動作を開始してから15分後に、本体容器14の保温動作を実行するように、ヒータ30の温度制御を行う。また、制御部34は、本体容器14の再加熱動作を開始してから15分経過する前であっても、本体容器14の温度が104℃に到達すると、本体容器14の保温動作を実行するように、ヒータ30の温度制御を行う。本体容器14の保温動作は、30分間実行する。
(当接部材36)
本体容器14の周壁18の上部には、内鍋20の周壁24の外周面に弾性力をもって当接する複数の当接部材36が周方向に間隔を置いて設けられている。各当接部材36は、本体容器14の周壁18の貫通孔18hに挿通した軸部38と、軸部38の中間部に形成された鍔部40とを有している。鍔部40の外径は、本体容器14の周壁18の貫通孔18hの内径よりも大きくなっている。各当接部材36は、軸部38の先端部に形成された円錐台状又は円錐状の当接部42を有しており、当接部42は、内鍋20の周壁24の外周面に当接する。また、各当接部材36は、例えばシリコンゴム等の弾性体により構成されている。なお、各当接部材36全体を弾性体により構成する代わりに、当接部42のみを弾性体により構成してもよい。
本体容器14の再加熱をしない場合には、粥を作るための水を本体容器14に投入した状態で、本体容器14の内側に内鍋20をセットする。すると、本体容器14の周壁18と内鍋20の周壁24との間の水の水位は、粥を作るための基準の水位になる。
本体容器14の再加熱をする場合には、粥を作るための水と本体容器14を再加熱するための水を合算した水の量を、本体容器14に投入する。その状態で、本体容器14の内側に内鍋20をセットする。すると、本体容器14の周壁18と内鍋20の周壁24との間の水の水位は、基準の水位よりも高くなる。また、本体容器14の再加熱をしない場合に比べて、水の浮力も大きくなり、本体容器14が浮き上がる傾向にある。
前述のように、本実施形態に係る粥調理器10においては、本体容器14の内側に内鍋20をセットすると、複数の当接部材36が弾性力をもって本体容器14の周壁24の外周面に当接する。従って、本体容器14を再加熱する場合においても、水の浮力による内鍋20の浮き上がりを抑えて、粥調理器10の取扱性を高めることができる。
また、本実施形態に係る粥調理器10においては、本体容器14の底壁16の上面には、内鍋20の底壁22の下面を支持する4つの突起16bが形成されている。そのため、本体容器14の底壁16の上面と内鍋20の底壁22の下面との間における水の流路高さを十分に確保することができ、内鍋20を湯煎によって安定的にむらなく加熱することができる。
〔付記事項〕
本考案は前述した実施形態の説明に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本考案の技術的範囲に含まれる。
10 粥調理器
12 調理器本体
14 本体容器
16 底壁
16b 突起
18 周壁
18f フランジ部
18h 貫通孔
20 内鍋
22 底壁
24 周壁
26 蓋体
28 パッキン
30 ヒータ
32 温度センサ
34 制御部
36 当接部材
38 軸部
40 鍔部
42 当接部

Claims (2)

  1. 湯煎によって粥を調理する粥調理器であって、
    上側が開口された調理器本体と、
    前記調理器本体の内側に設けられ、水を収容する本体容器と、
    前記本体容器の内側に取り外し可能に設けられる内鍋と、
    前記調理器本体に上下方向へ揺動可能に設けられ、前記調理器本体の開口を開閉する蓋体と、
    前記本体容器の周壁に周方向に間隔を置いて設けられ、前記内鍋の周壁の外周面に弾性力をもって当接する複数の当接部材と、を備える、粥調理器。
  2. 前記本体容器の底壁の上面に前記内鍋の底壁の下面を支持する突起が形成されている、請求項1に記載の粥調理器。
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