JP3242631B2 - 密閉空気式音センサを使用した生体情報収集装置 - Google Patents

密閉空気式音センサを使用した生体情報収集装置

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JP3242631B2 JP33284299A JP33284299A JP3242631B2 JP 3242631 B2 JP3242631 B2 JP 3242631B2 JP 33284299 A JP33284299 A JP 33284299A JP 33284299 A JP33284299 A JP 33284299A JP 3242631 B2 JP3242631 B2 JP 3242631B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気袋又は内部容積
の変動可能な密閉キャビネットに装着した音センサを使
用して、心拍数、呼吸数、セキやイビキを含む体動等の
生体情報を収集する密閉空気式音センサを使用した生体
情報収集装置に関する。本発明は、人体に電極やリード
線、その他の観察、計測器具類を取り付けることなく、
生体情報を収集出来る装置を提供することが出来る。
【0002】
【従来の技術】従来の心拍数、呼吸数、体動などの生体
情報を収集する装置は、人体に各種の情報検出用の電極
を取り付けて、この電極で検出された信号をリード線を
介して計測装置に送信することにより人体の生体情報を
収集するようにしたものが多く使用されている。このよ
うな従来の装置では、人体に情報検出用の電極を取り付
けるために、使用中に電極の位置がずれて信号が変化し
たり、収集リード線が電極の交差点や寝具の折り目で、
断線しやすく、商用電源を用いている場合、万一生体と
接触すると感電する危険性がある。又、リード線がアン
テナとなって外来電磁波ノイズを非常に受けやすいとい
う種々の課題を有していた。
【0003】従来のこの種の生体信号検出装置の問題を
解決する方法として、特開平10−14889号公報に
記載された装置が提案されている。この装置は、第1の
電極と生体間に形成される第1の静電容量と、第2の電
極と前記生体間に形成される第2の静電容量との直列接
続静電容量に基づき生体の振動信号を測定する体動測定
手段と、第1または第2の電極と第3の電極により生体
の自重に伴う体圧信号を測定する体圧測定手段とを備
え、さらに体動測定手段および体圧測定手段の出力によ
って、直接生体に測定電極を貼り付けないで生体の体
重、心拍数、呼吸数、活動量、生命状態などの特徴量を
算出する算出手段を備えたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の直接生体に電極
を貼り付けリード線を介して行われる呼吸、心拍数モニ
タなどの生体情報収集装置では長時間にわたり正確な情
報が収集出来ないだけでなく、電極固定器具類やリード
線などのために人体の自由が損なわれ、寝返りをうつこ
とさえ制限される。又、これらの問題の解決のために提
案された、特開平10−14889号公報に記載の装置
は、生体の振動信号の検出に静電容量型センサを、又生
体の自重に伴う体圧信号の検出に感圧素子を使用したも
のである。一般に静電容量型センサは温度特性が悪く、
直流に近い低周波域で信号が変動する。また感圧型セン
サは、クリープ特性などを有し、応答速度が遅い。つま
り絶対圧の測定精度が悪く、動的な高周波信号を捉える
ことが出来ない。感圧型センサとしてひずみ抵抗素子を
用いる方法もあるが、設置条件や温度などの環境によっ
て出力信号が大きく左右される。結果的にこれまで生体
信号センサは、使用者自らが測定開始の都度ゼロ点調節
やゲイン調節をするか、センサの設置環境を安定させる
ための保護装置を別途設けるか、オンオフスイッチとし
てのみ使うなどの制約を受けるという課題を有してる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、気密性を有す
る柔軟なゴム、プラスチック、布等で製作されたシート
状空気袋、又は内部容積の変動可能な密閉キャビネット
の中の空気圧を検出し電気信号に変換する無指向性マイ
クロホン又は圧力センサよりなる密閉空気式音センサを
使用し、密閉空気式音センサのシート状空気袋又は密閉
キャビネット内に空気の残留がある状態において密閉空
気式音センサの上に、直にまたは寝具等を介して人体が
乗った状態における空気圧を無指向性マイクロホン又は
圧力センサにより検出することにより、人体の呼吸、心
拍数(心拍周期)、セキやイビキを含む体動等の生体情
報を、人体の自由を損なうこと無く計測出来るようにし
た生体情報収集装置を実現することにより、従来装置の
問題を解決したものである。本発明の生体情報収集装置
では、空気圧に反応する圧力センサーにより生体信号を
測定するようにしたために、外来電磁波、振動ノイズ等
を受けにくくなる。このために、従来の容量式のセンサ
ー等を使用した測定装置に比べて生体信号を長時間にわ
たり正確に測定することができるので病院における入院
患者の遠隔監視等に最適である。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】図1は、本発明に使用される密閉空気式音セ
ンサの一実施例の構成を示す図である。図1の(a)
は、音センサを空気袋の内部に設けた例を示し、(b)
は音センサを空気袋の外部に設けた例を示す。図1の
(a)において、10は気密性を有する柔軟なゴム、プ
ラスチック、布等で製作された空気袋である。20は無
指向性マイクロホン又は圧力センサで、30はその信号
を送出するリード線である。空気袋10の内部には、空
気が密封され、無指向性マイクロホン又は圧力センサ2
0は空気袋10の内部に装着されそのリード線30が空
気袋10の外部に導出されている。
【0007】空気袋10の内部には、空気が密封されて
おり、その空気圧は無指向性マイクロホン又は圧力セン
サ20により検出されリード線30を通して外部の受信
装置に伝達される。図1の(b)において、10は気密
性を有し柔軟なゴム、プラスチック、布等で製作された
空気袋である。41,42はそれぞれ空気袋10に接続
されたホースである。21,22はそれぞれ無指向性マ
イクロホン又は圧力センサで、31,32はその信号を
送出するリード線である。ホース41,42の端部には
それぞれ無指向性マイクロホン又は圧力センサ21,2
2が装着されている。空気袋10の内部には、空気が密
封されており、その空気圧はホース41,42を通して
無指向性マイクロホン又は圧力センサ21,22に伝達
される。無指向性マイクロホン又は圧力センサ21,2
2は空気袋10の内部の圧力を電気信号に変換してそれ
ぞれリード線31,32を通して受信装置に伝送する。
【0008】図2は、本発明に使用される複数の空気室
を持った密閉空気式音センサの実施例を示す説明図であ
る。図2の(a)は、音センサを空気袋の内部に設けた
例を示し、(b)は音センサを空気袋の外部に設けた例
を示す。図2の(a)において、10は気密性を有し柔
軟なゴム、プラスチック、布等で製作された空気袋であ
る。空気袋10は複数個の独立した空気室11〜18に
よって構成されている。21〜28は、それぞれ無指向
性マイクロホン又は圧力センサで、31〜38はその信
号を送出するリード線である。
【0009】空気袋10の空気室11〜18の内部に
は、それぞれ空気が密封され、各空気には無指向性マイ
クロフォン又は圧力センサ21〜28がその内部に装着
されそのリード線31〜38が各空気室の外部に導出さ
れている。無指向性マイクロフォン又は圧力センサ21
〜28は、それぞれ空気室11〜18の内部の圧力を電
気信号に変換してそれぞれリード線31〜38を通して
受信装置に伝送する。図2の(b)において、10は気
密性を有し柔軟なゴム,プラスチック,布等で製作され
た空気袋である。空気袋10は複数個の独立した空気室
11,12,13,14によって構成されている。4
1,42,43,44はそれぞれ空気袋10の空気室1
1,12,13,14に接続されたホースである。2
1,22,23,24はそれぞれ無指向性マイクロフォ
ン又は圧力センサで、31,32,34はその信号を送
出するリード線である。ホース41〜43の端部にはそ
れぞれ無指向性マイクロフォン又は圧力センサ21〜2
4が装着されている。
【0010】空気袋10の空気室11〜14の内部に
は、空気が密封されており、その空気圧はホース41〜
44を通して無指向性マイクロホン又は圧力センサ31
〜34に伝達される。無指向性マイクロホン又は圧力セ
ンサ21〜24は、それぞれ空気室11〜14の内部の
圧力を電気信号に変換してそれぞれリード線31〜34
を通して受信装置に伝送する。図2の実施例では、空気
袋10に複数個の独立した複数の空気室を設け、各空気
室にそれぞれ独自の無指向性マイクロホン又は圧力セン
サを設けているために、各空気室の信号の中の生体情報
に関連した特徴的周波数成分の最大の信号を選択するこ
とにより、生体情報収集されている人が寝返り等により
体の位置が変わった場合にも、常に正確で確実な生体情
報の収集を行うことが出来る。
【0011】図3は、本発明に使用される、内部容積の
変動可能な密閉キャビネットを使用した密閉空気式音セ
ンサの実施例を示す説明図である。図3の(a)は、内
部容積の変動可能な密閉キャビネットの構成を示す説明
図で、(b)はその断面図である。図3の(a)(b)
において、10は気密性を有し金属、ゴム、プラスチッ
ク、木材等で製作された内部容積の変動可能な密閉キャ
ビネットである。SPは密閉キャビネット10の内部の
空隙を保つためのバネ材である。41は密閉キャビネッ
ト10に接続されたホースである。21は無指向性マイ
クロホン又は圧力センサで、31はその信号を送出する
リード線である。
【0012】バネ材SPの配置の状態を、図3の(b)
の断面図により説明する。図2の(b)は、図3の
(a)のA−A‘面の断面を示したもので、その
(1),(2),(3),(4)は、それぞれ異なった
構造のバネ材を使用した例を示している。図3の(b)
の(1)は、密閉キャビネット10の内部を通気性を持
った連続発泡スポンジのバネ材SPにより充填して、密
閉キャビネット10の内部の空隙を支持した例を示した
ものである。この場合、キャビネット10の側面の材質
を柔らかくして、発泡スポンジのバネ材SPの形状が変
化した時に、側面が可動し易くしてある。図3の(b)
の(2)は、密閉キャビネット10の内部の一部を独立
発泡スポンジSP1,SP2,SP3により支持して、
密閉キャビネット10の内部の空隙を支持した例を示
す。図3の(b)の(3)は、密閉キャビネット10の
内部に複数個のバネSP4,SP5,SP6を配置し
て、密閉キャビネット10の内部の空隙を支持した例を
示す。
【0013】図3の(b)の(4)は、密閉キャビネッ
ト10の表面材料の形状によってキャビネット自体にバ
ネ性を持たせて密閉キャビネット10の内部の空隙を支
持すると同時に、複数個の空気室に分割した例を示す。
21は無指向性マイクロフォン又は圧力センサで、31
はその信号を送出するリード線である。41は密閉キャ
ビネット10に接続されたホースである。ホース41の
端部には無指向性マイクロフォン又は圧力センサ21が
装着されている。密閉キャビネット10の内部には、空
気が密閉されており、その空気圧はホース41を通して
無指向性マイクロフォン又は圧力センサ21に伝達され
る。無指向性マイクロフォン又は圧力センサ21は密閉
キャビネット10の内部の圧力を電気信号に変換してそ
れぞれリード線31を通して受信装置に伝送する。密閉
キャビネット10には微小ンホールを設けることによ
り空気圧を検出し電気信号に変換する無指向性マイクロ
フォン又は圧力センサ20への影響が最小限になるよう
なエアリーク対策が施されている。
【0014】図4は、本発明の密閉空気式音センサを使
用した生体情報収集装置の使用状態を示す図である。図
4において、60は生体情報を収集される人が使用する
ベットである。50は生体情報収集して処理する情報処
理装置である。10は、図1又は2に示した構成を有す
る密閉空気式音センサである。30は密閉空気式音セン
サの検出信号を伝達するリード線である。70は生体情
報を収集される人、80は生体情報を収集される人が使
用する枕である。病院等で入院患者の遠隔監視のため
に、患者の脈拍数、呼吸数等の生体情報の収集を行う場
合には、長時間の測定を行うことが必要なために、生体
情報を収集される人70は、ベット60に枕80を使用
して寝た状態で測定が行われる。この場合、生体情報を
収集用の密閉空気式音センサ10は、生体情報を収集さ
れる人70の体重の一番かかる背中の位置に置かれ、生
体情報を収集される人70は密閉空気式音センサ10の
上に乗った状態をとる。
【0015】生体情報を収集される人70の呼吸、心臓
の拍動といった不随意の機械的な動きや、寝返りなどの
無意識な体動の不随意の機械的な動きが、密閉空気式音
センサ10の内部に密封された空気を介して無指向性マ
イクロホン又は圧力センサに伝えられ、電気信号に変換
されてる。密閉空気式音センサ10により検出された電
気信号は、リード線30を通して情報処理装置50に加
えられ、情報処理装置50において生体情報の処理や監
視が行われる。本発明の密閉空気式音センサを使用した
生体情報収集装置はヘッド上に横になった人の行動を一
切制限しない状態で、これら呼吸、心臓の拍動、セキや
イビキを含む体動を総括的に畳重信号として捕え、振幅
による体動時間の選別と分析、周波数による呼吸、心臓
の拍動の選別と分析を行うことが出来るので、病院等で
の入院患者の遠隔監視に最適である。
【0016】本発明の生体情報収集装置に使用される密
閉空気式音センサ10により検出される生体情報には、
人体には呼吸、心臓の拍動といった不随意の機械的な動
きがある。また、寝返りなどの無意識な体動も不随意の
機械的な動きもあり、睡眠時ではこの無意識での体動も
覚醒レベルとして重要な情報である。病院等での入院患
者の遠隔監視においては、患者の脈拍数、呼吸数等の生
体情報の状態から患者が睡眠に入ったことを自動検知し
て、病室の電灯を消灯したり、テレビを消したり、ラジ
オの音量を調節するような操作が可能になる。また本発
明の装置を寝具や椅子、カーペット、浴槽、便座など生
体が接する生活用品に組み込むことで生体自身に何ら違
和感を与えることなく健康状態の判定を行うことも可能
になる。一般的な日中活動の人は、朝方6時前後の睡眠
時で人体深部温度が最低となることが知られており、活
動に左右されない本質的な生体情報が得られ、風邪や女
性性周期ホルモン変化などの代謝情報に関連付けること
ができる。
【0017】図5は、密閉空気式音センサ10の無指向
性マイクロホンの出力信号の一例を示したものである。
図5の横軸は時間(Sec)で、縦軸は出力信号のレベ
ル(V)を示している。図5の中で、出力信号のレベル
が大きく変動している部分は、生体情報を収集される人
70の寝返りなどの無意識な体動の不随意の機械的な動
きBMTを示している。又、出力信号のレベルが安定し
て小さく変動している部分は、生体情報を収集される人
70の呼吸、心臓の拍動といった不随意の機械的な動き
を示している。
【0018】図6は、図5に示した密閉空気式音センサ
10の無指向性マイクロホンの出力信号の中の、レベル
が安定して小さく変動している部分(図5の丸で囲んだ
部分)の信号を拡大した信号S1と、同じ部分の信号を
微分した信号S2とを示したものである。密閉空気式音
センサ10の無指向性マイクロホンの出力信号を微分し
た信号S2の波形の高レベルの周期的信号は心拍周期を
示しており、又、高レベルの周期的信号と中レベルの周
期的信号との間は左心室駆出時間を示している。このよ
うに、密閉空気式音センサ10の無指向性マイクロホン
の出力信号から各種の生体情報を長時間にわたり連続的
に得ることが出来る。
【0019】図7は、密閉空気式音センサ10の出力信
号を処理して各種の生体情報を得るための信号処理回路
の一例を示すブロック線図である。図7の信号処理回路
は、図3の情報処理装置50の中の一部である。図7に
おいて、PTは密閉空気式音センサ10の無指向性マイ
クロホンで、図5に示すような信号を出力する。LVは
レベル検出回路で、無指向性マイクロホンPT出力が所
定レベルを越えたときにパルスAを出力する。LPはロ
ーパスフィルターで、無指向性マイクロホンPTの出力
信号の高い周波数成分を除去する。DFは微分増幅器で
無指向性マイクロホンPTの出力信号を微分した、図6
のS2に示すような信号を出力する。DT1,DT2,
DT3は、最大値検出器で、これに加えられる信号の最
大値を検出する毎に正極性のパルスを出力する。
【0020】CU1,CU2,CU3は、カウンタでこ
れに加えられるパルスを計数し、設定された値になると
出力信号を発生する。TM1,TM2,TM3,TM4
はそれぞれタイマーで、そのスタート端子に信号が加え
られてから、ストップ端子に信号が加えられるまでの時
間を計測しその結果を出力端子に出力する。DVは減衰
器で、これに加えられる信号tを1/nに減衰して出力
する。SW1はスイッチ、M1はメモリーである。無指
向性マイクロホンPTの出力信号は、レベル検出回路L
V,ローパスフィルターLP,微分増幅器DFに加えら
れる。レベル検出回路LVから出力されるパルスはタイ
マーTM1にスタート信号として供給され、又、カウン
タCU1に加えられる。
【0021】カウンタCU1は、レベル検出回路LVか
ら出力されるパルスAを受ける毎に異なった極性のパル
スを出力するもので、レベル検出回路LVから最初のパ
ルスを受けたときに、負極性のパルスを次のパルスを受
けたときに、正極性のパルスを出力するように動作する
プリセットカウンタである。タイマーTM1は、レベル
検出回路LVより正極性パルスを受けてから、カウンタ
CU1より正極性パルスを受けるまでの時間を測定し、
その測定値を体動時間BMTとして出力する。ローパス
フィルターLPの出力は最大値検出器DT1に加えら
れ、DT1から出力されるパルスは、タイマーTM2に
スタート信号として供給され、又、カウンタCU2に加
えられる。タイマーTM2は、最大値検出器DTより正
極性パルスAを受けてから、カウンタCU2より正極性
パルスFを受けるまでの時間を測定し、その測定値を呼
吸周期RPとして出力する。
【0022】微分増幅器DFの出力信号は、最大値検出
器DT2に接続されている。最大値検出器DT2から出
力されるパルスは、タイマーTM3にスタート信号とし
て供給され、又、カウンタCU3に加えられる。タイマ
ーTM3は、最大値検出器DT2より正極性パルスを受
けてから、カウンタCU3より正極性パルスを受けるま
での時間を測定し、その測定値を心拍周期RRとして出
力する。タイマーTM4は、最大値検出器DT2から出
力されたパルスでスタートし、タイマーTM3で計測さ
れ、メモリーされた1心拍前の心拍周期RRの1/nの
時間だけ、スイッチSW1をONとし、大動脈弁閉塞音
のみを最大値検出器DT3で検出し、タイマーTM4の
ストップ信号として加え、その測定値を左心室駆出時間
ETとして出力する。
【0023】次に、上述のように構成された図6の回路
の動作を説明すると次の通りである。無指向性マイクロ
ホンPTからは、図5又は、図6のS1に示すような、
生体情報の電気信号が出力される。この信号は、生体情
報を収集される人70の呼吸、心臓の拍動といった不随
意の機械的な動きを示している。レベル検出回路LV
は、無指向性マイクロホンPTの出力の電気信号が所定
レベルを越えたときに、即ち生体情報を収集される人7
0に体動が起きると、パルスAを出力し、これをタイマ
ーTM1に供給する。これに応じてタイマーTM1は体
動時間BMTの測定を間始する。タイマーTM1は、レ
ベル検出回路LVよりパルスAを受けてから、カウンタ
CU1よりパルスBを受けるまでの時間、すなわち図5
に示す生体情報を収集される人70の体動時間BMTを
測定しその測定値を出力する。
【0024】無指向性マイクロホンPTの出力の電気信
号の中の体動等に伴う高い周波数成分はローパスフィル
ターLPにより除去され、その最大値、生体情報を収集
される人70呼吸に伴う体動が最大値検出器DT1によ
り検出されパルスAが出力される。タイマーTM2は最
大値検出器DT1よりパルスAを受けてから、カウンタ
CU2よりパルスBを受けるまでの時間、すなわち図4
に示す呼吸周期RPを測定し、その測定値を出力する。
無指向性マイクロホンPTの出力の電気信号は微分増幅
器DFにより微分され、図6のS2に示すような信号に
変換され、最大値検出器DT2によりその最大値が検出
される。
【0025】タイマーTM3は、最大値検出器DT2よ
りパルスAを受けてから、カウンタCU3よりパルスB
を受けるまでの時間、すなわち図5に示す心拍周期RR
を測定し、その測定値を出力する。又、タイマーTM4
は、最大値検出器DT2よりパルスAを受けてから、1
心拍前の心拍周期RRの1/nの時間だけスイッチSW
1をONとし、最大値検出器DT3よりパルスBを受け
るまでの時間、すなわち図6に示す左心室駆出時間ET
を測定し、その測定値を出力する。このようにして密閉
空気式音センサ10の出力信号を信号処理回路により処
理することにより各種の生体情報を得ることが出来る。
【0026】以上の説明により明らかなように、本発明
の密閉空気式音センサを使用した生体情報収集装置は、
気密性を有し柔軟なゴム,プラスチック,布等で製作さ
れたシート状空気袋又は密閉キャビネットに微小ピンホ
ールを設けると共に内部空隙を保つためのバネ材を入
れ、内部の空気圧を検出し電気信号に変換する無指向性
マイクロフォン又は圧力センサとよりなる密閉空気式音
センサを使用し、密閉空気式音センサに空気の残留があ
る状態において、密閉空気式音センサの上に直にまたは
寝具等を介して人体が乗った状態における空気圧を無指
向性マイクロフォン又は圧力センサにより検出すること
により、人体の呼吸,心拍数(心拍周期),セキやイビ
キを含む体動等の生体情報を人体の自由を損なうこと無
く計測するようにした生体情報収集装置を実現したもの
である。
【0027】この測定期間の間、測定者は何らの拘束を
受ける事無くベットに寝ているだけで良いのでその負担
は、従来の装置に比較して大幅に軽減される。このた
め、本発明の密閉空気式音センサを使用した生体情報収
集装置は、体力の衰えた高齢者や重い病人等にも長時間
使用することが可能になる。本発明の密閉空気式音セン
サを使用した生体情報収集装置に、近距離、遠距離通信
手段を併用することで病院内入院患者モニタ、在宅治療
中の患者モニタ用のみならず、健康人の睡眠時モニタと
しても有用であり、無呼吸症候群や睡眠時不整脈などの
検出にも応用できる。また、風邪やホルモン変化などの
発熱に起因する心拍数、呼吸の変動観察も可能である。
さらには、睡眠の深さ(REM睡眠、NONREM睡
眠)の判定も可能で、快適な目覚ましのタイミングも提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用される密閉空気式音センサの一
実施例の構成を示す図である。
【図2】 本発明の密閉空気式音センサを使用した生体
情報収集装置に使用される複数の空気室を持った密閉空
気式音センサの実施例を示す説明図である。
【図3】 本発明に使用される内部容積の変動可能な密
閉キャビネットを使用した密閉空気式音センサの実施例
を示す説明図である。
【図4】 本発明の密閉空気式音センサを使用した生体
情報収集装置の使用状態を示す図である。
【図5】 密閉空気式音センサ10の無指向性マイクロ
ホンの出力信号の一例を示したものである。
【図6】 図5に示した密閉空気式音センサ10の無指
向性マイクロホンの出力信号の中の、レベルが安定して
小さく変動している部分(図5の丸で囲んだ部分)の信
号を拡大した信号S1と、同じ部分の信号を微分した信
号S2とを示したものである。
【図7】 密閉空気式音センサ10出力信号を処理して
各種の生体情報を得るための信号処理回路の一例を示す
ブロック線図である。
【符号の説明】
10・・・ゴム、プラスチック、布等で製作された空気
袋又は金属、ゴム、プラスチック、木材等で作られた密
閉キャビネット, 11,12,13,14,1
5,16,17,18・・・空気室, SP・・・
密閉キャビネットの内部の空隙を保つためのバネ材,
20,21,22,23,24,25,26,2
7,28・・・無指向性マイクロホン又は圧力センサ,
30,31,32,33,34,35,36,3
7338・・・信号を送出するリード線, 40,
41,42,43,44・・・空気室に接続されたホー
ス,50・・・生体情報収集して処理する情報処理装
置, 60・・・生体情報を収集される人が使用す
るベット, 70・・・生体情報を収集される人,
80・・・生体情報を収集される人が使用する枕,
PT・・・密閉空気式音センサ10の無指向性マイク
ロホン, LV・・・レベル検出回路,LP・・・
ローパスフィルター, DF・・・微分増幅器,
DT1,DT2,DT3・・・、最大値検出器,
CU1,CU2,CU3・・・カウンタ, TM
1,TM2,TM3,TM4・・・タイマー, S
W1・・・スイッチ, M1・・・メモリー,
DV・・・減衰器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密性を有する金属,ゴム,プラスチッ
    ク,木材等で製作された内部容積の変動可能な空気袋又
    はキャビネットに微小ピンホールを設けると共に、 該空気袋又はキャビネットの内部に空隙を保つためのバ
    ネ材を配置し、 該空気袋又はキャビネットに空気の残留がある状態で、
    空気袋又はキャビネットに人体が乗った状態における空
    気圧の変化を無指向性マイクロフォン又は圧力センサに
    より検出することにより、人体の呼吸,心拍数(心拍周
    期),セキやイビキを含む体動等の生体情報を計測する
    ようにした生体情報収集装置。
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