JP3241908U - 指輪 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2関節部も通し易く、かつ、基節の部分で緩みなく装着できる指輪を提供する。【解決手段】円形の指輪1(A)の一部に円周の半分より小さい張り出し部分1(B)を設けて、第2関節を通すときには張り出し部分を横向きにして、基節部では指輪を回動させて張り出した部分を手の甲の側に来るようにして指輪の円形部で指に装着するようにした。【選択図】図1

Description

手の指の基節の部分に緩みもなくちょうど適当に装着できる単純に円形の指輪では、第二関節部の指の幅と厚みが異なるのでそこを通しにくく、そこを通し易い内径の大きい単純に円形の指輪では基節へ嵌めた時にゆるみが出てしまう。
本考案は第二関節部も通し易くかつ基節の部分でも緩みなく装着できる指輪に関する。
人の指の大きさの違いに対応できるようにするために、また、指輪を嵌めるときには関節を通り易くし、装着されているときには回転しにくくなる指輪については各種の提案がなされている。
特許文献1の考案は指輪を嵌めるときに関節を通りやすくし、装着されているときは回転しにくくする指輪である。
環状部を有するが円形ではなく環状部からの張り出し部分を有するものでもなく、本件考案とは基本的に異なる。
特許文献2の考案は装脱着が容易で、かつ抜け落ちにくい指輪を提供するものであり、分割された2以上の部材を有する環状の指輪本体が端部で接続されていて接続部の回動により開閉するようにするものである。
特許文献3のものは、指輪の回動を所定の位置で停止できるようにすると共に装着時にきっちりと装着できてかつその装着を容易にできる指輪である。
そのために2つの半環状のリング部材を回動自在にして指輪を形成している。
特許文献2、3共本件考案とは根本的に異なる。
特開2018-011782 実登3218006 実願2021-1029
手の指の第2関節部の手の甲側から見た、後に詳細を説明する近位関節幅は手の側方から見た近位関節厚よりも大きいことが知られている。AIST(産総研)の研究結果もある。
従って、基節部に装着するのにちょうど良い寸法の単純に円形の指輪は前記関節部を通しにくく、前記関節部を通し易い直径が大きめの単純に円形の指輪にすれば基節のところで緩くなってしまい、適正な装着が出来ず、指輪が回動してしまうことにもなる。
なお、本出願書類において円形の指輪というときにはほぼ円形の指輪を含むものとする。
そこで第2関節部も通し易く、かつ、基節のところでも緩みなくしっかりと装着できる指輪にすることが解決すべき課題である。
しかも、それを簡単な構成で審美性も損なうことなく解決することである。
手の指の第2関節を通すときには内径を大きくするために指輪の円形部分から外側へ張り出した部分を、手の甲側から見て横向きにして、幅の大きい指を通り易くして通し、前記第2関節を通した後、基節の部分では回動させて、前記外側へ張り出した部分が手の甲側になるようにして指輪の円形部分で緩みなくしっかりと装着できるように円形の指輪の円周部分の半分より小さい一部を外側へ張り出すようにした。
また、前記円形部分の内直径に対して、円形部分の外側へ張り出した部分を含む内径を1.5~2.0mm大きくすると良い。
前記のように指の第2関節の手の甲側から見た近位関節幅は、手を側方から見た同じ位置の近に関節厚よりも大きいことが知られている。
そこで、指の第2関節を通すときには、指輪の内径の一部を大きくするために張り出し部分を設けそれが指の側面側になるようにして通し易くして通し、通した後、基節の部分に指輪を装着するときは、一般的には約90度指輪を回動させて張り出し部分が手の甲の側になるようにすることにより、指輪の張り出し部分以外の円形部分で基節の部分に緩みなくしっかりと装着できる。
前記張り出した部分は円周の半分より小さくしたので、張り出した部分以外は円周の半分より大きく、これで基節の部分にしっかり装着できる。
指輪を指の幅の大きい第2関節を通し易くするために、指輪に特別の機構を設ける必要はなく円形部分の一部に張り出し部分を設けて一部の内径を大きくするだけであり、極めて簡単に目的を実現できる。
余分な機構、部品をつける必要がなく、円形部分の一部に張り出し部分を設けるだけなので審美性を損なうことがない。むしろ、張り出し部分の外側に宝石を取り付けたりすることにより審美性が向上する。
手の甲の側から見た第4指の第2関節の近位関節幅は手の側方から見た第4指の第2関節の近位間接厚よりも1.0mmくらい大きいことが日本人の平均であるという後述する研究データがあり、それに人によるばらつきと若干の余裕を持たせることを考慮すると張り出し分を含めた指輪の内径を張り出し分を含めない円形部分の内直径よりも1.5~2.0mmくらい大きくすることにより、張り出し部分をいたずらに大きくしないで、円形部分の大きさとバランスを取りながら目的を達成することが出来る。
なお、指輪を外す時にも嵌めるときと同様に内径の大きい張り出し部分を横向きにして第2関節を通すことにより、簡単に外すことが出来る。
本考案の指輪の2つの実施形態の例の説明図である。 本考案の指輪の更に2つ実施形態の例の説明図である。 本考案に関係する手の指の寸法の説明図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、実施形態は以下に説明する実施形態に限定されることなく、本考案の範囲内で適宜他の実施形態も可能である。
図1は本考案の2つの実施形態の説明図である。
(A)は第1の実施形態の平面図、(B)は第1の実施形態の正面図、(C)は第1の実施形態の背面図、(D)は第2の実施形態の平面図である。
本考案の第1の実施形態である指輪1は円形部分1(A)と円周の半分より小さい張り出し部分1(B)から成る。円形部分の内直径Dに対して張り出し部分1(B)を含む高さの内径Hは1.5mmくらい大きい。
円形部分1(A)から張り出し部分1(B)へは大きく屈曲することなく移行部1(C)によりスムースに移行している。
張り出し部分1(B)の平面上になっている上面1(D)には宝石が取り付けられてもよい。指への装着時には上面1(D)は手の甲の側になるので宝石を取り付ければ一般の指輪と同様に飾りの効果を持たせることが出来る。
円周に対する張り出し部分の大きさAは円周の半分よりも小さい必要がある。円周の半分より大きい円形の部分1(A)で基節部分へ緩むことなく装着する必要があるからである。
本考案の第2の実施形態である指輪2は円形部分2(A)と円周の半分より小さい張り出し部分2(B)から成る。指輪1と比較して円形部分2(A)の内直径Dに対して張り出し部分2(B)を含む高さの内径Hが大きく2.0mmくらいにしてある。
円形部分2(A)から張り出し部分2(B)への移行部2(C)は前記実施形態と同様に比較的スムースである。
第1の実施形態と同様に張り出した部分2(B)は円周の半分よりも小さい大きさAである必要がある。
張り出し部分2(B)の上側の面2(D)には第1の実施形態と同様に宝石が取り付けられてもよい。
図2の図(A)は本考案の第3の実施形態である。指輪3の円形部分3(A)が屈曲部3(C)で急に屈曲して張り出し部分3(B)へ移行している。なお、張り出し部3(B)は外側へ向かって円形状に丸みを帯びている。
円形部分3(A)の内直径Dに対して張り出し部分を含む高さの内径Hは図1の指輪と同様である。
張り出し部分3(B)の円周に対する大きさAは円周の半分より小さい必要がある。
図2の(B)は本考案の第4の実施形態である。
指輪4の円形部分4(A)が屈曲部4(C)で指輪3よりも更に急に大きく屈曲し、張り出し部分4(B)へ移行している。
また、張り出し部分4(B)の上面側は円形状の丸みを帯びており、宝石12が取り付けられている。円形部の内直径Dと張り出し部を含む指輪4の高さの内径Hの関係は図(A)の実施形態と同様である。
前記したと同様張り出し部分の円周に対する大きさAは円周の半分より小さい必要がある。
図3は本考案の基礎となる指の寸法を説明する図である。
図(A)は手の甲(手の表)5を表しており、図(B)は手を側方から見た状態6を表している。AIST(産総研)の研究チームが日本人の手の寸法を詳細に研究し発表している。
符号7は第4指の第2関節の近位関節幅を表しており、符号8は第4指の第2関節の近位関節厚を表している。それぞれ多くの日本人の寸法をノギスで測定したものである。指の寸法は人により差があるものの、平均値として第4位近位関節幅7の方が第4位近位関節厚8よりも約1mm大きい。
また、骨も指の先端側から見て基節骨の手前の第2関節部が大きくなっている。
人によるばらつきや若干余裕を持たせることも考慮して、本考案の指輪は円形リングの一部を外側へ張り出すようにしているがそれは前記データをも基礎とするものである。
符号9は第1関節、符号10は第2関節、符号11は第3関節(基節)を表している。
本考案の指輪は産業的に生産されるものであり、産業上の利用性を有する。
図1(A) 平面図
図1(B) 正面図
図1(C) 背面図
図1(D) 平面図
1 指輪(1)
1(A) 指輪(1)円形部
1(B) 指輪(1)張り出し部分
1(C) 指輪(1)移行部
1(D) 指輪(1)張り出し部分頂上平面
2 指輪(2)
2(A) 指輪(2)円形部
2(B) 指輪(2)張り出し部分
2(C) 指輪(2)移行部
2(D) 指輪(2)張り出し部分頂上平面
図2(A) 平面図
図2(B) 平面図
3 指輪(3)
3(A) 指輪(3)円形部
3(B) 指輪(3)張り出し部分
3(C) 指輪(3)屈曲部
4 指輪(4)
4(A) 指輪(4)円形部
4(B) 指輪(4)張り出し部分
4(C) 指輪(4)屈曲部
5 手の甲(表)
6 手の側面
7 第4指近位関節幅
8 第4指近位間接厚
9 第1関節
10 第2関節
11 第3関節(基節)
12 宝石
D 円形部分内直径
H 円形部分と張り出し部分を含む内径
A 円周に対する張り出し部分の大きさ













Claims (2)

  1. 手の指の第2関節を通すときは手の甲の側から見て、円形部分から外側へ張り出した部分を横向きにし、前記第2関節を通した後、基節の部分では回動させて、前記外側へ張り出した部分が手の甲の側に来るように装着して使用するために、円形部分の一部の円周の半分より小さい部分に、外側への張り出し部分を設けたことを特徴とする指輪
  2. 前記円形部分の内直径に対して、円形部分の張り出し部分を含む内径を1.5~2.0mm大きくした請求項1に記載した指輪

























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