JP3241826U - 組立体用接続部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、十分な接続強度を実現することができる組立体用接続部材を提供することにある。【解決手段】本考案に係る組立体用接続部材1は、支柱部材の側面に沿うように当接面20が形成された当接部2と、当接部から互いに直交する方向に突出して連結部材の端部に嵌合するように外面が形成された一対の接続部3、4とを一体形成してなり、接続部のそれぞれ中央部分には、接続部材を支柱部材に接続固定する支持部材を挿入するための支持穴部30、40が当接面に向かって互いに直交する方向に貫通して形成されており、支持穴部の上側及び下側には、連結部材を接続固定する一対の取付部材を挿入するための一対の取付穴部31、32、41、42が支持穴部に対して直交する方向に形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、ラック等の収納用家具やブース等の構造体を組み立てる際に好適の組立体用接続部材に関するものである。
ラック、ワゴン、カートといった収納用家具では、支柱部材を連結部材で連結して組み立てる組立体として構成したものが実用化されており、ブース等の構造体においても支柱部材を連結部材で連結して組み立てて全体をカバー部材で被覆して構成したものが実用化されている。いずれも支柱部材及び連結部材を着脱可能に接続することで、必要に応じて構築及び解体が可能となり、解体した状態で運搬や収容が容易に行えるといった利点がある。
こうした組立体では、各部材を容易に組み立て可能といった利便性の向上を図るとともに、組立体全体の強度や耐久性を確保するための改良工夫が提案されている。例えば、特許文献1では、組立体のコーナー部分の接続部材で、垂直部材及び水平部材をそれぞれ差し込んで固定するようになっており、内側に棚板が載置される水平部分が形成されている点が記載されている。また、特許文献2では、コーナージョイント部材に突出形成された連接棒に枠部材の端部を挿入してネジ止めした点が記載されている。また、特許文献3では、パイプが嵌合される嵌合筒を交差状に接合し、隣接する嵌合筒間に補強リブを一体形成した点が記載されている。
特公昭59-50323号公報 実開平4-39311号公報 特許第6893004号公報
上述した特許文献1及び2では、垂直方向の支柱部材を分割して組み立てるようになっており、支柱部材の強度が十分ではないため用途に制約を受けることになるといった課題がある。また、特許文献3では、パイプ状の支柱部材を嵌合筒に挿入して固定するようにしているが、接続部分の強度が十分ではなく、同様に用途に制約を受けることは避けられない。
そこで、本考案は、十分な接続強度を実現することができる組立体用接続部材を提供することにある。
本考案に係る組立体用接続部材は、組立体を構成する支柱部材及び連結部材を接続する組立体用接続部材であって、前記支柱部材の側面に沿うように当接面が形成された当接部と、前記当接部から互いに直交する方向に突出して前記連結部材の端部に嵌合するように外面が形成された一対の接続部とを一体形成してなり、一対の前記接続部のそれぞれ中央部分には、前記接続部材を前記支柱部材に接続固定する支持部材を挿入するための支持穴部が前記当接面に向かって互いに直交する方向に貫通して形成されており、前記支持穴部の上側及び下側には、前記連結部材を接続固定する一対の取付部材を挿入するための一対の取付穴部が前記支持穴部に対して直交する方向に形成されている。
本考案は、支柱部材の側面に沿うように当接面が形成された当接部から互いに直交する方向に突出する一対の接続部を一体形成し、各接続部の中央部分に接続部材を支柱部材に接続固定する支持部材を挿入するための支持穴部を貫通して形成するようにしているので、直交する二方向から接続部を貫通して支持部材により支柱部材の側面に接続部材を接続固定することができる。そのため、支柱部材を上下に分割して組み立てることなく、支柱部材の側面に連結部材を接続固定することが可能となり、支柱部材との間で接続強度を高めることができる。
また、支持部材を挿入する支持穴部の上側及び下側に一対の取付穴部が支持穴部に直交する方向に形成されているので、連結部材を接続固定する一対の取付部材を支持穴部に挿入した支持部材を上下で挟持するように取り付けることが可能となる。そのため、連結部材を取付部材で接続部に接続固定するとともに支持部材により支持されて支柱部材及び連結部材の間の接続強度を高めることができる。
組立体用接続部材に関する斜視図である。 組立体用接続部材に関する正面図及び左側面図である。 組立体用接続部材に関する背面図及び右側面図である。 組立体用接続部材に関する平面図及び底面図である。 組立体用接続部材を支柱部材に接続する過程を示す説明図である。 組立体用接続部材に連結部材を接続する過程を示す説明図である。 組立体用接続部材により支柱部材及び連結部材を接続した状態を示す斜視図である。 組立体用接続部材により支柱部材及び連結部材を接続したラック示す斜視図である。
以下、本考案に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本考案を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本考案は、以下の説明において特に考案を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、組立体用接続部材に関する斜視図である。また、図2は、組立体用接続部材に関する正面図(図2(a))及び左側面図(図2(b))を示し、図3は、組立体用接続部材に関する背面図(図3(a))及び右側面図(図3(b))を示し、図4は、組立体用接続部材に関する平面図(図4(a))及び底面図(図4(b))を示している。
組立体用接続部材1は、支柱部材の側面に沿うように当接面20が形成された当接部2と、当接部2から互いに直交する方向に突出して連結部材の端部に嵌合するように外面が形成された一対の接続部3及び4とを一体形成してなり、接続部3及び4の間には、下面から板状に延設された補強部5が一体形成されている。
当接部2には、支柱部材の側面に沿って当接面20が平面視で曲面状に形成されており、側面に密着するようになっている。また、接続部4に対向する当接面20の部分には、上下方向に沿って突起部21が所定幅で形成されており、突起部21は、支柱部材の長手方向に沿って側面に形成された溝部に嵌め込まれるようになっている。
接続部3は、連結部材の端部の厚さに対応して当接部2から段差状に形成されており、段差から続く側面及び上面は、連結部材の端部の内面に沿うように逆U字状の曲面形状に形成されている。
そして、接続部3の側面及び上面から続く端面には、中央部分に当接面20に向かって支持穴部30が貫通して形成されており、支持穴部30には、接続部材1を支柱部材に接続固定する支持部材であるネジ部材が挿入されるようになっている。
支持穴部30の上側及び下側には、支持穴部30に沿って空隙が形成されており、側面から支持穴部30と直交する方向に一対の取付穴部31及び32が形成されている。支持穴部30の上側及び下側に交差するようにそれぞれ形成された取付穴部31及び32には、連結部材を接続固定する一対の取付部材であるネジ部材が挿入されるようになっている。支持穴部30に沿って上下に形成された空隙には、それぞれ段差部が形成されており、取付部材であるネジ部材を螺合するためのナット部材がネジ部材に対向する位置に装着されるようになっている。
接続部4についても接続部3と同様に形成されており、当接部2から段差状に形成されて連結部材の端部の内面に沿うように側面及び上面が逆U字状の曲面形状に形成されている。端面の中央部分には、当接面20に形成された突起部21に向かって支持穴部40が貫通して形成されている。支持穴部40は、支持穴部30に対して直交方向に沿うように設定されており、接続部材1を支柱部材に接続固定する支持部材であるネジ部材が挿入されるようになっている。
支持穴部40の上側及び下側には、支持穴部40に沿って空隙が形成されており、支持穴部40と直交する方向に一対の取付穴部41及び42が上下にそれぞれ形成されている。取付穴部41及び42には、連結部材を接続固定するための一対の取付部材であるネジ部材が挿入されるようになっており、支持穴部40に沿って形成された空隙にはそれぞれ段差部が形成されて取付部材であるネジ部材を螺合するためのナット部材がネジ部材に対向する位置に装着されるようになっている。
補強部5は、接続部3及び4の間に突出するように底面から連続して延設されて当接部2とともに一体形成されている。そのため、接続部材1全体の強度を高めるとともに、後述するように棚受け部としても機能するようになる。
図5は、接続部材を支柱部材に取り付ける場合を示す一部拡大斜視図である。この例では、支柱部材100は、略楕円状の筒状に形成されて、両側部には、長手方向に沿って凹状に成形されて溝部101が形成されている。溝部101の開口部分の両側には、表面に沿って庇状に張り出した突出部101aが成形されて開口幅が狭く設定されている。支柱部材100の内部には、溝部101が形成された凹状部分を接続するように所定幅の中心部102が長手方向に沿って成形されている。また、両側の溝部101の間の筒状部分の中間には肉厚部103が形成されている。
接続部材1は、当接部2の突起部21を支柱部材100の溝部101に嵌め込んで当接面20を支柱部材100の側面に密着させて取り付ける。溝部101の接続部4に対向する位置には、中心部102に予めネジ穴が形成されており、肉厚部103の接続部3に対向する位置にもネジ穴が形成されている。そして、接続部3の中央部分に形成された支持穴部30に支持部材であるネジ部材60を挿入して肉厚部103に形成されたネジ穴に螺着し、接続部4の中央部分に形成された支持穴部40にネジ部材60を挿入して中心部102に形成されたネジ穴に螺着することで、接続部材1を支柱部材100に接続固定することができる。
接続部3及び4には、互いに直交する方向に支持穴部が形成されているので、支持部材により直交する二方向から支持されて、がたつくことなく十分な強度で支柱部材に接続固定することができる。
接続部3の支持穴部30に沿って上下に形成された空隙に矩形状のナット部材71を挿入して取付穴部31及び32に対向する位置に装着する。接続部4についても、同様に取付穴部41及び42に対向する位置にナット部材71を装着する。
図6は、支柱部材の接続固定された接続部材に一対の連結部材を取り付ける場合を示す一部拡大斜視図である。この例では、一対の連結部材200の端部である取付部201は、逆U字状に形成されており、接続部3及び4にそれぞれ上方から嵌め込むように取り付けられる。そのため、連結部材200は、支柱部材100に対して直交する方向に沿って取り付けられるとともに、一対の連結部材200が互いに直交する方向に位置決めされて取り付けられる。
接続部3は、連結部材200の取付部201の内面に沿うように曲面形状に形成されており、取付部201の側面に形成された一対の穴部202に一対の取付穴部31及び32を位置合せして取付部201を嵌合した状態に設定した後、取付部材である一対のネジ部材70を穴部202及び取付穴部31及び32にそれぞれ挿入して内部に装着したナット部材71に螺着することで、取付部201を接続部3に接続固定する。
支柱部材100に螺着された支持部材であるネジ部材60を上下で挟持するように取付部材である一対のネジ部材70を取り付けることで、連結部材200をネジ部材70で接続部3に接続固定するとともにネジ部材60により支持された構造となって、支柱部材100及び連結部材200の間の接続強度を高めることができる。
図7は、接続部材1により支柱部材100及び連結部材200を接続固定した状態を示す一部拡大斜視図である。接続部材1の接続部3及び4は、連結部材200の取付部201に被覆された状態で取り付けられており、ネジ部材70は接続部分の内側に頭部のみが露出している。そのため、支柱部材100に連結部材200が接続した箇所を内側及び外側から見ると、支柱部材100の側面に連結部材200が段差のない連続した状態で接続されたデザインを実現することができる。
図8は、接続部材を用いて組み立てたラックに関する斜視図である。この例では、4本の支柱部材100に対して、4本の連結部材200を矩形の枠状に配置して連結部材200の端部を支柱部材100の側面に接続部材1により接続固定し、接続部分を角部とする枠状部を形成している。枠状部の内側には、接続部材1の補強部5が棚受け部として角部の内側に突出するようになっており、棚受け部に棚板部材300が載置されている。そして、5段の棚を備えたラックが組み立てられており、接続部材1を用いて十分な強度を備えた組立体を容易に組み立てることができるようになっている。
1・・・組立体用接続部材、2・・・当接部、3・・・接続部、4・・・接続部、5・・・補強部、20・・・当接面、21・・・突起部、30・・・支持穴部、31、32・・・取付穴部、40・・・支持穴部、41,42・・・取付穴部、60・・・支持部材(ネジ部材)、70・・・取付部材(ネジ部材)、71・・・ナット部材、100・・・支柱部材、200・・・連結部材、300・・・棚板部材

Claims (5)

  1. 組立体を構成する支柱部材及び連結部材を接続する組立体用接続部材であって、前記支柱部材の側面に沿うように当接面が形成された当接部と、前記当接部から互いに直交する方向に突出して前記連結部材の端部に嵌合するように外面が形成された一対の接続部とを一体形成してなり、
    一対の前記接続部のそれぞれ中央部分には、前記接続部材を前記支柱部材に接続固定する支持部材を挿入するための支持穴部が前記当接面に向かって互いに直交する方向に貫通して形成されており、前記支持穴部の上側及び下側には、前記連結部材を接続固定する一対の取付部材を挿入するための一対の取付穴部が前記支持穴部に対して直交する方向に形成されている組立体用接続部材。
  2. 前記当接部の当接面には、前記支柱部材の軸方向に沿って形成された溝部に嵌合する突起部が形成されている請求項1に記載の組立体用接続部材。
  3. 一方の前記支持穴部は、前記突起部を貫通して形成されている請求項2に記載の組立体用接続部材。
  4. 一対の前記接続部の間には、下面から板状に延設された補強部が一体形成されている請求項1又は2に記載の組立体用接続部材。
  5. 組立体を構成する支柱部材及び連結部材を請求項1又は2に記載の組立体用接続部材を用いて接続する組立体用接続構造であって、前記当接部の前記当接面を前記支柱部材の側面に当接した状態で前記支持穴部にそれぞれ支持部材を挿入して前記支柱部材に形成された支持孔に固定して前記接続部材を接続固定しており、前記接続部の外面に前記連結部材の端部を嵌合した状態で一対の取付部材を前記連結部材の端部に形成された取付孔及び前記取付穴部に挿入して前記連結部材を接続固定している組立体用接続構造。
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