JP3241518B2 - シリコン単結晶の製造装置 - Google Patents
シリコン単結晶の製造装置Info
- Publication number
- JP3241518B2 JP3241518B2 JP00600294A JP600294A JP3241518B2 JP 3241518 B2 JP3241518 B2 JP 3241518B2 JP 00600294 A JP00600294 A JP 00600294A JP 600294 A JP600294 A JP 600294A JP 3241518 B2 JP3241518 B2 JP 3241518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- single crystal
- pulling
- silicon single
- holding member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
シリコン単結晶棒を得ることのできる新規な製造装置に
関する。
から結晶を成長させつつ引上げるチョクラルスキー法
(CZ法)が広く行なわれている。
とする場合、例えば図3に模式的に示すような構成の単
結晶製造装置が用いられている。
うに加熱チャンバ部2aと引上げチャンバ部2bとから
なるチャンバ2を有している。加熱チャンバ部2a内に
は、チャンバ2の外部に位置する駆動装置(図示せず)
よりチャンバ底部を貫通して延長される回転軸3に支持
された石英製坩堝4が配置されており、またこの坩堝4
を所定の間隔を有して囲繞する筒状の加熱ヒータ5が備
えられており、さらにこのヒータ5の外方には断熱材6
が配されている。なお、この例においては石英製坩堝4
の外周は黒鉛製坩堝7により保護されており、さらにこ
の黒鉛製坩堝7は黒鉛製受皿8を介して回転軸4へ支持
されている。
製坩堝4内に形成されるシリコン融液9から引上げ軸に
沿って前記加熱チャンバ部2aよりも上方へ延長され
た、前記加熱チャンバ部2aよりも内径の小さな部位で
ある。
挿通して上方より垂下された先端部に種結晶12を保持
するためのチャック13を有する引上げワイヤ14が配
してあり、この引上げワイヤ14は、前記引上げチャン
バ部2bの上部に設けられたワイヤ引上げ装置11によ
って、回転しながら昇降することを可能とされている。
1において、単結晶の育成を行なうにはまず、石英製坩
堝4内に多結晶シリコンおよび必要に応じて添加される
ドーパントなどの原料を所定量装填し、加熱ヒータ5に
よって加熱して原料を溶融して融液9を形成する。そし
て、該融液9に引上げワイヤ14先端に取付けられた種
結晶12を浸漬し、石英製坩堝4および種結晶12を回
転させながら引上げ、種結晶12の下端に単結晶インゴ
ット10を成長させるものである。
置においては、石英坩堝4の溶解によって酸素などの多
量の不純物が融液9中に混入し、育成したシリコン単結
晶10にはこの不純物が取込まれて点欠陥を生じること
が知られており、点欠陥はその後の熱履歴により核化析
出し、酸素誘起積層欠陥(OSF)などの製品品質に重
大な影響を及ぼす欠陥を形成することが問題となってい
る。
引上げ中の単結晶の冷却速度を向上させ、単結晶の熱履
歴を制御することで、単結晶中の点欠陥の核化析出を抑
制し、併せて生産効率の向上を図るために、チャンバ2
内に引上げ中の単結晶インゴット10に一定間隔をおい
て囲繞する円筒状の熱遮蔽体を配することが提唱されて
いる。
開平2−157180号公報には、上述したような単結
晶製造装置31において、引き上げられるシリコン単結
晶棒を同軸に囲む円筒を用いた引上げ装置が開示されて
いる。これらは、円筒21が引上げ室天井2cに固定さ
れているか、または移動式の場合には単純に引上げ室天
井2cに置くだけの構造となっている。
は、引上げ時はその先端を融液に接近させる。一方、多
結晶積付け時には溶融後に比べシリコン原料の上端が高
くなるので円筒21を上方に退避させる必要がある。よ
って、従来技術として上記に開示されているように、円
筒21を引上げ室天井2cに固定することは問題があ
る。
で、熱遮蔽を行い、単結晶の冷却を促進することで大き
な品質上の効果を生む。この目的のためには、円筒21
の材質として熱伝導度の優れた黒鉛を用いることが好ま
しく、重量的にも人が簡単に抱えられる程度であり作業
性が良い。但し、熱遮蔽効果を十分に上げるためには、
周囲の熱源から吸収した熱を除去してやる必要がある。
に、引上げ室天井2cの上に単純に円筒21の上端を引
掛けるように置くだけでは、接触は点接触となり、接触
部の熱抵抗が高く、熱伝導が極めて悪くなり、満足に熱
を逃がすことが困難である。
は、引上げ単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上げ室天井か
ら吊下げるチョクラルスキー法のシリコン単結晶の製造
装置において、引上げ室天井と円筒との接触部の熱伝導
性を向上させ、該円筒の熱遮蔽効果を向上させることの
できるシリコン単結晶の製造装置を提供することを目的
とするものである。
上記諸目的を達成するために、チャンバ内に設置された
坩堝中の融液からシリコン単結晶を引上げるシリコン単
結晶の製造装置において、引上げ室天井と円筒との接触
部の熱伝導性向上に関し鋭意検討した結果、該接触部に
熱伝導性に優れかつ軟らかい物質を採用し、接触部をミ
クロ的な面接触とし、また限られたスペース中での該接
触部の接触面積を増大させ、さらに該接触部に傾斜角度
をもたせ、接触部にかかる押しつけ力を増しミクロ的な
接触面積を増大させ、さらにこれら接触部の熱伝導性を
向上させる手段を組合わせることにより上記目的を達成
する上でより効果的であることを見出し、この知見に基
づき本発明を完成するに至ったものである。
単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上げ室天井から吊下げる
チョクラルスキー法のシリコン単結晶の製造装置におい
て、水冷される引上げ室天井部と該円筒との接触部とし
て、 銅もしくは黒鉛から製造した円筒保持部材を設けた
ことを特徴とするシリコン単結晶の製造装置により達成
することができる。
接触面積が20015mm 2 以上となる円筒保持部材を
設けたことを特徴とする上記(1)に記載のシリコン単
結晶の製造装置により達成することができる。
単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上げ室天井から吊下げる
チョクラルスキー法のシリコン単結晶の製造装置におい
て、水冷される引上げ室天井部と該円筒との接触部とし
て、 該円筒との接触面積が28564mm 2 以上となる
円筒保持部材を設けたことを特徴とするシリコン単結晶
の製造装置により達成することができる。
げ単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上げ室天井から吊下げ
るチョクラルスキー法のシリコン単結晶の製造装置にお
いて、水冷される引上げ室天井部と該円筒との接触部に
円筒保持部材を設け、 前記円筒保持部材の前記円筒との
接触部の接触面に傾斜角を持たせたことを特徴とするシ
リコン単結晶の製造装置によっても達成することができ
る。
堝中の融液からシリコン単結晶を引上げるシリコン単結
晶の製造装置において、引上げ室天井ないしその近傍に
設けられた円筒保持部材と円筒との接触部の熱伝導性を
向上するために(1)円筒保持部材側の接触部に、熱伝
導性に優れかつ軟らかい物質(好ましい例として、銅な
どがある)を採用することで、接触部がミクロ的に面接
触となり、熱抵抗を大幅に低減させることにより達成す
ることができ、(2)さらに該接触部の接触面積を増大
させ、熱抵抗を大幅に低減させることによっても達成す
ることができ、(3)さらにまた、該接触部に傾斜角度
をもたせることで、同一円筒重量のもとで、接触部にか
かる押しつけ力を増大させることにより達成することが
でき、これによりミクロ的な接触面積の増大が図れ、さ
らに該傾斜角度を持たせた結果、限られたスペースの中
で接触部の面積を増大させることも可能である。(4)
さらにこれら接触部熱抵抗低減手段を組合わせること
で、上記目的を達成する上でより効果的であり、(5)
特に該円筒として黒鉛あるいは銅などを用いることは、
極めて優れた熱伝導性を確保でき、これに上記接触部熱
抵抗低減手段を組合わせることでにより、円筒自身の温
度が画期的に低減でき、円筒に接近する単結晶棒の表面
温度が大幅に低減することによっても達成することがで
きるものである。
細に説明する。
を引上げ室天井から吊下げるチョクラルスキー法のシリ
コン単結晶の製造装置において、水冷される引上げ室天
井と該円筒との接触部の熱伝導性を向上させる処置を加
えた円筒保持部材を設けてなる本発明の単結晶製造装置
の一実施態様の構成を模式的に表わす使用状態図であ
る。
単結晶製造装置1は、チャンバ2内の坩堝4の上方に引
上げ単結晶棒を同軸に囲む円筒21が設けられ、該円筒
21を引上げ室天井2cから吊下げるべく水冷される引
上げ室天井2cには円筒保持部材22が設けられ、それ
以外の構成は、上述した図3に示す従来のシリコン単結
晶製造装置31とほぼ同様の構成を有するものである。
なお、図1において、図3に示す装置における部材と同
一の部材には同一の符号を付してある。
れた円筒保持部材22と円筒21との接触部の各態様の
構成を模式的に表わす使用状態図である。
導性に優れかつ軟らかい物質として、銅を採用したもの
である。これにより従来のSUS材料に比して接触部が
ミクロ的に面接触となり、熱抵抗を低減させることがで
きるものである。
導性に優れかつ軟らかい物質として、銅を採用し、さら
に該円筒保持部材22と該円筒21との接触部の接触面
積を増大させたものである。これにより熱抵抗をより大
幅に低減させることができるものである。
導性に優れかつ軟らかい物質として、銅を採用し、さら
に該円筒保持部材22と該円筒21との接触部の接触面
に傾斜角度をもたせたものである。これにより同一円筒
21の重量のもとで、接触部にかかる押しつけ力を増大
でき、ミクロ的な接触面積の増大が図れ、さらに該傾斜
角度を持たせた結果、限られたスペースの中で接触部の
面積も増大させることができるものである。ここで該傾
斜角度αとしては、特に限定されるものではないが、通
常3〜40°の範囲である。
導性に優れかつ軟らかい物質として、黒鉛を採用し、保
持部材22と該円筒21との接触部の接触面に傾斜角度
をもたせたものである。これにより同一円筒21の重量
のもとで、接触部にかかる押しつけ力を増大でき、ミク
ロ的な接触面積の増大が図れ、さらに該傾斜角度を持た
せた結果、限られたスペースの中で接触部の面積も増大
させることができるものである。ここで該傾斜角度αと
しては、特に限定されるものではないが、通常3〜40
°の範囲である。
は、引上げ室天井2cと円筒保持部材22との接合は、
従来技術において用いられていたと同様のネジ止めもし
くは溶接などにより行うことができる。
接触部の接合は、上記図2(a)〜(b)においては、
円筒保持部材22のフランジ22aに該円筒21上端に
設けられたフランジ21aを係合させることで行え、ま
た上記図2(c)〜(d)においては、保持部材22と
該円筒21との接触部の接触面をネジ止めもしくは溶接
などにより行うことができる。
1との接触部の態様は上記各態様に限定されるものでな
いことはいうまでもない。
発明に係わる円筒21の最大外径(d1)(フランジ2
1a部分を含む)は、いずれも引上げ機のゲート弁の開
口直径(d2)よりも小さいものでなければならず、ま
た、円筒21の開口部内径(d3)は、インゴット引上
げ時に単結晶インゴット10(直径d4)が通過するに
十分な大きさがあれば良く、好ましくは、d3>d4+
20mmである。
は、2〜20mmの範囲が好ましく、該円筒21の材質
としては、黒鉛、銅、炭化ケイ素(SiC)などが用い
らる。また、この円筒21を上記したような金属により
構成する場合には、その表面の一部もしくは全部を炭化
ケイ素(SiC)等によりコーティングしたものとする
ことがシリコン単結晶の金属汚染を防止する上から望ま
しい。
ンチインゴット(直径d4)を引き上げる最も一般的な
シリコン単結晶の製造装置1の場合、該円筒21の本体
部肉厚として2mmを選択した場合、図2(a)におい
ては、接触部面積は、π/4×(d12 −(d3+4)
2 )=20170mm2 となる(なお上記d1=244
mm、d3=180mmとして算出した)。また、図2
(b)においては、接触部面積は、π/4×(d12 −
(d3+4)2 )=28564mm2 となる(なお上記
d1=265mm、d3=180mmとして算出し
た)。さらに、図2(c)〜(d)においては、接触部
の長さ(h)は、長ければ長いほど接触面積を増大させ
ることが可能である。但し、引上げ炉の寸法、特に引上
げ室天井2c・ゲート弁部寸法により、自ずと可能な最
大長さは制約を受け、一該には規定できないが、ここで
は一般的な引上げ炉の寸法から、h=100mmの場
合、接触部面積は、π(R+r){(R−r)2 +
h2 }1/2 =70190mm2 となる(なお上記R=d
1/2、r=(d3+4)/2、d1=244mm、d
3=180mmとして算出した)。
説明する。
6インチおよび8インチのシリコン単結晶インゴット1
0の引上げ操作を行なった。
室天井2cに設けられた円筒保持部材22と円筒21と
の接触部の構造としては、図2(a)に示すものを用
い、6インチシリコン単結晶製造装置の場合、該円筒2
1の本体部肉厚は5mm、該円筒21の最大外径(d
1)(フランジ21a部分を含む)は244mm、該円
筒21の開口部内径(d3)は180mmとし、接触部
面積を20170mm2 とし、8インチシリコン単結晶
製造装置の場合、該円筒21の本体部肉厚は5mm、該
円筒21の最大外径(d1)(フランジ21a部分を含
む)は300mm、該円筒21の開口部内径(d3)は
250mmとし、接触部面積を20015mm2 とした
ものを使用した。また円筒保持部材の材質には銅を用
い、円筒の材質には黒鉛を用いた。
および8インチのシリコン単結晶のOSF密度を評価
し、得られた結果を表1に示す。なお、OSF密度の評
価は、各単結晶インゴットより切出されたシリコンウェ
ハを、熱酸化後、エッチングを行ない、顕微鏡観察によ
り観察することで行なった。
6インチおよび8インチのシリコン単結晶インゴット1
0の引上げ操作を行なった。
室天井2cに設けられた円筒保持部材22と円筒21と
の接触部の構造としては、図2(b)に示すものを用
い、6インチシリコン単結晶製造装置の場合、該円筒2
1の本体部肉厚は5mm、該円筒21の最大外径(d
1)(フランジ21a部分を含む)は265mm、該円
筒21の開口部内径(d3)は180mmとし、接触部
面積を28564mm2 とし、8インチシリコン単結晶
製造装置の場合、該円筒21の本体部肉厚は5mm、該
円筒21の最大外径(d1)(フランジ21a部分を含
む)は330mm、該円筒21の開口部内径(d3)は
250mmとし、接触部面積を34859mm2 とした
ものを使用した。また円筒保持部材の材質には銅を用
い、円筒の材質には黒鉛を用いた。
したがって、得られたシリコン単結晶のOSF密度を評
価し、得られた結果を表1に示す。
6インチおよび8インチのシリコン単結晶インゴット1
0の引上げ操作を行なった。
室天井2cに設けられた円筒保持部材22と円筒21と
の接触部の構造としては、図2(c)に示すものを用
い、6インチシリコン単結晶製造装置の場合、該円筒2
1の本体部肉厚は5mm、該円筒21の最大外径(d
1)は244mm、該円筒21の開口部内径(d3)は
180mm、接触部の長さ(h)=100mmとし、接
触部面積を70190mm2 とし、8インチシリコン単
結晶製造装置の場合、該円筒21の本体部肉厚は5m
m、該円筒21の最大外径(d1)(フランジ21a部
分を含む)は300mm、該円筒21の開口部内径(d
3)は250mm、接触部の長さ(h)=150mmと
し、接触部面積を132059mm2 としたものを使用
した。また円筒保持部材の材質には銅を用い、円筒の材
質には黒鉛を用いた。
したがって、得られたシリコン単結晶のOSF密度を評
価し、得られた結果を表1に示す。
6インチおよび8インチのシリコン単結晶インゴット1
0の引上げ操作を行なった。
室天井2cに設けられた円筒保持部材22と円筒21と
の接触部の構造としては、図2(d)に示すものを用
い、6インチシリコン単結晶製造装置の場合、該円筒2
1の本体部肉厚は5mm、該円筒21の最大外径(d
1)は244mm、該円筒21の開口部内径(d3)は
180mm、接触部の長さ(h)=100mmとし、接
触部面積を70190mm2 とし、8インチシリコン単
結晶製造装置の場合、該円筒21の本体部肉厚は5m
m、該円筒21の最大外径(d1)(フランジ21a部
分を含む)は300mm、該円筒21の開口部内径(d
3)は250mm、接触部の長さ(h)=150mmと
し、接触部面積を132059mm2 としたものを使用
した。また円筒保持部材の材質および円筒の材質には黒
鉛を用いた。
したがって、得られたシリコン単結晶のOSF密度を評
価し、得られた結果を表1に示す。
6インチおよび8インチのシリコン単結晶インゴット1
0の引上げ操作を行なった。
室天井2cに設けられた円筒保持部材22と円筒21と
の接触部の構造としては、図2(a)に示すものを用
い、6インチシリコン単結晶製造装置の場合、該円筒2
1の本体部肉厚は5mm、該円筒21の最大外径(d
1)(フランジ21a部分を含む)は244mm、該円
筒21の開口部内径(d3)は180mmとし、接触部
面積を20170mm2 とし、8インチシリコン単結晶
製造装置の場合、該円筒21の本体部肉厚は5mm、該
円筒21の最大外径(d1)(フランジ21a部分を含
む)は300mm、該円筒21の開口部内径(d3)は
250mmとし、接触部面積を20015mm2 とした
ものを使用した。また円筒保持部材の材質にはSUSを
用い、円筒の材質には黒鉛を用いた。
したがって、得られたシリコン単結晶のOSF密度を評
価し、得られた結果を表1に示す。
晶インゴットのOSF密度(特に8インチ結晶におい
て)の低減を実現することができる。
天井から吊下げるチョクラルスキー法のシリコン単結晶
の製造装置において、水冷される引上げ室天井と該円筒
との接触部の熱伝導性を向上させる処置を加えた円筒保
持部材を設けてなる本発明の単結晶製造装置の一実施態
様の構成を模式的に表わす使用状態図である。
材と円筒との接触部の各態様の構成を模式的に表わす使
用状態図である。
的に表わす使用状態図である。
a…加熱チャンバ部、 2b…引上げチャン
バ部、2c…引上げ室天井、 3…回転
軸、4…石英製坩堝、 5…加熱ヒー
タ、6…断熱材、 7…黒鉛製坩
堝、8…黒鉛製受皿、 9…シリコン
融液、10…単結晶インゴット、 11…ワイ
ヤ引上げ装置、12…種結晶、 1
3…チャック、14…引上げワイヤ、 1
5…不活性ガス導入口、16…ガス排気口、
21…円筒、21a…円筒のフランジ、
22…円筒保持部材、22a…円筒保持部材のフラン
ジ。
Claims (4)
- 【請求項1】 引上げ単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上
げ室天井から吊下げるチョクラルスキー法のシリコン単
結晶の製造装置において、水冷される引上げ室天井部と
該円筒との接触部として、 銅もしくは黒鉛から製造した 円筒保持部材を設けたこと
を特徴とするシリコン単結晶の製造装置。 - 【請求項2】 前記円筒との接触面積が20015mm
2 以上となる円筒保持部材を設けたことを特徴とする請
求項1に記載のシリコン単結晶の製造装置。 - 【請求項3】 引上げ単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上
げ室天井から吊下げるチョクラルスキー法のシリコン単
結晶の製造装置において、水冷される引上げ室天井部と
該円筒との接触部として、 該円筒との接触面積が28564mm 2 以上となる円筒
保持部材を設けたことを特徴とする シリコン単結晶の製
造装置。 - 【請求項4】 引上げ単結晶棒を同軸に囲む円筒を引上
げ室天井から吊下げるチョクラルスキー法のシリコン単
結晶の製造装置において、水冷される引上げ室天井部と
該円筒との接触部に円筒保持部材を設け、 前記 円筒保持部材の前記円筒との接触部の接触面に傾斜
角を持たせたことを特徴とするシリコン単結晶の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00600294A JP3241518B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | シリコン単結晶の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00600294A JP3241518B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | シリコン単結晶の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07206576A JPH07206576A (ja) | 1995-08-08 |
JP3241518B2 true JP3241518B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=11626551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00600294A Expired - Fee Related JP3241518B2 (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | シリコン単結晶の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3241518B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4218080B2 (ja) * | 1998-07-30 | 2009-02-04 | 信越半導体株式会社 | シリコン単結晶ウエーハ及びその製造方法 |
JP7115592B1 (ja) * | 2021-05-28 | 2022-08-09 | 信越半導体株式会社 | 単結晶製造装置 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP00600294A patent/JP3241518B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07206576A (ja) | 1995-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9217208B2 (en) | Apparatus for producing single crystal | |
US6632280B2 (en) | Apparatus for growing single crystal, method for producing single crystal utilizing the apparatus and single crystal | |
JP3944879B2 (ja) | 単結晶インゴットの製造装置 | |
KR101105950B1 (ko) | 단결정 잉곳 제조장치 | |
JP6614380B1 (ja) | 単結晶製造装置 | |
JP2001220289A (ja) | 高品質シリコン単結晶の製造装置 | |
JPH0639351B2 (ja) | 単結晶棒の製造装置及び方法 | |
JP3678129B2 (ja) | 結晶成長方法 | |
EP1076120A1 (en) | Method for producing silicon single crystal | |
JP3241518B2 (ja) | シリコン単結晶の製造装置 | |
EP1614774A1 (en) | Process for producing single crystal | |
JP3220542B2 (ja) | 半導体単結晶棒製造装置 | |
JP4175008B2 (ja) | 単結晶の育成方法 | |
JP3482956B2 (ja) | 単結晶引き上げ装置 | |
JP3203341B2 (ja) | 半導体単結晶棒製造装置 | |
JP2005231969A (ja) | シリコン単結晶の育成装置 | |
JPH09278581A (ja) | 単結晶製造装置および単結晶製造方法 | |
JP2000327479A (ja) | 単結晶製造装置及び単結晶製造方法 | |
JP3079991B2 (ja) | 単結晶の製造装置および製造方法 | |
JP2755452B2 (ja) | シリコン単結晶の引上げ装置 | |
JP3253742B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法および製造装置 | |
JP3900816B2 (ja) | シリコンウェーハの製造方法 | |
JP4048660B2 (ja) | Czシリコン単結晶の製造方法 | |
WO2022123957A1 (ja) | 単結晶製造装置 | |
JPH08325090A (ja) | 単結晶引上装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081019 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091019 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |