JP3241214U

JP3241214U - 錠剤取り出し器具

Info

Publication number: JP3241214U
Application number: JP2022004335U
Authority: JP
Inventors: 隆之祐山下
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2022-12-28
Filing date: 2022-12-28
Publication date: 2023-03-13
Anticipated expiration: 2032-12-28

Abstract

【課題】扁平な錠剤を瓶から所要の個数のみ取り出すことを可能とする器具を提供する。【解決手段】本考案の器具は、一方の端部に開口部を有する錠剤収容部を有する。当該開口部の寸法は、水平方向の寸法に比べて鉛直方向の寸法が大きい。本考案の器具は、錠剤が入った瓶の蓋の内側に取り付けて使用する。錠剤の瓶の蓋を開閉する際には瓶の蓋が回転する。このとき、本考案の器具の錠剤収容部が瓶の蓋と共に回転する。錠剤収容部が回転することにより、錠剤収容部の周囲にある錠剤の向きが変わる。開口部を通過できる方向を向いた錠剤が、開口部を通じて錠剤収容部に収容される。その後、瓶の蓋を瓶から離間させる動作で錠剤を瓶から取り出す。このとき、錠剤収容部の開口部の水平方向の寸法は錠剤の直径より小さいため、錠剤が錠剤収容部から出てくることはない。その後、錠剤収容部を傾けることにより、開口部を通じて錠剤収容部から錠剤を取り出す。【選択図】図１

Description

本考案は、瓶詰の医薬品等の扁平な錠剤を瓶から取り出す際に所要の個数のみを取り出すことを可能とする器具の構造に関するものである。

この種の器具として、瓶の内蓋に錠剤収容部を設ける構造が公知である（特許文献１）。そこでは、先ず錠剤収容瓶を逆転して振動させる等し、錠剤を錠剤収容部に収容する。その後、瓶の蓋を開いて錠剤を取り出す。

実開平５－５６１４２公報

上記の機構によれば、瓶詰の医薬品等の錠剤を瓶から取り出す際に、所定の個数のみを取り出すことができる。しかし、錠剤収容瓶を逆転させて振動させる等の作業が必要であり、使い勝手が良いとは言えない。本考案の目的は、錠剤収容瓶を逆転させて振動させる等の作業をせずに、瓶詰の医薬品等の錠剤を瓶から取り出すことができる器具を提供することにある。

本考案に係る錠剤取り出し器具は、一方の端部に錠剤収容部を有し、当該錠剤収容部は開口部を有する。当該開口部は錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の少なくとも側面または底面に有し、当該開口部の寸法は錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の水平方向の寸法に比べて、錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の鉛直方向の寸法が大きい。

本考案の器具は、医薬品等の扁平な錠剤が入った瓶の蓋の内側に取り付けて使用する。錠剤の瓶の蓋を開閉する際には瓶の蓋を回転させる。このとき、本考案の器具の錠剤収容部が瓶の蓋と共に回転する。錠剤収容部が回転することにより、錠剤収容部の周囲にある錠剤の向きが変わり、開口部を通過できる方向を向いた錠剤が、開口部を通じて錠剤収容部に収容される。

その後、瓶の蓋を瓶から離間させる動作により、錠剤収容部が瓶から取り出される。このとき、錠剤収容部の開口部の水平方向の寸法が錠剤の直径より小さいため、錠剤が錠剤収容部から出てくることはない。

その後、錠剤収容部を傾けることにより、開口部を通じて錠剤収容部から錠剤を取り出すことができる。

本考案の錠剤取り出し器具の一実施例を示す正面図である

１．錠剤取り出し器具
２．錠剤収容部
３．開口部
４．接続部

Claims

一方の端部に錠剤収容部を有する錠剤取り出し器具であって、当該錠剤収容部は開口部を有し、当該開口部は錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の少なくとも側面または底面に有し、当該開口部の寸法は、錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の水平方向の寸法に比べて、錠剤取り出し器具の長手方向を鉛直方向に配置した際の鉛直方向の寸法が大きく、錠剤取り出し器具の錠剤収容部と反対の端部には他の部材と着脱可能な接合部を有することを特徴とする錠剤取り出し器具。
錠剤収容部が細線で構成されている請求項１に記載の錠剤取り出し器具。
錠剤収容部を構成する細線が針金である請求項２に記載の錠剤取り出し器具。
接合部に磁石を有する請求項１または請求項２または請求項３に記載の錠剤取り出し器具。