JP3240939U - 植物性作物に基づく合成皮革 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の合成皮革の欠点であった生産原料の選択肢が少なすぎるという問題点を改善することができる植物性作物に基づく合成皮革を提供する。【解決手段】植物性作物に基づく合成皮革100は、基材布層10と、植物性作物層20と、熱可塑性プラスチック膜からなる熱可塑性プラスチック層30とがこの順に形成されてなる。基材布層は、耐熱基材布材料からなる。耐熱基材布材料の一側の側面上は、少なくとも一層の網状ホットメルト接着膜11により覆われる。網状ホットメルト接着膜の耐熱基材布材料と異なる側面には、植物性作物層が形成される。植物性作物層は、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子を原料として加工製造された植物材料であるとともに、植物性作物層の表面が熱可塑性プラスチック膜で覆われ、真空負圧加熱により上層、中層及び下層の材料間が密着されて合成皮革が形成される。【選択図】図2

Description

本考案は、材料分野に関するものであり、さらに詳しくは、植物性作物に基づく合成皮革に関する。
天然皮革には、豚、牛、羊、馬、驢馬、カンガルーなどの皮革が一般に含まれる他、少量の魚、爬虫類動物、両生類動物、駝鳥などの皮革も含まれる。天然皮革は、優れた天然特性を有するため、日用品及び工業品に広く利用されている。しかし、社会の継続的な発展に伴い、人類の皮革に対するニーズが増大し、天然皮革だけでは人々のニーズを満たすことはできなかった。そのため、日増しに高まる人々のニーズを満たすために、合成皮革(合成革)が研究・開発された。
近年、合成皮革は大量の天然皮革を代替し、広く使用されている。例えば、靴などの履物、スーツケース、車両及び家具の装飾品、ボール類などは合成皮革により製造されている。しかし、上述した技術手段は、実際には浸漬された平織布、織編物又は不織布を基材布層として用いたものが大半であり、微孔ポリ塩化ビニル又はポリウレタン層を粒面層として形成していたため、生産原料の選択肢が少なかった。
従って、本考案の課題は、従来の合成皮革の欠点であった生産原料の選択肢が少なすぎるという問題点を改善することができる植物性作物に基づく合成皮革を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、基材布層と、植物性作物層と、熱可塑性プラスチック膜からなる熱可塑性プラスチック層とがこの順に形成されてなる、植物性作物に基づく合成皮革であって、前記基材布層は、耐熱基材布材料からなり、前記耐熱基材布材料の一側の側面上は、少なくとも一層の網状ホットメルト接着膜により覆われ、前記網状ホットメルト接着膜の前記耐熱基材布材料と異なる側面には、前記植物性作物層が形成され、前記植物性作物層は、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子を原料として加工製造された植物材料であるとともに、前記植物性作物層の表面が前記熱可塑性プラスチック膜で覆われ、真空負圧加熱により上層、中層及び下層の材料間が密着されて合成皮革が形成されることを特徴とする、植物性作物に基づく合成皮革が提供される。
前記耐熱基材布材料の耐熱温度は少なくとも170℃であることが好ましい。
前記基材布層の厚さは0.2~2mmであることが好ましい。
前記熱可塑性プラスチック膜の材料は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニルブチラール(PVB)又はポリエチレン(PE)であることが好ましい。
服装、靴、スーツケース、装飾品又はボール類の製造に用いられることが好ましい。
本考案の植物性作物に基づく合成皮革は、植物性作物層が形成されているため、性能を担保する基礎の上に原料の選択範囲が広く、従来の合成皮革の欠点であった生産原料の選択肢が少なすぎるという問題点を改善することができる上、簡単な製造方法により、真空負圧条件下で110~170℃で加熱し、効率的に合成皮革を製造することができるため、広範囲の市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
本考案の一実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革を示す模式図である。 本考案の他の実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革を示す模式図である。
本考案の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下に詳説するものとし、本考案は、かかる図面等により制限されるものではない。
本考案の一実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革100は、基材布層10と、植物性作物層20と、熱可塑性プラスチック膜からなる熱可塑性プラスチック層30とがこの順に形成されてなる。上述した基材布層10は、耐熱基材布材料からなる。上述した植物性作物層20は、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子(例えば花、草、枝、葉、堅果など)を原料として加工製造された植物の皮材料である。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本考案の他の実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革の植物性作物層20は、例えば、樹皮を剥いで整え、樹皮を水に浸して脱脂し、洗浄してから乾燥させ、叩いて片状に形成し、縫製などのステップにより製造する。勿論、原料に応じて従来技術の中から適した技術を選択してもよく、具体的には必要に応じて選択することができるが、これらだけに限定されるわけではなく、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子(例えば花、草、枝、葉、堅果など)を原料として布材料が製造できればよい。
本考案の一実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革には、植物性作物層20が形成される。植物性作物層20は、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子(例えば花、草、枝、葉、堅果など)を原料として加工製造した植物の皮材料であり、性能の基礎上に原料の選択範囲が広がるため、従来の合成皮革の欠点であった生産原料の選択肢が少なすぎるという問題点を改善することができる。
本考案の他の実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革において、上述した耐熱基材布材料の耐熱温度は、少なくとも180℃であり、180~200℃の高温に耐えることができる。例えば、従来の180~200℃の高温に耐え得る人工皮革基材布製品に用いられてもよい。
本考案の他の実施例では、上述した基材布層10の厚さは0.2~2mmである。
本考案の他の実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革において、上述した熱可塑性プラスチック膜は、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethanes:TPU)、ポリ塩化ビニル(Polyvinyl Chloride:PVC)、ポリビニルブチラール(Polyvinyl Butyral:PVB)又はポリエチレン(Polyethylene:PE)からなる。
熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethanes:TPU)は、ジフェニルメタンジイソシアネート又はトルエンジイソシアネートなどのイソシアネート類分子を、大分子ポリオール、低分子ポリオールと共同で反応させて重合生成した高分子材料である。
ポリ塩化ビニル(Polyvinyl Chloride:PVC)は、クロロエチレンモノマーが、過酸化物、アゾ化合物などの開始剤又は光、熱の作用下でフリーラジカルの重合反応機構に基づいて重合されて形成されたポリマーである。
ポリエチレン(Polyethylene:PE)は、エチレンが重合されて生成された熱可塑性樹脂である。
本実施例の植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(3)のステップを含む。
(1)耐熱基材布材料(180~200℃の高温に耐えられる)の一側の側面上を、少なくとも一層の網状ホットメルト接着膜11(軽くて薄いホットメルト接着膜、具体的には従来の製品)により覆う。
(2)耐熱基材布材料により網状ホットメルト接着膜11の側面を覆い、植物の皮材料を設置して植物性作物層20として用いる。
(3)植物の皮材料の一側の側面上を、少なくとも一層の熱可塑性プラスチック膜で覆って半製品を得て、半製品は真空負圧条件下で110~170℃で加熱し、上層、中層及び下層の材料間を密着させて植物性作物に基づく合成皮革100を得る。
本考案の他の実施例に係る上述した植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法において、上述した網状ホットメルト接着膜の使用材料は20~60g/m2である。
本考案の他の実施例に係る上述した植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法において、上述した加熱の保温時間は30~180秒であり、具体的には上述した半製品を、既に加温した負圧真空ブリスター(従来の製品を利用し、具体的な型式は必要に応じて選択することができるため、ここでは限定しない)オーブン内に投入し、製品の特性の違いに応じて、加温時間を適切に調整するが、一般には30~180秒の待ち時間であり、オーブンの外にイジェクトし、完成品を取出して冷却後、包装・検品・出荷する。
本考案の他の実施例に係る上述した植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法において、上述した熱可塑性プラスチック膜がTPU熱可塑性プラスチック膜であるとともに、熱可塑性プラスチック膜の厚さは0.1~1.3mmであるが、勿論、熱可塑性プラスチック膜の厚さは、植物性作物層20の大きさにより決定することができるため、その他の範囲の厚さでもよく、必要に応じて選択することができるため、ここでは限定しない。
本考案の他の実施例に係る上述した植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法において、上述した熱可塑性プラスチック膜は、透明なTPU高温膜及び透明なTPU低温膜(高温膜が上方を向き、180℃前後の温度に耐え、低温膜が下方を向き、110℃前後の温度に耐える)を含む。
好ましくは、上述した植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(5)のステップを含む。
(1)耐熱基材布材料(180~200℃の高温に耐える)を基材布層10として用いて操作プラットフォーム上に設置し、一層の網状ホットメルト接着膜11で覆い、最適な使用材料は20~60g/m2である。
(2)網状ホットメルト接着膜11を有する基材布層10上に形成する中層の植物性作物層20として植物の皮材料を用いる。
(3)植物性作物層20面上を一層の透明なTPU熱可塑性プラスチック膜(透明なTPU高温膜及び透明なTPU低温膜を含み、高温膜が上方を向き、180℃前後の温度に耐え、低温膜が下方を向き、110℃前後の温度に耐える)で覆い、厚さが植物性作物層20の大きさにより決定されるが、一般には0.1~1.3mmの厚さのTPU熱可塑性プラスチック膜を用いる。
(4)上述した半製品を、既に加温した負圧真空ブリスターオーブン内に投入し、製品の特性の違いに応じて、加温時間を適切に調整するが、一般には30~180秒の待ち時間である。
(5)オーブンから取出し、真空状態を除去して完成品を取出し、冷却した後、包装・検品・出荷し、上述した植物性作物に基づく合成皮革100を得る。
本考案の一実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革の製造方法は、植物性作物に基づく合成皮革100を製造する。
本考案の一実施例に係る植物性作物に基づく合成皮革100は、服装及び/又は靴及び/又はスーツケース及び/又は装飾品及び/又はボール類の製造に用いられる。
以下、具体的な実施例を挙げて本考案に係る植物性作物に基づく合成皮革の技術効果について詳しく説明する。
(実施例1)
植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(5)のステップを含む。
(1)耐熱基材布材料(180℃の高温に耐える)を基材布層10として用いて操作プラットフォーム上に設置し、一層の網状ホットメルト接着膜11で覆い、最適な使用材料は20g/m2である。
(2)網状ホットメルト接着膜11を有する基材布層10上に形成する中層の植物性作物層20として植物の皮材料を用いる。
(3)植物性作物層20面上を一層の透明なTPU熱可塑性プラスチック膜(透明なTPU高温膜及び透明なTPU低温膜を含み、TPU高温膜が上方を向き、180℃前後の温度に耐え、TPU低温膜が下方を向き、110℃前後の温度に耐える)で覆い、0.1mmの厚さのTPU熱可塑性プラスチック膜を選択して用いる。
(4)上述した半製品を、既に加温(110℃)した負圧真空ブリスターオーブン内に投入し、製品の特性の違いに応じて、加温時間を適切に調整するが、一般には30秒の待ち時間である。
(5)オーブンから取出し、真空状態を除去して完成品を取出し、冷却した後、包装・検品・出荷し、上述した植物性作物に基づく合成皮革100を得る。
(実施例2)
植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(5)のステップを含む。
(1)耐熱基材布材料(200℃の高温に耐える)を基材布層10として用いて操作プラットフォーム上に設置し、一層の網状ホットメルト接着膜11で覆い、最適な使用材料は60g/m2である。
(2)網状ホットメルト接着膜11を有する基材布層10上に形成する中層の植物性作物層20として植物の皮材料を用いる。
(3)植物性作物層20面上を一層の透明なTPU熱可塑性プラスチック膜(透明なTPU高温膜及び透明なTPU低温膜を含み、TPU高温膜が上方を向き、180℃前後の温度に耐え、TPU低温膜が下方を向き、110℃前後の温度に耐える)で覆うが、一般には1.3mmの厚さのTPU熱可塑性プラスチック膜を選択して用いる。
(4)上述した半製品を、既に加温(180℃)した負圧真空ブリスターオーブン内に投入し、製品の特性の違いに応じて、加温時間を適切に調整するが、一般には180秒の待ち時間である。
(5)オーブンから取出し、真空状態を除去して完成品を取出し、冷却した後、包装・検品・出荷し、上述した植物性作物に基づく合成皮革100を得る。
(実施例3)
植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(5)のステップを含む。
(1)耐熱基材布材料(190℃の高温に耐える)を基材布層10として用いて操作プラットフォーム上に設置し、一層の網状ホットメルト接着膜11で覆い、最適な使用材料は40g/m2である。
(2)網状ホットメルト接着膜11を有する基材布層10上に形成する中層の植物性作物層20として植物の皮材料を用いる。
(3)植物性作物層20面上を一層の透明なTPU熱可塑性プラスチック膜(透明なTPU高温膜及び透明なTPU低温膜を含み、TPU高温膜が上方を向き、180℃前後の温度に耐え、TPU低温膜が下方を向き、110℃前後の温度に耐える)で覆うが、一般には0.7mmの厚さのTPU熱可塑性プラスチック膜を選択して用いる。
(4)上述した半製品を、既に加温(145℃)した負圧真空ブリスターオーブン内に投入し、製品の特性の違いに応じて、加温時間を適切に調整するが、一般には105秒の待ち時間である。
(5)オーブンから取出し、真空状態を除去して完成品を取出し、冷却した後、包装・検品・出荷し、上述した植物性作物に基づく合成皮革100を得る。
(実施例4)
植物性作物に基づく合成皮革100の製造方法は、以下(1)~(3)のステップを含む。
(1)基材布層10として用いる耐熱基材布材料(185℃の高温に耐える)の一側の側面上を少なくとも一層の網状ホットメルト接着膜11(軽くて薄いホットメルト接着膜であり、具体的には従来の製品)で覆い、基材布層10の厚さは0.2mmである。
(2)植物の皮材料を覆う網状ホットメルト接着膜11の側面に、植物の皮材料からなる植物性作物層20を形成する。
(3)植物の皮材料の一側の側面上を、少なくとも一層の熱可塑性プラスチック膜で覆って半製品を得て、半製品は真空負圧条件下で、120℃で100秒加熱し、上層、中層及び下層の材料間を密着させて植物性作物に基づく合成皮革を得る。上述した植物性作物層は植物の根を原料として加工製造して得た植物の皮材料である。
(実施例5)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が植物の茎を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例6)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が植物の枝を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例7)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が植物の葉を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例8)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が植物の果実を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例9)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が植物の種子を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例10)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が草を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例11)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が枝を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例12)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が葉を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例13)
実施例4と比べ、上述した植物性作物層20が堅果を原料として加工製造した植物の皮材料である以外は実施例4と同じである。
(実施例14)
実施例3と比べ、耐熱基材布材料が190℃の高温に耐える以外は実施例3と同じである。
(実施例15)
実施例3と比べ、耐熱基材布材料が195℃の高温に耐える以外は実施例3と同じである。
(実施例16)
実施例3と比べ、耐熱基材布材料が200℃の高温に耐える以外は実施例3と同じである。
(実施例17)
実施例3と比べ、耐熱基材布材料が220℃の高温に耐える以外は実施例3と同じである。
(実施例18)
実施例3と比べ、耐熱基材布材料が240℃の高温に耐える以外は実施例3と同じである。
(実施例19)
実施例4と比べ、基材布層10の厚さが0.4mmである以外は実施例4と同じである。
(実施例20)
実施例4と比べ、基材布層10の厚さが0.8mmである以外は実施例4と同じである。
(実施例21)
実施例4と比べ、基材布層10の厚さが1.2mmである以外は実施例4と同じである。
(実施例22)
実施例4と比べ、基材布層10の厚さが2mmである以外は実施例4と同じである。
(実施例23)
実施例3と比べ、PVC熱可塑性プラスチック膜を使用する以外は実施例3と同じである。
(実施例24)
実施例3と比べ、PVB熱可塑性プラスチック膜を使用する以外は実施例3と同じである。
(実施例25)
実施例3と比べ、PE熱可塑性プラスチック膜を使用する以外は実施例3と同じである。
上述したことから分かるように、本考案に係る植物性作物に基づく合成皮革100は、植物性作物層20が形成されているため、性能を担保する基礎の上に原料の選択範囲が広いため、従来の合成皮革の欠点であった生産原料の選択肢が少なすぎるという問題点を改善することができる上、簡単な製造方法により、真空負圧条件下で110~170℃で加熱し、効率的に合成皮革を製造することができるため、広範囲の市場に寄与する点で産業上の利用可能性を有する。
10 基材布層
11 網状ホットメルト接着膜
20 植物性作物層
30 熱可塑性プラスチック層
100 合成皮革

Claims (5)

  1. 基材布層と、植物性作物層と、熱可塑性プラスチック膜からなる熱可塑性プラスチック層とがこの順に形成されてなる、植物性作物に基づく合成皮革であって、
    前記基材布層は、耐熱基材布材料からなり、
    前記耐熱基材布材料の一側の側面上は、少なくとも一層の網状ホットメルト接着膜により覆われ、前記網状ホットメルト接着膜の前記耐熱基材布材料と異なる側面には、前記植物性作物層が形成され、
    前記植物性作物層は、植物の根、茎、枝、葉、花、果実又は種子を原料として加工製造された植物材料であるとともに、前記植物性作物層の表面が前記熱可塑性プラスチック膜で覆われ、真空負圧加熱により上層、中層及び下層の材料間が密着されて合成皮革が形成されることを特徴とする、
    植物性作物に基づく合成皮革。
  2. 前記耐熱基材布材料の耐熱温度は少なくとも170℃であることを特徴とする請求項1に記載の植物性作物に基づく合成皮革。
  3. 前記基材布層の厚さは0.2~2mmであることを特徴とする請求項1に記載の植物性作物に基づく合成皮革。
  4. 前記熱可塑性プラスチック膜の材料は、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニルブチラール(PVB)又はポリエチレン(PE)であることを特徴とする請求項1に記載の植物性作物に基づく合成皮革。
  5. 服装、靴、スーツケース、装飾品又はボール類の製造に用いられることを特徴とする請求項1に記載の植物性作物に基づく合成皮革。
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