JP3240855B2 - デジタル複写機 - Google Patents

デジタル複写機

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JP3240855B2
JP3240855B2 JP23953794A JP23953794A JP3240855B2 JP 3240855 B2 JP3240855 B2 JP 3240855B2 JP 23953794 A JP23953794 A JP 23953794A JP 23953794 A JP23953794 A JP 23953794A JP 3240855 B2 JP3240855 B2 JP 3240855B2
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良昭 高野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動原稿給送装置(=
ADF)と、画像デ−タの記憶手段を備えたデジタル複
写機に関する。
【0002】
【従来の技術】ADFを備えた複写機では、複写紙に画
像を形成するためのプリンタ部で複写紙のジャムが発生
すると、原稿給紙トレイ〜原稿排出トレイ間の原稿搬送
経路に在る原稿が、全てジャムリセット時に原稿排出ト
レイへ排出される。また、排出された原稿のうち、原稿
トレイへ戻すべき枚数(=複写未完了のまま排出された
原稿枚数)が表示部に表示される。
【0003】原稿画像を読み取って画像デ−タを生成
し、この画像デ−タを一旦メモリに記憶した後、該メモ
リから画像デ−タを読み出して、該画像デ−タに対応す
る画像を複写紙に形成するデジタル複写機が提供されて
いる。上記メモリの容量は、例えば「A4で4枚分」と
いうように有限であるため、不要になった画像デ−タか
ら順に消去される。また、このメモリの容量は、複写動
作中に於いてプリンタ部内の通紙経路中に存在する複写
紙の枚数に、必ずしも対応しない。これは、プリンタ部
の動作速度が一定で、且つ、A4の複写紙が給紙される
場合でも、複写紙の通紙方向が「横」であるか「縦」で
あるかによって上記の枚数が異なるためである。また、
ソ−タの装着の有無等でも、上記の枚数は異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】プリンタ部でジャムが
発生する都度、ADFの経路中の原稿を排出して、再給
紙することは、原稿を傷め易いため好ましくない。AD
Fと画像デ−タメモリを備えたデジタル複写機では、プ
リンタ部でジャムが発生した時に、複写未完了の画像デ
−タがメモリに残っている場合がある。このため、この
画像デ−タを活用することで、排出原稿の戻しと再給紙
を省くことは可能である。但し、未消去の画像デ−タの
量は、前述のように、複写未完了の原稿(原稿給紙トレ
イから給紙されたが複写は未完了である原稿)の枚数に
必ずしも対応しないため、複写未完了の全原稿の画像デ
−タがメモリ内に存在することを期待できない場合もあ
る。
【0005】本発明は、ADFと画像デ−タメモリを備
えたデジタル複写機で複写紙のジャムが発生した場合
に、原稿の戻しと再給紙を行わなくても複写動作を再開
できる場合には、これを省くことで原稿の傷みを最小限
にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原稿
載置台にセットされた原稿の画像を読み取って画像デー
タを生成する画像読取手段と、該画像読取手段によって
生成された画像データを記憶する記憶手段と、該記憶手
段に記憶されている画像データに対応する画像を複写紙
上に形成する作像手段と、該作像手段で処理中の複写紙
のジャムを検出するジャム検出手段と、を有するデジタ
ル複写機に於いて;原稿給紙トレイの原稿を前記原稿載
置台へ搬送するとともに前記画像読取手段による画像読
み取りが終了した原稿を原稿排出トレイへ排出する原稿
搬送経路を有する自動原稿給送装置と、前記原稿給紙ト
レイへ戻すべき原稿を表示する表示手段と、前記記憶手
段に画像データ格納済みの原稿枚数を検出する格納済枚
数検出手段と、複写完了済みの原稿枚数を検出する複写
完了枚数検出手段と、前記ジャム検出手段により検出さ
れたジャムの処理終了後、前記記憶手段に記憶可能な原
稿枚数と画像読み取り済みで且つ複写未完了の原稿の枚
数とを比較し、画像読み取り済みで且つ複写未完了のす
べての原稿の画像データが前記記憶手段に記憶されてい
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により
像読み取り済みで且つ複写未完了のすべての原稿の画像
データが前記記憶手段に記憶されていないと判定された
場合は前記原稿搬送経路の原稿を前記原稿排出トレイへ
排出するとともに、前記画像データ格納済みの原稿枚数
と前記複写完了済みの原稿枚数とに基づいて前記原稿給
紙トレイへ戻すべき原稿を判定し、該原稿を表示するよ
前記表示手段を制御する一方、画像読み取り済みで且
つ複写未完了のすべての原稿の画像データが記憶されて
いると判定された場合は前記記憶手段に記憶されている
画像データを用いて複写を再開させる制御手段と;を備
えたことを特徴とするデジタル複写機である。請求項2
の発明は、前記制御手段が、前記画像データ格納済みの
原稿枚数と前記複写完了済みの原稿枚数とに基づいて画
像読み取り済みで且つ複写未完了の原稿の枚数を得ると
ともに、該原稿の枚数に1加算した枚数を、前記原稿給
紙トレイへ戻すべき原稿として表示するよう前記表示手
段を制御する、ことを特徴とするデジタル複写機であ
る。請求項3の発明は、前記制御手段が、前記記憶手段
の最大容量と前記画像データ格納済みの原稿枚数と前記
複写完了済みの原稿枚数とに基づいて前記記憶手段に画
像データが格納されていない原稿を判定し、該原稿を、
前記原稿給紙トレイへ戻すべき原稿として表示するよう
前記表示手段を制御することを特徴とする請求項1に記
載のデジタル複写機である。
【0007】
【作用】ジャム処理の終了後、記憶手段に記憶可能な原
稿枚数と画像読み取り済みで且つ複写未完了の原稿の枚
数とが比較されて、画像読み取り済みで且つ複写未完了
のすべての原稿の画像データが記憶手段に記憶されてい
るか否か判定される。その結果、画像読み取り済みで且
つ複写未完了の原稿の中の少なくとも一部の原稿の画像
データが記憶されていない場合は、自動原稿給送装置の
原稿搬送経路に在る原稿が原稿排出トレイに排出される
とともに、原稿トレイへ戻すべき原稿が判定されて、
示手段に表示される。一方画像読み取り済みで且つ複
写未完了のすべての原稿の画像データが記憶手段に記憶
されている場合は、その画像データを利用して複写動作
が再開される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は実
施例のデジタル複写機の機構を示す模式図である。図示
のように、本複写機は、イメ−ジリ−ダ(IR)部1
と、プリンタ部50と、自動原稿給送装置30を備えて
いる。
【0009】イメ−ジリ−ダ部1では、原稿載置台上に
セットされた原稿が走査されて読み取られる。即ち、図
中2点鎖線で示すように、原稿面からの反射光は、ミラ
−群やレンズ2を介してCCD3に導かれ、該CCD3
で光電変換される。また、CCD3から出力される信号
に所定の処理が施されて画像デ−タが生成され、この画
像デ−タがメモリ(図3参照)に記憶される。このメモ
リは、格納された順序で読み出されるFIFOメモリで
ある。また、記憶可能な画像デ−タの量は、例えば、
「A4サイズで4枚」というように予め定まっている。
また、メモリから読み出された画像デ−タは、当該画像
の静電潜像が感光体ドラム11に形成された時に消去さ
れる。これは、メモリを有効に使って、複写の全所要時
間を短縮するためである。
【0010】プリンタ部50では、メモリに記憶されて
いる画像デ−タが読み出され、この画像デ−タに対応す
る画像が、複写紙上に形成される。即ち、読み出される
画像デ−タに従ってLEDアレイ10の各素子のオン/
オフが制御されて、感光体ドラム11上に画像デ−タに
対応する静電潜像が形成される。この静電潜像が現像器
12でトナ−現像されて可視化された後、複写紙上に転
写される。
【0011】複写紙は、トレイ20,21,22内に収
納されており、複写モ−ドに従って選択されたトレイの
複写紙が該トレイの給紙ロ−ラにより捌き出され、図中
破線で示す経路で搬送されて転写部(感光体ドラム〜転
写チャ−ジャ間)へ送り込まれ、上記の如く、感光体ド
ラム11上のトナ−像を転写される。また、トナ−像を
転写された複写紙は、定着器13へ送られて、熱圧着に
よる定着処理を施された後に、機外へ排出される。この
排出はセンサ18で検出されてMPU(図3参照)へ入
力される。MPUへは、上記センサ18の他、各々トレ
イ20〜22からの給紙を検出するセンサ14〜16や
複写紙の通過を検出するセンサ17、或いは、ADFの
原稿トレイ32にセットされている原稿を検出する原稿
センサ19からの検出信号が入力される。
【0012】原稿自動給送装置30は、原稿給紙トレイ
32の原稿を原稿給紙ロ−ラ31により捌き出して原稿
載置台の基準位置まで搬送して停止させ、該原稿の画像
が前記イメ−ジリ−ダ部1によって読み取られると、原
稿排出トレイ33へ排出する装置である。
【0013】本デジタル複写機の原稿載置台の手前側に
は、図2に示す各種のキ−スイッチや多目的の表示部1
10等が配設された操作パネル100が設けられてい
る。なお、図2では、複写紙のジャムが発生した場合
に、原稿排出トレイ33に排出された原稿のうち、3枚
の原稿を原稿トレイ32へ戻すべき旨が、多目的表示部
110に表示されている。この表示は、MPUにより指
示される。また、図中、120は数値入力用のテンキ−
群、101はコピ−動作の開始を指令するためのプリン
トキ−、102は動作の停止を指令するためのストップ
キ−である。これらのキ−スイッチのオンは、MPUへ
送られる。
【0014】次に、本デジタル複写機の動作のうち、複
写紙のジャム時の補正に関連する動作を、図4〜図8、
更に、図9の各フロ−チャ−ト(MPUで実行される処
理を示すフロ−チャ−ト)に即して、順次説明する。
【0015】*原稿情報入力処理(図4,図5) 本処理では、メモリに空きがあることを条件に原稿画像
の走査が指令され、原稿走査と画像デ−タの格納の終了
後には、デ−タ格納済の原稿枚数を示す変数DOCがイ
ンクリメントされる。まず、初期状態で、ステ−トカウ
ンタSCDOCは0である。プリントキ−101のオン
によりコピ−開始要求があると(S4000;YES) 、SCDO
Cが1にされる(S4001) 。
【0016】SCDOCが1になり、原稿給紙トレイ3
2に原稿があると(S4100;YES) 、ADF30に対して、
原稿を基準位置へセットすべき旨が指令される(S4101)
。これに対応して、ADF30では、給紙ロ−ラ31
によって原稿給紙トレイ32から原稿が1枚捌き出され
て、原稿載置台の基準位置まで搬送される。その後、S
CDOCが2にされる(S4102) 。なお、SCDOCが1
になった時に原稿給紙トレイ32に原稿が無い場合は(S
4100;NO)、SCDOCが0にされる(S4110) 。
【0017】SCDOCが2になると、画像デ−タ格納
済の原稿枚数DOCから画像デ−タ消去済の原稿枚数C
OPYを減算した値、即ち、メモリに現時点で記憶され
ている画面数(画像デ−タ量を原稿枚数で表現した量)
が、メモリに記憶可能な画面数の最大値Xより小さいか
否か判定される(S4200) 。その結果、小さい場合、即
ち、メモリに次原稿の画像デ−タを記憶する余裕がある
場合は(S4200;YES) 、IR部1に対してスキャンが指令
され(S4201) 、これに対応してIR部1では、原稿台上
の原稿が走査される。その後、SCDOCが3にされる
(S4202) 。一方、DOCからCOPYを減算した値がX
以上である場合は(S4200;NO)、メモリには新たに画像デ
−タを記憶する余裕が無いため、最先に記憶された画像
デ−タがメモリから消去されるまで、待機される。
【0018】SCDOCが3になるとIR部1でのスキ
ャンの終了が待機され、スキャンが終了して画像デ−タ
がメモリに格納されると(S4301;YES) 、デ−タ格納済の
原稿枚数を示す変数DOCがインクリメントされる(S43
02) 。また、次の原稿に対して上記と同様の処理を行う
べく、SCDOCが1にされる(S4303) とともに、スキ
ャン終了済の原稿を原稿排出トレイ33へ排出すべき旨
が、ADF30に指令される(S4304) 。
【0019】*原稿排出処理(図6) 当該原稿のセット枚数(マルチコピ−の設定枚数)分の
複写が終了して、その最終の複写紙が機外へ排出される
と(S4500;YES) 、複写完了済の原稿枚数を示す変数CO
PY2がインクリメントされる(S4501) 。
【0020】*画像印字処理(図7) 本処理では、メモリ内に画像デ−タがあることを条件に
静電潜像の書込みが指令され、セット枚数分の静電潜像
の書込みの終了後には、デ−タ消去済の原稿枚数を示す
変数COPYがインクリメントされる。まず、初期状態
で、ステ−トカウンタSCCOPYは0である。プリン
トキ−101のオンによりコピ−可能状態となって、コ
ピ−開始が許可されると(S4000;YES) 、SCCOPYが
1にされる(S5001) 。
【0021】SCCOPYが1になると、メモリ内の画
像デ−タの有無が判定され、在る場合には(S5100;YES)
、最古の画面(メモリに記憶されている中で最先に読
み取られた原稿)の画像デ−タに対応する静電潜像を感
光体ドラム11に書込むべき旨が、プリンタ部1に対し
て指令される(S5101) 。その後、SCCOPYが2にさ
れる(S5103) 。一方、メモリ内に画像デ−タが無い場合
は(S5100;NO)、感光体ドラム11への静電潜像の書込み
を行えないため、SCCOPYが0にされる(S5110) 。
【0022】SCCOPYが2になると、当該画像デ−
タについてのセット枚数分の静電潜像の書込みの終了が
待機され、書込みが終了すると(S5200;YES) 、変数CO
PYがインクリメントされる(S5201) 。また、このタイ
ミングで、当該画像デ−タがメモリから消去される。し
たがって、変数COPYは、デ−タ消去済の原稿枚数を
示す変数である。その後、SCCOPYが0にされる(S
5203) 。
【0023】*ジャムリセット時の原稿処理(図8) 初期状態で、ステ−トカウンタSCJAMは0である。
プリンタ部50で複写紙のジャムが発生すると(S6000;Y
ES) 、SCJAMが1にされる(S6001) 。
【0024】SCJAMが1では、ジャムリセット情報
が待機される(S6100) 。ジャムした複写紙がオペレ−タ
によって除去された後、ジャムリセットスイッチが操作
等されてプリンタ部50からジャムリセット情報が入力
されると(S6100;YES) 、画像デ−タ格納済の原稿枚数D
OCから複写完了済の原稿枚数COPY2を減算した
値、即ち、原稿給紙トレイ32から給紙され、画像が読
み取られたにもかかわらず複写が完了されなかった原稿
枚数が、変数Sに代入される(S6101) 。
【0025】ステップS6102 では、上記変数Sの値と、
メモリに記憶可能な画面数(画像デ−タ量を原稿枚数で
表現した量)の最大値Xとの大小が比較される。その結
果、SがX以下の場合(S6102;YES) 、換言すれば、原稿
トレイ32から給紙され、画像読取済で且つ複写未完了
の原稿に関して、その画像デ−タがメモリに記憶されて
いる場合は、(COPY2+1)枚目の原稿に対する処
理から複写動作が再開される(S6103) 。即ち、画像デ−
タがメモリに記憶されている原稿については当該画像デ
−タに基づいて最古の画像デ−タ(最先に記憶された原
稿の画像デ−タ)から順に複写紙上に画像が形成され
る。なお、原稿トレイ32から給紙されたが画像の読み
取りが行われていない原稿、即ち、原稿載置台にセット
され、メモリに新たな画像データを記憶する余裕ができ
るまで待機される原稿がある場合には、複写動作再開後
メモリに空きができた後にそのまま画像走査が行われる
(図5のステップS4200,S4201 参照)。その後、SCJ
AMが0にされる(S6104) 。
【0026】一方、SがXを越えている場合、即ち、原
稿トレイ32から給紙され、画像読取が完了されたにも
かかわらず複写が完了されなかった原稿枚数Sが、メモ
リに記憶可能な画面数の最大値Xを越えている場合は(S
6102;NO)、ADFの経路内の原稿が原稿排出トレイ33
へ排出される(S6110) 。また、(DOC−COPY2+
1)枚の原稿を原稿給紙トレイ32に戻すべき旨、表示
される(S6111) 。その後、SCJAMが0にされる(S61
04) 。
【0027】*他のジャムリセット時の原稿処理(図
9) 図8のジャムリセット処理では、原稿トレイ32から給
紙され、画像が読み取られたにもかかわらず複写が完了
されなかった原稿枚数Sが、メモリに記憶可能な画面数
の最大値Xを越えている場合は(S6102;NO)、複写未完了
と推定される原稿を全て原稿給紙トレイ32へ戻すべき
旨表示されるが、図9の処理では、SがXを越えている
場合は(S7102;NO)、(COPY2+1)枚目から(DO
C−X)枚目までの原稿と、原稿載置台にセットされた
が、その画像データがメモリに記憶されることなく排出
される(DOC+1)枚目の原稿とを原稿給紙トレイ3
2へ戻すべき旨表示される(S7111) 。これは、メモリに
画像デ−タが記憶されている原稿については、該記憶さ
れている画像デ−タを用いて複写紙上に画像を形成し、
メモリに画像デ−タが記憶されていない原稿のみ、原稿
給紙トレイ32へ戻させるためである。なお、図9の他
のステップについては図8と同様であるため、ステップ
番号の下3桁を同じ番号で示し、説明は省略する。
【0028】また、前記図8の実施例では、原稿の戻し
枚数の表示を行っているが、原稿を循環させるタイプの
自動原稿給紙装置が設けられている場合には、表示枚数
分の原稿を戻すように制御してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明では、複写紙のジャム時に
於いて、画像読み取り済みで且つ複写未完了のすべての
原稿の画像データが記憶手段に残っている場合は当該画
像データに基づいて複写動作が再開され、画像読み取り
済みで且つ複写未完了の原稿の中の少なくとも一部の原
稿の画像データが残っていない場合は原稿が排出されて
原稿給紙トレイへ戻すべき原稿が表示される。即ち、原
稿の戻しと再給紙を行わなくても複写動作を再開できる
場合は、原稿の排出を行うことなく複写動作が再開され
るため、原稿の再給送は必要最小限となって傷みも最小
となる。また、原稿のジャムも低減される。一方、原稿
の戻しと再給紙が必要な場合には、そのように対応でき
るため、メモリの容量やシステムの設計に自由度が増
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の複写機の機構を示す模式図。
【図2】上記複写機の操作パネルの一部を示す説明図。
【図3】上記複写機の制御回路の構成を示すブロック
図。
【図4】図3のMPUで実行される原稿情報入力処理の
一部を示すフロ−チャ−ト。
【図5】図3のMPUで実行される原稿情報入力処理の
残部を示すフロ−チャ−ト。
【図6】図3のMPUで実行される原稿排出処理を示す
フロ−チャ−ト。
【図7】図3のMPUで実行される画像印字処理を示す
フロ−チャ−ト。
【図8】図3のMPUで実行されるジャムリセット時原
稿処理を示すフロ−チャ−ト。
【図9】図3のMPUで実行されるジャムリセット時原
稿処理の他の例を示すフロ−チャ−ト。
【符号の説明】
1 イメ−ジリ−タ(IR)部 3 CCD 30 自動原稿給送装置(ADF) 50 プリンタ部 14〜18 複写紙検出センサ 19 原稿検出センサ 100 操作パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 H04N 1/21 G03G 15/00 G03G 21/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置台にセットされた原稿の画像を
    読み取って画像データを生成する画像読取手段と、該画
    像読取手段によって生成された画像データを記憶する記
    憶手段と、該記憶手段に記憶されている画像データに対
    応する画像を複写紙上に形成する作像手段と、該作像手
    段で処理中の複写紙のジャムを検出するジャム検出手段
    と、を有するデジタル複写機に於いて、 原稿給紙トレイの原稿を前記原稿載置台へ搬送し、前記
    画像読取手段による画像読み取りが終了した原稿を原稿
    排出トレイへ排出する、原稿搬送経路を有する自動原稿
    給送装置と、 前記原稿給紙トレイへ戻すべき原稿を表示する表示手段
    と、前記記憶手段に画像データ格納済みの原稿枚数を検出す
    る格納済枚数検出手段と、 複写完了済みの原稿枚数を検出する複写完了枚数検出手
    段と、 前記ジャム検出手段により検出されたジャムの処理終了
    後、前記記憶手段に記憶可能な原稿枚数と画像読み取り
    済みで且つ複写未完了の原稿の枚数とを比較し、画像読
    み取り済みで且つ複写未完了のすべての原稿の画像デー
    タが前記記憶手段に記憶されているか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段により画像読み取り済みで且つ複写未完了
    のすべての原稿の画像データが前記記憶手段に記憶され
    ていないと判定された場合は前記原稿搬送経路の原稿を
    前記原稿排出トレイへ排出するとともに、前記画像デー
    タ格納済みの原稿枚数と前記複写完了済みの原稿枚数と
    に基づいて前記原稿給紙トレイへ戻すべき原稿を判定
    し、該原稿を表示するよう前記表示手段を制御する一
    方、画像読み取り済みで且つ複写未完了のすべての原稿
    の画像データが記憶されていると判定された場合は前記
    記憶手段に記憶されている画像データを用いて複写を再
    開させる制御手段と、 を備えたことを特徴とするデジタル複写機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記画像データ格納済
    みの原稿枚数と前記複写完了済みの原稿枚数とに基づい
    て画像読み取り済みで且つ複写未完了の原稿の枚数を得
    るとともに、該原稿の枚数に1加算した枚数を、前記原
    稿給紙トレイ へ戻すべき原稿として表示するよう前記表
    示手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のデ
    ジタル複写機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段の最大容
    量と前記画像データ格納済みの原稿枚数と前記複写完了
    済みの原稿枚数とに基づいて前記記憶手段に画像データ
    が格納されていない原稿を判定し、該原稿を、前記原稿
    給紙トレイへ戻すべき原稿として表示するよう前記表示
    手段を制御することを特徴とする請求項1に記載のデジ
    タル複写機。
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