JP3240724U - 御札 - Google Patents
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Abstract
【課題】人々が神社又は仏閣を参詣したいという願いを充足させる御札を提供することを目的としている。【解決手段】御札は、お賽銭となる硬貨を投入するための硬貨投入口が形成されている御札本体を備え、御札本体の内部には、硬貨投入口に連通し、硬貨投入口に投入された硬貨が通過して収納される通路が形成されているものである。【選択図】図1
Description
本開示は、神社や寺等が提供する神札、護符その他の御札(おふだ)に関するものである。
従来より、多くの人々が神社、仏閣等を参詣する際に、神仏に奉る賽物として賽銭を奉納している。また、多くの人々が神社、仏閣等を参詣する際に、読経、厄除け、開運等の御札(おふだ)を頂いている。このような御札として、例えば、神社、仏閣等の名称が記載された台紙が透明プラスチックフィルムによりパウチされた護符等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、人々が神社又は仏閣を参詣したいと思っても、自身の生活地域から参詣したい神社又は仏閣までが遠隔である場合等の地理的要因等によって、人々が神社又は仏閣等を参詣することが難しい場合がある。また、人々が神社又は仏閣を参詣したいと思っても、日々の生活環境、あるいは、参詣場所までにいくことが難しいような自身の肉体的要因等によって、人々が神社又は仏閣等を直接参詣することが難しい場合がある。特許文献1の御札は、汚損の防止と祈願の目的の明確化とを図るというものであるが、御札そのものによって人々が神社又は仏閣に参詣したという行為自体を体感的に感じさせるものではない。すなわち、特許文献1の御札は、お賽銭の奉納等を通じて人々が神社又は仏閣を参詣したいという願いを充足させるものではない。
本開示は、上記のような課題を解決するためのものであり、お賽銭の奉納を通じて人々が神社又は仏閣を参詣したいという願いを充足させる御札を提供することを目的としている。
本開示に係る御札は、お賽銭となる硬貨を投入するための硬貨投入口が形成されている御札本体を備え、御札本体の内部には、硬貨投入口に連通し、硬貨投入口に投入された硬貨が通過して収納される通路が形成されているものである。
本開示によれば、御札は、お賽銭となる硬貨を投入するための硬貨投入口が形成されている御札本体を備え、御札本体の内部には、硬貨投入口に連通し、硬貨投入口に投入された硬貨が通過して収納される通路が形成されている。上記構成を有する御札は、硬貨投入口にお賽銭を投入することで、お賽銭の奉納を体感することができる。そのため、上記構成を有する御札は、時間と場所とを選ばずに人々が日常生活において御札を介してお賽銭を奉納できるため、お賽銭の奉納を通じて人々が神社又は仏閣を参詣したいという願いを充足させることができる。
以下、本開示の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図1を含め、以下の図面では各構成の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、図1を含め、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
実施の形態
図1は、実施の形態に係る御札10の正面図である。図2は、実施の形態に係る御札10の上面視図である。図3は、実施の形態に係る御札10の側面視図である。図4は、実施の形態に係る御札10において、図2の御札10のA-A線位置の断面を矢視方向に見た断面図である。図1~図4を参照して御札10の構成を説明する。なお、図1を含む以下の図面に示すX軸は、御札10を立てた状態にした場合に、御札10の幅方向を示し、Y軸は御札10の厚さ方向又は前後方向を示し、Z軸は御札10の上下方向を示すものである。
図1は、実施の形態に係る御札10の正面図である。図2は、実施の形態に係る御札10の上面視図である。図3は、実施の形態に係る御札10の側面視図である。図4は、実施の形態に係る御札10において、図2の御札10のA-A線位置の断面を矢視方向に見た断面図である。図1~図4を参照して御札10の構成を説明する。なお、図1を含む以下の図面に示すX軸は、御札10を立てた状態にした場合に、御札10の幅方向を示し、Y軸は御札10の厚さ方向又は前後方向を示し、Z軸は御札10の上下方向を示すものである。
御札10は、「おふだ」である。御札10は、神仏の守り札であり、お守り、護符、あるいは、神符である。御札10は、「おふだ」であると共に、お賽銭としての硬貨を収納する機能を有している。すなわち、御札10は、「おふだ」であると共に、参詣人の賽銭を受ける賽銭箱としての役割を有している。なお、お賽銭とは、祈願成就のお礼として神仏に奉る賽物の銭であり、あるいは、神仏に参詣して奉る銭である。
図1に示すように、御札10は、お賽銭となる硬貨を投入するための硬貨投入口102が形成されている御札本体100を備えている。御札本体100は、例えば、図1~図4に示すように、扁平の直方体状に形成されている。なお、御札本体100は、扁平の直方体状に形成されているものに限定されるものではなく、「おふだ」であり、お賽銭を収納する機能を有していれば、他の形状に形成されていてもよい。
御札本体100の表面には、表示部103が設けられている。表示部103には、「おふだ」として神仏に関わる文字、図案あるいは印影等が表示されている。
御札本体100には、硬貨投入口102が形成されている。硬貨投入口102は、御札10を介してお賽銭を奉る際に、御札本体100において硬貨の投入口となる部分である。硬貨投入口102は、御札本体100の上部に設けられている。
硬貨投入口102の径は、硬貨の径よりも大きくなっている。硬貨投入口102の径は、御札10を介してお賽銭を奉る際に存在している硬貨の内、最大の直径を有する硬貨の径よりも大きくなっている。硬貨投入口102の径は、例えば500円硬貨の直径を有する硬貨の径よりも大きくなっている。硬貨投入口102は、平面視で円形に形成されているが、円形に限定されるものではなく、多角形状等、他の形状に形成されてもよい。
図4に示すように、御札本体100には、硬貨投入口102に連通し、硬貨150を移動させる通路121が形成されている。通路121は、硬貨投入口102に投入された硬貨150を移動させる空間を形成するだけではなく、硬貨投入口102に投入された硬貨150を収納する空間を形成している。すなわち、御札本体100の内部には、硬貨投入口102に連通し、硬貨投入口102に投入された硬貨150が通過して収納される通路121が形成されている。通路121は、1枚以上の硬貨150を収納することができる。
御札本体100は、硬貨投入口102から露出する部分を除いて、外部から通路121が目視できないように構成されている。つまり、通路121は、御札本体100の内部に形成されている。御札本体100に形成された通路121は、御札本体100を立てた状態にした場合に、上下方向(Z軸方向)に延びるように形成されている。例えば、御札本体100が長方形状に形成されている場合には、御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の長手方向に延びるように形成されている。御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の上下方向(Z軸方向)に直線状に延びるように形成されている。
通路121の寸法の内、御札本体100の厚み方向(Y軸方向)に平行な方向の寸法について説明する。この通路121の厚み方向の寸法は、硬貨150の厚みに基づいて決定するとよい。例えば、通路121を通過する日本国の硬貨の内、最大径を有する500円硬貨の厚みは約1.8[mm]程度であるため、通路121の寸法のうち御札本体100の厚み方向に平行な方向の寸法は例えば2[mm]以上かつ3[mm]以下にするとよい。これにより、御札本体100は、通路121の内部において硬貨150が重なることを回避できる。
つまり、各種の硬貨150のうち御札本体100に奉納される硬貨150の厚み寸法をt[mm]とした場合、通路121の寸法のうち御札本体100の厚み方向に平行な方向の寸法は、t[mm]よりも大きく、2t[mm]よりも小さくするとよい。なお、御札本体100の上下方向(Z軸方向)及び幅方向(X軸方向)において、通路121を構成する壁の対向する幅は、硬貨150の径よりも大きく形成されている。そのため、硬貨150は、通路121の内部を移動することができる。
通路121は、投入部122と、収納通路部123とを有している。投入部122は、通路121の上端部に設けられており、御札本体100の前後方向(Y軸方向)において硬貨投入口102と繋がっている。収納通路部123は、投入部122から下方に延びるように形成されている。
図5は、実施の形態に係る御札本体100を構成する第1壁部110の平面視図である。図6は、実施の形態に係る御札本体100を構成する第2壁部120の平面視図である。図7は、実施の形態に係る御札本体100を構成する第3壁部130の平面視図である。図2、図3、図5~図7を用いて、御札本体100の構造について更に説明する。御札本体100は、紙を積層させて形成されている。
図2及び図3に示すように、御札本体100は、第1壁部110と、第1壁部110と間隔をあけて配置されている第2壁部120と、第1壁部110と第2壁部120との間に挟まれている第3壁部130とを備えている。第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は、厚紙で構成されている。
第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は、矩形の板状の部材である。より詳細には、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は、矩形状の厚紙である。なお、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は、矩形状に限定されるものではなく、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130を積層させた場合に御札本体100を形成する形状であればよい。また、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は、接着及び加工の観点から厚紙が望ましいが、厚紙に限定されるものではなく、例えば木板、樹脂版等、紙以外の他の素材で構成されてもよい。
御札本体100は、第1壁部110及び第2壁部120が第3壁部130の通路121(図7参照)を覆うように第3壁部130を挟んだ状態で第3壁部130に固定されている。御札本体100は、第1壁部110と、第2壁部120と、第3壁部130とが積層されて形成されている。
図2、図3及び図5に示すように、御札本体100は、硬貨投入口102が形成されている板状の第1壁部110を有する。第1壁部110は、矩形の板状の部材である。第1壁部110の上部に、硬貨投入口102が形成されている。第1壁部110の表面には、上述した表示部103が設けられている。第1壁部110は、御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、第3壁部130の一方の板面側に取り付けられ、第3壁部130に設けられた通路121を覆う。
第1壁部110は、第3壁部130の一方の板面に接着剤で貼り付けられている。なお、第1壁部110及び第3壁部130は、紙であるため、安価な接着剤を用いても、第1壁部110を第3壁部130に容易に貼り付けることができる。
図2、図3及び図6に示すように、御札本体100は、御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、第1壁部110と間隔をあけて配置されている板状の第2壁部120を有する。第2壁部120は、矩形の板状の部材である。第2壁部120は、御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、第3壁部130の他方の板面側に取り付けられ、第3壁部130に設けられた通路121を覆う。
第2壁部120は、第3壁部130の他方の板面に接着剤で貼り付けられている。なお、第2壁部120及び第3壁部130は、紙であるため、安価な接着剤を用いても、第2壁部120を第3壁部130に容易に貼り付けることができる。
図2、図3及び図7に示すように、御札本体100は、第1壁部110と第2壁部120との間に配置され、通路121を構成する貫通孔である切抜部121aが形成された板状の第3壁部130を有する。第3壁部130は、矩形の板状の部材である。切抜部121aは、第3壁部130を貫通している。
第3壁部130に形成された切抜部121aは、第3壁部130の上下方向(Z軸方向)に直線状に延びるように形成されている。第3壁部130は、御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、一方の板面側に第1壁部110が取り付けられ、他方の板面側に第2壁部120が取り付けられる。
第3壁部130の切抜部121aにより形成される空間121bは、御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、一方の板面側が第1壁部110により覆われ、他方の板面側が第2壁部120により覆われる。御札本体100は、第3壁部130の一方の板面に第1壁部110が貼り付けられると共に第3壁部130の他方の板面に第2壁部120が貼り付けられることで、切抜部121aの形成部分に硬貨150(図4参照)が通過できる通路121が形成される。
通路121は、切抜部121aの内壁と、第1壁部110の第3壁部130と対向する側の板面と、第2壁部120の第3壁部130と対向する側の板面とにより形成されている。御札本体100の内部において、硬貨150が通路121を移動するときには、硬貨150は第1壁部110の内面及び第2壁部120の内面にガイドされながら、第3壁部130の切抜部121aの縁部に沿って転がる。
御札本体100の厚さ方向(Y軸方向)において、実施の形態では、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130は同じ厚さである。なお、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130のそれぞれの厚さは限定されるものではない。第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130が同じ厚さであれば、御札本体100は、同一材料を流用することができ、御札本体100の製造コストを低減することができる。
御札本体100は、図2及び図3に示すように、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130の3枚の厚紙から構成されている。しかし、御札本体100は、当該構成に限定されるものではなく、第3壁部130が第1壁部110及び第2壁部120と密着して配置されていれば、3枚以上の厚紙を用いて構成されてもよい。
図8は、実施の形態に係る御札本体100を構成する第3壁部130の第1の変形例の平面視図である。図9は、実施の形態に係る御札本体100を構成する第3壁部130の第2の変形例の平面視図である。図8及び図9に示すように、御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の上下方向(Z軸方向)に延びると共に、上方から下方に向かうにつれて交互に右へ左へと折れ曲がった曲線状あるいはジグザグ線状に形成されていてもよい。
図8に示すように、第1の変形例の通路121は、上下方向(Z軸方向)に緩やかな曲線が連続して左右に設けられた波線状に形成されている。第2の変形例の通路121は、ジクザグ状に形成されており、稲妻形状、あるいは、Z字状に直線が何度も折れ曲がっている形状である。
図1及び図4を参照して、御札本体100に収納された硬貨150の動きを説明する。お賽銭の奉納者は、硬貨投入口102に硬貨150を投入する。すると、硬貨150は、図4に示すように、重力の作用により、通路121の投入部122から下方に移動する。硬貨投入口102を介して投入部122に配置された硬貨150は、自重によって、収納通路部123を通り落下し、収納通路部123の下端部に達して収納通路部123に収納される。
硬貨投入口102に投入される硬貨150は、収納通路部123の下端部に達し、後から投入される硬貨150は、収納通路部123の収納された硬貨150に積みあがるようにして収納通路部123に収納される。奉納者が、硬貨150を御札本体100に投入することを繰り返すことで、通路121が硬貨150で徐々に埋まっていく。
本開示によれば、御札10は、お賽銭となる硬貨150を投入するための硬貨投入口102が形成されている御札本体100を備える。御札本体100の内部には、硬貨投入口102に連通し、硬貨投入口102に投入された硬貨150が通過して収納される通路121が形成されている。上記構成を有する御札10は、硬貨投入口102にお賽銭を投入することで、お賽銭の奉納を体感することができる。そのため、上記構成を有する御札10は、時間と場所とを選ばずに人々が日常生活において御札10を介してお賽銭を奉納できるため、お賽銭の奉納を通じて人々が神社又は仏閣を参詣したいという願いを充足させることができる。なお、御札10に収納された硬貨150は、神社あるいは仏閣に御札10を返納する際に、御札10と共に神社あるいは仏閣に納めることができる。
御札本体100は、硬貨投入口102が形成された板状の第1壁部110と、第1壁部110と間隔をあけて配置されている板状の第2壁部120と、第1壁部110と第2壁部120との間に配置され、通路121が形成された板状の第3壁部130とを有する。御札本体100は、第1壁部110及び第2壁部120が第3壁部130の通路121を覆うように第3壁部130を挟んだ状態で固定されており、第1壁部110と、第2壁部120と、第3壁部130とが積層されて形成されている。御札本体100は、3枚の壁部を貼り合わせて形成できるため、金型を用いて成形する場合等と比較して容易に製造することができる。また、第1壁部110、第2壁部120及び第3壁部130が厚紙である場合には、安価な接着剤を用いて容易に貼り合わせることができる。
ところで、人々が神社又は仏閣に参詣する回数を増やしたいと思っても、自身の生活地域から参詣したい神社又は仏閣までが遠隔な場合には、人々は神社又は仏閣等を参詣する回数が限られてしまう場合がある。また、人々が神社又は仏閣に参詣する回数を増やしたいと思っても、日々の生活環境、あるいは、参詣場所までにいくことが難しいような自身の肉体的要因等によっては、人々は神社又は仏閣等を参詣する回数が限られてしまう場合がある。
御札本体100に形成された通路121は、御札本体100を立てた状態にした場合に、上下方向(Z軸方向)に延びるように形成されている。そのため、御札本体100は、通路121に複数枚の硬貨150を収納することができる。また、御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の長手方向に延びるように形成されている。当該構成の場合、御札本体100は、通路121に複数枚の硬貨150を更に収納することができる。上記構成を有する御札10は、硬貨投入口102にお賽銭を投入する回数を増やすことができ、お賽銭の奉納を複数回体感することができる。上記構成を有する御札10は、時間と場所とを選ばずに人々が日常生活において御札10を介してお賽銭を奉納できるため、人々が神社又は仏閣に参詣する回数を増やしたいという願いをお賽銭の奉納を通じて充足させることができる。
また、御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の上下方向(Z軸方向)に直線状に延びるように形成されている。御札本体100は、硬貨投入口102から投入された硬貨150が、通路121の内部に収納さている硬貨150と衝突する際に音が生じる。このような音は、賽銭箱にお賽銭を奉納する際に生じる硬貨同士の衝突音を人々に連想させ、人々に賽銭箱にお賽銭を奉納することを体感させることができる。
また、御札本体100に形成された通路121は、御札本体100の上下方向(Z軸方向)に延びると共に、上方から下方に向かうにつれて交互に右へ左へと折れ曲がった曲線状に形成されている。御札本体100は、硬貨投入口102から投入された硬貨150が、通路121の内部において曲がった部分を通過する際に切抜部121a(図8参照)の内壁と衝突して音が生じる。このような音は、賽銭箱にお賽銭を奉納する際に生じる賽銭箱と硬貨との衝突音を人々に連想させ、人々に賽銭箱にお賽銭を奉納することを体感させることができる。
また、通路121が曲線状に形成されている場合は、通路121が直線状に形成されている場合と比較して通路121の長さを長くすることができ、硬貨150の収納枚数を増やすことができる。通路121が曲線状に形成されている場合は、通路121が直線状に形成されている場合と比較して硬貨150の投入回数を増やすことができ、お賽銭を奉納するという体感を増やすことができる。
10 御札、100 御札本体、102 硬貨投入口、103 表示部、110 第1壁部、120 第2壁部、121 通路、121a 切抜部、121b 空間、122 投入部、123 収納通路部、130 第3壁部、150 硬貨。
Claims (6)
- お賽銭となる硬貨を投入するための硬貨投入口が形成されている御札本体を備え、
前記御札本体の内部には、前記硬貨投入口に連通し、前記硬貨投入口に投入された硬貨が通過して収納される通路が形成されていることを特徴とする御札。 - 前記御札本体は、
前記硬貨投入口が形成されている板状の第1壁部と、
前記第1壁部と間隔をあけて配置されている板状の第2壁部と、
前記第1壁部と前記第2壁部との間に配置され、前記通路を構成する貫通孔である切抜部が形成された板状の第3壁部と、
を有し、
前記御札本体は、
前記第1壁部及び前記第2壁部が前記第3壁部の前記通路を覆うように前記第3壁部を挟んだ状態で固定されており、前記第1壁部と、前記第2壁部と、前記第3壁部とが積層されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の御札。 - 前記御札本体に形成された前記通路は、
前記御札本体を立てた状態にした場合に、上下方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の御札。 - 前記御札本体に形成された前記通路は、
前記御札本体の上下方向に直線状に延びるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の御札。 - 前記御札本体に形成された前記通路は、
前記御札本体の上下方向に延びると共に、上方から下方に向かうにつれて交互に右へ左へと折れ曲がった曲線状に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の御札。 - 前記御札本体は、長方形状に形成されており、
前記御札本体に形成された前記通路は、
前記御札本体の長手方向に延びるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の御札。
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