JP3240580B2 - アスコルビル−ホスホリル−コレステロール - Google Patents

アスコルビル−ホスホリル−コレステロール

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、安定であり、化粧品的に許容されるビヒク
ルの中に容易に混入され、そしてその構成成分に酵素的
に生物可逆可能である、L−アスコルビン酸の新規な誘
導体の合成および使用に関する。誘導体の例は、3′−
(L−アスコルビル−2−ホスホリル)−コレステロー
ルおよび3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)
−コレステロールおよびそれらの塩を包含する。
関係する技術の背景 食品の製造において酸化防止剤としてL−アスコルビ
ン酸を使用することは知られている。例えば、Steinhar
t、Pro−and Antioxidative Effect of Ascorbic
Acid or L−Tryptophan in the System Fe3+/A
scorbic Acid/O2、J.Agric.Food Chem.、Vol.41、pp.
2275−2277(1993)は、遊離基を除去しそしてそれ自体
の急速な酸化を行うことによって、食品の中でその機能
を実行する酸化防止剤として、L−アスコルビン酸を使
用することを記載している。
同様に、局所用製剤中の遊離L−アスコルビン酸は劣
った安定性を示し、そして部分的な酸化的および非酸化
的分解のために破壊する傾向がある。分解したアスコル
ビン酸は活性を失い、そして宿主生成物は商用化粧品の
ために許容されえない褐色を示すことによって、美的魅
力を喪失する。
コレステロールは、特に摂取された形態において、不
健康であると考えられているが、皮膚のバリアの修復に
ついてのL−アスコルビン酸に関連しないコレステロー
ルの利益は知られている。例えば、Menon、Structural
Basis for the Barrier Abnormality Following
Inhibition of HMG CoA Reductase in Murine
Epidermis、J.Invest.Dermatol.,Vol.98、pp.209−21
9(1992)は、コレステロールの合成がHMG CoAのダウ
ン−レギュレーション(down−regulation)により阻害
されるとき、皮膚バリアの修復機構において認められら
れる欠陥を記載している。
現在利用可能な方法に従うL−アスコルビン酸とコレ
ステロールとの機械的混合は、L−アスコルビン酸の不
安定性のオーバーライディング(over−riding)の問題
のために、また、不安定である生成物を生ずる。例え
ば、米国特許第4,939,128号は、第3列、第21〜22行
に、コレスタニル基と結合したアスコルビン酸を記載し
ている。コレステロールの顕著な不存在およびコレスタ
ニル基の特定の記述は、L−アスコルビン酸とコレステ
ロールとの接合が実際的でないか、または望ましくない
という、本発明の開示前における、認識を反映してい
る。
また、欧州特許出願第92104149.7号に記載されるよう
にグリシレチン酸基と、および米国特許第3,151,127号
に示されているようにトコフェリル基と、アスコルビン
酸を接合する試みがなされてきている。米国特許第4,56
4,686号および米国特許第5,306,713号は、また、酸化防
止剤として下記の構造式を有するトコフェリルアスコル
ビルホスフェートを開示している。
Sakamoto、Measurement Method of Efficacy of
Antidandruff Cosmetics and Development of t
he New Active Commercial Product、IFSCC、Yokoh
ama、vol.B206、pp.823−864(1993)は、L−アスコル
ビン酸に結合したトコフェリルの使用を記載している。
結合したトコフェリルはアスコルビル基のための酸化防
止性保存剤であるが、皮膚治療剤としてのアスコルビル
−トコフェリルの使用は問題がある。なぜなら、コレス
テロールと異なり、トコフェリルは皮膚のための天然の
基質ではないからである。
この分野において、コレステロールをL−アスコルビ
ン酸に共有結合的かつ生物可逆的に結合する方法が要求
されている。皮膚の中の天然に存在する酸性ホスファタ
ーゼによる結合遮断後でさえ、完全な機能的活性が保持
されるように、結合した分子は安定であるべきである。
コラーゲンの産生の増加および皮膚の軽減感を包含する
L−アスコルビン酸の有益な性質は、皮膚の弾性、抵
抗、緊張および水分の保持の改善のための、解放された
コレステロールの利益と組み合わせて提供されるべきで
ある。
発明の目的 本発明の目的は、生ずる分子の安定化のためにコレス
テロールをL−アスコルビン酸に共有結合的かつ生物可
逆的に結合する方法を提供することである。
本発明の他の目的は、多数の皮膚管理の利益を有する
安定な組成物を提供することである。
本発明のそれ以上の目的は、安定であり、化粧品のビ
ヒクルの中に容易に担体されかつ遊離アスコルビン酸と
安全なコレステロール成分に酵素的に生物可逆可能であ
るL−アスコルビン酸の誘導体を提供することである。
本発明のなお他の目的は、延長した貯蔵寿命を示す安
定な化粧品処方物を提供することである。
これらおよび他の目的は、下記に提供される開示から
明らかとなるであろう。
発明の要約 本発明は、1分子のL−アスコルビン酸を1分子のコ
レステロールに、生物可逆可能なホスフェート結合を通
して、アスコルビル基上の位置2または3およびコレス
テリル部分上の位置3′において結合する方法を包含す
る。生ずる組成物は、また、本発明に包含される。化合
物の例は、3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリ
ル)−コレステロール(式I)の構造的または機能的同
族体、例えば、3′−(L−アスコルビル−3−ホスホ
リル)−コレステロール(式II)を包含する。双方の式
を下に示す。
接合された3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリ
ル)−コレステロール(式I)は、塩基として1.0当量
のトリエチルアミンを含有する乾燥ジエチルエーテル
(4Aモレキュラーシーブで乾燥した)の中に−10℃にお
いてコレステロールを溶解することによって製造した。
オキシ塩化リン(1.0当量)を添加して、コレステリル
ホスホロジクロリデイトを生成した。
コレステリルホスホロジクロリデイトの融点は121〜1
22℃として測定され、そして赤外(KBrペレット)分析
は1298波長におけるP=Oの吸収および1019波長におけ
るP−O−Cの吸収を示し、ヒドロキシルの吸収は存在
しなかった。次いでコレステリルホスホロジクロリデイ
トを室温において5,6−イソプロピリデン−L−アスコ
ルビン酸と、1.0当量のトリエチルアミンを含有するテ
トラヒドロフラン中で3時間反応させた。この反応にお
いて、コレステリル5,6イソプロピ−リデン−2−ホス
ホロジクロリデイトL−アスコルビン酸と、その異性体
のコレステリル5,6−イソプロピリデン−3−ホスホロ
クロリデイトL−アスコルビン酸との混合物が生成し
た。
この異性体混合物をTHFの水溶液中で加水分解し、そ
してアンバーリスト(Amberlyst)−15(強酸性スルホ
ン酸イオン交換樹脂)とともに室温において数時間攪拌
した。次いでTHFおよび水を除去し、そして最終生成物
の3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリル)−コレ
ステロールを酢酸エチルで抽出し、そしてKOH同等物で
中和した。得られる溶液を凍結乾燥すると、1カリウム
塩の形態が得られた。
この新規な方法はコレステロールとL−アスコルビン
酸との共有結合的かつ生物可逆的な結合を可能とし、ア
スコルビン酸を安定化し、ならびにアスコルビン酸およ
びコレステロールの生物可逆可能性を増加する。本発明
のアスコルビル−ホスホリル−コレステロール化合物に
おいて、接合したアスコルビン酸は分解に対して抵抗性
となる。コレステリル基は担体部分として働き、皮膚の
非極性最外保護層(すなわち、角質層)を通す極性アス
コルビン酸の送り出しを促進し、そして局所適用におけ
るアスコルビン酸の生物学的利用率を増加する。
天然酵素、例えば、皮膚の中に存在するホスファター
ゼは、コレステロールとアスコルビン酸との間のホスフ
ェート結合を徐々に切断し、遊離L−アスコルビン酸と
コレステロールを角質層の中に持続して解放する。解放
されたコレステロールは、皮膚のための天然の基質およ
びそうでなければ体により産生される補充物質である。
典型的には、適用されたコレステロールは、弾性、緊張
および乾燥に対する抵抗性を改善する。本発明の局所処
方物は、3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリル)
−コレステロールまたは3′−(L−アスコルビル−3
−ホスホリル)−コレステロールを含んでなることがで
きる。さらに、これらの化合物のアンモニウム塩、カル
シウム塩、リチウム塩、カリウム塩およびナトリウムナ
トリウムは化粧品的に許容されるビヒクルの中に容易に
混入される。有機アミン、例えば、エタノールアミンと
の塩は、また、本発明が意図する利益を提供するであろ
う。
適当なビヒクルは、普通のローション、クリームまた
はゲルを包含する。ローションの態様は、約0.1〜約20.
0%の3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリル)−
コレステロールまたは3′−(L−アスコルビル−3−
ホスホリル)−コレステロール、約0.5〜約6.0%のグリ
セリン、約2.0〜約8.0%のプロピレングリコールジカプ
リレート/ジカプレート、約1.8〜約4.0%のペグ(Pe
g)40ステアレート(Stearate)、約1.0〜約2.5%のス
テアレス(Steareth)−2、約0.25〜約0.7%のキサン
タンガム、約0.25〜約0.7%のヒドロキシエチルセルロ
ース、約0.15〜約0.2%のジソジウムEDTAおよび0.20〜
約0.25%のメチルパラベンを含んでなることができ、す
べての範囲は重量%である。
クリームの態様は、約0.1〜約20.0%の3′−(L−
アスコルビル−2−ホスホリル)−コレステロールまた
は3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレ
ステロール、約0.5〜約4.0%のグリセリン、約2.0〜約
6.0%のプロピレングリコールジカプリレート/ジカプ
レート、約1.8〜約3.0%のステアレス−20、約0.8〜約
2.0%のステアレス−2、約0.25〜約0.6%のキサンタン
ガム、約0.25〜約0.6%のヒドロキシエチルセルロー
ス、約1.0〜約2.5%のセチルアルコール、約0.9〜約3.5
%のグリセロールモノステアレートおよび約0.15〜約0.
2%のジソジウムEDTAを含んでなることができる。
ゲルの態様は、約0.1〜約20.0%の3′−(L−アス
コルビル−2−ホスホリル)−コレステロールまたは
3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレス
テロール、約0.15〜約0.2%のジソジウムEDTA、約2.0〜
約6.0%のプロピレングリコール、約0.4〜約1.5%のヒ
ドロキシエチルセルロースおよび約0.20〜約0.25%のメ
チルパラベンを含んでなることができる。
これらの処方物のpHは、十分な量の水酸化アンモニウ
ム、水素化カルシウム、水酸化リチウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム、エタノールアミン、ジエタノー
ルアミンまたは尿素で生理学上許容されるレベルに調節
することができる。
発明の詳細な説明 本発明の化合物は、一般に、(i)コレステロールを
ハロゲノーリン酸化剤と反応させ、(ii)得られる生成
物を5,6−ヒドロキシル保護されたL−アスコルビン酸
と反応させ、(iii)生成物を水で加水分解し、(iv)
保護基を酸性樹脂で除去し、そして(v)生成物を凍結
乾燥および再結晶化により精製することによって、合成
される。誘導体は溶液中で安定であり、酸化防止活性を
示し、そして繊維芽細胞中のコラーゲンの産生を刺激す
る。
実施例1 ホスホジエステル酸およびその1カリウム塩の製造 下記の手順を使用して、コレステリルホスホロジクロ
リデイトを合成した。この反応のために、250mlの2首1
9/22ST丸底フラスコを選択した。それはしょう液キャッ
プ(窒素入口針を有する)、攪拌棒、および側腕を装備
した24/40ST125mlの滴下漏斗を含有する19/22〜24/40ST
膨張アダプターを含んでいた。この装置を火炎乾燥し、
そして窒素スイープ下に冷却した。滴下漏斗に4.64g(1
2ミリモル)のシグマ(Sigma)99+%のコレステロー
ル、75mlのエーテル(活性化4Aモレキュラーシーブで乾
燥した)および1.214g(12ミリモル、1.672ml)の乾燥
(KOHで乾燥した)トリエチルアミンを供給した。
フラスコに28mlの乾燥エーテルおよび1.84g(12ミリ
モル、1.118ml)のオキシ塩化リンを供給し、そして氷
/メタノール(−10℃)浴中で冷却した。コレステロー
ル−トリエチルアミンを含有するエーテルを発泡する速
度で20〜30分かけて滴下して加えた。この溶液を室温に
加温し、そして2.5時間攪拌した。
沈澱した固体状物をブフナー漏斗で濾過し、そしてよ
く攪拌しながら水中で3回洗浄した。濾液中のエーテル
のすべてが蒸発するまで、空気をブフナー漏斗を通して
導入した。次いで固体状沈澱を第2ブフナー漏斗を通し
て濾過して除去し、そしてコレステリルホスホロジクロ
リデイトを真空デシケーター中で五酸化リンで乾燥し
た。この実験において、3.90g(65%)の第1収獲物の
固体状物、融点121−122℃および1.74g(29%)の第2
収獲物、融点117−118℃が得られた。IR分析(KBrペレ
ット)は、波長2947における(C−H)吸収、波長2878
における(=C−H)吸収、波長1466における(C=
C)吸収、波長1298における(P=O)吸収、および波
長1019における(P−O−C)吸収を示した。
**** アスコルビン酸コレステリルホスホジエステルクロリ
デートを、下に概説する手順に従い合成した。
攪拌棒、しょう液キャップ、窒素入口針、および50ml
の滴下漏斗を装備する50mlの3首19/22ST丸底フラスコ
をこの実験のために選択した。この装置を火炎乾燥し、
そして窒素スイープ下に冷却した。滴下漏斗に503mg
(1ミリモル)のコレステリルホスホロジクロリデイト
(融点122℃)および15mlの乾燥THFを添加し、そしてこ
の混合物を氷/メタノール浴(−10℃)中で冷却した。
冷却した混合物に216mg(1ミリモル)のシグマ5,6−イ
ソプロピリデン−L−アスコルビン酸、15mlの乾燥THF
および0.14ml(101mg、1ミリモル)の乾燥(KOH)トリ
エチルアミンを添加した。添加後、この混合物を室温に
加温し、そして3時間攪拌した。
TLC(25%メタノール/トルエン)分析は、反応が完
結したことを示した。また、それは生成物が2−oおよ
び3−oレジオイソマー(regioisomer)の混合物であ
ることを示唆した。沈澱したトリエチルアミン塩酸塩を
ひだ付濾紙を通して濾過した。THFを回転蒸発により除
去して、0.66g(97%)の粗製の結晶質アスコルビン酸
コレステリルホスホジエステルクロリデートを得た。
**** アスコルビン酸コレステリルホスホジエステル酸は、
下記の手順を利用して製造した。60mlのTHF中の粗製ア
スコルビン酸コレステリルホスホジエステルクロリデー
ト(6.76g、9.9ミリモル)を、30mlの水および水中で3
回すすいだ20gのアンバーリスト−15と組み合わせた。
生ずる塩化メチレンを室温において55時間激しく攪拌し
た。アンバーリスト−15をひだ付濾紙を通す濾過により
除去し、そして20mlの1:1THF/水ですすいで除去した。T
HFの大部分を窒素の流れの中で除去して、53mlの濃厚な
曇った水性懸濁液を得た。
53mlのTHFをこの懸濁液に添加して、106mlのほとんど
曇った粗製のホスホジエステル酸の1:1THF/水溶液を形
成した。この1:1THF/水溶液をC−18逆相シリカゲル(4
72g)のカラムに添加し、そして1:1THF/水で溶離するこ
とによって、ホスホジエステル酸を精製した。THFを窒
素の流れの中で除去して、215mlの精製したホスホジエ
ステル酸の水性懸濁液を得た。もくろんだ合計の収量は
1.74g(28%)であった;そして実際の単離された収量
は1.84g(30%)であった。逆相HPLC分析は90%の純度
を示した。
**** まずアスコルビン酸コレステリルホスホジエステル2
酸の1%水溶液を1当量の標準化水酸化カリウム溶液で
処理し、引き続いて凍結乾燥することによって、アスコ
ルビン酸コレステリルホスホジエステル2酸1カリウム
塩を調製した。ホスホジエステル2酸(579mg、0.927ミ
リモル)を57.9mlの水の中に溶解し、そして9.44mlの0.
0986N水酸化カリウム溶液(0.931ミリモル)で処理し
た。次いで、中和した溶液を凍結乾燥して水を除去し、
そして603mg(98%)の1カリウム塩が綿毛状白色固体
状物として得られた。
実施例2 逆相C−18クロマトグラフィーにより精製 逆相C−18シリカゲルを、Evans、Chromatographia、
Vol.13、pp.5−10(1980)に従い、1gの規模で調製し
た。90:1の負荷比において1:1THF/水を使用し、次いで
窒素の流れの中でTHFを除去し、そして凍結乾燥により
水を除去して、90%のレベルへのホスホジエステル酸の
精製を達成した。逆相薄層クロマトグラフィーにより他
の溶媒系を研究すると、(i)純度のレベルを改良し、
(ii)回転蒸発により除去できる有効な分離媒質を同定
し、そして(iii)より低い負荷比の使用を可能とする
すぐれた可能性が得られる。逆相C−18シリカゲルは再
使用可能であるので、この方法は1000gまでの精製のた
めのすぐれた可能性を有する。
適当な溶媒系は、THF/メタノール、THF/エタノール、
THF/イソプロパノール、ジオキサン/メタノール、ジオ
キサン/エタノール、ジオキサン/イソプロパノール、
エーテル/メタノール、エーテル/エタノール、エーテ
ル/イソプロパノール、酢酸エチル/メタノール、酢酸
エチル/エタノール、酢酸エチル/イソプロパノール、
塩化メチレン/エタノール、塩化メチレン/メタノー
ル、塩化メチレン/イソプロパノール、DME/メタノー
ル、DME/エタノール、DME/イソプロパノールを包含す
る。
**** コレステロールとの接合は、極性アスコルビン酸を、
角質層を通して容易に吸収される非極性親油性アスコル
ビル基に変換する。いったん角質層を通過すると、吸収
された化合物は下に横たわる繊維芽細胞に影響を与える
ことができる。生物可逆したアスコルビン酸およびコレ
ステロールの利益は前に説明された。しかし、驚くべき
ことには、接合した化合物はそれ自体皮膚の完全性、弾
性、および反発性を増強するコラーゲンの合成を刺激す
る。付加詳細は実施例3において提供される。
実施例3 繊維芽細胞の研究 この実験は、培養したヒト皮膚繊維芽細胞において産
生されるコラーゲンを刺激する3′−(L−アスコルビ
ル−2−ホスホリル)−コレステロールの能力を証明し
た研究を要約する。この分野において認識されている
[3H]−プロリン取り込みアッセイ([3H]−Proline
Incorporation Assay)を、異なる投与量の3′−
(L−アスコルビル−2−ホスホリル)−コレステロー
ルを使用して実施した。Juva、Anal.Biochem.、Vol.1
5、pp.77−83(1966);Booth、Biochim.Biophys.Acta、
Vol.675、pp.117−122(1981)。
繊維芽細胞を0μg/ml、11.3μg/ml、22.5μg/mlおよ
び45μg/mlの3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリ
ル)−コレステロールと合計48時間インキュベートし
た。最初の24時間後、[3H]−標識化プロリンを培養物
に添加した。第2の24時間の期間後、細胞を収獲し、そ
してコラーゲン生合成アッセイのために調製した。
プロテアーゼインヒビターを添加して、コラーゲンお
よび他のタンパク質の分解を防止した。0.4MのNaClおよ
び0.01MのTris(pH7.5)を含有する溶液の中に、細胞層
を引っ掻いて入れた。抽出物を超音波処理して細胞膜を
崩壊させた。別々の細胞含有溶液(各々1ml)を、数回
の脱イオン水に対して一夜透析した。残留液を透析から
取り出し、そして6N塩酸の中で120℃において一夜加水
分解した。2Mのクロラミン−Tを使用する酸化法を使用
してアッセイを実施した。試料を放射能の計数について
分析し、この計数は新しく合成された[3H]−ヒドロキ
シプロリンの量−−新しいコラーゲン合成についての指
数−−を表す。
3′−(L−アスコルビル−2−ホスホリル)−コレ
ステロールは、下記のチャートにより示されるように、
ヒト皮膚繊維芽細胞による新しいコラーゲンの産生を投
与量依存的方法で増加することが発見された。
3−(1−アスコルビル−2 ホスホリル)−コレステ
ロールの濃度(μg/ml) この開示を概観すると、本発明に対する種々の修飾お
よび変更を理解することができるであろう。これらの変
化および付加は、下記の請求の範囲により定義される本
発明の範囲および精神内に入ることを意図する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】適当な局所用ビヒクルと、3′−(L−ア
    スコルビル−2−ホスホリル)−コレステロール、3′
    −(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレステロ
    ールおよびそれらの塩から成る群より選択される化合物
    とを含んでなる局所処方物。
  2. 【請求項2】前記塩がアンモニウム、カルシウム、リチ
    ウム、カリウム、ナトリウムおよび有機アミンの塩から
    成る群より選択される、請求項1の局所処方物。
  3. 【請求項3】前記ビヒクルがローション、クリームおよ
    びゲルから成る群より選択される、請求項1の局所処方
    物。
  4. 【請求項4】(a)約0.1〜約20.0%の3′−(L−ア
    スコルビル−2−ホスホリル)−コレステロールおよび
    3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレス
    テロールから成る群より選択される化合物、 (b)約0.5〜約6.0%のグリセリン、 (c)約2.0〜約8.0%のプロピレングリコールジカプリ
    レート/ジカプレート、 (d)約1.8〜約4.0%のペグ(Peg)40ステアレート(S
    tearate)、 (e)約1.0〜約2.5%のステアレス(Steareth)−2、
    (f)約0.25〜約0.7%のキサンタンガム、 (g)約0.25〜約0.7%のヒドロキシエチルセルロー
    ス、 (h)約0.15〜約0.2%の2ナトリウムEDTA、および (i)約0.20〜約0.25%のメチルパラベン、 を含んでなる局所処方物。
  5. 【請求項5】水酸化アンモニウム、水素化カルシウム、
    水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
    エタノールアミン、ジエタノールアミンおよび尿素から
    成る群より選択される化合物の十分な量を使用して、前
    記処方物のpHを生理学上許容されるレベルに調節する、
    請求項4の局所処方物。
  6. 【請求項6】(a)約0.1〜約20.0%の3′−(L−ア
    スコルビル−2−ホスホリル)−コレステロールおよび
    3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレス
    テロールから成る群より選択される化合物、 (b)約0.5〜約4.0%のグリセリン、 (c)約2.0〜約6.0%のプロピレングリコールジカプリ
    レート/ジカプレート、 (d)約1.8〜約3.0%のステアレス−20、 (e)約0.8〜約2.0%のステアレス−2、 (f)約0.25〜約0.6%のキサンタンガム、 (g)約0.25〜約0.6%のヒドロキシエチルセルロー
    ス、 (h)約1.0〜約2.5%のセチルアルコール、 (i)約0.9〜約3.5%のグリセロールモノ−ステアレー
    ト、および (j)約0.15〜約0.2%の2ナトリウムEDTA、 を含んでなる局所処方物。
  7. 【請求項7】水酸化アンモニウム、水素化カルシウム、
    水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、
    エタノールアミン、ジエタノールアミンおよび尿素から
    成る群より選択される化合物の十分な量を使用して、前
    記処方物のpHを生理学上許容されるレベルに調節する、
    請求項6の局所処方物。
  8. 【請求項8】(a)約0.1〜約20.0%の3′−(L−ア
    スコルビル−2−ホスホリル)−コレステロールおよび
    3′−(L−アスコルビル−3−ホスホリル)−コレス
    テロールから成る群より選択される化合物、 (b)約0.15〜約0.2%の2ナトリウムEDTA、 (c)約2.0〜約6.0%のプロピレングリコール、 (d)約0.4〜約1.5%のヒドロキシエチルセルロース、
    および (e)約0.20〜約0.25%のメチルパラベン、 を含んでなる局所処方物。
  9. 【請求項9】水酸化アンモニウム、水素化カルシウム、
    水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムお
    よびエタノールアミンから成る群より選択される化合物
    の十分な量を使用して、前記処方物のpHを生理学上許容
    されるレベルに調節する、請求項8の局所処方物。
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