JP3240488U - 腰ベルト - Google Patents
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Abstract
【課題】サブベルトだけでは締め付け具合を調整するのが難しい人でも簡単に調整できる腰ベルトを提供すること。【解決手段】腰ベルト1は、伸縮性素材からなる背当て部と非伸縮性素材からなる巻き付け部とから形成されたメインベルト2とメインベルト2の中央部3より左右に延びて先端が前記巻き付け部に至る伸縮性のサブベルト4を有し、サブベルト4の中央部より左右に延びてメインベルト2及びサブベルト4を締め付けるアジャストベルト5を備える。アジャストベルト5は、一方の端部にリング18が設けられ、他方の端部の表面にフック面ファスナー19、中央部と端部の中間の表面にループ面ファスナー20が取り付けられている。【選択図】 図1
Description
本考案は、腰部を適度に固定し、腰痛の予防及び緩和に最適な腰ベルトに関するものである。
従来から腰痛の予防及び緩和を目的として、腰部を固定するための腰ベルトが多く提案されている。例えば、特許文献1に記載された腰ベルトはメインベルトにサブベルトを備えており、メインベルトを背中から腹部にかけて巻き付け、背中部分の中央部から左右に延びるサブベルトを腹部に巻き付け適度に調整できるものである。
しかし、力の無い人にはサブベルトで適度な締め付けを調整するのが難しい。特許文献1には第1補助ベルトの他に第2補助ベルトを設けたものが考えられているが、第1補助ベルトは腹部を締め付け、第2補助ベルトは腸骨の位置で骨盤を締め付けるもので、第2補助ベルトが第1補助ベルトの締め付けを調整できるものではない。
また、荷物の上げ下ろしのような腰の曲げ伸ばしが繰り返し行われると腰の締め付けが緩むことがあり、腰での負担軽減の効果が十分に発揮されないという問題があった。
そこで、本考案は、サブベルトだけでは締め付け具合を調整するのが難しい人でも簡単に調整でき、腰の曲げ伸ばしなどを繰り返しても緩んだりすることが少ない腰ベルトを提供することを目的とする。
また、荷物の上げ下ろしのような腰の曲げ伸ばしが繰り返し行われると腰の締め付けが緩むことがあり、腰での負担軽減の効果が十分に発揮されないという問題があった。
そこで、本考案は、サブベルトだけでは締め付け具合を調整するのが難しい人でも簡単に調整でき、腰の曲げ伸ばしなどを繰り返しても緩んだりすることが少ない腰ベルトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の腰ベルトは、伸縮性素材からなる背当て部と非伸縮性素材からなる巻き付け部とから形成されたメインベルトと前記メインベルトの中央部より左右に延びて先端が前記巻き付け部に至る伸縮性のサブベルトを有する腰ベルトであって、前記メインベルトの中央部より左右に延びて前記メインベルト及び前記サブベルトを締め付けるアジャストベルトを備え、前記メインベルトの中央部に前記サブベルトと前記アジャストベルトがこの順で重ねられて縫い付けられており、前記アジャストベルトは、一方の端部にリングが設けられ、他方の端部の表面にフック面ファスナー、中央部と端部の中間の表面にループ面ファスナーが取り付けられている。
この考案によれば、サブベルトでの締め付けの調整が難しい場合でも、アジャストベルトのリングの滑車の作用で楽に締め付けでき、締め付け具合を簡単に調整することができ、メインベルト、サブベルトとアジャストベルトの3層で固定することで腰部を強力に安定させることができる
以下、本考案に係る腰ベルトの一実施の形態について、図1~図3に基づいて説明する。
図1は、本考案に係る腰ベルトの説明図で、図1Aは表面を示す図、図1Bは図1Aのサブベルトとアジャストベルトをめくった状態の図で、図1Cは裏面を示す図である。腰ベルト1は、腰部に巻き付け可能なメインベルト2と、メインベルト2の中央部3に固定されて左右に延びるサブベルト4と、さらにサブベルト4の中央部に固定されて左右に延びるアジャストベルト5からなる。
図1は、本考案に係る腰ベルトの説明図で、図1Aは表面を示す図、図1Bは図1Aのサブベルトとアジャストベルトをめくった状態の図で、図1Cは裏面を示す図である。腰ベルト1は、腰部に巻き付け可能なメインベルト2と、メインベルト2の中央部3に固定されて左右に延びるサブベルト4と、さらにサブベルト4の中央部に固定されて左右に延びるアジャストベルト5からなる。
メインベルト2は、全体が帯状で、背中から腹部にかけて巻き付けできる長さを有し、中央部に身体の腰部に当接する背当て部6と、背当て部6の左右に設けられた身体の側面から前面に巻き付ける巻き付け部7、8とから形成されている。
背当て部6は伸縮性の素材より成り、例えば幅が20cmの平ゴムベルトを使用する。メインベルト2を幅広にすることにより、身体との接触面積を確保でき、身体との摩擦力を確保し位置ずれを抑制する。
腰当て部6から左右に延びる巻き付け部7、8の幅は、背当て部6の幅より狭く、背当て部6側の端部7a、8aから先端部7b、8bにかけて順次幅を狭くしている。巻き付け部7、8は腹の臍のあたりで重ね合わせて係合するため、背当て部6の幅より狭くして、前屈姿勢を取りやすくしている。
巻き付け部7、8には、身体の前面において腰ベルト1を固定する係合部材が設けられている。巻き付け部7、8は非伸縮性の素材から成り、表面と裏面とで異なる構成からなり、表面にはフック面ファスナーが付着するようなループ状の起毛をもった素材からなるループ面ファスナー9、10を有する。裏面の一方の先端部8bには、フック面ファスナー11が設けられている。すなわち、巻き付け部7のループ面ファスナー9と巻き付け部8のフック面ファスナー11とが係合することにより、腰ベルト1は身体に固定されるようになっている。
腰ベルト1の表面の布テープ12及び裏面の布テープ13は背当て部6と巻き付け部7、8との接続部分を覆い隠すために縫着された布製のテープである。
図2は背当て部の一部破断部分拡大図で、背当て部6の表面には中央部3から左右に2本ずつ縦方向に延びる弾力性のある樹脂製の補強部材のスティック14が配置され、表面側から布テープ15でスティック14を縫い包むように固定されている。4本のスティック14により支持されることにより、腰部が安定し、曲げ伸ばしの際の負担が軽減される。スティック14は弾力性を有するため、装着時にサブベルト4、アジャストベルト5の締め付けにより身体の曲線に合わせて曲げることができる。
メインベルト2の表面の中央部3において、サブベルト4、アジャストベルト5の中央部がこの順で重ねられ、布テープ16と共に縫い付けられている。サブベルト4は、伸縮性のある素材より成り、例えば幅が10cm~12cmの平ゴムベルトを使用する。左右端部4aはメインベルト2の巻き付け部7、8の背当て部6側の端部7a、8aに達する長さを有し、左右端部4aの裏面でメインベルト2に接する部分にフック面ファスナー17が設けられている。
サブベルト4は、メインベルト2を身体の腰部に固定した後、左右方向から身体前側に引っ張り、身体前側のメインベルト2の巻き付け部7、8のループ面ファスナー9、10に係合して用いるものである。サブベルト4を装着時に引っ張ることで、メインベルト2に設けられたスティック14を身体側に押し当てている。
アジャストベルト5は、非伸縮性の帯で、例えば幅5cmのナイロンベルトを使用し、背中から腹部にかけて巻き付けできる長さを有する。アジャストベルト5の一方の端部5aにリング18が設けられ、他方の端部5bの表面にフック面ファスナー19、中央部3と端部5bの中間の表面にループ面ファスナー20が取り付けられている。メインベルト2、サブベルト4を固定した後、アジャストベルト5を巻き付け、アジャストベルト5のリング18にアジャストベルトの端部5bを通して折り返し、フック面ファスナー19をループ面ファスナー20上に係合して使用する。
図3は、身体の腰部の周囲に腰ベルトを装着した状態の説明図で、図3Aはメインベルトを締めた状態を示す正面図、図3Bはサブベルトを締めた状態の正面図、図3Cはアジャストベルトを締めた状態の正面図、図3Dは図3Cの背面図である。腰ベルト1は、メインベルト2の背当て部6を背中に当て、巻き付け部7、8を腰部に巻き付け、巻き付け部7の上に巻き付け部8を重ね合わせ、締め付けるようにして巻き付け部8のフック面ファスナー11を巻き付け部7のループ面ファスナー9に係合させ固定する。メインベルト2で位置合わせをしている。
次にサブベルト4の左右端部4aを引っ張るようにして、巻き付け部7、8上に巻き付け、サブベルト4のフック面ファスナー17を巻き付け部7、8のループ面ファスナー9、10に係合して固定する。サブベルト4は、スティック14を身体側に押し付け、腰部がスティック14に支持されることにより安定し、腰部への負担が軽減される。
次にアジャストベルト5を巻き付け、アジャストベルト5のリング18にアジャストベルトの端部5bを通して折り返し、フック面ファスナー19をループ面ファスナー20上に重ね合わせて固定する。アジャストベルトの端部5bをリング18に通して折り返し引っ張ることにより、リング18が滑車のように作用することで、力の無い人でも、容易に締め付け具合を調整することできる。サブベルト4でスティック14を身体側に押し付ける力が足りない場合にも、アジャストベルト5で調整することができ、メインベルト2、サブベルト4とアジャストベルト5の3層で固定することで腰部を強力に安定させることができる。
メインベルト2を締めて、サブベルト4で締め付けを調整できるが、締め直すためには、サブベルト4のフック面ファスナー17を巻き付け部7、8のループ面ファスナー9、10から剥がして、係合させないといけないため、微妙な調整をするには何度も剥がさないといけない。アジャストベルト5においては、アジャストベルト5のリング18にアジャストベルトの端部5bを通して折り返して引っ張ることにより締め付け具合を調整することができ、その調整の後にフック面ファスナー19をループ面ファスナー20上に重ね合わせて締め付けを固定している。よって、面ファスナーを係合する前に調整ができるため、微妙な調整が可能である。
メインベルト2で位置決めをして、背当て部5の伸縮性素材により身体への密着性を保ち、サブベルト4の伸縮素材で締め付け効果を高めてベルトの位置が動かないようにし、アジャストベルト5で腰部が安定する締め付けを調整することで、締め付けを緩めたいときに、アジャストベルト5を緩めても位置がずれたりしないため、再度締め付けるときに位置を調整する必要がない。
メインベルト2の周縁部21は伸縮性の布テープで被覆されている。これにより、メインベルト2の周縁がほつれないように保護されている。また、背当て部6の伸縮性を阻害しないようにジグザグ縫いにより縫合されている。
1 腰ベルト
2 メインベルト
3 中央部
4 サブベルト
5 アジャストベルト
6 背当て部
7、8 巻き付け部
9、10、20 ループ面ファスナー
11、17、19 フック面ファスナー
12、13、15、16 布テープ
14 スティック
18 リング
2 メインベルト
3 中央部
4 サブベルト
5 アジャストベルト
6 背当て部
7、8 巻き付け部
9、10、20 ループ面ファスナー
11、17、19 フック面ファスナー
12、13、15、16 布テープ
14 スティック
18 リング
Claims (1)
- 伸縮性素材からなる背当て部と非伸縮性素材からなる巻き付け部とから形成されたメインベルトと前記メインベルトの中央部より左右に延びて先端が前記巻き付け部に至る伸縮性のサブベルトを有する腰ベルトであって、前記メインベルトの中央部より左右に延びて前記メインベルト及び前記サブベルトを締め付けるアジャストベルトを備え、前記メインベルトの中央部に前記サブベルトと前記アジャストベルトがこの順で重ねられて縫い付けられており、前記アジャストベルトは、一方の端部にリングが設けられ、他方の端部の表面にフック面ファスナー、中央部と端部の中間の表面にループ面ファスナーが取り付けられたことを特徴とする腰ベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003733U JP3240488U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | 腰ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003733U JP3240488U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | 腰ベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3240488U true JP3240488U (ja) | 2023-01-12 |
Family
ID=84796955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003733U Active JP3240488U (ja) | 2022-11-10 | 2022-11-10 | 腰ベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3240488U (ja) |
-
2022
- 2022-11-10 JP JP2022003733U patent/JP3240488U/ja active Active
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Legal Events
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