JP3239589B2 - 重量物取り扱い用姿勢調整装置 - Google Patents

重量物取り扱い用姿勢調整装置

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JP3239589B2
JP3239589B2 JP03086194A JP3086194A JP3239589B2 JP 3239589 B2 JP3239589 B2 JP 3239589B2 JP 03086194 A JP03086194 A JP 03086194A JP 3086194 A JP3086194 A JP 3086194A JP 3239589 B2 JP3239589 B2 JP 3239589B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量物をクレーンで吊っ
て運搬したり、あるいは、所要の姿勢に位置決め配置す
る際に用いる重量物取り扱い用姿勢調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、長物状の重量物を運搬する場
合、従来では、図6に一例を示す如く、クレーンのフッ
ク2に支持させたハンガー状の天秤4の両端に、台付ワ
イヤ3を介して重量物1を2点吊りし、重量物1に揺れ
が発生しないようクレーンを運転して重量物1を移動さ
せるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な重量物の取り扱い方では、吊り点と重心との関係等に
より、重量物1を吊り上げたときに、重量物1の姿勢が
傾いた状態となることがあり、これを修正するために
は、補助ワイヤを継ぎ足すとか、あるいは、台付ワイヤ
3の途中にチェーンブロックを介在させておいて、作業
員がチェーンブロックを操作すること等が必要であっ
た。
【0004】又、船殻部材の如き平板状の重量物の場
合、船殻ブロックを製作するときには定盤上に定められ
た姿勢に位置決め配置する作業が必要となるが、この場
合、多数の盤木を高さ調整しながら積み重ねる等の作業
が必要であり、多大の労力を要する問題がある。
【0005】そこで、本発明は、重量物をクレーンで吊
り上げたり、定められた姿勢に配置したりする際に、重
量物の姿勢を簡単に調整することができるような重量物
取り扱い用姿勢調整装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、上下方向に配したシリンダ内の中間部に
隔壁を設けて上部シリンダ部と下部シリンダ部とに区画
し、上記上部シリンダ部内にバランスピストンを上下方
向へ摺動自在に組み入れ、該バランスピストンによって
仕切られる一方の室を上部油圧室とすると共に他方の室
を復元用ガス圧縮室とし、且つ上記下部シリンダ部内に
その先端部が下方へ突出するようにピストンロッドを設
けて、ピストンロッド引込室を下部油圧室とし、更に、
上記上部油圧室と下部油圧室との間に、開閉弁を備えた
配管を接続して、引張型のバランスシリンダ装置を構成
し、該バランスシリンダ装置を、クレーンによって吊ら
れる吊具に複数基取り付け、該各バランスシリンダ装置
のピストンロッドに重量物を吊り下げ支持させるように
した構成とする。
【0007】又、吊具をハンガー状の天秤とし、該天秤
の両端部に引張型のバランスシリンダ装置を取り付けた
構成としてもよい。
【0008】更に、吊具を四角天秤とし、該天秤の各角
部に引張型のバランスシリンダ装置を取り付けた構成と
してもよい。
【0009】更に又、上下方向に配したシリンダ内の中
間部に隔壁を設けて上部シリンダ部と下部シリンダ部と
に区画し、上記上部シリンダ部内にバランスピストンを
上下方向へ摺動自在に組み入れ、該バランスピストンに
よって仕切られる一方の室を上部油圧室とすると共に他
方の室を復元用ガス圧縮室とし、且つ上記下部シリンダ
部内に、その先端部が上部シリンダ部を貫通して上方へ
突出するようにピストンロッドを設けて、ピストンロッ
ド押出室を下部油圧室とし、更に、上記上部油圧室と下
部油圧室との間に、開閉弁を備えた配管を接続して、圧
縮型のバランスシリンダ装置を構成し、該バランスシリ
ンダ装置を、少なくとも3個所に定置し、該各バランス
シリンダ装置上に重量物を載置させるようにした構成と
するとよい。
【0010】
【作用】引張型のバランスシリンダ装置を吊具に複数基
取り付けて、各バランスシリンダ装置のピストンロッド
で重量物を吊ると、各バランスシリンダ装置の下部油圧
室に圧力が作用するので、配管の開閉弁を開くと、下部
油圧室の油が配管を通り上部油圧室に送り込まれてピス
トンロッドが伸長させられることにより、重量物の吊り
点位置が上下方向に変えられる。又、上部油圧室に油が
送り込まれると、バランスピストンが摺動させられるこ
とによりガス圧縮室のガスが圧縮された状態となるの
で、重量物を離脱させた後、再び開閉弁を開くと、ガス
圧縮室の膨張作用により上部油圧室の油が下部油圧室に
戻されるため、ピストンロッドが無駆動で収縮させら
れ、初期状態に復元させられる。
【0011】したがって、引張型のバランスシリンダ装
置を、ハンガー状の天秤の両端に取り付けた場合は、長
物状の重量物の吊り上げ姿勢を調整することができ、一
方、四角天秤の各角部に取り付けた場合は、平板状の重
量物の吊り上げ姿勢を調整することができる。
【0012】又、少なくとも3基の圧縮型のバランスシ
リンダ装置を定置して平板状の重量物を載せた場合は、
各バランスシリンダ装置のピストンロッドの収縮量を調
整することにより、重量物を所要の姿勢に位置決め配置
することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0014】図1の(イ)(ロ)は本発明の一実施例を
示すもので、クレーンのフック2に支持させた吊具とし
てのハンガー状の天秤4の両端に、引張型のバランスシ
リンダ装置5Aをそれぞれ下向きに取り付け、該各バラ
ンスシリンダ装置5Aのピストンロッド6の先端(下
端)に、台付ワイヤ3を介して重量物1を2点吊りさせ
られるようにし、ピストンロッド6の伸長量を調整する
ことによって重量物1の吊り上げ姿勢を調整させられる
ようにする。
【0015】上記引張型のバランスシリンダ装置5A
は、図1の(ロ)にその詳細を示す如き構成としてあ
る。すなわち、上下方向に配したシリンダ7内の中間部
に隔壁8を設けて上部シリンダ部7aと下部シリンダ部
7bとに区画し、上記上部シリンダ部7a内にバランス
ピストン9を上下方向へ摺動自在に組み入れ、該バラン
スピストン9によって仕切られた上側の室を上部油圧室
10とすると共に、反対側の室を復元用ガス圧縮室11
として不活性ガス例えばN2 ガスを所要の圧縮状態で封
入し、一方、上記下部シリンダ部7b内に、その先端部
が下方へ突出するようにピストンロッド6を摺動自在に
設けて、ピストンロッド引き込み側の室を下部油圧室1
2とし、且つ上記上部油圧室10と下部油圧室12との
間に配管13を連通させるよう接続し、該配管13に、
開閉弁としての遠隔操作可能なソレノイド弁14と、ス
ピードコントローラとしてのニードル弁15を装備させ
た構成としてある。なお、16はガス圧縮室11用のガ
ス封入ニップル、17はピストンロッド6作動用のエア
抜き孔、18はソレノイド弁14を操作するための無線
用バッテリー及び作動受信器を示す。
【0016】上記構成とした本発明の重量物取り扱い用
姿勢調整装置は、図1の(イ)に示す如く、平面的でな
い長物状の重量物1をクレーンで運搬するとき等に用い
るもので、重量物1に取り付けた2本の台付ワイヤ3を
それぞれバランスシリンダ装置5Aのピストンロッド6
の先端に支持させて重量物1を2点吊りさせるようにす
る。
【0017】上記において、重量物1を吊り上げたとき
の重量物1の姿勢が傾いているときには、それをバラン
スシリンダ装置5Aの操作で調整させるようにする。こ
の場合、バランスシリンダ装置5Aは、ソレノイド弁1
4を閉じた状態で重量物1を吊ると、ピストンロッド6
に伸長力(引出力)が作用するが、ピストンロッド6の
位置は下部油圧室12によって保持されることになる。
この状態で、ソレノイド弁14を遠隔操作によって開く
と、下部油圧室12の油が配管13を通って上部油圧室
10に送り込まれるため、ピストンロッド6はシリンダ
7から引き出されるように伸長させられることになり、
一方、上記ソレノイド弁14を閉じると、油の流動が遮
断されることからピストンロッド6の伸長作動が止めら
れ、これにより、重量物1の吊り点レベルを上下方任意
の位置に変えることができる。又、この場合、上部油圧
室10に油が送り込まれると、バランスピストン9が下
方へ押し下げられるため、ガス圧縮室11内の不活性ガ
スとしてのN2 ガスが圧縮され、ガス圧縮室11は上部
油圧室10に油が送り込まれた分だけ容積が縮小される
ことになる。
【0018】したがって、図1の(イ)において、左側
のバランスシリンダ装置5Aのピストンロッド6を上述
した如く伸長させることにより、実線で示す如き傾斜状
態にある重量物1の吊り上げ姿勢を二点鎖線で示す如
く、水平状に修正することができる。なお、この際、ピ
ストンロッド6が伸長する速度は、下部油圧室12から
配管13を通って上部油圧室10に送り込まれる油に対
し、配管13中のニードル弁15によって絞りが与えら
れることにより制御される。
【0019】クレーンによる重量物1の運搬作業の終了
に伴い、各バランスシリンダ装置5Aのピストンロッド
6から台付ワイヤ3を離脱させた状態において、ソレノ
イド弁14を再び開くと、ガス圧縮室11の膨張力によ
りバランスピストン9が上昇させられるため、上部油圧
室10内の油が配管13を通って下部油圧室12内に戻
されることにより、ピストンロッド6はシリンダ7内に
引き込まれるよう収縮させられる。したがって、バラン
スシリンダ装置5Aは無駆動で自動的に初期状態に復元
させられる。
【0020】次に、図2は本発明の他の実施例を示すも
ので、平板状の重量物1を4点吊りさせる場合について
示す。すなわち、上記図1の実施例におけるハンガー状
の天秤4に代えて、四角天秤19をフック2に支持さ
せ、且つ該四角天秤19の各角部に引張型のバランスシ
リンダ装置5Aをそれぞれ取り付け、各バランスシリン
ダ装置5Aのピストンロッド6の先端に台付ワイヤ3を
介して平板状の重量物1を4点吊りさせるようにしたも
のである。
【0021】図2の実施例の場合には、四角天秤19と
4基のバランスシリンダ装置5Aとを組み合わせた構成
としてあるため、上記実施例の場合と同様に、各バラン
スシリンダ装置5Aのピストンロッド6の伸長量を調整
することにより、実線の状態から二点鎖線の状態へと、
重量物1を任意の吊り上げ姿勢に修正することができ
る。したがって、上記重量物1を別の構造物等に対して
所定の姿勢で位置決めする場合等に特に有利となる。
【0022】図3は本発明の応用例の一例を示すもの
で、搬送装置の可動アーム20の先端に、引張型のバラ
ンスシリンダ装置5Aを1基だけ取り付け、該バランス
シリンダ装置5Aのピストンロッド6の先端に、ワイヤ
3aを介して位置決め対象物1aを吊り下げるようにし
たものである。
【0023】図3の例では、クレーンでは行うことがで
きないような位置決め対象物1aの上下方向位置の微調
整を行うことができる。
【0024】なお、上記実施例で示した引張型のバラン
スシリンダ装置5Aの場合、上部油圧室10と下部油圧
室12との間に1本の配管13を接続した構成とした場
合を示したが、図4に示す如く、上、下部油圧室10,
12間に2本の配管13を接続し、各配管13に、互い
に逆向き配置とした逆止弁21を装備させるようにし
て、一方の配管13を伸長ラインとすると共に他方の配
管13を復元ラインとするようにしてもよい。又、上部
油圧室10とガス圧縮室11は、バランスピストン9を
挟んで逆配置としてもよい。
【0025】次に、図5の(イ)(ロ)は本発明の更に
他の実施例を示すもので、船殻部材の如き大型構造物と
しての平板状の重量物1を、ある基準面23に合わせて
配置する場合について示す。すなわち、定盤22上に、
所要の間隔を隔てて少なくとも3基(実施例では4基の
場合を示す)の圧縮型のバランスシリンダ装置5Bを上
向きに定置させ、各バランスシリンダ装置5Bのピスト
ンロッド6の先端上に重量物1を載置させるようにし、
各ピストンロッド6の収縮量を調整することにより、基
準面23を基準として重量物1の定置姿勢を出すように
したものである。
【0026】上記圧縮型のバランスシリンダ装置5B
は、図5の(ロ)にその詳細を示す如くである。すなわ
ち、引張型のバランスシリンダ装置5Aと同様な構成に
おいて、シリンダ7の外側にポテンショメータ24を取
り付け、且つピストンロッド6を、上下逆向きとして上
部シリンダ部7a側から上方へ突出させるようにした構
成としてある。25は定置用台を示す。なお、配管1
3、及び上部油圧室10とガス圧縮室11との関係につ
いては、図4に示したものと同様に構成してもよい。
【0027】図5の実施例の場合には、各バランスシリ
ンダ装置5Bのピストンロッド6上に重量物1を載せた
後、遠隔操作でピストンロッド6の収縮量(押込量)を
調整することにより、基準面23に合わせて各部の高さ
調整を行うことができて、定められた姿勢を容易に得る
ことができる。
【0028】なお、上記各実施例では、バランスシリン
ダ装置5A,5Bの上、下部油圧室10,12間を接続
する配管13中に、開閉弁として無線操作できるソレノ
イド弁14を設けた場合を示したが、ソレノイド弁14
に代えて、紐操作によって開閉するシャットオフ弁を設
けるようにしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の重量物取り扱
い用姿勢調整装置によれば、上下方向に配したシリンダ
を隔壁で仕切って上部シリンダ部と下部シリンダ部と
し、上部シリンダ部内にバランスピストンにより仕切ら
れた上部油圧室と復元用ガス圧縮室とを形成し、下部シ
リンダ部に、下方へ突出するピストンロッドを保持する
下部油圧室を形成し、且つ上、下部油圧室を開閉弁を備
えた配管で接続してなる引張型のバランスシリンダ装置
を、吊具に複数基取り付けて、ピストンロッドの先端で
重量物を吊るようにしたので、開閉弁を開閉操作するこ
とによりピストンロッドの伸長量を調整することができ
て、重量物の吊り点レベルを任意の位置に選定すること
ができ、したがって、吊具をハンガー状の天秤としてそ
の両端に引張型のバランスシリンダ装置を取り付けた構
成とすることにより、長物状の重量物の吊り上げ姿勢を
容易に調整することができ、吊具を四角天秤としてその
角部に引張型のバランスシリンダ装置を取り付けること
により、平板状の重量物の吊り上げ姿勢を任意に調整す
ることができ、しかも、重量物を離脱させると、ガス圧
縮室の膨張作用で上部油圧室の油を下部油圧室に戻すこ
とができることから、ピストンロッドを無駆動で自動的
に初期収縮状態に復元させることができる。又、ピスト
ンロッドを上方へ突出させるようにした圧縮型のバラン
スシリンダ装置を少なくとも3基定置させて、ピストン
ロッド上に重量物を載せられるように構成した場合は、
ピストンロッドの収縮量を調整することで平板状の重量
物の高さを各部で調整することができるので、平板状の
重量物を容易に定められた姿勢に位置決め配置すること
ができる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重量物取り扱い用姿勢調整装置の一実
施例を示すもので、(イ)は全体の概要図、(ロ)は要
部となる引張型のバランスシリンダ装置の一例を示す拡
大断面図である。
【図2】本発明の他の実施例の概要図である。
【図3】本発明の応用例を示す概略図である。
【図4】引張型のバランスシリンダ装置の他の例を示す
断面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示すもので、(イ)
は全体の概要図、(ロ)は圧縮型のバランスシリンダ装
置の拡大断面図である。
【図6】重量物を吊って運搬する方式の一例を示す概要
図である。
【符号の説明】
1 重量物 2 フック(クレーン) 4 天秤 5A 引張型のバランスシリンダ装置 5B 圧縮型のバランスシリンダ装置 6 ピストンロッド 7 シリンダ 7a 上部シリンダ部 7b 下部シリンダ部 8 隔壁 9 バランスピストン 10 上部油圧室 11 ガス圧縮室 12 下部油圧室 13 配管 14 ソレノイド弁(開閉弁) 19 四角天秤

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に配したシリンダ内の中間部に
    隔壁を設けて上部シリンダ部と下部シリンダ部とに区画
    し、上記上部シリンダ部内にバランスピストンを上下方
    向へ摺動自在に組み入れ、該バランスピストンによって
    仕切られる一方の室を上部油圧室とすると共に他方の室
    を復元用ガス圧縮室とし、且つ上記下部シリンダ部内に
    その先端部が下方へ突出するようにピストンロッドを設
    けて、ピストンロッド引込室を下部油圧室とし、更に、
    上記上部油圧室と下部油圧室との間に、開閉弁を備えた
    配管を接続して、引張型のバランスシリンダ装置を構成
    し、該バランスシリンダ装置を、クレーンによって吊ら
    れる吊具に複数基取り付け、該各バランスシリンダ装置
    のピストンロッドに重量物を吊り下げ支持させるように
    した構成を有することを特徴とする重量物取り扱い用姿
    勢調整装置。
  2. 【請求項2】 吊具をハンガー状の天秤とし、該天秤の
    両端部に引張型のバランスシリンダ装置を取り付けた請
    求項1記載の重量物取り扱い用姿勢調整装置。
  3. 【請求項3】 吊具を四角天秤とし、該天秤の各角部に
    引張型のバランスシリンダ装置を取り付けた請求項1記
    載の重量物取り扱い用姿勢調整装置。
  4. 【請求項4】 上下方向に配したシリンダ内の中間部に
    隔壁を設けて上部シリンダ部と下部シリンダ部とに区画
    し、上記上部シリンダ部内にバランスピストンを上下方
    向へ摺動自在に組み入れ、該バランスピストンによって
    仕切られる一方の室を上部油圧室とすると共に他方の室
    を復元用ガス圧縮室とし、且つ上記下部シリンダ部内
    に、その先端部が上部シリンダ部を貫通して上方へ突出
    するようにピストンロッドを設けて、ピストンロッド押
    出室を下部油圧室とし、更に、上記上部油圧室と下部油
    圧室との間に、開閉弁を備えた配管を接続して、圧縮型
    のバランスシリンダ装置を構成し、該バランスシリンダ
    装置を、少なくとも3個所に定置し、該各バランスシリ
    ンダ装置上に重量物を載置させるようにした構成を有す
    ることを特徴とする重量物取り扱い用姿勢調整装置。
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