JP3239577U - 吸水材を有するシート及び携帯トイレセット - Google Patents
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Abstract
【課題】ライフラインが止まった状況の中、行き慣れた自宅のトイレなどを水がなくても使えるようにすることによって、安全に、安心してトイレに行くことができる吸水材を有するシート及び携帯トイレセットを提供する。【解決手段】ポリマーシート100は、パルプ紙に粉末状の高分子ポリマーを散布することにより形成されており、高分子ポリマーの重量は、例えば、略3グラムから略5グラムである。ポリマーシート100を用いた携帯トイレセットは、半透明の第1のポリ袋10と黒色の第2のポリ袋20と白色の第3のポリ袋を有しており、携帯トイレセットを、腰掛便器Kに設置することにより、腰掛便器Kを、断水状態にかかわらず便器として使用することができ、ポリマーシート100が、最適な吸収力を有する吸水材としての機能を発揮することにより、腰掛便器Kを便器として快適に使用することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、吸水材を有するシート及び携帯トイレセットに関する。
災害時などにおいて上下水道が寸断されてトイレの使用ができなくなることがあり、このような場合上下水道に接続することなく使用可能な仮設の簡易トイレを設置することで対応しており、災害時などにおいて容易に組み立てることができる簡易トイレが開示されている。
ライフラインが止まった状況の中、避難所のトイレに行くために何時間も並んだり、水分を控えてトイレに行く回数を減らしたり、防犯ブザーを持ってトイレに行ったりと、災害時のトイレは問題が山積みであり、いつも行き慣れた自宅のトイレを、水がなくても使えるようにすることによって、安全に、安心してトイレに行くことができることが求められていた。また、東日本大震災の被災地支援ボランティアの経験から「自分たちも未来の被災者になるかもしれない」と考え、避難所のトイレの現状を知り、安心、安全なトイレを備えることにより、大切な命を守ることにつながる製品の開発が課題であった。
本考案が解決しようとする課題は、例えば、ライフラインが止まった状況の中、避難所のトイレに行くために何時間も並んだり、水分を控えてトイレに行く回数を減らしたり、防犯ブザーを持ってトイレに行ったりなどであり、すなわち、避難所や自宅のトイレの使用において、災害時にはライフラインが止まって使用する事が出来ない(水が無いと流せない)状態であるが、トイレは我慢出来ずそのまま使用することがあり、その結果、トイレの衛生環境が悪化し、感染症蔓延の温床となる可能性がある。また、避難所の仮設トイレに何時間も並ぶ必要があるが、そのために水分を控えてトイレの回数を減らすことになり、エコノミークラス症候群になることもあり、最悪の場合災害関連死も生ずることもある。また、防犯ブザーを持ってトイレに行く必要は、犯罪(性犯罪)に巻き込まれる可能性が高い為であり、このように災害時のトイレは問題が山積みであり、本考案は、こうした点に鑑みてなされたものであり、いつも行き慣れた自宅のトイレなどを、水がなくても使えるようにすることによって、安全に、安心してトイレに行くことができる吸水材を有するシート及び携帯トイレセットを提供することである。
本考案の吸水材を有するシートは、シート状の部材に粉末状の吸水材を散布することにより形成される吸水材を有するシートであって、前記シート状の部材は、予め定められた縦の長さと横の長さを有しており、前記吸水材は、前記シー状の部材の予め定められた縦の長さと横の長さに対応する予め定められた重量を有していることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートは、それぞれが略同一の大きさの右側の部分と左側の部分を有し。前記吸水材を前記右側の部分と左側の部分のいずれかの面に散布し、前記いずれかの面が散布された後に、前記散布がされた面と前記散布がされない面が、重なり合うように、前記右側の部分と前記左側の部分の境界線を折り線として折り曲げることにより、前記右側の部分と前記左側の部分のそれぞれの面が重なり合い押し圧されることで形成されることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートは、前記吸水材が、前記右側の部分と前記左側のいずれかの面に散布されるときに、前記散布は、前記いずれかの面の散布において均一になるように施され、前記吸水材が、前記散布において前記いずれかの面に塗布及び塗工され、前記吸水材が、前記右側の部分と前記左側の部分の前記いずれかの面に前記散布された後に、前記いずれかの面に霧吹きを用いて水分を散布し、自然乾燥させることにより形成されることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートは、パルプ紙であり、前記粉末状の吸水材は、粉末状の高分子ポリマーであることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートは、前記シート状の部材の予め定められた縦の長さは、略229mmであり、前記シート状の部材の予め定められた横の長さは、略197mmであり、前記シート状の部材の予め定められた縦の長さである略229mmと前記シート状の部材の予め定められた横の長さである略197mmに対応する前記吸水材の重量は、略3グラムから略5グラムであることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートを用いた携帯トイレセットは、上記の吸水材を有するシートを第1の部材とし、前記第1の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体と便座を有する腰掛大便器に用いて簡易に使用する携帯トイレセットであって、前記第3の部材は、黒色の第2のポリ袋であり、前記第2のポリ袋は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を覆うように形成されており、前記第2のポリ袋は、前記便器本体を覆っている状態で、前記第1の部材が、前記便器本体の内部に載置されるように形成されており、前記第4の部材は、前記第1の部材が載置されている第2のポリ袋を収納するように形成されている白色の第3のポリ袋であることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートを用いた携帯トイレセットは、上記の吸水材を有するシートを第1の部材とし、前記第1の部材と第2の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体と便座を有する腰掛大便器に用いて簡易に使用する携帯トイレセットであって、前記第2の部材は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を覆うような大きさに形成されている半透明の第1のポリ袋であり、前記第3の部材は、前記第1のポリ袋より小さい黒色の第2のポリ袋であり、前記第2のポリ袋は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を前記第1のポリ袋が覆っている状態で、前記第1のポリ袋と前記便器本体を覆うように形成されており、前記第2のポリ袋は、前記第1のポリ袋と前記便器本体を覆っている状態で、前記第1の部材が、前記便器本体の内部に載置されるように形成されており、前記第4の部材は、前記第1の部材が載置されている第2のポリ袋を収納するように形成されている白色の第3のポリ袋であることを特徴とする。
本考案の吸水材を有するシートを用いた携帯トイレセットは、前記断水時において、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記第1のポリ袋が、前記便器本体の内部及び外部を覆うようにし、前記第1のポリ袋と前記便器本体を固定させるようにし、前記第1のポリ袋が、前記便器本体を覆っている状態で、前記第2のポリ袋が、前記第1のポリ袋を覆うようにし、前記便座が、閉じられることにより、前記第2のポリ袋が、前記本体と前記便座に挟まれた状態になり、前記第2のポリ袋が、前記本体と前記便座に挟まれた状態において、前記第1の部材を、前記第1のポリ袋と前記第2のポリ袋に覆われている前記便器本体の内部に載置することで、前記腰掛便器として使用し、前記腰掛便器として使用した後に、前記第1の部材を内部に含む前記第2のポリ袋を回収し、前記回収した前記第2のポリ袋の開口部を閉じた後に、前記第2のポリ袋を、前記第3のポリ袋に収納し、前記第3のポリ袋の開口部を閉じ、前記開口部が閉じられている前記第3のポリ袋を廃棄するように構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、ライフラインが止まった状況の中、避難所のトイレに行くために何時間も並んだり、水分を控えてトイレに行く回数を減らしたり、防犯ブザーを持ってトイレに行ったりするなどの問題があり、すなわち、避難所や自宅のトイレの使用において、災害時にはライフラインが止まって使用する事が出来ない(水が無いと流せない)状態であるが、トイレは我慢出来ずそのまま使用することがあり、その結果、トイレの衛生環境が悪化し、感染症蔓延の温床となる可能性がある。また、避難所の仮設トイレに何時間も並ぶ必要があるが、そのために水分を控えてトイレの回数を減らすことになり、エコノミークラス症候群になることもあり、最悪の場合災害関連死も生ずることもある。また、防犯ブザーを持ってトイレに行く必要は、犯罪(性犯罪)に巻き込まれる可能性が高い為であり、このように災害時のトイレは問題が山積みであり、いつも行き慣れた自宅のトイレなどを、水がなくても使えるようにすることによって、安全に、安心してトイレに行くことができる吸水材を有するシート及び携帯トイレセットを提供することができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本考案の吸水材を有するシート部材は、一例としてポリマーシート100であり、また、本考案の携帯トイレセットは、一例としてポリマーシート100と第1のポリ袋10と第2のポリ袋20と第3のポリ袋30を有しており、本考案の携帯トイレセットは、便器本体Hと便座Bを有する腰掛便器Kに用いるものである。なお、図1及び図2に示す本考案の実施形態は一例であり、これらに限定されず適宜最適な構成とすることができる。
本考案の吸水材を有するシートについて説明する。吸水材を有するシートは、シート状の部材に粉末状の吸水材を散布することにより形成されており、実施形態においては、シート状の部材は、パルプ紙であり、粉末状の吸水材は、粉末状の高分子ポリマーであり、また、パルプ紙に粉末状の高分子ポリマーを散布することにより形成される吸水材を有するシートは、ポリマーシート100である。以下、実施形態について説明する。
パルプ紙は、予め定められた縦の長さと横の長さを有しており、また、高分子ポリマーは、パルプ紙の予め定められた縦の長さと横の長さに対応する予め定められた重量を有している。すなわち、パルプ紙の大きさに対応する高分子ポリマーの量によって、ポリマーシート100としての機能が最適なものになるかどうかということであり、上記の予め定められた重量は、本考案において重要な構成である。
実施形態において、ポリマーシート100は、パルプ紙のそれぞれが略同一の大きさの右側の部分と左側の部分を有しており、高分子ポリマーを、右側の部分と左側の部分のいずれかの面に散布して、いずれかの面が散布された後に、散布がされた面と散布がされない面が、重なり合うように、右側の部分と左側の部分の境界線を折り線として折り曲げることにより、右側の部分と左側の部分のそれぞれの面が重なり合い押し圧されることで形成される。
また、ポリマーシート100は、高分子ポリマーが、右側の部分と左側のいずれかの面に散布されるときに、いずれかの面の散布において均一になるように施されることで、この高分子ポリマーが散布においていずれかの面に塗布及び塗工されることになり、高分子ポリマーが、右側の部分と左側の部分のいずれかの面に散布された後に、高分子ポリマーが散布された面に霧吹きを用いて水分を散布して自然乾燥をさせる。
実施形態において、パルプ紙の予め定められた縦の長さは、略229mmであり、パルプ紙の予め定められた縦の長さは、横197mmである。上記のパルプ紙の予め定められた縦の長さである略229mmとパルプ紙の予め定められた横の長さである略197mmに対応する高分子ポリマーの重量は、略3グラムから略5グラムにするとよい。なお、この例における略3グラムから略5グラムは、一例でありこれに限定されない、例えば、この例における高分子ポリマーの重量は、略3グラムから略4グラム、略4グラムから略5グラム、略2グラムから略4グラム、略2グラムから略5グラム、略3グラムから略6グラム、略2グラムから略6グラムなどであってもよく適宜最適な値にするとよい。
以下、本考案の吸水材を有するシートを用いた携帯トイレセットについて説明する。
本考案の携帯トイレセットの第1の実施形態は、第1の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体と便座を有する腰掛便器に用いて簡易に使用するものである。
携帯トイレセットの第1の部材は、吸水材を有するシートであるポリマーシート100であり、第3の部材は、黒色の第2のポリ袋20であり、第2のポリ袋20は、便座Bが便器本体Hから開いている状態で、便器本体Hを覆うように形成されている。
第2のポリ袋20は、便器本体Hを覆っている状態で、ポリマーシート100が、便器本体Hの内部に載置されるように形成されており、また、第4の部材は、ポリマーシート100が載置されている第2のポリ袋20を収納するように形成されている白色又はクリーム色の第3のポリ袋30である。なお、第2のポリ袋20と第3のポリ袋30の上記の色彩については、一例でありこれらに限定されない。
本考案の携帯トイレセットの第2の実施形態は、第1の部材と第2の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体Hと便座Bを有する腰掛便器Kに用いて簡易に使用するものである。
第2の実施形態の携帯トイレセットの第1の部材は、吸水材を有するシートであるポリマーシート100であり、第2の部材は、便座Bが便器本体Hから開放されている状態で、便器本体Hを覆うような大きさに形成されている半透明の第1のポリ袋であり、第3の部材は、第1のポリ袋10より小さい黒色の第2のポリ袋20であり、第2のポリ袋20は、便座Bが便器本体Hから開放されている状態で、便器本体Hを覆うように形成されている。
第2のポリ袋20は、第1のポリ袋10と前記便器本体Hを覆っている状態で、ポリマーシート100が、便器本体Hの内部に載置されるように形成されており、また、第4の部材は、ポリマーシート100が載置されている第2のポリ袋20を収納するように形成されている白色の第3のポリ袋30である。なお、第2のポリ袋20と第3のポリ袋30の上記の色彩については、一例でありこれらに限定されない。
以下、第2の実施形態について説明する。例えば、断水時において、図1(a)に示すように、便座Bが便器本体Hから開放されている状態で、第1のポリ袋10が、便器本体Hの内部及び外部を覆うようにして、第1のポリ袋10と便器本体Hを固定させるようにする。第1のポリ袋10と便器本体Hの固定は、ガムテープを用いてもよいが、適宜最適な方法を用いるとよい。
次に、図1(b)に示すように、第1のポリ袋10が、便器本体Hを覆っている状態で、第2のポリ袋20が、第1のポリ袋10を覆うようにした後に、図1(c)に示すように、便座Bが、閉じられることにより、第1のポリ袋10と第2のポリ袋20が、便器本体Hと便座Bに挟まれた状態になる。
次に、図1(c)に示すように、第2のポリ袋20が、便器本体Hと便座Bに挟まれた状態において、ポリマーシート100を、第1のポリ袋10と第2のポリ袋20に覆われている便器本体Hの内部に載置することで、腰掛便器Kとして使用することができる。
上記のように携帯トイレセットを、腰掛便器Kに設置することにより、腰掛便器Kを、断水状態にかかわらず便器として使用することができることになる。すなわち、本考案の吸水材を有するシートの一例であるポリマーシート100が、最適な吸収力を有する吸水材としての機能を発揮することにより、腰掛便器Kを、便器として快適に使用することができる。例えば、ポリマーシート100の使用一枚で約500mlの小水を最適な状態で吸収することができる。
本考案の携帯トイレセットは、腰掛便器Kに設置することにより、便器として使用した後に、図1(d)に示すように、最適な吸水材であるポリマーシート100を内部に含む第2のポリ袋20を回収し、回収した第2のポリ袋20の内部の空気を抜いて開口部を強くしばり閉じた後に、図2(a)にしめすように、第2のポリ袋20を、第3のポリ袋30に収納し、その後、図2(b)に示すように、第3のポリ袋30の開口部を強くしばり、閉じる。そして開口部が閉じられている第3のポリ袋30を廃棄するように構成されている。なお、上記の本考案の携帯トイレセットの構成は、一例でありこれに限定されず適宜最適な構成にするとよい。
上記の特徴を有する本考案のポリマーシート100を用いた携帯トイレセットは、カバンの中にも入れることができるコンパクトサイズである。また、シート状の高分子吸収ポリマーの使用によって手も汚さず衛生的であり、排泄物も見えず排泄物の臭いも気にならず、備蓄スペースの必要がないなどの顕著な効果を有する優れたものである。
本考案のポリマーシート100及びポリマーシート100を用いた携帯トイレセットは、また、次のような問題点を解決することができるという効果を有している。災害時のトイレ事情は、平常時とは全く異なり、いつも普通に使える水洗トイレが使えない、流れない状況となり、例えば、トイレから汚物が溢れ出し、悪臭を放ち、汚れたトイレは感染症の原因となる可能性がある。また、仮設トイレの数は圧倒的に足りず、トイレに行く為に何時間も待たねばならず、犯罪に巻き込まれる可能性も少なくはないといえる。このような状況から、できるだけトイレに行く回数を減らそうと、水分や食べ物を控えたりする人が増え、免疫力低下や脱水症状をまねき、災害関連死を引き起こす可能性が高くなるということがいえる。
以上は、本考案の実施例の説明であって、本考案の権利範囲を限定するものではなく、本考案の実用新案登録請求の範囲を逸脱しない変更や修飾はいずれも本考案の権利範囲に含まれる。
また、本考案の有する特徴及び優れた点を上記実施形態に記載したが、本考案は、本考案の原理の範囲内で、本願の実用新案登録請求の範囲で使用されている言葉を広く一般的な意味にまで広げて実施することができる。また、本考案の吸水材を有するシート及び携帯トイレセットの大きさや形状、素材の材質、厚さ、重さなどについては多様な実施形態が可能であり、本実施形態と異なる形態による実施は、本考案の技術的範囲に含まれる。
100 ポリマーシート
10 第1のポリ袋
20 第2のポリ袋
30 第3のポリ袋
K 腰掛便器
H 便器本体
B 便座
10 第1のポリ袋
20 第2のポリ袋
30 第3のポリ袋
K 腰掛便器
H 便器本体
B 便座
Claims (8)
- シート状の部材に粉末状の吸水材を散布することにより形成される吸水材を有するシートであって、
前記シート状の部材は、予め定められた縦の長さと横の長さを有しており、
前記吸水材は、前記シート状の部材の予め定められた縦の長さと横の長さに対応する予め定められた重量を有していることを特徴とする吸水材を有するシート。 - 前記シート状の部材は、それぞれが略同一の大きさの右側の部分と左側の部分を有し。
前記吸水材を前記右側の部分と左側の部分のいずれかの面に散布し、前記いずれかの面が散布された後に、前記散布がされた面と前記散布がされない面が、重なり合うように、前記右側の部分と前記左側の部分の境界線を折り線として折り曲げることにより、前記右側の部分と前記左側の部分のそれぞれの面が重なり合い押し圧されることで形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸水材を有するシート。 - 前記吸水材が、前記右側の部分と前記左側のいずれか面に散布されるときに、前記散布は、前記いずれかの面の散布において均一になるように施され、前記吸水材が、前記散布において前記いずれかの面に塗布及び塗工され、
前記吸水材が、前記右側の部分と前記左側の部分の前記いずれかの面に前記散布された後に、前記いずれかの面に霧吹きを用いて水分を散布し、自然乾燥させることにより形成されることを特徴とする請求項2に記載の吸水材を有するシート。 - 前記シート状の部材は、パルプ紙であり、前記粉末状の吸水材は、粉末状の高分子ポリマーであり、
前記パルプ紙に前記粉末状の高分子ポリマーを散布することにより形成されるポリマーシートであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸水材を有するシート。 - 前記シート状の部材の予め定められた縦の長さは、略229mmであり、前記シート状の部材の予め定められた縦の長さは、横197mmであり、
前記シート状の部材の予め定められた縦の長さである略229mmと前記シート状の部材の予め定められた横の長さである略197mmに対応する前記吸水材の重量は、略3グラムから略5グラムであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸水材を有するシート。 - 請求項1から請求項5に記載のいずれかに記載の吸水材を有するシートを第1の部材とし、前記第1の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体と便座を有する腰掛便器に用いて簡易に使用する携帯トイレセットであって、
前記第3の部材は、黒色の第2のポリ袋であり、前記第2のポリ袋は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を覆うように形成されており、
前記第2のポリ袋は、前記便器本体を覆っている状態で、前記第1の部材が、前記便器本体の内部に載置されるように形成されており、
前記第4の部材は、前記第1の部材が載置されている第2のポリ袋を収納するように形成されている白色の第3のポリ袋であることを特徴とする携帯トイレセット。 - 請求項1から請求項5に記載のいずれかに記載の吸水材を有するシートを第1の部材とし、前記第1の部材と第2の部材と第3の部材と第4の部材を有し、断水時において便器本体と便座を有する腰掛便器に用いて簡易に使用する携帯トイレセットであって、
前記第2の部材は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を覆うような大きさに形成されている半透明の第1のポリ袋であり、
前記第3の部材は、前記第1のポリ袋より小さい黒色の第2のポリ袋であり、前記第2のポリ袋は、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記便器本体を前記第1のポリ袋が覆っている状態で、前記第1のポリ袋と前記便器本体を覆うように形成されており、
前記第2のポリ袋は、前記第1のポリ袋と前記便器本体を覆っている状態で、前記第1の部材が、前記便器本体の内部に載置されるように形成されており、
前記第4の部材は、前記第1の部材が載置されている第2のポリ袋を収納するように形成されている白色の第3のポリ袋であることを特徴とする携帯トイレセット。 - 前記断水時において、前記便座が前記便器本体から開放されている状態で、前記第1のポリ袋が、前記便器本体の内部及び外部を覆うようにし、前記第1のポリ袋と前記便器本体を固定させるようにし、
前記第1のポリ袋が、前記便器本体を覆っている状態で、前記第2のポリ袋が、前記第1のポリ袋を覆うようにし、
前記便座が、閉じられることにより、前記第2のポリ袋が、前記本体と前記便座に挟まれた状態になり、
前記第2のポリ袋が、前記本体と前記便座に挟まれた状態において、前記第1の部材を、前記第1のポリ袋と前記第2のポリ袋に覆われている前記便器本体の内部に載置することで、前記腰掛便器として使用し、
前記腰掛便器として使用した後に、前記第1の部材を内部に含む前記第2のポリ袋を回収し、前記回収した前記第2のポリ袋の開口部を閉じた後に、前記第2のポリ袋を、前記第3のポリ袋に収納し、前記第3のポリ袋の開口部を閉じ、前記開口部が閉じられている前記第3のポリ袋を廃棄するように構成されていることを特徴とする請求項7に記載の携帯トイレセット。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022002587U JP3239577U (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 吸水材を有するシート及び携帯トイレセット |
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JP2022002587U JP3239577U (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 吸水材を有するシート及び携帯トイレセット |
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JP2022002587U Active JP3239577U (ja) | 2022-08-04 | 2022-08-04 | 吸水材を有するシート及び携帯トイレセット |
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