JP3239467U - 油圧ショベルのアーム回転装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】油圧ショベルのアームを360°回転させても、アーム先端に取り付けたアタッチメントがアームの回転より偏心を防止する。【解決手段】油圧ショベル13のアーム部のアーム下1のアーム先端ピン穴5にアタッチメント12を取付け、アーム下1の反アタッチメント側とアーム部のアーム上2との間に設けた回転装置3等の回転によりアーム下1とアタッチメント12を回転させる構造において、アーム先端ピン穴5が、回転装置3等の回転中心線の延長X-X上に位置し、アタッチメント12が回転装置3の回転軸線上で回転するようにしたことを特徴とする油圧ショベルのアーム回転装置。【選択図】図2
Description
本考案は、油圧ショベルのアーム回転装置に関する。
油圧ショベルのアーム回転装置の回転中心線延長上から偏心してアタッチメントを取り付けていたので、アームの回転においてアタッチメントの位置がアーム回転装置の軸心から偏心するので、アタッチメントの作業範囲が拡大し、さらに作業の自動化施工時においてアタッチメントの位置補正が必要になっていた。
従来の公開実用昭63-121658第1図、公開実用平成2-80163第4図では回転装置の回転軸心とアタッチメント取付点であるアーム先端ピン中心が偏心しているので、アタッチメントを取り付けた状態で回転すると、アタッチメントが偏心回転するので、アタッチメントの作業範囲が偏心量の2倍大きくなる不具合があった。
本考案は、アームの回転装置の軸心とアーム先端ピン中心を同一線上に位置させて、アタッチメントを取り付けた状態で回転装置を回転したとき、アタッチメントの作業範囲が偏心しないようにしようとするものである。
上述のように、油圧ショベルのアーム回転装置は、アーム回転装置の軸心と、アーム先端の取付ピンの中心が同一線上にあることから、アームを回転してもアーム先端に取付けたアタッチメントの作業半径が同一となる。また、自動化施工を指向するとき、アタッチメントの中心が同一となるので、偏心量の修正をすることがない。
油圧ショベルのブーム(6)の先端(7)にピン結合したアーム上(2)とアーム下(1)の間にアーム回転装置(3)を設け、アーム回転装置(3)の回転軸心の延長上にアーム先端の取付ピン穴(5)を位置させることにより、アーム先端に取り付けるアタッチメント(12)の回転中心が、アーム回転装置(3)の回転中も偏心しないようにするものである。
図1は、油圧ショベル(11)に本考案を設備し、アタッチメントとしてバケット(12)を取り付けた全体図を示す。アーム下(1)とアーム上(2)との間に回転装置(3)をボルト取付し、アーム下(1)、アーム上(2)、回転装置(3)、アーム先端ピン穴(5)は一体形に形成される。回転装置(3)の軸心線上にアーム先端ピン穴(5)が位置する。(13)はスイベルジョイントを示し、アーム下(1)に必要な油圧を導く。またスイベルジョイント(13)の中心に電線を導き、(13)にスリップリングを設けると、アーム下(1)に電気、制御信号を導くことができる。
図2は、本考案の詳細図で、回転装置(3)は具体的にはウオーム減速機である、ウオーム減速機の断面図は図3に示し、(20)はウオーム、(21)ウオーム歯車、(23)はモーターを示す。アーム先端の取付ピン穴(5)は回転装置の軸心の延長線上のX-X上にある。
スイベルジョイント(13)は回転するアーム下(1)に油圧、電気等を供給することができる。
スイベルジョイント(13)は回転するアーム下(1)に油圧、電気等を供給することができる。
図4は、回転装置(3)の他の実施例で、旋回歯車(30)を示す。
図5、図6はアタッチメントの例としてバケット(12)の掘削状態を示し、回転装置(3)の軸中心とアーム先端ピン穴(5)が同一線上にあると、バケット(12)の回転で半径Rの穴が掘削できる施工例を示す。
図7は、アタッチメントとしてオーガー(14)を取り付けた実施例で、本考案の回転装置(3)によりオーガー(14)による穴施工例を示す。
1 アーム下
2 アーム上
3 回転装置
4 バケットシリンダー
5 アーム先端ピン穴
12 アタッチメント(作業機)
13 スイベルジョイント
30 旋回軸受
2 アーム上
3 回転装置
4 バケットシリンダー
5 アーム先端ピン穴
12 アタッチメント(作業機)
13 スイベルジョイント
30 旋回軸受
Claims (1)
- 油圧ショベルのアーム先端に取り付けるアタッチメントを、アーム軸回りに回転させる回転装置において、アーム先端のアタッチメント取付部が、前記回転装置の軸心延長上にあることを特徴とする油圧ショベルのアーム回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001541U JP3239467U (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 油圧ショベルのアーム回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022001541U JP3239467U (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 油圧ショベルのアーム回転装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3239467U true JP3239467U (ja) | 2022-10-17 |
Family
ID=83637827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022001541U Active JP3239467U (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 油圧ショベルのアーム回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3239467U (ja) |
-
2022
- 2022-04-19 JP JP2022001541U patent/JP3239467U/ja active Active
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Legal Events
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