JP3239228B2 - カスタマ情報との連携による接続先制御方法 - Google Patents

カスタマ情報との連携による接続先制御方法

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JP3239228B2
JP3239228B2 JP32478194A JP32478194A JP3239228B2 JP 3239228 B2 JP3239228 B2 JP 3239228B2 JP 32478194 A JP32478194 A JP 32478194A JP 32478194 A JP32478194 A JP 32478194A JP 3239228 B2 JP3239228 B2 JP 3239228B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カスタマ情報との連携
による接続先制御方法に関し、詳しくは接続元端末の識
別番号によりカスタマ情報を検索し、検索されたカスタ
マ情報の内容に応じて接続先端末を決定する通信端末の
接続制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信網において、接続先端末を決
定する場合には、次の2つの方法があった。 接続元が接続先端末を指定する方法・・・接続元端末
からダイヤル等により指定するもので、接続先端末は発
信側により一意に特定されるので、通信網は指定された
接続先端末への接続を行っていた。これは、従来から基
本的な通信端末の接続方法として用いられている。 接続先特定ノード内の登録されている接続先端末から
予め定められた手続きに従って選択する方法・・・通信
網と接続先特定ノードとの連携により実現されるフリー
ダイヤルサービス等の接続方法である。従来より、『広
域代表サービス』,『受付先変更サービス』,あるいは
『分配サービス』として知られているものである。 しかしながら、上記の方法では、接続先端末の状態に
より接続先を選択替えすることはできない。例えば、接
続先端末が使用中(ビジー)のときでも接続先を変更す
ることは不可能であった。また、接続元端末番号に応じ
た受付先の変更等もできなかった。一方、上記の方法
では、接続先端末の状態(使用中等)や接続元端末の発
信地域情報(輻輳状態でなかなか発信できない等)によ
って接続先を変更することができ、実際に接続先を選択
する方法が行われている。これらの選択は、通信網(電
話網等)に接続された接続先特定ノード(NSP等)に
より行われている。しかしながら、接続元端末毎の情報
を登録して、これらの情報を用いて接続先の選択を行う
方法は、未だ行われておらず、考えられてもいなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、接続元
端末の番号毎に登録した情報を用いて接続先端末を選択
するためには、接続先特定ノードに多くの接続元端末の
情報や接続先端末の選択方法を登録しておく必要があ
る。そして、接続元端末の数や種類、接続先端末の選択
方法を変更する場合には、接続先端末を管理するカスタ
マが接続先特定ノードに登録されている情報を変更する
ための通知を逐次行う必要がある。また、接続先特定ノ
ードは、通常、通信事業者が設置するノード(例えば、
NTTの場合にはNSP(Network Service Control
Point))であって、当該ノードにおいては、他のカス
タマの処理に対する影響を少なくするために、カスタマ
が接続先端末を選択するために使用可能な処理能力およ
びメモリ容量を制限しなければならない。その結果、カ
スタマが登録可能な接続先端末の数や種類を増加させた
り、あるいは接続先端末の選択方法を自由に選択するこ
とができないという問題があった。本発明の目的は、こ
のような従来の課題を解決し、カスタマに接続元端末毎
の情報を登録して、これらの情報を用いて接続先の選択
を行うことができるとともに、接続元端末の情報の数や
種類、接続先端末の選択方法を変更する場合にも、接続
先特定ノードに登録されている情報を変更せずに行うこ
とができ、また接続先端末への着信から表示装置への情
報の表示までの待ち時間を短縮することが可能なカスタ
マ情報との連携による接続先制御方法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によるカスタマ情報との連携による接続先制
御方法は、 通信網に接続された全ての端末は個別の端末識別番号
を有し、該通信網に接続された任意の端末から予め定め
られた接続先番号で接続先を指定した場合には、該通信
網から接続先特定ノードに対して接続元の端末識別番号
とともに接続先番号を通知し、前記接続先特定ノード
は、接続先番号から予め定められた手順により1台のカ
スタマコンピュータを選択し、選択したカスタマコンピ
ュータに対して接続元の端末識別番号を通知し、通知を
受けたカスタマコンピュータは各自が管理するカスタマ
情報を検索して他のカスタマコンピュータまたは接続す
る相手先の端末を決定し、該接続先端末識別番号を前記
接続先特定ノードに返却し、該接続先特定ノードは、他
のカスタマコンピュータが返却された場合には接続先端
末識別番号が返却されるまで、返却されたカスタマコン
ピュータに問い合わせを繰り返し、接続先端末識別番号
が返却された場合には返却された端末への接続を前記通
信網に指示することを特徴としている。また、 前記カスタマコンピュータは、選択した接続先端末識
別番号を前記接続先特定ノードに返却するとともに、予
め接続先端末に対応付けられた表示端末に接続元端末に
関する情報を表示することを特徴とすることを特徴とし
ている。
【0005】
【作用】本発明においては、接続先端末を有するカスタ
マが管理するコンピュータ(以下、カスタマコンピュー
タ)内に、接続先の各端末の状態と接続元端末識別番号
等で検索される接続元端末の情報とを格納し、接続先特
定ノードからカスタマコンピュータに対して1回以上の
問い合わせを行う。カスタマコンピュータは、接続元端
末識別番号で検索した接続元端末の情報を基にして、接
続先端末の状態に応じて接続先端末を選択する。このよ
うに、接続元端末識別番号により検索した情報(氏名、
住所、担当者等)に応じて接続先端末を選択することに
よって、接続元端末の発信住所に応じて最寄りの場所に
存在する接続先端末の選択、接続元端末の発信者の氏名
の表示、接続元端末の利用者に対応すべき担当者が在席
している接続先端末への接続等が可能となるので、接続
元端末の利用者への対応を迅速に行うことができる。ま
た、接続時にカスタマコンピュータに問い合わせを行う
ことにより接続先端末を決定するので、接続元端末の情
報の数や種類、接続先端末の選択方法を変更する場合に
も、接続先特定ノードに登録してある情報を変更する必
要なく、ユーザはカスタマコンピュータの処理能力やメ
モリ容量の範囲内で接続元端末の情報の数や種類の増加
および接続先端末の選択方法を変更することができる。
さらに、カスタマコンピュータにより選択された接続先
端末に対応づけられた表示装置(通常、隣接した表示端
末)に対して、カスタマコンピュータから接続元端末の
情報の表示を接続指示に並行して指示することにより、
接続先端末への着信から表示装置への情報の表示までの
時間を短縮することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す接続先特定
ノードおよびカスタマコンピュータの接続構成図であ
る。図1において、T1,T2,・・・Tm,T1−
1,・・・T1−n,T2−1・・・T2−pはそれぞ
れ端末、1は通信網、2は接続先特定ノード、3,4,
5はカスタマコンピュータである。また、接続先特定ノ
ード2内の20は通信網1との通信手段、21はカスタ
マコンピュータの選択手段、22はカスタマコンピュー
タの選択手段21により選択されたカスタマコンピュー
タとの通信手段である。また、カスタマコンピュータ
3,4,5内の30,40,および50は、カスタマコ
ンピュータ選択手段21を介して接続先端末特定ノード
2との間で通信を行うための通信手段、31,41,お
よび51は後述の接続元端末情報格納部を参照して接続
先端末を選択する手段、32,42,および52は接続
元端末情報格納部である。さらに、33,43,および
53接続先端末情報格納部である。接続先特定ノード2
のカスタマコンピュータ選択手段21は、相手先番号
(特定番号)と接続先特定ノード2に接続されているカ
スタマコンピュータとの関係を登録しておく。
【0007】図2は、図1における接続先特定ノード内
のカスタマコンピュータとの関係登録テーブルの一例を
示す図である。図2において、通信網1から入力された
相手先番号が『0120−112233』である場合、
カスタマコンピュータ選択手段21はこの登録テーブル
を参照することにより、『カスタマコンピュータ5』を
選択する。例えば、カスタマコンピュータ5を選択する
ためには、接続先特定ノード2内のカスタマコンピュー
タとの通信手段22に指示してカスタマコンピュータ5
を呼び出し、選択したことを通知する。カスタマコンピ
ュータ5では、接続先特定ノードとの通信手段50によ
り選択の通知を受け取り、接続先特定ノード2との間で
やり取りを行う。図3は、図1におけるカスタマコンピ
ュータ内の接続元端末情報部に格納されている情報を示
す図である。接続元端末情報格納部32,42,および
52には、過去の接続履歴や取引情報に基づいて図3に
示すような情報を格納する。すなわち、接続元端末番号
により検索が可能な接続元端末情報、ここでは発信者氏
名、住所、および担当者が格納され、接続先端末選択手
段31,41,および51からの指示によりこれらの接
続元端末情報が検索される。
【0008】図4は、図1におけるカスタマコンピュー
タ内の接続先端末情報部に格納されている情報を示す図
である。接続先端末情報格納部33,43,および53
には、カスタマが管理している端末の状態情報を格納し
ている。状態情報としては、空き、使用中、担当者名、
地域名等が格納される。例えば、カスタマコンピュータ
3はカスタマ端末T1−1,・・・T1−nを、カスタ
マコンピュータ4はカスタマ端末T2−1,・・・T2
−pを、カスタマコンピュータ5はカスタマ端末T3−
1,・・・T3−qを、それぞれ管理しているものとす
ると、各カスタマコンピュータ3,4,5はそれぞれが
管理しているカスタマ端末における状態情報を格納し、
接続先端末選択手段31,41,51からの指示によっ
て接続先端末情報を検索する。
【0009】図1において、いま端末T1から接続先端
末を直接指定しない特定番号により接続相手先を指定す
ると、通信網1は端末T1から指定された相手先番号
(特定番号)および端末T1の接続元番号(ここではT
1とする)とともに接続先端末を接続線100を介して
接続先特定ノード2に問い合わせる。接続先特定ノード
2では、接続線100を介して入力された相手先番号を
用いて、カスタマコンピュータ選択手段21を用いて相
手先番号(特定番号)に対応するカスタマコンピュータ
を選択する。ここでは、カスタマコンピュータ3を選択
したものとする。カスタマコンピュータ選択手段21
は、端末T1の接続元番号(T1)とともにカスタマコ
ンピュータ3に対する問い合わせ指示をカスタマコンピ
ュータとの通信手段22に対して行う。カスタマコンピ
ュータとの通信手段22は、接続線200を介して端末
T1の接続元番号(T1)とともにカスタマコンピュー
タ3に対する接続先端末の問い合わせ指示をカスタマコ
ンピュータ3に行う。
【0010】カスタマコンピュータ3の通信手段30
は、接続線200を介して端末T1の接続元番号(T
1)と接続先端末の問い合わせ指示とを受け取り、接続
先端末選択手段31に接続元番号(T1)とともに接続
先端末の問い合わせ指示を行う。接続先端末選択手段3
1は、接続元端末情報格納部32に対して接続元番号
(T1)に関する端末情報の検索を指示する。接続元端
末情報格納部32は、図3に示す情報をT1で検索す
る。この例では、発信者氏名として『〇〇〇〇』、発信
住所として『北海道〇×市庁』、担当者として『A』
を、接続先端末選択手段31に返却する。接続先端末選
択手段31は、接続元端末情報格納部32から返却され
た接続元番号(T1)に関する端末情報に基づき、接続
先端末情報格納部33に対して接続先端末情報の検索を
指示する。以下では、接続元端末情報格納部32から返
却された担当者に対応する情報を用いて、接続先端末情
報格納部33の情報を検索する場合について説明する。
接続先端末選択手段31は、担当者『A』の端末情報の
検索を指示することにより、接続先端末情報格納部33
は図4に示す情報を検索する。ここでは、接続先端末と
して『T1−5』、空き/使用中/不在/として『空
き』、住所として『東京都□○市』、担当者として
『A』を、接続先端末選択手段31に返却する。接続先
端末選択手段31は、接続先端末情報格納部33から返
却された接続先端末情報に基づき、接続先端末を決定す
る。
【0011】以下、接続先端末選択手段31における接
続先端末の決定方法の一例を説明する。 (例1)接続先端末選択手段31は、接続先端末情報格
納部33から返却された空き/使用中/不在に対する情
報が『空き』の場合、接続先端末を接続先端末情報格納
部33から返却された『T1−n』と決定する。一方、
接続先端末情報格納部33から返却された空き/使用中
/不在に対応する情報が『使用中』または『不在』の場
合、接続先端末を予め定められた特定の端末(例えば、
担当者が話し中または不在である旨をトーキーで応答す
る端末)に決定する。 (例2)接続先端末選択手段31は、接続先端末情報格
納部33から返却された空き/使用中/不在に対応する
情報が『空き』の場合、接続先端末を接続先端末情報格
納部33から返却された『T1−n』に決定する。一
方、接続先端末情報格納部33から返却された空き/使
用中/不在に対応する情報が『使用中』または『不在』
の場合、接続先端末情報格納部33に空き/使用中/不
在に対応する情報が『空き』の接続先端末の検索を指示
する。接続先端末情報格納部33は、図4に示す情報を
検索することにより、空き/使用中/不在に対応する情
報が『空き』である情報を検索して、その結果を接続先
端末選択手段31に返却する。接続先端末選択手段31
は、接続先端末情報格納部33から返却された検索結果
に基づいて、空きの接続先端末を選択する。接続先端末
選択手段31で選択された接続先端末(T1−n)は、
通信手段30および接続線200を介して接続先特定ノ
ード2に通知される。
【0012】次に、カスタマコンピュータ3における処
理において、接続先端末情報格納部33に接続元端末T
1の情報が格納されていない場合の例について説明す
る。接続元端末T1が格納されていない場合における接
続先端末選択手段31の選択方法は、以下のうちの1つ
により行われる。 (例a)任意の(空き)端末への接続を選択する。 (例b)特定の端末への接続を選択する。 (例c)予め定められた別のカスタマコンピュータを指
定する。 この場合、上記(例a)および(例b)については、カ
スタマコンピュータ3が接続先特定ノード2に対して接
続先端末を通知することでは、前述の(例1)(例2)
と同一であるが、(例c)の場合にはカスタマコンピュ
ータ3は通信手段30および接続線200を介して接続
先特定ノード2に対して別のカスタマコンピュータを通
知することになる。
【0013】いま、接続先特定ノード2のカスタマコン
ピュータ選択手段21に対しては、接続線200および
カスタマコンピュータとの通信手段22を介して接続先
端末(T1−n)またはカスタマコンピュータ(ここで
は、カスタマコンピュータ4)が通知されたものとす
る。カスタマコンピュータ選択手段21は、接続先端末
(T1−n)が通知された場合には、通信網との通信手
段20および接続線100を介して通信網1に接続先端
末(T1−n)を通知する。他方、カスタマコンピュー
タ選択手段21は、カスタマコンピュータ4が通知され
た場合には、前記カスタマコンピュータ3に対する手順
と同じように端末T1の接続元番号(T1)とともにカ
スタマコンピュータ4に対する問い合わせ指示を、カス
タマコンピュータとの通信手段22に対して行う。通信
網1は、接続元端末T1と接続線100を介して通知さ
れた接続先端末(例えば、T1−n)とを、接続元端末
が直接接続先端末T1−nを指定した場合と同じような
方法により接続する。
【0014】このように、本発明を実施することによ
り、通信網1から接続先特定ノード2に対して接続元端
末番号(T1)とともに接続先端末の問い合わせを行う
と、接続先特定ノード2は1回以上の問い合わせをカス
タマコンピュータ3,4,5に対して行い、カスタマコ
ンピュータ3,4,5に格納されている接続元端末の情
報に基づいた接続先端末の選択を通信網1に指示するこ
とができる。接続元端末番号により接続先端末を選択し
たいカスタマは、既設のコンピュータまたは新規に購入
したコンピュータに接続先特定ノード2のカスタマコン
ピュータとの通信手段22と通信するための『通信手段
および接続線』を付加し(図3に情報を追加する)、接
続先特定ノード2のカスタマコンピュータ選択手段21
に『特定番号とカスタマコンピュータとを対応付けて登
録』する(図2参照)。これによって、カスタマは接続
先特定ノード2に登録されている内容を逐次変更せず
に、自らが管理するカスタマコンピュータ3,4,5の
接続先端末選択手段31,41,51および接続元端末
情報格納部32,42,52に格納する接続元端末の情
報を変更することにより、接続先端末の選択方法を接続
先端末の情報に基づいて変更することが可能になる。ま
た、カスタマコンピュータ3,4,5のデータ格納容量
や処理能力を増加させることにより、接続元端末情報を
増加させることが可能になるとともに、より複雑で高度
な接続先端末の選択手段を自由に使用することが可能と
なる。なお、本実施例では、接続元端末と接続先端末と
を完全に区別して記述しているが、接続先端末の1つが
接続元端末になることもあるのは勿論である。
【0015】図5は、本発明の他の実施例を示すカスタ
マコンピュータと接続先特定ノードの構成図であり、図
6は、図5における接続先端末情報格納部に格納される
情報の一例を示す図である。本実施例は、カスタマコン
ピュータに表示端末との通信手段を設けた点で図1の実
施例と異なっている。また、カスタマコンピュータの接
続先端末情報部には、図6に示す情報が格納されてい
る。図5では、通信網1に端末T1,・・・Tmおよび
カスタマ端末T2−1,・・・T2−pが接続されてい
るとともに、カスタマ端末T−1,・・・T1−nには
表示端末D1−3,・・・D1−xが付加されている。
そして、カスタマコンピュータ3,4,5には、これら
の表示端末D1−3・・・D1−xと相互通信を行う通
信手段34,44,54が設けられる。カスタマコンピ
ュータ3の接続先端末選択手段31は、選択した接続先
端末(T1−n)を通信手段30および接続線200を
介して接続先指定ノード2に通知するとともに、表示端
末との通信手段34を介して接続先端末情報格納部33
から返却された情報に基づいて選択した表示端末(D1
−x)に、接続元端末情報格納部32から返却された接
続元番号(T1)に関する端末情報の一部または全部を
送信する。表示端末との通信手段34を介して接続元番
号に関する端末情報の送信を受けた表示端末(D1−
x)は、送信された情報を画面に表示する。これによ
り、カスタマコンピュータに格納された接続元端末の情
報を、接続先端末に予め対応付けられた表示端末に表示
することができる。
【0016】なお、接続元端末番号により接続先端末に
予め対応付けられた表示端末、例えば接続先端末に隣接
して設置されている表示端末に接続元端末の情報を表示
させたい場合、カスタマは、既設コンピュータまたは新
規に購入したコンピュータの図1に示す各手段に加え
て、カスタマが保有している表示端末との通信手段3
4,44,54を付加して、接続先特定ノード2の接続
先端末情報格納部に『接続先端末と表示端末とを対応付
けて登録』する。これによって、接続先端末に対応付け
られた表示端末に、接続元端末の情報を表示して、変更
することも可能となる。 また、表示端末への接続元端
末の情報を転送する場合には、接続先特定ノード2での
処理および通信網1での接続処理と並行して行われるた
め、接続先端末への着信から表示端末での接続元端末の
情報を表示完了するまでの時間を短縮することができ、
さらに接続先端末への着信より前に表示端末での接続元
端末の情報の表示を完了することができる。なお、本実
施例では、接続先端末と表示端末とを分離して記述して
いるが、接続先端末と表示端末とが一体的に構成される
場合もある。
【0017】このように、本発明においては、接続先端
末を有するカスタマが管理するコンピュータ内に接続元
端末番号等で検索される接続元端末の情報を格納し、接
続先特定ノードから接続元端末番号とともにカスタマコ
ンピュータに対して1回以上の問い合わせを行い、カス
タマコンピュータは接続元端末番号で検索した接続元端
末の情報および接続先端末の状態に応じて接続先端末を
選択することができる。また、接続元端末の情報の数や
種類、接続先端末の選択方法を変更する場合に、接続先
特定ノードに登録してある情報を変更するときには、カ
スタマコンピュータの処理能力やメモリ容量の範囲内で
行うことが可能となる。さらに、カスタマコンピュータ
により選択された接続先端末に対応付けた表示装置(通
常、隣接する表示端末)に対し、カスタマコンピュータ
から接続元端末の情報の表示を、接続指示に並行して指
示することにより、接続先端末への着信から表示端末へ
の情報の表示までの待ち時間を短縮することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カスタマに接続元端末毎の情報を登録して、これらの情
報を用いて接続先の選択を行うことができるとともに、
接続元端末の情報の数や種類、接続先端末の選択方法を
変更する場合にも、接続先特定ノードに登録されている
情報を変更せずに行うことができ、また接続先端末への
着信から表示装置への情報の表示までの待ち時間を短縮
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す接続先特定ノードとカ
スタマコンピュータの構成図である。
【図2】図1における接続先特定ノード内に登録された
相手先番号およびカスタマコンピュータとの関係を示す
図である。
【図3】図1におけるカスタマコンピュータ内の接続元
端末情報格納部に格納されたテーブルの図である。
【図4】図1におけるカスタマコンピュータ内の接続先
端末情報格納部に格納されたテーブルの図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す接続先特定ノードと
カスタマコンピュータの構成図である。
【図6】図5におけるカスタマコンピュータ内の接続先
端末情報格納部に格納されたテーブルの図である。
【符号の説明】
1…通信網、2…接続先特定ノード、3,4,5…カス
タマコンピュータ、20…通信網との通信手段、21…
カスタマコンピュータ選択手段、22…カスタマコンピ
ュータとの通信手段、30,40,50…接続先特定ノ
ードとの通信手段、31,41,51…接続先端末選択
手段、32,42,52…接続元端末情報格納部、3
3,43,53…接続先端末情報格納部、34,44,
54…カスタマ端末との通信手段、100,200,3
00…接続線、T1・・・Tm…端末、T1−1・・T
1−n,T2−1・・T2−p…カスタマ端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋葉 淳哉 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−206236(JP,A) 特開 昭53−99707(JP,A) 特開 昭55−138958(JP,A) 特開 昭58−14647(JP,A) 特開 平4−360448(JP,A) 特開 平6−205104(JP,A) 特開 平6−268645(JP,A) 特表 平9−501549(JP,A) 特表 平10−506766(JP,A) 欧州特許出願公開559979(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/42 H04L 12/00 - 12/66

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末に接続された通信網と、該通
    信網に接続された接続先特定ノードと、該接続先特定ノ
    ードに接続された複数のカスタマコンピュータとで構成
    されるネットワークシステムの接続先制御方法におい
    て、 前記通信網に接続された全ての端末は個別の端末識別番
    号を有し、 該通信網に接続された任意の端末から予め定められた接
    続先番号で接続先を指定した場合には、該通信網から接
    続先特定ノードに対して接続元の端末識別番号とともに
    接続先番号を通知し、 前記接続先特定ノードは、接続先番号から予め定められ
    た手順により1台のカスタマコンピュータを選択し、選
    択したカスタマコンピュータに対して接続元の端末識別
    番号を通知し、 通知を受けたカスタマコンピュータは各自が管理する
    信者氏名、住所、担当者を含む接続元情報と空塞情報と
    住所と担当者を含む接続先端末情報とからなるカスタマ
    情報を検索して他のカスタマコンピュータまたは接続す
    る相手先の端末を決定し、該接続先端末識別番号を前記
    接続先特定ノードに返却し、 該接続先特定ノードは、他のカスタマコンピュータが返
    却された場合には接続先端末識別番号が返却されるま
    で、返却されたカスタマコンピュータに問い合わせを繰
    り返し、接続先端末識別番号が返却された場合には返却
    された端末への接続を前記通信網に指示することを特徴
    とするカスタマ情報との連携による接続先制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカスタマ情報との連携
    による接続先制御方法において、 前記カスタマコンピュータは、選択した接続先端末識別
    番号を前記接続先特定ノードに返却するとともに、予め
    接続先端末に対応付けられた表示端末に発信者氏名、住
    所、担当者を含む接続元端末に関する情報を直接転送
    し、該情報を表示することを特徴とするカスタマ情報と
    の連携による接続先制御方法。
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