JP3239020U

JP3239020U - ダンピングアセンブリ

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Publication number: JP3239020U
Application number: JP2022600014U
Authority: JP
Inventors: ワチャン、マン
Original assignee: エックスダイナミクスリミテッド
Priority date: 2019-12-19
Filing date: 2019-12-19
Publication date: 2022-09-07
Anticipated expiration: 2029-12-19
Also published as: WO2021120119A1; EP4077965A4; US20220333665A1; CN217301410U; EP4077965A1

Abstract

本考案は、無人ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリに関する。ダンピングアセンブリは、無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するよう構成された位置決め構造体と、位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムであって、少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であり、これにより、支持された１または複数のコンポーネントへの振動の伝達を低減する、ダンピングシステムとを備え、位置決め構造体に作用する力に応答して、第１ダンピングユニットは、変形軸に沿って圧縮され、同時に、第２ダンピングユニットは、変形軸に沿って伸展される。

Description

本考案は、無人ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリに関し、特に、マルチコプタまたはドローンといった無人航空ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリに関するが、これに限定されるものではない。

無人ビークルの分野では、特に、しばしばドローンと呼ばれるマルチコプタといった無人航空ビークル（ＵＡＶ）の技術において、急速な発展が生じている。従来型ＵＡＶは、１または複数の電子コントローラおよび／またはセンサを有する飛行制御用の集積回路によって制御される１または複数のプロペラを備え得る。多くの場合、ＵＡＶは、マウントまたはジンバル機構を介して、ＵＡＶの本体に接続され得るか、またはそこで支持され得る、画像および／またはビデオを捕捉するためのカメラおよび／またはビデオカメラも備えている。これらのコンポーネントは、しばしば壊れやすく、かつ、ＵＡＶのモータおよび／またはプロペラの動作のほか、風ならびに着陸および／または異物との衝突からのショックによるＵＡＶのバフェッティングといった外部要因によって引き起こされ得る、ショックおよび／または振動に対する感応性が高い。従って、ＵＡＶの操作中、ショックアブソーバおよび／または振動ダンパの使用により、飛行の安定性を改善することが望ましい。
［考案の目的］

本考案の目的の１つは、マルチコプタといった無人航空ビークルにおいて使用するための新たなダンピングアセンブリを提供することである。

本考案の別の目的は、無人航空ビークル用の公知のダンピング装置に関連付けられる１または複数の問題をある程度まで軽減もしくは解消すること、または少なくとも有用な代替手段を提供することである。

上記の目的は、独立請求項の特徴の組み合わせによって満たされ、サブクレームは、本考案の更なる有利な実施形態を開示する。

当業者であれば、以下の説明から本考案の他の目的を導き出せよう。従って、目的についての前出の記述は、包括的ではなく、本考案の多数の目的のうちのいくつかを例示する役割を果たすに過ぎない。

第１の主態様において、本考案は、無人ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリを提供する。ダンピングアセンブリは、無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するよう構成された位置決め構造体と、位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムであって、少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であり、これにより、支持されたコンポーネントへの振動の伝達を低減する、ダンピングシステムとを備え、位置決め構造体に作用する力に応答して、第１ダンピングユニットは、変形軸に沿って圧縮され、同時に、第２ダンピングユニットは、変形軸に沿って伸展される。

第２の主態様において、本考案は、第１の主態様によるダンピングアセンブリを製造する方法を提供する。この方法は、無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するための位置決め構造体を設ける段階と、位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムを設ける段階であって、少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であることにより、１または複数の支持されたコンポーネントへの振動の伝達を低減する段階とを備え、位置決め構造体に作用する力に応答して、第１ダンピングユニットは、変形軸に沿って圧縮され、同時に、第２ダンピングユニットは、変形軸に沿って伸展される。

第３の主態様において、本考案は、第１の主態様によるダンピングアセンブリを備える無人ビークルを提供する。

本考案の概要は、本考案を定義するために不可欠な全ての特徴を必ずしも開示するとは限らない。本考案は、開示されている特徴の部分的組み合わせにおいて成立し得る。

本考案の前出の特徴および更なる特徴は、添付図面との関連で単なる例として提供される、好ましい実施形態の以下の説明から明らかになるであろう。

本考案の一実施形態に係るダンピングアセンブリを示す斜視図である。

図１のダンピングアセンブリを示す上面図である。

図１のダンピングアセンブリを示す側面図である。

図１のダンピングアセンブリを示す分解斜視図である。

図１のダンピングアセンブリを示す分解側面図である。

以下の説明は、単なる例としての好ましい実施形態に関するものであり、本考案を実行に移すために必要な特徴の組み合わせを限定するものではない。

本明細書における「一実施形態」または「ある実施形態」への言及は、その実施形態に関連して記述される特定の特徴、構造、または特性が、本考案の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所における「一実施形態において」という言い回しの記載は、必ずしも全てが同一の実施形態を参照するものとは限らず、他の実施形態を相互に除外する別個または代替の実施形態であるとも限らない。更に、いくつかの実施形態によって呈示され得るが、他の実施形態によっては呈示されない、様々な特徴が記述される。同様に、いくつかの実施形態の要件であり得るが、他の実施形態の要件ではない、様々な要件が記述される。

図１～５を参照すると、本考案のある実施形態に係るダンピングアセンブリ１０が示されている。ダンピングアセンブリ１０は、無人ビークルの１または複数の振動感応性コンポーネントに対する、振動を吸収する、または振動の伝達を低減するために、マルチコプタまたはドローンであり得る無人航空ビークル（ＵＡＶ）といった無人ビークルにおいて使用されるように配置され得る。好ましくは、マルチコプタは、遠隔操縦飛行および／または自律飛行のために構成されたドローンの形態で提供される。図に示される実施形態において、ダンピングアセンブリ１０は、ＵＡＶの動作を制御するためのマイクロチップ２といった、１または複数の電子コンポーネントを含み得る、１または複数の振動感応性コンポーネントを支持するよう構成された位置決め構造体２０を備える。マイクロチップ２は、１または複数のセンサチップであることができる、および／または、例えば磁界方向制御（ＦＯＣ）コントローラチップといった、飛行および／またはモータ動作を制御するための１または複数の集積回路を含むことができる。振動感応性コンポーネントは、好ましくは、ジンバルの動き、ひいては飛行中に調整可能な角度で画像および／またはビデオを捕捉するためのマウントされたカメラおよび／またはビデオカメラの動きを駆動および制御するためのモータユニット４の下側で、ジンバル構造（図示せず）と電気的に接続可能である、図に示されるモータユニット４といった、１または複数のモータを更に含み得る。一実施形態において、マイクロチップ２は、位置決め構造体２０の上側で支持され得、好ましくは、位置決め構造体２０の中央位置決めリング２５上に固定接続され得、モータユニット４は、位置決め構造体２０の下側で、好ましくは、位置決め構造体２０の中央位置決めリング２５の下で固定接続され得る。

ダンピングアセンブリ１０は、振動の吸収および／または振動の伝達の低減をもたらすためのダンピングシステム３０を更に備え得る。特に、ダンピングシステム３０は、外力が働くと変形軸に沿って変形可能である。一実施形態において、ダンピングシステム３０は、位置決め構造体２０に配置された、少なくとも１つの第１ダンピングユニット３２と、少なくとも１つの第２ダンピングユニット３４とを有し得る。例えば、図に示される実施形態において、ダンピングシステム３０は、３つの第１ダンピングユニット３２および３つの第２ダンピングユニット３４のように、複数の第１ダンピングユニット３２および複数の第２ダンピングユニット３４を有する。ダンピングユニット３２、３４の各々は、それぞれの端部に、上側部分３２ａ、３４ａ、および下側部分３４ａ、３４ｂを有する、ダンピングボールの形態で設けられ得る。好ましくは、３つの第１ダンピングユニット３２と、３つの第２ダンピングユニット３４とは、交互配置で配置される。より好ましくは、交互になった６つの第１および第２ダンピングユニット３２、３４は、ダンピングアセンブリ１０の中心軸Ａ－Ａを取り囲むよう、実質的に環状の配置で位置決めされる。

第１ダンピングユニット３２および第２ダンピングユニット３４は、外力が働くと、ダンピングユニット３２および３４が、ダンピングシステム３０の変形軸に沿って変形可能であり、これにより、そうでなければＵＡＶの接続された振動感応性コンポーネントの動作に干渉し得る振動を吸収する、またはその伝達を低減するように、１または複数の弾力性材料で形成されていることが好ましい。一実施形態において、ダンピングシステム３０の変形軸は、ダンピングアセンブリの中心軸Ａ－Ａに平行であり得る。例えば、第１ダンピングユニット３２および第２ダンピングユニット３４は、位置決め構造体２０に搭載された振動感応性コンポーネント２および／または４の重量に起因する下向きの力が位置決め構造体２０に働くときのように、外力が位置決め構造体２０に加えられると、同じ力に応答して異なるかたちで変形するよう適合されている。すなわち、第１ダンピングユニット３２は、変形軸に沿って圧縮されるよう適合されており、同時に、第２ダンピングユニット３４は、変形軸に沿って伸展または伸長するよう配置されている。

一実施形態において、第１および第２ダンピングユニット３２、３４は、好ましくは、シリコーンおよび／またはゴムといった、１または複数の可撓性ポリマーおよび／または弾性ポリマーのような、１または複数の弾力性材料で形成されている。ダンピングユニット３２、３４は、全体的な弾力性の向上または調整のために圧縮空気または液体で充填された中空部を更に含み得る。別の実施形態において、ダンピングユニット３２、３４は、例えばスプリングまたはワイヤロープといった金属の弾力性部材で構成されるか、またはそれを含んでいてもよい。更なる一実施形態において、第１および第２ダンピングユニット３２、３４は、弾力性または密度などといった、それぞれの物理的特性が異なる材料で形成されていてもよい。関連技術分野の当業者は、ダンピングユニットが、記述または例示される特定の構成に限定されないことを理解するはずである。むしろ、ダンピングユニットは、変更が本考案の考案の概念から逸脱しない限り、任意の数、サイズ、および形状、位置的配置で設けることができ、および／または、任意の構成の任意の材料で形成されていてよい。

好ましくは、位置決め構造体２０は、対応する少なくとも１つの第１ダンピングユニット３２および少なくとも１つの第２ダンピングユニット３４を、位置決め構造体２０で接続するための、少なくとも１つの第１位置決め手段２２および少なくとも１つの第２位置決め手段２４を有するよう構成されている。特に、位置決め構造体２０は、第１ダンピングユニット３２の各々を、それぞれの上側部分３２ａで接続し、第２ダンピングユニット３４の各々を、それぞれの下側部分３４ｂで接続する。より好ましくは、第１ダンピングユニット３２は、位置決め構造体２０の第１位置決め手段２２の作用下で、位置決め構造体２０に対して下向きに作用する力に応答して、第１ダンピングユニットの上側部分３２ａから圧縮されるよう配置され、第２ダンピングユニット３４は、位置決め構造体２０の第２位置決め手段２４の作用下で、位置決め構造体２０に対して下向きに作用する力に応答して、第２ダンピングユニットの下側部分３４ｂで伸長されるよう配置される。しかし、例えば、第１ダンピングユニット３２が、第１位置決め手段２２の作用下で、位置決め構造体２０に対して作用する上向きの牽引力に応答して、第１ダンピングユニットの上側部分３２ａで伸長および伸展されてもよく、第２ダンピングユニット３４が、第２位置決め手段２４の作用下で、同じ上向きの牽引力に応答して、第２ダンピングユニットの下側部分３４ｂから圧縮可能であることは明らかであろう。

一実施形態において、第１および第２位置決め手段２２、２４の各々は、対応する第１ダンピングユニット３２の上側部分３２ａおよび第２ダンピングユニット３４の下側部分３４ｂをそれぞれ係合するためのリング部材を含み得る。より好ましくは、第１および第２位置決め手段２２、２４のそれぞれのリング部材は、対応する第１ダンピングユニット３２の上側部分３２ａおよび第２ダンピングユニット３４の下側部分３４ｂの周辺エッジを受けることができるように係合し、これにより、ダンピングユニット３２、３４を位置決め構造体２０で確実に接続するよう配置される。

好ましくは、ダンピングアセンブリ１０は、第１および第２ダンピングユニット３２、３４の支持を行うための支持構造体４０、ならびにアセンブリ１０の位置決め部材２０を更に備え得る。一実施形態において、支持構造体４０は、好ましくは、位置決め構造体２０の下方に位置決めされ、位置決め構造体２０と接続される。位置決め構造体２０と同様に、支持構造体４０は、少なくとも１つの第１ダンピングユニット３２の下側部分３２ｂを支持するための、少なくとも１つの第１支持手段４２と、少なくとも１つの第２ダンピングユニット３４の上側部分３４ａを支持するための、少なくとも１つの第２支持手段４４とを有し得る。同様に、第１および第２支持手段４２、４４の各々は、対応する第１ダンピングユニット３２の下側部分３２ｂおよび第２ダンピングユニット３４の上側部分３４ａをそれぞれ係合するためのリング部材を含み得る。より好ましくは、第１および第２支持手段４２、４４のそれぞれのリング部材は、対応する第１ダンピングユニット３２の下側部分３２ｂおよび第２ダンピングユニット３４の上側部分３４ａの周辺エッジを受けることができるように係合し、これにより、ダンピングユニット３２、３４を位置決め構造体２０と支持構造体４０との間で接続し支持するよう配置される。図に示される実施形態において、支持構造体４０は、３つの第１支持手段４２および３つの第２支持手段４４を有する。

好ましくは、３つの第１支持手段４２は、３つの第１位置決め手段２２と軸方向に整列するよう配置され、３つの第２支持手段４４は、３つの第２位置決め手段２４と軸方向に整列するよう配置され、これにより、３つの第１ダンピングユニット３２および３つの第２ダンピングユニット３４のそれぞれを、位置決め構造体２０と支持構造体４０との間に位置決めすることが可能になる。好ましい一実施形態において、位置決め構造体２０の３つの第１位置決め手段２２および３つの第２位置決め手段２４は、互いとの交互配置で構成され、支持構造体４０の３つの第１支持手段４２および３つの第２支持手段４４は、互いとの交互配置で構成され、そのため、３つの第１ダンピングユニット３２および３つの第２ダンピングユニット３４を、上述のように、位置決め構造体２０と支持構造体４０との間に交互配置で位置決めすることが可能になる。更なる一実施形態において、第２支持手段４４のうちの１または複数は、各々、図に示されるように、対応する第２位置決め手段２４の上方をまたいで伸展し、これにより、位置決め構造体２０を支持構造体４０と噛み合わせるよう配置された架橋手段４６を含むか、またはこれを備えて構成されることが好ましい。

好ましい一実施形態において、位置決め構造体２０の３つの第１位置決め手段２２および３つの第２位置決め手段２４、ならびに支持構造体４０の３つの第１支持手段４２および３つの第２支持手段４４は、図に示されるように、モータユニット４のような１または複数の振動感応性コンポーネントを収容するための中央空間５０を取り囲むよう協調的に配置されている。先述のように、マイクロチップ２といった他のコンポーネントが、位置決め構造体２０において、かつ中央空間５０の上方で支持されてもよい。特に、図に示されるように、３つの第１位置決め手段２２および３つの第２位置決め手段２４は、中央位置決めリング２５から伸展して、これを取り囲むよう配置されてもよく、３つの第１支持手段４２および３つの第２支持手段４４は、中央位置決めリング２５の下方に位置決めされた中央支持リング４５から伸展して、これを取り囲むよう配置されてもよい。

一実施形態において、第１ダンピングユニット３２および第２ダンピングユニット３４は、位置決め構造体２０および支持構造体４０において解除可能にマウントされ、すなわち、３つの第１ダンピングユニット３２は、第１位置決め手段２２および第１支持手段４２において解除可能に係合され、３つの第２ダンピングユニット３４は、第２位置決め手段２４および第２支持手段４４において解除可能に係合される。これにより、例えば、ダンピングユニット３２、３４が疲弊もしくは損傷した際、またはＵＡＶに搭載しようとする異なるコンポーネントの重量に適応するために異なる弾力性をもつダンピングシステム３０が要求される場合に、それらの交換が可能になる。

本考案は、上述のように、ダンピングアセンブリ１０を製造する方法にも関する。この方法の段階は、無人ビークルの振動感応性コンポーネント２、４を支持するための位置決め構造体２０を設ける段階と、第１ダンピングユニット３２および第２ダンピングユニット３４を位置決め構造体２０に配置する段階とを含み得る。第１ダンピングユニット３２および第２ダンピングユニット３４は、位置決め構造体２０に作用する力に応答して、第１ダンピングユニット３２または第２ダンピングユニット３４のうちの一方が圧縮され得、第１ダンピングユニット３２または第２ダンピングユニット３４のうちの他方が、振動の吸収または振動の伝達の低減のために伸展または伸長され得るように、変形可能である。好ましくは、位置決め構造体２０は、それぞれの第１ダンピングユニット３２の上側部分３２ａを係合するための、少なくとも１つの第１位置決め手段２２と、それぞれの第２ダンピングユニット３４の下側部分３４ｂを係合するための、少なくとも１つの第２位置決め手段２４とを有し得る。位置決め構造体２０に作用する力に応答して、第１ダンピングユニット３２は、少なくとも１つの第１位置決め手段２２によって、それぞれの上側部分３２ａから圧縮可能であり、第２ダンピングユニット３４は、少なくとも１つの第２位置決め手段２４によって、それぞれの下側部分３４ｂで伸展可能または伸長可能である。この方法は、ダンピングユニット３２、３４を支持するために、それぞれの第１ダンピングユニット３２の下側部分３２ｂを支持するための、少なくとも１つの第１支持手段４２と、それぞれの第２ダンピングユニット３４の上側部分３４ｂを支持するための、少なくとも１つの第２支持手段４４とを有する、支持構造体４０を設ける段階を更に備え得る。

本考案は、上述のように、ダンピングアセンブリ１０を備える無人ビークルにも関する。無人ビークルは、マルチコプタとすることができ、好ましくは、マルチコプタは、遠隔操縦飛行および／または自律飛行のために構成されたドローンの形態で提供される。

本考案は、飛行中の無人航空ビークルにおいて、ビークルに搭載された１または複数の振動感応性コンポーネントにかかる振動を実質的に吸収する、および／または振動の伝達を低減もしくは防止するよう適合された、ダンピングアセンブリを提供するという点で有利である。特に、本考案は、加えられる外力に応答して変形するよう適合された、ダンパボールの形態で提供され得る、２つまたは２セットのダンピングユニットを有するダンピングシステムを提供する。例えば、ダンピングシステムは、システムに作用する下向きの力といった１つの外力に応答して圧縮または伸長するよう各々が適合された、第１および第２ダンピングユニットを有する。圧縮および伸長（または引張）を組み合わせた作用下でダンピングをもたらすダンピングシステムの能力は、加えられる力の方向に従って圧縮または引張作用のいずれか１つがダンピングのために提供されることが一般的である先行技術と比較して、よりバランスがとれ、したがって効果的なダンピングを可能にする。本考案は、振動の吸収が著しく改善しており、したがって、マイクロチップおよび／または接続されたカメラのジンバルといった搭載コンポーネントへの干渉を低減することが見出された。その結果、より安定に飛行が制御されるばかりでなく、ＵＡＶに接続されたカメラまたはビデオカメラによって捕捉される画像および／またはビデオの質が改善する。よりバランスのとれたダンピング作用は、ダンピングユニットにおける材料の疲労を低減し、したがってダンピングアセンブリの全体的寿命を延ばすことにも役立つ。

本明細書は、本考案の原理を例示する。したがって、当業者であれば、本明細書に明示的に記述されても示されてもいないが、本考案の原理を具現化し、その主旨および範囲に含まれる様々な配置を考案できることが理解されよう。

更に、本考案の原理、態様、および実施形態、ならびにその特定の例を記載する、本明細書における全ての記述は、その構造的等価物と機能的等価物との両方を包含するよう意図される。加えて、そのような等価物は、現在知られている等価物ばかりでなく、将来開発される等価物、すなわち、構造に関わらず同じ機能を果たす、開発される任意の要素をも含むことが意図される。

本考案を図面および前出の説明において詳細に例示し、説明したが、これは、性質を制限するものではなく例示するものと考えられるべきであり、例示的な実施形態のみを示して説明したこと、そしてこれらは、いかなるかたちでも本考案の範囲を限定しないことが理解されるものとする。本明細書で記述した特徴のいずれも、任意の実施形態で使用してよいことが理解され得る。例示的な実施形態は、互いを除外するものでも、本明細書に記載されない他の実施形態を除外するものでもない。したがって、本考案は、上述の例示的な実施形態のうちの１または複数の組み合わせを含む実施形態も提供する。本明細書に記載されるような本考案の修正および変更を、その主旨および範囲から逸脱することなく行うことができ、従って、添付の特許請求の範囲によって示されるような制限のみが課されるべきである。

本出願の特許請求の範囲において、特定の機能を果たすための手段と表現される要素はいずれも、その機能を果たす任意のやり方を包含するよう意図される。そのような特許請求の範囲によって定義される本考案は、記載した様々な手段によって提供される機能性が、特許請求の範囲において必要とされるかたちで組み合わせられて一緒になるという事実において成立する。したがって、これらの機能性を提供し得る任意の手段が、本明細書で示されるものと等価であるとみなされる。

以下の特許請求の範囲および本考案の前述の説明において、明確な文言または必然的な含意に起因して文脈上別異に解されることが要求されない限り、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」という用語または「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」もしくは「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」といった変化形は、包括的な意味で使用され、すなわち、述べられた特徴の存在を規定するが、本考案の様々な実施形態における更なる特徴の存在または追加を除外するものではない。

何らかの先行技術が本明細書で参照される場合、その先行技術は、この先行技術が当技術分野における技術常識の一部をなすことの承認にはならないと理解されるべきである。
［他の考えられる項目］
（項目１）
無人ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリであって、
前記無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するよう構成された位置決め構造体と、
前記位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムであって、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であり、これにより、前記支持されたコンポーネントへの振動の伝達を低減する、ダンピングシステムと
を備え、
前記位置決め構造体に作用する力に応答して、前記第１ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って圧縮され、同時に、前記第２ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って伸展される、
ダンピングアセンブリ。
（項目２）
前記位置決め構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの上側部分において、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットに接続されており、かつ、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの下側部分において、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットに接続されている、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目３）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、前記位置決め構造体に作用する前記力に応答して、前記位置決め構造体によって前記上側部分から圧縮され、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記位置決め構造体に作用する前記力に応答して、前記位置決め構造体によって前記下側部分で伸長される、項目２に記載のダンピングアセンブリ。
（項目４）
前記位置決め構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットを、前記位置決め構造体でそれぞれ接続するための、少なくとも１つの第１位置決め手段および少なくとも１つの第２位置決め手段を有する、項目３に記載のダンピングアセンブリ。
（項目５）
前記少なくとも１つの第１位置決め手段および前記少なくとも１つの第２位置決め手段は、各々、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの前記上側部分および前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの前記下側部分をそれぞれ係合するためのリング部材を含む、項目４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目６）
前記位置決め構造体で接続された前記ダンピングシステムの前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットを支持するための支持構造体を更に備える、項目４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目７）
前記支持構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの下側部分を支持するための、少なくとも１つの第１支持手段と、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの上側部分を支持するための、少なくとも１つの第２支持手段とを有する、項目６に記載のダンピングアセンブリ。
（項目８）
前記少なくとも１つの第１支持手段および前記少なくとも１つの第２支持手段は、各々、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの前記下側部分および前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの前記上側部分をそれぞれ支持するためのリング部材を含む、項目７に記載のダンピングアセンブリ。
（項目９）
前記支持構造体の前記少なくとも１つの第２支持手段は、前記少なくとも１つの第２位置決め手段の上方をまたいで伸展して、前記位置決め構造体を前記支持構造体と噛み合わせるよう配置された架橋手段を含む、項目７に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１０）
前記支持構造体は、前記位置決め構造体の下方に位置決めされる、項目６に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１１）
前記少なくとも１つの第１支持手段は、前記少なくとも１つの第１位置決め手段と軸方向に整列し、前記少なくとも１つの第２支持手段は、前記少なくとも１つの第２位置決め手段と軸方向に整列し、これにより、前記それぞれ少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび第２ダンピングユニットは、前記位置決め構造体と前記支持構造体との間に位置決めされる、項目７に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１２）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、複数の第１ダンピングユニットを含み、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、複数の第２ダンピングユニットを含む、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１３）
前記ダンピングシステムの前記変形軸は、前記ダンピングアセンブリの中心軸に平行である、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１４）
前記位置決め構造体は、互いとの交互配置で構成された３つの第１位置決め手段および３つの第２位置決め手段を有し、前記支持構造体は、互いとの交互配置で構成された３つの第１支持手段および３つの第２支持手段を有する、項目７に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１５）
前記位置決め構造体および前記支持構造体は、それらの間に、３つの第１ダンピングユニットおよび３つの第２ダンピングユニットを交互配置で位置決めするよう配置されている、項目１４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１６）
前記位置決め構造体の前記３つの第１位置決め手段および前記３つの第２位置決め手段、ならびに前記支持構造体の前記３つの第１支持手段および前記３つの第２支持手段は、前記無人ビークルの前記１または複数のコンポーネントを収容するための中央空間を取り囲むよう協調的に配置されている、項目１４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１７）
前記位置決め手段は、中央位置決めリングを含み、前記３つの第１位置決め手段および前記３つの第２位置決め手段は、前記中央位置決めリングから伸展して、前記中央位置決めリングを取り囲むよう配置されている、項目１４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１８）
前記支持手段は、中央支持リングを含み、前記３つの第１支持手段および前記３つの第２支持手段は、前記中央支持リングから伸展して、前記中央支持リングを取り囲むよう配置されている、項目１４に記載のダンピングアセンブリ。
（項目１９）
前記中央空間は、前記位置決め構造体で接続された前記無人ビークルのモータを収容するよう配置されている、項目１６に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２０）
前記位置決め構造体は、前記中央空間の上方で前記無人ビークルの電子コンポーネントを支持するよう構成されている、項目１６に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２１）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、前記第１位置決め手段および前記第１支持手段において解除可能に係合され、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記第２位置決め手段および前記第２支持手段において解除可能に係合される、項目１１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２２）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットのうちの１または複数は、１または複数のポリマー材料および／または金属材料で形成されている、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２３）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットのうちの１または複数は、空気で充填されているか、または液体で充填されている、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２４）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、異なる物理的特性をもつ材料で形成されている、項目１に記載のダンピングアセンブリ。
（項目２５）
項目１に記載のダンピングアセンブリを製造する方法であって、
前記無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するための位置決め構造体を設ける段階と、
前記位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムを設ける段階であって、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であることにより、前記１または複数の支持されたコンポーネントへの振動の伝達を低減する段階と
を備え、
前記位置決め構造体に作用する力に応答して、前記第１ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って圧縮され、同時に、前記第２ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って伸展される、
方法。
（項目２６）
前記位置決め構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの上側部分を係合するための、少なくとも１つの第１位置決め手段と、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの下側部分を係合するための、少なくとも１つの第２位置決め手段とを有する、項目２５に記載の方法。
（項目２７）
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの下側部分を支持するための、少なくとも１つの第１支持手段と、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの上側部分を支持するための、少なくとも１つの第２支持手段とを有する、支持構造体を設ける段階を更に備える、項目２６に記載の方法。
（項目２８）
前記位置決め構造体に作用する前記力に応答して、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、前記少なくとも１つの第１位置決め手段によって前記上側部分から圧縮され、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記少なくとも１つの第２位置決め手段によって前記下側部分で伸長される、項目２６に記載の方法。
（項目２９）
項目１に記載のダンピングアセンブリを備える無人ビークル。

Claims

無人ビークルにおいて使用するためのダンピングアセンブリであって、
前記無人ビークルの１または複数のコンポーネントを支持するよう構成された位置決め構造体と、
前記位置決め構造体に配置された少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび少なくとも１つの第２ダンピングユニットを有するダンピングシステムであって、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記ダンピングシステムの変形軸に沿って変形可能であり、これにより、前記支持されたコンポーネントへの振動の伝達を低減する、ダンピングシステムと
を備え、
前記位置決め構造体に作用する力に応答して、前記第１ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って圧縮され、同時に、前記第２ダンピングユニットは、前記変形軸に沿って伸展される、
ダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの上側部分において、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットに接続されており、かつ、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの下側部分において、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットに接続されている、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、前記位置決め構造体に作用する前記力に応答して、前記位置決め構造体によって前記上側部分から圧縮され、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記位置決め構造体に作用する前記力に応答して、前記位置決め構造体によって前記下側部分で伸長される、請求項２に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットを、前記位置決め構造体でそれぞれ接続するための、少なくとも１つの第１位置決め手段および少なくとも１つの第２位置決め手段を有する、請求項３に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１位置決め手段および前記少なくとも１つの第２位置決め手段は、各々、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの前記上側部分および前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの前記下側部分をそれぞれ係合するためのリング部材を含む、請求項４に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体で接続された前記ダンピングシステムの前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットを支持するための支持構造体を更に備える、請求項４に記載のダンピングアセンブリ。
前記支持構造体は、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの下側部分を支持するための、少なくとも１つの第１支持手段と、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの上側部分を支持するための、少なくとも１つの第２支持手段とを有する、請求項６に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１支持手段および前記少なくとも１つの第２支持手段は、各々、前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットの前記下側部分および前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットの前記上側部分をそれぞれ支持するためのリング部材を含む、請求項７に記載のダンピングアセンブリ。
前記支持構造体の前記少なくとも１つの第２支持手段は、前記少なくとも１つの第２位置決め手段の上方をまたいで伸展して、前記位置決め構造体を前記支持構造体と噛み合わせるよう配置された架橋手段を含む、請求項７に記載のダンピングアセンブリ。
前記支持構造体は、前記位置決め構造体の下方に位置決めされる、請求項６に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１支持手段は、前記少なくとも１つの第１位置決め手段と軸方向に整列し、前記少なくとも１つの第２支持手段は、前記少なくとも１つの第２位置決め手段と軸方向に整列し、これにより、前記それぞれ少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび第２ダンピングユニットは、前記位置決め構造体と前記支持構造体との間に位置決めされる、請求項７に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、複数の第１ダンピングユニットを含み、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、複数の第２ダンピングユニットを含む、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
前記ダンピングシステムの前記変形軸は、前記ダンピングアセンブリの中心軸に平行である、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体は、互いとの交互配置で構成された３つの第１位置決め手段および３つの第２位置決め手段を有し、前記支持構造体は、互いとの交互配置で構成された３つの第１支持手段および３つの第２支持手段を有する、請求項７に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体および前記支持構造体は、それらの間に、３つの第１ダンピングユニットおよび３つの第２ダンピングユニットを交互配置で位置決めするよう配置されている、請求項１４に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体の前記３つの第１位置決め手段および前記３つの第２位置決め手段、ならびに前記支持構造体の前記３つの第１支持手段および前記３つの第２支持手段は、前記無人ビークルの前記１または複数のコンポーネントを収容するための中央空間を取り囲むよう協調的に配置されている、請求項１４に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め手段は、中央位置決めリングを含み、前記３つの第１位置決め手段および前記３つの第２位置決め手段は、前記中央位置決めリングから伸展して、前記中央位置決めリングを取り囲むよう配置されている、請求項１４に記載のダンピングアセンブリ。
前記支持手段は、中央支持リングを含み、前記３つの第１支持手段および前記３つの第２支持手段は、前記中央支持リングから伸展して、前記中央支持リングを取り囲むよう配置されている、請求項１４に記載のダンピングアセンブリ。
前記中央空間は、前記位置決め構造体で接続された前記無人ビークルのモータを収容するよう配置されている、請求項１６に記載のダンピングアセンブリ。
前記位置決め構造体は、前記中央空間の上方で前記無人ビークルの電子コンポーネントを支持するよう構成されている、請求項１６に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットは、前記第１位置決め手段および前記第１支持手段において解除可能に係合され、前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、前記第２位置決め手段および前記第２支持手段において解除可能に係合される、請求項１１に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットのうちの１または複数は、１または複数のポリマー材料および／または金属材料で形成されている、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットのうちの１または複数は、空気で充填されているか、または液体で充填されている、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
前記少なくとも１つの第１ダンピングユニットおよび前記少なくとも１つの第２ダンピングユニットは、異なる物理的特性をもつ材料で形成されている、請求項１に記載のダンピングアセンブリ。
請求項１に記載のダンピングアセンブリを備える無人ビークル。