JP3238783U - 印判及びその印面交換用のブリスターパック - Google Patents

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【課題】印面を収納した印面ホルダーを容易に交換することができ、しかも不用意にロックが外れるおそれがない印判と、交換用の印面ホルダーを手を汚すことなく取り出すことができるブリスターパックを提供する。【解決手段】本考案の印判は、印判本体10と、この印判本体に対して昇降可能なグリップ11と、印面を保持した印面ホルダー12とを備え、グリップ11と印面ホルダー12との間に、グリップを押し込みながら回転させることによりロック・アンロックが可能なL字嵌合部を形成したものである。本考案のブリスターパックは上下に分離可能な2部材からなり、交換用の印面ホルダーを収納しており、一方の部材の中央部には印面保持部が形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、印面を交換することができる印判と、この印判に用いられる交換用の印面ホルダーを収納するブリスターパックに関するものである。
スタンプラリー等に用いられる印判として、印面とインク吸蔵体とを内蔵し、押印時にスタンプ台を必要としない印判が広く普及している。このような印判の多くは、印面とインク吸蔵体とを印面ホルダーに保持させ、この印面ホルダーをグリップ付の印判本体に装着した構造である。しかしスタンプラリー等では同一の印判が繰り返し使用されるため、次第に印面が劣化したり、インクの吸蔵量が低下して印字品質が低下することがある。このため印判をときどき交換して印字品質を向上させたり、印面を定期的に交換して新鮮味を出すことが行われる。
その際にそれまで使用してきた印判を廃棄して新品と交換することは、コスト面からも資源の有効利用という面からも好ましくない。そこで特許文献1に示されるように、印判のグリップ部分とその下方部分との間にロック・アンロックが可能なL字嵌合部を形成し、印面を含む下方部分のみを交換できる印判構造が提案されている。
このL字嵌合部は一方を他方に対して回転させることによりロックしたりアンロックすることが可能な構造であり、特許文献1の印判においては、鉤部と係止部とによってロック位置を保持させる構造となっている。しかし捺印時にグリップ部分に強い捩じり力が加えられると鉤部と係止部との係合が外れてアンロックされ、印面を含む下方部分がグリップから分離されてしまう可能性があった。
また、交換用の印面を保持した印面ホルダーはブリスターパックに収納してユーザに届けられるが、ユーザが印面ホルダーをブリスターパックから取り出してグリップ付の印判本体に装着する工程で、インク吸蔵体や多孔質印面に触れて手がインクで汚れる可能性があった。
特開2011-46187号公報
本考案の目的は上記した従来の問題点を解決し、印面を収納した印面ホルダーを容易に交換することができ、しかも不用意にロックが外れるおそれがない印判を提供することである。また本考案の他の目的は、交換用の印面ホルダーを、手を汚すことなく印判に装着して取り出すことができるブリスターパックを提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本考案の印判は、印判本体と、この印判本体に対して昇降可能なグリップと、印面を保持した印面ホルダーとを備えた印判であって、グリップと印面ホルダーとの間に、グリップを押し込みながら回転させることによりロック・アンロックが可能なL字嵌合部を形成したことを特徴とするものである。
また上記の課題を解決するためになされた本考案のブリスターパックは、上記した印判に用いられる交換用の印面ホルダーを収納したブリスターパックであって、このブリスターパックは上下に分離可能な2部材からなり、一方の部材の中央部には印面保持部が形成されていることを特徴とするものである。なお、印面保持部の外周に、印面ホルダーを当接させる段部が形成されていることが好ましい。
本考案の印判は、グリップと印面ホルダーとの間に、グリップを押し込みながら回転させることによりロック・アンロックが可能なL字嵌合部を形成した構造であり、印面ホルダーを容易に交換することができる。また、グリップを強く押し込まないとL字嵌合部を操作することができないので、捺印時などに不用意にロックが外れるおそれがない。
本考案のブリスターパックは、交換用の印面ホルダーを収納してユーザに届けられるものであり、ユーザはブリスターパックを開き、その上から上記の印判を押し付けて回転させることにより、ブリスターパックから新しい印面が保持された印面ホルダーを取り出すことができる。このため印面ホルダーに手を触れる必要がなくなり、インキで手を汚すことがない。
実施形態の印判を示す中央縦断面図である。 グリップを下方に押圧した状態を示す断面図である。 印判本体と内側円筒部の上面斜視図である。 L字嵌合部を示す縦断面図である。 L字嵌合部を示す縦断面図である。 回転規制機構を示す側面図である。 回転規制機構を示す水平断面図である。 実施形態のブリスターパック部材の上面斜視図である。 実施形態のブリスターパックの側面図である。 実施形態のブリスターパック部材の下面斜視図である。 印判を被せた状態の断面図である。 他の実施形態のブリスターパック部材の上面斜視図である。 他の実施形態のブリスターパックの側面図である。 他の実施形態のブリスターパック部材の下面斜視図である。 片側の部材を反転させた状態を示す斜視図である。
以下に本考案の好ましい実施形態を説明する。
図1は実施形態の印判を示す中央縦断面図であり、10は下面が開口された印判本体、11は操作用のグリップ、12は印判本体10の内部に収納された印面ホルダーである。印面ホルダー12は、多孔質材からなる印面13とその上側に配置されたインキ吸蔵体14とを保持したもので、以下に説明するように、印面13の交換は印面ホルダー12とともに行われる。この実施形態では印面13は円形であり、印面ホルダー12、インキ吸蔵体14、印判本体10も全て円形であるが、この形状に限定されるものではない。
図1に示されるように、印判本体10の上面中央部には円筒部15が一体に形成されており、グリップ11の下部から延びる外周円筒部16がその外側に嵌まっている。またグリップ11の下部中心には、内側円筒部17が一体的に固定されている。この内側円筒部17の外周にはコイルスプリング18が配置されている。このコイルスプリング18の上端は内側円筒部17の上部に係止されており、その下端は印面ホルダー12の上面に係止されている。このため常時は図1のようにグリップ11はコイルスプリング18の弾発力によって印判本体10から持ち上げられた位置にあるが、グリップ11を下方に押せば、図2に示すようにコイルスプリング18を圧縮しながらグリップ11を押し下げることができる。
また、グリップ11の内側円筒部17の下端は印判本体10の上面を貫通し、印判本体10の内部に収納された印面ホルダー12に達している。図3に示すように、内側円筒部17の下端の複数位置には外側に張り出した小突起19が形成されており、印面ホルダー12の中心孔20の内周面には、前記小突起19と係合する為のL字凹部21が形成されている。前記L字凹部21は、前記小突起19を下方に進入させる為の挿入孔21aと、前記小突起を上下方向に干渉させる為の係合部21bからなる。前記L字凹部21は、小突起19と同一幅で、L字形状をなしている。このため図4のように小突起19は、L字凹部21とが干渉しない位置であれば、内側円筒部17の下端は印面ホルダー12の挿入孔21aの内部に押し込むことができる。さらに、図5に示すようにグリップ11とともに内側円筒部17を回転させ、前記凸部をL字形状の凹部21の係合部21aに進入させると、小突起19は、L字凹部21が干渉するため、印面ホルダー12はグリップ11の内側筒部17の下端にロックされた状態となる。このロック機構自体は「バイオネット」の名称で古くから知られているが、縦断面がL字状であるから、本明細書においてはこの部分を「L字嵌合部」と呼ぶ。
このように、印面ホルダー12はグリップ11の内側筒部17の下端にロックされているため、図2に示すようにグリップ11を下方に押せば印面ホルダー12は印判本体10の内部で下降し、捺印が行われる。このとき、印判本体10の円筒部15はグリップ11の下部から延びる外周筒部16を昇降させる捺印ガイドとして機能することとなる。
図4、図5に示した通り、印面ホルダー12とグリップ11の内側筒部17の下端との間に形成されたL字嵌合部のロック・アンロックはグリップ11を回転させることにより行われるため、不用意にグリップ11を回転させるとアンロックされてしまう恐れがある。そこで図6、図7に示す回転規制機構が設けられている。
この回転規制機構は、印判本体10の円筒部15の外周面と、グリップ11の外周円筒部16の内周面との間に形成されている。図6(A)と図7(A)に示すように、円筒部15の外周面には側面視すると矩形状の突部22が形成されており、図6(A)と図7(B)に示すように、外周円筒部16の内周面には側面視するとL字状の内向き凸部23が形成されている。
先ず図6(A)に示すように、グリップ11が上昇した状態では、矩形状の突部22の側面24にL字状の内向き凸部23の第1側面25が接触しているため、グリップ11を回転させることはできない。このため常時は印面ホルダー12はグリップ11の内側筒部17の下端にロックされた状態にあり、誤ってロックが解除されることはない。
次に図6(B)に示すように、グリップ11を下方に押し下げると、L字状の内向き凸部23は下降してL字状の内向き凸部23の第1側面25は矩形状の突部22の側面24よりも下方に移動する。この状態においては図6(C)に示すようにL字状の内向き凸部23の第2側面26が矩形状の突部22の側面24に当たるまでグリップ11を回転させることが可能となる。この回転により印面ホルダー12はグリップ11の内側筒部17の下端からアンロックされ、印面ホルダー12をグリップ11から分離することができる。なお、逆の操作により別の印面ホルダー12を装着することも可能であるが、その点については後述する。
以下に、本考案のブリスターパックの実施形態を説明する。図8は実施形態のブリスターパック30の上面斜視図、図9はその側面図、図10はその下面斜視図である。このブリスターパック30は上下に分離可能な2部材31、32からなり、それらの間に交換用の印面ホルダー12が収納され、ユーザまで届けられる。なお33は上下の2部材を連結するための連結部である。
図11は上側の部材31を取り除いて印面ホルダー12を露出させ、前記した印判を被せた状態の断面図である。この図に示すように、印面ホルダー12は印面13を下向きとしてブリスターパック30内に収納されている。ブリスターパック30の部材32の中央部には印面保持部34が形成され、印面保持部34の外周に印面ホルダー12を当接させる第1段部35と、印判本体10をガイドするための第2段部36とが形成されている。なお、挿入位置を決める為、印判本体10に位置決め用の小突起と、ブリスターパックの部材32に前記小突起に係合する位置決め凹部を設けてもよい。
このブリスターパック30を受け取ったユーザは、上側の部材31を取り除いて印面ホルダー12を露出させ、グリップを所定方向に回転可能な図6(C)の状態とした印判10を図11のようにその上に被せる。このとき印判本体10をガイドするための第2段部36により印判10は正確に位置決めされ、グリップ11の内側筒部17の下端が印面ホルダー12の挿入孔21aに挿入される。次にグリップ11を回転させて印判を図6(A)の状態に戻すに伴って、前記凸部は、挿入孔21bに進入し、ブリスターパック30内の印面ホルダー12はグリップ11の内側筒部17の下端にロックされるので、上方に持ち上げてブリスターパック30から取り出すことができる。なお、確実にロックさせるためにグリップ11をブリスターパック30内の印面ホルダー12に強く押し付けても、第1段部35が、印面ホルダー12と当接し、ブリスターパック30の印面保持部34は印面13と離間した状態を維持することが出来る。また、印面保持部34の下面は机等に密着する接地面となっているため変形することがなく、印面のインキをブリスターパックに付着させることがなく、交換作業が容易である。
また、ブリスターパックを用いて、印面ホルダー12を取り外す場合を説明する。図8は、実施形態のブリスターパック部材31の上面斜視図である。ブリスターパック部材31は、中央部分に円周上に配置された印面保持部34を備えており、その周部同心円状に、印判本体10端部と接触し、回転止めの役割を果たす第1段部35及び、第2段部36とを備えている。第1段部35の外径は、印面本体10の外径と略同一径であり、印面ホルダー12を取り外す際は、印判本体10端部を第1段部35に接触させた状態で、グリップ11を下方に押し込まれるに伴って、印面ホルダー12も下方向へ押し込まれる。
印面ホルダー12が、下方向へ押し込まれるに伴い、印面保持部34に凸状に配置される印面接触部37と、印面13が接触し、接触による摩擦力により、印面ホルダー12を回転させることなく、円筒部15を回転させることが出来る為、印面ホルダー12をよりスムーズに取り外すことが出来る。
ブリスターパックの形態は、前記の実施形態のみならず、例えば図12以下に示す実施形態としても良い。図12は他の実施形態のブリスターパック40の上面斜視図、図13はその側面図、図14はその下面斜視図である。このブリスターパック40は上下に分離可能な2部材41、42を分離したうえ、上側の部材41を図15に示すように反転させて使用する。
図15に示される37は印面接触部であり、印面13と接触し、その接触により生じる摩擦力により、印面ホルダー12を回転させることなく円筒部15を回転させることが出来る為、印面ホルダー12をよりスムーズに取り外すことが出来る。その中央部には机等に密着する接地面44が形成されている。さらに印面保持部43の外周には、印面ホルダー12を当接させる段部45と、印判本体10をガイドするための円弧状突起46が形成されている。この円弧状突起46により印判本体10をガイドし、正しく位置決めすることができる。
以上に説明したように、本考案の印判は印面ホルダーを容易に交換することができ、しかも不用意にロックが外れるおそれがない。また本考案のブリスターパックは、収納された印面ホルダーを印判にロックさせて取り出すことができ、ユーザが手を汚すことがない。なお、空になったブリスターパックは、古くなった印判が収納された印面ホルダーを収納してメーカーに返送するために使用することもできる。
10 印判本体
11 グリップ
12 印面ホルダー
13 印面
14 インキ吸蔵体
15 円筒部
16 外周円筒部
17 内側円筒部
18 コイルスプリング
19 小突起
20 中心孔
21 L字凹部
21a 挿入孔
21b 係合部
22 突部
23 内向き凸部
24 側面
25 第1側面
26 第2側面
30 ブリスターパック
31 部材
32 部材
33 連結部
34 印面保持部
37 印面接触部
35 第1段部
36 第2段部
40 ブリスターパック
41 第1部材
42 第2部材
43 印面保持部
44 接地面
45 段部
46 円弧状突起

Claims (3)

  1. 印判本体と、この印判本体に対して昇降可能なグリップと、印面を保持した印面ホルダーとを備えた印判であって、
    グリップと印面ホルダーとの間に、グリップを押し込みながら回転させることによりロック・アンロックが可能なL字嵌合部を形成したことを特徴とする印判。
  2. 請求項1に記載の印判に用いられる交換用の印面ホルダーを収納したブリスターパックであって、
    このブリスターパックは上下に分離可能な2部材からなり、一方の部材の中央部に印面保持部が形成されていることを特徴とするブリスターパック。
  3. 印面保持部の外周に、印面ホルダーを当接させる段部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のブリスターパック。
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