JP3238507B2 - 特殊記号読み取り装置 - Google Patents
特殊記号読み取り装置Info
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10544—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
- G06K7/10821—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices
- G06K7/10881—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum further details of bar or optical code scanning devices constructional details of hand-held scanners
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字、数値情報をバー
コード等のコードデータに変換された特殊記号を読み取
る特殊記号読み取り装置に関する。
コード等のコードデータに変換された特殊記号を読み取
る特殊記号読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】黒と白の縞模様のバーコードを2次元的
に配列した2次元コードを、CCD等の2次元イメージ
センサを用いて読み取り、デコードするハンディタイプ
の特殊記号読み取り装置がある。このような特殊記号読
み取り装置の従来例を図8に示す。
に配列した2次元コードを、CCD等の2次元イメージ
センサを用いて読み取り、デコードするハンディタイプ
の特殊記号読み取り装置がある。このような特殊記号読
み取り装置の従来例を図8に示す。
【0003】この図において、特殊記号読み取り装置5
0の先端には、開口部51が設けられており、その開口
部51は透明なプラスチック等で覆いが施されている。
特殊記号読み取り装置50内部の、開口部51の上方に
は2次元のイメージセンサであるCCD52と、発光ダ
イオード54a、54b、54cとが設けられている。
このCCD52の受光面前には、集光レンズ53が取り
付けられており、開口部51を介して外部より入射する
光をCCD52の受光面に集光させ、像を結ばせてい
る。このCCD52は図示しない信号処理回路と接続さ
れており、CCD52から読み出された画素信号がこの
信号処理回路によってA/D変換された後、文字、数値
情報がデコードされる。
0の先端には、開口部51が設けられており、その開口
部51は透明なプラスチック等で覆いが施されている。
特殊記号読み取り装置50内部の、開口部51の上方に
は2次元のイメージセンサであるCCD52と、発光ダ
イオード54a、54b、54cとが設けられている。
このCCD52の受光面前には、集光レンズ53が取り
付けられており、開口部51を介して外部より入射する
光をCCD52の受光面に集光させ、像を結ばせてい
る。このCCD52は図示しない信号処理回路と接続さ
れており、CCD52から読み出された画素信号がこの
信号処理回路によってA/D変換された後、文字、数値
情報がデコードされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な特殊記号読み
取り装置50で2次元コードを読み取る場合、従来の1
次元のバーコードを読み取る場合に比べ、コードパター
ンが2次元的に配列されているため、CCD52の読み
取り可能な領域内にコードパターン全体を正しく入れる
必要があり、2次元コードに対する特殊記号読み取り装
置50の相対的な位置決めを確実に行わねばならない。
取り装置50で2次元コードを読み取る場合、従来の1
次元のバーコードを読み取る場合に比べ、コードパター
ンが2次元的に配列されているため、CCD52の読み
取り可能な領域内にコードパターン全体を正しく入れる
必要があり、2次元コードに対する特殊記号読み取り装
置50の相対的な位置決めを確実に行わねばならない。
【0005】しかし、この様な位置決めは、特殊記号読
み取り装置50を操作する者の勘に依存するところが大
きく、コードパターンが正しく読み取り領域内に入った
か否かは、デコードが正しく行われたか否かで、結果的
に判断するしかなかった。つまり、CCD52によって
コードパターンが読み取られ、特殊記号読み取り装置5
0において、読み取り画像から文字、数値情報のデコー
ドが行われ、表示若しくは音によってデコード結果が報
知されることで、結果的に、コードパターンがCCD5
2の読み取り領域内に入っていたと、了解するのであ
る。
み取り装置50を操作する者の勘に依存するところが大
きく、コードパターンが正しく読み取り領域内に入った
か否かは、デコードが正しく行われたか否かで、結果的
に判断するしかなかった。つまり、CCD52によって
コードパターンが読み取られ、特殊記号読み取り装置5
0において、読み取り画像から文字、数値情報のデコー
ドが行われ、表示若しくは音によってデコード結果が報
知されることで、結果的に、コードパターンがCCD5
2の読み取り領域内に入っていたと、了解するのであ
る。
【0006】従って、操作者は、特殊記号読み取り装置
50又はホストコンピュータから報知手段によって、コ
ードデータの読み取りと、デコードとが完了したと報知
されるまで、特殊記号読み取り装置を2次元コード上で
前後左右に微小移動させ続けなければならず、非常に煩
わしいものである。そこで、本発明はバーコード等のコ
ードパターンに対する特殊記号読み取り装置の位置決め
を、迅速に行い、且つ操作者によるその位置決めからデ
コード完了までの実質的な読み取り時間を短縮し、操作
性のよい特殊記号読み取り装置を提供することを目的と
する。
50又はホストコンピュータから報知手段によって、コ
ードデータの読み取りと、デコードとが完了したと報知
されるまで、特殊記号読み取り装置を2次元コード上で
前後左右に微小移動させ続けなければならず、非常に煩
わしいものである。そこで、本発明はバーコード等のコ
ードパターンに対する特殊記号読み取り装置の位置決め
を、迅速に行い、且つ操作者によるその位置決めからデ
コード完了までの実質的な読み取り時間を短縮し、操作
性のよい特殊記号読み取り装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る特殊記号読
み取り装置は、特殊記号からの反射光を光電変換して画
像情報を出力するイメージセンサと、このイメージセン
サから出力される画像情報に情報圧縮処理を施し、この
情報圧縮処理結果に基づいて、前記イメージセンサの被
写体読み取り領域に対する前記特殊記号の相対的位置を
表示する表示手段とを備えることを特徴としている。
み取り装置は、特殊記号からの反射光を光電変換して画
像情報を出力するイメージセンサと、このイメージセン
サから出力される画像情報に情報圧縮処理を施し、この
情報圧縮処理結果に基づいて、前記イメージセンサの被
写体読み取り領域に対する前記特殊記号の相対的位置を
表示する表示手段とを備えることを特徴としている。
【0008】
【実施例】以下図示実施例により、本発明を説明する。
図1は、本発明の一実施例である特殊記号読み取り装置
の外観図である。この図において、特殊記号読み取り装
置50の先端の下面には、開口部51が設けられてお
り、その開口部51は透明なプラスチック等で覆いが施
されている。特殊記号読み取り装置50内部の、開口部
51の上方には、2次元のイメージセンサであるCCD
52と、発光ダイオード54a、54b、54cからな
る光源54とが設けられている。
図1は、本発明の一実施例である特殊記号読み取り装置
の外観図である。この図において、特殊記号読み取り装
置50の先端の下面には、開口部51が設けられてお
り、その開口部51は透明なプラスチック等で覆いが施
されている。特殊記号読み取り装置50内部の、開口部
51の上方には、2次元のイメージセンサであるCCD
52と、発光ダイオード54a、54b、54cからな
る光源54とが設けられている。
【0009】CCD52の受光面前には、集光レンズ5
3が取り付けられており、開口部51を介して外部より
入射する光をCCD52の受光面に結像させている。特
殊記号読み取り装置50の上面にはLCD10が、側面
にはトリガスイッチ12がそれぞれ設けられている。
3が取り付けられており、開口部51を介して外部より
入射する光をCCD52の受光面に結像させている。特
殊記号読み取り装置50の上面にはLCD10が、側面
にはトリガスイッチ12がそれぞれ設けられている。
【0010】図2は特殊記号読み取り装置50の回路ブ
ロック図である。この図において、CCD52はCCD
ドライブ18と接続されており、CCD52から画素信
号を出力させるためのシフトパルス、駆動パルス、リセ
ット信号等が入力される。また、CCD52はアンプ1
4とも接続されており、CCD52から出力される画素
信号がこのアンプ14で所定のレベルに増幅される。ア
ンプ14はA/D変換器16と接続されており、増幅さ
れたアナログ信号が8ビットのデジタルデータに変換さ
れる。
ロック図である。この図において、CCD52はCCD
ドライブ18と接続されており、CCD52から画素信
号を出力させるためのシフトパルス、駆動パルス、リセ
ット信号等が入力される。また、CCD52はアンプ1
4とも接続されており、CCD52から出力される画素
信号がこのアンプ14で所定のレベルに増幅される。ア
ンプ14はA/D変換器16と接続されており、増幅さ
れたアナログ信号が8ビットのデジタルデータに変換さ
れる。
【0011】このA/D変換器16は、8ビットのデー
タ信号線S2によってコンパレータ22と接続さると共
に、制御線S10によってCCDドライブ18とも接続
されており、制御線S10を介して入力されるタイミン
グ信号に従って、アンプ14から入力される画素信号を
サンプルホールドしてA/D変換する。つまり、CCD
ドライブ18から入力されるタイミング信号によって画
素信号をサンプリングし、そのサンプリング値をデジタ
ルデータに変換する。
タ信号線S2によってコンパレータ22と接続さると共
に、制御線S10によってCCDドライブ18とも接続
されており、制御線S10を介して入力されるタイミン
グ信号に従って、アンプ14から入力される画素信号を
サンプルホールドしてA/D変換する。つまり、CCD
ドライブ18から入力されるタイミング信号によって画
素信号をサンプリングし、そのサンプリング値をデジタ
ルデータに変換する。
【0012】コンパレータ22は、シリアル/パラレル
変換器20と1ビットのデータ信号線S5で接続される
と共に、CPU28と8ビットのデータ信号線S3で接
続されており、A/D変換器16から入力される8ビッ
トデータと、CPU28から入力されるデジタルの閾値
との大小比較が行われる。すなわち、所定階調を持った
画像信号の2値化がコンパレータ22において行われ、
その2値化データである1ビット信号がシリアル/パラ
レル変換器20に出力される。
変換器20と1ビットのデータ信号線S5で接続される
と共に、CPU28と8ビットのデータ信号線S3で接
続されており、A/D変換器16から入力される8ビッ
トデータと、CPU28から入力されるデジタルの閾値
との大小比較が行われる。すなわち、所定階調を持った
画像信号の2値化がコンパレータ22において行われ、
その2値化データである1ビット信号がシリアル/パラ
レル変換器20に出力される。
【0013】シリアル/パラレル変換器20はメモリ2
6と8ビットのデータ信号線S4で接続されており、メ
モリ26はメモリコントローラ34と接続されるととも
に、8ビットデータバスS1によってCPU28とLC
Dドライブ24とも接続されている。このメモリ26で
は、メモリコントローラ34から入力されるリード/ラ
イトタイミング信号によって、シリアル/パラレル変換
器20から入力される8ビットデータが各メモリアドレ
スに書き込まれ、あるいは、記憶されたデータがLCD
ドライブ24又はCPU28に読み出される。LCDド
ライブ24はLCD10と接続されており、メモリ26
から入力される8ビットデータを基に、ドットパターン
からなる画像情報をLCD10に表示させる。
6と8ビットのデータ信号線S4で接続されており、メ
モリ26はメモリコントローラ34と接続されるととも
に、8ビットデータバスS1によってCPU28とLC
Dドライブ24とも接続されている。このメモリ26で
は、メモリコントローラ34から入力されるリード/ラ
イトタイミング信号によって、シリアル/パラレル変換
器20から入力される8ビットデータが各メモリアドレ
スに書き込まれ、あるいは、記憶されたデータがLCD
ドライブ24又はCPU28に読み出される。LCDド
ライブ24はLCD10と接続されており、メモリ26
から入力される8ビットデータを基に、ドットパターン
からなる画像情報をLCD10に表示させる。
【0014】CPU28は、CCDドライブ18と、R
S−232Cドライバ30と、光源54と、トリガスイ
ッチ12とメモリコントローラ34とそれぞれ接続され
ている。そして、CPU28は、光源54の点灯/消灯
を制御すると共に、CCDドライブ18に対しては、C
CD52からの画素信号読み出し命令を出力し、メモリ
コントローラ34に対しては、メモリ26に対するデー
タの書込み及び、読み出し制御を命令する。さらに、R
S−232Cドライバ30に対しては、特殊記号読み取
り装置50と接続されたホストコンピュータ等とのデー
タ送受信命令を行う。
S−232Cドライバ30と、光源54と、トリガスイ
ッチ12とメモリコントローラ34とそれぞれ接続され
ている。そして、CPU28は、光源54の点灯/消灯
を制御すると共に、CCDドライブ18に対しては、C
CD52からの画素信号読み出し命令を出力し、メモリ
コントローラ34に対しては、メモリ26に対するデー
タの書込み及び、読み出し制御を命令する。さらに、R
S−232Cドライバ30に対しては、特殊記号読み取
り装置50と接続されたホストコンピュータ等とのデー
タ送受信命令を行う。
【0015】本実施例の作用を説明する。図3は、特殊
記号読み取り装置50のコードパターン読み取りフロー
チャートである。この図において、CPU28は、初め
に光源54を点灯させ、CCDドライブ18に、CCD
52から1フィールド分のデータ読み出し開始を命令す
る(ステップ100)。すなわち、点灯された光源5
4、つまり発光ダイオード54a、54b、54cから
光が、開口部51を介して2次元コード56のある面に
照射される。照射された光は2次元コード56で反射し
て、再び開口部51、集光レンズ53を介してCCD5
2の受光面上に結像される。
記号読み取り装置50のコードパターン読み取りフロー
チャートである。この図において、CPU28は、初め
に光源54を点灯させ、CCDドライブ18に、CCD
52から1フィールド分のデータ読み出し開始を命令す
る(ステップ100)。すなわち、点灯された光源5
4、つまり発光ダイオード54a、54b、54cから
光が、開口部51を介して2次元コード56のある面に
照射される。照射された光は2次元コード56で反射し
て、再び開口部51、集光レンズ53を介してCCD5
2の受光面上に結像される。
【0016】CCD52の受光面には、複数の光電変換
素子が2次元配列されており、受光した光のエネルギー
を信号電荷に変換し、蓄積される。この蓄積された信号
電荷は、CCDドライブ18からこのCCD52に入力
されるシフトパルス、駆動パルス等に従って、画素信号
としてアンプ14に連続的に出力される。
素子が2次元配列されており、受光した光のエネルギー
を信号電荷に変換し、蓄積される。この蓄積された信号
電荷は、CCDドライブ18からこのCCD52に入力
されるシフトパルス、駆動パルス等に従って、画素信号
としてアンプ14に連続的に出力される。
【0017】アンプ14においては、このCCD52か
ら入力される画素信号が、A/D変換器16において行
われる処理に適したレベルまで増幅され、そのA/D変
換器16に出力される。A/D変換器16において、C
CDドライブ18から入力されるタイミング信号によっ
て、増幅された画素信号がサンプルホールドされ、8ビ
ットのデジタルデータに変換される。
ら入力される画素信号が、A/D変換器16において行
われる処理に適したレベルまで増幅され、そのA/D変
換器16に出力される。A/D変換器16において、C
CDドライブ18から入力されるタイミング信号によっ
て、増幅された画素信号がサンプルホールドされ、8ビ
ットのデジタルデータに変換される。
【0018】変換されたデジタルの画素信号は、コンパ
レータ22に入力され、CPU28から入力される、8
ビットのデジタルデータの閾値と大小比較が行われ、2
値化される。この2値化された各画素毎の1ビットデー
タは、シリアル/パラレル変換器20に順次出力され
る。例えば、画素データが閾値より大きい場合は、
“1”を、閾値より小さい場合は、“0”とされた2値
化データがシリアル/パラレル変換器20に出力され
る。
レータ22に入力され、CPU28から入力される、8
ビットのデジタルデータの閾値と大小比較が行われ、2
値化される。この2値化された各画素毎の1ビットデー
タは、シリアル/パラレル変換器20に順次出力され
る。例えば、画素データが閾値より大きい場合は、
“1”を、閾値より小さい場合は、“0”とされた2値
化データがシリアル/パラレル変換器20に出力され
る。
【0019】このシリアル/パラレル変換器20におい
て、連続する各画素毎の2値化データが8画素毎に蓄え
られ、8ビットのパラレルデータに変換されてメモリ2
6に出力される。
て、連続する各画素毎の2値化データが8画素毎に蓄え
られ、8ビットのパラレルデータに変換されてメモリ2
6に出力される。
【0020】変換されて入力される8ビットデータは、
メモリコントローラ34の制御により、順次メモリ26
の各メモリアドレスに書き込まれ、保存される。なお、
メモリコントローラ34は、CPU28から入力される
データ書込み命令に基づき、メモリ26に対して各8ビ
ットデータの書込みアドレスを指定すると共に、メモリ
ライト信号を出力する。
メモリコントローラ34の制御により、順次メモリ26
の各メモリアドレスに書き込まれ、保存される。なお、
メモリコントローラ34は、CPU28から入力される
データ書込み命令に基づき、メモリ26に対して各8ビ
ットデータの書込みアドレスを指定すると共に、メモリ
ライト信号を出力する。
【0021】他方、CCDドライブ18は、CCD52
に出力するシフトパルス等をカウントしており、1フィ
ールド分の画素信号の読み出しが完了した否かを識別し
ている。つまり、1フィールド分の画素信号を読み出す
ためのシフトパルス、駆動パルス等の出力を完了する
と、CPU28に1フィールド読み出し完了を報知す
る。CPU28は、このCCDドライブ18から入力さ
れる1フィールド読み出し完了信号を受け取るまで待機
する(ステップ102でNoと判断される)。
に出力するシフトパルス等をカウントしており、1フィ
ールド分の画素信号の読み出しが完了した否かを識別し
ている。つまり、1フィールド分の画素信号を読み出す
ためのシフトパルス、駆動パルス等の出力を完了する
と、CPU28に1フィールド読み出し完了を報知す
る。CPU28は、このCCDドライブ18から入力さ
れる1フィールド読み出し完了信号を受け取るまで待機
する(ステップ102でNoと判断される)。
【0022】CCD52から1フィールド分の画素信号
が読み出され、A/D変換及びコンパレータ22で2値
化され、さらにシリアル/パラレル変換されて8画素毎
のメモリ26への書込みが終了すると(ステップ102
においてYesと判定される)、CPU28は、メモリ
コントローラ34に対して、メモリ26からのデータ読
み出しを命令する(ステップ104)。メモリコントロ
ーラ34は、このCPU28からのメモリ読み出し命令
に基づき、メモリ26に対して各メモリアドレスを順次
指定すると共に、メモリリード信号を出力して、メモリ
26から8画素毎のデータを出力させる。
が読み出され、A/D変換及びコンパレータ22で2値
化され、さらにシリアル/パラレル変換されて8画素毎
のメモリ26への書込みが終了すると(ステップ102
においてYesと判定される)、CPU28は、メモリ
コントローラ34に対して、メモリ26からのデータ読
み出しを命令する(ステップ104)。メモリコントロ
ーラ34は、このCPU28からのメモリ読み出し命令
に基づき、メモリ26に対して各メモリアドレスを順次
指定すると共に、メモリリード信号を出力して、メモリ
26から8画素毎のデータを出力させる。
【0023】メモリ26から読み出されたデータは、8
ビットデータバスS1を介してLCDドライブ24に出
力される。LCDドライブ24は、入力されるデータを
ドットパターンの画像情報としてLCD10に表示すべ
く、LCD10を制御する。
ビットデータバスS1を介してLCDドライブ24に出
力される。LCDドライブ24は、入力されるデータを
ドットパターンの画像情報としてLCD10に表示すべ
く、LCD10を制御する。
【0024】このLCD10に表示された画像情報の例
を図4(a)に示す。この図に示すように、CCD52
によって読み取られ、2値化された2次元コード56の
ドットパターン58がLCD10に表示される。なお、
このLCD10の表示画面全体は、CCD52によって
読み取ることができる領域全体を表している。従って、
CCD52の読み取り可能領域内に、2次元コード56
が入っていれば、LCD10には、2次元コード56に
対応するドットパターン58が完全に表示されることに
なる。
を図4(a)に示す。この図に示すように、CCD52
によって読み取られ、2値化された2次元コード56の
ドットパターン58がLCD10に表示される。なお、
このLCD10の表示画面全体は、CCD52によって
読み取ることができる領域全体を表している。従って、
CCD52の読み取り可能領域内に、2次元コード56
が入っていれば、LCD10には、2次元コード56に
対応するドットパターン58が完全に表示されることに
なる。
【0025】逆に、CCD52の読み取り領域内に2次
元コード56が完全に入っていない場合は、図4(b)
に示すように、LCD10に表示されるドットパターン
58の一部が欠けた状態になるか、又はドットパターン
58がLCD10上に全く表示されない。従って、操作
者は、このLCD10に表示されるドットパターン58
の様子を目視することによって、2次元コード56に対
する特殊記号読み取り装置50の相対位置を認識するこ
とができ、2次元コード56を正しく読み込める位置に
あるか否かを確認することができる。
元コード56が完全に入っていない場合は、図4(b)
に示すように、LCD10に表示されるドットパターン
58の一部が欠けた状態になるか、又はドットパターン
58がLCD10上に全く表示されない。従って、操作
者は、このLCD10に表示されるドットパターン58
の様子を目視することによって、2次元コード56に対
する特殊記号読み取り装置50の相対位置を認識するこ
とができ、2次元コード56を正しく読み込める位置に
あるか否かを確認することができる。
【0026】そして、2次元コード56がCCD52の
読み取り領域内に入っていることを確認した操作者は、
2次元コード56を特殊記号読み取り装置に読み取ら
せ、デコードさせるべく、トリガスイッチ12を操作す
ることになる。
読み取り領域内に入っていることを確認した操作者は、
2次元コード56を特殊記号読み取り装置に読み取ら
せ、デコードさせるべく、トリガスイッチ12を操作す
ることになる。
【0027】1フィールド分の画像情報のLCD10へ
の表示が完了すると(ステップ106でYesと判定さ
れる)、CPU28はトリガスイッチ12がONされた
か否かを判断する(ステップ108)。トリガスイッチ
12がONされていない場合は、ステップ100の処理
に戻り、再び光源54を点灯させると共に、CCD52
から新たな1フィールド分の画素信号が読み出され、2
値化されてメモリ26に記憶される。
の表示が完了すると(ステップ106でYesと判定さ
れる)、CPU28はトリガスイッチ12がONされた
か否かを判断する(ステップ108)。トリガスイッチ
12がONされていない場合は、ステップ100の処理
に戻り、再び光源54を点灯させると共に、CCD52
から新たな1フィールド分の画素信号が読み出され、2
値化されてメモリ26に記憶される。
【0028】これに対し、トリガスイッチ12がONさ
れた場合は、メモリ26内に書き込まれ、保存された2
値化データから2次元コード56のデコードが行われる
(ステップ110)。つまり、メモリ26内に書き込ま
れた2値化データから、2次元コードに対応する画素部
分を抽出すると共に、その2値化データの示すビットパ
ターンに対応する数値又は文字情報等が復号される。
れた場合は、メモリ26内に書き込まれ、保存された2
値化データから2次元コード56のデコードが行われる
(ステップ110)。つまり、メモリ26内に書き込ま
れた2値化データから、2次元コードに対応する画素部
分を抽出すると共に、その2値化データの示すビットパ
ターンに対応する数値又は文字情報等が復号される。
【0029】2値化データからデコードされた数値情報
等は、一旦CPU28に設けられたメモリか又はメモリ
26の新たな領域に書込み保存される。このような2値
化データのデコードが完了すると(ステップ112にお
いてYesと判定される)、CPU28は、RS−23
2Cドライバ30にデコード情報を出力し、このRS−
232Cドライバ30を介してホストコンピュータに送
信する(ステップ114)。この後、CPU28はステ
ップ100の処理から再び開始する。
等は、一旦CPU28に設けられたメモリか又はメモリ
26の新たな領域に書込み保存される。このような2値
化データのデコードが完了すると(ステップ112にお
いてYesと判定される)、CPU28は、RS−23
2Cドライバ30にデコード情報を出力し、このRS−
232Cドライバ30を介してホストコンピュータに送
信する(ステップ114)。この後、CPU28はステ
ップ100の処理から再び開始する。
【0030】このように、CCD52から1フィールド
毎の画像情報が常時読み出され、2値化されてメモリ2
6に1フィールド毎に書込み保存され、さらにその画像
情報がLCD10に表示される。そして、トリガスイッ
チ12がONされると、その時点でのメモリ26に書込
み保存されている画像情報から2次元コード56がデコ
ードされ、文字数値情報として図示しないホストコンピ
ュータに送られる。
毎の画像情報が常時読み出され、2値化されてメモリ2
6に1フィールド毎に書込み保存され、さらにその画像
情報がLCD10に表示される。そして、トリガスイッ
チ12がONされると、その時点でのメモリ26に書込
み保存されている画像情報から2次元コード56がデコ
ードされ、文字数値情報として図示しないホストコンピ
ュータに送られる。
【0031】従って、LCD10に表示されるドットパ
ターン58を確認することにより、2次元コード56に
対する特殊記号読み取り装置50の、読み取り可能位置
への移動を迅速に行うことができると共に、実質的な読
み取り時間(特殊記号読み取り装置50を、2次元コー
ド56の読み取り可能位置へ移動させ、その2次元コー
ド56を読み取り、デコードしてホストコンピュータへ
デコード情報を送信する一連の処理所要時間)を短縮す
ることができる。
ターン58を確認することにより、2次元コード56に
対する特殊記号読み取り装置50の、読み取り可能位置
への移動を迅速に行うことができると共に、実質的な読
み取り時間(特殊記号読み取り装置50を、2次元コー
ド56の読み取り可能位置へ移動させ、その2次元コー
ド56を読み取り、デコードしてホストコンピュータへ
デコード情報を送信する一連の処理所要時間)を短縮す
ることができる。
【0032】なお、上記実施例において用いられたLC
D10は、ドットマトリックスタイプを用いてもよく、
この様なLCDの場合には、表示画素数に制限があるの
で、メモリ26からLCDドライブ24へ出力される、
画像情報を間引いて表示させるようにする。また、CP
U28からコンパレータ22に入力されるデジタルの閾
値を本実施例において、常時固定した値に限定するもの
ではなく、メモリ26に書き込まれる複数画素の相関関
係若しくはアンプ14から出力される信号レベルに応じ
て可変するようにしてもよい。つまり、閾値にヒステリ
シスを持たせてもよい。
D10は、ドットマトリックスタイプを用いてもよく、
この様なLCDの場合には、表示画素数に制限があるの
で、メモリ26からLCDドライブ24へ出力される、
画像情報を間引いて表示させるようにする。また、CP
U28からコンパレータ22に入力されるデジタルの閾
値を本実施例において、常時固定した値に限定するもの
ではなく、メモリ26に書き込まれる複数画素の相関関
係若しくはアンプ14から出力される信号レベルに応じ
て可変するようにしてもよい。つまり、閾値にヒステリ
シスを持たせてもよい。
【0033】図5に本発明の第2実施例を示す。この図
において、第1実施例と同一回路には同一符号を付して
ある。CCD52、アンプ14、A/D変換器16、C
CDドライブ18、コンパレータ22、シリアル/パラ
レル変換器20及びRS−232Cドライバ30の接続
は、第1実施例と同一であり、その接続状態の説明は省
略する。第1実施例と異なる部分を説明すると、新たな
メモリ36が8ビットデータバスS6によってCPU2
8と接続されており、さらにメモリ36は、LCDドラ
イブ24とも接続されており、CPU28のワークメモ
リの働きをする。メモリ26、36は、メモリリード/
ライトがメモリコントローラ34によって制御されるよ
うに接続されている。
において、第1実施例と同一回路には同一符号を付して
ある。CCD52、アンプ14、A/D変換器16、C
CDドライブ18、コンパレータ22、シリアル/パラ
レル変換器20及びRS−232Cドライバ30の接続
は、第1実施例と同一であり、その接続状態の説明は省
略する。第1実施例と異なる部分を説明すると、新たな
メモリ36が8ビットデータバスS6によってCPU2
8と接続されており、さらにメモリ36は、LCDドラ
イブ24とも接続されており、CPU28のワークメモ
リの働きをする。メモリ26、36は、メモリリード/
ライトがメモリコントローラ34によって制御されるよ
うに接続されている。
【0034】本実施例の作用を説明する。図6は、この
第2実施例の動作説明のフローチャートであり、この図
において、CPU28は、CCDドライブ18にCCD
52の1フィールド分の画素信号の読み出しを命令する
(ステップ120)。CCDドライブ18は、第1実施
例と同様に、CCD52にシフトパルス、駆動パルス、
リセット信号等のCCD用制御信号を出力し、1フィー
ルド分の画素信号をアンプ14へ順次出力させる。
第2実施例の動作説明のフローチャートであり、この図
において、CPU28は、CCDドライブ18にCCD
52の1フィールド分の画素信号の読み出しを命令する
(ステップ120)。CCDドライブ18は、第1実施
例と同様に、CCD52にシフトパルス、駆動パルス、
リセット信号等のCCD用制御信号を出力し、1フィー
ルド分の画素信号をアンプ14へ順次出力させる。
【0035】CCD52から出力された画素信号は、ア
ンプ14で所定レベルに増幅され、さらにA/D変換器
16でA/D変換される。A/D変換された画像情報
は、コンパレータ22でCPU28から入力されるデジ
タルの閾値と比較され、各画素毎の2値化データが生成
されてシリアル/パラレル変換器20に出力される。こ
の2値化データは1ビット構成であるので、シリアル/
パラレル変換器20において、8画素毎のデータが蓄え
られ、8ビットパラレルデータに変換されてメモリ26
に出力される。メモリ26では、メモリコントローラ3
4の制御により、各メモリアドレスに、シリアル/パラ
レル変換器20から送られてきた8画素毎のデータが順
次書き込まれ、記憶される。
ンプ14で所定レベルに増幅され、さらにA/D変換器
16でA/D変換される。A/D変換された画像情報
は、コンパレータ22でCPU28から入力されるデジ
タルの閾値と比較され、各画素毎の2値化データが生成
されてシリアル/パラレル変換器20に出力される。こ
の2値化データは1ビット構成であるので、シリアル/
パラレル変換器20において、8画素毎のデータが蓄え
られ、8ビットパラレルデータに変換されてメモリ26
に出力される。メモリ26では、メモリコントローラ3
4の制御により、各メモリアドレスに、シリアル/パラ
レル変換器20から送られてきた8画素毎のデータが順
次書き込まれ、記憶される。
【0036】このようにして1フィールド分の画像情報
がメモリ26に書き込まれると、CCDドライブ18か
らCPU28に1フィールド読み取り完了情報が通知さ
れる。CPU28は、その読み取り完了に応じて(ステ
ップ122でYesと判断される)、次のステップ12
4の処理を行う。このステップ124では、メモリ26
に書き込まれた8ビット単位の2値化データがCPU2
8によって順次読み出され、その2値化データから2次
元コード56の輪郭情報が抽出される。
がメモリ26に書き込まれると、CCDドライブ18か
らCPU28に1フィールド読み取り完了情報が通知さ
れる。CPU28は、その読み取り完了に応じて(ステ
ップ122でYesと判断される)、次のステップ12
4の処理を行う。このステップ124では、メモリ26
に書き込まれた8ビット単位の2値化データがCPU2
8によって順次読み出され、その2値化データから2次
元コード56の輪郭情報が抽出される。
【0037】この輪郭抽出の方法について簡単に説明す
る。メモリ26内に蓄えられる、8ビットデータの各ビ
ットは、CCD52から読み出される1フィールド分の
画像情報の各画素と一対一に対応している。従って、各
ビットの値「1」は、バーコード等の特殊記号の黒色部
分に対応しており、値「0」は白色部分に対応してい
る。
る。メモリ26内に蓄えられる、8ビットデータの各ビ
ットは、CCD52から読み出される1フィールド分の
画像情報の各画素と一対一に対応している。従って、各
ビットの値「1」は、バーコード等の特殊記号の黒色部
分に対応しており、値「0」は白色部分に対応してい
る。
【0038】(ア)メモリ26の8ビットデータの各ビ
ットを順次走査し、値「1」のビット位置、すなわち画
素を捜し出す。 (イ)該当する画素P0 (m,n)が検出された時、そ
の画素P0 (m,n)の周囲4画素P(m−1,n)、
P(m+1,n)、P(m,n−1)、P(m,n+
1)または、この4画素に、4画素P(m−1,n−
1)、P(m+1,n−1)、P(m−1,n+1)、
P(m+1,n+1)を加えた8画素の値を時計回り
(又は反時計回り)に調べる。ここで、mとnは、原画
像上の座標を表しており、CCD52から読み出された
画像1フィールドの最大水平画素数をX、最大垂直画素
数をYとすると、0≦m≦X、0≦n≦Yである。
ットを順次走査し、値「1」のビット位置、すなわち画
素を捜し出す。 (イ)該当する画素P0 (m,n)が検出された時、そ
の画素P0 (m,n)の周囲4画素P(m−1,n)、
P(m+1,n)、P(m,n−1)、P(m,n+
1)または、この4画素に、4画素P(m−1,n−
1)、P(m+1,n−1)、P(m−1,n+1)、
P(m+1,n+1)を加えた8画素の値を時計回り
(又は反時計回り)に調べる。ここで、mとnは、原画
像上の座標を表しており、CCD52から読み出された
画像1フィールドの最大水平画素数をX、最大垂直画素
数をYとすると、0≦m≦X、0≦n≦Yである。
【0039】(ウ)そして、回転方向の調査において、
最初に発見した値「1」の画素P1をP0 (m,n)に
連結する輪郭線上の点とし、その画素P1 を基に、上記
画素P0 を除く周囲4画素又は8画素の値を調べ、値
「1」の次の輪郭線上の点P2を捜し出す。
最初に発見した値「1」の画素P1をP0 (m,n)に
連結する輪郭線上の点とし、その画素P1 を基に、上記
画素P0 を除く周囲4画素又は8画素の値を調べ、値
「1」の次の輪郭線上の点P2を捜し出す。
【0040】(エ)このようにして一つの画素を中心と
した周囲4画素又は8画素の値を順次調べ、連結点を捜
し出してゆく。そしてN回の追跡の結果、PN =P0 と
なったとき、画素P0 (m,n)を起点とした輪郭追跡
処理を終了する。尚、この輪郭追跡処理において、抽出
した連結点の画素にはマークを付しておき、同一画素の
追跡処理を繰り返さないようにすると共に、輪郭追跡処
理によって抽出された連結点の、原画像上の座標位置を
メモリ36の領域Aに記憶しておく(ステップ12
6)。
した周囲4画素又は8画素の値を順次調べ、連結点を捜
し出してゆく。そしてN回の追跡の結果、PN =P0 と
なったとき、画素P0 (m,n)を起点とした輪郭追跡
処理を終了する。尚、この輪郭追跡処理において、抽出
した連結点の画素にはマークを付しておき、同一画素の
追跡処理を繰り返さないようにすると共に、輪郭追跡処
理によって抽出された連結点の、原画像上の座標位置を
メモリ36の領域Aに記憶しておく(ステップ12
6)。
【0041】従って、メモリ26の各データの走査にお
いて、追跡処理を開始する画素P0(m,n)は、常に
マークの付いていない画素である。そして、PN =P0
となり、1回目の連結点の追跡処理が終了すると、新た
にメモリ26の各画素を走査し、マークが付いておら
ず、しかもラスタ走査において画素値が「0」から
「1」に変化する、その値「1」の画素P0 (m,n)
捜し出し、次の輪郭追跡処理を開始する。
いて、追跡処理を開始する画素P0(m,n)は、常に
マークの付いていない画素である。そして、PN =P0
となり、1回目の連結点の追跡処理が終了すると、新た
にメモリ26の各画素を走査し、マークが付いておら
ず、しかもラスタ走査において画素値が「0」から
「1」に変化する、その値「1」の画素P0 (m,n)
捜し出し、次の輪郭追跡処理を開始する。
【0042】このようにして、メモリ26に蓄えられた
全画素について輪郭追跡処理を終了すると、読み取り画
像である2次元コード56の輪郭情報が抽出されたこと
になる(ステップ128においてYesと判断され
る)。この輪郭情報の抽出の具体例を図4(d)に示
す。つまり図4(a)に示すドットパターン58の黒色
部分の縁取りが抽出されて、メモリ36の領域A内に書
き込まれることになる。なお、この輪郭情報はLCD1
0には表示されない。
全画素について輪郭追跡処理を終了すると、読み取り画
像である2次元コード56の輪郭情報が抽出されたこと
になる(ステップ128においてYesと判断され
る)。この輪郭情報の抽出の具体例を図4(d)に示
す。つまり図4(a)に示すドットパターン58の黒色
部分の縁取りが抽出されて、メモリ36の領域A内に書
き込まれることになる。なお、この輪郭情報はLCD1
0には表示されない。
【0043】このメモリ36の領域Aへの輪郭抽出情報
の書込みが完了すると、このメモリ36の領域A内のデ
ータに対してさらに輪郭追跡処理が行われる(ステップ
132)。つまり、メモリ36内の領域A内に書き込ま
れた輪郭抽出情報を画像データとして、上記(ア)〜
(エ)の処理を再び行う。そして、この輪郭追跡処理に
よって捜し出した輪郭上の連結点に関する情報をメモリ
36内の領域Bに書込み保存する。
の書込みが完了すると、このメモリ36の領域A内のデ
ータに対してさらに輪郭追跡処理が行われる(ステップ
132)。つまり、メモリ36内の領域A内に書き込ま
れた輪郭抽出情報を画像データとして、上記(ア)〜
(エ)の処理を再び行う。そして、この輪郭追跡処理に
よって捜し出した輪郭上の連結点に関する情報をメモリ
36内の領域Bに書込み保存する。
【0044】メモリ36の領域Aのデータに対する輪郭
追跡処理が終了すると(ステップ134でYesと判断
される)、メモリ36の領域Bには、2次元コード56
を読み取ったドットパターン58の最外周の点のみを抽
出した情報が記憶される。そして、メモリコントローラ
34の制御の下、メモリ36の領域B内のデータが読み
出され、LCDドライブ24に出力される。LCDドラ
イブ24は、メモリ36から出力されるデータをLCD
10に表示させる(ステップ136)。
追跡処理が終了すると(ステップ134でYesと判断
される)、メモリ36の領域Bには、2次元コード56
を読み取ったドットパターン58の最外周の点のみを抽
出した情報が記憶される。そして、メモリコントローラ
34の制御の下、メモリ36の領域B内のデータが読み
出され、LCDドライブ24に出力される。LCDドラ
イブ24は、メモリ36から出力されるデータをLCD
10に表示させる(ステップ136)。
【0045】図4(e)に、メモリ36の領域B内に書
き込まれた外枠情報の例を示す。なお、本実施例では、
この図4(e)がステップ136によって表示される
が、図4(d)のような輪郭情報を表示させるようにし
てもよい。この場合には、メモリコントローラ34は、
メモリ36の領域Aのデータを読み出して、LCD10
に表示させることになる。
き込まれた外枠情報の例を示す。なお、本実施例では、
この図4(e)がステップ136によって表示される
が、図4(d)のような輪郭情報を表示させるようにし
てもよい。この場合には、メモリコントローラ34は、
メモリ36の領域Aのデータを読み出して、LCD10
に表示させることになる。
【0046】この後、トリガスイッチ12がONされた
か否かが判断され、ONされない場合は、再度ステップ
120以降の処理が繰り返される(ステップ138)。
トリガスイッチ12がONされた場合は、メモリ26に
記憶された2値化画像情報から2次元コード56の表す
数値又は文字情報がCPU28によってデコードされる
(ステップ140)。
か否かが判断され、ONされない場合は、再度ステップ
120以降の処理が繰り返される(ステップ138)。
トリガスイッチ12がONされた場合は、メモリ26に
記憶された2値化画像情報から2次元コード56の表す
数値又は文字情報がCPU28によってデコードされる
(ステップ140)。
【0047】2次元コード56のデコードが完了すると
(ステップ142でYesと判断される)、そのデコー
ド結果がLCDドライブ24に出力され、このLCDド
ライブ24の制御の下、デコード情報がLCD10に表
示される(ステップ144)。デコード結果の表示例を
図4(f)に示す。つまり、CCD52によって読み取
られた2次元コード56の数値、文字情報へのデコード
結果が図3(f)に対応していることになる。
(ステップ142でYesと判断される)、そのデコー
ド結果がLCDドライブ24に出力され、このLCDド
ライブ24の制御の下、デコード情報がLCD10に表
示される(ステップ144)。デコード結果の表示例を
図4(f)に示す。つまり、CCD52によって読み取
られた2次元コード56の数値、文字情報へのデコード
結果が図3(f)に対応していることになる。
【0048】この後、CPU28はRS−232Cドラ
イバ30にデコード情報を出力し、RS−232Cドラ
イバ30を介してホストコンピュータにそのデコード情
報を送信する(ステップ146)。
イバ30にデコード情報を出力し、RS−232Cドラ
イバ30を介してホストコンピュータにそのデコード情
報を送信する(ステップ146)。
【0049】以上のように、本第2実施例においては、
ステップ130、132において読み取った画像情報か
ら輪郭抽出を行い、図4(e)のように、最終的に2次
元コード56の外枠情報のみをLCD10に表示させた
が、これは、CCD52の読み取り領域に対する2次元
コード56の相対的位置を、LCD10に表示して、操
作者が視認できればよいことによる。
ステップ130、132において読み取った画像情報か
ら輪郭抽出を行い、図4(e)のように、最終的に2次
元コード56の外枠情報のみをLCD10に表示させた
が、これは、CCD52の読み取り領域に対する2次元
コード56の相対的位置を、LCD10に表示して、操
作者が視認できればよいことによる。
【0050】以上のように、第1、第2実施例によれ
ば、CCD等の2次元イメージセンサで読み取った画像
全体を、LCD等の2次元画像表示手段に表示させるの
で、読み取り対象の2次元コードが、正しくイメージセ
ンサの読み取り領域内に入っていることを確認できる。
従って、2次元コードに対する特殊記号読み取り装置の
位置決めを迅速に行うことができるので、特殊記号読み
取り装置による2次元コードの実質的な読み取り時間を
短縮できるとともに、操作性のよい特殊記号読み取り装
置を実現できる。
ば、CCD等の2次元イメージセンサで読み取った画像
全体を、LCD等の2次元画像表示手段に表示させるの
で、読み取り対象の2次元コードが、正しくイメージセ
ンサの読み取り領域内に入っていることを確認できる。
従って、2次元コードに対する特殊記号読み取り装置の
位置決めを迅速に行うことができるので、特殊記号読み
取り装置による2次元コードの実質的な読み取り時間を
短縮できるとともに、操作性のよい特殊記号読み取り装
置を実現できる。
【0051】なお上記第1、第2実施例においては、常
時CCD52から画素信号を出力させて、LCD10に
その画素信号から得られる1フィールド分の2値化画像
を表示させているが、本発明はこれに限定されない。す
なわち、画像読み取りスイッチを特殊記号読み取り装置
50の外面に設け、この画像読み取りスイッチが操作さ
れたときにのみ、光源54をCPU28によって点灯さ
せ、所定時間の間、CCD52によって画像を繰り返し
読み取らせ、さらにLCD10にその読み取り画像の2
値化画像を表示させる。その所定時間の間でトリガスイ
ッチ12が操作されると、上記実施例と同じように、そ
のトリガスイッチ12操作時点での読み取り画像から2
次元コードをデコードし、LCD10にデコード結果を
表示させると共に、2次元コードのデコード結果をホス
トコンピュータに送信させるようにしてもよい。つま
り、画像の繰り返し読み取り中に、トリガスイッチ12
が操作されなかった場合には、所定時間経過後に光源5
4の消灯と、CCD52からの読み出しを停止させて、
電力消費を低減させるようにしてもよい。
時CCD52から画素信号を出力させて、LCD10に
その画素信号から得られる1フィールド分の2値化画像
を表示させているが、本発明はこれに限定されない。す
なわち、画像読み取りスイッチを特殊記号読み取り装置
50の外面に設け、この画像読み取りスイッチが操作さ
れたときにのみ、光源54をCPU28によって点灯さ
せ、所定時間の間、CCD52によって画像を繰り返し
読み取らせ、さらにLCD10にその読み取り画像の2
値化画像を表示させる。その所定時間の間でトリガスイ
ッチ12が操作されると、上記実施例と同じように、そ
のトリガスイッチ12操作時点での読み取り画像から2
次元コードをデコードし、LCD10にデコード結果を
表示させると共に、2次元コードのデコード結果をホス
トコンピュータに送信させるようにしてもよい。つま
り、画像の繰り返し読み取り中に、トリガスイッチ12
が操作されなかった場合には、所定時間経過後に光源5
4の消灯と、CCD52からの読み出しを停止させて、
電力消費を低減させるようにしてもよい。
【0052】また、本実施例においては、光源54を発
光ダイオードに限定するものではなく、読み取り対象で
ある2次元コードに照射させ、さらに反射してきて2次
元イメージセンサに入光する光によって短時間の内に2
次元イメージセンサに信号電荷を蓄積させることができ
る照度を持つ光源なら如何なるものでもよいし、光の波
長についても、赤外線等のような可視光以外のものでも
よい。但し、CCD52の受光感度の強い光を光源54
が射出できる必要はある。従って、CCD52に可視光
以外の波長光に感度が強いCCD52を用いた場合は、
その波長光を発する光源54を用いればよい。
光ダイオードに限定するものではなく、読み取り対象で
ある2次元コードに照射させ、さらに反射してきて2次
元イメージセンサに入光する光によって短時間の内に2
次元イメージセンサに信号電荷を蓄積させることができ
る照度を持つ光源なら如何なるものでもよいし、光の波
長についても、赤外線等のような可視光以外のものでも
よい。但し、CCD52の受光感度の強い光を光源54
が射出できる必要はある。従って、CCD52に可視光
以外の波長光に感度が強いCCD52を用いた場合は、
その波長光を発する光源54を用いればよい。
【0053】読み取り画像を表示させるディスプレイに
ついても、LCDのみならず、ELパネル等、ドットマ
トリックスタイプの表示装置など如何なるものでもよ
く、本発明において特に限定するものではない。加え
て、読み取った画像情報から2次元コード56のデコー
ドを特殊記号読み取り装置内で実行したが、画像情報か
ら2次元コード56のビットパターンを抽出し、そのビ
ットパターンをホストコンピュータに送信して、ホスト
コンピュータ側でデコードを行わせるようにしてもよ
い。
ついても、LCDのみならず、ELパネル等、ドットマ
トリックスタイプの表示装置など如何なるものでもよ
く、本発明において特に限定するものではない。加え
て、読み取った画像情報から2次元コード56のデコー
ドを特殊記号読み取り装置内で実行したが、画像情報か
ら2次元コード56のビットパターンを抽出し、そのビ
ットパターンをホストコンピュータに送信して、ホスト
コンピュータ側でデコードを行わせるようにしてもよ
い。
【0054】本実施例では、2次元コードの読み取りに
ついて説明したが、従来からある1次元のバーコード等
の特殊記号を読み取る装置に本発明を適用することもで
きる。さらに、本実施例では、1フィールド分、すなわ
ち1フレーム分の画像情報に基づいて処理が行われる
が、2フィールド分、すなわち1フレーム分の画像情報
にで動作させても勿論良い。
ついて説明したが、従来からある1次元のバーコード等
の特殊記号を読み取る装置に本発明を適用することもで
きる。さらに、本実施例では、1フィールド分、すなわ
ち1フレーム分の画像情報に基づいて処理が行われる
が、2フィールド分、すなわち1フレーム分の画像情報
にで動作させても勿論良い。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特殊記号
読み取り装置においてイメージセンサによって読み取っ
た画像情報に所定の処理を行って、特殊記号読み取り装
置外面に設けた表示装置に処理画像を表示させるので、
イメージセンサの読み取り領域内に正しく特殊記号が入
っているか否かを目視でき、実質的な読み取り時間を短
縮できると共に、特殊記号読み取り装置の操作性を向上
させることができる。
読み取り装置においてイメージセンサによって読み取っ
た画像情報に所定の処理を行って、特殊記号読み取り装
置外面に設けた表示装置に処理画像を表示させるので、
イメージセンサの読み取り領域内に正しく特殊記号が入
っているか否かを目視でき、実質的な読み取り時間を短
縮できると共に、特殊記号読み取り装置の操作性を向上
させることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る特殊記号読み取り装置
の外観図である。
の外観図である。
【図2】本発明の第1実施例のブロック回路図である。
【図3】第1実施例の動作フローチャートである。
【図4】本発明の実施例に於ける読み取り画像のディス
プレイ表示例である。
プレイ表示例である。
【図5】本発明に係る第2実施例のブロック回路図であ
る。
る。
【図6】第2実施例の動作フローチャートである。
【図7】第2実施例の動作フローチャートである。
【図8】従来例図である。
10 LCD 12 トリガスイッチ 22 コンパレータ 28 CPU 26、36 メモリ 50 特殊記号読み取り装置 52 CCD 54 光源 54a、54b、54c 発光ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 7/10 H04N 5/335
Claims (1)
- 【請求項1】 特殊記号からの反射光を光電変換して画
像情報を出力するイメージセンサと、このイメージセン
サから出力される画像情報に情報圧縮処理を施し、この
情報圧縮処理結果に基づいて、前記イメージセンサの被
写体読み取り領域に対する前記特殊記号の相対的位置を
表示する表示手段とを備えることを特徴とする特殊記号
読み取り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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