JPH08315059A - データシンボル読み取り装置 - Google Patents

データシンボル読み取り装置

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JPH08315059A
JPH08315059A JP7141253A JP14125395A JPH08315059A JP H08315059 A JPH08315059 A JP H08315059A JP 7141253 A JP7141253 A JP 7141253A JP 14125395 A JP14125395 A JP 14125395A JP H08315059 A JPH08315059 A JP H08315059A
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opening
shield plate
symbol reading
reading device
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Withdrawn
Application number
JP7141253A
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English (en)
Inventor
Shuzo Seo
修三 瀬尾
Nobuhiro Tani
信博 谷
Takeharu Shin
丈晴 新
Makoto Nukui
誠 貫井
Yukihiro Ishizuka
之宏 石塚
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/10Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
    • G06K7/10544Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation by scanning of the records by radiation in the optical part of the electromagnetic spectrum
    • G06K7/10712Fixed beam scanning
    • G06K7/10722Photodetector array or CCD scanning

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Abstract

(57)【要約】 【構成】データシンボル読み取り装置1は、把持部21
とヘッド部22とで構成されたケーシング2を有し、ヘ
ッド部22内には、シンボル読み取り領域を照明する光
源と、CCD(撮像素子)と、シンボル読み取り領域か
らの反射光をCCDの受光面に結像する光学系とからな
る読み取り部が収納されている。ヘッド部22は、シン
ボル読み取り領域側へ延長された筐体3を有する。この
筐体3の先端開口31には、該先端開口31を開閉する
シャッター手段9が設置されている。シャッター手段9
は、先端開口31の対向する一対の縁部に形成されたガ
イド溝91と、ガイド溝91に沿って摺動する可撓性を
有するシャッター板93とを備えている。 【効果】非使用時における異物の侵入、汚れの付着、傷
付き等を防止し、読み取り精度を向上することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2次元データシ
ンボルのようなコード化された情報を読み取るデータシ
ンボル読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、例えばPOSシステム等に適用す
るために、商品情報をバーコード化し、バーコードリー
ダーにより読み取る方法、装置が普及している。しかし
ながら、バーコードの読み取りは、バーの配列方向に走
査を行って1次元的に読み取るものであり、情報量に限
界がある。
【0003】そこで、近年、より多くの情報を担持し得
るものとして、例えば白黒のモザイクパターンが2次元
的に配列された2次元データシンボルと、これを読み取
るデータシンボル読み取り装置が開発されている。この
データシンボル読み取り装置は、大別すると、撮像素
子、例えばCCDのようなエリアセンサーを用いてデー
タシンボルのパターンを2次元的に同時に読み取る構成
のものと、ラインセンサーを用いて1ライン毎に主走査
するとともに、読み取り部とデータシンボルとを主走査
方向と直交する方向に相対的に移動することにより副走
査して2次元的に読み取る構成のものとがある。
【0004】このうち、撮像素子(エリアセンサー)を
用いた構成のものは、副走査のため読み取り部とデータ
シンボルとの相対的移動をする必要がなく、短時間で読
み取りができるという点で優れており、注目されてい
る。
【0005】この撮像素子(エリアセンサー)を用いた
構成の従来のデータシンボル読み取り装置の断面構造を
図5に示す。図5に示すように、データシンボル読み取
り装置100は、ケーシング101の先端側(ヘッド
部)に、撮像素子(CCD)103と、シンボル読み取
り領域36上のデータシンボル38の像を撮像素子10
3の受光面へ結像させる光学系104とで構成される読
み取り部102が内蔵されている。光学系104は、レ
ンズ105と、ミラー106とで構成され、ミラー10
6からシンボル読み取り領域36へ至る光路部分の周囲
が、筐体107で覆われた構造となっている。この筐体
107の先端には、シンボル読み取り領域36を包含す
る矩形の先端開口108が形成されている。
【0006】この場合、筐体107は、シンボル読み取
り領域36が形成される基準面110との距離を、デー
タシンボル38の像が光学系104を介して撮像素子1
03の受光面上に結像し得る距離に設定するためのガイ
ド部材として機能する。
【0007】そして、読み取り時には、筐体107を基
準面110上で移動して、データシンボル38が筐体1
07の先端開口108内、すなわちシンボル読み取り領
域36内に入るように位置合わせをする。
【0008】しかしながら、このような従来のデータシ
ンボル読み取り装置100では、筐体107の先端開口
108が常に開放しているため、この先端開口108か
ら装置内部に塵、埃等の異物や湿気が侵入し、故障の原
因となったり、異物が光学系104を構成する光学部品
や撮像素子103の受光面に付着して、読み取り時のノ
イズとなり、このノイズが原因で読み取りエラーが生じ
ることがあるという問題がある。
【0009】そこで、図5中一点鎖線で示すように、ミ
ラー106と先端開口108との間に、防塵用のガラス
板109を設置することが考えられる。この場合には、
装置内部への異物や湿気等の侵入はある程度防止できる
が、ガラス板109の表面に異物が付着したり、ガラス
板109の表面が傷付いたりすることがあり、この異物
や傷が読み取り時のノイズとなるので、ガラス板109
の表面を常に清浄化しておく必要があるが、このガラス
板109は先端開口108の奥に位置するため、清掃し
づらく、手間がかかる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、非使
用時における異物の侵入、汚れの付着、傷付き等を防止
し、読み取り精度を向上することができるデータシンボ
ル読み取り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(10)の本発明により達成される。
【0012】(1) 読み取り部を内蔵するヘッド部に
開口を有し、この開口を介してデータシンボルを光学系
により撮像素子に結像させてデータシンボルを読み取る
データシンボル読み取り装置において、前記開口を開閉
するシャッター機構を設けたことを特徴とするデータシ
ンボル読み取り装置。
【0013】(2) 前記シャッター機構は、前記開口
を開閉する遮蔽板と、前記開口における一対の縁部に形
成され、前記遮蔽板を摺動自在に案内する第1案内部
と、この第1案内部に続き前記遮蔽板を前記ヘッド部内
に案内する第2案内部とからなる上記(1)に記載のデ
ータシンボル読み取り装置。
【0014】(3) 前記ヘッド部が縦長の把持部の一
端にL字状に形成されるとともに、前記開口が前記L字
状のヘッド部の先端に形成され、前記遮蔽板は、曲動自
在に構成され、この遮蔽板は、前記第2案内部により前
記L字状の内壁面に沿って前記第1案内部から前記ヘッ
ド部内に案内されることを特徴とする上記(2)に記載
のデータシンボル読み取り装置。
【0015】(4) 前記遮蔽板は、可撓性のある板材
により構成されている上記(2)または(3)に記載の
データシンボル読み取り装置。
【0016】(5) 前記遮蔽板は、前記可撓性のある
板材の前記第1案内部および第2案内部による案内方向
と直行する方向に、一定間隔毎に幅方向に亘って刻まれ
た多数のスリットを有する上記(4)に記載のデータシ
ンボル読み取り装置。
【0017】(6) 前記遮蔽板は、その先端部外側に
前記開口を開閉する開閉用突起が設けられ、この開閉用
突起により前記遮蔽板が開閉操作されるとともに、前記
遮蔽板の先端が前記ヘッド部内に没入するのを防止して
いる上記(2)ないし(5)のいずれかに記載のデータ
シンボル読み取り装置。
【0018】(7) 前記遮蔽板の開閉動作に連動して
作動するデータシンボル読み取り装置の電源スイッチを
設け、少なくとも前記遮蔽板の全開で前記電源スイッチ
がオンされる上記(2)ないし(6)のいずれかに記載
のデータシンボル読み取り装置。
【0019】(8) 前記電源スイッチは、リミットス
イッチにより構成され、前記遮蔽板の全開位置で前記遮
蔽板の収納端によりその作動片が押圧されてオンし、前
記収納端が作動片から離れるとオフする上記(7)に記
載のデータシンボル読み取り装置。
【0020】(9) 前記ヘッド部内の前記開口より内
側に、防塵機能を有する透明板が設けられている上記
(1)ないし(8)のいずれかに記載のデータシンボル
読み取り装置。
【0021】(10) 前記データシンボルが、2次元の
データシンボルである上記(1)ないし(9)のいずれ
かに記載のデータシンボル読み取り装置。
【0022】
【実施例】以下、本発明のデータシンボル読み取り装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。
【0023】図1は、本発明のデータシンボル読み取り
装置の実施例を示す斜視図、図2は、図1に示すデータ
シンボル読み取り装置におけるヘッド部の構成を示す断
面側面図、図3は、図1に示すデータシンボル読み取り
装置におけるヘッド部先端の底面図、図4は、図1に示
すデータシンボル読み取り装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【0024】これらの図に示すように、本発明のデータ
シンボル読み取り装置1は、手で把持する縦長の把持部
21とその先端側に形成されたL字状のヘッド部22と
で構成されたケーシング2を有しており、把持部21内
には、後述する信号処理回路5、光源駆動回路42およ
び通信用ドライバ16が収納され、ヘッド部22内に
は、シンボル読み取り領域36からの光を受光する読み
取り部4が収納されている。
【0025】読み取り部4は、シンボル読み取り領域3
6を照明する一対の光源(照明装置)41と、撮像素子
であるCCD(charge coupled device )43と、シン
ボル読み取り領域36からの光(本実施例では反射光)
をCCD43の受光面に結像するように導く光学系44
と、これらを支持する支持部材48とで構成されてい
る。
【0026】光学系44は、シンボル読み取り領域36
からの反射光の光路47をほぼ直角方向に屈曲するミラ
ー45と、ミラー45で反射された光をCCD43の受
光面に結像させるレンズ(またはレンズ群)46とで構
成されている。
【0027】両光源41は、支持部材48の下端部側方
に光路47を介してほぼ対称に設置されている。光源4
1としては、例えばLEDのような発光素子、ハロゲン
ランプ、半導体レーザ等を用いることができる。なお、
光源41の発光側には、シンボル読み取り領域36上の
輝度をより均一にするために、粗面を有する拡散板(図
示せず)が設置されていてもよい。この拡散板は、例え
ば、後述する透明板7の一部に粗面加工を施すことによ
り得られる。このような光源41には、これを点灯する
光源駆動回路42が接続されている。
【0028】CCD43では、多数のフォトダイオード
画素が行列状に配置され、各画素のそれぞれが受光した
光の光量に応じた電荷を蓄積し、この電荷を所定時に順
次転送するように構成されている。この転送された電荷
は、読み取られた画像の画像信号を構成する。
【0029】なお、本実施例においては、CCD43
は、データシンボル38の各部の明度(輝度)を検出し
得るものであればよいが、読み取るデータシンボルの構
成によっては、カラー画像用のCCD43を用いること
もできる。
【0030】シンボル読み取り領域36は、基準面(デ
ータシンボル38が位置する面)37上に形成される領
域であって、光源41による光の照射がなされ、かつそ
の反射光をCCD43により受光し、データを読み取る
ことができる領域である。このシンボル読み取り領域3
6は、後述する筐体3の先端開口31とほぼ一致するか
または先端開口31を包含する。
【0031】本実施例では、図3に示すように、データ
シンボル(シンボルコード)38は、x行×y列(x、
yは、それぞれ2以上の整数)に配列された黒色または
白色(または透明)のモザイクで構成されている。この
モザイクの黒色または白色は、例えば2進法における0
または1を表し、この組み合わせにより所望の情報が特
定される。なお、データシンボル38は、図示のような
構成のものに限定されないことは、言うまでもない。
【0032】以上のように構成された読み取り部4にお
いて、光源駆動回路42の作動により光源41が点灯し
て両光源41から発せられた光は、シンボル読み取り領
域36に照射され、その反射光が光学系44を介してC
CD43の受光面上に結像され、この受光光量に応じた
画像信号(アナログ信号)が出力される。
【0033】さて、ケーシング2のヘッド部22は、読
み取り部4をシンボル読み取り領域36から所定の距離
(光路長)に保つための、すなわち、シンボル読み取り
領域36上に置かれたデータシンボル38の像を光学系
44によりCCD43の受光面に結像させる距離を規定
するためのガイド部材として、読み取り部4からシンボ
ル読み取り領域36側へ延長された筐体3を有してい
る。この筐体3は、光源41からの照明光の光路および
シンボル読み取り領域36からの反射光の光路47をほ
ぼ囲むように構成されており、そのシンボル読み取り領
域36と平行な断面(横断面)は、四角形をなしてい
る。
【0034】また、筐体3は、その先端が基準面37に
当接したとき、シンボル読み取り領域36からの光が光
学系44によりCCD43の受光面に結像するような長
さに設定されている。
【0035】筐体3の先端には、矩形の先端開口31が
形成されている。また、筐体3の内部(先端開口31よ
り内側)には、防塵機能を有する透明板7が設置されて
いる。この透明板7は、前記支持部材48の下端付近の
位置に、筐体3の内部空間を先端開口31側の空間4a
と読み取り部4側の空間4bとに区画するように設置さ
れている。透明板7としては、各種ガラスや各種プラス
チックで構成されたものが使用可能である。このような
透明板7を設けることにより、塵、埃等の異物や湿気等
が読み取り部4側の空間4bへ侵入することが防止され
る。
【0036】筐体3の先端開口31には、この開口31
を開閉するシャッター機構9が設置されている。このシ
ャッター機構9は、先端開口31の対向する一対の縁部
に形成されたガイド溝(第1案内部)91と、各ガイド
溝91に続き、先端開口31の縁部から筐体3の後面3
3側の内壁面に形成された一対のガイド溝(第2案内
部)92と、ガイド溝91、92に沿って摺動する可撓
性を有する蛇腹状の遮蔽板(シャッター板)93とを備
えている。
【0037】ガイド溝92の後端は、ヘッド部22と把
持部21との境界付近まで達しており、両ガイド溝92
間に、遮蔽板93を筐体3の後面33側内壁面に沿って
案内し、ヘッド部22内に格納する遮蔽板格納部921
が形成される。すなわち、遮蔽板格納部921は、筐体
3の後面33側の壁部の内面付近に形成されている。遮
蔽板格納部921がこのような位置に形成されているた
め、遮蔽板93の格納時に、遮蔽板93が読み取りのた
めの照明光、反射光を遮らず、読み取りを支障なく行う
ことができる。
【0038】遮蔽板93は、その片面(または両面)
に、遮蔽板93の移動方向(第1案内部および第2案内
部の案内方向)と直行する方向に延在する多数の平行な
スリット94が一定間隔毎に形成された板状部材であ
る。各スリット94は、遮蔽板93の厚さ方向の途中ま
での深さで形成されており、遮蔽板93は、スリット9
4の形成部分において、屈曲または湾曲し得るように構
成され、全体として可撓性を有している。この遮蔽板9
3の両縁部は、それぞれ、対応する前記ガイド溝91、
92に挿入されており、遮蔽板93は、両ガイド溝9
1、92に沿って所望に湾曲しつつ摺動する。
【0039】遮蔽板93の先端側(装置前方側)には、
遮蔽板93の開閉操作を行うために指等を掛ける開閉用
突起(係止部)95が設けられている。これにより、遮
蔽板93の開閉操作を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0040】また、この開閉用突起95は、遮蔽板93
を移動して先端開口31を開いたとき、先端開口31の
後面33側の一辺に係止して、遮蔽板93の先端が筐体
3内に没入するのを防止する機能を有している。これに
より、遮蔽板93の開閉操作を反復継続的に行うことが
でき、また、遮蔽板93の開動作に伴い電源スイッチ1
4に過度の衝撃が作用することを防止することができ
る。
【0041】遮蔽板格納部921の後端には、遮蔽板9
3の開閉に連動して作動するデータシンボル読み取り装
置1の電源スイッチ14が設置されている。この電源ス
イッチ14は、常開型のリミットスイッチにより構成さ
れ、その作動片141が押圧されることによりオンす
る。
【0042】遮蔽板93が先端開口31を遮蔽している
状態から、開閉用突起95に指等を係止して押圧し、遮
蔽板93を筐体3の後面33方向へ移動すると、遮蔽板
93は、ガイド溝91、92に沿って移動し、遮蔽板格
納部921に格納されるとともに、先端開口31が開
く。図2中二点鎖線で示すように、先端開口31が最も
開き(全開状態)、遮蔽板93が遮蔽板格納部921の
奥部に格納されると、遮蔽板93の収納端(後端)93
1が電源スイッチ14の作動片141を押圧し、電源ス
イッチ14がオンする。
【0043】また、この状態から、遮蔽板93を前記と
逆方向(図1中矢印方向)へ移動して先端開口31を閉
じると、遮蔽板93の収納端931が作動片141から
離れ、作動片141が元の状態に復帰して、電源スイッ
チ14がオフする。
【0044】このようなシャッター機構9を設け、非使
用時には、先端開口31を遮蔽板93により遮蔽してお
くことにより、空間4aへの塵、埃等の侵入が防止さ
れ、透明板7の表面への塵、埃、汚れ、指紋等の付着が
防止される。特に、本実施例におけるシャッター機構9
は、遮蔽板93を所定方向にスライドさせるだけで先端
開口31を開閉できるので、その開閉操作が容易であ
る。
【0045】また、遮蔽板93の開閉動作に連動して電
源スイッチ14がオン/オフするので、遮蔽板93の開
閉操作と電源スイッチ14のオン/オフ操作とを別個に
行う必要がなく、操作性が向上するとともに、装置1の
非使用時に遮蔽板93を閉状態としておくことにより、
電源スイッチ14がオフとなるので、省電力および装置
各部の劣化防止が図れる。
【0046】特に、本実施例では、遮蔽板93が全開状
態とならないと電源スイッチ14がオンしないため、遮
蔽板93が中途半端に開いた状態での読み取りが禁止さ
れ、これによる読み取りエラーが防止できる。
【0047】ケーシング2内には、読み取り部4からの
画像信号を処理する信号処理回路5が、例えばプリント
基板上に設けられている。図4に示すように、この信号
処理回路5は、主に、CCD駆動回路6、増幅回路8、
2値化回路10、メモリー12、制御手段(CPU)1
5およびこれらの電気接続ラインで構成されている。
【0048】また、制御手段15には、光源駆動回路4
2、通信用ドライバー16およびトリガスイッチ11等
のスイッチ回路13が接続され、さらに、必要に応じ、
LCD(液晶表示素子)またはCRTのような表示装置
(図示せず)等が接続されている。
【0049】電源スイッチ14がオンの場合には、A/
Cアダプタ(外部電源)18からの電力は、データシン
ボル読み取り装置1の各部に供給され、オフの場合に
は、その供給が遮断(切電)される。
【0050】データシンボル読み取り装置1において、
前記遮蔽板93を移動して開口31を全開とし、電源ス
イッチ14をオンとした状態で、トリガスイッチ11を
押圧操作してオンとすると、読み取りが開始され、信号
処理回路5では、後述するように所定の信号処理が行わ
れる。この信号処理回路5にて処理された信号は、必要
なデータにデコードされた後、通信用ドライバー16に
より、外部に設置された例えばパソコンやワークステー
ションのようなコンピュータ17に入力される。このよ
うなコンピュータ17においては、入力されたデータの
格納および集計等が行われる。
【0051】光源駆動回路42は、光源41に電力を供
給して点灯する回路であり、その作動は、制御手段15
により制御される。前記電源スイッチ14のオンによ
り、制御手段15は、光源駆動回路42を作動させ、こ
れにより光源41が点灯する。ここで、光源41の点灯
時間は、光源駆動回路42または制御手段15により所
望に設定されている。
【0052】また、電源スイッチ14のオンによって、
制御手段15は、CCD駆動回路6を作動させる。CC
D駆動回路6からCCD43へは、CCD水平駆動パル
スと、CCD垂直駆動パルスとが出力され、CCD43
での電荷の蓄積および転送が制御される。
【0053】また、CCD駆動回路6では、クロック信
号を生成し、さらにこの信号に水平同期信号および垂直
同期信号を複合した信号(複合クロック信号)を制御手
段15へ送出する。
【0054】読み取り部4のCCD43から順次出力さ
れる画像信号(アナログ信号)は、増幅回路8により増
幅され、図示しないA/D変換器によりデジタル画像信
号に変換されて2値化回路10に入力される。
【0055】2値化回路10では、デジタル画像信号が
しきい値データと比較されて2値化される。2値化回路
10より出力された2値化データは、制御手段15に内
蔵されているアドレスカウンタにより、メモリー12の
所定のアドレスに記憶される。このアドレスカウンタ
は、前記CCD駆動回路6から入力される複合クロック
信号によって駆動する。
【0056】メモリー12からは、前記アドレスカウン
タに指定されたアドレス(メモリー12への記憶時とは
読み出し順序が逆の場合がある)に従って、データが順
次読み出され、1画面分のデータに対し、制御手段15
の演算部において、例えば、像の反転、輪郭検出(デー
タシンボル38に関する情報のみの抽出)、ドロップア
ウト補正、回転等の必要な画像処理を行い、さらに、制
御手段15に内蔵されるデコーダにて、データシンボル
38の体系に応じたデータにデコードする。このデコー
ドされたデータは、通信用ドライバー16を介して、ホ
ストコンピュータ17へ出力される。
【0057】このようにしてデータシンボル38の読み
取りが終了したら、遮蔽板93を図1中の矢印方向へ移
動して開口31を閉じる。これにより、電源スイッチ1
4がオフとなり、装置各部への電力供給が遮断される。
【0058】以上、本発明のデータシンボル読み取り装
置を、図示の各実施例に基づいて説明したが、本発明は
これらに限定されるものではない。例えば、筐体3の横
断面形状やヘッド部22の先端開口は、図示のごとき四
角形に限らず、三角形、六角形、八角形等の多角形や、
円形、楕円形等、いかなる形状のものでもよい。さら
に、ヘッド部22の形状も、L字状に限定されない。
【0059】また、シャッター機構は、図示のような構
成に限らず、例えば、複数のシャッター羽根が変位して
ヘッド部の先端開口を開閉するような構成であってもよ
い。
【0060】また、読み取り部4は、外光(自然光)を
取り入れてシンボル読み取り領域36を照明する構成で
あってもよい。この場合、光源41を有さないか、また
は、光源41で外光の不足分を補うように照明する構成
とすることができる。
【0061】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のデータシン
ボル読み取り装置によれば、非使用時にシャッター機構
でヘッド部の開口を閉じておくことで、塵、埃等の異物
の侵入、汚れの付着、傷付き等を防止することができ
る。特に、防塵機能を有する透明板を設けた場合には、
装置内部への異物や湿気の侵入を防止できるとともに、
透明板への異物や汚れの付着を防止することができる。
【0062】このようなことから、読み取りの際に、異
物等の付着が原因で生じるノイズ等が解消され、読み取
り精度を向上することができるとともに、装置のメイン
テナンスも容易となる。
【0063】また、第1案内部および第2案内部を設け
た場合には、開口を開いた際、データシンボルの読み取
りに支障を生じることなく、遮蔽板をヘッド部内に案内
し、格納することができる。
【0064】また、遮蔽板が可撓性を有する板材により
構成されている場合には、その開閉を円滑に行うことが
できる。そして、遮蔽板に開閉用突起を設けた場合に
は、遮蔽板の開閉操作を容易かつ確実に行うことができ
る。
【0065】また、シャッター機構の開閉動作に連動し
て作動するリミットスイッチのような電源スイッチを設
けた場合には、操作性が向上するとともに、非使用時に
シャッター機構を閉状態とし、電源スイッチをオフとす
ることで、省電力および装置各部の劣化防止が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータシンボル読み取り装置の実施例
を示す斜視図である。
【図2】図1に示すデータシンボル読み取り装置におけ
るヘッド部の構成を示す断面側面図である。
【図3】図1に示すデータシンボル読み取り装置におけ
るヘッド部先端の底面図である。
【図4】図1に示すデータシンボル読み取り装置の回路
構成を示すブロック図である。
【図5】従来のデータシンボル読み取り装置の構成を示
す断面側面図である。
【符号の説明】
1 データシンボル読み取り装置 2 ケーシング 21 把持部 22 ヘッド部 3 筐体 31 先端開口 33 後面 36 シンボル読み取り領域 37 基準面 38 データシンボル 4 読み取り部 4a、4b 空間 41 光源 42 光源駆動回路 43 CCD 44 光学系 45 ミラー 46 レンズ 47 光路 48 支持部材 5 信号処理回路 6 CCD駆動回路 7 透明板 8 増幅回路 9 シャッター機構 91、92 ガイド溝 921 遮蔽板格納部 93 遮蔽板 931 収納端 94 スリット 95 開閉用突起 10 2値化回路(コンパレータ) 11 トリガスイッチ 12 メモリー 13 スイッチ回路 14 電源スイッチ 141 作動片 15 制御手段(CPU) 16 通信用ドライバー 17 ホストコンピュータ 18 A/Cアダプタ 100 データシンボル読み取り装置 101 ケーシング 102 読み取り部 103 撮像素子 104 光学系 105 レンズ 106 ミラー 107 筐体 108 先端開口 109 ガラス板 110 基準面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 貫井 誠 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 石塚 之宏 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り部を内蔵するヘッド部に開口を
    有し、この開口を介してデータシンボルを光学系により
    撮像素子に結像させてデータシンボルを読み取るデータ
    シンボル読み取り装置において、 前記開口を開閉するシャッター機構を設けたことを特徴
    とするデータシンボル読み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッター機構は、前記開口を開閉
    する遮蔽板と、前記開口における一対の縁部に形成さ
    れ、前記遮蔽板を摺動自在に案内する第1案内部と、こ
    の第1案内部に続き前記遮蔽板を前記ヘッド部内に案内
    する第2案内部とからなる請求項1に記載のデータシン
    ボル読み取り装置。
  3. 【請求項3】 前記ヘッド部が縦長の把持部の一端にL
    字状に形成されるとともに、前記開口が前記L字状のヘ
    ッド部の先端に形成され、 前記遮蔽板は、曲動自在に構成され、この遮蔽板は、前
    記第2案内部により前記L字状の内壁面に沿って前記第
    1案内部から前記ヘッド部内に案内されることを特徴と
    する請求項2に記載のデータシンボル読み取り装置。
  4. 【請求項4】 前記遮蔽板は、可撓性のある板材により
    構成されている請求項2または3に記載のデータシンボ
    ル読み取り装置。
  5. 【請求項5】 前記遮蔽板は、前記可撓性のある板材の
    前記第1案内部および第2案内部による案内方向と直行
    する方向に、一定間隔毎に幅方向に亘って刻まれた多数
    のスリットを有する請求項4に記載のデータシンボル読
    み取り装置。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽板は、その先端部外側に前記開
    口を開閉する開閉用突起が設けられ、この開閉用突起に
    より前記遮蔽板が開閉操作されるとともに、前記遮蔽板
    の先端が前記ヘッド部内に没入するのを防止している請
    求項2ないし5のいずれかに記載のデータシンボル読み
    取り装置。
  7. 【請求項7】 前記遮蔽板の開閉動作に連動して作動す
    るデータシンボル読み取り装置の電源スイッチを設け、
    少なくとも前記遮蔽板の全開で前記電源スイッチがオン
    される請求項2ないし6のいずれかに記載のデータシン
    ボル読み取り装置。
  8. 【請求項8】 前記電源スイッチは、リミットスイッチ
    により構成され、前記遮蔽板の全開位置で前記遮蔽板の
    収納端によりその作動片が押圧されてオンし、前記収納
    端が作動片から離れるとオフする請求項7に記載のデー
    タシンボル読み取り装置。
  9. 【請求項9】 前記ヘッド部内の前記開口より内側に、
    防塵機能を有する透明板が設けられている請求項1ない
    し8のいずれかに記載のデータシンボル読み取り装置。
  10. 【請求項10】 前記データシンボルが、2次元のデー
    タシンボルである請求項1ないし9のいずれかに記載の
    データシンボル読み取り装置。
JP7141253A 1995-05-16 1995-05-16 データシンボル読み取り装置 Withdrawn JPH08315059A (ja)

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