JP3238475U - アルファ化米食品 - Google Patents

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Abstract

【課題】喫食者が好みの味加減(塩味加減)に容易に調整でき、塩分の取り過ぎや味が濃いことによる水分摂取の欲求が生じることを可及的に抑制することができるアルファ化米食品を提供する。【解決手段】容器1内にアルファ化米2と具材3とが封入され、前記容器1を開封し該容器1内に注湯若しくは注水することで喫食可能となるアルファ化米食品であって、前記具材3は、塩分を含み、包装袋4に収納され、前記アルファ化米2と区分されて前記容器1内に封入されている。【選択図】図1

Description

本考案は、注湯若しくは注水により喫食可能となるアルファ化米食品に関するものである。
アルファ化米を用いたアルファ化米食品は、常温で長期間保存でき、注湯や注水のみで喫食可能となることから、自然災害時の備蓄食料として重宝されており、近年は、単なる白飯だけでなく、五目ご飯、チキンライス、わかめご飯など、様々な味付けがされたアルファ化米食品も多数提供されている。
上記のような味付けされたアルファ化米食品は、長期保存による味の低下や菌の発生を抑制するため、一般的な味付き食品に比べて塩分が多めに含まれているが、あらかじめアルファ化米と具材(塩分)とが混ぜ合わさった状態で容器内に封入されているため、塩分の調整ができない。したがって、これを食した人は、喉が渇き水を飲みたくなる。
しかしながら、このようなアルファ化米食品が多く利用される避難所の多くは、トイレ事情があまり良いとは言えず、容易にトイレに行くことができないのが実情である。
したがって、女性や高齢者の中には、トイレに行くことを控えるために、このような塩分を多く含む味付けされたアルファ化米食品を食さなくなったり、残すようになり、摂食不良により健康を損ねたり、食べ残しによる生ゴミの発生の問題が生じている。
本考案は、上記のような味付けされたアルファ化米食品の現状に鑑みなされたものであり、喫食者が好みの味加減(塩味加減)に容易に調整でき、塩分の取り過ぎや味が濃いことによる水分摂取の欲求が生じることを可及的に抑制することができるアルファ化米食品を提供することを目的とする。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
容器1内にアルファ化米2と具材3とが封入され、前記容器1を開封し該容器1内に注湯若しくは注水することで喫食可能となるアルファ化米食品であって、前記具材3は、塩分を含み、包装袋4に収納され、前記アルファ化米2と区分されて前記容器1内に封入されていることを特徴とするアルファ化米食品に係るものである。
また、請求項1記載のアルファ化米食品において、前記具材3は、複数の包装袋4に等分ずつ収納されていることを特徴とするアルファ化米食品に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載のアルファ化米食品において、前記容器1の内面には、前記アルファ化米2をご飯にする注湯量若しくは注水量を示すご飯用指示線5と、前記アルファ化米2をおかゆにする注湯量若しくは注水量を示すおかゆ用指示線6が設けられていることを特徴とするアルファ化米食品に係るものである。
本考案は上述のように構成したから、喫食者が好みの味加減(塩味加減)に容易に調整でき、塩分の取り過ぎや味が濃いことによる水分摂取の欲求が生じることを可及的に抑制することができるアルファ化米食品となる。
したがって、本考案により、水分摂取の欲求を抑えるため喫食を控えていた人が安心して食することができ、摂食不良により健康を損ねたり、食べ残しにより生ゴミが増えたりする問題が解消される。
本実施例の内容物を封入した状態を示す説明図である。 本実施例の内容物を取り出した状態を示す説明図である。 本実施例の調理状態を示す説明図である。
好適と考える本考案の実施形態を、図面に基づいて本考案の作用を示して簡単に説明する。
本考案は、塩分を含む具材3が、包装袋4に収納され、アルファ化米2と区分されて、容器1内に封入されている。
したがって、本考案のアルファ化米食品を食する場合、具材3が収納された包装袋4を容器1内から取り出し、包装袋4を開封して、具材3を容器1内のアルファ化米2に混ぜ入れることとなるが、この際、アルファ化米2に混ぜ入れる具材3の量を喫食者が好みの量に調整することができる。
たとえば、塩分の摂取を控えたい喫食者や薄味が好みの喫食者は、包装袋4に収納された具材3の半分の量をアルファ化米2に混ぜ入れることで、低塩分、薄味のアルファ化米食品とすることができる。
このように、本考案は、喫食者が塩分を容易に調整することができ、これにより、塩分の取り過ぎにより喉が渇き水を飲みたくなることを懸念することなく、安心して喫食することができるアルファ化米食品となる。
本考案の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、容器1内にアルファ化米2と具材3とが封入され、前記容器1を開封し該容器1内に注湯若しくは注水することで喫食可能となるアルファ化米食品であって、前記具材3は、塩分を含み、包装袋4に収納され、前記アルファ化米2と区分されて前記容器1内に封入されているものである。
以下、本実施例に係る構成各部について詳述する。
本実施例は、図1に示すように、容器1内に、アルファ化米2、包装袋4に収納された具材3、脱酸素剤7及び食事用具8(スプーン)が封入されてなるものである。
容器1は、一般的なアルファ化米食品に用いられているものと同等のものであり、気体遮断性、耐久性、耐水性、耐熱性などを有するフィルム材からなり、封入物を長期間保存できるように構成されている。
また、容器1は、自立可能な形状に形成され、他の容器に移すこと無く、そのまま調理し食することができるように構成されている。
さらに、本実施例の容器1は、図2に示すように、内面に、アルファ化米2をご飯にする注湯量若しくは注水量を示すご飯用指示線5と、アルファ化米2をおかゆにする注湯量若しくは注水量を示すおかゆ用指示線6が設けられている。
すなわち、本実施例は、アルファ化米2をご飯とおかゆのいずれにも調理することができ、また、その調理に必要な水量(湯量)を、一々計量することなく、この容器1の内面に設けられたご飯用指示線5若しくはおかゆ用指示線6に従って注湯若しくは注水するだけで所望の米飯を得ることができるように構成されている。
また、アルファ化米2は、常法の製法により得られる一般的なアルファ化米が用いられている。
また、具材3は、前記のとおり、包装袋4に収納され、アルファ化米2と区分されて容器1内に封入されている。
すなわち、本実施例は、従来のアルファ化米食品のように予めアルファ化米と具材とが混ぜ合わさって容器内に封入されているものではなく、前記のとおり、具材3がアルファ化米2と区分された状態で容器1内に封入され、図3に示すように、アルファ化米2を調理(注湯若しくは注水)する際に具材3をアルファ化米2に好みの量だけ混ぜ入れて調理することができるように構成されている。
具体的には、具材3は複数の包装袋4に等分ずつ収納されており、本実施例においては、具材3は、二つの包装袋4に等分ずつ収納されている。
なお、本実施例の包装袋4は、図示するように、ミシン目が設けられ容易に分離可能に連結される二つの包装袋4が一体化しているものが用いられているが、それぞれ分離した包装袋4を用いても良い。
また、本実施例は、具材3としてワカメを用いてワカメご飯としているが、具材3は前記ワカメに限定されるものではなく適宜採用可能であり、また、具材3を分けて収納する包装袋4の数も本実施例に記載の数に限定されるものではない。
また、本実施例は、具材3となるワカメと塩が一緒に包装袋4に収納されている構成であるが、具材3(ワカメ)と塩とを区分して包装袋に収納する構成としても良い。
以上のように構成される本実施例の作用効果について以下に説明する。
本実施例は、塩分を含む具材3が、包装袋4に収納され、アルファ化米2と区分されているから、アルファ化米2に混ぜ入れる具材3の量を喫食者が好みの量に容易に調整することができる。
しかも、本実施例は、具材3が二つの包装袋4に等分ずつ小分けにされて収納されているから、塩分の摂取を控えたい喫食者や薄味が好みの喫食者は、一方の包装袋4に収納された具材3だけをアルファ化米2に混ぜ入れ、低塩分、薄味のアルファ化米食品とすることができ、これにより、たとえば、自然災害等でトイレ事情の悪い避難所で生活しているひとでも、塩分の取り過ぎにより喉が渇き水を飲みたくなることを懸念することなく、安心して喫食することができる。
また、残ったもう一方の具材3は、保管しておき、たとえば、別の白ご飯のアルファ化米食品を食する際に使用することもできる。
また、本実施例は、容器1の内面に、アルファ化米2をご飯にする注湯量若しくは注水量を示すご飯用指示線5と、アルファ化米2をおかゆにする注湯量若しくは注水量を示すおかゆ用指示線6とが設けられ、アルファ化米2をご飯とおかゆのいずれにも調理することができるように構成されているから、喫食者は、ワカメご飯、白ご飯及びおかゆの中から好みのものを食することができる。
このように、本実施例は、喫食者が塩分を容易に調整することができ、塩分の摂取を控えたい喫食者や薄味が好みの喫食者でも安心して食することができ、さらに、アルファ化米2と具材3からなる味付けご飯の一択ではなく、具材3のない白ご飯やおかゆとしても食することもできる実用性に優れた画期的なアルファ化米食品となる。
なお、本考案は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 容器
2 アルファ化米
3 具材
4 包装袋
5 ご飯用指示線
6 おかゆ用指示線

Claims (3)

  1. 容器内にアルファ化米と具材とが封入され、前記容器を開封し該容器内に注湯若しくは注水することで喫食可能となるアルファ化米食品であって、前記具材は、塩分を含み、包装袋に収納され、前記アルファ化米と区分されて前記容器内に封入されていることを特徴とするアルファ化米食品。
  2. 請求項1記載のアルファ化米食品において、前記具材は、複数の包装袋に等分ずつ収納されていることを特徴とするアルファ化米食品。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載のアルファ化米食品において、前記容器の内面には、前記アルファ化米をご飯にする注湯量若しくは注水量を示すご飯用指示線と、前記アルファ化米をおかゆにする注湯量若しくは注水量を示すおかゆ用指示線が設けられていることを特徴とするアルファ化米食品。
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