JP3238163B2 - 無矛盾性管理方式 - Google Patents

無矛盾性管理方式

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JP3238163B2
JP3238163B2 JP16202591A JP16202591A JP3238163B2 JP 3238163 B2 JP3238163 B2 JP 3238163B2 JP 16202591 A JP16202591 A JP 16202591A JP 16202591 A JP16202591 A JP 16202591A JP 3238163 B2 JP3238163 B2 JP 3238163B2
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次夫 長谷川
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Tokyo Electric Power Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機により構
成された分散方式電力系統監視制御システムにおいて、
処理結果出力データの統一性,無矛盾性の確保を集中管
理機構なしに行なうための出力データの無矛盾性管理方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の計算機により構成された分
散方式電力系統監視制御システムにおいては、ある時点
における1つの入力データを、複数の計算機が同時並列
的に処理を行なう方式が普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方式では集中
管理機構が大規模・複雑になる上に、その故障によって
システム全体が停止したり、あるいは一部の変更がシス
テム全体に影響する等の問題点があった。例えば、電力
系統の同一の状態に対してある計算機ユニットが安全性
の観点から電圧を下げる指示を出し、別の計算機ユニッ
トが経済性の観点から電圧を上げる指示を出す等の可能
性があるため、処理結果出力データの統一性・無矛盾性
確保のために集中管理機構を必要としていた。本発明は
上記事情に鑑みてなされたものであり、各計算機ユニッ
トからの出力データに優先度を付加することによって、
集中管理機構を仮定することなく処理結果出力データの
統一性・無矛盾性を確保し得る出力データの無矛盾性管
理方式を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では複数の計算機を共通の通信路で接続し各
計算機に処理を分散して実行させる監視制御システムで
あって、前記複数の計算機に対して異なる優先度を割り
当てると共に、各計算機には、処理後のデータに対して
該処理の識別子と夫々の計算機の優先度を含む情報を付
加して処理結果出力データを作成する手段と、この処理
結果出力データを他の計算機へ送信する手段とを設ける
一方、他の計算機から送られてくる前記処理結果出力デ
ータを受信する手段と、この受信した処理結果出力デー
タを識別子により分類し、複数の計算機から同一の識別
子を付されたデータを受信した場合には、優先度を参照
することによりデータを処理する手段とを備えた。 [作用] 各計算機ユニットからの処理結果出力データを「処理識
別子」「優先度」「データ本体」という構成にする。出
力データを受取った計算機ユニットは、同一の処理識別
子を持つデータが複数ある場合、優先度最大のデータを
採用する。当該計算機ユニットは処理を行なった後、そ
の計算機ユニットに与えられた優先度を付けて他の計算
機ユニットに渡す。以上により出力データを受取った各
計算機ユニットは優先度に従って全計算機ユニットで共
通の内容を有効化することができ、出力データの統一性
・無矛盾性を集中管理機構なしに実現できる。
【0005】
【実施例】以下図面を参照して実施例を説明する。図1
は本発明による出力データの無矛盾性管理方式を説明す
るための一実施例の構成図であり、優先度付与の例であ
る。図1において、1は外部とのやりとりをする入出力
計算機ユニット(以下、単に入出力ユニットと称す)、
2〜nはそれぞれ予め決められた特定のある処理を行な
う処理計算機ユニットであり(以下、処理ユニットと称
す)、入出力ユニットは入力部11,処理部12,出力部13
からなる。他のユニット2〜nも同様である。
【0006】入出力ユニット1は電力系統データ5を入
力部11で受取ると、処理部12で入出力ユニットの規定の
処理を行なった後、図2に示す処理識別子(ここでは時
刻印)71と優先度72とを処理部12の処理結果であるデー
タ本体73に付与する。出力部13は更に通信路6を通じて
処理ユニット2,3,…nのうちの必要な処理ユニット
の入出力部21,31,…n1にデータ7を流す。
【0007】次に作用について説明する。処理ユニット
2,3,…nは入力部21〜n1からデータ7を受取ると、
入力部においてバッファにデータ7を一定期間ためて処
理識別子71(時刻印)の早いものから順に、処理部22〜
n2へ送る。そして処理ユニットは処理部22〜n2にて規定
の処理を行なった後、出力部23〜n3で当該ユニットに予
め割当てられた優先度を付与して、関連する他の処理ユ
ニットへ通信路6を通じて送信する。この際優先度は処
理するタスク毎に指定することも可能である。各処理ユ
ニットの出力を受取ったユニットiは、他の処理ユニッ
トで処理されたデータを入力部i1で受取ると、入力部i1
においてバッファにデータを一定期間ためて、処理識別
子(時刻印)の早いものから順に処理部i2に送る。
【0008】もし同一の処理識別子が存在する場合は、
優先度の最も高いものだけを処理部i2に送る。従って処
理部i2では優先度が最大のデータだけ規定の処理を行な
う。従って同一の入力データに対して異なる処理ユニッ
トが矛盾する処理結果を出力しても、各ユニットは同一
の結果を有効化することができる。優先度の付与条件は
ここでは、処理ユニット毎あるいはタスク毎に予め定め
た値を用いたが、両者を組合せる等種々の応用が可能で
ある。以上説明した処理の流れをタイミングチャートで
示したのが図3である。入出力ユニット1でデータに処
理Aを行なった後、処理ユニット2〜nへデータ送信を
行なう。処理ユニット2ではデータを受取ると処理B,
処理C,処理Dを行ない、処理ユニット3では処理E,
処理F,処理Gを行ない、処理ユニット4では処理H,
処理Iを行ない、処理ユニットnでは処理L,処理Mを
行なう。処理ユニット4には処理Iが終って一定時間後
に、処理ユニット2からの処理Dの結果と、処理ユニッ
ト3からの処理Gの結果という同一時刻印の要求が2つ
くることになる。処理ユニット4が電圧調整機能を担当
するものとした場合、同一の入力データに対して同時に
2つの異なる要求、例えば電圧上昇と降下要求等を受取
り、システム全体として矛盾した動作を実施することに
なる。しかし、処理ユニット3より処理ユニット2の優
先度が高いと設定した場合、処理ユニット2の処理結果
である処理Dの結果が処理Gの結果に優先され、処理ユ
ニット4上で処理Dの結果データに対する処理Jが行な
われ、処理ユニット3の結果データを受けた処理K′は
実行されない。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば複
数の計算機により構成された分散方式電力系統監視制御
システムにおいて、処理識別子及び優先度を考慮する構
成としたので、処理結果出力データの統一性・無矛盾性
の確保を集中管理機構なしに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による出力無矛盾性管理方式の一実施例
の全体構成図。
【図2】処理結果出力データの構成図。
【図3】入出力ユニットから全処理ユニットへ送信する
場合の処理の流れを示すタイミングチャート。
【符号の説明】
1 入出力ユニット 2,3,4 処理ユニット 5 電力系統データ 6 通信路 7 処理結果出力データ 11 入出力ユニット1の入力部 12 入出力ユニット1の処理部 13 入出力ユニット1の出力部 21 処理ユニット2の入力部 22 処理ユニット2の処理部 23 処理ユニット2の出力部 31 処理ユニット3の入力部 32 処理ユニット3の処理部 33 処理ユニット3の出力部 n1 処理ユニットnの入力部 n2 処理ユニットnの処理部 n3 処理ユニットnの出力部 71 処理識別子 72 優先度 73 データ本体
フロントページの続き (72)発明者 白井 宏昌 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会 社東芝 本社事務所内 (56)参考文献 特開 平1−293489(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/00 G06F 15/16 620

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の計算機を共通の通信路で接続し各
    計算機に処理を分散して実行させる監視制御システムで
    あって、前記複数の計算機に対して異なる優先度を割り
    当てると共に、各計算機には、処理後のデータに対して
    該処理の識別子と夫々の計算機の優先度を含む情報を付
    加して処理結果出力データを作成する手段と、この処理
    結果出力データを他の計算機へ送信する手段とを設ける
    一方、他の計算機から送られてくる前記処理結果出力デ
    ータを受信する手段と、この受信した処理結果出力デー
    タを識別子により分類し、複数の計算機から同一の識別
    子を付されたデータを受信した場合には、優先度を参照
    することによりデータを処理する手段とを備えたことを
    特徴とする無矛盾性管理方式。
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