JP3238080B2 - 建造物形状地図を用いた情報案内装置及び記憶媒体 - Google Patents

建造物形状地図を用いた情報案内装置及び記憶媒体

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JP3238080B2 JP29079396A JP29079396A JP3238080B2 JP 3238080 B2 JP3238080 B2 JP 3238080B2 JP 29079396 A JP29079396 A JP 29079396A JP 29079396 A JP29079396 A JP 29079396A JP 3238080 B2 JP3238080 B2 JP 3238080B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標列により建造
物の形状を表示した建造物形状地図を用い、外部電子装
置からの入力も併用して目的とする地点の設定を行える
ようにした建造物形状地図を用いた情報案内装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、目的とする地点を設定するための
設定画面において、利用者がマニュアル操作により電話
番号を入力したり、あるいは住所を選択入力すると、入
力地点付近の地図が表示されて経路が探索され、探索さ
れた経路に沿ってナビゲーションすることが行われてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、利用者
のマニュアル操作による電話番号入力、住所入力では、
電話番号や住所を暗記している場合には比較的容易に行
えるものの、暗記していないような場所を入力するため
には、電話帳等を調べる必要があり、これの入力作業は
容易なことではない。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、利用者が目的とする地点を容易に入力することがで
きる建造物形状地図を用いた情報案内装置及び記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の建造物形状地図
を用いた情報案内装置は、各建築物や施設その他各種建
造物毎に形状の座標列と当該建造物に属する情報とを有
する建造物形状地図を含む地図データを記憶する記憶手
段と、外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力
制御手段と、外部電子装置から外部入力された地図情報
に基づいて、該当する地図データを前記記憶手段から検
索する検索手段と、検索された地図データを出力する報
知手段とを備え、前記検索手段は、外部入力された地図
情報に該当する建造物形状地図が地図データにあるか否
かを判断して前記記憶手段から検索し、前記報知手段
は、前記検索手段により検索された建造物形状地図を出
力することを特徴とする。また、本発明の建造物形状地
図を用いた情報案内装置は、各建築物や施設その他各種
建造物毎に形状の座標列と当該建造物に属する情報とを
有する建造物形状地図を含む地図データを記憶する記憶
手段と、外部電子装置との情報の入出力を制御する入出
力制御手段と、外部電子装置から外部入力された地図情
報に基づいて、該当する地図データを前記記憶手段から
検索する検索手段と、検索された地図を出力する報知手
段とを備え、前記検索手段は、外部入力された地図情報
に該当する建造物形状地図が地図データにあるか否かを
判断して前記記憶手段から検索し、前記報知手段は、前
記検索手段により検索された地図データに格納された建
造物に属する情報を出力することを特徴とする。また、
本発明の建造物形状地図を用いた情報案内装置は、各建
築物や施設その他各種建造物毎に形状の座標列と当該建
造物に属する情報とを有する建造物形状地図を含む地図
データを記憶する記憶手段と、外部電子装置との情報の
入出力を制御する入出力制御手段と、外部電子装置から
外部入力された地図情報の特徴を認識する解読手段と、
解読手段で認識された外部入力された地図情報の特徴に
基づいて、前記記憶手段から該当する地点と、該地点周
辺の建造物形状地図を検索する検索手段と、検索された
地点周辺の建造物形状地図を出力する報知手段とを備え
たことを特徴とする。また、本発明の建造物形状地図を
用いた情報案内装置は、各建築物や施設その他各種建造
物毎に形状の座標列と当該建造物に属する情報とを有す
る建造物形状地図を含む地図データを記憶する記憶手段
と、外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力制
御手段と、外部電子装置から外部入力された地図情報の
特徴を認識する解読手段と、解読手段で認識された外部
入力された地図情報の特徴に基づいて、前記記憶手段に
記憶された地図データから該当する地点と、該地点の建
造物に属する情報を検索する検索手段と、検索された地
点の建造物に属する情報を出力する報知手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の1形態を図
面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る建造物形
状地図による情報案内装置の実施の1形態を示す図、図
2は本発明に係る建造物形状地図による情報案内装置に
よる形状地図の表示案内処理を説明するための図、図3
は建造物形状地図のデータ構造の例を示す図である。
【0008】図1において、地図データ記憶装置100
は、建築物(一般家屋、オフィスビル、マンション、消
防署、デパート、病院、駅等)、施設(塔、公園、遊園
地、運動場等)、橋、道路その他各種の所謂建造物の形
状を描画し表示するための建造物形状地図のデータを記
憶したものであり、さらに道路地図のデータ、住宅地図
のデータ等を記憶したものであってもよい。建造物形状
地図のデータは、建造物の形状を描画し表示するための
複数の座標値からなる座標列、その建造物の名称、番地
(住所)、その建造物に属する各種情報、例えば種別、
高さ、構成(入居者)、さらにその電話番号等の情報を
有する。
【0009】中央処理装置200は、地図データ記憶装
置100から表示範囲の建造物形状地図のデータを読み
出して建造物の種別や高さ、その他の詳細情報(構成の
規模等)から表示態様として例えば形状の色を決め座標
列に基づき各名称毎に建造物の形状とその名称を建造物
形状地図として描画し表示し、その表示した建造物形状
地図上で建造物が選択されると、その建造物に属する情
報や周辺情報を検索し案内出力したり、逆に建造物に属
する情報から建造物を中心とする形状地図を表示するも
のである。
【0010】形状表示処理部200aは、建造物の形状
地図を描画し表示する処理を行うものであり、名称表示
処理部200bは、形状表示処理部200aにより表示
された形状地図の上に、主要な形状物の名称を描画し表
示する処理を行うものである。検索案内処理部200c
は、建造物に関する各種の情報、例えばビル内に入居す
る会社や事務所、店舗等の名称のリスト、電話番号、そ
の建造物の周辺に存在する同様の情報(周辺情報)を検
索し案内したり、電話番号や名称から建造物を検索し形
状地図で案内したりするものである。
【0011】入出力制御部200dは、中央処理装置2
00を図示しないインタフェースを通してパソコン、手
帳形電子装置等の携帯形電子装置500と接続したとき
のデータのやりとり、或いは表示画面にタッチパネル、
タッチスクリーンを含むタブレットを使用した場合のタ
ッチ入力データの取り込みを制御するもので、例えば、
携帯形電子装置に格納されている電話番号一覧、住所一
覧、簡易的に作成された目的地周辺の地図、施設等の地
点に関する情報等を記憶装置100に転送して格納した
り、あるいは記憶装置100に記憶させた情報を携帯形
電子装置に転送したりする場合の制御を行っている。し
たがって、例えば、地点入力を目的地周辺の簡易的な地
図を携帯形電子装置から入力させ、中央処理装置では入
力された地図の特徴、特に目的地周辺の施設、道路形
状、地名等から該当する地点を建造物形状地図から検索
し、その結果、検索された地点を含む地図を案内するこ
とが可能である。なお、簡易的な地図を外部入力する場
合は、携帯形電子装置に限らずスキャナーで読み込み、
中央処理装置200に入力して地点検索することも可能
である。また、携帯形電子装置に記憶されている情報を
ナビゲーション装置に転送して登録しておけば、地点入
力に際して登録データを読みだして利用することがで
き、利用者の地点入力における負担を軽減することがで
きる。
【0012】出力装置300は、中央処理装置200に
よる建造物形状地図や、案内情報出力を表示するディス
プレイ、印刷出力するプリンタ等である。入力指示装置
400は、建造物形状地図の出力範囲(地域)、地図上
の建造物のエリア、建造物に関する情報案内、周辺情報
の検索等の選択、指示を入力するものであり、例えば出
力装置300のディスプレイ画面に組み合わせたタッチ
パネル、タッチスクリーンを含むタブレット、ジョイス
ティックやマウス等のポインティングデバイス、リモコ
ンが用いられる。
【0013】中央処理装置200では、図2に示すよう
に例えば選択された縮尺の道路地図を表示している状態
で、建造物形状地図が選択されると(ステップS1)、
まず、形状地図の表示処理を実行し(ステップS2)、
その形状地図の上に建造物名称の表示処理を実行する
(ステップS3)。その後、建造物に属する情報、例え
ばビルであれば、そのビル内に入居している店舗や事務
所等、テナントの具体的な名称や業種、業務内容、電話
番号等の情報に関して建造物形状地図による検索案内処
理を実行する(ステップS5)。建造物の形状は、一般
家屋やビル、その他の建築物であれば、その平面形状に
なり、公園や道路であればその平面地形になる。したが
って、多数の入居者がいるビルの場合には、そのビルの
入居者に関する情報があり、1つの建造物の形状であっ
ても、多くの情報を有しているので、ステップS2の形
状地図の表示処理、及びステップS3の建造物名称の表
示処理では、このような情報の多い建造物や公共施設等
に対し一般家屋とは異なる認識のしやすい表示態様で形
状を表示すると共に優先して名称を表示し、名称が重な
る場合には、その名称の表示は行わない。さらに、町名
や公共施設の名称は、優先度を高く設定することによ
り、町名、公共施設、建造物内情報の多い名称の順に表
示される。
【0014】地図データ記憶装置100に記憶する建造
物形状地図のデータ構造は、例えば図3(A)に示すよ
うに建造物のデータ数Nの次にN個の各建造物のデータ
が記憶される。そして、各建造物のデータは、建造物の
名称、番地(住所)、種別、建造物の形状、高さ、詳細
の各情報からなる。名称は、ビルであればそのビル名、
個人の家屋であればその居住者名、施設であればその施
設名、道路であれば「中央通り」、「国道1号」のよう
に道路種別や通り名であり、番地(住所)は、その建造
物の番地である。建造物の形状は、形状を表す座標数n
とその座標値(x0 ,y0 )、(x1 ,y1 )、……
…、(xn-1 ,yn-1 )であり、種別は、一般の家屋、
マンション、オフィスビル、公共施設、道路、公園等の
情報である。高さは、階数や高さ(m)の情報である。
そして詳細は、例えばテナントビルであれば各入居者に
関する情報であり、名称数mと各テナントについて、名
称、電話番号、部屋番号、分類(レストラン、コンビ
ニ、……等の業種、事業内容)に関する情報である。し
たがって、図3(B)に示すように建造物の形状に関す
る情報として座標値を順に読み出して線で結び描画し表
示することによって、例えばビルや家屋の平面形状や公
園の地形を出力することができる。
【0015】次に、目的地点の設定処理について図4〜
図7により説明する。まず、建造物形状地図は、前述し
たように建造物形状地図のデータに形状データとして記
憶された座標列を順に読み出して線で結ぶことにより描
画し表示するものであり、例えば、図5(a)に示すよ
うな道路地図に対して図5(b)に示すように建造物形
状が表示される。このような建造物形状地図に対して、
例えば図6に示すようにカーソルKLを目的とする地点
へ移動させてクリックすることにより当該地点が入力さ
れる。
【0016】図4に戻って説明すると、まず地点入力画
面を表示する(S11)。地点入力画面は、図7(a)
に示すように、電話番号、住所、ゴルフ場、他の施設等
の入力項目メニューが表示されており、電話番号を選択
すると、図7(b)に示すような電話番号入力画面とな
り、住所を選択すると、図7(c)に示すような住所入
力画面となる。なお、住所の入力は、図では「愛知県安
城市……」と入力するように表示されているが、実際に
は画面をスクロールして「愛知県」、「安城市」……と
選択して入力する。次いで、S12では外部入力がある
か否か判断する。すなわち、図1で説明した携帯形電子
装置500より地点情報が入力された場合には、その入
力された地点が検索される。外部入力がなければマニュ
アル操作による入力処理が行われたか否か判断し(S1
3)、マニュアル操作による入力があれば同様に入力さ
れた地点が検索される。なお、前もって、携帯形電子装
置500により地点情報が記憶装置100に入力されて
いる場合には、マニュアル操作によってこのデータを読
みだして入力処理が行われる。次いで、該当する地点に
建造物形状地図があるか否か判断し、建造物形状地図が
あれば該当地点の周辺の建造物形状地図を表示し、なけ
れば該当する地点周辺の従来の道路地図が表示される。
【0017】なお、上記説明では電話入力、住所による
入力について説明したが、外部入力の場合に簡易地図等
による入力を行うようにしてもよい。すなわち、目的地
周辺の簡易的な地図を携帯形電子装置から入力し、入力
された地図の特徴、特に目的地周辺の施設、道路形状、
地名等から該当する地点を建造物形状地図から検索し、
検索された地点を含む地図を案内するようにすればよ
い。なお、地図を入力する場合、携帯形電子装置に限ら
ず、地図をスキャナーで読み取って入力するようにして
もよい。また、中央処理装置には、外部入力により入力
された地点(施設等)に関する情報を建造物形状地図情
報に格納された詳細情報から検索し、検索結果を携帯形
電子装置に出力させるようにしてもよい。
【0018】さらに、建造物形状地図情報に格納されて
いない情報を外部から入力して記憶装置に記憶させてお
き、必要に応じてこれを報知できるようにするようにし
てもよい。また、外部から入力された地点の情報、例え
ば建造物であれば、その名称、電話番号、住所、営業時
間等の情報をナビゲーション装置から外部装置500へ
出力して利用することも可能である。
【0019】地点情報の外部への出力処理を図8により
説明すると、まずS21で地点を選択し、その地点に対
して取得したい情報があればその地点を確定すると(S
22〜23)、図3で説明したデータの詳細情報、例え
ば名称、電話番号、住所、営業時間等が外部電子装置へ
出力される(S24)。もちろん、画面や音声により報
知するようにしてもよい。
【0020】次に、建造物形状地図を利用した検索・案
内について説明する。図9は建造物形状地図による検索
案内処理を説明するための図、図10は建造物形状地図
による建造物選択操作時の画面の例を示す図、図11は
情報表示画面の例を示す図、図12は建造物形状地図に
よる情報の案内画面の例を示す図、図13は建造物の周
辺情報検索のリスト表示画面の例を示す図、図14はジ
ャンル検索画面の例を示す図である。
【0021】上記のようにして表示された建造物形状地
図を利用すると、図3で説明したデータに基づきその建
造物だけでなく、その周辺の情報についても検索するこ
とができ、さらに、各建造物内の情報の案内を行うこと
ができる。例えば建造物形状地図では、その中央に図1
0に示すような○に十の字のカーソルが表示され、入力
指示手段から、建造物選択の指示を入力することによっ
て、その建造物が選択される。したがって、検索・案内
処理では、図9に示すようにこの建造物選択があるのを
待ち(ステップS31)、建造物選択があると、図11
に示すように目的地や通過点、メモリ、インフォメーシ
ョン、周辺情報検索の各モードの選択肢を表示する(ス
テップS32)。目的地や通過点、メモリは、後述する
車両用ナビゲーション装置に本発明を組み込んだ場合
に、経路探索のための地点設定に使うものであり、ここ
では説明を省略し、以下、インフォメーション、周辺情
報検索の各モードに限って説明する。
【0022】そこで、選択キーがインフォメーション
か、周辺情報検索かを調べ(ステップS33)、図10
に示すようにインフォメーションの欄が選択された場合
には、該当する建造物データの詳細情報の名称数と各名
称を読み込んで五十音順に名称のリストを作成し、それ
らの情報を図11に示すように表示する(ステップS3
4)。そして、その中の名称欄の1つ、例えば図11に
示すようにアイウエ株式会社が選択されると(ステップ
S35)、建造物データから番地(住所)、その選択さ
れた名称、電話番号、分類等を読み込んで図12に示す
ようにアイウエ株式会社の名称と電話番号と住所を表示
する(ステップS36)。なお、この画面に表示された
戻り、目的地、通過点、メモリは操作キーであり、この
ような他の操作キーが選択されると、割り込みによりそ
れぞれの処理を実行する。また、名称欄の選択以外の指
示の場合にも、同様にその指示に対応する他の処理を割
り込み実行する。
【0023】ステップS33において、周辺情報検索の
欄が選択された場合には、まず、図13に示すように周
辺情報の検索範囲を特定するために「繊維・織物の製
造、販売」、「繊維・織物の染色、デザイン」、……等
のジャンルリスト(分類のリスト)を表示する(ステッ
プS37)。そして、ある分類欄が選択されると(ステ
ップS48)、その選択された分類をデータの詳細情報
から検索し、選択されている建造物との距離を求め(ス
テップS39)、検索された所定距離以内の名称を距離
の短い順にソートし、図14に示すようにそのジャンル
名と件数、そして検索された各名称と検索地点からの距
離のリストを表示する(ステップS40)。この名称欄
の1つが選択されると(ステップS41)、図12の場
合と同様に建造物データから番地(住所)、その選択さ
れた名称、電話番号、分類等を読み込んでこれらを表示
する(ステップS42)。ここで、戻りのキーが入力さ
れると、この建造物を中心とする周辺の建造物形状地図
を表示する。勿論、図示しない他のキーを用いて建造物
形状地図を表示したり、道路地図等他の地図に切り換え
るようにしてもよい。ステップS38において分類欄の
選択以外の指示、ステップS41において名称欄の選択
以外の指示の場合には、その指示に対応する他の処理を
割り込み実行する。
【0024】本発明の建造物形状地図による情報案内装
置を利用すると、建造物形状地図から、その建造物の中
に入居する会社や事務所、店舗、各種機関等の情報、さ
らには、その個別の会社の電話番号等を調べることがで
き、また、その建造物から一定の範囲内にある様々な会
社や店舗、各種機関等を検索してリストアップし、その
建造物を調べることができる。逆に、電話番号や名称を
入力して、その名称、電話番号を図3に示した地図デー
タの名称、詳細情報の名称や電話番号から検索すること
によって、その建造物を中心とする建造物形状地図を表
示することも容易に行える。したがって、名称や分類に
関する情報と大体の地域は判るが、建造物が判らない場
合に、その建造物、例えば入居しているビルを検索する
ことができ、また、あるビルに入居しているテナントを
案内することもできるので、これを車両用ナビゲーショ
ン装置の地点設定等に利用すると、都市部での地点設定
が容易になるというメリットがある。さらに、建造物の
1つとして道路を対象とした場合、道路に関する情報と
してパーキングメータの有無を提供できるようにすれ
ば、車で行動する際の駐車に関する情報を提供すること
もできる。
【0025】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、建造物の名称として説明したが、これに
は町名その他の地区名も含めてもよい。また、全ての名
称について処理するように説明したが、予め地図上に表
示する優先度や表示の有無の情報を設定し、或いは名称
に付加しておき、その情報に基づき名称を表示するよう
に処理してもよいし、名称数が所定数以上のもの、所定
高さ以上のものを対象として処理してもよい。また、x
yの座標列を建造物の形状を表すデータとしたが、高さ
方向の座標値(z)をも併せて3次元の座標データとし
て持ち、平面図で表す場合にはxyの座標列のみを用
い、例えば斜め上から見た図やパースのような3次元形
状図で表す場合にはxyzの座標列を用いるようにして
もよい。さらに、本発明は、車両用ナビゲーション装置
に組み込むことにより、より親切な地点案内を行うこと
ができるものであるが、単に市街地や観光地等の案内の
みに用い、その情報をプリント出力してサービスを行う
ようにしてもよいことをいうまでもない。
【0026】次いで、本発明に係る建造物形状地図によ
る情報案内装置を利用することのできる車両用ナビゲー
ション装置の構成例を説明する。
【0027】図15は本発明に係る建造物形状地図によ
る情報案内装置を組み込んだ車両用ナビゲーション装置
の1実施例構成を示す図である。
【0028】本発明に係る車両用ナビゲーション装置
は、図15に示すように経路案内に関する情報を入出力
する入出力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検
出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲ
ーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内
データとプログラム(アプリケーション及び/又はO
S)等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理
や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、
システム全体の制御を行う中央処理装置4から構成され
ている。そして、入出力装置1に図1の入力指示装置4
00、携帯型電子装置500と出力装置300が組み込
まれ、情報記憶装置3に図1の記憶装置100が組み込
まれ、中央処理装置4に図1の中央処理装置200が組
み込まれている。まず、それぞれの構成について説明す
る。
【0029】入出力装置1は、目的地を入力したり、運
転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面に
より出力できるように、運転者の意志によりナビゲーシ
ョン処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後の
データなどをプリント出力する機能を備えている。その
機能を実現するための手段として、入力部には、目的地
を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案
内をリクエストしたりするタッチスイッチ11や操作ス
イッチを有する。勿論、リモートコントローラ等の入力
装置でもよい。また、出力部には、入力データを画面表
示したり、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内
を画面で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で
処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータを
プリント出力するプリンタ13および経路案内を音声で
出力するスピーカ16などを備えている。
【0030】ここで、音声入力を可能にするための音声
認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータ
を読み取るための記録カード読み取り装置を付加するこ
ともできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄
積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供す
る情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地
図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子
装置などの情報源との間でデータのやりとりを行うため
のデータ通信装置が付加されている(図示は省略)。
【0031】ディスプレイ12は、カラーCRTやカラ
ー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が
処理する地図データや案内データに基づく経路設定画
面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必
要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面
に経路案内の設定および経路誘導中の案内や画面の切り
換え操作を行うためのボタンが表示される。特に、通過
交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面に
ポップアップでカラー表示される。
【0032】このディスプレイ12は、運転席近傍のイ
ンストルメントパネル内に設けられており、運転者は区
間図を見ることにより自車両の現在地を確認し、またこ
れからの経路についての情報を得ることができる。ま
た、ディスプレイ12には機能ボタンの表示に対応して
タッチスイッチ11が設けられており、ボタンをタッチ
することにより入力される信号に基づいて上記の操作が
実行されるように構成されている。このボタンとタッチ
スイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部
を構成するものである。さらに、図示は省略するが、デ
ィスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリー
ン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは
画面をなぞることにより、地点入力、建造物形状の入
力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
【0033】現在位置検出手段2は、車両の現在位置衛
星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するG
PS受信装置21と、FM多重放送、電波ビーコン、光
ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情
報受信装置22と、携帯電話、パソコン等を利用するこ
とにより、情報センター(例えばATIS)や他車両と
情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置23
と、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することに
より絶対方位で検出する絶対方位センサ24と、車両の
進行方位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセン
サを利用することにより相対方位で検出する相対方位セ
ンサ25と、例えば車輪の回転数から車両の走行距離を
検出する距離センサ26とから構成され、車両の走行に
関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受信し
たり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さら
に現在位置に関する情報を送受信したりする装置であ
る。
【0034】情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプ
ログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えば
CD−ROMからなっている。プログラムは、経路探索
などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載のフ
ローチャートに示される処理プログラムや経路案内に必
要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行
うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには
経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納さ
れている。また、データは、地図データ、探索データ、
案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、
登録地点データ、道路データ、ジャンル別データ、ラン
ドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション
装置に必要なすべてのデータが記憶されている。この地
図データに経路案内のための道路地図や市街地図ととも
に本発明の建造物形状地図のデータを含んでいる。な
お、本発明は、CD−ROMにはデータのみ格納し、プ
ログラムは中央処理装置に格納するタイプのものにも適
用可能である。
【0035】中央処理装置4は、種々の演算処理を実行
するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプ
ログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、
フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理
を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納し
たROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コ
ードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中の
データを一時的に格納するRAM43、ディスプレイへ
の画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモ
リ44、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて
画像メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を
施してディスプレイに出力する画像プロセッサ45、C
PUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3
から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文
章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ1
6に出力する音声プロセッサ46、通信による入出力デ
ータのやり取りを行う通信インタフェース47および現
在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ
入力インタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時
間を記入するための時計49などを備えている。ここ
で、経路案内は画面表示と音声出力で行い、音声出力の
有無は、運転者が選択できるように構成されている。
【0036】なお、前記した更新処理を行うプログラム
を外部記憶装置に格納しておいてもよい。本発明に係る
プログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプ
ログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納
されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが
本体側のROM42に格納されていてもよい。
【0037】この外部記憶媒体に記憶されたデータやプ
ログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中
央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種
々のナビゲーション機能が実現される。
【0038】本発明に係るナビゲーション装置は、上記
のように外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを
読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ41、
CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み
込み手段)を格納した小容量のROM42を内蔵する。
フラッシュメモリ41は、電源が切断しても記憶情報が
保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そし
て、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手
段であるROM42のプログラムを起動してフラッシュ
メモリ41に格納したプログラムチェックを行い、情報
記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み
込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、
この情報とフラッシュメモリ41の状態から判断して行
われる。
【0039】図16〜図18は、図15に示した本発明
に係る情報記憶装置3に格納された主要なデータファイ
ルの構成例を示している。図16(A)は経路算出手段
により経路を算出し経路案内を行うために必要なデータ
が格納された案内道路データファイルを示し、道路数n
のそれぞれに対して、道路番号、長さ、道路属性デー
タ、形状データのアドレス、サイズおよび案内データの
アドレス、サイズの各データからなる。前記道路番号
は、分岐点間の道路毎に方向(往路、復路)別に設定さ
れている。道路案内補助情報デーとしての前記道路属性
データは、図17(A)に示すように、その道路が高架
か、高架の横か、地下道か、地下道の横か、車線数の情
報を示すデータである。前記形状データは、図16
(B)に示すように、各道路を複数のノード(節)で分
割したとき、ノード数mのそれぞれに対して東経、北緯
からなる座標データを有している。
【0040】前記案内データは、図16(C)に示すよ
うに、交差点(または分岐点)名称、注意点データ、道
路名称データ、道路名称音声データのアドレス、サイズ
および行き先データのアドレス、サイズの各データから
なる。前記注意点データは、図18(A)に示すよう
に、踏切か、トンネル入口か、トンネル出口か、幅員減
少点か、なしか等の情報を示すデータで、分岐点以外の
踏切、トンネル等において運転者に注意を促すためのデ
ータである。前記道路名称データは、図17(B)に示
すように、高速道路、都市高速道路、有料道路、一般道
(国道、県道、その他)の道路種別の情報と、高速道
路、都市高速道路、有料道路について本線か取付道かを
示す情報を示すデータで、道路種別データと、さらに各
道路種別毎での個別番号データである種別内番号から構
成される。
【0041】前記行き先データは、図16(D)に示す
ように行き先道路番号、行き先名称、行き先名称音声デ
ータのアドレス、サイズおよび行き先方向データ、走行
案内データからなる。前記行き先名称は、方面名称も含
んでいる。また、行き先方向データは、無効(行き先方
向データを使用しない)、不要(案内をしない)、直
進、右方向、斜め右方向、右に戻る方向、左方向、斜め
左方向、左に戻る方向の情報を示すデータである。前記
走行案内データは、図18(B)に示すように、車線が
複数ある場合どの車線を走行すべきかを案内するための
データを格納したもので、右よりか、左よりか、中央よ
りか、なしかの情報を示すデータである。次に、本発明
のナビゲーション処理について説明する。図19は本発
明に係る車両用ナビゲーション装置のシステム全体の流
れを説明するための図である。中央処理装置4のCPU
40に情報記憶装置3からプログラムが読み込まれて経
路案内のプログラムが起動されると、現在位置検出装置
2により現在位置を検出して現在位置を中心としてその
周辺地図、或いは建造物形状地図を表示すると共に、現
在位置の名称、建造物の名称等を表示する(ステップS
51)。次に、地名や施設名称等の目標名、電話番号や
住所、登録地点、道路名等を用いて目的地を設定し(ス
テップS52)、現在位置から目的地までの経路探索を
行う(ステップS53)。経路が決まると、現在位置検
出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到
着するまで経路案内・表示を繰り返し行う(ステップS
54)。目的地に到着する前に寄り道設定の入力があっ
た場合には、探索エリアを設定してその探索エリアでの
再探索を行い、同様に目的地に到着するまで経路案内を
繰り返し行う。
【0042】次に、外部入力された地点を利用して通過
する経路を自動的に探索する処理について説明する。例
えば、携帯型電子装置等の外部装置にA地点、B地点、
C地点、D地点、E地点が格納されているとする。さら
にB地点とC地点の間は国道1号線を通り、C地点とD
地点の間の道路は通らない(迂回したい)ことが付加さ
れたとすると、中央処理装置はA、B及びC地点を通
り、C地点とD地点の間の道路は通らずに最終地点であ
るE地点に到達する経路を自動的に探索することがで
き、利用者の要求に適切に対応できる経路を案内するこ
とが可能となる。また、経路算出において、地点の情報
のみを入力することにより、現在位置もしくは出発地か
らすべての地点を通過する経路を探索し、どのように地
点を回ると良いのかを報知するように構成してもよい。
【0043】図20は携帯型電子装置、あるいは表示画
面からの外部入力データに基づいて経路算出を行う処理
を説明する図である。通過したい道路、或いは通りたく
ない道路等の道路を入力したり、若しくは道路地図、建
造物形状地図の地点を入力するために、携帯型電子装置
に記憶された情報を転送入力したり、スキャナーで読み
込んだデータを入力したり、或いは表示画面にタブレッ
トを使用して、表示された道路を見ながら画面をなぞる
ことによりデータを入力することができる。この処理
は、外部入力があった場合にスタートする。まず、入力
されたデータを座標(列)に変換し、RAMに記憶する
(ステップ61)。
【0044】次いで、中央処理装置は入力された座標列
に基づいて、道路の検索を行う範囲を設定し、座標列の
描く形状と類似する道路を情報記憶手段の道路データか
ら検索する(ステップ62)。ここで、一致する道路が
高架の上下道路であったり、類似道路が近接していたり
する場合があり、検索される道路は1つとは限らないた
め、検索された道路を点滅表示、表示色変更、またはリ
スト表示などにより報知する(ステップ63)。なお、
リスト表示する場合には、例えば、道路種別や道路の向
き、高架の上下などの情報を選択するとともに、選択さ
れた情報に基づいてリストを作成して表示させる。次い
で、これらの検索結果に基づいて、利用者は入力したい
道路の選択操作を行う(ステップ64)。この利用者に
よる選択操作を入れることにより、誤操作を無くすこと
が可能である。次いで、利用者の選択に基づいて道路を
決定(ステップ65)した後、「通過する道路」、或い
は「非通過にする道路」などの条件設定を行う(ステッ
プ66)。これらの処理がすべて実行されると、入力処
理を終了し、目的地が設定(ステップ67)されていれ
ば、入力操作の終了に基づいて、図19のS53の経路
探索処理へ移行して(ステップ68)経路探索を行う。
また、目的地を設定していなければ、図19のS52の
目的地設定処理へ移行して(ステップ69)、目的地の
設定処理が行われ、同様に経路探索が行われる。
【0045】なお、上記処理の道路検索において、上り
・下りを別々に格納しているシステムでは、入力された
情報の始点・終点の情報を用いることにより、例えば、
南−北方向へ走る道路と北−南方向に走る道路とを識別
して検索することができるので、利用者の要求する道路
の識別を容易に選択できるような処理を行えるようにす
る。さらに、簡易地図による検索では、道路データおよ
び建造物形状地図データから道路の接続状況や特徴物の
情報を用いて、該当する道路を検索するようにしてもよ
い。さらに、都道府県や市町村などを並行的に入力可能
な構成とすることにより、検索範囲を限定して、検索時
間を短縮することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、パソコ
ン、手帳形電子装置等の情報を記憶しているメモリとナ
ビゲーション装置とを接続可能として、外部のメモリに
記憶されている電話番号や住所をナビゲーション装置に
転送することにより、利用者が地点入力の度に何度も設
定しなおす必要が無くなり、そのため入力操作が簡単に
なり装置の操作性を向上させることができる。また、装
置が記憶している情報を外部の電子装置のメモリに転送
可能とすることにより、外部記憶装置との情報交換が可
能となり、ナビゲーション装置、外部の電子装置がそれ
ぞれ持っている情報の有効利用を図ることができる。な
お、ナビゲーション装置において、地点に対して情報を
付加して地点登録する場合にも、当該地点に対して外部
電子装置でもっている情報を転送することにより、容易
に設定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る建造物形状地図による情報案内
装置の実施の1形態を示す図である。
【図2】 本発明に係る建造物形状地図による情報案内
装置による形状地図の表示案内処理を説明するための図
である。
【図3】 建造物形状地図のデータ構造の例を示す図で
ある。
【図4】 本発明の地点設定処理を説明する図である。
【図5】 建造物形状地図の例を説明するための図であ
る。
【図6】 建造物形状地図上のカーソル位置を示す図で
ある。
【図7】 地点設定画面を示す図である。
【図8】 地点情報外部出力処理を説明する図である。
【図9】 建造物形状地図による検索案内処理を説明す
る図である。
【図10】 建造物形状地図による建造物選択操作時の
画面の例を示す図である。
【図11】 情報表示画面の例を示す図である。
【図12】 建造物形状地図による情報の案内画面の例
を示す図である。
【図13】 建造物の周辺情報検索のリスト表示画面の
例を示す図である。
【図14】 ジャンル検索画面の例を示す図である。
【図15】 本発明に係る建造物形状地図による情報案
内装置を組み込んだ車両用ナビゲーション装置の1実施
例構成を示す図である。
【図16】 地図データの中の主要なデータファイルを
示す図である。
【図17】 地図データの中の主要なデータファイルを
示す図である。
【図18】 地図データの中の主要なデータファイルを
示す図である。
【図19】 本発明に係る車両用ナビゲーション装置の
システム全体の流れを説明するための図である。
【図20】 外部入力データに基づいて経路算出を行う
処理を説明する図である。
【符号の説明】
100…記憶装置、200…中央処理装置、300…出
力装置、400…入力指示装置、500…携帯形電子装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−221862(JP,A) 特開 平6−111189(JP,A) 特開 平6−243395(JP,A) 特開 平5−265376(JP,A) 特開 平4−204480(JP,A) 特開 平7−229152(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 21/00 C

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各建築物や施設その他各種建造物毎に形
    状の座標列と当該建造物に属する情報とを有する建造物
    形状地図を含む地図データを記憶する記憶手段と、 外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力制御手
    段と、 外部電子装置から外部入力された地図情報に基づいて、
    該当する地図データを前記記憶手段から検索する検索手
    段と、 検索された地図データを出力する報知手段とを備え、 前記検索手段は、外部入力された地図情報に該当する建
    造物形状地図が地図データにあるか否かを判断して前記
    記憶手段から検索し、前記報知手段は、前記検索手段に
    より検索された建造物形状地図を出力することを特徴と
    する建造物形状地図を用いた情報案内装置。
  2. 【請求項2】 前記情報記憶手段は、さらに道路地図を
    記憶し、前記検索手段による検索で外部入力された地図
    情報に該当する建造物形状地図がないと判断された場
    合、前記報知手段は、外部入力された地図情報に該当す
    る道路地図を出力することを特徴とする請求項1記載の
    建造物形状地図を用いた情報案内装置。
  3. 【請求項3】 各建築物や施設その他各種建造物毎に形
    状の座標列と当該建造物に属する情報とを有する建造物
    形状地図を含む地図データを記憶する記憶手段と、 外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力制御手
    段と、 外部電子装置から外部入力された地図情報に基づいて、
    該当する地図データを前記記憶手段から検索する検索手
    段と、 検索された地図を出力する報知手段と、 を備え、 前記検索手段は、外部入力された地図情報に該当する
    造物形状地図が地図データにあるか否かを判断して前記
    記憶手段から検索し、前記報知手段は、前記検索手段に
    より検索された地図データに格納された建造物に属する
    情報を出力することを特徴とする建造物形状地図を用い
    た情報案内装置。
  4. 【請求項4】 各建築物や施設その他各種建造物毎に形
    状の座標列と当該建造物に属する情報とを有する建造物
    形状地図を含む地図データを記憶する記憶手段と、 外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力制御手
    段と、 外部電子装置から外部入力された地図情報の特徴を認識
    する解読手段と、 解読手段で認識された外部入力された地図情報の特徴に
    基づいて、前記記憶手段から該当する地点と、該地点周
    辺の建造物形状地図を検索する検索手段と、 検索された地点周辺の建造物形状地図を出力する報知手
    段と、 を備えた建造物形状地図を用いた情報案内装置。
  5. 【請求項5】 各建築物や施設その他各種建造物毎に形
    状の座標列と当該建造物に属する情報とを有する建造物
    形状地図を含む地図データを記憶する記憶手段と、 外部電子装置との情報の入出力を制御する入出力制御手
    段と、 外部電子装置から外部入力された地図情報の特徴を認識
    する解読手段と、 解読手段で認識された外部入力された地図情報の特徴に
    基づいて、前記記憶手段に記憶された地図データから該
    当する地点と、該地点の建造物に属する情報を検索する
    検索手段と、 検索された地点の建造物に属する情報を出力する報知手
    段と、 を備えた建造物形状地図を用いた情報案内装置。
  6. 【請求項6】 外部入力された地図情報の特徴は、目的
    地周辺の施設の情報や道路形状であることを特徴とする
    請求項4または5記載の建造物形状地図を用いた情報案
    内装置。
  7. 【請求項7】 検索された地図データを外部電子装置へ
    出力することを特徴とする請求項1、3、4または5記
    載の建造物形状地図を用いた情報案内装置。
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