JP3237298B2 - 炭酸泉製造装置 - Google Patents

炭酸泉製造装置

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JP3237298B2 JP11441293A JP11441293A JP3237298B2 JP 3237298 B2 JP3237298 B2 JP 3237298B2 JP 11441293 A JP11441293 A JP 11441293A JP 11441293 A JP11441293 A JP 11441293A JP 3237298 B2 JP3237298 B2 JP 3237298B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二酸化炭素を含むガス
を湯に溶解させ、炭酸を含有した湯を作る炭酸泉製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の炭酸泉製造装置には、図6
に示すようなものがあった。図中の実線矢印は湯水の流
れ方向、破線矢印は燃焼ガスの流れ方向を示している。
【0003】湯または水が通る給水給湯路1と、二酸化
炭素を含むガスが通る導入路2と、導入路2から供給さ
れたガスを給水給湯路1内に導入し、ガス中に含まれる
二酸化炭素を湯または水に溶解させる混合器3と、湯ま
たは水と湯または水に溶解しなかった未溶解ガスを分離
する分離器4と、分離器4において分離した未溶解ガス
を分離器4から排出するエアベント5から構成されてい
た。
【0004】上記構成により、二酸化炭素を含んだガス
は、導入路2から混合器3に導かれる。一方湯または水
は給水給湯路1を介して混合器3に供給される。混合器
3において湯または水とガスが混合し、ガス中の水溶性
の高い二酸化炭素が溶解して炭酸ガスを含む酸性の湯ま
たは水となる。その後分離器4において溶解しなかった
未溶解ガスと二酸化炭素が溶解した湯または水は分離さ
れ、未溶解ガスはエアベント5を介して分離器4から排
出される。また二酸化炭素が溶解した湯または水は分離
器4を出た後、給水給湯路1を介して所定の場所に供給
されるようにようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、エアベント5から排出できるガスの流
量が少ないため、導入できるガスの流量が少なくなり、
湯または水に溶解された炭酸の濃度が低くなってしまっ
ていた。またエアベント5によるガスの排出が不完全で
あり、特に分離器4内の湯面が下がった場合には、分離
器4内のガスが給水給湯路1内に侵入し、湯を使用する
給水給湯路1の出口からガスが一緒に噴出することがあ
った。
【0006】本発明の炭酸泉製造装置は、かかる従来の
課題を解消するもので、分離器内の水位を監視し、水位
に応じた運転制御を行ない、水位を安定させることによ
り、ガスと湯水の分離の性能を高め、ガスが湯水と共に
使用場所に噴出し湯の出が悪くなることを防止するとと
もに、酸性の湯水が装置から溢れ出ることによる装置の
破損を防止し、使用上の安全性を確保することを第1の
目的としている。
【0007】本発明の第2の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、貯湯室内の水面を安
定させ、水位検知手段の検知精度を高めることにより、
ガスが湯水と共に使用場所に噴出し湯の出が悪くなるこ
とを防止するとともに、酸性の湯水が装置から溢れ出る
こと防止し、使用上の安全性をさらに向上させることで
ある。
【0008】本発明の第3の目的は、上記第1の目的を
達成するための技術手段において、分離室から貯湯室内
に仕切板を乗り越えて入ってくる湯水の飛沫が水位検知
手段に直接接触することを防止しすることにより、水位
検知手段の誤作動を無くすこと。また貯湯室内の水面を
安定させ、水位検知手段の検知精度を高めることによ
り、ガスが湯水と共に使用場所に噴出し湯の出が悪くな
ることを防止するとともに、酸性の湯水が装置から溢れ
出ること防止し、使用上の安全性をさらに向上させるこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の炭酸泉製造装置の第1の技術手段
は、仕切板によって分離室と貯湯室に内部が分割され
た、湯とガスを分離する分離器と、分離器の分離室に湯
を供給する給湯路と、二酸化炭素が含まれたガスを供給
する導入路と、給湯路途中に設けられ、導入路から供給
されたガスを給湯路中に導入し溶解させる混合器と、分
離器の貯湯室に接続され、分離器から湯を出湯する出湯
路と、出湯路の途中の設けた出湯量調節手段と、分離器
の貯湯室内に設けられ、貯湯室内に貯った湯の水位を検
知する水位検知手段と、水位検知手段からの信号に基づ
き出湯量調節手段を制御する制御手段を備えたものであ
る。
【0010】また第2の目的を達成するために、本発明
の炭酸泉製造装置の第2の技術手段は、本発明の炭酸泉
製造装置の第1の技術手段において、仕切板の貯湯室側
の上端部に、傾斜面を設けたものである。
【0011】さらに、本発明の炭酸泉製造装置の第3の
技術手段は、本発明の炭酸泉製造装置の第1の技術手段
において、仕切板の貯湯室側の上端部に、曲面を設けた
ものである。
【0012】また第3の目的を達成するために、本発明
の炭酸泉製造装置の第4の技術手段は、本発明の炭酸泉
製造装置の第1の技術手段において、分離器の貯湯室内
の水位検知手段と仕切板の間に、貯湯室の底面から距離
をおいて緩衝板を設けたものである。
【0013】さらに、本発明の炭酸泉製造装置の第5の
技術手段は、本発明の炭酸泉製造装置の第1の技術手段
において、水位検知手段の周囲に中空の筒状のカバーを
設けたものである。
【0014】
【作用】本発明は、上記の第1の技術手段により、湯は
給湯路から混合器に供給される。混合器において、導入
路から供給された二酸化炭素を含むガスが給湯路内に導
入され、湯とガスが混合される。ガス中の水溶性の高い
二酸化炭素は湯中に溶解され、湯は炭酸を含んだ酸性の
湯となる。混合器からでた炭酸を含んだ湯は分離器の分
離室に供給される。分離室に供給された湯は仕切板によ
って一旦上方に流れの方向を変えられる。そして未溶解
のガスは分離室の水面から抜けていく。この分離室にお
いて湯に溶解しなかった未溶解のガスと湯は分離され、
炭酸を含んだ湯は仕切板を越えて分離室から貯湯室に入
る。貯湯室では貯湯室内に貯った湯の水位を水位検知手
段によって検知し、貯湯室内の水位が常に所定の範囲内
になるよう出湯路から出湯される流量を出湯量調節手段
により制御する。貯湯室に貯った湯は流量が制御されて
出湯路から所定の場所に供給される。
【0015】分離器内が仕切板で区切られており、未溶
解ガスが混ざった湯の流れが一旦水面に向かう上向に変
わること、また分離室から貯湯室に入る過程において再
度流れの方向が変わるため、湯中の気泡状態で混ざった
未溶解のガスが抜け易く、貯湯室内の湯に未溶解のガス
が混在することは無い。また水位検知手段によって水位
を所定範囲内になるよう制御しているので、貯湯室内の
水面が下がって大気やガスが出湯路中に入ることや、湯
が出なくなることを防止することができる。
【0016】また本発明の第2の技術手段においては、
仕切板の貯湯室側上端部を傾斜面としているので、湯が
分離室から貯湯室に入ってくる際に、傾斜面に沿って湯
が流れるため、貯湯室の水面を大きく波立たせることが
無く、水位検知手段の測定精度を向上させることができ
る。
【0017】また本発明の第3の技術手段においては、
仕切板の貯湯室側上端部をR曲面としているので、湯が
分離室から貯湯室に入ってくる際に、コアンダ効果によ
り曲面に沿って湯が流れるため、貯湯室の水面を大きく
波立たせることが無く、水位検知手段の測定精度を向上
させることができる。
【0018】また本発明の第4の技術手段においては、
貯湯室内の仕切板と水位検知手段の間に緩衝板を設けて
いるので、仕切板を越えて貯湯室内に入ってきた湯の飛
沫が、直接水位検知手段にかかることが無く、水位検知
手段の誤作動が防止できる。また湯は一旦緩衝板に衝突
し衝突板の下端をくぐることになるため、水位を検知す
る水面が大きく波立つことが無く、水位検知手段の測定
精度を向上させることができる。
【0019】また本発明の第5の技術手段においては、
水位検知手段の周囲に中空の筒状のカバーを設けている
ので、仕切板を越えて貯湯室内に入ってきた湯の飛沫
が、直接水位検知手段にかかることが無く、水位検知手
段の誤作動を防止できる。また湯が円筒状のカバー内に
入るためには、一旦カバーの下端から迂回して入らなけ
ればならず、水位検知手段が設置されたカバー内の水面
が大きく波立つことが無く、水位検知手段の測定精度を
向上させることができる。
【0020】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図中の実線矢印は湯水の流れ方向を示し、破線矢印
は排気ガスの流れ方向を示し、破線は信号線を示してい
る。また同一の構成要素には同一の符号を付けている。
【0021】図1は、本発明の炭酸泉製造装置の第1の
技術手段の一実施例の要部切断の概略構成図である。
【0022】6は湯を供給する給湯路であり、給湯路6
の途中に給湯路6内を流れる湯の流量を制御する水量制
御手段7が設けられている。給湯路6の水量制御手段7
の下流側には、導入路8から供給された二酸化炭素を含
むガスを給湯路6中に混入させる混合器9が設けられて
いる。給湯路6の端部は分離器10の分離室11に挿入
されている。分離器10には分離器10を分割する仕切
板12が内部に設けられており、給湯路6が挿入されて
いる側を分離室11、出湯路13が接続されている側を
貯湯室14とする。仕切板12は分離器10より背は低
く、仕切板12の上方以外は分離器10内面と接合され
ており、分離室に貯った湯は仕切板12の上端を乗り越
えて貯湯室14に入るようになっている。前述の通り貯
湯室14底面には貯湯室14内に貯った湯を所定の場所
に供給するための出湯路13が接続されており、出湯路
13の途中には出湯路13内の湯を搬送する搬送手段1
5と、出湯路13内を流れる湯の流量を制御する出湯量
調節手段16が設けられている。また貯湯室14内には
貯湯室14の水面を検知する水位検知手段17が設けら
れており、18は水量制御手段7と搬送手段15と出湯
量調節手段16を水位検知手段17等からの信号に基づ
き制御する制御手段である。
【0023】上記構成において、装置運転時には、制御
手段18は給湯路6内を湯が流れるように水量制御手段
7を制御し、また出湯路13内を湯が流れないように出
湯量調節手段16を制御する。そして貯湯室14内の水
位が所定の位置になったことを水位検知手段17が検知
して後、出湯路13内を湯が流れるように出湯量調節手
段16を制御し、搬送手段15を稼動するように制御す
る。また制御手段18は、貯湯室14内の水位が所定の
範囲内で安定するように、出湯量調節手段16を制御す
る。
【0024】上記制御の下、給湯路6から供給された湯
は、水量制御手段7において流量調節された後、混合器
9に至る。混合器9において導入路8から供給された二
酸化炭素と湯が混合される。混合器9内において、燃焼
ガス中の水溶性の高い二酸化炭素は湯中に溶解し炭酸の
含んだ湯となり、溶解しなかった残りの残留ガスは無数
の気泡として湯とともに流れる。混合器9を出た後、炭
酸を含む湯と気泡は分離器10の分離室11内に供給さ
れる。分離室11内に供給された湯と気泡は仕切板12
を乗り越えるため、一旦上方に向かう流れとなる。分離
室11では仕切板12の上端付近で水面を有する。上方
に向かって流れてきた気泡は、この分離室11の水面に
達すると気泡は水面から抜け出し、炭酸を含む湯は分離
室11から貯湯室14に向かう方向に流れが変わる。湯
は仕切板12の上端を乗り越えて貯湯室14に入り、出
湯量調節手段16によって流量を制御され、搬送手段1
5によって出湯路13を介して所定の場所に供給され
る。
【0025】装置停止時には、制御手段18は水量制御
手段7が給湯路6内を湯が流れないようにし、分離室1
1内に湯が供給されないように制御するとともに、分離
器10内に湯が残ったままにならないよう搬送手段15
を暫くの間稼動させた後、停止させるように制御する。
【0026】このような構成により、分離室11に供給
された湯と気泡は流れ方向が数回変わること、また流れ
が水面に向かう方向を有すること、さらに常に所定の水
位を保つことにより、気泡と湯との分離性能が向上で
き、未溶解ガスである気泡が出湯路13に侵入すること
を無くし、ガスが使用場所から噴出し湯の出が悪くなっ
たりすることを防止できるとともに、ポンプのエア噛み
による騒音を防止できる。また分離器から溢れ出た湯水
や飛洙などをあびることによって、電気回路の誤作動や
損傷をおこしたり、また装置自体が酸性の湯に濡れるこ
とによって腐食すること等を防止し、使用上の安全性を
確保することができる。
【0027】図2は本発明の炭酸泉製造装置の第2の技
術手段の一実施例であり、上記第1の技術手段の実施例
と異なる点は、仕切板12の貯湯室14側の上端部に、
貯湯室側が分離室側に比べ低くなる方向の傾斜面19を
設けたことである。そしてこれ以外の構成は上記第1の
技術手段の実施例と同じであり、同一符号を付け詳細な
説明を省略する。
【0028】上記構成において、装置運転時には、分離
室11から貯湯室14に仕切板12を乗り越えて入る湯
は、傾斜面19に沿って流れ込む。
【0029】このような構成により、飛沫が水位検知手
段17にかかることが無く、水位検知手段17の誤作動
を防止するこができる。
【0030】図3は本発明の炭酸泉製造装置の第3の技
術手段の一実施例であり、上記第1の技術手段の実施例
と異なる点は、仕切板12の貯湯室14側の上端部に、
貯湯室側が分離室側に比べ低くなる方向の曲面20を設
けたことである。そしてこれ以外の構成は上記第1の技
術手段の実施例と同じであり、同一符号を付け詳細な説
明を省略する。
【0031】上記構成において、装置運転時には、分離
室11から貯湯室14に仕切板12を乗り越えて入る湯
は、R曲面20に沿って流れ込む。
【0032】このような構成により、飛沫が水位検知手
段17にかかることが無く、水位検知手段17の誤作動
を防止するこができる。
【0033】図4は本発明の炭酸泉製造装置の第4の技
術手段の一実施例であり、上記第1の技術手段の実施例
と異なる点は、分離器10の貯湯室14内の水位検知手
段17と仕切板12の間に、貯湯室14の底面から距離
をおいて緩衝板21を設けたことある。そしてこれ以外
の構成は上記第1の技術手段の実施例と同じであり、同
一符号を付け詳細な説明を省略する。
【0034】上記構成において、装置運転時には、分離
室11から貯湯室14に仕切板12を乗り越えて入る湯
は、貯湯室14内に設けた緩衝板21に一旦衝突した
後、緩衝板21と仕切板12の間を下向きに流れ、緩衝
板21の下端をくぐって水位検知手段17が設けられた
側の貯湯室14に至る。
【0035】このような構成により、水位検知手段17
と仕切板12の間に緩衝板21があるので、飛沫が水位
検知手段17にかかることが無く、水位検知手段17の
誤作動を防止するこができる。また、分離室11から貯
湯室14に入ってくる湯による湯面の変動は、緩衝板2
1の下端を回って伝達されるため弱められる。従って、
水位検知手段17が設けられた側の貯湯室14の水面に
大きな波が立つことが無く、水位検知手段17の測定精
度を向上させることができる。
【0036】図5は本発明の炭酸泉製造装置の第5の技
術手段の一実施例であり、上記第1の技術手段の実施例
と異なる点は、水位検知手段17の周囲に中空の筒状の
カバー22を設けたことある。そしてこれ以外の構成は
上記第1の技術手段の実施例と同じであり、同一符号を
付け詳細な説明を省略する。
【0037】上記構成において、水位検知手段17は、
水位検知手段17の周囲に設けた筒状のカバー22で囲
まれた内部の水面の水位を検知する。装置運転時には、
分離室11から貯湯室14に仕切板12を乗り越えて入
る湯は、筒状のカバー22の下端をくぐって水位検知手
段17が設けられたカバー22内に至る。
【0038】このような構成により、水位検知手段17
と仕切板12の間にカバー22があるので、飛沫が水位
検知手段17にかかることが無く、水位検知手段17の
誤作動を防止するこができる。また、分離室11から貯
湯室14に入ってくる湯による湯面の変動は、カバー2
2の下端を回って伝達されるため弱められる。従って、
水位検知手段17が設けられたカバー22内の水面に大
きな波が立つことが無く、水位検知手段17の測定精度
を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の炭酸泉製造装置
は、次のような効果が得られる。
【0040】請求項1記載の発明によれば、分離器内の
水位を監視し、水位に応じた運転制御を行ない、水位を
安定させることにより、ガスと湯水の分離の性能を高
め、ガスが湯水と共に使用場所に噴出し湯の出が悪くな
ることを防止するとともに、酸性の湯水が装置から溢れ
出ることによる装置の損傷を防止し、使用上の安全性を
確保することができる。
【0041】請求項2記載の発明によれば、分離室から
貯湯室に流れ込む湯を傾斜面に沿って流し込むことによ
り、貯湯室内の水面を安定させることができ、水位検知
手段の検知精度が高まり、ガスが湯水と共に使用場所に
噴出し湯の出が悪くなることを防止するとともに、酸性
の湯水が装置から溢れ出ること防止し、使用上の安全性
をさらに向上させることができる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、分離室から
貯湯室に流れ込む湯をR曲面に沿って流し込むことによ
り、貯湯室内の水面を安定させることができ、水位検知
手段の検知精度が高まり、ガスが湯水と共に使用場所に
噴出し湯の出が悪くなることを防止するとともに、酸性
の湯水が装置から溢れ出ること防止し、使用上の安全性
をさらに向上させることができる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、分離室から
貯湯室内に仕切板を乗り越えて入ってくる湯水の飛沫が
水位検知手段に直接接触することを緩衝板によって防止
しすることにより、水位検知手段の誤作動を無くするこ
とができる。また貯湯室内の水面を安定させることによ
り、水位検知手段の検知精度を高め、ガスが湯水と共に
使用場所に噴出し湯の出が悪くなることを防止すること
ができる。また酸性の湯水が装置から溢れ出ること防止
し、使用上の安全性をさらに向上させることができる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、分離室から
貯湯室内に仕切板を乗り越えて入ってくる湯水の飛沫が
水位検知手段に直接接触することを筒状のカバーによっ
て防止しすることにより、水位検知手段の誤作動を無く
すことができる。また貯湯室内の水面を安定させること
により、水位検知手段の検知精度を高め、ガスが湯水と
共に使用場所に噴出し湯の出が悪くなることを防止する
ことができる。また酸性の湯水が装置から溢れ出ること
防止し、使用上の安全性をさらに向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における炭酸泉製造装置
の要部切断の概略構成図
【図2】本発明の第2の実施例における炭酸泉製造装置
の要部切断の概略構成図
【図3】本発明の第3の実施例における炭酸泉製造装置
の要部切断の概略構成図
【図4】本発明の第4の実施例における炭酸泉製造装置
の要部切断の概略構成図
【図5】本発明の第5の実施例における炭酸泉製造装置
の要部切断の概略構成図
【図6】従来例における炭酸泉製造装置の要部切断の概
略構成図
【符号の説明】
6 給湯路 8 導入路 9 混合器 10 分離器 11 分離室 12 仕切板 13 出湯路 14 貯湯室 16 出湯量調節手段 17 水位検知手段 18 制御手段 19 傾斜面 20 R曲面 21 緩衝板 22 カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古米 幸郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−269371(JP,A) 特開 平6−307712(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕切板によって分離室と貯湯室に内部が分
    割された、湯とガスを分離する分離器と、前記分離器の
    前記分離室に湯を供給する給湯路と、二酸化炭素が含ま
    れたガスを供給する導入路と、前記給湯路途中に設けら
    れ、前記導入路から供給されたガスを前記給湯路中に導
    入し溶解させる混合器と、前記分離器の前記貯湯室に接
    続され、前記分離器から湯を出湯する出湯路と、前記出
    湯路の途中の設けた出湯量調節手段と、前記分離器の前
    記貯湯室内に設けられ、前記貯湯室内に貯った湯の水位
    を検知する水位検知手段と、前記水位検知手段からの信
    号に基づき前記出湯量調節手段を制御する制御手段から
    なる炭酸泉製造装置。
  2. 【請求項2】仕切板の貯湯室側の上端部に、傾斜面を設
    けた請求項1記載の炭酸泉製造装置。
  3. 【請求項3】仕切板の貯湯室側の上端部に、曲面を設け
    た請求項1記載の炭酸泉製造装置。
  4. 【請求項4】分離器の貯湯室内の水位検知手段と仕切板
    の間に、前記貯湯室の底面から距離をおいて緩衝板を設
    けた請求項1記載の炭酸泉製造装置。
  5. 【請求項5】水位検知手段の周囲に中空の筒状のカバー
    を設けた請求項1記載の炭酸泉製造装置。
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