JP3237239B2 - アクセルセンサ異常処理装置 - Google Patents

アクセルセンサ異常処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクセル踏込量に応じ
た信号を出力するアクセルセンサの異常を検出し、この
異常に対する処理を行うアクセルセンサ異常処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアクセルセンサ異常処理
装置として特公平3−73747号公報に開示される
「アクセルペダルセンサの異常処理装置」が知られてい
る。この装置は、ポテンショメータのアイドル側とフル
側とに各々スイッチを設置したアクセルセンサにおい
て、ポテンショメータの出力電圧が異常となったときに
は、アイドル、フル側のスイッチを利用し、疑似的にア
クセルを踏込んだ状態に設定するものである。この疑似
的なアクセル踏込量は、アイドル側スイッチONのみの
とき、アイドル側スイッチとフル側スイッチとがともに
OFFのとき、フル側スイッチのみONのとき、といっ
た3段階が設定されている。そして、ポテンショメータ
が異常となった場合に、この疑似アクセル踏込量により
バックアップ制御が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術のバックアップ制御における疑似的なアクセル踏
込量は3段階しか設定されていないため、この疑似アク
セル踏込量に応じた機関出力しか得られない。したがっ
て、運転者は限られた出力でしか車両をコントロールす
ることができないため、車両の挙動は正常時に比べ非常
にぎごちなくなる。このため、運転者は、正常時に比べ
て、自己の意志に応じて出力をコントロールできないた
め、車両の挙動に対して違和感を覚えるといった不具合
が生じてしまう。
【0004】本発明は上記問題に鑑み、アクセルセンサ
異常においても、運転者の意志に応じて連続的な機関出
力コントロール可能なアクセルセンサ異常処理装置を提
供することを目的とする。さらに、本発明は、アクセル
センサ異常が発生したときに、そのセンサ異常に対する
バックアップ制御を適切なタイミングで行うことが可能
なアクセルセンサ異常処理装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、図7のブロック構成部に示すように、運転
者によって操作されるアクセル部材と、前記アクセル部
材の操作量に応じた信号を出力するセンサと、機関の出
力を調節する駆動手段と、前記センサに異常が生じたと
き、この異常を検出する異常検出手段と、前記センサの
異常を前記運転者に報知する異常報知手段と、前記アク
セル部材の操作量が第1の所定操作量以下になると、最
小信号を出力する第1のスイッチと、前記アクセル部材
の操作量が第2の所定操作量以上になると、最大信号を
出力する第2のスイッチと、前記第1と第2のスイッチ
から出力される信号に基づいて作成される疑似信号を、
前記第1のスイッチから出力される前記最小信号に応じ
て減少させ、前記第2のスイッチから出力される前記最
大信号に応じて、前記最小信号に応じて減少するときよ
りも小さい変化量で連続的に増大させ、さらに前記第1
と第2のスイッチからのいずれの信号も出力されないと
き保持して出力する出力手段と、前記センサから出力さ
れるアクセル操作量に応じた信号に基づいて前記駆動手
段を制御する一方、前記異常検出手段において前記セン
サが異常と検出されるとともに、この異常が前記異常報
知手段にて前記運転者に報知され、かつ前記第2のスイ
ッチから前記最大信号が出力されたとき、前記出力手段
から出力される疑似信号に基づいて前記駆動手段を制御
する制御手段とを備えたことを特徴とするアクセルセン
サ異常処理装置という技術的手段を採用する。
【0006】
【作用】以上に述べた本発明のアクセルセンサ異常処理
装置の構成によると、センサはアクセル部材の操作量に
応じた信号を出力し、この信号に基づいて制御手段は駆
動手段を制御し、機関の出力は調節される。センサ正常
時には、上記のようにセンサからの信号に基づいて機関
出力は調節されている。一方、異常検出手段によってセ
ンサが異常と検出されるとともに、この異常が異常報知
手段にて運転者に報知され、かつ第2のスイッチから最
大信号が出力されたときには、出力手段で第1と第2の
スイッチからの出力信号に基づいて作成される疑似信号
によって制御手段は駆動手段を制御し、機関の出力は調
節される。
【0007】そして、センサ異常時において、運転者が
アクセル部材の操作量を第2の所定操作量以上にしたと
き、第2のスイッチからの最大信号に応じて疑似信号は
連続的に増大される。このため、機関出力は連続的に増
大される。また、運転者がアクセル部材の操作量を第1
の所定操作量以下にしたとき、第1のスイッチからの最
小信号に応じて疑似信号は減少される。このため、機関
出力は減少される。さらに、運転者がアクセル部材の操
作量を第1および第2の所定操作量の間に保持したと
き、疑似信号は保持される。このため、機関出力は保持
される。
【0008】なお、疑似信号が最大信号に応じて増大す
るときの変化量は、最小信号に応じて減少するときの変
化量よりも小さくされている。したがって、運転者がア
クセル部材の操作量を第1の所定操作量以下にしたと
き、素早く機関出力が減少するため減速が確実に行われ
る。一方、運転者がアクセル部材の操作量を第2の所定
操作量以上にしたとき、最小信号が出力されるときの機
関出力減少よりも緩やかな機関出力増大が得られるた
め、ゆっくりと加速される。このため、運転者は所望の
機関出力を得るタイミングを容易につかむことが可能と
される。
【0009】これによって、センサ異常時にも、運転者
はアクセルの操作量を調節することによって、自己の意
志に応じて連続的な機関出力コントロールが可能とされ
る。さらに、センサ異常が検出されたときの疑似信号に
よる駆動手段の制御、すなわち、センサ異常時のバック
アップ制御は、異常検出手段にてセンサ異常が検出され
るとともに、この異常が異常報知手段にて運転者に報知
され、かつ、第2のスイッチから最大信号出力された
ときに実行される。つまり、センサ異常時、異常報知手
段にてセンサの異常を知った運転者がアクセル部材を第
2の所定量以上となるよう操作しないと、バックアップ
制御へは移行されない。このため、第2のスイッチが最
大信号を出力するかどうかを判定することによって、確
実に運転者がこのバックアップ制御へ入る意志があるか
どうかを把握でき、その意志があるときに始めてバック
アップ制御へ移行する。従って、運転者の意志に応じて
適切なタイミングでバックアップ制御を実行することが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のアクセルセンサ異常処理装置
を適用した実施例を説明する。この実施例は、電子ガバ
ナを備えたディーゼル機関に適用したものであり、図1
にその構成を示す。また、図2はアクセルセンサの構成
を示す模式図である。
【0011】アクセルペダル1は、レバー2を介してア
クセルセンサ3に接続される。このアクセルセンサ3の
内部には、アクセルペダル1の踏込量に応じて電圧をア
ナログ的に出力するセンサ4と、フル側スイッチ5と、
アイドル側スイッチ6とが備えられる。このスイッチ5
はアクセル踏込量が最大(フル)となったときにON信
号を出力し、スイッチ6はアクセル踏込量が最小(アイ
ドル位置)となったときにON信号を出力する。そし
て、アクセルセンサ3から出力される信号は、ECU7
(エンジンコントロールユニット)に取り込まれて演算
処理され、電子ガバナ8aを装着した燃料噴射ポンプ8
へ送られる。そして、この信号を基に燃料噴射量制御が
実行される。
【0012】次に、図3に上記アクセルセンサ3に内蔵
されるセンサ4、スイッチ5、6のアクセルの踏込量に
対する出力値の特性を示す。図3(a)、(b)に示す
ようにフル側スイッチ5およびアイドル側スイッチ6
は、アクセルペダル1の踏込量が所定量となったときに
ONされる。また、図3(c)に示すようにセンサ4の
出力値VAが、アクセルペダル1の踏込量に応じてアナ
ログ出力される。ここで、アクセルペダル1の踏込量が
最小位置A1付近のA2のとき、アイドル側スイッチ6
がONするように設定される。これによってアクセルペ
ダル1が最小付近となったとき、確実にアイドル側スイ
ッチ6がONされるようになる。また、アクセル踏込量
がA2となったとき、センサ4は出力値VIを出力す
る。一方、アクセルペダル1の踏込量が最大位置B1付
近のB2のとき、フル側スイッチ5がONするように設
定される。このとき、センサ4は出力値VFを出力す
る。
【0013】なお、図3(c)で示されるV1、V2は
センサ4が正常であれば出力されない電圧値である。図
4は、図3で得られたセンサ出力VAをECU7にて、
アクセル踏込量信号ACCPに変換するときの特性図で
ある。すなわち、上記センサ出力値VIをアクセル踏込
量0(%)、VFをアクセル踏込量100(%)と判断
する。そしてこの出力値VI〜VF間のセンサ出力値V
Aをもとにアクセル踏込量信号ACCP(%)を演算す
る。なお、センサ出力は単位時間毎にA/D変換され、
そのときの電圧VAをもとにACCPに変換される。そ
して、このACCPがECU7から電子ガバナ8aへ出
力され、機関に噴射される燃料噴射量がこのACCPに
応じて決定される。そして、この燃料噴射量に応じて機
関の出力がコントロールされる。
【0014】図5は、センサ出力電圧の異常判定フロー
である。以下、このフローチャートを基にセンサ出力電
圧異常判定を説明する。S10において、アイドル側ス
イッチ6がONかつセンサ出力電圧VAがV1以下、ま
たはフル側スイッチ5がONかつセンサ出力電圧値VA
がV2以上のときには、センサ出力電圧は異常であると
判定し、S11へ進む。
【0015】次にS11でアクセル踏込量信号ACCP
=0(%)と処理される。これによって、機関は安全側
のアイドル位置に固定される。そして、S12で警告ラ
ンプを点灯させることによって運転者へ異常を知らせ
る。
【0016】図6は、図5のフローにてセンサ4が異常
判定された際のバックアップ制御を示すフローチャート
である。S201にて、アイドル側スイッチ6がONか
らOFFされたかどうか、すなわち運転者がアクセルペ
ダル1を踏込んだかどうかを判定する。そして、この判
定が肯定“Y”ならばS202へ進み、S202でフル
側スイッチ5がOFFからONされたかどうか、すなわ
ち運転者がアクセルペダル1を最大まで踏込んだかどう
かを判定する。一方、S201、S202での判定が否
定“N”ならばS209へ進み、アクセル踏込量信号A
CCP=0(%)のままとする。
【0017】上記S201、S202は、運転者がこの
制御に入る意志があるかどうかを判定するものである。
つまり、センサ4の異常時に、運転者がアクセルペダル
1を最大まで踏込んでフル側スイッチ5がONされたと
き始めてこのルーチンは実行される。
【0018】S202で“Y”であるならば、S203
へ進み、所定の疑似アクセル踏込量X(%)をACCP
にストアする。そして、S204にて、所定疑似アクセ
ル踏込量α(%)をACCPに加算し、ACCPを更新
させる。
【0019】次にS205にて、ACCPがあらかじめ
設定された最大疑似アクセル踏込量Z(%)以下である
かどうかを判定する。そして、Z(%)以下ならば、S
206へ進み、フル側スイッチ5がONからOFFされ
たかどうか、すなわちアクセルペダル1の踏込量が最大
にされなくなったかどうかを判定する。S206で
“Y”ならば、S207にて、その時点でのACCPを
そのまま保持する。一方、S206にて、“N”ならば
S204へ戻り、さらにACCPにαが加算されてAC
CPは更新される。なお、このZ(%)は、実際の最大
アクセル踏込量よりは小さく設定されている。
【0020】また、S205で“N”となったときS2
07へ進み、ACCPは上記最大疑似アクセル踏込量Z
(%)で保持される。これによって、バックアップ時の
ACCPはZ(%)までとなるため、センサ異常時にも
かかわらず、ACCPが必要以上に増大して車両速度が
過度に上昇することが防がれる。
【0021】次にS208において、アイドル側スイッ
チ6がOFFからONされたかどうか、すなわち運転者
がアクセルペダル1を最小にしたかどうかを判定する。
S208で“Y”ならば、S209にてACCP=0
(%)が出力される。一方、S208で“N”ならば、
S210へ進み、フル側スイッチ5がOFFからONさ
れたかどうか、すなわち、再びアクセルペダル1が最大
に踏込まれたかどうかを判定する。S210で“N”な
らば、S207へ進み、前回S207で保持されたAC
CPを再び保持する。一方、S210で“Y”ならば、
アクセルペダル1は再び最大に踏込まれたため、S20
7で保持されたACCPをさらに増大させるため、S2
05へ戻される。そして、S205において、このとき
のACCPが最大疑似アクセル踏込量Z(%)を越えて
いないかどうか、さらにフル側スイッチ5がいまだにO
Nされているかどうかを判定したうえでS204へ進
む。
【0022】以上の構成により、センサ4の異常時、ア
クセルペダル1が最大に踏込まれ、フル側スイッチ5の
みONであるときには、所定疑似アクセル踏込量αがA
CCPに加算される。すなわち、スイッチ5がONされ
ている時間に応じてACCPは連続的に増大する。そし
て、フル側スイッチ5がONからOFFされ、フル側ス
イッチ5とアイドル側スイッチ6とがともにOFFされ
ると、この時点でのACCPが保持される。さらに、ア
イドル側スイッチ6がONされると、ACCPが0
(%)とされる。このため、センサ異常時にも、運転者
は、アクセルペダル1を最大に踏込むことによって、連
続的に機関出力を増大させることができるとともに、ア
クセルの踏込量を調整することによって、所望の機関出
力を得ることができる。これによって、運転者の意志に
応じて連続的な機関出力コントロールができる。
【0023】なお、この実施例では、図6のS208に
おいてアイドル側スイッチ6がOFFからONされた場
合、S209にてACCP=0(%)としているが、A
CCPを徐々に減少させ、0(%)に近づけるようにし
てもよい。ただし、このときのACCPの減少割合は、
S204にてACCPを加算していくときの増大割合よ
りも大きく設定する。これによって、急にACCP=0
(%)となることによって車両にショックが発生するこ
とを防止できるとともに、運転者が車両を減速させたい
とき、確実に機関出力を減少させることがでる。また、
このときのS204におけるACCPの増大割合が、A
CCPの減少割合よりも小さくなっているため、運転者
がアクセルペダル1を最大に踏込んだとき、車両はゆっ
くりと加速していく。このため、運転者は所望の機関出
力を得るタイミングを容易につかむことができる。
【0024】また、この実施例では、フル側スイッチ5
がONしたときに、一定の割合でACCPを上昇させて
いる。しかし、フル側スイッチ5がONしてから所定時
間内あるいは所定ACCP値までは、ACCPの上昇割
合を小さくし、その後に上昇割合を大きくしてもよい。
これによって、アクセルペダル1が最大に踏込まれ、フ
ル側スイッチ5がONとなったときに、出力が急激に上
昇し、車両が急発進することが防止される。
【0025】また、この実施例では、フル側スイッチ5
がONしたときに、直線的にACCPを上昇させている
が、曲線的にACCPを上昇させてもよい。これによっ
て、運転者がアクセルペダル1を最大に踏込んだとき
に、滑らかな機関出力を得ることができるので、運転性
を向上させることが可能となる。
【0026】また、ACCPの増加量は、フル側スイッ
チ6がONされている時間に応じて決められているが、
これに限らずフル側スイッチ6がONされる回数に応じ
て決めてもよい。
【0027】また、この実施例では、センサ異常時にお
ける異常処理を、燃料噴射量を調整することによって機
関出力をコントロールするディーゼル機関に適用した。
しかし、ディーゼル機関に限らず、アクセルの踏込量に
応じてスロットルバルブの開度を調節し、機関に吸入さ
れる空気量を調整することによって機関の出力をコント
ロールするガソリン機関に本発明を適用してよい。
【0028】また、この実施例では、図5のフローチャ
ートのS10においてアイドル側スイッチ6がONかつ
センサ出力電圧VAがV1以下、またはフル側スイッチ
5がONかつセンサ出力電圧値VAがV2以上であった
ときセンサ4の異常を検出している。しかし、センサ異
常検出は上記実施例に限らず、センサ4の断線等を検出
することによってセンサ異常を検出してもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明のアクセルセンサ異常処理装置の
構成および作用によると、センサ異常時、出力手段より
疑似信号が制御手段へ出力される。この疑似信号によっ
て、運転者はアクセル部材の操作量を第2の所定操作量
以上としたとき、徐々に機関出力を増大させることがで
きる。さらに、所望の機関出力となったときには、アク
セル部材の操作量を第1と第2の所定操作量の間に保持
することによって、この機関出力を保持できる。また、
アクセル部材の操作量を第1の所定操作量以下とするこ
とによって、機関出力を減少することができる。したが
って、運転者はアクセル部材の操作量を調節することに
よって、自己の意志に応じて連続的な機関出力コントロ
ールができる。さらに、センサ異常時のバックアップ制
御は、異常検出手段にてセンサ異常が検出されるととも
に、この異常が異常報知手段にて運転者に報知され、
つ、第2のスイッチから最大信号出力されたときに実
行されるため、運転者がバックアップ制御へ入る意志が
あるかどうかを確実に把握することができる。従って、
運転者の意志に応じて適切なタイミングでバックアップ
制御を実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディーゼル機関の構成図であ
る。
【図2】本実施例のアクセルセンサの構成図である。
【図3】アクセル踏込量に対するセンサ、アイドル側ス
イッチ、フル側スイッチの出力値の特性図である。
【図4】アクセル踏込量信号ACCPに対するセンサ出
力値の特性図である。
【図5】センサ出力電圧の異常判定フローチャートであ
る。
【図6】センサ出力異常時のバックアップ制御を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 アクセルペダル 3 アクセルセンサ 4 センサ 5 フル側スイッチ 6 アイドル側スイッチ 7 ECU

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者によって操作されるアクセル部材
    と、 前記アクセル部材の操作量に応じた信号を出力するセン
    サと、 機関の出力を調節する駆動手段と、 前記センサに異常が生じたとき、この異常を検出する異
    常検出手段と、前記センサの異常を前記運転者に報知する異常報知手段
    と、 前記アクセル部材の操作量が第1の所定操作量以下にな
    ると、最小信号を出力する第1のスイッチと、 前記アクセル部材の操作量が第2の所定操作量以上にな
    ると、最大信号を出力する第2のスイッチと、 前記第1と第2のスイッチから出力される信号に基づい
    て作成される疑似信号を、前記第1のスイッチから出力
    される前記最小信号に応じて減少させ、前記第2のスイ
    ッチから出力される前記最大信号に応じて、前記最小信
    号に応じて減少するときよりも小さい変化量で連続的に
    増大させ、さらに前記第1と第2のスイッチからのいず
    れの信号も出力されないとき保持して出力する出力手段
    と、 前記センサから出力されるアクセル操作量に応じた信号
    に基づいて前記駆動手段を制御する一方、前記異常検出
    手段において前記センサが異常と検出されるとともに、
    この異常が前記異常報知手段にて前記運転者に報知さ
    れ、かつ前記第2のスイッチから前記最大信号が出力さ
    れたとき、前記出力手段から出力される疑似信号に基づ
    いて前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とするアクセルセンサ異常処理装置。
  2. 【請求項2】 運転者によって操作されるアクセル部材
    と、 前記アクセル部材の操作量に応じた信号を出力するセン
    サと、 機関の出力を調節する駆動手段と、 前記センサに異常が生じたとき、この異常を検出する異
    常検出手段と、前記センサの異常を前記運転者に報知する異常報知手段
    と、 前記アクセル部材の操作量が第1の所定操作量以下にな
    ると、最小信号を出力する第1のスイッチと、 前記アクセル部材の操作量が第2の所定操作量以上にな
    ると、最大信号を出力する第2のスイッチと、 前記第1と第2のスイッチから出力される信号に基づい
    て作成される疑似信号を出力する出力手段と、 前記センサから出力されるアクセル操作量に応じた信号
    に基づいて前記駆動手段を制御する一方、前記異常検出
    手段において前記センサが異常と検出されるとともに、
    この異常が前記異常報知手段にて前記運転者に報知さ
    れ、かつ前記第2のスイッチから前記最大信号が出力さ
    れたとき、前記出力手段から出力される疑似信号に基づ
    いて前記駆動手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とするアクセルセンサ異常処理装置。
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